JPH03174455A - ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法 - Google Patents
ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法Info
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- JPH03174455A JPH03174455A JP1313976A JP31397689A JPH03174455A JP H03174455 A JPH03174455 A JP H03174455A JP 1313976 A JP1313976 A JP 1313976A JP 31397689 A JP31397689 A JP 31397689A JP H03174455 A JPH03174455 A JP H03174455A
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- polyvinyl alcohol
- pvat
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリビニルアセタール系多孔体に係り、更に
詳細には均一微細な連続気孔を有し、各種濾材に好適な
ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法に関する。
詳細には均一微細な連続気孔を有し、各種濾材に好適な
ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法に関する。
(従来の技術)
ポリビニルアセタール(以下、rPVAt」と略記する
)系多孔体は、その均一な気孔径と高い気孔率の連続気
孔構造という特長より、気体中の粉塵や液体中の夾雑物
を効率よく捕捉除去する濾材として用いられている。
)系多孔体は、その均一な気孔径と高い気孔率の連続気
孔構造という特長より、気体中の粉塵や液体中の夾雑物
を効率よく捕捉除去する濾材として用いられている。
従来、PVAt系多孔体はおよそ次のような方法で製造
されていた。即ち、ポリビニルアルコール(以下、rP
VA、と略記する)水溶液に気孔形成材としての澱粉、
架橋剤としてのアルデヒド類及び触媒としての酸類を加
えて攪拌混合し、これを所定の型枠に注型し、加熱して
アセタール化反応させ、得られた反応生成物を型枠より
取り出し、水洗して気孔形成材及び未反応の架橋剤、触
媒を除去して連続気孔を有するPVAt系多孔体とする
方法である。
されていた。即ち、ポリビニルアルコール(以下、rP
VA、と略記する)水溶液に気孔形成材としての澱粉、
架橋剤としてのアルデヒド類及び触媒としての酸類を加
えて攪拌混合し、これを所定の型枠に注型し、加熱して
アセタール化反応させ、得られた反応生成物を型枠より
取り出し、水洗して気孔形成材及び未反応の架橋剤、触
媒を除去して連続気孔を有するPVAt系多孔体とする
方法である。
上述の方法において、気孔形成材の種類及び量を適宜選
定することにより、目的に応した気孔率。
定することにより、目的に応した気孔率。
気孔径の多孔体とすることができるが、気孔形成材とし
て用いられる澱粉は加熱された反応原液中で充分膨潤し
た状態で分散されており、最も粒径の小さい米の澱粉を
用いたとしても得られるPVAt系多孔体の平均気孔径
は通常50μmより大きいものであった。又、PVAt
系多孔体は気孔径が小さくなると柔軟生、ゴム弾性に欠
は復元性保形性が悪くなる傾向にあり、製造する際特に
水洗工程での絞液の際に元の形に復元せず変形し易すく
、気孔形成材の除去効率が低下すると共に品質も低下し
易すく、従来の方法では気孔径50μm以下のPVA
を系多孔体を効率よく安定して製造すのは極めて困難で
あった。
て用いられる澱粉は加熱された反応原液中で充分膨潤し
た状態で分散されており、最も粒径の小さい米の澱粉を
用いたとしても得られるPVAt系多孔体の平均気孔径
は通常50μmより大きいものであった。又、PVAt
系多孔体は気孔径が小さくなると柔軟生、ゴム弾性に欠
は復元性保形性が悪くなる傾向にあり、製造する際特に
水洗工程での絞液の際に元の形に復元せず変形し易すく
、気孔形成材の除去効率が低下すると共に品質も低下し
易すく、従来の方法では気孔径50μm以下のPVA
を系多孔体を効率よく安定して製造すのは極めて困難で
あった。
ところで高精度の濾過を行うには、気孔径が小さく且つ
気孔径のばらつきの小さいものが求められるでいる。例
えばサブミクロンと称せられる高精度濾材は公称精度1
ミクロン未満のもので、90%以上捕捉できる粒子径が
10μmより小さいといった性能を有するものであるが
、この精度をPVAt系多孔体で達成するには、その平
均気孔径50μm以下、望ましくは40μm以下とする
必要がある。しかしながら上述の如く、従来法で平均気
孔径が50μm以下の微細な気孔のものを得るのは困難
であり、そこで微細な気孔径の多孔体を得るため、澱粉
が膨潤しない程度の低い温度で架橋反応させる方法も考
えられるが、この方法だと反応速度が遅く、架橋反応に
長時間を要するため実用的ではなく、また凝集状態の澱
粉も多く、不均質な気孔径めものとなり、品質の安定し
た多孔体を得るのは容易でなく、高精度濾材に好適なの
PVAt系多孔体を効率よく安定して製造する方法は未
だ満足すべきものが提案されていないのが現状である。
気孔径のばらつきの小さいものが求められるでいる。例
えばサブミクロンと称せられる高精度濾材は公称精度1
ミクロン未満のもので、90%以上捕捉できる粒子径が
10μmより小さいといった性能を有するものであるが
、この精度をPVAt系多孔体で達成するには、その平
均気孔径50μm以下、望ましくは40μm以下とする
必要がある。しかしながら上述の如く、従来法で平均気
孔径が50μm以下の微細な気孔のものを得るのは困難
であり、そこで微細な気孔径の多孔体を得るため、澱粉
が膨潤しない程度の低い温度で架橋反応させる方法も考
えられるが、この方法だと反応速度が遅く、架橋反応に
長時間を要するため実用的ではなく、また凝集状態の澱
粉も多く、不均質な気孔径めものとなり、品質の安定し
た多孔体を得るのは容易でなく、高精度濾材に好適なの
PVAt系多孔体を効率よく安定して製造する方法は未
だ満足すべきものが提案されていないのが現状である。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上述の如き事情からなされたものであり、本発
明の目的は微細かつ均一な連続気孔を有し、各種濾材に
好適なPVAt系多孔体の製造方法を提供するにある。
明の目的は微細かつ均一な連続気孔を有し、各種濾材に
好適なPVAt系多孔体の製造方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の目的は、繊維径0.1〜1.2μm、繊維長1
0〜200tImのガラス繊維を水に分散した液にpv
A、IQ粉、消泡剤および架橋剤を加え、これに酸触媒
を加えてアセタール化反応させて得られた反応生成物を
水洗して澱粉を除去することを特徴とするPVAt系多
孔体の製造方法によって達成される。
0〜200tImのガラス繊維を水に分散した液にpv
A、IQ粉、消泡剤および架橋剤を加え、これに酸触媒
を加えてアセタール化反応させて得られた反応生成物を
水洗して澱粉を除去することを特徴とするPVAt系多
孔体の製造方法によって達成される。
本発明の方法は、均−且つ微細な連続気孔構造のPVA
t系多孔体を得るため、特定のガラス繊維を分散含有せ
しめて製造すること第1の特徴としている。
t系多孔体を得るため、特定のガラス繊維を分散含有せ
しめて製造すること第1の特徴としている。
本発明に用いるガラス繊維は、繊維径がO0l〜1.2
μmであり、繊維径の小さいものの方が気孔径をより微
細にする傾向にあり、繊維径が1.2μmより大きいも
のでは微細な気孔径のものが得られず、繊維径が0.1
μmより小さいガラス繊維は工業上入手するのが困難で
ある。また、本発明のPVAt系多孔体は、大小二種以
上の繊維径の異なるガラス繊維を分散含有したものであ
ってもよく、繊維径が大きいものは、素材復元性を向上
させる効果があり、具体的には0.6μm以上の場合に
その効果が顕著となる。従って例えば、繊維径0.1〜
0.6 a mと繊II径0.6〜1.2 a mの2
種類のガラス繊維を併用すれば、微細な気孔径を有し且
つ復元性にすぐれた多孔体を得ることができる。更に本
発明に用いるガラス繊維は繊維長が10〜200IJm
のものであり、繊維長が長過ぎるものは繊維同士が絡み
合い、均一に分散せしめるのが難しく、繊維長が短か過
ぎるものはPVAt系多孔体より脱落しやすいものとな
り好ましくない0本発明において上記ガラス繊維は、後
述するPVAの重量に対し3重量%以上用いるものであ
り、3重量%より少ないと気孔径をより微細なものにす
る効果に乏しく、ガラス繊維の量が多いほどより微細な
気孔径の多孔体が得られるが、ガラス繊維が多過ぎると
粘稠なPVA溶液中でガラス繊維が均一に分散しにくく
なり、又PVA溶液を低濃度にすると得られるPVAt
系多孔体は強度の弱いものとなるので、上記ガラス繊維
はPVAの重量に対し好ましくはは20重量%以下で用
いられる。
μmであり、繊維径の小さいものの方が気孔径をより微
細にする傾向にあり、繊維径が1.2μmより大きいも
のでは微細な気孔径のものが得られず、繊維径が0.1
μmより小さいガラス繊維は工業上入手するのが困難で
ある。また、本発明のPVAt系多孔体は、大小二種以
上の繊維径の異なるガラス繊維を分散含有したものであ
ってもよく、繊維径が大きいものは、素材復元性を向上
させる効果があり、具体的には0.6μm以上の場合に
その効果が顕著となる。従って例えば、繊維径0.1〜
0.6 a mと繊II径0.6〜1.2 a mの2
種類のガラス繊維を併用すれば、微細な気孔径を有し且
つ復元性にすぐれた多孔体を得ることができる。更に本
発明に用いるガラス繊維は繊維長が10〜200IJm
のものであり、繊維長が長過ぎるものは繊維同士が絡み
合い、均一に分散せしめるのが難しく、繊維長が短か過
ぎるものはPVAt系多孔体より脱落しやすいものとな
り好ましくない0本発明において上記ガラス繊維は、後
述するPVAの重量に対し3重量%以上用いるものであ
り、3重量%より少ないと気孔径をより微細なものにす
る効果に乏しく、ガラス繊維の量が多いほどより微細な
気孔径の多孔体が得られるが、ガラス繊維が多過ぎると
粘稠なPVA溶液中でガラス繊維が均一に分散しにくく
なり、又PVA溶液を低濃度にすると得られるPVAt
系多孔体は強度の弱いものとなるので、上記ガラス繊維
はPVAの重量に対し好ましくはは20重量%以下で用
いられる。
本発明に用いる上記微細ガラス繊維は、一般の熔融紡糸
法などで得られるものではなく、例えば熔融流動状態に
至らしめたガラスをジェット噴流で吹きとばし、その時
にエイ糸された微細線維塊を原料とし、これをジェット
ごル、ターボミル等の手段で粉砕することによって得る
ことができる。
法などで得られるものではなく、例えば熔融流動状態に
至らしめたガラスをジェット噴流で吹きとばし、その時
にエイ糸された微細線維塊を原料とし、これをジェット
ごル、ターボミル等の手段で粉砕することによって得る
ことができる。
本発明の方法に用いられるPVAは、完全ケン化または
部分ケン化、あるいはそれらを混合したものであって、
好ましくは平均重合度が300〜3000のものである
。
部分ケン化、あるいはそれらを混合したものであって、
好ましくは平均重合度が300〜3000のものである
。
本発明の方法に用いられる澱粉は、各種植物から抽出精
製された粒状構造した澱粉例えば米、小麦、トウモロコ
シ等から抽出されたものを挙げることができ、必要に応
じ粉砕分級されたものが用いられる。より小さな気孔径
の多孔体を得るためには粒径の小さなものが好ましく、
米から抽出されたR粉が好適に用いられる。
製された粒状構造した澱粉例えば米、小麦、トウモロコ
シ等から抽出されたものを挙げることができ、必要に応
じ粉砕分級されたものが用いられる。より小さな気孔径
の多孔体を得るためには粒径の小さなものが好ましく、
米から抽出されたR粉が好適に用いられる。
本発明に用いられる消泡剤としては例えばカルボン酸塩
系消泡剤等が挙げられるが、本発明の方法において消泡
剤は高粘度PVA水溶液中の気泡を除去するとともに、
素材の変形後の復元性を向上させといった思いもかけぬ
効果を奏するものである。従ってその混合量は消泡効果
だけでなく復元効果も考慮して選定するのが望ましく、
例えば高級脂肪酸のカルボン酸塩系の消泡剤ではPVA
固形分重量に対し好ましくは0.5重量%以上混合され
る。
系消泡剤等が挙げられるが、本発明の方法において消泡
剤は高粘度PVA水溶液中の気泡を除去するとともに、
素材の変形後の復元性を向上させといった思いもかけぬ
効果を奏するものである。従ってその混合量は消泡効果
だけでなく復元効果も考慮して選定するのが望ましく、
例えば高級脂肪酸のカルボン酸塩系の消泡剤ではPVA
固形分重量に対し好ましくは0.5重量%以上混合され
る。
本発明に用いられる架橋剤とはアルデヒド類のことであ
って、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ブ
チルアルデヒド等を挙げることができる。また、酸触媒
としては、硫酸、塩酸、リン酸等の無機酸類、しゅう酸
、ギ酸、酢酸等の有機類を使用することができる。
って、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ブ
チルアルデヒド等を挙げることができる。また、酸触媒
としては、硫酸、塩酸、リン酸等の無機酸類、しゅう酸
、ギ酸、酢酸等の有機類を使用することができる。
本発明の方法により、PVAt系多孔体を製造するには
、まず前記ガラス繊維を水に均一に分散し、これに前記
PVAを加え加温して溶解した後、液温を60°C以下
に下げ、前記澱粉を加えて攪拌混合し、必要に応じ2〜
5時間熟戒する。熟成は加えた澱粉がα化しない温度で
行い、ゆっくり撹拌しながら行うのも好適である。
、まず前記ガラス繊維を水に均一に分散し、これに前記
PVAを加え加温して溶解した後、液温を60°C以下
に下げ、前記澱粉を加えて攪拌混合し、必要に応じ2〜
5時間熟戒する。熟成は加えた澱粉がα化しない温度で
行い、ゆっくり撹拌しながら行うのも好適である。
次に得られた混合液に前記消泡剤を添加し、架橋剤とし
てのアルデヒド類と触媒としての酸類を加え充分攪拌し
た後、型枠に注型し、加温して架橋反応を行う、ここで
攪拌は、反応原液中の気泡を除くために真空攪拌機で行
うことも好適である。
てのアルデヒド類と触媒としての酸類を加え充分攪拌し
た後、型枠に注型し、加温して架橋反応を行う、ここで
攪拌は、反応原液中の気泡を除くために真空攪拌機で行
うことも好適である。
続いて、得られた反応生成物を充分に水洗し、未反応の
架橋剤と酸触媒及び残存している澱粉等を除去して、均
一微細な連続気孔を有するPVAt系多孔体とする。上
述の方法で得られたPVAt系多孔体は通常、平均気孔
径が30〜50μm。
架橋剤と酸触媒及び残存している澱粉等を除去して、均
一微細な連続気孔を有するPVAt系多孔体とする。上
述の方法で得られたPVAt系多孔体は通常、平均気孔
径が30〜50μm。
気孔率が70〜93容量%2アセタール化度が60〜7
0モル%である。
0モル%である。
尚、アセタール化度が60〜70モル%のものは、湿潤
時に柔軟な物性となり、m械的強度の弱いものとなるの
で、水系の濾材に用いるには、本発明の方法の後、更に
アセタール化反応を進めて好ましくは80モル%以上の
アセタール化物としたり、メラミン樹脂等の熱硬性樹脂
を含浸し熱硬化せしめたりするのが好適である。
時に柔軟な物性となり、m械的強度の弱いものとなるの
で、水系の濾材に用いるには、本発明の方法の後、更に
アセタール化反応を進めて好ましくは80モル%以上の
アセタール化物としたり、メラミン樹脂等の熱硬性樹脂
を含浸し熱硬化せしめたりするのが好適である。
(発明の効果)
本発明の方法によれば、従来の方法に比べより微細な気
孔径のPVAt系多孔体を容易且つ安定して製造するこ
とができる。また本発明の方法で得られる反応生成物は
微細な気孔径にもかかわらず形状の復元性にすぐれてい
るので、型枠からの取り出しや水洗工程における変形が
ほとんど見られず、取り扱いが容易なため′、均一微細
な連続気孔を有するPVAt系多孔体を効率よく製造す
ることができる。
孔径のPVAt系多孔体を容易且つ安定して製造するこ
とができる。また本発明の方法で得られる反応生成物は
微細な気孔径にもかかわらず形状の復元性にすぐれてい
るので、型枠からの取り出しや水洗工程における変形が
ほとんど見られず、取り扱いが容易なため′、均一微細
な連続気孔を有するPVAt系多孔体を効率よく製造す
ることができる。
本発明の方法によって製造されたPVAt系多孔体は、
通常平均気孔径50μm以下の均−且つ微細な連続気孔
を有し、気孔率も高く、所望する形状に容易に底形する
ことができるので、液体用、気体用の濾材として好適で
あり、就中サブミクロンと称せられる高精度濾過用の濾
材として好適である。また本発明の方法に引き続いて更
にアセタール化反応を進め、高アセタール化物としたも
のや、熱硬化性樹脂を含浸して硬化せしめたものは、耐
水性、耐薬品性、寸法安定性、機械的強度等にすぐれた
ものとなり、高精度の各種濾材として極めて好適なもの
である。
通常平均気孔径50μm以下の均−且つ微細な連続気孔
を有し、気孔率も高く、所望する形状に容易に底形する
ことができるので、液体用、気体用の濾材として好適で
あり、就中サブミクロンと称せられる高精度濾過用の濾
材として好適である。また本発明の方法に引き続いて更
にアセタール化反応を進め、高アセタール化物としたも
のや、熱硬化性樹脂を含浸して硬化せしめたものは、耐
水性、耐薬品性、寸法安定性、機械的強度等にすぐれた
ものとなり、高精度の各種濾材として極めて好適なもの
である。
以下、実施例により本発明を詳述する。
(実施例1)
繊維径0.3μのガラス繊維(平均繊維長20〜40μ
m)IKgと繊維径0.8μmのガラス繊維(平均繊維
長40〜70 μm) 0.5 Kgとを5゜lの水に
ホモジナイザを用いて分散し、この分散液に重合度17
00の完全ケン化PVA8Kgと重合度500の完全ケ
ン化PVA2Kgとを加え、90°Cに加温してよく既
拌しPVAを溶解した後、液温を50°Cまでさげる。
m)IKgと繊維径0.8μmのガラス繊維(平均繊維
長40〜70 μm) 0.5 Kgとを5゜lの水に
ホモジナイザを用いて分散し、この分散液に重合度17
00の完全ケン化PVA8Kgと重合度500の完全ケ
ン化PVA2Kgとを加え、90°Cに加温してよく既
拌しPVAを溶解した後、液温を50°Cまでさげる。
次に3.2 kgの米澱粉を10 fの水に分散し、前
記ガラス繊維を分散したPVA水溶液と混合し50°C
で3時間撹拌した後、消泡剤ノプコDF122NS<サ
ンノプコ91製、高級脂肪酸のカルボン酸塩系消泡剤〉
を80g加え、更に水を加えて全量を10042に調整
した。
記ガラス繊維を分散したPVA水溶液と混合し50°C
で3時間撹拌した後、消泡剤ノプコDF122NS<サ
ンノプコ91製、高級脂肪酸のカルボン酸塩系消泡剤〉
を80g加え、更に水を加えて全量を10042に調整
した。
続いて37%ホルムアルデヒド水溶液137!および5
0%硫酸111を加えて均一に撹拌混合し、この反応原
液を円筒状の型枠に流し込み、60°Cで約20時間加
熱し、反応生成物を得た。得られた反応生成物は復元性
が極めて良好なものであり、これを型枠より取り出して
水洗し、残存するホルムアルデヒド、硫酸及び澱粉を除
去し PVAt系多孔体とした。
0%硫酸111を加えて均一に撹拌混合し、この反応原
液を円筒状の型枠に流し込み、60°Cで約20時間加
熱し、反応生成物を得た。得られた反応生成物は復元性
が極めて良好なものであり、これを型枠より取り出して
水洗し、残存するホルムアルデヒド、硫酸及び澱粉を除
去し PVAt系多孔体とした。
得られたPVAt系多孔体は平均気孔径3゜μm、気孔
率90容量%の微細連続気孔−を有し、アセタール化度
65モル%のものであり、濾材として好適に用いうるも
のであった。
率90容量%の微細連続気孔−を有し、アセタール化度
65モル%のものであり、濾材として好適に用いうるも
のであった。
(実施例2〜9)
ガラス繊維として繊維径0.3〜1.0 p mのもの
を第1表に示す如き種類と量を用いるほかは実施例1と
同様の方法で反応生成物を得て、PVAt系多孔体を製
造した。いずれも復元性が良好であって、得られたPV
At系多孔体は気孔率約90容量%で第1表に示す如く
微細な気孔を有し、高精度濾過用の濾材として好適なも
のであった。気孔径はガラス繊維の配合量の多いほど、
また繊維径の小さいものほどより微細なものが得られる
傾向にあった。一方、復元性は繊維径の大きいものほど
向上する傾向にあった。
を第1表に示す如き種類と量を用いるほかは実施例1と
同様の方法で反応生成物を得て、PVAt系多孔体を製
造した。いずれも復元性が良好であって、得られたPV
At系多孔体は気孔率約90容量%で第1表に示す如く
微細な気孔を有し、高精度濾過用の濾材として好適なも
のであった。気孔径はガラス繊維の配合量の多いほど、
また繊維径の小さいものほどより微細なものが得られる
傾向にあった。一方、復元性は繊維径の大きいものほど
向上する傾向にあった。
(比較例1)
ガラス繊維を用いないほかは実施例1と同様の方法でP
VAt系多孔体を製造した。得られたPVAt系多孔体
は平均気孔径が50〜60μmと大きいものであり、高
精度濾過用に通さないものであった。
VAt系多孔体を製造した。得られたPVAt系多孔体
は平均気孔径が50〜60μmと大きいものであり、高
精度濾過用に通さないものであった。
(比較例2)
ガラス繊維として繊維径1.5μmのガラス繊維(平均
繊維長100〜160μm)を1Kg用いるほかは実施
例1と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得ら
れたPVAt系多孔体の平均気孔径は50〜60μmで
あり、ガラス繊維を用いないで製造したものと同程度で
、高精度濾過用に適さないものであった。
繊維長100〜160μm)を1Kg用いるほかは実施
例1と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得ら
れたPVAt系多孔体の平均気孔径は50〜60μmで
あり、ガラス繊維を用いないで製造したものと同程度で
、高精度濾過用に適さないものであった。
(比較例3)
ガラス繊維として繊維径0゜3μmのものを0.2Kg
(PVAの重量に対し2重量%)用いるほかは実施例
1と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得られ
たPVAt系多孔体は平均気孔径が50〜55μmでガ
ラス繊維を配合した効果がほとんどみられなかった。
(PVAの重量に対し2重量%)用いるほかは実施例
1と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得られ
たPVAt系多孔体は平均気孔径が50〜55μmでガ
ラス繊維を配合した効果がほとんどみられなかった。
(比較例4)
ガラス繊維として繊維径0.8μmのものを0.2Kg
(PVA重量に対し2重量%)用いるほかは実施例1
と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。
(PVA重量に対し2重量%)用いるほかは実施例1
と同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。
得られたPVAt系多孔体は平均気孔径が50〜6
μmでガラス繊維を用いない場合と同
(実施例10)
実施例1において80g添加した消泡剤の添加140g
とするほかは実施例1と同様の方法でPVAt系多孔体
を製造した。得られたPVAt系多孔体は、実施例1と
同様平均気孔径30μmのものであったが、実施例1に
比べ復元性が若干劣るものであった。
とするほかは実施例1と同様の方法でPVAt系多孔体
を製造した。得られたPVAt系多孔体は、実施例1と
同様平均気孔径30μmのものであったが、実施例1に
比べ復元性が若干劣るものであった。
(比較例5)
実施例1で用いた消泡剤を使用しないほかは実施例1と
同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得られたP
VAt系多孔体は微細気孔の中に多くの気泡を有するも
ので、気孔径の均一性に欠け、高精度濾材には適さない
ものであったまたこのものは形状の復元性が無く、水洗
工程で変形をした。本発明の方法において、消泡剤は気
泡を除去する効果だけでなく、復元性を向上せしめる効
果も奏するものであった。
同様の方法でPVAt系多孔体を製造した。得られたP
VAt系多孔体は微細気孔の中に多くの気泡を有するも
ので、気孔径の均一性に欠け、高精度濾材には適さない
ものであったまたこのものは形状の復元性が無く、水洗
工程で変形をした。本発明の方法において、消泡剤は気
泡を除去する効果だけでなく、復元性を向上せしめる効
果も奏するものであった。
Claims (1)
- (1)繊維径0.1〜1.2μm、繊維長10〜200
μmのガラス繊維を水に分散した液にポリビニルアルコ
ール、澱粉、消泡剤および架橋剤を加え、これに酸触媒
を加えてアセタール化反応させて得られた反応生成物を
水洗して澱粉を除去することを特徴とするポリビニルア
セタール系多孔体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1313976A JPH0662801B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1313976A JPH0662801B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03174455A true JPH03174455A (ja) | 1991-07-29 |
| JPH0662801B2 JPH0662801B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=18047746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1313976A Expired - Lifetime JPH0662801B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | ポリビニルアセタール系多孔体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662801B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121349A (en) * | 1996-10-02 | 2000-09-19 | Clariant Gmbh | Aqueous polyvinyl acetal dispersions |
| JP2003012821A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Japan U-Pica Co Ltd | 空洞を有する繊維強化多孔質硬化物成形体の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5776037A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 | Kanebo Ltd | Production of porous substance polyvinyl acetal |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1313976A patent/JPH0662801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5776037A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 | Kanebo Ltd | Production of porous substance polyvinyl acetal |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121349A (en) * | 1996-10-02 | 2000-09-19 | Clariant Gmbh | Aqueous polyvinyl acetal dispersions |
| JP2003012821A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Japan U-Pica Co Ltd | 空洞を有する繊維強化多孔質硬化物成形体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0662801B2 (ja) | 1994-08-17 |
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