JPH0317176B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0317176B2 JPH0317176B2 JP58050600A JP5060083A JPH0317176B2 JP H0317176 B2 JPH0317176 B2 JP H0317176B2 JP 58050600 A JP58050600 A JP 58050600A JP 5060083 A JP5060083 A JP 5060083A JP H0317176 B2 JPH0317176 B2 JP H0317176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control grid
- electron gun
- grid
- cathode
- volts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/02—Electrodes; Magnetic control means; Screens
- H01J23/06—Electron or ion guns
- H01J23/065—Electron or ion guns producing a solid cylindrical beam
Landscapes
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
- Microwave Tubes (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
Description
本発明は改良複モード電子銃、一層詳しくは、
球形陰極に対してほぼ平行な別々の同心球形面に
装着した中心近接制御グリツドおよび遠位置制御
グリツドを利用する電子の積層流を改良するグリ
ツド・システムに関する。 進行波管(TWT)あるいは類似の過渡時間管
において複モード電子銃を利用することはこの分
野では周知である。進行波管は広帯域マイクロ波
管であり、その特性はシヨウウエーブ(show
wave)構造に沿つて伝幡する波の場とこの波と
共に進行する電子ビームとの間の相互作用に依存
する。この管では、ビーム内の電子は波よりもや
や大きい速度で移動し、平均すれば、波の場によ
つて遅くなる。したがつて、電子の運動エネルギ
の損失が波の場によつて運ばれる大きいエネルギ
として現われる。したがつて、進行波管は増幅器
あるいはオシレータとして作用する。 現代のマイクロ波レーダ、通信器、電子逆探シ
ステムにおいては、2種類の動力レベルでこれら
のシステム内の進行波管が作動することが望まし
く、あるいは必要であることが多い。或るモー
ド、すなわち、いわゆる低モードでは、管ピーク
出力はP0ワツトのレベルで、デユーテイサイク
ルDuであり、連続波の場合、このデユーテイサ
イクルは100%にもなりうる。10dBアツプパルス
装置におけるいわゆる高モードでは、ピーク出力
は10P0ワツトであり、デユーテイサイクルは
0.1Duまで減少し、その結果、装置からの平均動
力レベルを両モードでほぼ同じに維持する。ここ
に述べた数値はほんの一例である。動力およびデ
ユーテイサイクルのレベルを2つ以上持つ或る種
のシステムでは、デユーテイサイクルおよび管出
力レベルの他の組合わせが好ましいかも知れな
い。 電子放出陰極面の周囲部分のみを覆つて突出す
るスクリーングリツドを、全放出面をほぼ横切つ
て延びる第2の制御グリツドと組合わせて利用す
る複グリツド式電子銃の一例が1975年9月2日に
R.A.Forbess等に許された米国特許第3903450号
に示されている。 スルリーングリツドのまわりを囲む陰極の滑ら
かな表面からの電子流は非層流であり、この非層
流状態は陰極の表面にくぼみまたは溝を設けるこ
とによつて防止していた。それ故、スクリーング
リツドをくぼみと整合させ、くぼみ間の高くなつ
た縁をグリツド内の導電性要素と一致させること
が必要になる。くぼみ付き陰極を利用するグリツ
ド式電子銃の一例が1974年10月22日にG.V.
Miram等に許された米国特許第3843902号に見出
せる。 複モード電子銃内の電子層流を改善する目的を
持つた他の配置が1975年1月7日にR.Hechtelに
許された米国特許第3859552号および1977年5月
10日にA.E.Berwick等に許された米国特許第
4023061号に見出される。これらの装置では、そ
れぞれ、円形パターンの導電性要素によつて形成
された第1の部分的な内側グリツドを包含し、こ
の第1グリツドがその円形パターンを囲む導電性
の環状リングパターンで第2部分的外側グリツド
によつて囲まれている。内側円形グリツドパター
ンを有する第1グリツドは縁曲げし、円形パター
ンが第2の外側グリツドの環状パターンに嵌合し
かつそれと整合するようにする。縁曲げを行なう
ことによつて、2つのグリツドを単一の球形表面
内で整合させることができる。しかしながら、縁
曲げで不連続部が生じ、電子層流を乱す。 上記の特徴を有する従来の代表的な構造はシヤ
ドウグリツドと2つの制御グリツドとを有する浅
なべ型あるいはくぼみ付き陰極を包含し、これら
の制御グリツドのうち第1のグリツドは縁曲げし
た、あるいはねじつた半径方向支持体を有する内
側円形パターンの導電性要素を有し、外側環状パ
ターンの導電性要素を有する第2グリツドに嵌合
しかつそれを球形に整合する。上述のように、浅
なべ型陰極はシヤドウグリツドを用いることによ
つて生じた場のゆがみを補正するのに必要とされ
る。一方、シヤドウグリツドは陰極から出た電子
ビームによつて第1、第2のグリツドを加熱する
のを防ぐのに必要とされる。従来の電子銃の代表
的なものでは、浅なべ型陰極に形成した隆起がシ
ヤドウグリツドや第1、第2の制御グリツドと整
合しなければならないので、整合を得るのは難し
い。さらに、第1制御グリツドに縁曲げあるいは
ねじりを行なうと、電子流が非層流となる。 したがつて、本発明の目的は、電子銃でしばし
ば用いられるくぼみ付きあるいは浅なべ型陰極を
用いずに済まそうということにある。 本発明の別の目的は、制御グリツドの加熱を抑
え、シヤドウグリツドの除去を可能とする改良複
モード電子銃を提供することにある。 本発明のまた別の目的は、制御グリツドの整合
を簡略化した改良複モード電子銃を提供すること
にある。 これらの目的および他の目的を達成するため
に、本発明の改良電子銃は、陽極を並べて配置し
た滑らかな表面を持つ、小さい直径の陰極を有
し、これらの陽極、陰極の間には2つの制御グリ
ツドが配置してある。第1のグリツドは中央の陰
極に近く、外側環状体内に配置した非常に緻密な
阻止グリツドに相当する。ここでは、複モード作
動の高位相で高モード電子電流の大部分が現われ
る。第1の中心近接制御グリツドも低密度の導電
性要素の内側円形区域を備えている。第1の制御
グリツドとは別の第2の制御グリツドは低密度導
電性要素の内側円形区域と外側環状区域を備えて
いる。これらの導電性要素は中心近接制御グリツ
ド内にありかつそれらと互いに整合する低密度導
電性要素と一致している。 複モード電子銃の高モード作動では、中心近接
制御グリツドおよび遠位置制御グリツドは、それ
ぞれ、正電位で作動し、ここでは、電子銃は本質
的に外側環状区域内の四極管グリツド銃と、内側
円形区域内の四極管グリツド銃となる。低作動モ
ードでは、中心近接グリツドは小さい負の電位で
作動し、遠位置グリツドは前と同じ高い電位で作
動する。この形態では、外側環状区域からの電流
は中心近接グリツドによつて完全に抑圧され、内
側円形区域では、銃は本質的に負シヤドウグリツ
ド式銃となる。 本発明のこれ以外の目的および利点は添付図面
を参照しての以下の説明から明らかとなろう。 図面を参照して、第1図は、陰極12と陽極1
4とを包含する従来の電子銃10を示している。
熱電子陰極デイスペンサが設けてあり、これは1
8のところで浅なべ型にされるか、あるいはくぼ
みが設けてあつてシヤドウグリツド20の導電性
要素まわりの電子層流を可能とする電子放出球形
面16を備えている。シヤドウグリツド20は複
数の環状配置の導電性要素21からなり、これら
の導電性要素は半径方向導電性要素(図示せす)
によつて電子銃10のフレームに連結してある。
各環状導電性要素21は陰極12の球形面16上
のくぼみ18間にある高くなつた縁と整合してい
る。 シヤドウグリツド20を越えて内側制御グリツ
ド22(第2図)が装着してある。内側制御グリ
ツドは絶縁取付用環状体24を包含し、この環状
体からの複数の半径方向導体26が突出してい
る。内側円形グリツド28は半径方向導体26に
よつて支えられた環状導体30によつて形成され
ている。組立時には、第1の内側制御グリツド2
2は球形に形成されてそれを陰極12の球形面1
6を同心に取付けることができるようにする。外
側制御グリツド32(第3図)も同様に形成され
て半径方向導体26および外周グリツド36に形
成された環状導体30を支える環状体34を有す
る。 第1図でわかるように、内側グリツド28を支
える半径方向導体26は縁曲げ部またはねじり部
38を有し、内側グリツド28を外周グリツド3
6と同じ周面に一致させうるようにしてある。第
1図に示す複モード銃を組立るとき、くぼみ18
間の隆起をシヤドウグリツド20の環状導電性要
素21および内外の制御グリツド22,32の半
径方向導体26、環状導電性要素30と整合させ
る必要がある。この整合は従来の電子銃でも行な
われていたが、組立コストがかかるという問題が
あつた。 制御グリツドと陽極14との間には大きな環状
焦点電極40が配置してあり、これで複モード電
子銃10が完成する。 第1−3図に示す従来装置は、シヤドウグリツ
ド20にゼロの正電位を印加する一方、内外の制
御グリツド22,32に220ボルトの正電位を印
加することによつて高モードで作動する。この配
置では、シヤドウグリツドは制御グリツドの加熱
を防ぐ。低作動モードでは、100ボルトの負電位
が外側制御グリツド32に印加され、220ボルト
の正電位が内側制御グリツド22に印加される。 陰極、シヤドウスクリーン、2つの制御グリツ
ドを正しく整合させたならば、高モードで陰極1
2の全表面16から電子のほぼ滑らかな流れ、す
なわち、層流が生じ、「b1」で示す電子ビームを
発生する。負電位が外側制御グリツド32に印加
されると、陰極表面16の外周からの電子ビーム
が抑圧され、低モードでの電子を内側制御グリツ
ド28で形成された(第1図に「b2」で示す)内
側円に制限する。 第1−3図に示した従来の電子銃は正しく配置
されたときに作動するが、その製作時間、コスト
を減じ、不合格率を減らし、作動特性を改善する
ことによつてこの従来電子銃を改良することが望
ましい。本発明によれば、第4−7図に示すよう
に、陰極表面16にくぼみ18を設ける必要がな
く、シヤドウグリツド20も不要となり、したが
つて、くぼみのある陰極表面をシヤドウグリツド
および内外の制御グリツド22,32と整合させ
る必要もない。また、本発明によれば、内側制御
グリツド22の半径方向導体26にねじり部38
を設ける必要がない。 第4図でわかるように、本発明の電子銃410
は陰極412および陽極414を備えており、陰
極412の表面416は滑らかな球形表面であ
る。第1の中心近接グリツド422が取付環状体
424内で滑らかな球形表面416に隣接して装
着してある。中心近接グリツド422の好ましい
実施例が第5図に示してある。制御グリツドは、
モリブデン、ハフニウム、あるいはAmzircなる
登録商標で市販されている銅とジルコンの合金の
薄板金をホトエツチングあるいは放電加工するこ
とによつて形成される。中心近接グリツドの厚さ
はたつたの0.002インチ(0.05ミリ)である。第
5図は中心近接制御グリツド422の四分円を1
つだけしか示していないが、このグリツドで図示
しない残りの3つの四分円も同じ形状を持つこと
は了解されたい。第5,6図の描写を簡略化する
ために、この単一の四分円の周縁は省略してあ
る。環状体424から半径方向内側に複数の半径
方向導体426が延びており、これらの導体は環
状導体430によつて支持されている。第1の中
心近接グリツドは、内側円形制御グリツド区域4
28と外側環状制御グリツド区域436とからな
る2つの区域に分けられている。 好ましい実施例では、内側制御グリツド区域4
28は3組の開口またはセルを形成する4つの環
状導体430からなる円形パターンである。最内
方組のセルは2つの環状導体430と4つの半径
方向導体426とによつて360度の範囲内で形成
された4つの開口を包含する。次の2組の同心セ
ルの各組は3つの環状導体430と8つの半径方
向導体426とによつて360度の範囲内で形成さ
れた8つのセルを包含する。内側制御グリツド区
域428は環状の形に作つてもよいが、円形が好
ましい。外側制御グリツド区域436は最内方組
に120のセル、外側組に152のセルという配
分の2組のセルによつて形成される。明らかに、
内外のグリツド区域428,436の形状および
セルの数、形状は、本発明の範囲から逸脱するこ
となく特定の電子銃の形状に合わせて変えること
ができる。 中心近接制御グリツド422の外側に第2の遠
位置制御グリツド432が設けてあり、これの四
分円の1つが第6図に示してある。この遠位置制
御グリツド432は中心近接制御グリツドと同じ
材料で作つてあるが、ただし、この材料の厚さは
0.003インチ(0.08ミリ)である。遠位置制御グ
リツド432は環状体434に支持されており、
制御グリツド422と陰極面416の球形面とほ
ぼ平行な球形面を持つように同心に配置してあ
る。遠位置制御グリツド432は内側円形制御グ
リツド区域438と外側環状制御グリツド区域4
40とを有する。内側制御グリツド438が中心
近接制御グリツド422の内側制御グリツド42
8の形にほぼ同じであることに注意されたい。し
かしながら、グリツド432の外側制御グリツド
区域440は内側制御グリツド438を構成する
環状導体430を支えるように半径方向導体42
6によつて形成された支持構造にすぎない。本発
明で重要な1つの特徴は、中心近接グリツド42
2の半径方向、環状導体が遠位置グリツド432
の導体と同じでありかつそれらと整合していなけ
ればならないということである。 第4−6図を再び参照して、シヤドウグリツド
が省略されているので、シヤドウグリツドによる
ひずみを防ぐに必要なくぼみが不要となつている
ことに注目されたい。むしろ、中心近接グリツド
422は陰極412の表面416に非常に接近し
て設置してある。このグリツドは高、低作動モー
ドで低い電圧に保たれ、その結果、このグリツド
が遠位置制御グリツド432のためのシヤドウグ
リツドとして作用する。外側制御グリツド436
の半径方向導体426によつて形成される羽根付
きグリツドを利用することによつて、第2,3図
に示す従来技術の同心リンググリツドよりも電子
流がより層流に近くなる。さらに、内側グリツド
22のねじり部38を省略することによつても、
電子流の層流状態を改善できる。 面積収束率が低い電子銃の発生する電子ビーム
は面積収束率の高い電子銃のものよりも層流状態
に近く、焦点も合わせやすい。本発明の電子銃で
は陰極ローデイングのレベルが非常に低いので、
陰極の直径を小さくできる。陰極の直径をさらに
小さくしたければ、標準Bタイプのデイスペンサ
陰極よりも高い陰極電流密度を維持できるタング
ステン・イリジウム混合金属マトリツクス型の陰
極を用いればよい。 本発明の複モード電子銃は、高動作モードで
は、中心近接グリツド422に+36ボルト、遠位
置グリツド432に+250ボルトの電圧がかかる
ことがわかつた。このとき、電子ビームの幅は第
4図にbで示す幅に等しい。低動作モードでは、
電子ビームの幅がbであるとき、中心近接制御グ
リツド422に印加される電圧は−36ボルトであ
り、遠位置制御グリツド432にかかる電圧は+
250ボルトに保持される。環状体434と陽極4
14の間に設置された焦点合わせ電極440は電
子銃の分野では公知のように電子ビームを焦点合
わせするものである。しかしながら、本発明で
は、高、低モードの電子ビームのそれぞれを単一
の電極440からの同じ磁界で焦点合わせするこ
とができる。 本発明は上記の電圧以外の電圧でも実施でき
る。以下に示す第1表は、本発明の複モード電子
銃で利用できる電圧の範囲を示し、この表で、各
制御グリツドを横切る電圧Egはボルトで表わし、
電流Igはアンペアで表わしている。グリツド42
2,432の印加される電圧の範囲は次の通りで
ある。
球形陰極に対してほぼ平行な別々の同心球形面に
装着した中心近接制御グリツドおよび遠位置制御
グリツドを利用する電子の積層流を改良するグリ
ツド・システムに関する。 進行波管(TWT)あるいは類似の過渡時間管
において複モード電子銃を利用することはこの分
野では周知である。進行波管は広帯域マイクロ波
管であり、その特性はシヨウウエーブ(show
wave)構造に沿つて伝幡する波の場とこの波と
共に進行する電子ビームとの間の相互作用に依存
する。この管では、ビーム内の電子は波よりもや
や大きい速度で移動し、平均すれば、波の場によ
つて遅くなる。したがつて、電子の運動エネルギ
の損失が波の場によつて運ばれる大きいエネルギ
として現われる。したがつて、進行波管は増幅器
あるいはオシレータとして作用する。 現代のマイクロ波レーダ、通信器、電子逆探シ
ステムにおいては、2種類の動力レベルでこれら
のシステム内の進行波管が作動することが望まし
く、あるいは必要であることが多い。或るモー
ド、すなわち、いわゆる低モードでは、管ピーク
出力はP0ワツトのレベルで、デユーテイサイク
ルDuであり、連続波の場合、このデユーテイサ
イクルは100%にもなりうる。10dBアツプパルス
装置におけるいわゆる高モードでは、ピーク出力
は10P0ワツトであり、デユーテイサイクルは
0.1Duまで減少し、その結果、装置からの平均動
力レベルを両モードでほぼ同じに維持する。ここ
に述べた数値はほんの一例である。動力およびデ
ユーテイサイクルのレベルを2つ以上持つ或る種
のシステムでは、デユーテイサイクルおよび管出
力レベルの他の組合わせが好ましいかも知れな
い。 電子放出陰極面の周囲部分のみを覆つて突出す
るスクリーングリツドを、全放出面をほぼ横切つ
て延びる第2の制御グリツドと組合わせて利用す
る複グリツド式電子銃の一例が1975年9月2日に
R.A.Forbess等に許された米国特許第3903450号
に示されている。 スルリーングリツドのまわりを囲む陰極の滑ら
かな表面からの電子流は非層流であり、この非層
流状態は陰極の表面にくぼみまたは溝を設けるこ
とによつて防止していた。それ故、スクリーング
リツドをくぼみと整合させ、くぼみ間の高くなつ
た縁をグリツド内の導電性要素と一致させること
が必要になる。くぼみ付き陰極を利用するグリツ
ド式電子銃の一例が1974年10月22日にG.V.
Miram等に許された米国特許第3843902号に見出
せる。 複モード電子銃内の電子層流を改善する目的を
持つた他の配置が1975年1月7日にR.Hechtelに
許された米国特許第3859552号および1977年5月
10日にA.E.Berwick等に許された米国特許第
4023061号に見出される。これらの装置では、そ
れぞれ、円形パターンの導電性要素によつて形成
された第1の部分的な内側グリツドを包含し、こ
の第1グリツドがその円形パターンを囲む導電性
の環状リングパターンで第2部分的外側グリツド
によつて囲まれている。内側円形グリツドパター
ンを有する第1グリツドは縁曲げし、円形パター
ンが第2の外側グリツドの環状パターンに嵌合し
かつそれと整合するようにする。縁曲げを行なう
ことによつて、2つのグリツドを単一の球形表面
内で整合させることができる。しかしながら、縁
曲げで不連続部が生じ、電子層流を乱す。 上記の特徴を有する従来の代表的な構造はシヤ
ドウグリツドと2つの制御グリツドとを有する浅
なべ型あるいはくぼみ付き陰極を包含し、これら
の制御グリツドのうち第1のグリツドは縁曲げし
た、あるいはねじつた半径方向支持体を有する内
側円形パターンの導電性要素を有し、外側環状パ
ターンの導電性要素を有する第2グリツドに嵌合
しかつそれを球形に整合する。上述のように、浅
なべ型陰極はシヤドウグリツドを用いることによ
つて生じた場のゆがみを補正するのに必要とされ
る。一方、シヤドウグリツドは陰極から出た電子
ビームによつて第1、第2のグリツドを加熱する
のを防ぐのに必要とされる。従来の電子銃の代表
的なものでは、浅なべ型陰極に形成した隆起がシ
ヤドウグリツドや第1、第2の制御グリツドと整
合しなければならないので、整合を得るのは難し
い。さらに、第1制御グリツドに縁曲げあるいは
ねじりを行なうと、電子流が非層流となる。 したがつて、本発明の目的は、電子銃でしばし
ば用いられるくぼみ付きあるいは浅なべ型陰極を
用いずに済まそうということにある。 本発明の別の目的は、制御グリツドの加熱を抑
え、シヤドウグリツドの除去を可能とする改良複
モード電子銃を提供することにある。 本発明のまた別の目的は、制御グリツドの整合
を簡略化した改良複モード電子銃を提供すること
にある。 これらの目的および他の目的を達成するため
に、本発明の改良電子銃は、陽極を並べて配置し
た滑らかな表面を持つ、小さい直径の陰極を有
し、これらの陽極、陰極の間には2つの制御グリ
ツドが配置してある。第1のグリツドは中央の陰
極に近く、外側環状体内に配置した非常に緻密な
阻止グリツドに相当する。ここでは、複モード作
動の高位相で高モード電子電流の大部分が現われ
る。第1の中心近接制御グリツドも低密度の導電
性要素の内側円形区域を備えている。第1の制御
グリツドとは別の第2の制御グリツドは低密度導
電性要素の内側円形区域と外側環状区域を備えて
いる。これらの導電性要素は中心近接制御グリツ
ド内にありかつそれらと互いに整合する低密度導
電性要素と一致している。 複モード電子銃の高モード作動では、中心近接
制御グリツドおよび遠位置制御グリツドは、それ
ぞれ、正電位で作動し、ここでは、電子銃は本質
的に外側環状区域内の四極管グリツド銃と、内側
円形区域内の四極管グリツド銃となる。低作動モ
ードでは、中心近接グリツドは小さい負の電位で
作動し、遠位置グリツドは前と同じ高い電位で作
動する。この形態では、外側環状区域からの電流
は中心近接グリツドによつて完全に抑圧され、内
側円形区域では、銃は本質的に負シヤドウグリツ
ド式銃となる。 本発明のこれ以外の目的および利点は添付図面
を参照しての以下の説明から明らかとなろう。 図面を参照して、第1図は、陰極12と陽極1
4とを包含する従来の電子銃10を示している。
熱電子陰極デイスペンサが設けてあり、これは1
8のところで浅なべ型にされるか、あるいはくぼ
みが設けてあつてシヤドウグリツド20の導電性
要素まわりの電子層流を可能とする電子放出球形
面16を備えている。シヤドウグリツド20は複
数の環状配置の導電性要素21からなり、これら
の導電性要素は半径方向導電性要素(図示せす)
によつて電子銃10のフレームに連結してある。
各環状導電性要素21は陰極12の球形面16上
のくぼみ18間にある高くなつた縁と整合してい
る。 シヤドウグリツド20を越えて内側制御グリツ
ド22(第2図)が装着してある。内側制御グリ
ツドは絶縁取付用環状体24を包含し、この環状
体からの複数の半径方向導体26が突出してい
る。内側円形グリツド28は半径方向導体26に
よつて支えられた環状導体30によつて形成され
ている。組立時には、第1の内側制御グリツド2
2は球形に形成されてそれを陰極12の球形面1
6を同心に取付けることができるようにする。外
側制御グリツド32(第3図)も同様に形成され
て半径方向導体26および外周グリツド36に形
成された環状導体30を支える環状体34を有す
る。 第1図でわかるように、内側グリツド28を支
える半径方向導体26は縁曲げ部またはねじり部
38を有し、内側グリツド28を外周グリツド3
6と同じ周面に一致させうるようにしてある。第
1図に示す複モード銃を組立るとき、くぼみ18
間の隆起をシヤドウグリツド20の環状導電性要
素21および内外の制御グリツド22,32の半
径方向導体26、環状導電性要素30と整合させ
る必要がある。この整合は従来の電子銃でも行な
われていたが、組立コストがかかるという問題が
あつた。 制御グリツドと陽極14との間には大きな環状
焦点電極40が配置してあり、これで複モード電
子銃10が完成する。 第1−3図に示す従来装置は、シヤドウグリツ
ド20にゼロの正電位を印加する一方、内外の制
御グリツド22,32に220ボルトの正電位を印
加することによつて高モードで作動する。この配
置では、シヤドウグリツドは制御グリツドの加熱
を防ぐ。低作動モードでは、100ボルトの負電位
が外側制御グリツド32に印加され、220ボルト
の正電位が内側制御グリツド22に印加される。 陰極、シヤドウスクリーン、2つの制御グリツ
ドを正しく整合させたならば、高モードで陰極1
2の全表面16から電子のほぼ滑らかな流れ、す
なわち、層流が生じ、「b1」で示す電子ビームを
発生する。負電位が外側制御グリツド32に印加
されると、陰極表面16の外周からの電子ビーム
が抑圧され、低モードでの電子を内側制御グリツ
ド28で形成された(第1図に「b2」で示す)内
側円に制限する。 第1−3図に示した従来の電子銃は正しく配置
されたときに作動するが、その製作時間、コスト
を減じ、不合格率を減らし、作動特性を改善する
ことによつてこの従来電子銃を改良することが望
ましい。本発明によれば、第4−7図に示すよう
に、陰極表面16にくぼみ18を設ける必要がな
く、シヤドウグリツド20も不要となり、したが
つて、くぼみのある陰極表面をシヤドウグリツド
および内外の制御グリツド22,32と整合させ
る必要もない。また、本発明によれば、内側制御
グリツド22の半径方向導体26にねじり部38
を設ける必要がない。 第4図でわかるように、本発明の電子銃410
は陰極412および陽極414を備えており、陰
極412の表面416は滑らかな球形表面であ
る。第1の中心近接グリツド422が取付環状体
424内で滑らかな球形表面416に隣接して装
着してある。中心近接グリツド422の好ましい
実施例が第5図に示してある。制御グリツドは、
モリブデン、ハフニウム、あるいはAmzircなる
登録商標で市販されている銅とジルコンの合金の
薄板金をホトエツチングあるいは放電加工するこ
とによつて形成される。中心近接グリツドの厚さ
はたつたの0.002インチ(0.05ミリ)である。第
5図は中心近接制御グリツド422の四分円を1
つだけしか示していないが、このグリツドで図示
しない残りの3つの四分円も同じ形状を持つこと
は了解されたい。第5,6図の描写を簡略化する
ために、この単一の四分円の周縁は省略してあ
る。環状体424から半径方向内側に複数の半径
方向導体426が延びており、これらの導体は環
状導体430によつて支持されている。第1の中
心近接グリツドは、内側円形制御グリツド区域4
28と外側環状制御グリツド区域436とからな
る2つの区域に分けられている。 好ましい実施例では、内側制御グリツド区域4
28は3組の開口またはセルを形成する4つの環
状導体430からなる円形パターンである。最内
方組のセルは2つの環状導体430と4つの半径
方向導体426とによつて360度の範囲内で形成
された4つの開口を包含する。次の2組の同心セ
ルの各組は3つの環状導体430と8つの半径方
向導体426とによつて360度の範囲内で形成さ
れた8つのセルを包含する。内側制御グリツド区
域428は環状の形に作つてもよいが、円形が好
ましい。外側制御グリツド区域436は最内方組
に120のセル、外側組に152のセルという配
分の2組のセルによつて形成される。明らかに、
内外のグリツド区域428,436の形状および
セルの数、形状は、本発明の範囲から逸脱するこ
となく特定の電子銃の形状に合わせて変えること
ができる。 中心近接制御グリツド422の外側に第2の遠
位置制御グリツド432が設けてあり、これの四
分円の1つが第6図に示してある。この遠位置制
御グリツド432は中心近接制御グリツドと同じ
材料で作つてあるが、ただし、この材料の厚さは
0.003インチ(0.08ミリ)である。遠位置制御グ
リツド432は環状体434に支持されており、
制御グリツド422と陰極面416の球形面とほ
ぼ平行な球形面を持つように同心に配置してあ
る。遠位置制御グリツド432は内側円形制御グ
リツド区域438と外側環状制御グリツド区域4
40とを有する。内側制御グリツド438が中心
近接制御グリツド422の内側制御グリツド42
8の形にほぼ同じであることに注意されたい。し
かしながら、グリツド432の外側制御グリツド
区域440は内側制御グリツド438を構成する
環状導体430を支えるように半径方向導体42
6によつて形成された支持構造にすぎない。本発
明で重要な1つの特徴は、中心近接グリツド42
2の半径方向、環状導体が遠位置グリツド432
の導体と同じでありかつそれらと整合していなけ
ればならないということである。 第4−6図を再び参照して、シヤドウグリツド
が省略されているので、シヤドウグリツドによる
ひずみを防ぐに必要なくぼみが不要となつている
ことに注目されたい。むしろ、中心近接グリツド
422は陰極412の表面416に非常に接近し
て設置してある。このグリツドは高、低作動モー
ドで低い電圧に保たれ、その結果、このグリツド
が遠位置制御グリツド432のためのシヤドウグ
リツドとして作用する。外側制御グリツド436
の半径方向導体426によつて形成される羽根付
きグリツドを利用することによつて、第2,3図
に示す従来技術の同心リンググリツドよりも電子
流がより層流に近くなる。さらに、内側グリツド
22のねじり部38を省略することによつても、
電子流の層流状態を改善できる。 面積収束率が低い電子銃の発生する電子ビーム
は面積収束率の高い電子銃のものよりも層流状態
に近く、焦点も合わせやすい。本発明の電子銃で
は陰極ローデイングのレベルが非常に低いので、
陰極の直径を小さくできる。陰極の直径をさらに
小さくしたければ、標準Bタイプのデイスペンサ
陰極よりも高い陰極電流密度を維持できるタング
ステン・イリジウム混合金属マトリツクス型の陰
極を用いればよい。 本発明の複モード電子銃は、高動作モードで
は、中心近接グリツド422に+36ボルト、遠位
置グリツド432に+250ボルトの電圧がかかる
ことがわかつた。このとき、電子ビームの幅は第
4図にbで示す幅に等しい。低動作モードでは、
電子ビームの幅がbであるとき、中心近接制御グ
リツド422に印加される電圧は−36ボルトであ
り、遠位置制御グリツド432にかかる電圧は+
250ボルトに保持される。環状体434と陽極4
14の間に設置された焦点合わせ電極440は電
子銃の分野では公知のように電子ビームを焦点合
わせするものである。しかしながら、本発明で
は、高、低モードの電子ビームのそれぞれを単一
の電極440からの同じ磁界で焦点合わせするこ
とができる。 本発明は上記の電圧以外の電圧でも実施でき
る。以下に示す第1表は、本発明の複モード電子
銃で利用できる電圧の範囲を示し、この表で、各
制御グリツドを横切る電圧Egはボルトで表わし、
電流Igはアンペアで表わしている。グリツド42
2,432の印加される電圧の範囲は次の通りで
ある。
【表】
複モード電子銃のカツトオフを望むならば、20
−50ボルトの負電圧を中心近接グリツド422に
印加し、150−400ボルトの負電圧を遠位置グリツ
ド432に印加する。電子銃410の独特な形状
は容易、迅速かつ均一なカツトオフを行なうこと
ができる。 さて、第7図を参照して、ここには、高作動モ
ードにおいて中心位置グリツド422および遠位
置グリツド432を通して陽極414に向う陰極
416から電子ビームの流れを概略的に示してあ
る。第7図において、ほぼ水平の線は電子が陰極
面416から陽極414に向つて流れるときの電
子流のコンピユータ・プロツトを表わしており、
垂直の線は等電位線を表わしている。中心位置グ
リツド422の内側区域428がいかに遠位置グ
リツド432の内側区域438のためのシヤドウ
グリツドとして作用するかに注目されたい。ま
た、中心位置グリツド422の外側区域436
が、電子流を図示する目的で半径方向導体426
が90度回転して環状導体を形成する場合として示
してあることに注目されたい。この回転はコンピ
ユータ・モデリングの助けによつて行なわれた。
本発明で環状導体を用いることができるが、電子
流の層流状態を良好にするためには半径方向導体
を用いた方が好ましい。 第8図において、電子銃410の低動作モード
のための、第7図に類似したコンピユータ・プロ
ツトが示してある。30ボルトの小さい負電圧がど
のように作用して中心位置制御グリツド422の
外側グリツド436の高密度の導体426によつ
てカバーされる陰極面16の外周区域からの電子
流を阻止するかに注目されたい。 第9図を参照して、ここには第7,8図のもの
に類似したコンピユータ・プロツトが示してある
が、ただし、このプロツトは普通のシヤドウグリ
ツド20(第1図)および普通の内外の制御グリ
ツド(たとえば、グリツド22,32に見出され
る単一の半径方向導体26だけを表わしている。
電子がこのシヤドウグリツド20およびその導線
26に向つて流れ、その導線から陰極に向つては
ねもどされることに注目されたい。次に電子が制
御グリツド22およびその導線26を通過し続け
るにつれて、これらの電子は他の電子の経路を横
切り、第9図から消え去る。この図では、正の傾
斜を持つて延びる線はここに示す経路にそれた他
の隣接導線26からの電子を表わしている。明ら
かに、この図は所望よりも層流状態が悪い電子流
を示している。第9図に類似したプロツトが、
1979年度IEDM Technical digestの第286−289
頁にある、「An Ultra−Laminar Terode Gun
For High Duty Cycle Applications」という題
名の、本発明者、R.B.Trueの論文の第1図に見
出しうる。 電子銃410を検査している間、第9図に示す
ものよりも良好な層流が高動作モードで予想され
ていた。しかしながら、低動作モードでは状態の
悪い層流が発生し、それ故、流れが第9図に示す
従来のシヤドウグリツド式電子銃のものとなると
も考えられていた。予想もしなかつたが、やや負
の中心近接制御グリツド422を用い、シヤドウ
グリツドを省略し、滑らかな陰極面416を用い
ることによつて得た流れパターンは第9図のもの
よりもかなり良好であつた。すなわち、正の遠位
置制御グリツド432に向うやや負の中心近接制
御グリツド422のまわりの電子流は、中心位置
シヤドウ作用制御グリツドによつて散乱させられ
る電流量の減つた電子流を生じさせ、第9図の示
すものよりも良好な層流ビームとするのである。 シヤドウグリツドおよび2つの制御グリツドの
代りにやや負の中心位置制御グリツド422を用
いる電子銃の改善された層流が第10図に示して
ある。ここで、第1の、すなわち中心位置制御グ
リツド422の半径方向導体426が−36ボルト
の負電位にあり、第2の、すなわち遠位置制御グ
リツド432の半径方向導体426が+260ボル
トの電位にある。この予測もしなかつた電子層流
の改良は、本発明の簡素化複モード電子銃410
をさらに改良する。この電子銃410が25ボル
ト、5ボルトの陰極、陽極間の電位差で作動して
いるものと考えたとき、−20〜−50ボルトが小さ
い負電位であることは理解できよう。 本発明の別の実施例としては、放出物制御のた
めに2つ以上の別個の区域を利用することも考え
られる。すなわち、一例として、制御グリツド4
22の円形、環状区域を連続的に変えて内側円形
グリツド428を形成している半径方向導体42
6をグリツドの外周に向つて組毎に接近させても
よい。したがつて、グリツド422にかかる電圧
の負の値が大きくなるにつれて直径を小さくでき
るビームを発する電子銃を得ることができる。こ
のようにして、高パルス・モードでは連続的に、
低モードでは段階的にビームの焦点合わせを行な
うことができる。これは、グリツド422にかか
る負電位を変え、各組の半径方向導体が負電位の
増加につれて陰極416の周面をより多く阻止す
るようにすることによつて達成される。たいてい
の電子銃が焦点合わせが良好である好ましい範囲
を持つているので、上述の連続要領よりもむし
ろ、おそらく、3つの区域、すなわち、低モード
のための中央区域、中間電流レベルの中間環状体
および高モードのための外側環状体で充分であろ
う。理想的には、中心位置グリツド422の電圧
は高モードから低モードに行くにつれて連続的に
も段階的にも変り、遠位置グリツド432の電圧
がカツトオフ・モードのための負バイアスの切断
わるだけというのがよい。 第4−6図の電子銃の動作を観察する別の方法
としては、この動作を制御するグリツドの数を予
測することがある。先に述べたように、本発明の
電子銃は高動作モードにおいて外側区域に三極管
グリツド式電子銃を、内側区域に四国管を用いる
とほぼ同じように作動する。低動作モードでは、
中心位置制御グリツドおよび遠位置制御グリツド
422,432は、それぞれ、内側グリツド区域
428,438において負のシヤドウグリツド式
電子銃と同様に作動する。
−50ボルトの負電圧を中心近接グリツド422に
印加し、150−400ボルトの負電圧を遠位置グリツ
ド432に印加する。電子銃410の独特な形状
は容易、迅速かつ均一なカツトオフを行なうこと
ができる。 さて、第7図を参照して、ここには、高作動モ
ードにおいて中心位置グリツド422および遠位
置グリツド432を通して陽極414に向う陰極
416から電子ビームの流れを概略的に示してあ
る。第7図において、ほぼ水平の線は電子が陰極
面416から陽極414に向つて流れるときの電
子流のコンピユータ・プロツトを表わしており、
垂直の線は等電位線を表わしている。中心位置グ
リツド422の内側区域428がいかに遠位置グ
リツド432の内側区域438のためのシヤドウ
グリツドとして作用するかに注目されたい。ま
た、中心位置グリツド422の外側区域436
が、電子流を図示する目的で半径方向導体426
が90度回転して環状導体を形成する場合として示
してあることに注目されたい。この回転はコンピ
ユータ・モデリングの助けによつて行なわれた。
本発明で環状導体を用いることができるが、電子
流の層流状態を良好にするためには半径方向導体
を用いた方が好ましい。 第8図において、電子銃410の低動作モード
のための、第7図に類似したコンピユータ・プロ
ツトが示してある。30ボルトの小さい負電圧がど
のように作用して中心位置制御グリツド422の
外側グリツド436の高密度の導体426によつ
てカバーされる陰極面16の外周区域からの電子
流を阻止するかに注目されたい。 第9図を参照して、ここには第7,8図のもの
に類似したコンピユータ・プロツトが示してある
が、ただし、このプロツトは普通のシヤドウグリ
ツド20(第1図)および普通の内外の制御グリ
ツド(たとえば、グリツド22,32に見出され
る単一の半径方向導体26だけを表わしている。
電子がこのシヤドウグリツド20およびその導線
26に向つて流れ、その導線から陰極に向つては
ねもどされることに注目されたい。次に電子が制
御グリツド22およびその導線26を通過し続け
るにつれて、これらの電子は他の電子の経路を横
切り、第9図から消え去る。この図では、正の傾
斜を持つて延びる線はここに示す経路にそれた他
の隣接導線26からの電子を表わしている。明ら
かに、この図は所望よりも層流状態が悪い電子流
を示している。第9図に類似したプロツトが、
1979年度IEDM Technical digestの第286−289
頁にある、「An Ultra−Laminar Terode Gun
For High Duty Cycle Applications」という題
名の、本発明者、R.B.Trueの論文の第1図に見
出しうる。 電子銃410を検査している間、第9図に示す
ものよりも良好な層流が高動作モードで予想され
ていた。しかしながら、低動作モードでは状態の
悪い層流が発生し、それ故、流れが第9図に示す
従来のシヤドウグリツド式電子銃のものとなると
も考えられていた。予想もしなかつたが、やや負
の中心近接制御グリツド422を用い、シヤドウ
グリツドを省略し、滑らかな陰極面416を用い
ることによつて得た流れパターンは第9図のもの
よりもかなり良好であつた。すなわち、正の遠位
置制御グリツド432に向うやや負の中心近接制
御グリツド422のまわりの電子流は、中心位置
シヤドウ作用制御グリツドによつて散乱させられ
る電流量の減つた電子流を生じさせ、第9図の示
すものよりも良好な層流ビームとするのである。 シヤドウグリツドおよび2つの制御グリツドの
代りにやや負の中心位置制御グリツド422を用
いる電子銃の改善された層流が第10図に示して
ある。ここで、第1の、すなわち中心位置制御グ
リツド422の半径方向導体426が−36ボルト
の負電位にあり、第2の、すなわち遠位置制御グ
リツド432の半径方向導体426が+260ボル
トの電位にある。この予測もしなかつた電子層流
の改良は、本発明の簡素化複モード電子銃410
をさらに改良する。この電子銃410が25ボル
ト、5ボルトの陰極、陽極間の電位差で作動して
いるものと考えたとき、−20〜−50ボルトが小さ
い負電位であることは理解できよう。 本発明の別の実施例としては、放出物制御のた
めに2つ以上の別個の区域を利用することも考え
られる。すなわち、一例として、制御グリツド4
22の円形、環状区域を連続的に変えて内側円形
グリツド428を形成している半径方向導体42
6をグリツドの外周に向つて組毎に接近させても
よい。したがつて、グリツド422にかかる電圧
の負の値が大きくなるにつれて直径を小さくでき
るビームを発する電子銃を得ることができる。こ
のようにして、高パルス・モードでは連続的に、
低モードでは段階的にビームの焦点合わせを行な
うことができる。これは、グリツド422にかか
る負電位を変え、各組の半径方向導体が負電位の
増加につれて陰極416の周面をより多く阻止す
るようにすることによつて達成される。たいてい
の電子銃が焦点合わせが良好である好ましい範囲
を持つているので、上述の連続要領よりもむし
ろ、おそらく、3つの区域、すなわち、低モード
のための中央区域、中間電流レベルの中間環状体
および高モードのための外側環状体で充分であろ
う。理想的には、中心位置グリツド422の電圧
は高モードから低モードに行くにつれて連続的に
も段階的にも変り、遠位置グリツド432の電圧
がカツトオフ・モードのための負バイアスの切断
わるだけというのがよい。 第4−6図の電子銃の動作を観察する別の方法
としては、この動作を制御するグリツドの数を予
測することがある。先に述べたように、本発明の
電子銃は高動作モードにおいて外側区域に三極管
グリツド式電子銃を、内側区域に四国管を用いる
とほぼ同じように作動する。低動作モードでは、
中心位置制御グリツドおよび遠位置制御グリツド
422,432は、それぞれ、内側グリツド区域
428,438において負のシヤドウグリツド式
電子銃と同様に作動する。
第1図は従来の複モード電子銃の横断面図であ
り、第2図は第1図で用いられた第1の、内側制
御グリツドの平面図であり、第3図は第1図で用
いられた第2の、外側制御グリツドの平面図であ
り、第4図は本発明の複モード電子銃の横断面図
であり、第5図は本発明で利用される第1の、中
心近接グリツドの四分円の1つだけを示す平面図
であり、第6図は本発明で利用される第2の、遠
位置制御グリツドの四分円の1つだけを示す平面
図であり、第7図は電子銃の高動作モードにおけ
る電子ビームの流れを示す概略横断面図であり、
第8図は低動作モードにおける電子ビームの流れ
を示す概略横断面図であり、第9図は2つだけの
導線を示し、普通のシヤドウグリツド式電子銃に
おける電子流を説明する断片横断面図であり、第
10図は本発明の低動作モードにおける電子流を
示す、第9図と同様の図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……電子銃、
12……陰極、14……陽極、20……シヤドウ
グリツド、24……環状体、30……環状導体、
32……外側制御グリツド、34……環状体、3
6……外周グリツド、40……焦点電極、410
……電子銃、412……陰極、414……陽極、
422……中心近接制御グリツド、432……遠
位置制御グリツド。
り、第2図は第1図で用いられた第1の、内側制
御グリツドの平面図であり、第3図は第1図で用
いられた第2の、外側制御グリツドの平面図であ
り、第4図は本発明の複モード電子銃の横断面図
であり、第5図は本発明で利用される第1の、中
心近接グリツドの四分円の1つだけを示す平面図
であり、第6図は本発明で利用される第2の、遠
位置制御グリツドの四分円の1つだけを示す平面
図であり、第7図は電子銃の高動作モードにおけ
る電子ビームの流れを示す概略横断面図であり、
第8図は低動作モードにおける電子ビームの流れ
を示す概略横断面図であり、第9図は2つだけの
導線を示し、普通のシヤドウグリツド式電子銃に
おける電子流を説明する断片横断面図であり、第
10図は本発明の低動作モードにおける電子流を
示す、第9図と同様の図である。 〔主要部分の符号の説明〕、10……電子銃、
12……陰極、14……陽極、20……シヤドウ
グリツド、24……環状体、30……環状導体、
32……外側制御グリツド、34……環状体、3
6……外周グリツド、40……焦点電極、410
……電子銃、412……陰極、414……陽極、
422……中心近接制御グリツド、432……遠
位置制御グリツド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陰極、 前記陰極に隣接して配置され、導電性素子のパ
ターンによつて形成された内側及び外側領域を有
する第1の包囲制御グリツド、及び、 第2の追加の制御グリツドを備え、 前記第1の包囲グリツドが陰極と前記第2の制
御グリツドとの間に配置され、前記第2の追加の
制御グリツドは導電性素子のパターンによつて形
成された内側及び外側領域を有する、 可変電力動作用電子銃において、 前記第2の追加の制御グリツド内の導電性素子
のパターンは前記第1の包囲制御グリツド内の導
電性素子のパターンと整合し、前記第1の包囲制
御グリツドのパターンが第2の追加の制御グリツ
ドの各導電性素子上に影を落すように前記第2の
追加の制御グリツド内の導電性素子のパターンは
前記第1の包囲制御グリツド内の導電性素子のパ
ターンと整列し; 前記第1の制御グリツドは、陰極全面に渡つて
対向しており、かつその外側領域は内側領域より
も導電性素子の空間的密度が高く、ビームを絞り
込む低動作モードにおいて該第1の制御グリツド
に負電位を与えることを特徴とする電子銃。 2 特許請求の範囲第1項記載の電子銃におい
て、第1制御グリツドの外側区域にある導電性素
子が第2制御グリツドの外側領域にある導電性素
子よりも空間的に密であることを特徴とする電子
銃。 3 特許請求の範囲第1項記載の電子銃におい
て、第1制御グリツドが第1の表面に設置してあ
り、第2制御グリツドが第2の表面に設置してあ
り、これら第1、第2の表面がほぼその全面に渡
つて互いに隔たつていることを特徴とする電子
銃。 4 特許請求の範囲第3項記載の電子銃におい
て、陰極、第1制御グリツドおよび第2制御グリ
ツドがそれぞれほぼ球形の表面を有することを特
徴とする電子銃。 5 特許請求の範囲第4項記載の電子銃におい
て、陰極、第1制御グリツドおよび第2制御グリ
ツドの球形表面がほぼ同心となつていることを特
徴とする電子銃。 6 特許請求の範囲第1項記載の電子銃におい
て、高動作モードと低動作モードを有する複モー
ド動作を生じさせる電圧を定める手段であつて陰
極と陽極の間に正電圧を印加する手段を包含する
手段と、高動作モードのときに陰極に比べて小さ
い正電圧を第1制御グリツドに印加する手段と、
低動作モードのときに陰極に比べて小さい負電圧
を第1制御グリツドに印加する手段とを包含する
ことを特徴とする電子銃。 7 特許請求の範囲第6項記載の電子銃におい
て、高、低動作モードのときに第1制御グリツド
よりは高いが陰極よりは小さい正電圧を第2制御
グリツドに印加する手段を包含することを特徴と
する電子銃。 8 特許請求の範囲第7項記載の電子銃におい
て、陽極に印加される電圧がプラス25000乃至
35000ボルトであり、高動作モードのときに第1
制御グリツドに印加される電圧がプラス20ボルト
乃至プラス50ボルトであり低動作モード中に第1
制御グリツドに印加される電圧がマイナス20ボル
ト乃至マイナス50ボルトであり、高、低動作モー
ド中に第2制御グリツドに印加される電圧がプラ
ス150ボルト乃至プラス400ボルトであることを特
徴とする電子銃。 9 特許請求の範囲第1項、第6項、第7項、第
8項のいずれか1つの項に記載の電子銃におい
て、カツトオフ動作モードを生じさせる手段を包
含し、この手段がこのカツトオフ動作モードのと
きに第1制御グリツドにマイナス20ボルト乃至マ
イナス50ボルトの電圧を印加する手段と、カツト
オフ動作モードのときに第2制御グリツドにマイ
ナス150ボルト乃至マイナス400ボルトの電圧を印
加する手段とを包含することを特徴とする電子
銃。 10 特許請求の範囲第1項から第9項までのい
ずれか1つの項に記載の電子銃において、第1、
第2の制御グリツドの各々が内側円形区域と外側
環状区域とを形成するある導電性素子のパターン
を有することを特徴とする電子銃。 11 特許請求の範囲第1項から第9項までのい
ずれか1つの項に記載の電子銃において、陰極が
滑らかな表面を有することを特徴とする電子銃。 12 特許請求の範囲第1項に記載の電子銃にお
いて、高、低動作モードを包含する複モード動作
のための電圧を定める手段を包含し、陰極がほぼ
球形の表面を有し、第1、第2の制御グリツドが
互いに、かつ陰極の球形表面に対してほぼ平行な
分離した球形の関係で配置してあり、第1、第2
の制御グリツドが高モードにおけるグリツドの動
作電圧に相当する等電位の表面に近い球形関係に
配置してあり、第1、第2の制御グリツドが陰極
の球形曲率半径に合つたほぼ球形の曲率半径を有
することを特徴とする電子銃。 13 特許請求の範囲第1項に記載の電子銃にお
いて、高、低動作モードを有する複動作ヤードを
生じさせるための電圧を発生する手段が設けてあ
り、この手段が高、低動作モードのときに第2制
御グリツドにプラス150ボルトからプラス400ボル
トの電圧を印加する手段と、低動作モードのとき
に第1制御グリツドにマイナス20ボルト乃至マイ
ナス50ボルトの電圧を印加する手段と、高動作モ
ードのときに第1制御グリツドにプラス20ボルト
乃至プラス50ボルトの電圧を印加する手段とを包
含することを特徴とする電子銃。 14 特許請求の範囲第1項に記載の電子銃にお
いて、第1、第2の制御グリツドがそれぞれ陰極
の全表面を覆つていることを特徴とする電子銃。 15 特許請求の範囲第1項に記載の電子銃にお
いて、第1制御グリツドがある導電性素子パター
ンを有し、このパターンの密度が、第1制御グリ
ツドの周囲に向うにつれて高くなり、さらに、第
1制御グリツドに可変電圧を生じさせて可変モー
ド電子銃を与える手段を包含することを特徴とす
る電子銃。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US362790 | 1982-03-29 | ||
| US06/362,790 US4593230A (en) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | Dual-mode electron gun |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176851A JPS58176851A (ja) | 1983-10-17 |
| JPH0317176B2 true JPH0317176B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=23427541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58050600A Granted JPS58176851A (ja) | 1982-03-29 | 1983-03-28 | 電子銃 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4593230A (ja) |
| JP (1) | JPS58176851A (ja) |
| CA (1) | CA1198819A (ja) |
| DE (1) | DE3311016C2 (ja) |
| FR (1) | FR2524196B1 (ja) |
| GB (1) | GB2117967B (ja) |
| IL (1) | IL68173A (ja) |
| IT (1) | IT1171814B (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3370717D1 (en) * | 1983-06-16 | 1987-05-07 | Hughes Aircraft Co | Grid structure for certain plural mode electron guns |
| FR2561039B1 (fr) * | 1984-03-09 | 1987-04-03 | Thomson Csf | Canon a electrons pour tube electronique |
| JPS6129045A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Hitachi Ltd | 撮像管装置 |
| US4737680A (en) * | 1986-04-10 | 1988-04-12 | Litton Systems, Inc. | Gridded electron gun |
| US4745324A (en) * | 1986-05-12 | 1988-05-17 | Litton Systems, Inc. | High power switch tube with Faraday cage cavity anode |
| JPH01211833A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-08-25 | Nec Corp | マイクロ波管の電子銃 |
| US5332945A (en) * | 1992-05-11 | 1994-07-26 | Litton Systems, Inc. | Pierce gun with grading electrode |
| US5374828A (en) * | 1993-09-15 | 1994-12-20 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Electron reversal ionizer for detection of trace species using a spherical cathode |
| US5534747A (en) * | 1994-05-13 | 1996-07-09 | Litton Systems, Inc. | Variable focus electron gun assembly with ceramic spacers |
| US5623183A (en) * | 1995-03-22 | 1997-04-22 | Litton Systems, Inc. | Diverging beam electron gun for a toxic remediation device with a dome-shaped focusing electrode |
| US5932972A (en) * | 1997-02-24 | 1999-08-03 | Litton Systems, Inc. | Electron gun for a multiple beam klystron |
| US6501737B1 (en) * | 1998-12-01 | 2002-12-31 | Motorola, Inc. | Method for determining a quantity of channel resources to reserve for data services in a communication system |
| FR2853450B1 (fr) * | 2003-04-04 | 2006-09-08 | Thales Sa | Grille de commande d'un tube electronique |
| FR2925758B1 (fr) * | 2007-12-21 | 2010-06-18 | Thales Sa | Tube electronique a cavite resonnante |
| DE102008011841B4 (de) * | 2008-02-29 | 2012-10-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Kathode |
| US20100045160A1 (en) * | 2008-08-20 | 2010-02-25 | Manhattan Technologies Ltd. | Multibeam doubly convergent electron gun |
| DE102009042048B4 (de) * | 2009-09-17 | 2016-08-11 | Siemens Healthcare Gmbh | Kathode |
| CN102446677A (zh) * | 2010-09-30 | 2012-05-09 | 中国科学院电子学研究所 | 一种抑制脉冲行波管栅发射的方法 |
| CN102945781B (zh) * | 2012-10-17 | 2015-08-26 | 安徽华东光电技术研究所 | 一种用于双模行波管的双模式多注电子枪及其控制方法 |
| CN103311075B (zh) * | 2013-06-21 | 2016-01-27 | 安徽华东光电技术研究所 | 一种双模式行波管慢波结构 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3484645A (en) * | 1967-03-06 | 1969-12-16 | Us Army | Non-intercepting grid structure for an electron tube |
| US3500110A (en) * | 1967-08-23 | 1970-03-10 | Raytheon Co | Noncurrent intercepting electron beam control element |
| FR1582070A (ja) * | 1968-04-26 | 1969-09-26 | ||
| JPS5145932B1 (ja) * | 1969-11-19 | 1976-12-06 | ||
| DE2210160C3 (de) * | 1972-03-02 | 1975-04-30 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Elektronenstrahlerzeugersystem für Laufzeitröhren |
| US3903450A (en) * | 1973-02-21 | 1975-09-02 | Hughes Aircraft Co | Dual-perveance gridded electron gun |
| US3832596A (en) * | 1973-04-13 | 1974-08-27 | Varian Associates | Magnetic structure for focusing of linear beams |
| JPS5227509A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-01 | Seiko Epson Corp | Stepping motor for timepieces |
| US4023061A (en) * | 1976-01-19 | 1977-05-10 | Varian Associates | Dual mode gridded gun |
| US4165473A (en) * | 1976-06-21 | 1979-08-21 | Varian Associates, Inc. | Electron tube with dispenser cathode |
| GB1555800A (en) * | 1976-11-04 | 1979-11-14 | Emi Varian Ltd | Electron emitters |
| JPS5672456U (ja) * | 1979-11-09 | 1981-06-15 | ||
| US4471267A (en) * | 1982-06-14 | 1984-09-11 | Hughes Aircraft Company | Grid structure for certain plural mode electron guns |
-
1982
- 1982-03-29 US US06/362,790 patent/US4593230A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-03-11 CA CA000423430A patent/CA1198819A/en not_active Expired
- 1983-03-16 GB GB08307297A patent/GB2117967B/en not_active Expired
- 1983-03-18 IL IL68173A patent/IL68173A/xx not_active IP Right Cessation
- 1983-03-25 DE DE3311016A patent/DE3311016C2/de not_active Expired
- 1983-03-25 IT IT47997/83A patent/IT1171814B/it active
- 1983-03-28 JP JP58050600A patent/JPS58176851A/ja active Granted
- 1983-03-29 FR FR8305196A patent/FR2524196B1/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3311016C2 (de) | 1985-09-12 |
| GB8307297D0 (en) | 1983-04-20 |
| GB2117967B (en) | 1985-12-18 |
| IT8347997A0 (it) | 1983-03-25 |
| IT1171814B (it) | 1987-06-10 |
| CA1198819A (en) | 1985-12-31 |
| IL68173A (en) | 1987-02-27 |
| FR2524196A1 (fr) | 1983-09-30 |
| DE3311016A1 (de) | 1983-10-13 |
| GB2117967A (en) | 1983-10-19 |
| JPS58176851A (ja) | 1983-10-17 |
| FR2524196B1 (fr) | 1987-01-09 |
| IL68173A0 (en) | 1983-06-15 |
| US4593230A (en) | 1986-06-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0317176B2 (ja) | ||
| US5929557A (en) | Field-emission cathode capable of forming an electron beam having a high current density and a low ripple | |
| US20030002628A1 (en) | Method and system for generating an electron beam in x-ray generating devices | |
| US5233269A (en) | Vacuum tube with an electron beam that is current and velocity-modulated | |
| US4350926A (en) | Hollow beam electron source | |
| US5317233A (en) | Vacuum tube including grid-cathode assembly with resonant slow-wave structure | |
| US4737680A (en) | Gridded electron gun | |
| US3500110A (en) | Noncurrent intercepting electron beam control element | |
| US4583021A (en) | Electron gun with improved cathode and shadow grid configuration | |
| RU2095878C1 (ru) | Электронная пушка цветной электронно-лучевой трубки (варианты) | |
| JP3011127B2 (ja) | マイクロ波管用冷陰極電子銃およびマイクロ波管 | |
| US4023061A (en) | Dual mode gridded gun | |
| JP2607654B2 (ja) | 傍熱形陰極構体及びそれを使用した電子銃構体 | |
| US2308800A (en) | Electron discharge device | |
| US4168452A (en) | Tetrode section for a unitized, three-beam electron gun having an extended field main focus lens | |
| EP0154623B1 (en) | Dual-mode electron gun with improved shadow grid arrangement | |
| US6051917A (en) | Electron beam gun | |
| US3139552A (en) | Charged particle gun with nonspherical emissive surface | |
| CN114121574B (zh) | 一种聚焦极控制电子枪、行波管和设计方法 | |
| JPH08315721A (ja) | 電界放出冷陰極 | |
| US2996640A (en) | Variable beam electron gun | |
| RU2040822C1 (ru) | Электронная пушка | |
| US1636261A (en) | Vacuum or thermionic tube | |
| JPH0221540A (ja) | マイクロ波管用電子銃 | |
| US5569980A (en) | Non-concentric support for crossed-field amplifier |