JPH0317110B2 - - Google Patents
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- JPH0317110B2 JPH0317110B2 JP58028653A JP2865383A JPH0317110B2 JP H0317110 B2 JPH0317110 B2 JP H0317110B2 JP 58028653 A JP58028653 A JP 58028653A JP 2865383 A JP2865383 A JP 2865383A JP H0317110 B2 JPH0317110 B2 JP H0317110B2
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- G10K11/18—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
- G10K11/26—Sound-focusing or directing, e.g. scanning
- G10K11/34—Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
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- G—PHYSICS
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Description
発明の関連する技術分野
本発明はビーム形成回路網および信号分析回路
を具えているソナー装置にあつて、ビーム形成回
路網が音検出素子と同期的に作動する複数個の受
信チヤネルと、各ビーム入射方向に対して、音検
出素子からの音エネルギーに関連する合成信号を
供給する帯域フイルタ手段とを具えており、前記
合成信号は受信中のチヤネル出力信号を重畳せし
めることによつて得るようにし、かつ前記ビーム
形成回路網が前記合成信号を低周波帯域の信号に
変換するための周波数変換手段も具えているソナ
ー装置に関するものである。 従来技術の説明 斯種のソナー装置は“Proc.of the IEEE”
〔Vol.67、No.6、1979年7月、第904〜919頁)の
R.G.PridhamおよびR.A.Mucci著による論文
“Digital Interpolation Beamforming for Low
−Pass and Bandpass Signals”および
“Journal of Acoustical Scciety of America”
(63(2)、1978年2月、第425〜434頁)の“A
Novel Approach to Digital Beamforming”か
ら既知である。 しかし、これらの論文に記載されているソナー
装置には、合成信号が有効なエコー信号の信号成
分並びにパルス化された混信信号の信号成分を含
むために、これらの合成信号を処理すると、検出
したターゲツトに対する周波数、方向、レインジ
および振幅の計算に誤つた結果をまねき、従つて
ターゲツト位置を間違つて決定することになると
云う欠点がある。 発明の開示 本発明の目的は上述したような欠点を除去する
ことにある。 本発明は、パルス化混信信号はそれ自身が全周
波数帯或にわたつて現われるために、専らこれら
の混信信号についての情報は、ソナー指定周波数
帯域の内の有効エコー信号をその瞬時に期待でき
ない周波数帯域部分、従つて最終送信パルスの発
生には用いられない周波数帯域部分から得ること
ができると云う事実の認識に基いて成したもので
ある。 本発明は冒頭に述べた種類のソナー装置におい
て、該ソナー装置が前記信号分析回路に含まれる
阻止回路を具え、これらの阻止回路が、前記合成
信号が供給されて、各ビーム入射方向に対し前記
合成信号中に含まれるような混信信号についての
情報から阻止回路制御電圧を取出す雑音検出器に
応答し、該雑音検出器が、送信/受信帯域を表わ
す低周波帯域以外の雑音又は混信信号の如き不所
望な信号を選択するデイジタル帯域フイルタと;
該フイルタにてろ波した信号のモジユールを決定
するプロセツサと;所定の時間間隔内に供給され
る測定サンプルの振幅の振幅平均値を決定する平
滑フイルタと;該フイルタの平均値が供給され、
該平均雑音レベルを或る追加レベルだけ高めるス
レツシヨルド回路と;該スレツシヨルド回路およ
び前記プロセツサに接続され、該プロセツサの出
力レベルがスレツシヨルド回路の出力レベル以上
となるときに前記制御電圧を発生する比較器とを
具えていることを特徴とする。 実施例の説明 以下図面につき本発明を説明する。 第1図にブロツク線図をもつて示す本発明によ
るソナー装置は、複数個(M個)の音検出素子2
A〜2Mを包含しているビーム(信号電波)形成
回路網1と、これに接続した信号分析ユニツト3
とを具えている。ビーム形成回路網としてはデイ
ジタル式の種々のものを使用することができ、ま
たこれらの回路網は前記文献からも既知である
が、本例では第2図に示す構成のビーム形成回路
網について説明する。この第2図に示すビーム形
成回路網1は各々が検出素子2A〜2Mに接続さ
れる多数の受信チヤネル4A〜4Mを具えてい
る。受信チヤネル4A〜4Mはすべて同一構成の
ものとするため、これらチヤネルの構造および機
能についての説明は受信チヤネル4Aについての
み行なうものとする。 なお、検出素子2Aは垂直に同じ向きに配置し
た複数個のハイドロホンのアレイで構成し、この
アレイから送信エネルギーを水中に放射させると
共に、このアレイを介して検出信号を合成した後
に関連する受信チヤネル4Aに入力させるように
する。本例では各検出素子2A〜2Mを円筒状ア
レイに配置する。なお、個々の検出素子を成すハ
イドロホンの配列法および各検出素子の配列法は
種々変えることができる。 検出素子2Aを経て得られる信号は前置増幅器
5を介してアナログ帯域フイルタ6に供給する。
このフイルタ6の応答帯域幅7(第3図参照)は
符号8にて示すソナー送信周波範囲Δfよりも多
少大きくする。ソナー送信周波範囲8の全体は発
生すべきCWまたはFMパルス化信号の帯域をカ
バーし得るようにするか、またはタイプの異なる
2つのパルス化信号に対する2つの別個の周波数
帯域を1組含むようにすることができる。送信周
波範囲8は本例に用いるような2組の周波数帯域
を含むようにすることもできる。周波数f1とf8に
よつて制限される斯種の送信周波範囲8(第3A
図参照)はつぎのような4つの各別の周波数範
囲、即ち制限周波数がf1とf2のCW帯域9と;制
限周波数かf3とf4のFM帯域10と;制限周波数
がf5とf6のFM帯域10と;制限周波数がf7とf8の
CW帯域12とに分割することができ、この場
合、CW帯域9とFM帯域11が第1組の周波数
帯域を成し、またFM帯域10とCW帯域12と
が第2組の周波数帯域に属する。このようにし
て、互いに接近した範囲で2組のソナー装着船を
それぞれ固有のFM帯域とCW帯域との組にて互
いに混信なく別々に作動させることができる。帯
域フイルタ6は特に、検出信号を逐次サンプリン
グ処理するためにその信号の周波数成分も含む周
波数スペクトル部分の信号を通さないようにする
のに重要なものである。このような機能からして
フイルタ6は通常“アンチ−エイリアシング”フ
イルタ(anti−aliasing filter)と称されている。
なお、受信チヤネルで帯域幅が縮減するため、フ
イルタ6は系の信号対雑音比を改善する。 帯域フイルタ6を通過した信号は回路13にて
サンプリングされ、その信号サンプルはアナロ
グ/デイジタル変換器14にてデイジタル化され
る。サンプリング回路13およびA/D変換器1
4はタイミング回路(図示せず)の制御下にて周
波数がfsのスイツチング信号を供給する。当面の
例では周波数fsを、使用する送信周波よりも数倍
大きくして、信号処理に際してナイキスト理論を
十分に満足せしめるようにする。サンプリング処
理し、かつその信号を周波数fsでアナログ−デイ
ジタル変換するために、帯域(f1,f8)に含まれ
るデータは各周波数帯域(kfs−f8,kfs−f1)お
よび(kfs+f1,kfs+f8)にて十分に回復される。
ここにkは整数とする。第3B図には元の帯域8
以外にk=1の場合における新たの周波数帯域1
5および16も図示してある。 周波数fsでのA/D変換器14から得られる信
号サンプルは数期間に及ぶサンプリング期間にわ
たつてメモリ17に記憶される。 受信チヤネル4A〜4Mから同時に得られる信
号サンプルは検出ターゲツトの方向情報となる
も、このような情報はそのまま認めることはでき
ない。これがためこのような問題を解決するため
に、平面波頭に対する多数の入射方向、所謂ビー
ム入射方向を仮定し、これらの各方向に対する必
要な位相補正を考慮して、有効な信号サンプルを
重畳させて、合成信号を作り出すようにする。後
段での信号処理に当つては、すべての合成信号に
よつてターゲツトの方向に対する最も有望な値を
決定するようにする。前記合成信号は加算処理を
行なつて得たもので、乗算処理によるものでない
ことに留意すべきである。仮定すべきビーム入射
方向の数、従つて、得るべき合成信号の数は本例
の場合、利用する検出素子2A〜2Mの数に相当
する。 円筒状に配列する検出素子2A〜2Mのアレイ
の直径は、2つの連続するサンプリング時間によ
つて限定される時間間隔内に水中で音波が伝播す
る伝播距離よりもかなり大きいため、サンプルし
た信号はこれらの信号をいずれ位相補正するとし
ても同じ位相ラインに関連する合成信号を形成す
るのには同時に利用することができない。これが
ため、種々の時間に得られ、しかも位相補正を行
なうまでは合成信号を形成するのには使用できな
い信号サンプルを用いる必要がある。入射ビーム
の方向が異なる場合、合成信号を形成するのに用
いられる信号サンプル間の位相関係が異なるた
め、信号サンプルの選択に当つては適当なサンプ
リング時間および適当な位相補正を考慮する必要
がある。位相補正は選択信号サンプルに位相補正
係数を乗じることによつて得られ、上記の係数は
ビームの各入射方向に対してメモリに記憶させて
おく。このようにして無作為の各ビーム入射方向
に対する合成信号を、特定補正係数によつて位相
変調した受信チヤネル4A〜4Mの信号サンプル
から得ることができる。 各合成信号を形成するに当つては、少数の受信
チヤネルの信号サンプルを利用することができ
る。或る所定方向の入射ビームに対する合成信号
を形成するための信号サンプルを提供すべく選択
される受信チヤネルの数は全受信チヤネル数の1/
3〜1/2の範囲内の個数である。選択した数の受信
チヤネルからの信号サンプルを使用することは、
一方では計算処理が極めて少なくて済み、しかも
位相補正係数に対する記憶容量を制限でき、また
他方では合成信号に殆んど偏差がなくなることか
らして好ましいことは当然である。合成信号を形
成するのにかかわつた受信チヤネルは関連する検
出素子の配置具合で選択され、その検出素子の配
置は検出素子2A〜2Mの群に対する音波の仮想
入射点にできるだけ接近させるようにする必要が
ある。従つて、他に想定される各ビーム入射方向
に対しては、異なる種々の受信チヤネルを選択す
る。 この信号処理段にて変更信号サンプルを組合わ
せて、合成信号を形成する前に、信号サンプルに
対して他の補正を行なうのが良く、この補正はこ
の場合に得られる合成信号が“重み付け”信号ビ
ームとなるようなものとする必要がある。この補
正は信号サンプルまたは位相補正したものに“重
み係数”を掛けることによつて行なう。これら2
つの乗算処理(位相補正および重み係数に対する
乗算処理)を組合わせると、各ビームの入射方向
に対して各信号サンプルが1度だけ組合せ補正係
数によつて修正されることは明らかである。信号
サンプルをデイジタル補正するようにすれば、海
水中での音波の伝播速度が変化する場合に、補正
係数を容易に適合させることができると云う利点
がある。別のメモリ部分には例えば音速測定後に
割り当てる温度−依存性の補正係数を含ませるこ
とができる。選択数の受信チヤネルに関する信号
サンプルについて行なう補正処置は、第3C図に
18にて示すフイルタ特性を呈するデイジタルフ
イルタ処理のようなものとすることができる。 一般にサンプリング周波数fsと送信周波数とは
相当離間しているため、出力サンプリング周波数
のデシメーシヨンをとることができる。この結
果、周波数帯域8は低周波値に折り重ねられ、デ
シメーシヨンの係数を4とする場合には周波数帯
域8に対して(1/4kfs−f8,1/4kfs−f1)と、 (1/4kfs+f1,1/4kfs+f8)との2つの新規の周
波 数帯域が得られる。なお、kは整数とする。これ
らの各周波数帯域も元の周波数帯域8の完全な信
号情報を含んでいる。第3C図には周波数帯域8
以外に、k=1およびk=2の場合における第1
組の周波数帯域に属する周波数帯域19および2
0と、k=1およびk=2の場合における第2組
の周波数帯域に属する周波数帯域21および22
も図示してある。上述したような係数4での出力
サンプリング周波数のデシメーシヨンは、4組の
各ビーム入射方向に対する合成信号を作成して、
これにて得られた合成信号を4サンプリング周期
毎に1度呼出すようにして行なう。 逐次得られる4つの合成信号を重畳、即ち形成
する代りに、或る1つの同じビーム入射方向に対
する4つの合成信号を形成するのに必要な信号サ
ンプルを先ず結合補正係数により各受信チヤネル
にて修正し、ついで重畳して、加算値を得るよう
にすることができる。これがため、これらの値は
もう1度重畳せしめる。この処理の実行はメモリ
17での選択により行なわれ、メモリ17は各受
信チヤネルおよび各ビーム入射方向に対し4つの
メモリ素子23〜26が4つの合成信号を計算す
るのに必要な値を含むようになつている。メモリ
素子23〜26の内の或る1つのメモリ素子にて
選択された各信号サンプルにはメモリ27からの
結合補正係数を乗ずるようにする。なお、この乗
算処理は素子28,29,30および31にてそ
れぞれ行なうようにする。斯くして補正した各受
信チヤネルにおける4つの値を加算回路32にて
重畳せしめる。このようにして得られた値および
他の授信チヤネルの値を回路32にて累算する。 加算回路32の結果はデイジタル式のヒルベル
ト変換フイルタ33に供給する。このフイルタ3
3にはその入力信号中に含まれる周波数成分を用
いて、その入力信号の周波数成分に対して90゜移
相している各周波数成分からなる信号を発生す
る。ヒルベルト変換処理についての理論的な考え
方については例えば“Proc.of the IRE”(1959
年7月、第1219〜1226頁)のD.A.Lindenの論文
(A Discussion of Sampling Theorems”およ
び前記文献を参照することができる。 ヒルベルト変換フイルタ33からは各実合成信
号(I)と一緒に虚合成信号(Q)が得られる。
これがため、各入力値によつて2つの出力値(I
およびQ)が得られ、このことはサンプル数が2
倍になることを意味する。ナイキスト理論によれ
ば、如何なる情報をも消失することなく出力サン
プリング周波数を1/2とすることができる。即ち、
フイルタ33に与えられる各2つの合成信号によ
つてフイルタの出力値として1個の実合成信号
(I)と1個の虚合成信号(Q)を得ることがで
きる。サンプリング周波数を1/2とすることは信
号分析回路3での後の信号処理にとつて特に重要
なことであり、このようにすれば信号分析回路の
寸法を極めて小さくすることができる。ヒルベル
ト変換フイルタ33は、奇数本の遅延線34A〜
34Zを有し、かつこれらの遅延線のフイルタ係
数が、米国のニユージヤージー州エングレウツド
クリツフのPrentice Hall社からのL.R.
RabinerおよびB.Gold著による“Theory and
Application of Digital Signal Processing”に
記載されているように、Ch.2.19、2.20、2.27、
3.4および3.5を有する非巡回形のFIRフイルタで
構成する。上述した各遅延線は多数のメモリ位置
で35A〜35Mを有しており、これらのメモリ
位置は入射ビームの方向の数(M)に相当し、ま
たこれらのメモリ位置は各入射ビームの方向に対
して加算回路32によつて与えられる合成信号を
受信すると共に、これらの合成信号を後段へ逐次
送給する。斯種のフイルタでは重み係数を交互に
0として、フイルタの遅延線を回路36i(i=
A,…,Z)のタツプに交互に接続して、この回
路36iにて送給される信号サンプルにメモリ3
7からの関連する重み係数を乗じるようにする。
各乗算回路36A〜36Zにて得られる値を加算
回路38にて累算して、矩形周波成分から成る所
望な合成信号とする。このようにして得られる虚
合成信号(Q)および一連の遅延線34A〜34
Zの中央タツプ39から得られる上記虚合成信号
に関連する実合成信号(I)をスイツチ40によ
つて2つの周波数変換回路41および42に交互
に送給する。 周波数変換回路41および42はそれぞれCW
およびFM帯域に基いて対を成して供給されるI
およびQ合成信号を処理すべく設計する。前述し
たような出力サンプリング周波数の1/2の縮減は、
スイツチ40のスイツチング周波数を合成信号が
フイルタ33に供給される周波数に等しくするこ
とによつて達成することができる。送給された虚
合成信号は既に用いられている実合成信号と相俟
つて信号ベクトルの回転方向を決定するため、
“負周波数”は除去されるので、ヒルベルト変換
フイルタ33のスペクトルは“正周波数”を表わ
すだけとなる。サンプリング周波数を1/4および
1/2に2回続けて縮減すると、各タイプの合成サ
ンプルに対してフイルタ33の出力サンプリング
周波数は1/8fsとなる。この結果、1/16fsの値を過 ぎた周波数帯域部分が負のスペクトル部分に折り
重ねられるようになる。そこで第3D図に示すよ
うに、Δfを伝送帯域8の幅とする場合の(−1/16 fs、1/8fs−f8+Δf)によつて定められる帯域43 と、(1/4fs−f8、1/16fs)によつて定められる帯
域 44との2つの別個の周波数帯域が重要となる。
伝送帯域8を2つの帯域43と44とにわたつて
対称に分布させると、負の帯域43は伝送帯域1
0および9を含み、正の帯域44は伝送帯域12
および11を含むようになる。信号分析回路3に
て信号情報を実際に処理する場合、周波数変換回
路41および42での有効情報は第3E図に示す
ようにOHzのまわりの周波数帯域45に変換され
る。この場合の信号スイングの大きさは送信パル
スを発生させる帯域幅に依存する。従つて、(第
1組の周波数帯域の)伝送帯域9からCWパルス
でエコーが受信される場合には、2つの合成信号
(IおよびQ)が1/16fs−Δf*の周波数スイングで OHzを中心とする周波数帯域に変換されるように
なり、これにΔf*は第3D図に示すように、−1/16 fsと帯域9の中心周波数との差周波数に相当す
る。残りの帯域10〜12も同様に自動的に変換
されるが、これらの帯域は許容帯域(−1/16fs、 1/16fs)内に十分留まる。この変換に適用される 周波数スイングの大きさは選定送信周波数からし
て既知である。ついで、(同じく第1組の周波数
帯域の)伝送帯域11からのFMパルスを発生さ
せる場合には、Δf゜−1/16fsの周波数スイングで変 換を行なうようにする。なお、Δf゜は1/16fsと帯域 11の中心周波数との差周波数とする。従つて帯
域11はOHzを中心とする周波数帯域(45)に
変換され、また各伝送帯域9および12も同様に
順次変換される。 周波数変換回路41および42には、船舶固有
の速度があることからして、周波数変換に際し、
ドツプラー変位に対する周波数補正を信号サンプ
ルに含ませるようにすることができる。回路41
および42での最終周波数変換に当つては、実成
分(R)と虚成分(S)との2つの信号成分が用
いられ、これらの信号成分は、入射ビームの方
向、選定伝送帯域および測定した船舶の速度に応
じてコンピユータ(図示せず)によつて定期的に
計算されてメモリ46に記憶されている。スイツ
チ40を介してIおよびQ信号成分の各対が順次
供給される場合、(それぞれCWおよびFM帯域に
対する)周波数変換回路41および42は信号分
析回路3にTおよびW成分と一緒にメモリ46か
らのRおよびS成分を同時につぎのように乗算し
て、即ち(I+jQ)・(R+jS)=(IR−QS)+j
(QR+IS)=T+jW(第1図参照)として供給す
る。これがため信号分析回路3はCWパルスおよ
びFMパルスに基づくデイジタル信号値をそれぞ
れ独立して処理するための2つの信号チヤネル4
7および48を具えている。信号分析回路3の簡
単な例では、各信号チヤネル47および48にデ
イジタル低域通過フイルタ49および50を設
け、ここにOHzを中心とする全帯域45(第3E
図参照)の帯域幅を各伝送帯域9,10,11お
よび12の幅よりも多少大きくする。フイルタ4
9および50は偶数本の遅延線で対称インパルス
応答特性を呈する非巡回形のFIRフイルタで構成
する。入力サンプリング周波数を1/8fsとする場
合には、すべての有効周波数成分が帯域45内に
含まれるように出力サンプリング周波数を選定す
る。実際上このことはフイルタの帯域幅に依存す
る所定フアクタだけサンプリング周波数が縮減す
ることになる。フイルタに用いられる遅延線の数
は使用サンプル数の数倍とし、またサンプルと実
フイルタ係数との乗算はヒルベルト変換フイルタ
33につき前述したような方法にて行なうように
する。供給される実成分Tおよび虚成分Wは分離
させる。即ち、これらの成分は使用伝送モード
(CWまたはFM)に応じて特定のチヤネル47ま
たは48にて処理する。 CWチヤネル47にて得たフイルタの応答値は
ユニツト51にて高速フーリエ変換(FFT)の
信号処理を行ない、FMチヤネル48にて得たフ
イルタ応答値はユニツト52にて補正処理する。
ユニツト51と52で得た実数値T*および虚数
値W*は係数プロセツサ53および54にそれぞ
れ供給して、log√(*)2+(*)2値を求める。 2つの正規化回路55および56のα−βフイ
ルタは、各プロセツサ53および54によつて求
められた値から傾向値をそれぞれ決定する。つい
で、供給された信号から上記傾向値を差引くと、
持続時間の短い混信信号だけ、従つてターゲツト
からのエコー信号が残るようになる。このように
して、各ビーム入射方向に対する信号サンプルお
よび雑音が2つのクラスター低減回路57および
58にて利用し得るようになる。これらの各回路
57および58では供給される限定数のサンプル
毎に最大の信号対雑音比を求めて、最大信号−雑
音比での最大信号サンプルを立証せしめる。これ
と同時に同じ帯域の周波数付近に最大信号サンプ
ルが存在する場合には隣接するビームをチエツク
する。斯くして得た最大信号サンプルから絶対最
大値を求める。絶対最大値の多数(例えば5つ)
の信号サンプルを用いることによつて方向を正確
に求めると共に、これに関連する帯域、周波数お
よび振幅の重み付け平均値を確定する。絶対最大
値に関連し、方向、レインジ、周波数および振幅
を表わす値のことを低減クラスターのパラメータ
と称する。数秒間の各時間間隔にてこれらの低減
クラスターの相当数(約100)が立証され、この
場合これらのクラスターはユニツト59にて共通
に相関処理され、異なる低減クラスター間に相互
関係が持たらされる。これによりPPI表示装置6
0での誤り警報回数が減少し、検出感度が向上す
る。 本発明の目的は検出素子2A〜2Mによつてピ
ツクアツプされるインパルス雑音がクラスター低
減回路57および58での処理にできるだけ悪影
響を及ぼさないようにすることにある。このため
に本発明ソナー装置には雑音検出器61とこの検
出器によつて制御される2個の阻止回路62およ
び63とを設け、阻止回路62は正規化回路55
とクラスター低減回路57との間の接続線に挿入
し、回路63は正規化回路56とクラスター低減
回路58との間の接続線に挿入する。 インパルス雑音は伝送周波数帯域の内外双方の
全周波帯域にわたつて目だつ。インパルス雑音が
このような作動パターンを呈することからして、
雑音検出器61にはデイジタル帯域通過フイルタ
64を設け、このフイルタ64に本例ではビーム
形成回路網1のCW出力値を供給して、このフイ
ルタによつて正、従つて負のスペクトル部分にお
ける通過帯域65(第3E図)の位置を適当に選
定して、フイルタ49および50の各中心周波数
とフイルタ64の中心周波数との周波数差が第3
A図に示した2つの連続する伝送帯域の中心周波
数間の差に等しくなるようにする。従つて、例え
ば帯域9のような伝送帯域からフイルタ49また
は50の通過帯域45(第3E図)への周波数変
換によつて、残りの使用されていない1つの伝送
帯域、この場合帯域10が帯域通過フイルタ64
の(正または)負の通過帯域65内に常に持たら
されるようになるため、雑音信号は有効伝送帯域
9以外を通過するようになる。 帯域通過フイルタ64はフイルタ係数値は異な
るが、フイルタ49および50につき述べたのと
同様に作動し、これにより通過帯域65(第3E
図)の特性はフイルタ49および50の低域通過
帯域に対して偏移されるため、雑音信号だけが通
過するようになる。フイルタ49および50のサ
ンプリング速度に等しい出力サンプリング速度に
よつてフイルタ64を通過した周波数成分、即ち
雑音信号の周波数成分はOHzを中心とする帯域に
重ねられる(第3F図)。 プロセツサ66は帯域通過フイルタ64を経て
対を成して供給される実および虚成分T*および
W*のモジユールの対数値を計算し、この値を平
滑フイルタ67に供給して、所定の時間間隔内に
おける多数の対数モジユールにかかわる信号の傾
向を求める。平滑フイルタ67はレジスタ68
と、スイツチ69を介してレジスタ68に接続さ
れる反転回路70と、この反転回路70およびプ
ロセツサ66に接続される第1加算回路71と、
レジスタ68に接続されると共に除算器72を介
して第1加算回路71に接続される第2加算回路
73とを具えている。平滑フイルタ67の整定位
相を短くするために、スイツチ69はソナー装置
の始動後短期間開放位置に保持する。この場合、
第1加算回路71はそれに供給されるデイジタル
値(yi)をそのまま除算器72に供給し、この除
算器はそのデイジタル値の1/N(Nは所定数と
する)を第2加算回路73に供給する。なお、こ
の第2加算回路はレジスタ68に記憶させた値も
受信する。 第2加算回路73にてデイジタル値の1/Nの
減縮加算値
を具えているソナー装置にあつて、ビーム形成回
路網が音検出素子と同期的に作動する複数個の受
信チヤネルと、各ビーム入射方向に対して、音検
出素子からの音エネルギーに関連する合成信号を
供給する帯域フイルタ手段とを具えており、前記
合成信号は受信中のチヤネル出力信号を重畳せし
めることによつて得るようにし、かつ前記ビーム
形成回路網が前記合成信号を低周波帯域の信号に
変換するための周波数変換手段も具えているソナ
ー装置に関するものである。 従来技術の説明 斯種のソナー装置は“Proc.of the IEEE”
〔Vol.67、No.6、1979年7月、第904〜919頁)の
R.G.PridhamおよびR.A.Mucci著による論文
“Digital Interpolation Beamforming for Low
−Pass and Bandpass Signals”および
“Journal of Acoustical Scciety of America”
(63(2)、1978年2月、第425〜434頁)の“A
Novel Approach to Digital Beamforming”か
ら既知である。 しかし、これらの論文に記載されているソナー
装置には、合成信号が有効なエコー信号の信号成
分並びにパルス化された混信信号の信号成分を含
むために、これらの合成信号を処理すると、検出
したターゲツトに対する周波数、方向、レインジ
および振幅の計算に誤つた結果をまねき、従つて
ターゲツト位置を間違つて決定することになると
云う欠点がある。 発明の開示 本発明の目的は上述したような欠点を除去する
ことにある。 本発明は、パルス化混信信号はそれ自身が全周
波数帯或にわたつて現われるために、専らこれら
の混信信号についての情報は、ソナー指定周波数
帯域の内の有効エコー信号をその瞬時に期待でき
ない周波数帯域部分、従つて最終送信パルスの発
生には用いられない周波数帯域部分から得ること
ができると云う事実の認識に基いて成したもので
ある。 本発明は冒頭に述べた種類のソナー装置におい
て、該ソナー装置が前記信号分析回路に含まれる
阻止回路を具え、これらの阻止回路が、前記合成
信号が供給されて、各ビーム入射方向に対し前記
合成信号中に含まれるような混信信号についての
情報から阻止回路制御電圧を取出す雑音検出器に
応答し、該雑音検出器が、送信/受信帯域を表わ
す低周波帯域以外の雑音又は混信信号の如き不所
望な信号を選択するデイジタル帯域フイルタと;
該フイルタにてろ波した信号のモジユールを決定
するプロセツサと;所定の時間間隔内に供給され
る測定サンプルの振幅の振幅平均値を決定する平
滑フイルタと;該フイルタの平均値が供給され、
該平均雑音レベルを或る追加レベルだけ高めるス
レツシヨルド回路と;該スレツシヨルド回路およ
び前記プロセツサに接続され、該プロセツサの出
力レベルがスレツシヨルド回路の出力レベル以上
となるときに前記制御電圧を発生する比較器とを
具えていることを特徴とする。 実施例の説明 以下図面につき本発明を説明する。 第1図にブロツク線図をもつて示す本発明によ
るソナー装置は、複数個(M個)の音検出素子2
A〜2Mを包含しているビーム(信号電波)形成
回路網1と、これに接続した信号分析ユニツト3
とを具えている。ビーム形成回路網としてはデイ
ジタル式の種々のものを使用することができ、ま
たこれらの回路網は前記文献からも既知である
が、本例では第2図に示す構成のビーム形成回路
網について説明する。この第2図に示すビーム形
成回路網1は各々が検出素子2A〜2Mに接続さ
れる多数の受信チヤネル4A〜4Mを具えてい
る。受信チヤネル4A〜4Mはすべて同一構成の
ものとするため、これらチヤネルの構造および機
能についての説明は受信チヤネル4Aについての
み行なうものとする。 なお、検出素子2Aは垂直に同じ向きに配置し
た複数個のハイドロホンのアレイで構成し、この
アレイから送信エネルギーを水中に放射させると
共に、このアレイを介して検出信号を合成した後
に関連する受信チヤネル4Aに入力させるように
する。本例では各検出素子2A〜2Mを円筒状ア
レイに配置する。なお、個々の検出素子を成すハ
イドロホンの配列法および各検出素子の配列法は
種々変えることができる。 検出素子2Aを経て得られる信号は前置増幅器
5を介してアナログ帯域フイルタ6に供給する。
このフイルタ6の応答帯域幅7(第3図参照)は
符号8にて示すソナー送信周波範囲Δfよりも多
少大きくする。ソナー送信周波範囲8の全体は発
生すべきCWまたはFMパルス化信号の帯域をカ
バーし得るようにするか、またはタイプの異なる
2つのパルス化信号に対する2つの別個の周波数
帯域を1組含むようにすることができる。送信周
波範囲8は本例に用いるような2組の周波数帯域
を含むようにすることもできる。周波数f1とf8に
よつて制限される斯種の送信周波範囲8(第3A
図参照)はつぎのような4つの各別の周波数範
囲、即ち制限周波数がf1とf2のCW帯域9と;制
限周波数かf3とf4のFM帯域10と;制限周波数
がf5とf6のFM帯域10と;制限周波数がf7とf8の
CW帯域12とに分割することができ、この場
合、CW帯域9とFM帯域11が第1組の周波数
帯域を成し、またFM帯域10とCW帯域12と
が第2組の周波数帯域に属する。このようにし
て、互いに接近した範囲で2組のソナー装着船を
それぞれ固有のFM帯域とCW帯域との組にて互
いに混信なく別々に作動させることができる。帯
域フイルタ6は特に、検出信号を逐次サンプリン
グ処理するためにその信号の周波数成分も含む周
波数スペクトル部分の信号を通さないようにする
のに重要なものである。このような機能からして
フイルタ6は通常“アンチ−エイリアシング”フ
イルタ(anti−aliasing filter)と称されている。
なお、受信チヤネルで帯域幅が縮減するため、フ
イルタ6は系の信号対雑音比を改善する。 帯域フイルタ6を通過した信号は回路13にて
サンプリングされ、その信号サンプルはアナロ
グ/デイジタル変換器14にてデイジタル化され
る。サンプリング回路13およびA/D変換器1
4はタイミング回路(図示せず)の制御下にて周
波数がfsのスイツチング信号を供給する。当面の
例では周波数fsを、使用する送信周波よりも数倍
大きくして、信号処理に際してナイキスト理論を
十分に満足せしめるようにする。サンプリング処
理し、かつその信号を周波数fsでアナログ−デイ
ジタル変換するために、帯域(f1,f8)に含まれ
るデータは各周波数帯域(kfs−f8,kfs−f1)お
よび(kfs+f1,kfs+f8)にて十分に回復される。
ここにkは整数とする。第3B図には元の帯域8
以外にk=1の場合における新たの周波数帯域1
5および16も図示してある。 周波数fsでのA/D変換器14から得られる信
号サンプルは数期間に及ぶサンプリング期間にわ
たつてメモリ17に記憶される。 受信チヤネル4A〜4Mから同時に得られる信
号サンプルは検出ターゲツトの方向情報となる
も、このような情報はそのまま認めることはでき
ない。これがためこのような問題を解決するため
に、平面波頭に対する多数の入射方向、所謂ビー
ム入射方向を仮定し、これらの各方向に対する必
要な位相補正を考慮して、有効な信号サンプルを
重畳させて、合成信号を作り出すようにする。後
段での信号処理に当つては、すべての合成信号に
よつてターゲツトの方向に対する最も有望な値を
決定するようにする。前記合成信号は加算処理を
行なつて得たもので、乗算処理によるものでない
ことに留意すべきである。仮定すべきビーム入射
方向の数、従つて、得るべき合成信号の数は本例
の場合、利用する検出素子2A〜2Mの数に相当
する。 円筒状に配列する検出素子2A〜2Mのアレイ
の直径は、2つの連続するサンプリング時間によ
つて限定される時間間隔内に水中で音波が伝播す
る伝播距離よりもかなり大きいため、サンプルし
た信号はこれらの信号をいずれ位相補正するとし
ても同じ位相ラインに関連する合成信号を形成す
るのには同時に利用することができない。これが
ため、種々の時間に得られ、しかも位相補正を行
なうまでは合成信号を形成するのには使用できな
い信号サンプルを用いる必要がある。入射ビーム
の方向が異なる場合、合成信号を形成するのに用
いられる信号サンプル間の位相関係が異なるた
め、信号サンプルの選択に当つては適当なサンプ
リング時間および適当な位相補正を考慮する必要
がある。位相補正は選択信号サンプルに位相補正
係数を乗じることによつて得られ、上記の係数は
ビームの各入射方向に対してメモリに記憶させて
おく。このようにして無作為の各ビーム入射方向
に対する合成信号を、特定補正係数によつて位相
変調した受信チヤネル4A〜4Mの信号サンプル
から得ることができる。 各合成信号を形成するに当つては、少数の受信
チヤネルの信号サンプルを利用することができ
る。或る所定方向の入射ビームに対する合成信号
を形成するための信号サンプルを提供すべく選択
される受信チヤネルの数は全受信チヤネル数の1/
3〜1/2の範囲内の個数である。選択した数の受信
チヤネルからの信号サンプルを使用することは、
一方では計算処理が極めて少なくて済み、しかも
位相補正係数に対する記憶容量を制限でき、また
他方では合成信号に殆んど偏差がなくなることか
らして好ましいことは当然である。合成信号を形
成するのにかかわつた受信チヤネルは関連する検
出素子の配置具合で選択され、その検出素子の配
置は検出素子2A〜2Mの群に対する音波の仮想
入射点にできるだけ接近させるようにする必要が
ある。従つて、他に想定される各ビーム入射方向
に対しては、異なる種々の受信チヤネルを選択す
る。 この信号処理段にて変更信号サンプルを組合わ
せて、合成信号を形成する前に、信号サンプルに
対して他の補正を行なうのが良く、この補正はこ
の場合に得られる合成信号が“重み付け”信号ビ
ームとなるようなものとする必要がある。この補
正は信号サンプルまたは位相補正したものに“重
み係数”を掛けることによつて行なう。これら2
つの乗算処理(位相補正および重み係数に対する
乗算処理)を組合わせると、各ビームの入射方向
に対して各信号サンプルが1度だけ組合せ補正係
数によつて修正されることは明らかである。信号
サンプルをデイジタル補正するようにすれば、海
水中での音波の伝播速度が変化する場合に、補正
係数を容易に適合させることができると云う利点
がある。別のメモリ部分には例えば音速測定後に
割り当てる温度−依存性の補正係数を含ませるこ
とができる。選択数の受信チヤネルに関する信号
サンプルについて行なう補正処置は、第3C図に
18にて示すフイルタ特性を呈するデイジタルフ
イルタ処理のようなものとすることができる。 一般にサンプリング周波数fsと送信周波数とは
相当離間しているため、出力サンプリング周波数
のデシメーシヨンをとることができる。この結
果、周波数帯域8は低周波値に折り重ねられ、デ
シメーシヨンの係数を4とする場合には周波数帯
域8に対して(1/4kfs−f8,1/4kfs−f1)と、 (1/4kfs+f1,1/4kfs+f8)との2つの新規の周
波 数帯域が得られる。なお、kは整数とする。これ
らの各周波数帯域も元の周波数帯域8の完全な信
号情報を含んでいる。第3C図には周波数帯域8
以外に、k=1およびk=2の場合における第1
組の周波数帯域に属する周波数帯域19および2
0と、k=1およびk=2の場合における第2組
の周波数帯域に属する周波数帯域21および22
も図示してある。上述したような係数4での出力
サンプリング周波数のデシメーシヨンは、4組の
各ビーム入射方向に対する合成信号を作成して、
これにて得られた合成信号を4サンプリング周期
毎に1度呼出すようにして行なう。 逐次得られる4つの合成信号を重畳、即ち形成
する代りに、或る1つの同じビーム入射方向に対
する4つの合成信号を形成するのに必要な信号サ
ンプルを先ず結合補正係数により各受信チヤネル
にて修正し、ついで重畳して、加算値を得るよう
にすることができる。これがため、これらの値は
もう1度重畳せしめる。この処理の実行はメモリ
17での選択により行なわれ、メモリ17は各受
信チヤネルおよび各ビーム入射方向に対し4つの
メモリ素子23〜26が4つの合成信号を計算す
るのに必要な値を含むようになつている。メモリ
素子23〜26の内の或る1つのメモリ素子にて
選択された各信号サンプルにはメモリ27からの
結合補正係数を乗ずるようにする。なお、この乗
算処理は素子28,29,30および31にてそ
れぞれ行なうようにする。斯くして補正した各受
信チヤネルにおける4つの値を加算回路32にて
重畳せしめる。このようにして得られた値および
他の授信チヤネルの値を回路32にて累算する。 加算回路32の結果はデイジタル式のヒルベル
ト変換フイルタ33に供給する。このフイルタ3
3にはその入力信号中に含まれる周波数成分を用
いて、その入力信号の周波数成分に対して90゜移
相している各周波数成分からなる信号を発生す
る。ヒルベルト変換処理についての理論的な考え
方については例えば“Proc.of the IRE”(1959
年7月、第1219〜1226頁)のD.A.Lindenの論文
(A Discussion of Sampling Theorems”およ
び前記文献を参照することができる。 ヒルベルト変換フイルタ33からは各実合成信
号(I)と一緒に虚合成信号(Q)が得られる。
これがため、各入力値によつて2つの出力値(I
およびQ)が得られ、このことはサンプル数が2
倍になることを意味する。ナイキスト理論によれ
ば、如何なる情報をも消失することなく出力サン
プリング周波数を1/2とすることができる。即ち、
フイルタ33に与えられる各2つの合成信号によ
つてフイルタの出力値として1個の実合成信号
(I)と1個の虚合成信号(Q)を得ることがで
きる。サンプリング周波数を1/2とすることは信
号分析回路3での後の信号処理にとつて特に重要
なことであり、このようにすれば信号分析回路の
寸法を極めて小さくすることができる。ヒルベル
ト変換フイルタ33は、奇数本の遅延線34A〜
34Zを有し、かつこれらの遅延線のフイルタ係
数が、米国のニユージヤージー州エングレウツド
クリツフのPrentice Hall社からのL.R.
RabinerおよびB.Gold著による“Theory and
Application of Digital Signal Processing”に
記載されているように、Ch.2.19、2.20、2.27、
3.4および3.5を有する非巡回形のFIRフイルタで
構成する。上述した各遅延線は多数のメモリ位置
で35A〜35Mを有しており、これらのメモリ
位置は入射ビームの方向の数(M)に相当し、ま
たこれらのメモリ位置は各入射ビームの方向に対
して加算回路32によつて与えられる合成信号を
受信すると共に、これらの合成信号を後段へ逐次
送給する。斯種のフイルタでは重み係数を交互に
0として、フイルタの遅延線を回路36i(i=
A,…,Z)のタツプに交互に接続して、この回
路36iにて送給される信号サンプルにメモリ3
7からの関連する重み係数を乗じるようにする。
各乗算回路36A〜36Zにて得られる値を加算
回路38にて累算して、矩形周波成分から成る所
望な合成信号とする。このようにして得られる虚
合成信号(Q)および一連の遅延線34A〜34
Zの中央タツプ39から得られる上記虚合成信号
に関連する実合成信号(I)をスイツチ40によ
つて2つの周波数変換回路41および42に交互
に送給する。 周波数変換回路41および42はそれぞれCW
およびFM帯域に基いて対を成して供給されるI
およびQ合成信号を処理すべく設計する。前述し
たような出力サンプリング周波数の1/2の縮減は、
スイツチ40のスイツチング周波数を合成信号が
フイルタ33に供給される周波数に等しくするこ
とによつて達成することができる。送給された虚
合成信号は既に用いられている実合成信号と相俟
つて信号ベクトルの回転方向を決定するため、
“負周波数”は除去されるので、ヒルベルト変換
フイルタ33のスペクトルは“正周波数”を表わ
すだけとなる。サンプリング周波数を1/4および
1/2に2回続けて縮減すると、各タイプの合成サ
ンプルに対してフイルタ33の出力サンプリング
周波数は1/8fsとなる。この結果、1/16fsの値を過 ぎた周波数帯域部分が負のスペクトル部分に折り
重ねられるようになる。そこで第3D図に示すよ
うに、Δfを伝送帯域8の幅とする場合の(−1/16 fs、1/8fs−f8+Δf)によつて定められる帯域43 と、(1/4fs−f8、1/16fs)によつて定められる帯
域 44との2つの別個の周波数帯域が重要となる。
伝送帯域8を2つの帯域43と44とにわたつて
対称に分布させると、負の帯域43は伝送帯域1
0および9を含み、正の帯域44は伝送帯域12
および11を含むようになる。信号分析回路3に
て信号情報を実際に処理する場合、周波数変換回
路41および42での有効情報は第3E図に示す
ようにOHzのまわりの周波数帯域45に変換され
る。この場合の信号スイングの大きさは送信パル
スを発生させる帯域幅に依存する。従つて、(第
1組の周波数帯域の)伝送帯域9からCWパルス
でエコーが受信される場合には、2つの合成信号
(IおよびQ)が1/16fs−Δf*の周波数スイングで OHzを中心とする周波数帯域に変換されるように
なり、これにΔf*は第3D図に示すように、−1/16 fsと帯域9の中心周波数との差周波数に相当す
る。残りの帯域10〜12も同様に自動的に変換
されるが、これらの帯域は許容帯域(−1/16fs、 1/16fs)内に十分留まる。この変換に適用される 周波数スイングの大きさは選定送信周波数からし
て既知である。ついで、(同じく第1組の周波数
帯域の)伝送帯域11からのFMパルスを発生さ
せる場合には、Δf゜−1/16fsの周波数スイングで変 換を行なうようにする。なお、Δf゜は1/16fsと帯域 11の中心周波数との差周波数とする。従つて帯
域11はOHzを中心とする周波数帯域(45)に
変換され、また各伝送帯域9および12も同様に
順次変換される。 周波数変換回路41および42には、船舶固有
の速度があることからして、周波数変換に際し、
ドツプラー変位に対する周波数補正を信号サンプ
ルに含ませるようにすることができる。回路41
および42での最終周波数変換に当つては、実成
分(R)と虚成分(S)との2つの信号成分が用
いられ、これらの信号成分は、入射ビームの方
向、選定伝送帯域および測定した船舶の速度に応
じてコンピユータ(図示せず)によつて定期的に
計算されてメモリ46に記憶されている。スイツ
チ40を介してIおよびQ信号成分の各対が順次
供給される場合、(それぞれCWおよびFM帯域に
対する)周波数変換回路41および42は信号分
析回路3にTおよびW成分と一緒にメモリ46か
らのRおよびS成分を同時につぎのように乗算し
て、即ち(I+jQ)・(R+jS)=(IR−QS)+j
(QR+IS)=T+jW(第1図参照)として供給す
る。これがため信号分析回路3はCWパルスおよ
びFMパルスに基づくデイジタル信号値をそれぞ
れ独立して処理するための2つの信号チヤネル4
7および48を具えている。信号分析回路3の簡
単な例では、各信号チヤネル47および48にデ
イジタル低域通過フイルタ49および50を設
け、ここにOHzを中心とする全帯域45(第3E
図参照)の帯域幅を各伝送帯域9,10,11お
よび12の幅よりも多少大きくする。フイルタ4
9および50は偶数本の遅延線で対称インパルス
応答特性を呈する非巡回形のFIRフイルタで構成
する。入力サンプリング周波数を1/8fsとする場
合には、すべての有効周波数成分が帯域45内に
含まれるように出力サンプリング周波数を選定す
る。実際上このことはフイルタの帯域幅に依存す
る所定フアクタだけサンプリング周波数が縮減す
ることになる。フイルタに用いられる遅延線の数
は使用サンプル数の数倍とし、またサンプルと実
フイルタ係数との乗算はヒルベルト変換フイルタ
33につき前述したような方法にて行なうように
する。供給される実成分Tおよび虚成分Wは分離
させる。即ち、これらの成分は使用伝送モード
(CWまたはFM)に応じて特定のチヤネル47ま
たは48にて処理する。 CWチヤネル47にて得たフイルタの応答値は
ユニツト51にて高速フーリエ変換(FFT)の
信号処理を行ない、FMチヤネル48にて得たフ
イルタ応答値はユニツト52にて補正処理する。
ユニツト51と52で得た実数値T*および虚数
値W*は係数プロセツサ53および54にそれぞ
れ供給して、log√(*)2+(*)2値を求める。 2つの正規化回路55および56のα−βフイ
ルタは、各プロセツサ53および54によつて求
められた値から傾向値をそれぞれ決定する。つい
で、供給された信号から上記傾向値を差引くと、
持続時間の短い混信信号だけ、従つてターゲツト
からのエコー信号が残るようになる。このように
して、各ビーム入射方向に対する信号サンプルお
よび雑音が2つのクラスター低減回路57および
58にて利用し得るようになる。これらの各回路
57および58では供給される限定数のサンプル
毎に最大の信号対雑音比を求めて、最大信号−雑
音比での最大信号サンプルを立証せしめる。これ
と同時に同じ帯域の周波数付近に最大信号サンプ
ルが存在する場合には隣接するビームをチエツク
する。斯くして得た最大信号サンプルから絶対最
大値を求める。絶対最大値の多数(例えば5つ)
の信号サンプルを用いることによつて方向を正確
に求めると共に、これに関連する帯域、周波数お
よび振幅の重み付け平均値を確定する。絶対最大
値に関連し、方向、レインジ、周波数および振幅
を表わす値のことを低減クラスターのパラメータ
と称する。数秒間の各時間間隔にてこれらの低減
クラスターの相当数(約100)が立証され、この
場合これらのクラスターはユニツト59にて共通
に相関処理され、異なる低減クラスター間に相互
関係が持たらされる。これによりPPI表示装置6
0での誤り警報回数が減少し、検出感度が向上す
る。 本発明の目的は検出素子2A〜2Mによつてピ
ツクアツプされるインパルス雑音がクラスター低
減回路57および58での処理にできるだけ悪影
響を及ぼさないようにすることにある。このため
に本発明ソナー装置には雑音検出器61とこの検
出器によつて制御される2個の阻止回路62およ
び63とを設け、阻止回路62は正規化回路55
とクラスター低減回路57との間の接続線に挿入
し、回路63は正規化回路56とクラスター低減
回路58との間の接続線に挿入する。 インパルス雑音は伝送周波数帯域の内外双方の
全周波帯域にわたつて目だつ。インパルス雑音が
このような作動パターンを呈することからして、
雑音検出器61にはデイジタル帯域通過フイルタ
64を設け、このフイルタ64に本例ではビーム
形成回路網1のCW出力値を供給して、このフイ
ルタによつて正、従つて負のスペクトル部分にお
ける通過帯域65(第3E図)の位置を適当に選
定して、フイルタ49および50の各中心周波数
とフイルタ64の中心周波数との周波数差が第3
A図に示した2つの連続する伝送帯域の中心周波
数間の差に等しくなるようにする。従つて、例え
ば帯域9のような伝送帯域からフイルタ49また
は50の通過帯域45(第3E図)への周波数変
換によつて、残りの使用されていない1つの伝送
帯域、この場合帯域10が帯域通過フイルタ64
の(正または)負の通過帯域65内に常に持たら
されるようになるため、雑音信号は有効伝送帯域
9以外を通過するようになる。 帯域通過フイルタ64はフイルタ係数値は異な
るが、フイルタ49および50につき述べたのと
同様に作動し、これにより通過帯域65(第3E
図)の特性はフイルタ49および50の低域通過
帯域に対して偏移されるため、雑音信号だけが通
過するようになる。フイルタ49および50のサ
ンプリング速度に等しい出力サンプリング速度に
よつてフイルタ64を通過した周波数成分、即ち
雑音信号の周波数成分はOHzを中心とする帯域に
重ねられる(第3F図)。 プロセツサ66は帯域通過フイルタ64を経て
対を成して供給される実および虚成分T*および
W*のモジユールの対数値を計算し、この値を平
滑フイルタ67に供給して、所定の時間間隔内に
おける多数の対数モジユールにかかわる信号の傾
向を求める。平滑フイルタ67はレジスタ68
と、スイツチ69を介してレジスタ68に接続さ
れる反転回路70と、この反転回路70およびプ
ロセツサ66に接続される第1加算回路71と、
レジスタ68に接続されると共に除算器72を介
して第1加算回路71に接続される第2加算回路
73とを具えている。平滑フイルタ67の整定位
相を短くするために、スイツチ69はソナー装置
の始動後短期間開放位置に保持する。この場合、
第1加算回路71はそれに供給されるデイジタル
値(yi)をそのまま除算器72に供給し、この除
算器はそのデイジタル値の1/N(Nは所定数と
する)を第2加算回路73に供給する。なお、こ
の第2加算回路はレジスタ68に記憶させた値も
受信する。 第2加算回路73にてデイジタル値の1/Nの
減縮加算値
【式】を求めた後で、しかも
この加算値をレジスタ68に記憶させた後にスイ
ツチ69を閉じて、反転回路70を用いて第1加
算回路71によつて加算値Ai=yi−Ai-1を発生さ
せる。なお、ここにi>Nに対するAi-1は、yiの
値を平滑フイルタ67に供給する瞬時におけるレ
ジスタ68の実際の内容である。ついで上記2つ
の供給値から第2加算回路73によつてつぎのよ
うな結果を求める。即ち、 Ai=yi−Ai-1/N+Ai-1=yi+(N−1)Ai-1/N この結果をレジスタ68に書込み、ついでスレ
ツシヨルド回路74に供給する。スイツチ69が
開放位置にある時間はN個のデイジタル値が除算
器72に順次供給される時間に対応する。 スレツシヨルド回路74はスレツシヨルド再評
価回路75を具えており、この回路75は雑音信
号の存在を再評価するための十分高いスレツシヨ
ルド値を用いるために有効値を可調整定数C1だ
け高める。再評価したスレツシヨルド値はスレツ
シヨルド回路74におけるスレツシヨルド選択回
路76を介して比較器77に供給するが、これは
スイツチ69がまだ開放位置にある平滑フイルタ
67の整定時間以外とする。この場合、スレツシ
ヨルド選択回路76は代りのスレツシヨルド値
C2を比較器77に供給する。モジユールプロセ
ツサからの値が供給スレツシヨルド値以上となる
場合には比較器77がスイツチ信号を遅延回路7
8に供給する。遅延回路78は所定遅延量で、し
かも所定の持続時間を有する企図した制御パルス
(P1およびP2)を発生し、これらのパルスを阻止
回路62および63に供給して、正規化回路55
および56からのデイジタル値がクラスター低減
回路57および58に流れないように阻止する。
通常、CWチヤネル47から阻止回路62への制
御パルス(P1)の遅延時間は、FMチヤネルに対
する制御パルス(P2)とは相違させる。その理
由は、プロセツサ53および54での処理時間が
異なるからである。雑音パルスの抑制は各ビーム
入射方向および各周波数値に対して行なう必要が
あることは明らかである。雑音検出器61で行な
う全ての処理は周波数およびビーム入射方向の補
正をしたデイジタル信号サンプルを考慮して行な
う必要がある。このことからしてレジスタ68に
はビーム入射方向の数によつて定められるメモリ
能力を備える必要がある。
ツチ69を閉じて、反転回路70を用いて第1加
算回路71によつて加算値Ai=yi−Ai-1を発生さ
せる。なお、ここにi>Nに対するAi-1は、yiの
値を平滑フイルタ67に供給する瞬時におけるレ
ジスタ68の実際の内容である。ついで上記2つ
の供給値から第2加算回路73によつてつぎのよ
うな結果を求める。即ち、 Ai=yi−Ai-1/N+Ai-1=yi+(N−1)Ai-1/N この結果をレジスタ68に書込み、ついでスレ
ツシヨルド回路74に供給する。スイツチ69が
開放位置にある時間はN個のデイジタル値が除算
器72に順次供給される時間に対応する。 スレツシヨルド回路74はスレツシヨルド再評
価回路75を具えており、この回路75は雑音信
号の存在を再評価するための十分高いスレツシヨ
ルド値を用いるために有効値を可調整定数C1だ
け高める。再評価したスレツシヨルド値はスレツ
シヨルド回路74におけるスレツシヨルド選択回
路76を介して比較器77に供給するが、これは
スイツチ69がまだ開放位置にある平滑フイルタ
67の整定時間以外とする。この場合、スレツシ
ヨルド選択回路76は代りのスレツシヨルド値
C2を比較器77に供給する。モジユールプロセ
ツサからの値が供給スレツシヨルド値以上となる
場合には比較器77がスイツチ信号を遅延回路7
8に供給する。遅延回路78は所定遅延量で、し
かも所定の持続時間を有する企図した制御パルス
(P1およびP2)を発生し、これらのパルスを阻止
回路62および63に供給して、正規化回路55
および56からのデイジタル値がクラスター低減
回路57および58に流れないように阻止する。
通常、CWチヤネル47から阻止回路62への制
御パルス(P1)の遅延時間は、FMチヤネルに対
する制御パルス(P2)とは相違させる。その理
由は、プロセツサ53および54での処理時間が
異なるからである。雑音パルスの抑制は各ビーム
入射方向および各周波数値に対して行なう必要が
あることは明らかである。雑音検出器61で行な
う全ての処理は周波数およびビーム入射方向の補
正をしたデイジタル信号サンプルを考慮して行な
う必要がある。このことからしてレジスタ68に
はビーム入射方向の数によつて定められるメモリ
能力を備える必要がある。
第1図は阻止回路付きの雑音検出器を具えてい
る本発明によるソナー装置の一例を簡単に示すブ
ロツク線図;第2図は第1図のソナー装置用のデ
イジタル式ビーム形成回路網の一例を示すブロツ
ク線図;第3A〜3F図は第1および第2図のソ
ナー装置での信号伝送に関連する信号特性図であ
る。 1…ビーム形成回路網、2A〜2M…音検出素
子、3…信号分析ユニツト、4A〜4M…受信チ
ヤネル、5…前置増幅器、6…アナログ帯域フイ
ルタ、13…サンプリング回路、14…アナロ
グ/デイジタル変換器、17…メモリ、23〜2
6…メモリ素子、27…結合補正係数用メモリ、
28〜31…メモリ素子、32…加算回路、33
…ヒルベルト変換フイルタ、34A〜34Z…遅
延線、36…乗算回路、37…重み係数用メモ
リ、38…加算回路、39…中央タツプ、40…
スイツチ、41,42…周波数変換回路、46…
メモリ、49,50…デイジタル式低域通過フイ
ルタ、51…高速フーリエ変換ユニツト、52…
補正ユニツト、53,54…モジユールプロセツ
サ、55,56…正規化回路、57,58…クラ
スター低減回路、60…PPI表示装置、61…雑
音検出器、62,63…阻止回路、64…デイジ
タル帯域通過フイルタ、66…プロセツサ、67
…平滑フイルタ、68…レジスタ、69…スイツ
チ、70…反転回路、71…第1加算回路、72
…除算器、73…第2加算回路、74…スレツシ
ヨルド回路、75…スレツシヨルド再評価回路、
76…スレツシヨルド選択回路、77…比較器、
78…遅延回路。
る本発明によるソナー装置の一例を簡単に示すブ
ロツク線図;第2図は第1図のソナー装置用のデ
イジタル式ビーム形成回路網の一例を示すブロツ
ク線図;第3A〜3F図は第1および第2図のソ
ナー装置での信号伝送に関連する信号特性図であ
る。 1…ビーム形成回路網、2A〜2M…音検出素
子、3…信号分析ユニツト、4A〜4M…受信チ
ヤネル、5…前置増幅器、6…アナログ帯域フイ
ルタ、13…サンプリング回路、14…アナロ
グ/デイジタル変換器、17…メモリ、23〜2
6…メモリ素子、27…結合補正係数用メモリ、
28〜31…メモリ素子、32…加算回路、33
…ヒルベルト変換フイルタ、34A〜34Z…遅
延線、36…乗算回路、37…重み係数用メモ
リ、38…加算回路、39…中央タツプ、40…
スイツチ、41,42…周波数変換回路、46…
メモリ、49,50…デイジタル式低域通過フイ
ルタ、51…高速フーリエ変換ユニツト、52…
補正ユニツト、53,54…モジユールプロセツ
サ、55,56…正規化回路、57,58…クラ
スター低減回路、60…PPI表示装置、61…雑
音検出器、62,63…阻止回路、64…デイジ
タル帯域通過フイルタ、66…プロセツサ、67
…平滑フイルタ、68…レジスタ、69…スイツ
チ、70…反転回路、71…第1加算回路、72
…除算器、73…第2加算回路、74…スレツシ
ヨルド回路、75…スレツシヨルド再評価回路、
76…スレツシヨルド選択回路、77…比較器、
78…遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビーム形成回路網1および信号分析回路3を
具えているソナー装置にあつて、ビーム形成回路
網1が音検出素子2A〜2Mと同期的に作動する
複数個の受信チヤネル4A〜4Mと、各ビーム入
射方向に対して、音検出素子2A〜2Mからの音
エネルギーに関連する合成信号を供給する帯域フ
イルタ手段6とを具えており、前記合成信号は受
信中のチヤネル出力信号を重畳せしめることによ
つて得るようにし、かつ前記ビーム形成回路網1
が前記合成信号を低周波帯域の信号に変換するた
めの周波数変換手段41および42も具えている
ソナー装置において、該ソナー装置が前記信号分
析回路に含まれる阻止回路62および63を具
え、これらの阻止回路が、前記合成信号が供給さ
れて、各ビーム入射方向に対し前記合成信号中に
含まれるような混信信号についての情報から阻止
回路制御電圧を取出す雑音検出器61に応答し、
該雑音検出器が、送信/受信帯域を表わす低周波
帯域以外の雑音又は混信信号の如き不所望な信号
を選択するデイジタル帯域フイルタ64と;該フ
イルタにてろ波した信号のモジユールを決定する
プロセツサ66と;所定の時間間隔内に供給され
る測定サンプルの振幅平均値を決定する平滑フイ
ルタ67と;該フイルタ67の平均値が供給さ
れ、該平均雑音レベルを或る追加レベルだけ高め
るスレツシヨルド回路74と;該スレツシヨルド
回路74および前記プロセツサ66に接続され、
該プロセツサ66の出力レベルがスレツシヨルド
回路74の出力レベル以上となるときに前記制御
電圧を発生する比較器77とを具えていることを
特徴とするソナー装置。 2 特許請求の範囲1記載のソナー装置におい
て、雑音検出器61が平滑フイルタ67に接続さ
れ、該平滑フイルタの平均値を一定値だけ高めて
比較器77用の基準値を得るための手段75を具
えていることを特徴とするソナー装置。 3 特許請求の範囲2記載のソナー装置におい
て、雑音検出器61を、送信パルスの発生後の所
定期間の間は前記基準値の代りに或る所定値を供
給するように構成したことを特徴とするソナー装
置。 4 特許請求の範囲1記載のソナー装置におい
て、平滑フイルタ67と阻止回路62,63との
間に遅延手段78を介挿したことを特徴とするソ
ナー装置。 5 特許請求の範囲1記載のソナー装置におい
て、平滑フイルタ67を各ビーム入射方向に対し
て次式に基づく基準値(Ai)を計算すべく構成
し、 Ai=yi+(N−1)Ai-1/N ここにi=1,2,…とし、かつyiを特定のビ
ーム入射方向に対するもので、しかも所定数Nで
指数iを呈するプロセツサ送給合成信号のモジユ
ールとしたことを特徴とするソナー装置。 6 特許請求の範囲1記載のソナー装置におい
て、平滑フイルタ67を各ビーム入射方向に対し
て次式に基づく基準値(Ai)を計算すべく構成
し、 Ai=yi+(N−a)Ai-1/N ここにi=1,2,3,…,A0=0としかつyi
を特定ビーム入射方向に対するもので、しかも所
定数Nで指数iを呈するプロセツサ送給合成信号
のモジユールとし、かつi Nの際にa=0と
し、i>Nの際にa=1とすることを特徴とする
ソナー装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL8200728 | 1982-02-24 | ||
| NL8200728A NL8200728A (nl) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | Stoorsignaalonderdrukkingseenheid voor een sonarapparaat. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58179370A JPS58179370A (ja) | 1983-10-20 |
| JPH0317110B2 true JPH0317110B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=19839310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58028653A Granted JPS58179370A (ja) | 1982-02-24 | 1983-02-24 | ソナ−装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4549286A (ja) |
| EP (1) | EP0087184B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58179370A (ja) |
| AU (1) | AU559808B2 (ja) |
| CA (1) | CA1203613A (ja) |
| DE (1) | DE3373020D1 (ja) |
| NL (1) | NL8200728A (ja) |
| NO (1) | NO163987C (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1187586A (en) * | 1984-01-06 | 1985-05-21 | B.E.L-Tronics Limited | Radar detection and signal processing circuit |
| US4679175A (en) * | 1984-12-13 | 1987-07-07 | Honeywell Inc. | Ultrasonic distance sensor with dual burst noise rejection |
| US4719605A (en) * | 1984-12-13 | 1988-01-12 | Honeywell Inc. | Self-calibrating ultrasonic range finder |
| US4804963A (en) * | 1987-01-05 | 1989-02-14 | Honeywell Inc. | Wide dynamic range digital receiver |
| US4872145A (en) * | 1987-05-04 | 1989-10-03 | Hazeltine Corporation | Noise trap circuit |
| AU734517B1 (en) * | 1990-11-29 | 2001-06-14 | Raytheon Company | Active sonar system for target detection in the presence of strong mail lobe interference |
| US5739654A (en) * | 1994-12-19 | 1998-04-14 | International Business Machines Corporation | Precision tool control system for a workpiece positioning apparatus |
| KR100197794B1 (ko) * | 1996-05-25 | 1999-06-15 | 최승원 | 무선통신시스템에서 간섭을 최소화하고 잡음의 영향을 줄여주기 위한 신호처리 장치 및 방법 |
| DE19824267A1 (de) * | 1998-05-29 | 1999-12-02 | Siemens Ag | Verfahren zur Erkennung von Nutz- und Störechos im Empfangssignal von Abstandssensoren sowie Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
| JP4516644B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2010-08-04 | 古野電気株式会社 | 受波ビーム形成方法、受波ビーム形成装置およびマッチドフィルタ |
| US6335905B1 (en) * | 1999-12-17 | 2002-01-01 | Garmin Corporation | Method for elimination of passive noise interference in sonar |
| US7908080B2 (en) | 2004-12-31 | 2011-03-15 | Google Inc. | Transportation routing |
| JPWO2006123499A1 (ja) * | 2005-05-16 | 2008-12-25 | 株式会社村田製作所 | レーダ |
| US8068385B2 (en) * | 2008-11-24 | 2011-11-29 | Raytheon Company | System and method for enhancing weak target signals for a sensor array |
| US8116169B2 (en) * | 2009-05-13 | 2012-02-14 | Raytheon Company | Active sonar system and active sonar method using noise reduction techniques and advanced signal processing techniques |
| US8320216B2 (en) * | 2009-12-01 | 2012-11-27 | Raytheon Company | Active sonar system and active sonar method using fuzzy logic |
| GB2533388B (en) | 2014-12-17 | 2021-01-06 | Sezanne Marine Ltd | Aspects of a sonar system |
| KR102293882B1 (ko) * | 2021-05-21 | 2021-08-25 | 국방과학연구소 | 예인선배열 소나 시스템에서 자함의 소음을 감소시키기 위한 장치 및 방법 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2978577A (en) * | 1948-03-04 | 1961-04-04 | Bell Telephone Labor Inc | Noise reducing systems |
| US3582872A (en) * | 1964-06-29 | 1971-06-01 | Us Navy | Threshold control for sonar |
| US3353146A (en) * | 1965-06-01 | 1967-11-14 | Raytheon Co | Signal display system |
| US3609672A (en) * | 1969-07-28 | 1971-09-28 | Us Navy | False alarm inhibit circuit in echo ranging systems |
| JPS5121852A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-21 | Furuno Kyotaka | Tantaibutsutaihanbetsusochi |
| JPS6041793B2 (ja) * | 1978-04-19 | 1985-09-18 | 日本警備保障株式会社 | 超音波による警戒方式 |
| JPS623738Y2 (ja) * | 1979-01-19 | 1987-01-28 | ||
| JPS6118464Y2 (ja) * | 1979-04-23 | 1986-06-04 | ||
| JPS5722576A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ultrasonic type vehicle speed measuring apparatus |
-
1982
- 1982-02-24 NL NL8200728A patent/NL8200728A/nl not_active Application Discontinuation
-
1983
- 1983-02-04 EP EP83200185A patent/EP0087184B1/en not_active Expired
- 1983-02-04 DE DE8383200185T patent/DE3373020D1/de not_active Expired
- 1983-02-10 AU AU11311/83A patent/AU559808B2/en not_active Ceased
- 1983-02-11 CA CA000421472A patent/CA1203613A/en not_active Expired
- 1983-02-22 US US06/468,722 patent/US4549286A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-02-23 NO NO830630A patent/NO163987C/no unknown
- 1983-02-24 JP JP58028653A patent/JPS58179370A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| JPS58179370A (ja) | 1983-10-20 |
| CA1203613A (en) | 1986-04-22 |
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| AU1131183A (en) | 1983-09-01 |
| US4549286A (en) | 1985-10-22 |
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| EP0087184A1 (en) | 1983-08-31 |
| NO163987C (no) | 1990-08-15 |
| EP0087184B1 (en) | 1987-08-12 |
| NL8200728A (nl) | 1983-09-16 |
| DE3373020D1 (de) | 1987-09-17 |
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