JPH0316466B2 - - Google Patents

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JPH0316466B2
JPH0316466B2 JP5607882A JP5607882A JPH0316466B2 JP H0316466 B2 JPH0316466 B2 JP H0316466B2 JP 5607882 A JP5607882 A JP 5607882A JP 5607882 A JP5607882 A JP 5607882A JP H0316466 B2 JPH0316466 B2 JP H0316466B2
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JP
Japan
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synthetic resin
coating
metal plate
flame retardant
particles
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JP5607882A
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JPS58173244A (ja
Inventor
Mitsuhiro Yukinawa
Masahiro Seki
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NAKAYAMA KOGYO KK
Original Assignee
NAKAYAMA KOGYO KK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、金属板を成形してその表面に彩色し
た鉱物の粒子を全面的に接着させた屋根材および
その製造方法に関するものである。 [従来の技術] 従来、金属板の平板面もしくは凹凸を形成させ
た面に彩色鉱物粒子を、アスフアルト、合成樹脂
エマルジヨン、あるいは合成樹脂塗料によつ接着
させた屋根材があるが屋根材としての耐食性、耐
候性に劣り、また化粧鋼板として建築基準法に基
づく「不燃材料の認定基準」を維持する製品を生
産することが非常に困難な実情にあり、従つてそ
の使用地域も限定されていた。 即ち、従来の屋根材は、金属板例えば亜鉛鉄板
の上に設けたアスフアルト層に天然砕石または人
工着色砕石等の骨材を吹付け散布してアスフアル
ト層を隠蔽する如くし、さらにその上面に合成樹
脂エマルジヨンを塗布したものであるが、アスフ
アルトはその接着力が弱いため500g/m2程度の
多量の塗布が必要となる。ところが不燃材料とし
ての認定試験に合格するには、屋根材構成部材中
の可燃物質は70g/m2程度でなければならないこ
とが経験上知られているので前記のような屋根材
は到底不燃材料となり得ず、防火地域および準防
火地域では使用できない。 更に、屋根材におけるアスフアルト系接着剤
は、紫外線、乾湿寒暖の繰返し、積雪や降雨によ
る水の透湿等の影響で比較的速く接着力が劣化し
て砕石が脱落する欠点がある。また劣化の結果生
じたクラツクやピンホールから雨水が浸透して下
地金属板面の腐蝕を促進し、さらに夏季にはアス
フアルト層が軟化し表面に滲み出てくるので屋根
の美感を著しく損ねる等屋根材として欠点が多
い。 次に、合成樹脂エマルジヨンを骨材の結合材と
して使用する従来製品の場合においては、まず骨
材の散布量は屋根の外観美を維持するために一般
的に1500g/m2程度の散布量が必要であるが、合
成樹脂エマルジヨンと骨材との配合比は接着性お
よび塗装作業性の点から経験的に重量比でほぼ1
対5とされているので、合成樹脂エマルジヨンの
塗装量は不揮発分として約150g/m2(揮発分50
%を除く)を要することとなる。これで可燃物質
が過多となつて不燃材料としては不適格である。
また合成樹脂エマルジヨンはその塗膜中に残留し
ている水溶性の保護コロイドや乳化材が耐水性を
弱め雨水等により再乳化する白化現象を生ずる。
これが下地金属板の腐蝕を促進するので実用に適
されない。 また特公昭50−32728号のように硬化型合成樹
脂を結合材として用いて骨材粒子を被覆し、少な
くとも1mm厚になるように塗布し硬化せしめたも
のであり、その具体的記載内容を要約すると次の
ようである。 (1) 瓦を数枚連結一体化した如き形状である。 (2) 亜鉛鉄板等に必要に応じて防錆処理を施し、
プレス等で所定の瓦形状に成形する。 (3) 着色した鉱物質粒子例えば着色珪砂に結合剤
として硬化型合成樹脂例えば熱硬化型アクリル
樹脂エマルジヨンを混合して、塗膜層厚さが
1.0mm以上になるように均一に吹付け焼付ける。 (4) 鉱物質粒子の粒度分布は、10メツシユ以下、
好ましくは3〜8メツシユ5〜30%、80〜200
メツシユ好ましくは100〜130メツシユ残りであ
る。 (5) 結合剤の混合割合は、鉱物質粒子が結合剤に
よつて完全に被覆され、かつ粒子が表面に露出
しないように調製する。 (6) 鉱物質粒子と硬化型合成樹脂の混合割合は実
施例によれば80重量比対20重量比である。 [発明が解決しようとする課題] 以上のような公知の屋根材においては、例えば
乾燥塗膜厚さが下限の1mmとして、硬化型合成樹
脂の混合必要量は約200g/m2となる。 即ち、乾燥塗膜に含まれる合成樹脂量/m2
(塗膜厚さ×塗膜材比重)×合成樹脂割合×不揮発
分 =(1mm×2.0)×0.2×0.5=0.2(Kg)/m2=200
g/m2 このように可燃物である合成樹脂量が高率であ
るから不燃材料として使用することはできず、ま
た使用する着色鉱物質粒子が0.13〜0.15mmの如き
微細粒子が大部分でその中に2.3〜5.0mmという粗
粒が散在する状態であるから外観上も好ましくな
く、また一種類の塗膜材のみで屋根材に要求され
る各種の品質特性である不燃性、密着性、耐水
性、耐食性、耐薬品性、耐候性、および外観性等
を満足させることは極めて困難である。 本発明は、前述のような従来の金属板屋根材の
欠点を改良し、不燃材料認定試験に合格する如
く、また耐食性、耐候性、密着性、耐水性等に優
れ、また曲げ加工性もよく外観性に優れた屋根材
およびその製造方法を提供することを目的とする
ものである。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る金属板成形不燃性屋根材では、防
錆顔料を添加した熱硬化性合成樹脂、で下塗り塗
装され且つ所定の屋根材形状に成形された金属板
の前記下塗り塗装被膜の上に、難燃剤を添加した
熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂からなる
中塗り塗料の塗布層が形成され、 前記中塗り塗装層の上に、粒度分布が8〜35メ
ツシユの彩色鉱物の粗粒子80〜90%と35〜200メ
ツシユの彩色鉱物の細粒子10〜20%とが接着さ
れ、 前記粒子接着層を被つて、難燃剤を添加した透
明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂の上
塗り塗料の塗膜が形成されているものである。 また、別の発明に係る金属板成形不燃性屋根材
の製造方法では、防錆顔料を添加した熱硬化性合
成樹脂で金属板に下塗り塗装した後、 該下塗り塗装面が表面になる如く前記金属板を
所定の屋根材形状にプレス成形し、 前記下塗り塗装面に難燃剤を添加した熱硬化性
合成樹脂又は熱化塑性合成樹脂からなる中塗り塗
料を塗布した後、直ちに8〜35メツシユの彩色鉱
物の粗粒子を80〜90%散布し、次いで35〜200メ
ツシユの彩色鉱物の細粒子を10〜20%前記粗粒子
の間隙を埋める如く散布して焼付乾燥し、 更にその上面を、難燃剤を添加した透明な熱硬
化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂からなる上塗
り塗料によつて被覆塗装して焼付する方法であ
る。 [作用] 本発明においては、防錆顔料を添加した熱硬化
性合成樹脂で下塗り塗装され且つ所定の屋根材形
状に成形された金属板の前記下塗り塗装被膜の上
に、難燃剤を添加した熱硬化性合成樹脂又は熱可
塑性合成樹脂からなる中塗り塗料の塗布層が形成
され、前記中塗り塗装層の上に、粒度分布が8〜
35メツシユの彩色鉱物の粗粒子80〜90%と35〜
200メツシユの彩色鉱物の細粒子10〜20%とが接
着され、前記粒子接着層を被つて、難燃剤を添加
した透明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹
脂の上塗り塗料の塗膜が形成されているものであ
るため、不燃性、耐衝撃性、曲げ加工性、耐食性
に優れており、また彩色鉱物の粒子は中塗り及び
上塗りの両塗料で接着されているので密着性が優
れ、且つ粒度分布の限定によつて外観性等を満足
させる屋根材が得られる。 また、具体的な屋根材の製造方法は、防錆顔料
を添加した熱硬化性合成樹脂で金属板に下塗り塗
装した後、該下塗り塗装面が表面になる如く前記
金属板を所定の屋根材形状にプレス成形し、前記
下塗り塗装面に難燃剤を添加した熱硬化性合成樹
脂又は熱可塑性合成樹脂からなる中塗り塗料を塗
布した後、直ちに8〜35メツシユの彩色鉱物の粗
粒子を80〜90%散布し、次いで35〜200メツシユ
の彩色鉱物の細粒子を10〜20%前記粗粒子の間隙
を埋める如く散布して焼付乾燥し、更にその上面
を難燃剤を添加した透明な熱硬化性合成樹脂又は
熱可塑性合成樹脂からなる上塗り塗料によつて被
覆塗装して焼付する方法で作成するため、粗粒子
間の間隙を細粒子で完全にうめることができ、そ
の粒子接着層を難燃剤を添加した透明な上塗り塗
料の塗膜で被つているため、粒子の脱落および耐
食性の低下を防止でき、また優れた外観を維持す
ることができる。 また各塗料とも、焼付乾燥作業を行なうので、
密着性、耐候性、耐水性、耐食性に優れた塗装面
を形成することができる。また中塗りおよび上塗
り工程で難燃剤を添加し、かつ塗布量を限定した
塗装を行なうので極めて不燃性の高い屋根材を製
造することができる。 尚、本発明で彩色鉱物粒子とは、天然または人
工の無機鉱物粒子の自然着色のものもしくは人工
着色したものであつて以下「粒子」と省略する。
また中塗り塗料を塗布したウエツトな塗料面を以
下「中塗り塗装」という。 本発明の屋根材は素材金属板、下塗り塗装、成
形、中塗り塗装、粒子の接着、上塗り塗膜の多量
構成から成るもので、各構成要素について不燃材
料試験、付着力試験、耐食性試験、耐候性試験等
必要な性能試験を重ねた結果、改良されたもの
で、以下それぞれについて詳細に説明する。 素材(芯材)である金属板は0.4〜0.5mm厚の亜
鉛鉄板が多く使用されるが、必要に応じアルミニ
ウム板、アルミメツキ鋼板、アルミ−亜鉛合金・
メツキ鋼板、ステンレス板等の金属材料を使用し
得る。これらは通常塗装前処理として、防錆およ
び塗料密着性向上のためりん酸塩等により化成処
理され化成皮膜層を形成させる。 下塗り塗装は耐食性付与が主目的であり、その
効果を向上させるためにクロム酸系等の防錆顔料
を添加した熱硬化性合成樹脂塗料を前記金属板に
薄く塗布し、焼付け乾燥する。下塗り塗料として
はアクリル樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料およびポ
リエステル樹脂塗料等が密着性、耐食性の点で望
ましい。 前記の処理を施した金属板の成形は、例えば油
圧プレスによつて第1図〜第4図の如き瓦状に形
成する。第1図は7山連結瓦の平面図、第2図は
軒先瓦の斜視図、第3図は袖瓦の斜視図、第4図
は13山連結瓦の平面図であるが、前記下塗り塗料
は密着性に優れているので、細かい細工を必要と
する形状に支障なく加工することができる。 次に中塗り塗装は、後述する粒子との付着力を
確保すること及び不燃性を付与することを主目的
とするが、塗料付着力に関する試験結果を示す第
1表から、熱硬化性に属するポリエステル樹脂塗
料および熱可塑性に属するフツ素樹脂塗料が望ま
しいことが判明した。
【表】
【表】 尚、中塗り塗料には、紫外線による劣化を防止
するために耐候性の良好な顔料を添加するのが望
ましく、また顔料の色は後述する粒子の吹付け接
着後下地の隠蔽効果を高めるため粒子と同系色と
するのがよい。 本発明においては、屋根材の吹燃性を強化する
ことが主目的の一つであり、中塗り塗料に難燃剤
を添加する。難燃剤化合物としては三酸化アンチ
モン(Sb2O3)、ハロゲンりん化合物、水酸化ア
ルミニウム[Al(OH)3]、臭化化合物のうちから
選んだ1種または2種以上の混合物を、中塗り塗
料の固定分に対して20〜45重量%の範囲で添加す
る。上記難燃材の添加率が20重量%以下では実験
の結果、不燃材料認定試験に合格し得ないことが
判明した。また45重量%を越すと中塗り塗膜の耐
水性の低下をまねき、さらに粒子との前記付着力
の低下を生ずることが判明した。 上記中塗り塗料は、下塗りして成形された金属
板に静電塗装吹付機、エアースプレー塗装機また
はエアススプレー塗装機等で吹付け塗装される
が、その塗布量(以下塗布量とはすべて乾燥塗膜
重量をいう)は20〜60g/m2の範囲内でなければ
ならない。即ち中塗りは前述の如く粒子の付着を
一つの目的としているため塗装直後のウエツトな
状態で該粒子を散布するが、塗布量が20g/m2
下では粒子の付着力の面で不充分な量であり、ま
た60g/m2を越すと上塗り塗布量と関連でその合
計塗布量が100g/m2を越えるため不燃材料認定
試験で不合格となる恐れがある。 次に、中塗り塗料に接着させる粒子について述
べる。本発明における特徴は粒子の粒度分布と散
布方法およびその散布量にある。粒子を散布接着
する目的は屋根材としての美観の面および耐候
性、耐食性および雨音などに対する遮音性をもた
せることにあるが、そのために必要な品質条件は
次のようである。 (1) 彩色し易く、かつ長期間の屋根使用の間に変
色、褪色しないこと。 (2) 石灰分含有が少ないこと(耐薬品性があり溶
解し難いこと)。 (3) 硬度が高いこと(衝撃でつぶれないこと)。 (4) 水分を吸収しないこと(吸収すると付着力を
損なう)。 (5) ほこりの発生がないこと。 以上の条件で好ましいのは例えば着色珪砂およ
び着色玄武岩であるが、その他天然色、人工着色
の無機砿物粒子を使用することができる。また粒
度分布については、屋根材の外観意匠の面では8
〜35メツシユ(粒度2.36〜0.42mm)(以下タイラ
ー標準篩のメツシユをいう)の範囲のものを一面
に散布するのが好ましいが、この粒度で粒子間の
間隙を完全に埋めて中塗り塗膜層が露出しない様
に完全に隠蔽することは困難である。中塗り塗装
面の露出部は、長期間の屋外使用によつて紫外線
による劣化を生じ、粒子の付着力低下による粒子
脱落現象の発生、塗膜の剥離やさびの発生で耐食
性が低下する。 従つて中塗り塗装面において前記8〜35メツシ
ユの粒子の間隙を埋めるために、本発明ではこれ
に35〜200メツシユ(粒径0.42〜0.07mm)の粒子
を混合するものである。その混合比率は前者の粗
粒子80〜90%に対し後者の細粒子10〜20%が作業
面に、目的面から適当である。また粒子の散布方
法については製造方法で後述するが、合計散布量
が1200g/m2より少ないと中塗り塗膜を充分に被
覆することが困難となり、また1600g/m2を越す
と粒子が重合し、極めて弱い付着箇所が生じ好ま
しくない。尚、粒子は中塗り塗装直後の末乾燥面
に散布して充分に接着せしめ、次いで約200℃、
3分間の焼付け乾燥によつて強固な接着構造とす
る。 次いで本発明においては前記の接着粒子面を外
的条件から保護し、屋根材にさらに不燃性を付与
し、さらに耐水性、耐候性の向上および粒子をよ
り強固に接着させる等の目的で、難燃剤を添加し
た透明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂
の上塗り塗膜を形成させる。この上塗り塗料とし
て必要な品質条件は次の様である。 (1) 耐候性良好であること、即ち紫外線による黄
変や劣化による塗膜のチエツキング(塗表面に
発生する細い割れ)およびクラツキングの発生
が少ないこと。 (2) 耐水性が良好で汚染し難いこと。 (3) 粒子との接着性がよいこと。 以上の条件を満足するものとして、熱硬化性の
ポリエステル樹脂クリヤー塗料、熱可塑性のフツ
素樹脂クリヤー塗料が望ましい。 添加する難燃剤としては三酸化アンチモン
(Sb2O3)およびハロゲンリン化合物の混合物が
効果的であり、上塗り塗料固形分比で15〜18重量
%わ混合する。添加量が15%以下では不燃性認定
試験に合格し難く、また18%を越すと酸化アンチ
モンの混合割合にもよるがその影響で、クリヤー
塗膜層が白味を帯ひるようになるので外観意匠的
に好ましくない。 また上塗り塗料の塗布量は、30g/m2以下では
粒子層を完全に覆う如く塗布し難く、また50g/
m2を越すと、中塗り塗料との関連で塗布合量が
100g/m2以上となることがあり不燃材料認定試
験に不合格の恐れがあると同時に、上塗り過多に
よる塗料のタレ現象が発生し易くなる。従つて塗
布量は30〜50g/m2の範囲が適当である。 以上、本発明の屋根材の構成を図示すると第5
図の様である。第5図において1は素材金属板、
例えば亜鉛鉄板、カラー鉄板等、2は化成皮膜
層、3は下塗り塗膜層、4は中塗り塗膜層、5は
彩色鉱物粒子、6は上塗りクリヤー塗膜層、7は
裏面塗膜層である。 尚、裏面塗膜層7は防錆を目的としてアクリル
系塗料をうすく塗布したものである。また、本発
明の主目的である不燃性の効果を確認するために
行なつた試験結果を第2表に示す。 第2表から判明したことは、本発明の構成及び
数値限定および望ましい各樹脂塗料を使用した場
合は不燃材料認定試験に合格することが確実であ
り、アクリル樹脂の如き塗料を中塗りおよび上塗
りに使用した場合は不合格となる確立が高く(実
験3および6)、また適正な塗料を使用した場合
でも上塗り塗布量が50g/m2を越えると試験成績
は一部不良となる。
【表】 [実施例] 次に本発明の実施例とその品質試験結果につい
て説明する。 実施例 1 金属板:0.4mm厚の亜鉛鉄板をりん酸処理剤を
用いて化成処理し、防錆顔料7〜8%添加したア
クリル樹脂塗料をロールコーターで下塗り塗装し
焼付けたものをプレスで第1図の如く成形した。 中塗り塗装:難燃剤として、酸化アンチモン、
ハロゲンりん化合物、水酸化アルミニウムを塗料
固定分比でそれぞれ15、15、10重量%、計40重量
%添加したフツ素樹脂塗料を35g/m2塗布し、ウ
エツトな状態のとき粒子を散布した。 粒子:着色珪砂(商品名アルベル、粒度分布8
〜35me′87.5%、35〜200me′12.5%)の1400g/
m2を各粒子均一に散布し、200℃3分間焼付け乾
燥した。 上塗り塗膜:熱可塑性フツ素樹脂クリヤー塗料
に難燃剤として酸化アンチモン、ハロゲンりん化
合物を塗料固定分比でそれぞれ5、10重量%添加
したものを、塗布量36g/m2として均一に吹付
け、200℃3分間乾燥処理して塗膜を形成した。 実施例 2 (実施例1と相違するデータのみ記載) 金属板:下塗りはポリエステル樹脂塗料 塗布
量40g/m2とした。 中塗り塗装:難燃剤 酸化アンチモン20重量% ハロゲンりん化合物 15 〃 水酸化アルミニウム 10 〃 を添加したポリエステル樹脂塗料を使用し、塗布
量40g/m2使用した。 粒子:着色珪砂を1490g/m2散布し、焼付け乾
燥した。 上塗り塗膜:熱硬化性ポリエステルクリヤー塗
料を使用した。 難燃剤 酸化アンチモン 5重量% ハロゲンりん化合物 12重量% 塗布量 40g/m2を使用した。 上記実施例及び比較品の品質試験結果を次の第
3表に示す。
【表】 尚、各々の比較例の作成条件は次の通りであ
る。 比較品1……市販品屋根剤、 金属板……0.27mm厚亜鉛鉄板、化成処理済、 中塗り……アクリル樹脂塗料に着色石英粒子を
被覆、 上塗り……アクリル樹脂クリヤー塗料、 比較品2……輸入品屋根材、 金属板……0.45mm厚亜鉛鉄板、 中塗り……アルフアルト系接着剤に天然砕石を
被覆、 上塗り……合成樹脂系クリヤー塗料、 以上の実施例1、2で明らかなように、本発明
の屋根材は不燃材料認定試験合格品であり、耐衝
撃性、曲げ加工性に優れ、特に耐食性において従
来品より優れており、また粒子は前述したように
中塗りおよび上塗りの両塗料で接着されているの
で密着性が優れ、かつ粒度分布の限定によつて美
観意匠性にも優れた金属屋根材であり、従来の屋
根材の問題点および欠点を殆んど解決することが
できた。 次に、本発明の一実施例の製造方法を製造工程
順に説明する。
【表】
【表】 尚、中塗り、上塗りの各塗装工程における吹付
けは静電塗装、エアースプレー、エアレススプレ
ー等任意の方法でよく、また手動、自動等任意に
選定できるが、粒子の散布は中塗り塗布後10分以
内で完了する必要がある。 粒子の散布における本発明の特徴は、粗粒子の
散布と細粒子の散布を二工程に別けて行なうもの
で、これによつて粗粒子間の間隙を細粒子で完全
にうめることができ、中塗り塗装面が露出せず、
塗装の劣化による粒子の脱落および耐食性の低下
を防止でき、また優れた外観を維持することがで
きる。 また各塗料共、焼付乾燥作業を行なうので、密
着性、耐候性、耐水性、耐食性に優れた塗装面を
形成することができる。また中塗りおよび上塗り
工程で難燃剤を添加し、かつ塗布量を限定した塗
装を行なうので極めて不燃性の高い屋根材を製造
することができる。 [発明の効果] 本発明は以上説明したとおり、防錆顔料を添加
した熱硬化性合成樹脂で下塗り塗装され且つ所定
の屋根材形状に成形された金属板の前記下塗り塗
装被膜の上に、難燃剤を添加した熱硬化性合成樹
脂又は熱可塑性合成樹脂からなる中塗り塗料の塗
布層が形成され、前記中塗り塗装層の上に、粒度
分布が8〜35メツシユの彩色鉱物の粗粒子80〜90
%と35〜200メツシユの彩色鉱物の細粒子10〜20
%とが接着され、前記粒子接着層を被つて、難燃
剤を添加した透明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑
性合成樹脂の上塗り塗料の塗膜が形成されている
ものであるため、不燃性、耐衝撃性、曲げ加工
性、耐食性に優れており、また彩色鉱物の粒子は
中塗り及び上塗りの両塗料で接着されているので
密着性が優れ、且つ粒度分布の限定によつて外観
性等を満足させる屋根材が得られる。 また、屋根材は、防錆顔料を添加した熱硬化性
合成樹脂で金属板に下塗り塗装した後、該下塗り
塗装面が表面になる如く前記金属板を所定の屋根
材形状にプレス成形し、前記下塗り塗装面に難燃
材を添加した熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成
樹脂からなる中塗り塗料を塗布した後、直ちに8
〜35メツシユの彩色鉱物の粗粒子を80〜90%散布
し、次いで35〜200メツシユの彩色鉱物の細粒子
を10〜20%前記粗粒子の間隙を埋める如く散布し
て焼付乾燥し、更にその上面を難燃剤を添加した
透明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂か
らなる上塗り塗料によつて被覆塗装して焼付する
方法で作成するため、粗粒子間の間隙を細粒子で
完全にうめることができ、その粒子接着層を難燃
剤を添加した透明な上塗り塗料の塗膜で被つてい
るため、粒子の脱落および耐食性の低下を防止で
き、また優れた外観を維持することができる。 また各塗料とも、焼付乾燥操作を行なうので、
密着性、耐候性、耐水性、耐食性に優れた塗装面
を形成することができる。また中塗りおよび上塗
り工程で難燃剤を添加し、かつ塗布量を限定した
塗装を行なうので極めて不燃性の高い屋根材を製
造することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はのこ発明における下塗り金
属板の成形後の形状の1例を示す平面図および斜
視図、第5図は本発明屋根材の構成を示す断面図
である。 1……素材金属板、2……化成皮膜層、3……
下塗り塗膜層、4……中塗り塗膜層、5……彩色
鉱物粒子、6……上塗り塗膜層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 防錆顔料を添加した熱硬化性合成樹脂で下塗
    で塗装され且つ所定の屋根材形状に成形された金
    属板の前記下塗り塗装被膜の上に、難燃剤を添加
    した熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂から
    なる中塗り塗料の塗布層が形成され、 前記中塗り塗装層の上に、粒度分布が8〜35メ
    ツシユの彩色鉱物の粗粒子80〜90%と35〜200メ
    ツシユの彩色鉱物の細粒子10〜20%とが接着さ
    れ、 前記粒子接着層を被つて、難燃剤を添加した透
    明な熱硬化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂の上
    塗り塗料の塗膜が形成されていることを特徴とす
    る金属板成形不燃性屋根材。 2 前記中塗り塗布層が、酸化アンチモン、ハロ
    ゲンりん化合物、水酸化アルミニウム、臭化化合
    物のうちから選んだ1種または2種以上の混合物
    で且つ塗料固定分比で20〜45重量%の難燃剤を含
    む前記中塗り塗料によつて、塗布量20〜60g/m2
    で形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の金属板成形不燃性屋根材。 3 前記上塗り塗膜が、三酸化アンチモンとハロ
    ゲンりん化合物の混合物でかつ塗料固定分比で15
    〜18重量%の難燃材を含む前記上塗り塗料によつ
    て、塗布量30〜50g/m2で形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    に金属板成形不燃性屋根材。 4 防錆顔料を添加した熱硬化性合成樹脂で金属
    板に下塗り塗装した後、 該下塗り塗装面が表面になる如く前記金属板を
    所定の屋根材形状にプレス成形し、 前記下塗り塗装面に難燃剤を添加した熱硬化性
    合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂からなる中塗り塗
    料を塗布した後、直ちに8〜35メツシユの彩色鉱
    物の粗粒子を80〜90%散布し、次いで35〜200メ
    ツシユの彩色鉱物と細粒子を10〜20%前記粗粒子
    の間隙を埋める如く散布して焼付乾燥し、 更にその上面を、難燃剤を添加した透明な熱硬
    化性合成樹脂又は熱可塑性合成樹脂からなる上塗
    り塗料によつて被覆塗装して焼付することを特徴
    とする金属板成形不燃性屋根材の製造方法。 5 前記中塗り塗料が、酸化アンチモン、ハロゲ
    ンりん化合物、水酸化アルミニウム、臭化化合物
    のうちから選んだ1種または2種以上の混合物で
    かつ塗料固定分比で20〜45重量%である難燃剤を
    含み、且つその塗布量を20〜60g/m2とすること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の金属板
    成形不燃性屋根材の製造方法。 6 前記上塗り塗料が、三酸化アンチモンとハロ
    ゲンりん化合物の混合物でかつ塗料固定分比で15
    〜18重量%である難燃材を含み、且つその塗布量
    を30〜50g/m2とすることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項又は第5項記載の金属板成形不燃性
    屋根材の製造方法。 7 前記粗粒子と細粒子との散布量の合計が、
    1200〜1600g/m2となるように散布することを特
    徴とする特許請求の範囲第4〜6項の何れかに記
    載の金属板成形不燃性屋根材の製造方法。
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