JPH03170335A - 酸化物超電導体およびその製造方法 - Google Patents
酸化物超電導体およびその製造方法Info
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- JPH03170335A JPH03170335A JP1308618A JP30861889A JPH03170335A JP H03170335 A JPH03170335 A JP H03170335A JP 1308618 A JP1308618 A JP 1308618A JP 30861889 A JP30861889 A JP 30861889A JP H03170335 A JPH03170335 A JP H03170335A
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は高い臨界温度(Tce)を有するBi−Sr−
CaCu−0系酸化物超電導体およびその製造方法に関
する。
CaCu−0系酸化物超電導体およびその製造方法に関
する。
[従来技術]
現在、超電導体としては、NbT i , Nb+Sn
で代表される金属系超電導体が使用されているが、これ
らの臨界温度Tc (超電導状態になる温度)は20K
程度であったが、近年に至り、Physical Re
view.Letters 5B(197B)pp90
B−910に於いて77K以上で超電導現象を示す遷移
金属、アルカリ土類元素、銅から威る複合酸化物が報告
され、高価な液体ヘリウムに換わり、安価な液体窒素温
度での使用が可能となり、その用途が大きく拡がる傾向
にある。
で代表される金属系超電導体が使用されているが、これ
らの臨界温度Tc (超電導状態になる温度)は20K
程度であったが、近年に至り、Physical Re
view.Letters 5B(197B)pp90
B−910に於いて77K以上で超電導現象を示す遷移
金属、アルカリ土類元素、銅から威る複合酸化物が報告
され、高価な液体ヘリウムに換わり、安価な液体窒素温
度での使用が可能となり、その用途が大きく拡がる傾向
にある。
このような酸化物超電導体に対しては、その臨界温度T
cをさらに高める研究がなされ、最近に至っては、Ja
p.J.App+.Letters 27(1988)
L209において臨界温度TcがIIOKあるいは8
0KのBi−Sr−Ca−Cu−0系超電導酸化物が報
告され、注目を集めるところとなった。
cをさらに高める研究がなされ、最近に至っては、Ja
p.J.App+.Letters 27(1988)
L209において臨界温度TcがIIOKあるいは8
0KのBi−Sr−Ca−Cu−0系超電導酸化物が報
告され、注目を集めるところとなった。
[発明が解決しようとする問題点1
しかしながら、上記Bi−Sr−Ca−Cu−0系超電
導体を焼結体(バルク体)として製造する場合、焼結体
中に臨界温度TcがIIOK相と80K相が混在し、8
0K相が不純物的挙動を示すために焼結体自体のTcを
高めることができないという問題点があった。
導体を焼結体(バルク体)として製造する場合、焼結体
中に臨界温度TcがIIOK相と80K相が混在し、8
0K相が不純物的挙動を示すために焼結体自体のTcを
高めることができないという問題点があった。
因みに、現在知られているこれらの相は110K相がB
izSr2CazCu30+ o.(80K相がBi.
Sr2Ca+CuzO8.tとされている。
izSr2CazCu30+ o.(80K相がBi.
Sr2Ca+CuzO8.tとされている。
この110K相を単相化する技術としては、Jap.J
.Appl.Phys Vo127,No.6(198
B) L 1041−1043において高野らがPbを
添加することにより、110K相の含有量を高めること
が報告されている。ところが、Pb添加によれば、粒界
に安定なCazPb04が生威し、超電導特性が低下す
るという欠点を有する。
.Appl.Phys Vo127,No.6(198
B) L 1041−1043において高野らがPbを
添加することにより、110K相の含有量を高めること
が報告されている。ところが、Pb添加によれば、粒界
に安定なCazPb04が生威し、超電導特性が低下す
るという欠点を有する。
[問題点を解決するための千段1
本発明者等は上記点に対し、研究を重ねた結果、特定比
率から威るBi−Pb−Sr−Ca−Cu−0系組威物
に対し、Na,Liの化合物を特定の割合で添加するこ
とによって焼結温度を低くすることができるとともに、
Ca2Pb04の生威を抑制しつつ、110K相の生威
を促進し、IIOK相の含有率の高い高臨界温度を有す
る酸化物超電導体が提供できることを知見した。
率から威るBi−Pb−Sr−Ca−Cu−0系組威物
に対し、Na,Liの化合物を特定の割合で添加するこ
とによって焼結温度を低くすることができるとともに、
Ca2Pb04の生威を抑制しつつ、110K相の生威
を促進し、IIOK相の含有率の高い高臨界温度を有す
る酸化物超電導体が提供できることを知見した。
即ち、本発明の酸化物超電導体は製造方法としてはその
構成物としてBi,Pb,Sr,Ca,Cu, とNa
,Liの少なくともいずれかからなる複合酸化物から成
り、これらの各金属元素のモル比率が、Srのモル数を
2とした時に、Biが1.8乃至2.2 、Pbが0.
1乃至0.6 、Caが2.0乃至3.5 、Cuが3
.0乃至4,5、NaとLiが合量で0.Ol乃至0.
5の割合から威る或形体を酸素含有雰囲気で820乃至
850℃の温度で焼成することを特徴とするもので、得
られる超電導体の組成を構成金属威分のモル比率におい
て、Srのモル数を2とした時に、Biが1.8乃至2
.2 、Pbが0.1乃至0.5 、Caが2.0乃至
3.5 、Cuが3.0乃至4.5 、NaとLiが合
量で0.01以下の割合とすることによって臨界温度(
Tc)100K以上が達成でぎるものである。
構成物としてBi,Pb,Sr,Ca,Cu, とNa
,Liの少なくともいずれかからなる複合酸化物から成
り、これらの各金属元素のモル比率が、Srのモル数を
2とした時に、Biが1.8乃至2.2 、Pbが0.
1乃至0.6 、Caが2.0乃至3.5 、Cuが3
.0乃至4,5、NaとLiが合量で0.Ol乃至0.
5の割合から威る或形体を酸素含有雰囲気で820乃至
850℃の温度で焼成することを特徴とするもので、得
られる超電導体の組成を構成金属威分のモル比率におい
て、Srのモル数を2とした時に、Biが1.8乃至2
.2 、Pbが0.1乃至0.5 、Caが2.0乃至
3.5 、Cuが3.0乃至4.5 、NaとLiが合
量で0.01以下の割合とすることによって臨界温度(
Tc)100K以上が達成でぎるものである。
− 3 −
以下、本発明を詳述する。
本発明における特徴の一つは、製法上、或形体組成を複
合酸化物として存在する各金属元素のモル比率を特定の
範囲、即ちSrのモル数を2とした時、Biが1.8乃
至2.2 、Caが2.0乃至3.5 、Cuが3.0
乃至4.5の割合とし、且つこの系に対し、Sr一2に
対し、Pbを0.1乃至0.6 、NaとLiが合量で
0.01乃至0.5の割合に調製する点にある。Pbの
添加効果は先行技術に記載の通り、IIOK相の生威を
促進することができるが、Pbの添加によってCa2P
bO.の不純物が生威され、特性を逆に劣化させてしま
う。そこで、NaあるいはLiを添加することによって
焼威温度を低くし、下記式 2B+zSrzCa+CuzOy →Bi2Sr2Ca
zCu30y’十BizSrzCuOy” で示される反応によって焼威過程で生威された80K相
の超電導体の1 10K相の超電導体への変換を促進す
るとともにCa2Pb04の生戒を抑制し、焼結体の粒
界析出物の影響を低減することができる。
合酸化物として存在する各金属元素のモル比率を特定の
範囲、即ちSrのモル数を2とした時、Biが1.8乃
至2.2 、Caが2.0乃至3.5 、Cuが3.0
乃至4.5の割合とし、且つこの系に対し、Sr一2に
対し、Pbを0.1乃至0.6 、NaとLiが合量で
0.01乃至0.5の割合に調製する点にある。Pbの
添加効果は先行技術に記載の通り、IIOK相の生威を
促進することができるが、Pbの添加によってCa2P
bO.の不純物が生威され、特性を逆に劣化させてしま
う。そこで、NaあるいはLiを添加することによって
焼威温度を低くし、下記式 2B+zSrzCa+CuzOy →Bi2Sr2Ca
zCu30y’十BizSrzCuOy” で示される反応によって焼威過程で生威された80K相
の超電導体の1 10K相の超電導体への変換を促進す
るとともにCa2Pb04の生戒を抑制し、焼結体の粒
界析出物の影響を低減することができる。
出発組威を前述の範囲に限定した理由は、構威− 4
一 金属元素のうち、Bi,Ca,Cuのいずれかでも前述
した範囲より少ないと80K相が多量に残り、また多い
と不純物相が生威し、超電導相が形威されない場合もあ
る。Pbが0.1より小さいと、焼結速度が遅くなると
ともに110K相の生威が少なくなり、また、0.6を
越えるとCa!PbO4等の不純物が生威し臨界温度(
Tce)や臨界電流密度(Jc)を低下させる。
一 金属元素のうち、Bi,Ca,Cuのいずれかでも前述
した範囲より少ないと80K相が多量に残り、また多い
と不純物相が生威し、超電導相が形威されない場合もあ
る。Pbが0.1より小さいと、焼結速度が遅くなると
ともに110K相の生威が少なくなり、また、0.6を
越えるとCa!PbO4等の不純物が生威し臨界温度(
Tce)や臨界電流密度(Jc)を低下させる。
また、NaaLiが合量で0.01未満では系の焼威温
度が高くなり、それに伴いCa2PbO4の増加を招く
とともに110K相の生或量を高めることができず、0
.5を越えると粒界に常伝導相が増加しTcを低下させ
るからである。
度が高くなり、それに伴いCa2PbO4の増加を招く
とともに110K相の生或量を高めることができず、0
.5を越えると粒界に常伝導相が増加しTcを低下させ
るからである。
前述した出発組成の範囲の中でも、特にモル比において
S r=2に対しBiを1.9乃至2.0 、Pbを0
.2乃至0.5 、Caを3.1乃至3.2 、Cuを
4.1乃至4.3およびNaとLiが合量で0.05乃
至0.20の範囲になるように調合するとより優れた1
10K相の含有量の多い超電導体を得ることができる
。
S r=2に対しBiを1.9乃至2.0 、Pbを0
.2乃至0.5 、Caを3.1乃至3.2 、Cuを
4.1乃至4.3およびNaとLiが合量で0.05乃
至0.20の範囲になるように調合するとより優れた1
10K相の含有量の多い超電導体を得ることができる
。
本発明によれば、上記の戒形体は、各金属の酸化物ある
いは焼威によって酸化物に変換し得るものから成るが、
Na,Liにおいてはフフ化物、塩化物、シュウ化物、
ヨウ化物も適用される。例えば炭酸塩等の形態で調合し
た調合粉末、或いは調合粉末を例えば700〜845℃
の温度で仮焼し、その後仮焼粉末を所望の公知の威形方
法で戒形したものであり、具体的にはプレス成形、ドク
ターブレード成形、押出威形、射出威形、圧延威形或い
は銀パイプ中に入れ圧延する方法等が採用される。
いは焼威によって酸化物に変換し得るものから成るが、
Na,Liにおいてはフフ化物、塩化物、シュウ化物、
ヨウ化物も適用される。例えば炭酸塩等の形態で調合し
た調合粉末、或いは調合粉末を例えば700〜845℃
の温度で仮焼し、その後仮焼粉末を所望の公知の威形方
法で戒形したものであり、具体的にはプレス成形、ドク
ターブレード成形、押出威形、射出威形、圧延威形或い
は銀パイプ中に入れ圧延する方法等が採用される。
また、830℃以上で仮焼して、110K相を合威する
と結晶粒が大きくなり、威形時に配向させることができ
る。
と結晶粒が大きくなり、威形時に配向させることができ
る。
次に、上記或形品を820乃至850℃1特に835〜
845℃の温度で且つ系に対し十分に酸素供給可能な酸
化性雰囲気、例えば′大気中で焼威することにより、高
1 10K相含有の超電導体を得ることができる。
845℃の温度で且つ系に対し十分に酸素供給可能な酸
化性雰囲気、例えば′大気中で焼威することにより、高
1 10K相含有の超電導体を得ることができる。
上記焼威条件において、焼威温度が820℃より低いと
超電導化合物が合威されず850℃より高いとCazP
b04などの不純物が生或する。
超電導化合物が合威されず850℃より高いとCazP
b04などの不純物が生或する。
また焼成時間は100時間以上であることが好ましく、
100時間より短いと80K相等の低Tc相が大部分を
占め、IIOK相の単相化が達威されない傾向にある。
100時間より短いと80K相等の低Tc相が大部分を
占め、IIOK相の単相化が達威されない傾向にある。
なお、この焼威によれば、出発組威中Pbは、超電導相
に固溶し、Biサイトに置換するが、Na或いはLiは
超電導相には固溶することなく、粒界に存在するがほと
んどが揮散する傾向にある。このNa化合物或いはLi
化合物は最終焼結体中に存在すると超電導特性に対し悪
影響を及ぼすもので焼或中に積極的に揮散させることが
必要である。
に固溶し、Biサイトに置換するが、Na或いはLiは
超電導相には固溶することなく、粒界に存在するがほと
んどが揮散する傾向にある。このNa化合物或いはLi
化合物は最終焼結体中に存在すると超電導特性に対し悪
影響を及ぼすもので焼或中に積極的に揮散させることが
必要である。
よって、本発明によれば、最終的に得られる超電導体の
組威を、モル比率でSr=2とした時、Biが1.8乃
至2.2、特に1.9乃至2.1 、Pbが0.1乃至
0.5、特に0.4乃至0.5 、Caが2.0乃至3
.5、特に3.0乃至3.1 、Cuが3.0乃至4.
5、特に4.0乃至4.2 、NaとLiが合量で0.
01以下、特に0.001乃至o.oosの範囲になる
ように、Pb或いはNa,Liの揮散量を焼威時間等に
より調整することにより、臨界温度Tceが100K以
上の優れた超電導体が得られる。
組威を、モル比率でSr=2とした時、Biが1.8乃
至2.2、特に1.9乃至2.1 、Pbが0.1乃至
0.5、特に0.4乃至0.5 、Caが2.0乃至3
.5、特に3.0乃至3.1 、Cuが3.0乃至4.
5、特に4.0乃至4.2 、NaとLiが合量で0.
01以下、特に0.001乃至o.oosの範囲になる
ように、Pb或いはNa,Liの揮散量を焼威時間等に
より調整することにより、臨界温度Tceが100K以
上の優れた超電導体が得られる。
7
本発明における超電導体中の酸素量については定かでは
ないが、焼或中、系自体が必要とする酸素を十分に供給
し得る雰囲気に保つことを除けば何ら制限するものでは
ない。
ないが、焼或中、系自体が必要とする酸素を十分に供給
し得る雰囲気に保つことを除けば何ら制限するものでは
ない。
このようにして得られる本発明の酸化物超電導体の特徴
としては、後述する実施例及び第1図乃至第3図から明
らかなように、80K相やCa.Pb04等の不純物相
の生或が少なく、100K以上の高い臨界温度(Tce
)を有することの他に、第2図と第3図との比較からも
明らかなように、従来、8(Oe)の磁場中において4
.2Kの液体ヘリウム中でゼロ磁場に対し超電導相が約
90%から約50%まで減少するのに対し、本発明品は
8(Oe)の磁場中でもほとんど変化しないという全く
予想し得なかった優れた特性を有するものである。この
ような現象の理由については定かではないが、粒界析出
物の生威が抑制されることによって粒界の弱結合部分(
ウィークリンク)が解消され、磁場に対し影響を受け難
い材料になるためと考えられる。
としては、後述する実施例及び第1図乃至第3図から明
らかなように、80K相やCa.Pb04等の不純物相
の生或が少なく、100K以上の高い臨界温度(Tce
)を有することの他に、第2図と第3図との比較からも
明らかなように、従来、8(Oe)の磁場中において4
.2Kの液体ヘリウム中でゼロ磁場に対し超電導相が約
90%から約50%まで減少するのに対し、本発明品は
8(Oe)の磁場中でもほとんど変化しないという全く
予想し得なかった優れた特性を有するものである。この
ような現象の理由については定かではないが、粒界析出
物の生威が抑制されることによって粒界の弱結合部分(
ウィークリンク)が解消され、磁場に対し影響を受け難
い材料になるためと考えられる。
以下、本発明を次の例で説明する。
9
− 8
[実施例]
原料粉末としてBizOs,PbO,SrCOs,Ca
CO.,,CuOの各粉末を用いて各金属のモル比が第
1表になるように秤量後、750〜810℃で20時間
仮焼後、粉砕し平均粒径5μ川の仮焼粉末を得た。この
仮焼粉末に対し、Na 2 C0 3 + L I 2
CO xを第1表のモル比になるよう秤量添加して乳
鉢で混合後、φl2の金型を用いて威形圧It/cm”
で厚み約1mmの円板状試料を作製した。
CO.,,CuOの各粉末を用いて各金属のモル比が第
1表になるように秤量後、750〜810℃で20時間
仮焼後、粉砕し平均粒径5μ川の仮焼粉末を得た。この
仮焼粉末に対し、Na 2 C0 3 + L I 2
CO xを第1表のモル比になるよう秤量添加して乳
鉢で混合後、φl2の金型を用いて威形圧It/cm”
で厚み約1mmの円板状試料を作製した。
この試料を第1表の条件にて焼威した。
得られた焼結体に対し、比重をアルキメデス法により、
臨界温度(Tce)を電気抵抗変化から求め、更に交流
帯磁率測定から、90Kにおける超電導体の比率を求め
た。
臨界温度(Tce)を電気抵抗変化から求め、更に交流
帯磁率測定から、90Kにおける超電導体の比率を求め
た。
結果は第1表に示した。
(以下余白)
− I O −
表中、Naを添加したNo. 2と、全<Na或いはL
iを添加しなかったNo. 1の試料のX線回折チャー
トを第1図に示した。第1図によれば、従来品No.
lは80K相及びCa.PbO,のピークが観察される
のに対し、本発明品No.2は80K相のピーク及びC
a2PbO,の相が小さくなっていることが理解される
。
iを添加しなかったNo. 1の試料のX線回折チャー
トを第1図に示した。第1図によれば、従来品No.
lは80K相及びCa.PbO,のピークが観察される
のに対し、本発明品No.2は80K相のピーク及びC
a2PbO,の相が小さくなっていることが理解される
。
次に、第1図で用いた同じ試料に対し、温度抵抗及び温
度一帯磁率との関係をそれぞれ第2図に本発明品No.
2 、第3図に従来品No. lを図示した。
度一帯磁率との関係をそれぞれ第2図に本発明品No.
2 、第3図に従来品No. lを図示した。
第2図と第3図との比較によれば、従来品である第3図
では温度一抵抗曲線において110K付近にオンセッ1
1度(Tco)が存在するものの、中間付近にて段差が
生しオフセット温度(Tce)は89Kであった。これ
は、110K相を含むものの、80K相等の異相が生し
ていることを意味するものである。
では温度一抵抗曲線において110K付近にオンセッ1
1度(Tco)が存在するものの、中間付近にて段差が
生しオフセット温度(Tce)は89Kであった。これ
は、110K相を含むものの、80K相等の異相が生し
ていることを意味するものである。
また、温度一帯磁率曲線において4.2Kの液体ヘリウ
ム中で0.8(Oe)では約88%と高いものの、8(
Oe)では約52%とその帯磁率が大きく変化すること
がわかる。
ム中で0.8(Oe)では約88%と高いものの、8(
Oe)では約52%とその帯磁率が大きく変化すること
がわかる。
それに対し、第2図の本発明品では温度−抵抗曲線にお
いて200K付近における抵抗値は約41IlΩと小さ
く、120K付近にオンセット温度(Tco)を有し、
第3図のような段差を生しることなく、単調に減少し、
オフセット温度(Tce)は107Kと高い値を示し、
80K等の異相がほとんど生していないことがわかる。
いて200K付近における抵抗値は約41IlΩと小さ
く、120K付近にオンセット温度(Tco)を有し、
第3図のような段差を生しることなく、単調に減少し、
オフセット温度(Tce)は107Kと高い値を示し、
80K等の異相がほとんど生していないことがわかる。
また温度一帯磁率曲線において4.2Kにて約98%の
高い帯磁率を示し、8(Oe)の磁場中においてもほと
んど曲線に変化がなく、磁場に対し強いことが理解され
る。
高い帯磁率を示し、8(Oe)の磁場中においてもほと
んど曲線に変化がなく、磁場に対し強いことが理解され
る。
一方、第1表によれば、NaおよびLiの添加合量がS
r−2に対し0.5を越える試料No.4. 10.
13はいずれも最終焼結体中の残存量が多《、高い臨界
温度は示さなかった。また、Bi量が少なすぎる試料N
o5ではほとんど超電導体が生或されなかった。また、
PbO量が少ないと臨界温度が低く、超電導相の生戒割
合も低いものであった。
r−2に対し0.5を越える試料No.4. 10.
13はいずれも最終焼結体中の残存量が多《、高い臨界
温度は示さなかった。また、Bi量が少なすぎる試料N
o5ではほとんど超電導体が生或されなかった。また、
PbO量が少ないと臨界温度が低く、超電導相の生戒割
合も低いものであった。
これに対し、本発明の試料はいずれも臨界温度100K
を越えるもので且つ超電導相の生或比率も80%以上で
あった。
を越えるもので且つ超電導相の生或比率も80%以上で
あった。
[発明の効果1
以上、詳述した通り、本発明によれば、Bi−PbSr
−Ca−Cu−0系超電導体にNaあるいはLiを適量
添加することによって、80K相や他の不純物の析出を
抑制し、110K相を多量に含むことによって高い臨界
温度(Tc)が付与でき、しかも磁場変化に対し、特性
に変化の少ない優れた超電導体を得ることができ、磁気
シールド材をはしめ各種電子部品等への適用を促進する
ことができる。
−Ca−Cu−0系超電導体にNaあるいはLiを適量
添加することによって、80K相や他の不純物の析出を
抑制し、110K相を多量に含むことによって高い臨界
温度(Tc)が付与でき、しかも磁場変化に対し、特性
に変化の少ない優れた超電導体を得ることができ、磁気
シールド材をはしめ各種電子部品等への適用を促進する
ことができる。
第1図は本発明品Nα2及び従来品No. 1における
X線回折チャート図、第2図及び第3図はいずれも温度
一抵抗及び温度一帯磁率との関係を示す図で第2図が本
発明品No.2 、第3図が従来品NO.1のものを示
す。
X線回折チャート図、第2図及び第3図はいずれも温度
一抵抗及び温度一帯磁率との関係を示す図で第2図が本
発明品No.2 、第3図が従来品NO.1のものを示
す。
Claims (2)
- (1)金属元素としてBi、Pb、Sr、Ca、Cuと
、Na、Liの少なくともいずれか、および酸素とから
成り、各金属元素のモル比率がSrのモル数を2とした
時、Biが1.8乃至2.2、Pbが0.1乃至0.5
、Caが2.0乃至3.5、Cuが3.0乃至4.5、
Na、Liの少なくともいずれかが合量で0.01以下
(但し、0を含まず)の組成から成る臨界温度(Tce
)が100K以上の酸化物超電導体。 - (2)構成元素としてBi、Pb、Sr、Ca、Cuと
、Na、Liの少なくともいずれかの酸化物から成り、
各金属のモル比率においてSrのモル数を2とした時、
Biが1.8乃至2.2、Pbが0.1乃至0.5、C
aが2.0乃至3.5、Cuが3.0乃至4.5、Na
、Liの少なくともいずれかが合量で0.01乃至0.
5の割合から成る成形体を820乃至850℃の酸素含
有雰囲気で焼成する酸化物超電導体の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1308618A JP2789118B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 酸化物超電導体およびその製造方法 |
| US07/600,194 US5108985A (en) | 1989-11-27 | 1990-10-17 | Bi-Pb-Sr-Ca-Cu oxide superconductor containing alkali metal and process for preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1308618A JP2789118B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 酸化物超電導体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03170335A true JPH03170335A (ja) | 1991-07-23 |
| JP2789118B2 JP2789118B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17983217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1308618A Expired - Lifetime JP2789118B2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 酸化物超電導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2789118B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5324712A (en) * | 1991-08-16 | 1994-06-28 | Gte Laboratories Incorporated | Formation of the high TC 2223 phase in BI-SR-CA-CU-O by seeding |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1308618A patent/JP2789118B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5324712A (en) * | 1991-08-16 | 1994-06-28 | Gte Laboratories Incorporated | Formation of the high TC 2223 phase in BI-SR-CA-CU-O by seeding |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2789118B2 (ja) | 1998-08-20 |
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