JPH03163053A - 縮環フェノール誘導体およびその用途 - Google Patents

縮環フェノール誘導体およびその用途

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JPH03163053A
JPH03163053A JP2206008A JP20600890A JPH03163053A JP H03163053 A JPH03163053 A JP H03163053A JP 2206008 A JP2206008 A JP 2206008A JP 20600890 A JP20600890 A JP 20600890A JP H03163053 A JPH03163053 A JP H03163053A
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俊二 成戸
Yuichi Sugano
祐一 菅野
Keiichi Matsuda
啓一 松田
Masahiko Sugimoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目的〕 《産業上の利用分野》 本発明は、優れた神経成長因子( Nervegrow
th facLor以下、NGFと略す)産生分泌促進
作用を有する新規な化合物に関するものである。
11上の利用技術及び従来の技術〉 !954年Levl−Montalelnl  らによ
って発見されたNGF は、神経組織の戊長や機能維持
に必要な栄養、戚長因子の一つである。近年、末梢神経
損傷の回復を早め、中枢機能傷害、とくにアルッハイマ
ー庸呆症や脳虚血病態モデルの治療に有効であることが
知られるようになったが、高分子蛋白(分子量、+*o
no會ar 1万3千、dimer 2万6千〉である
ため投与法や安全性に問題がある。
アドレナリン、ノルアドレナリンなどのカテコ一ル類神
経伝達物質およびa似のカテコール化合物がNGF生戊
を促進することが知られているが、目的とする生理作用
以外の作用特に神経興奮作用などを持たないことが望ま
しい。
(当該発明が解決しようとする問題点)本発明者等は、
神経成長因子産生分泌促進作用を有する誘導体の合成と
その薬理活性について永年に亘り鋭意研究を行なった結
果、既知の神経成長因子産生分泌促進剤とは全く構造を
異にする新規な化合物が優れた神経成長因子産生分泌促
進作用を有することを見出し、本発明を完成した。
[発明の構成] 本発明は、新規な神経成長因子産生増加作用を有する [式中、R1は水素原子又は水酸基の保護基を示し、R
2はアルキル基、アリール基と縮環していてもよい冫ク
ロアルキル基、アリール基、アラルキル基または復素環
基を示し、R3は水素原子またはR2と同義語を有する
基を示すが、R2とR3は一緒になって隣接する窒素原
子と共に環状アミ7基を形成していても良い。nはl乃
至3の整数を示し、kおよびmはO乃至3の整数を示す
nが2または3である場合には、Rlは異なった上記の
基を示すことができる。点線部分は単結合又は二重結合
を示す。〕 で表わされる縮環フ品ノール誘導体及びその薬理上許容
される塩に関するものである。
本発明における好適な化合物としては、前記一般式(1
)において、 Rlは水素原子:水酸基の保護基、すなわち、反応にお
ける保護基並びに生体に投与する際のプロドラッグ化の
ための保護基を示し、例えば、メチル、エチル、プロビ
ル、イソブロビル、ブチル、イソブチル、S−ブチル、
t−ブチル、べ冫チル、ヘキシルのような低級アルキル
基;ホルミル、アセチル、プロビオニル、ブチリル、イ
ンブチリル、ベンタノイル、ピバロイル、バレリル、イ
ンバジリル、ヘキサノイル、オクタノイル、ラウロイル
、パルミトイル、ステアロイルのようなアル牛ルカルボ
ニル基、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロ
ロアセチル、トリフルオロアセチルのようなハロゲン化
アルキルカルボニル基、メトキシアセチルのような低級
アルコ牟シアル亭ルヵルボニル基、(E)−2−メチル
−2−ブテノイルのような不飽和アルキルカルボニル基
等の脂肪族アシル基;ベンゾイル、α−ナフトイル、β
−ナフトイルのようなアリールカルボニル基、2−プロ
モベンゾイlレ、4−クロロベンゾイルのようなハロゲ
ン化アリールカルボニル基、2,4.6−}リメチルベ
ンゾイル、4−トルオイルのような低級アルキル化アリ
ールカルボニル基、4−アニンイルのような低級アルコ
キシ化アリールヵルボニル基、4一ニトロベンゾイル、
2−ニトロベンゾイルのようなニトロ化アリールカルボ
ニル基、2−(メトキシカルボニル〉べ冫ゾイルのよう
な低級アルコ牛シカルボニル化アリール力ルボニル基、
4−フェニルベンゾイルのようなアリール化アリールカ
ルボニル基等の芳香族アシル基:テトラヒドロピラン−
2−イノレ、3−プロモテトラヒドロピランー2−イル
、4−メトキシテトラヒドロビラン−4−イル、テトラ
ヒド口チオビラン−2−イル、4−メトキンテトラヒド
クチオビラン−4−イルのようなテトラヒドロピラニル
又はテトラヒド口チオピラニル基:テトラヒドロフラン
−2−イル、テトラヒドロチオフラン−2−イルのよう
なテトラヒドロフラニル又はテトラヒドロチオフラニル
基;トリメチルシリル、トリエチルシリル、インプロビ
ルジメチルシリル、t−プチルジメチルシリル、メチル
ジイソプロビルシリル、メチルジー【−プチルシリル、
トリイソブロピルシリルのようなトリ低級アルキルシリ
ル基、ジフェニルメチルシリル、ジフェニルブチルシリ
ル、ジフェニルイソプロビルシリル、フェニルジイソプ
ロピルンリルのようなl乃至2個のアリール基で置換さ
れたトリ低級アル牛ルシリ〜基等のシリル基;メト牛冫
メチル、1.1−ジメチル−1−メトキシメチル、エト
牛シメテル、プロポ牛シメチル、インプロポキシメチル
、ブト牛シメチル、t−プトキシメチルのような低級ア
ルコキシメチル基、2一メトキシエトキシメチルのよう
な低級アルコキシ化低級アルコキシメチル基、2,2.
2−トリクロロエトキシメチル、ピス(2−クロロエト
牛シ〉メチルのようなハロゲン化低級アルコキシメチル
等のアルコ牛シメチル基;1−エトキシエチル、l−メ
チルーl−メトキシエチル、l−(イソプロポ牛冫)エ
チルのような低級アルコキシ化エチル基; 2 1 2
 1  2−トリクロロエチルのようなハロゲン化エチ
ル基;ベンジル、フェネチル、3一フェニルプロビル、
α−ナフチルメチル、β−ナフチルメチル、ジフェニル
メチル、トリフェニルメチル、α−ナフチルジフェニル
メチル、9−アンスリルメチルのような1乃至3個のア
リール基で置換された低級アルキル基、4−メチルベン
ジル、2、4、6−トリメチルベンジル、3,4.5−
トリメチノレベンジノレ、4−メトキシベンジノレ、4
−メト牛シフェニルジフェニルメチル、2−二トaベン
ジル、4−ニトaベンジル、4−クロaベンジル、4−
プロモベンジル、4−シアノベンジル、4−シアノベン
ジルジフエニルメチル、ビス(2−ニトロフエニル)メ
チル、ピペロニルのよウrx 低級アル牛ル、低級アル
コキシ、ニトロ、ハaゲン、シアノ基でアリール環が置
換されたl乃至3個のアリール基で置換された低級アル
ヰル基等のアラルキル基;メトキシカルボニル、エトキ
ンカルボニル、t−ブトキシカルボニル、インブト牛シ
力ルボニルのような低級アルコキシカルポニル基、2,
2.2−トリクロロエトキシカルボニル、2−トリメチ
ルンリルエトキシカルボニルのようなハロゲン又はトリ
低級アルキルシリル基で置換された低級アルコ牛シカル
ポニル基等のアルコヰシカルボニル基;ビニルオキシカ
ルボニル、アリルオキシカルボニルのようなアルケニル
オキシカルポニル基;べ冫ジルオ牛シカ,ルボニル、4
−メトキシベンジルオキシカルボニル、・3.  4−
ジメトキシベンジルオ手シカルボニル、2−ニトロベン
ジルオキシカルボニル、4−ニトロベンジルオキシカル
ボニルのような、l乃至2@の低級アルコキシ又はニト
ロ基でアリール環が置換されていてもよいアラルキルオ
キシカルボニル基;nが2の場合には、オルト位のRl
が一緒になって示すメチレン、メチルメチレン、エチレ
ン、プロピレン、トリメチレン、テトラメチレン、1ー
メチルトリメチレン、2−メチルトリメチレン、3−メ
チルトリメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレンの
ような炭素数1乃至6個のアルキレン基;メチリデン、
エチリデン、インプロビリデンのような低級アルキリデ
ン基;ベンジリデンのようなアラルキリデン基又はメト
牛シエチリデン、エトキシエチリデンのようなアルコキ
シエチリデン基等の反応における保護基並びに前記の脂
肪酸および芳香族アシル基;ピバロイルオキシメチルオ
キシカルポニルのような脂肪族アシルオキシアルキルオ
キシカルボニル基;3−カルボキシプロパノイル、3−
エトキシカルボニルプロパノイル、4−カルポ手シブタ
ノイルのようなエステル化されてもよいカルボキシ置換
脂肪族アシル基;カルバモイル、ジメチルカルバモイル
、ジエチルカルパそイルのようなアルキル化されていて
もよいカルバモイル基;またはグリシル、N−7セチル
グリシル、アラニル、N−アセチルアラニル、アルギニ
ル、リジルのようなアシル化されてもよいアミノ酸アシ
ル基等のプロドラッグを形成するための生体内で加水分
解されやすい保謹基を示す。
R2は例えば、メチル、エチル、プロビル、イソプロビ
ル、プチル、イソプチル、S−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデシル
のような炭素数1乃至18個の直鎖状若しくは分技鎖状
のアルキル基;シクロプロビル、シクロブチル、シクロ
ヘキシル、ノルボルニル、アダマンチル、2−インダニ
ルのようなアリール基と縮環していてもよい炭素数3乃
至lO個のシクロアル牛ル基;フェニル、ナフチルのよ
うな炭素数6乃至to(1のアリール基;ベンジル、フ
ェネチル、3−7ェニルプロピルのような炭素数7乃至
9個のアラルキル基:またはフリル、チェニル、ベンゾ
[blチェニル、テトラヒドロベンゾ[b]チェニル、
ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、
インキサ/リル、チアゾリル、インチアゾリル、トリア
ゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピラニル、ピ
リジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ビラジニル、
インドリル、キノリル、インキノリル、ペンズイミダゾ
リル、ブリニルのような窒素原子、酸素原子または硫黄
原子を1乃至3個含有する縮合していてもよい5乃至7
員複素理基を示す。
上記のアリール基、アラルキル基および複素環基は、環
上にl乃至4個の下記より遇択される置換基を有してい
てもよく、該置換基としては、例えばメチル、エチル、
プaビル、イソプロビル、ブチル、イソブチル、S−ブ
チル、t−ブチル、ヘンチル、ヘキシルのような低級ア
ルキル基;メト牛シ、エトヰシ、プロポキシ、インプロ
ポキシのような低級アルコキシ基、水酸基、フッ素、塩
素、臭素、沃素のようなハロゲン原子、フルオロメチル
、トリフルオaメチル、トリクロロメチル、ジフルオロ
メチル、ジクロロメチル、ジプロモメチル、2、2、2
−トリクロロエチル、2、2、2−トリフルオロエチル
、2−プロモエチル、2一クロロエチル、2−フルオロ
エチル、2、2−ジブロモエチルのようなハロゲン化低
級アルキル基、メチレンジオキシ、エチレンジオ牛シ、
プロピレンジオ牛シのようなオルト位置換の低級アルキ
レンジオキシ基、ニトロ基、アミノ基、ジメチルアミハ
ジエチルアミノのようなジ低級アル牛ルアミノ基、冫ア
ノ基、カルボ牛シ基、メトヰシカルポニル、エトキシカ
ルボニル、プロポキシカルボニル、インブロポキシカル
ボニルのような低級アルコキシカルボニル基、カルボモ
イル基、アセチル、プロピオニル、ブチリルのような低
級脂肪族アシル基、ベンゾイル、p−クロルベンゾイル
、p−アニンイルのような芳香族アシル基を挙げること
ができる。
R3は水素原子または前記のR2と同意義を有する基を
示すが、例えば1−ピロリジニル、ピペリジハモルホリ
ハチオモルホリハ1−ピペラジニル、4−メチル−1−
ピベラジニルのようなR2とR3が一緒になって隣接す
る窒素原子と共に5乃至6員璋状アミノ基を形成しても
よい。
本発明の化合物(1)は、薬理学上許容される無毒性塩
とすることができるが、そのような塩としては、好適に
はナトリウム塩、カリウム塩又はカルシウム塩のような
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩;弗化水素酸塩
、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩のようなハロゲ
ン化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等
の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタン
スルホン酸塙、エタンスルホン酸塩のような低級アルキ
ルスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエン
スルホン酸塩のようなアリールスルホン酸塩、フマール
酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マ
レイン酸塩等の有機酸塩及びグルタミン酸塙、アスパラ
ギン酸塩のようなアミノ酸塩をあげることができる。
本発明の化合物は、Rl又はR2に不斉炭素を含む場合
、立体異性体が存在するが、その各々、あるいはそれら
の混合物のいずれも本発明に包含される。
前記一般式(1)で表わされる特に好適な化合物として
は、 R1が水素原子;アセチル、ベンゾイル、ピバロイルオ
キシメチルオキンカルボニル、3−カノレボキシプロパ
/イル、グリシルのようなブロドラ・ノグを形成する水
酸基の保護基を示し、R2がアダマンチルのようなシク
ロアル牛ル基;2乃至3個の塙素原子若しくは臭素原子
で置換されたフェニルのようなアリール基;メトヰシカ
ルボニルで置換されたチェニル、テトラハイドロベンゾ
[blチェニルのような複素環基を示し、 R3としては水素原子を示し、 nが2または3を示し、 1が0又はl%mが1.2又は3を示す化合物を挙げる
ことができる。
本発明の化合物(1)は、以下に記載する方法によって
製造することができる。
上記式中、Rl’は前記の水酸基の保護基、Xはハロゲ
ン原子を示し、Rl,R2及びR3は前述したものと同
意義を示す。
一般式で示される水酸基が保護された酸ハロゲン化物(
例えば、参考例に示すようにして得られた化合物)と、
式(II+)で示されるアミン(これは既知の化合物で
あるか、あるいは既知の手段を使用して容易に製造する
ことができる)との反応は、不活性溶媒、塩素化炭化水
素、エーテル又は炭化水素、例えば、塩化メチレン、テ
トラハイドロフラン又はトルエン中でピリジン、トリエ
チルアミン、4−ジメチルアミノピリジン等の塩基の存
在下、反応温度はーlO℃乃至50℃ で行なわれるが
、好適には、O℃ 乃至30℃ である。反応時間は、
主に反応温度、原料化合物又は使用される溶媒の種類に
よって異なるが、通常1時間乃至3時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(1〉は、常法に従っ
て反応混合物から採取される。例えば、反応混合物に水
と混和しない有機溶媒を加え、水洗後、溶剤を留去する
ことによって得られる。得られた目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈殿又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。使用される溶媒としては
、目的化合物をある程度溶解するものであれば特1ニ限
定はないが、好適には、ぺ冫ゼン、トルエン、キシレン
のような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロロ
ホルムのようなハロゲン化炭化水素類:酢aエチル、酢
酸プロビル のようなエステル類;エーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジメトキンエタンのようなエ
ーテル類;メタノール、エタノール、n−プロパノール
、インプロパノール、n−ブタ/−ル、インブタノール
、イソアミルアルコールのようなアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
ホスホロトリアミドのようなアミド類:ジメチルスルホ
キシドのようなスルホキシド類を挙げることができる。
ついで、必要に応じて行なわれる水酸基の保護基R1゜
の除去は、その種類によって異なるが、一般にこの分野
の技術において周知の方法によって以下の様に実施され
る。
水酸基の保護基として、トリ低級アルキルシリル基を使
用した場合には、通常フフ化テトラブチルアンモニウム
のようなフッ素アニオンを生成する化合物で処理するこ
とにより除去する。反応溶媒は反応を阻害しないもので
あれば特に限定はないが、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンのような工一テル類が好適である。反応温度及び反
応時間は特に限定はないが、通常室温でlO乃至18時
間反応させる。
水酸基の保護基が、アラルキルオキシ力ルボニル基又は
アラルキル基である場合には、通常、還元剤と接触させ
ることにより除去することができる。例えば、パラジウ
ム炭素、白金、ラネーニッケルのような触媒を用い、常
温にて接触還元を行なうことにより達成される。反応は
溶媒の存在下に行なわれ、使用される反応溶媒としては
本反応に関与しないものであれば特に限定はないが、メ
タノール、エタノールのようなアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、ジオ亭サンのようなエーテル類、酢酸のよ
うな脂肪酸又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒が好
適である。反応温度及び反応時間は出発物質及び使用す
る還元剤等によって異なるが、通常はO℃乃至室温で、
5分乃至12時間である。
又、液体アンモニア中若しくはメタノール、エタノール
のようなアルコール中において、−78℃〜−20℃で
、金属リチウム若しくはナトリウムを作用させることに
ようても除去できる。
水酸基の保護基が、脂肪族アシル基、芳香族アシル基又
はアルコキシカIレボニル基である場合には、溶媒の存
在下に、塩基で処理することにより除去することができ
る。塩基としては、化合物の他の部分に影響を与えない
ものであれば特に限定はないが、好適にはナトリウムメ
トヰシドのような金属アルコラート類、アンモエア水、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭
酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアル
カリ金属水酸化物又は濃アンモニアーメタノールを用い
て実施される。使用される溶媒としては通常の加水分解
反応に使用されるものであれば特に限定はなく、水、メ
タノール、エタノール、n−プロパノールのようなアル
コール類若しくはテトラヒドロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類のような有機溶媒又は水と有機溶媒との
混合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間は出発物
貿及び用いる塩基等によって異なり、特に限定はないが
、副反応を抑制するために、通常はO’C乃至!50℃
で、l乃至10時間である。
水酸基の保護基が、アルコキシメチル基、テトラヒドロ
ピラニル基、テトラヒドロフラニル基又は置換されたエ
チル基である場合には、通常溶媒中で酸で処理すること
により除去することができる。使用される酸としては、
好適には塩酸、酢酸−Wta、p−トルエンスルホン酸
又は酢酸等である。使用される溶媒としては本反応に関
与しないものであれば特に限定はないが、メタノール、
エタノールのようなアルコール類;テトラヒド口フラン
、ジオキサンのようなエーテル類又はこれらの有機溶媒
と水との混合溶媒が好適である。反応温度及び反応時間
は出発物質及び用いる酸の種類等によって異なるが、通
常はO℃乃至50℃で、10分乃至18時間である。
水酸基の保護基が、アルケニルオキシカルボニル基であ
る場合は、通常前記水酸基の保護基が脂肪族アシル基、
芳香族アンル基又はアルコキシカルボニル基である場合
の除去反応の条件と同様にして塩基と処理することによ
り脱離させることができる。尚、アリルオ牛シカルボニ
ルの場合は、特にパラジウム及びトリフェニルホスフィ
ン若しくはニッケルテトラカルボニルを使用して除去す
る方法が簡便で、副反応が少なく実施することができる
以下の参考例および実施例は既知の原料化合物から本発
明の化合物を製造する方法を例示するものである。前記
に記述されている本発明は、これらの例により制限され
るものではない。
参考例l 窒素気流下、6.7−ジメトキシー1−テトラロン2.
78 g ( 0.0135 mol )を100 g
+1 の炭酸ジメチルに溶解し、0.26gのナトリウ
ムメトキシドを加え、5時間加熱還流した。冷却後反応
液を、2N酢酸水溶液で中和し、酢酸エチルを加えた後
、これを炭酸水素ナトリウム水、0.5N塩酸で順次洗
浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留去
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
すると、表記目的化合物が白色桔晶2.8g ( O 0106 mol 74.5 %)として得られ た。
参考例2 参考例1の化合物1 g ( 0.038 mol )
を、酢酸So ml メタノール30 ml の混合溶
媒に溶解し、10 %パラジウム炭素触媒で水素添加を
行なった。
約170 ml の水素を吸収させたのち、パラジウム
炭素触媒を濾別し、溶媒を留去して、表記目的化合物0
.91 g ( 3.64 mmol. 98.3 %
 )の白色結晶を得た。
参考例3 0.9gの参考例2の化合物を47%臭化水素水30 
ml に溶解し4時間加熱還流した。濃縮後、水冷下水
を加え攪拌して得られる結晶を濾取すると、表記目的化
合物の淡黄色結晶0.7 g  ( 3.361嘗o1
. 98.8 % )が得られた。
参考例4 0.7gの参考例3の化合物を無水酢酸3o−1 に溶
解し、硫酸l滴を加え2時間攪拌した。ここに水を30
嘗1加えさらに2時間攪拌した。エーテルを加えて、水
、飽和食塩水で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を留去した。
残渣にトルエンを加え残存する酢酸を共沸して除くと、
0.96 @  ( 3.H s+mol. 9?,8
 % ) (D表記目的化合物を得た。
参考例5 1.9 g  ( 7.19 mmol )の参考例l
の化合物をメタノール30鳳1 に溶解し、水素化ホウ
素ナトリウム4gを45℃で20分間で加えた。さらに
40分攪拌の後、溶媒を約半分濃縮し酢酸エチルを加え
て炭酸水素ナトリウム水、0.5N塩酸、飽和食塩水で
順次洗浄した。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後
、溶媒を留去すると、1.9 g( 7.14■園o1
. 99.3%)の表記化合物を得た。
参考例6 6.7−ジメトキシー3.4−ジヒドロ−2−ナフトエ
酸 1.9 gの参考例5の化合物を70■Iのジクロルメ
タンに溶解し0℃でトリエチルアミン2.98■1、塩
化チオニル0.78 ml を順次加え室温として1時
間攬拌した。ここにO℃で水、及び酢酸エチルを加え炭
酸水素ナトリウム水、0.5 N塩酸、飽和食塩水で順
次洗浄し、有機層を無水硫酸ナトーJウムで乾.燥し溶
媒を留去し、表記化合物を得た。
参考例7 6.7−とドロキシ−3.4−ジヒドロ−2−ナフト工
酸 参考例6で得られた化合物を51l のジクロルメタン
に溶解し窒素気流下−78℃で3臭化ホウ素のIMジク
ロルメタン溶液を301l滴下した。
室温まで昇昌し3時間攪拌した。冷却後反応岐を氷水に
あけ!時間攪拌し酢酸エチルで抽出した。
これを飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウム、活性炭
と処理したのち[1を留去した。残液はシリカゲルカラ
ムクロマトグラ7イーで分離精製して、0.63 g 
 ( 3.lH mmol, 42.9鵞)の白色結晶
の表記目的化合物を得た。
参考例8 ナフトエ酸 0.7gの参考例7の化合物を無水酢酸30ml に溶
解し硫酸1滴を加え2時間攪拌した。ここに水を30鵬
!加えさらに2時間攪拌した。エーテルを加えて、水、
飽和食塩水で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後溶媒を留去した。残渣にトルエンを加え残存する酢
酸を共沸して除くと、0.96 i  ( 3.211
 vr鵬o1, 97.8%〉の表記目的化合物を得た
実施例l アミド 0.17 g  ( 0.58嘗−o1 )の参考例4
の化合物(6會1 ジクロルメタン溶液〉にジメチルホ
ルムアミド1滴を加え0℃に冷却した。ここに塩化オキ
ザリル0.4gを加え、室温に昇温して2時間攪拌した
のち溶媒を完全に留去し乾固した。これをSml のジ
クロルメタンに溶解し、2.4−ジクロルアニリン0.
113 g  ( 0.71mol )およびトリエチ
ノレアミン0.O?I B  ( 0.7 mmol 
)を加え3時間攪拌した。ここに酢酸エチルを加え水、
および希炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で順次洗浄
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離精製すると、0.201 g( 0.4611論
o1. 79.2%)の 表記目的化合物を得た。
融点 166〜168℃ 実施例2 N−(3−キノリル)−6.1−ジアセトキシー1.+
+ 0 0.17 g  ( 0.58 mmol )の参考例
4のイヒ合物( 6日1  ジクロルメタンi容fi)
lこジメチノレホノレムアミド1滴を加えO℃に冷却し
た。ここεこ塩イヒオキザリル0.4gを加え、室温に
昇湿して2時間攪拌したのち溶媒を完全に留去し乾固し
た。これを6 ml のジクロルメタンに溶解し、3−
アミノキノリン0.084 g  ( 0.58 e+
mol )および} IJエチルアミン0.088 m
g  ( 0.82 m璽01)を加え3時間攪拌した
。ここに酢酸エチノレを加え水、および希炭酸水素ナ}
 IJウム水、飽和食塩水で順次洗浄し、有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残渣を
ンリカゲノレカラムクロマトグラフイーで分離精製する
と、0,207 g  ( 0.495 mmol. 84.1% 〉の表記目的化合物を得た。
融点 194〜196℃ 実施例3 0.13 g  ( 0.45 wool )の参考例
4の化合物( 6m’l  ジクロルメタン溶液)にジ
メチルホノレムアミド1滴を加えO℃に冷却した。ここ
に塩化オキザリル0.4gを加え、室温に昇昌して2時
間攪拌したのち溶媒を完全に留去し乾固した。これを6
重1のジクロルメタンに溶解し、l−アダマンチルアミ
ン 0.06? g  ( 0.58■■ol )およ
びトリエチルアミン0.Of+Il mg  ( 0.
67 mmol )を加え3時間攪拌した。ここに酢酸
エチルを加え水、および希炭酸水素ナトリウム水、飽和
食塩水で順次洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後、溶媒を留去した。残渣はシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで分離精製して、0.114 g( 
 0.26g  smol.  60.3  %  )
た。
融点 234〜235℃ 実施例4 の表記目的化合物を得゜ 0.075 g  ( 0.26 m■ol )の参考
例8の化合物(5鵬l のジクロルメタン溶液)にジメ
チノレホノレムアミド1滴を加え0℃に冷却した。ここ
に塙化オキザリル0.3gを加え、室温に昇湿して2時
間攪拌したのち溶媒を完全に留去し乾固した。これを5
■lのジクロルメタンに溶解し、2.4−ジクロルアニ
リン0.050 g  ( 0.31mmol )およ
びトリエチノレアミン0.039 mg  ( OJ9
■璽o1 )を加え3時間攪拌した。ここに酢酸エチル
を加え水、および希炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水
で順次洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、溶媒を留去した。残渣はノリ力ゲノレカラムクロマ
トグラフイーで分離精製して、表記目的化合物を0.1
00 g  ( 0.23 mmol, 89.4 %
 )得た。
融点 180〜182℃ 実施例5 1口 O O.082 g ’( 0.28 mmol )の参考
例8の化合物(S■1のジクロルメタン溶液)にジメチ
ルホルムアミド1滴を加えO℃に冷却した。ここに塩化
オヰザリル0.3gを加え室温に昇温して2時間攪拌し
たのち溶媒を完全に留去し乾固した。これをS ml 
のジクロルメタンに溶解し、3−アミノキノリン0.0
49 K  ( 0.34 mmol )およびトリエ
チルアミン0.043 mg  ( 0.42 mea
l )を加え3時間攪拌した。ここに酢酸エチルを加え
水、および希炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で順次
洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶
媒を留去した。残渣はシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精製して、表記目的化合物を0.096 g
  ( 0.231 mmol, 81.S % )得
た。
融点 214〜216℃ 実施例6 0.072 g ( 0.25 smol )の参考例
8の化合物(5ml のジクロルメタン溶液)にジメチ
ルホルムアミド1滴を加え0℃に冷却した。ここに塩化
オキザリル0.3gを加え室温に昇温して2時間攪拌し
たのち溶媒を完全に留去し乾固した。これを5冒1 の
ジクロルメタンに溶解し、1−アダマンf−+レアミン
0.045 g ( 0.30 mmol )およびト
リエチルアミン0.038 mg ( Oj7 mmo
l )を加え3時間攪拌した。ここに酢酸エチルを加え
水、および希炭酸水素ナ} IJウム水、飽和食塩水で
順次洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後
、溶媒を留去した。残渣はシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで分離精製して、表記目的化合物を0.011
2 g  ( 0.194 mmol. 78.4 %
 )得た。
融点 224〜226℃ [効果コ (作用の測定法) Furukawa らは,マウス結合組織由来の線維芽
細胞樹立株L−M細胞が、比較的多量のNGFを産生、
分泌すること、カテコールアミン類がこのNGF産生、
分泌を促進することを報告している(J.BIol.C
hes., 251. 8039−6047. 198
6) +1そこで、本報告に準じて被験化合物のNGP
産生、分泌促進作用の有無を検討した。
L−M細胞の培養には、0.5% ベプトン含有199
培地を用いた。L一 細胞を24孔培養プレートに各孔
約SxlO’個まき、co2  イン亭1ベーター中(
37℃.S%CoR)でコンフルエントに達するまで培
養した。培養液を除去後、0.S%牛血清アルブミン(
Fraction V. Sigma)含有199培地
で細胞を一度洗浄した。被験化合物は0.5%牛血清ア
ルブミン含有199培地に規定の濃度で含有させ、0.
5 ml L−M細胞に処置した。L−M細胞を24時
間C02 インキネベーター中で培養した後、培養液を
回収し、培in中のNGF を定量した。
NGF は酵素免疫測定法(Iorsehlng とT
hoenenProc. Natl. Acad. S
ci. USA, 110. 3513−3516.1
9113)により定置した。ポリスチレン製の96孔プ
レートに抗マウスβNOF抗体( BoehrInga
rMannheig+)溶液(0.3u g/ml. 
pH 9.6)を各孔75μlずつ分注し、室温で1時
間放置した。抗体を除去後、洗浄液で各孔を3回洗浄し
た。標準βNOF  (和光純薬)溶液あるいは拭料溶
液50μlを各孔に分注し、室温で6−8時間放置した
。標準 βNGFあるいは試料溶液を除去し、各孔3回
の洗浄を行なった後、β−Galaetosidase
 41識抗βNGF モノクロナール抗体( Boeh
rlngetMannhelm )溶液(100 g+
U/ml, pll 7.0) Soμlを各孔に分注
し、4℃で15−18時間放置した0酵素標識抗体を除
去し3回の洗浄を行なった後、Ch1oropheno
lred−β−D−galactopyranosid
e(Boehrlnger Mannheim)溶液(
lmg/if, pH 7.3)を各孔100μ1ずつ
分注した。適度の発色が得られた後(室温で2−3時間
後)   57O n−の吸光度を測定した。標準曲線
よりNGF量を算出し、結果は被験化合物無処置細胞の
産生、分泌するNGF fitに対する相対値(%)で
表わした。
(結果〉 既知化合物   %control ( 化合物濃度: 20γ/ml) Eplnephr1n    140±24Isopr
oterenol  188±22L−DOPA   
   11?±7 Cajole  Ae1d  123±14実施例化合
物  %control ( 化合物濃度= lOγ/ml) l                   5 7 5
2                  1 6 73
                   9 4 l4
                   4 5 95
                  3 4 l6 
                5 5 8数値(%
control)は対照(化合物無添加゛)の3回実験
(3 well)の平均値で示した。
本発明の新規な化合物は、優れた神経成長因子産生分泌
促進作用を有し、且つ、毒性も少ないので、痴呆症、脳
虚血障害及び各種神経損傷の治療剤として有用である。
本発明の化合物の投与形態としては、例えば、錠剤、カ
プセル剤、顆粒剤、散剤若し《はシロップ剤等による経
口投与又は注射剤若しくは坐剤等による非経口投与を挙
げることができる。これらの製剤は、賦形剤、結合剤、
崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味矯臭剤等の添加剤を用い
て周知の方法で製造される。その使用量は症状、年齢等
により異なるが、1日1−1000mgを通常、戊人に
対して、1日1回又は数回に分けて投与することができ
る。
製剤例(カプセル剤) N−(1−7ダマンチル)−6.7− ジアセトキシ−1.2,3.4− テトラヒドロー2−ナフトエ 酸アミド (実施例3の化合物)   25mg 乳@             153.6mgトウモ
ロコシ殿粉      1GGmgステアリン駿マグネ
シウム    1.4mg計  280mg 上記の処方の粉末を混合し、60メッシュのふるいを通
すした後、この粉末280mgを3号ゼラチンカプセル
に入れ、カプセル剤とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R1は水素原子又は水酸基の保護基を示し、R
    2はアルキル基、アリール基と縮環していてもよいシク
    ロアルキル基、アリール基、アラルキル基または複素環
    基を示し、R3は水素原子またはR2と同意義を有する
    基を示すが、R2とR3は一緒になって隣接する窒素原
    子と共に環状アミノ基を形成していても良い。nは1乃
    至3の整数を示し、lおよびmは0乃至3の整数を示す
    。 nが2または3である場合には、R1は異なった上記の
    基を示すことができる。点線部分は単結合又は二重結合
    を示す。] で表わされる縮環フェノール誘導体及びその薬理上許容
    される塩。 2、請求項1記載の縮環フェノール誘導体及びその薬理
    上許容される塩を有効成分とする神経成長因子産生及び
    分泌促進剤。
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