JPH03175991A - インフルエンザ菌の外膜タンパク質の精製方法 - Google Patents

インフルエンザ菌の外膜タンパク質の精製方法

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JPH03175991A
JPH03175991A JP2082909A JP8290990A JPH03175991A JP H03175991 A JPH03175991 A JP H03175991A JP 2082909 A JP2082909 A JP 2082909A JP 8290990 A JP8290990 A JP 8290990A JP H03175991 A JPH03175991 A JP H03175991A
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detergent
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JP2082909A
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Timothy F Murphy
ティモシー エフ マーフィー
Michael A Apicella
マイケル エイ アッピセラ
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New York University NYU
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    • A61K39/02Bacterial antigens
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の産業上の利用分野) 本発明は、インフルエンザ菌の外股タンパク質の精製方
法に関する。
(従来の技術) インフルエンザ菌す型は、特に乳児及び幼児に於いてよ
く見られる病原体として認められていたが、ごく最近、
類別し得ない(notypablg)インフルエンザ菌
が重要な病原体として認められた。類別し得ないインフ
ルエンザ菌は、成人に肺炎、菌量病、脳膜炎、分娩後肢
血症、及び急性の熱性気管気管支炎をひき起こすことが
、現在よく確かめられている。その他に、類別し得ない
インフルエンザ菌は、新生児敗血症をひき起こし、しか
も乳児及び幼児の急性中耳炎に於いて、よく見られる病
因体である。それ故、インフルエンザ菌に関して、痰、
脳背髄液、血液その他の如き臨床試料を分析する方法を
発見することの重要性が明らかである。
類別し得ないインフルエンザ菌が成人及び幼児に重い感
染をひき起こすことの観察は、このバクテリアに関連す
る病原及び潜在的な病原性因子の研究の関心を刺激した
。インフルエンザ菌す型のりビトールカプセルは、生物
にとって病原性因子であり、カプセルの抗体は殺菌作用
及び/またはオプソニン化作用により宿主を保護する。
これらの観察は、インフルエンザ菌す型による感染に於
ける莢膜多糖の役割及びこれらの感染からの保護に関す
る多くの研究を生じた。しかしながら、類別し得ないイ
ンフルエンザ菌は多糖莢膜を欠き、その他のダラム陰性
バクテリアの外膜と同様に、インフルエンザ菌の外膜は
外膜タンパク質(OMPsと称する)及びリボ多糖(L
PSと称する)から構成される。それ故、類別し得ない
インフルエンザ菌の病原性と表面抗原との関係の研究は
、OMPs及びLPSに集中する。
類別し得ないインフルエンザ菌のOMPsの分析は、菌
株の間にOMP組戒に著しい相違があることを示した。
例えば、ムーフィ (Murρhy)  ら著、A S
t+btypingSystem for NonLy
pabIe h並迎ト11us  1nfluenza
e Ba5ed  on  Outer−membra
ne Pr。
teins  、、 J、 Infect、 Dis、
  1983年、147巻、838〜846頁;バレン
カンプ (Barenkamp)ら著、”0uter Memb
rane Proteinand Biotype A
n(13)ysis of Pathogenic N
ontypab−Ie l(aemo hilus 1
nfluenza” 、、Infect、 rmmun
 。
1982年、36巻、535〜540頁;ローブ(Lo
rb)  ら著、” 0uter Membrane 
Protein Composition jn Df
sease l5olates of l(aemop
hilusinfluenza % Pathogen
ic and Epidemiolo1!、ic(13
)Implications  % Infect、 
Immon 、 1980年、30巻、709〜17頁
を参照のこと。
主要なOMPsに基く類別し得ないインフルエンザ菌に
関する亜型系(subtyping system)が
、以前に開発された。全ての菌株に保存される表面露出
抗原(免疫抗原)は、臨床被検物中のインフルエンザ菌
を同定する方法及びインフルエンザ菌に対するワクチン
を開発する上で重要な手段である。
保存された表面露出抗原を精製するための比較的簡単な
方法が望ましい。使用された方法は、外膜を最初に単離
する工程を含み、得られた生成物は、混在RNA、その
他の細胞成分及び洗剤を含んでいた。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の目的は、比較的簡単であり、しかも増
大された収量の所望の抗原を生成する、保存された表面
露出抗原を精製する方法を提供することである0本発明
の別の目的は、混在RNA及び望ましくない細胞成分を
含まない生成物を生成する精製方法を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明に従って、 (1)  ペプチドグリカンと会合した免疫原性外膜タ
ンパク賞を含む第一画分を懸濁媒体中のインフルエンザ
菌の懸濁液から直接に得る工程、(上記の画分は上記の
懸濁媒体に不溶性である〉、(2)第一画分を懸濁液か
ら分離する工程、(3)  外膜タンパク質と会合した
ペプチドグリカンが不溶性であり、且つ消化されたRN
Aが可溶性である第一液体中で消化性材料で処理するこ
とにより第一画分から混在RNAを消化して、外膜タン
パク質及びペプチドグリカンを含む第二画分を生成する
工程、 (4)上記の第一液体から上記の第二画分を分離する工
程、 (5)上記の外膜タンパク質が可溶性であり、且つペプ
チドグリカンが不溶性である第二液体中で第二画分を懸
濁して、可溶化外膜タンパク質を含む第三液体を得る工
程、ついで (6)可溶化外膜タンパク質を含む第三液体を不溶性ペ
プチドグリカンから分離し、外膜タンパク質を濃縮する
工程 を含むことを特徴とする、インフルエンザ菌(11,f
luと称する)の免疫原性外膜タンパク質の精製方法が
提供される。
(発明の詳細な説明) 本明細書に使用される“類別し得ないインフルエンザ菌
は、多糖莢膜を欠き、且つ外膜タンパク質(OMPs)
及びリボ多糖(L P S)を含む外膜を有するインフ
ルエンザ菌を意味する。
“免疫原性タンパク質”は、宿主生物に免疫抗体応答を
もたらすタンパク質を意味する。
“エピトープ”は、特異的な免疫応答をもたらす制限さ
れた免疫原性部分を意味する。
本発明に従って、16,600ダルトンの外膜タンパク
質(p6)でエピトープを認識するマウスモノクローナ
ル抗体が、類別し得ないインフルエンザ菌に対して開発
された。このエピトープは、類別し得る菌株及び類別し
得ない菌株を含む、試験されたインフルエンザ菌の11
5の分離株全てに存在していた。その他のバクテリアの
89の菌株のスクリーニングは、このエピトープがイン
フルエンザ菌の高度に特異的なマーカーであることを示
した。何となれば、エピトープが試験されたその他のバ
クテリア種の全てに実際に存在していなかったからであ
る。類別し得ないインフルエンザ菌による菌血症の底入
からの回復期血清と二種のヒト血清試料を用いて、ウェ
スタン分析法を行なった。16,600ダルトンの外膜
タンパク質に対する抗体が、三種のヒト血清試料の全て
に存在していた。
8つのOMP亜型を代表する類別し得ないインフルエン
ザ菌の始原型菌株が、本発明者自体の収集により得られ
た。上記のムーフィらの文献を参照のこと。菌株352
4は、エリイ・カランティ・メディカル・センター(l
Erie County Medic(13)Cent
er)  (バッファロー、ニューヨーク)で慢性気管
支炎の患者の痰から単離された。S、ベータ(Berk
)博士(V、 A、メディカル・センター、マウンテン
 ホーム テネシー)は、血?夜または経気管吸引液か
らの類別し得ないインフルエンザ菌の14の菌株を提供
した。類別し得ないインフルエンザ菌の残りの菌株は、
エリイ・カランティ・メディカル・センター及びバッフ
ァローV、 A。
メディカル・センターからの臨床分離株であった。
J、ワード(Ward)博士(ロサンジエルスのカリフ
ォルニア大学)は、インフルエンザ菌す型の54の菌株
を提供した。インフルエンザ菌す型の残りの菌株はバッ
ファロー・チルドレンズ・ホスピタル(Buff(13
)o Children ’ s  Ho5pit(1
3))からの臨床分離株であった。インフルエンザ菌の
その他の莢膜抗原型の参照菌株は、センターズ・フォー
・デイシーズ・コントロール(Centers for
 Dis−6ase Control)  (アトラン
タ)から得られた。
ヘモフィルス バラフロフィルス(ハ悲狸肛旦us  
ara hro hilus)ATCC29240%へ
モフィルスセクニス(勤悲炒hilus並艶is) A
TCC10977、ヘモフィルス バラインフルエンザ
(Haemo hilus Paramfluenza
e) A T CC7901及び9276、ヘモフィル
ス エジブテイカス(llaemo hilus ae
  ticus) ATCC11116、ヘモフィルス
 バラへモリイチカス(Haemo hilus −巴
U屁笠り旦叩紅ATCC10014、類別し得ないイン
フルエンザ菌ATCC19418、アクチノバチルス 
アクチノミセテムコミタンス(Acttnobacil
lus actinom cetemcomitans
)ATCC29522、ATCC29523、ATCC
29524、NCTC9707、及びNCTC9710
,アクチノバチルス エクイリ(actinobaci
llus e uili)ATCC19392、アクチ
ノバチルス セミニス(Actinobaci llu
sseminis)ATCC15768、及びアクチノ
バチルス スイス(Actinobacillus 5
uts) A T CC15557は、J、ザムボン(
Zambon)博士(バッファローにあるニューヨーク
州の大学、スクール・オブ・デンティストリイ(Sch
ool of Dentis try) )により提供
された。全てのその他の種の分離株は、エリイ・カラン
ティ・メディカル・センターの臨床微生物学研究所によ
り提供された。
インフルエンザ菌の菌株の同定は、集団形態学並びにヘ
ミン及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチドに関す
る増殖要求量により確認された。
莢膜抗原型は、センターズ・フォー・デイシーズコント
ロールからの参照菌株及び抗血清の使用によりCI・已
により決定された(ムーフィーらの上記文献を参照のこ
と)。菌株は、ξユーラーーヒントン(Muel 1e
r−旧nton)培養液+10%グリセロール中で一7
0℃で貯蔵された。
B A L B / cマウスは、0日日及び28日日
日類別し得ないインフルエンザ菌株3524の109個
の細胞Q、 l mlで免疫化(i p)された。初期
の免疫化後320目に、選択された動物がクロロホルム
で殺され、それらの肺臓が取り出され、肺臓リンパ球が
、最小必須培地による肺臓バルブの潅流により回収され
た。
NSI  (IgGIBA/cプラスマ細胞腫P 3 
XAg 8の非分泌変異株)ブラスマ細胞腫細胞(ナシ
ョナル・カンサー・インスティテユートコントラクト(
Nation(13) Cancer In5titu
tecontract) N○IcB−23886とし
てサルク・インスティテユート・オブ・バイオロジイ(
S(13)k In5titute of Btolo
gy) (う・ジヨウ([、a Joll、a) 、カ
リフォルニア〕から得られた)中へのドナー肺臓細胞の
融合によるハイブリドーマ発生を得るため、35%のポ
リエチレングリコールがケネット(Kennett)の
操作(Cell Fusion 。
Methods Enzymol −、1979年、5
8巻、345〜359頁)の改良に使用された。簡単に
云うと、10’個の膵臓細胞が、血清を含む最小必須培
地中で106個のN5−1細胞と合わされた。細胞は2
5℃で10分間170gで遠心分離された。
全ての上澄液が除去され、ベレットが軽くたたかれて、
それを取りはずす。血清を含まない最小必須培地中の3
5%のポリエチレングリコール1 000(シグマ・ケ
ミカル・カンバニイ(Sigma Chcvic(13
) Co、) % セニ/トルイス)22mj!が添加
され、混合物が穏かに攪拌され25℃で8分間放置され
、その最後の3分間は細胞をペレットにするため500
gの遠心分離からなっていた。
その最初の8分の終了時に、血清を含む最小必須培地(
MEMと称する)5mNが添加され、穏かに1回ピペッ
トで移されベレットを再1社濁した。混合物は、室温(
25℃)で5分間遠心分離された。
上澄成金てが除去された。完全な最少必須培地(グルコ
ース〔4,5的g/−〕を含む培地)5mgが添加され
てペレットを再懸濁した。混合物は、適量の完全な最小
必須培地を含む25dの三角フラスコに移されて3X1
0’個のブラスマ細胞腫細胞/−を得た。細胞は穏やか
に攪拌されてマイクロタイタウエルへの0.05−の試
料中に分配された。
ポリエチレングリコール融合24時間後に、ヒポキサン
チン(1’3.6μg/rrLl)、アミノプテリン(
0,36μg/r1tIり、及びチミジン<3.8μ/
rnl)を含む培地0.05−が夫々のウェルに添加さ
れた。
マイクロタイタブレートが、5%CO2及び95%室空
気の雰囲気中で85%の湿度で組織培養保温槽中に入れ
られた。ヒポキサンチン、アミノプテリン、及びチミジ
ンを含む新しい培地が7日間に添加され、10日日の後
にプレートが顕微鏡的プラークに関して調べられた。全
てのウェルからの上澄液がELISA(酵素結合された
最少吸着剤分析)により抗体の存在に関して試験された
EL I SAsはポリビニル96−ウェルマイクロタ
イタ(ダイナチク(Dynatech) 、アレキサン
ドリア、バージニア)中で行なわれた。200μl容量
が各工程に使用された。ウェルは、ジョンストン(Jo
hns ton)の方法(immunobiology
 ofNeisseriagonorrhocae  
、 American 5ociety fofMxc
rob+ology、 l 973年、121〜129
頁〉により調製された類別し得ないインフルエンザ菌株
3524の細胞外膜調製物(10μg/−)で被覆され
た。プレートは37℃で1時間保温され、その後4℃で
一夜保温された。ウェルは、各工程の間でPBS(IJ
ン酸塩緩衝食塩水)+0.05%トウイーン(Twee
n) 20 (商標)界面活性剤で3回洗浄された。プ
ラスチックの未結合部位はPBS中の3%の牛血清アル
ブミンで37℃で2時間封鎖された。モノクローナル抗
体を含むM1織培養上澄液〈または連続実験中のマウス
腹水液の希釈液〉がウェル中で4℃で一夜保温された。
ついで、マウスIgG及びIgMに対するウサギ抗体が
37℃で2時間保温され、その後タンパク質A−ペルオ
キシダーゼが37℃で2時間保温された。ついで、基質
200μlが夫々のウェルに添加された。基質は、0−
フェニレンジアミン10mgをメタノール1−に溶解し
、この溶液をクエン酸塩−リン酸塩緩衝液(pH5,0
) 99mj!+3%HzOz0.1mNに添加することに
より調製された。基質が室温で暗所に45分間保温され
た後、反応が4 N  Hz S Oa 50 u R
で停止された。OD4.。が測定された。試験されるモ
ノクローナル抗体に代えてN5−1組織培養上澄液また
は腹水液が使用される対照を用いて、ELISAsの各
組が行なわれた。ELISAスクリーニングの結果に基
いて、選択されたクローンが、−層大きな組織培養ウェ
ルにその後移すことにより、増殖された。多量の抗体が
、組織培養液中で、105個のハイブリドーマ細胞をプ
リスタンで感作されたBALB/Cマウスにip注射す
ることにより生成された。得られた腹水液が3〜4週間
で回収され、特異性に関して試験された。
分析される菌株が95%室空気及び5%CO。
の雰囲気中で37℃で一夜チaコレート寒天(または、
種に応じて、その他の適当な培地〉で増殖された。一つ
のプレートからの細胞が、PBS中の懸濁ついで10,
000gで20分間の遠心分離により回収された。得ら
れたベレ7)が充分なPBS中で懸濁されて、懸濁液が
マイクロピペットに抜き取られた。バクテリアの懸濁液
1/IMが試料緩衝液(0,06M)リス、1.2%S
DS、1%B−メルカプトエタノール、及び11,9%
グリセロール)0,4−に添加され、沸騰水浴中で5分
間加熱された。得られた生物が、全細胞調製物と称され
る。
全細胞調製物の10plO液滴がニトロセルロースシー
ト(シュライチェル・アンド・シュエル・インコーポレ
ーション(5chleicher  andschue
ll、、 Inc、 ) 、キイーン、ニューハンプシ
ャー)の上に置かれ、空気乾燥された。ついで、そのシ
ートがバッファーA<0.012M)リス及び0.15
M Na C1、pt17.4)中の3%ゼラチン中に
1時間置かれた。シートがバッファー八ですすがれた後
、それは抗体の適当な希釈液中に置かれて、室温で一夜
振とうされた。シートがバッファーAですすがれ、タン
パク質Aペルオキシダーゼ(ザイムド・ラボラトリイズ
(Zymed LaboraL。
ries )、サンフランシスコ)のl : 3,00
0希釈液中に入れられ、室温で1時開拡とうされた。そ
のシートがすすがれ、ホースラデイツシュペルオキシダ
ーゼ発色溶液(0,015%H2O2、バイオ−ラッド
(Bto−Rad) 、リッチモンド、カリフォルニア
)中に45分間浸漬された。各シート上で分析された対
照は、試料緩衝液(ネガティブ対照)を含んでいた。ド
ツトがバ・ツクグラウンドの色と異ならない場合に、ネ
ガティブ結果が記録され、ドツトが紫−青に変った場合
に、ポジティブ結果が記録された。ドツト分析の約90
%が、明らかにポジティブまたはネガティブであった。
ドツト分析であいまいな結果を生じた菌株が、ウェスタ
ンプロット分析法にかけられた。
L、PS旦星楚 リボ多IJ!(LPS)が、二つの方法により類別し得
ないインフルエンザ菌株から調製された。第一の方法は
、ウェストファール(Westph(13))及びジャ
ン(Jann)のフ玉ノールー水抽出法(Bacte−
ri(13) Lipopolysaccharide
s  、 Methods in Carb−ohyd
rate Chemistry、 1965年、5巻、
83−91頁)の改良であった。第二の方法は、ヒツチ
コック(II i tchcock)及びブラウン(B
rown)の方法(Journ(13) of Bac
teriologys 1983年、154巻、269
〜277頁)であった。後者の方法は、酵素ブロテイナ
ーデK(ボーリンガ−・マンハイム(Boehring
er Mannheim ) Gmbtl、マンハイム
、ドイツ連邦共和国)を使用し、この酵素はクンバク質
を加水分解するが、LPSに影響しない。
全細胞調製物及びLPS調製物が、11%または13.
2%の分離ゲルを用いて、5DS−PAGE(ドデシル
硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動)にか
けられた(ムーフィらの上記の文献を参照のこと)。電
気泳動が完結された時、蒸留水中で前もって沸騰された
ニトロセルロースシートと一緒にゲルが置かれ、そのシ
ートが0.3Mクエン酸ナトリウム+3MNaCA中に
浸漬された。電気泳動転移がトランス−プロット(Tr
ansBlot、商標)セル(パイオーラッド)中で5
0Vで90分間行なわれた。電極緩衝液は、0、025
 M )リス、ρ118.3.0.192Mグリシン、
及び20%メタノールであった。ついで、ニトロセルロ
ースシートが、ドツト分析に関して記載されたように正
確に処理された。それは3%ゼラチンで封鎖され、抗体
7F3、タンパク質入−ベルオキシダーゼ、及び基質ホ
ースラデイツシュペルオキシダーゼ発色剤でもって連続
に保温された。
1    OMPsの   ラベリング表面露出OMP
sの外因性ラベリングが、ラクトペルオキシダーゼ触媒
による放射性ヨウ素化操作(ハンセン(l!ansen
)ら著、Infect、 Immun。
1981年、32巻、1084〜1092頁を参照のこ
と)を用いて行なわれた。
マイクロタイタブレートに被覆された類別し得ないイン
フルエンザ菌株3524の外膜を用いたEL I SA
は、7F3と称されるハイブリドーマが、バクテリアの
外膜中の決定因子を認識した抗体7F3を生産している
ことを示した。ゲル免疫拡散は、この抗体が1gG3イ
ソタイプのものであることを示した。第1図は、抗体7
F3により認識された決定因子が16.600ダルトン
の分子の大きさをもつタンパク質にあったことを示すウ
ェスタンプロットを示す。レーンAは、ニトロセルロー
スシート上の分子量標準を示し、レーンBは類別し得な
いインフルエンザ菌株3524の全細胞調製物中の抗体
7F3により認識された16.600ダルトンのタンパ
ク質を示す。詳細には、レーンAは13.2%のゲルか
ら転移された分子量標準を示す。レーンBは、抗体7F
3、タンパク質A−ペルオキシダーゼ、及びペルオキシ
ド基質と共に保温された類別し得ないインフルエンザ菌
株3524の全細胞調製物を示す。そして、レーンCは
、!!Jで外因的にラベルされたバクテリアからつくら
れた類別し得ないインフルエンザ菌株3524の全細胞
調製物のオートラジオグラフである。三つのレーン全て
が同しゲルからのものであった。
インフルエンザ菌の25の菌株に於いて、この方法によ
り1行なわれたウェスタンプロット分析法は、抗体7F
3が各菌株中のこの16.600ダルトンのタンパク質
の決定因子を認識したことを示した。抗体は多数の菌株
中の同し分子の大きさのクンバク質の決定因子を認識し
たので、本発明者らは、ウェスタンプロットよりもむし
ろドツト分析を使用して多数の菌株をスクリーニングし
た。
抗体7F3により認識されたタンパク質が外因的にラベ
ルし得るか否かを決定するため、本発明者らは12Jで
インフルエンザ菌株3524をラベルした。タンパク質
が5DS−PAGEにかけられ、ニトロセルロースシー
トに移された。一つのレーンはX−線フィルムに暴露さ
れ、一つのレーンは7F3、タンパク質入−ペルオキシ
ダーゼ複合体は、及び基質と共に保温された。第1図は
、抗体7F3により認識された帯(レーンB)が+2□
5■−ラベルされた帯(レーンC)と一致することを示
す。
更に、抗体7F3により認識されたエピトープがタンパ
ク質またはLPSにあったか否かを分析するため、本発
明者らは二つの別の実験を行なった。ELISAは上記
のようにして行なわれ、ここで幾つかのウェルが類別し
得ないインフルエンザ菌株3524の細胞外膜調製物で
被覆され、その他のウェルがフェノール−水沫(上記の
ウエストファルの文献を参照のこと)により類別し得な
いインフルエンザ菌株3524から調製されたLPSで
被覆された。抗体7F3はOMPs及びLPSを含んだ
細胞外膜調製物(OD、0.375)(上記のジョンス
トンらの文献を参照のこと)と反応性であったが、LP
S (OD、01062)と反応性ではなかった。この
知見は、抗体7F3により認識されたエピトープがOM
Pにあることを示す。
第2図は、抗体7Fにより認識されたエピトープがタン
パク質またはLPSにあるか否かを分析するのに設計さ
れた別の実験を示すウェスタンプロット分析である。A
で示されたレーンは、菌株3524の細胞のプロティナ
ーゼに溶菌により調製されたLPS  (ヒツチコック
ら著、J、 Bacter−iol、1983年、15
4巻、269〜277頁を参照のこと)を含み、Dで示
されたレーンはフェノール−水沫(ウエストファルらの
上記の文献を参照のこと〉により調製された菌株352
4のLPSを含み、Cで示されたレーンは菌株3524
の全細胞調製物を含む。全ての試料は同じゲルで分析さ
れ、同じニトロセルロースシートに移された。
第2図の左側のものは抗体7F3 (腹水液希釈液、1
:500)と共に保温され、第2図の右側のものは抗体
3D2〈腹水液希釈液、l:500)、即ちインフルエ
ンザ菌の脂質AN分を認識するモノクローナル体と共に
保温された。抗体7F3はLPS調製物のいずれにも結
合せず、全細胞調製物中の16.600の分子量をもつ
帯にのみ結合する。
この観察は、抗体7F3がLPSではなくタンパク質の
エピトープを認識することを示す。
詳細には、第2図は、13.2%ゲルからのウェスタン
プロット分析((左側)抗体7F3と一緒に保温、(右
側)抗体3D2 (これはインフルエンザ菌の脂質Aの
エピトープを認識する)と−緒に保温)を示す。Aで示
されたレーンは、ブロテイナーゼKによる細胞の溶菌に
より調製された類別し得ないインフルエンザ菌株352
4のLPSを含み、Bで示されたレーンは菌株3524
のフェノール−水抜で調製されたLPSを含み、Cで示
されたレーンは菌株3524の全細胞調製物を含む。分
子量の標準が右側に示されている。
抗体7F3により認識された抗原の種特異性を測定する
ための研究が行なわれた。インフルエンザ菌の115の
分離株の全細胞調製物が、ドツト分析またはウェスタン
プロット分析のいずれかにより研究される。菌株は、7
3のb型、37の類別し得ない菌株、及び夫々1のa型
及びC% f型を含んでいた。インフルエンザ菌の11
5の菌株の全てが抗体7F3により認識されるエピトー
プを含んでいた。結果は、このエピトープがインフルエ
ンザ菌株の中の共通の抗原であることを示す。
このエピトープがインフルエンザ菌以外のバクテリアに
存在するか否かを決定するため、種々のバクテリア種の
60の分離株が研究された。60のこれらの菌株全てが
抗体7F3により認識される決定因子を欠いていたく表
1を参照のこと)。
表−一一一上 種々のバクテリア種に関する ダラム陰性 ダラム陽性 インフルエンザ菌以外のへモフィルス種の29の菌種が
研究された。これらの分離株のうち25は、7F3エピ
トープを欠いていた(表2を参照のこと)。ヘモフィル
ス パラへモリチカスの二つの菌株は、決定因子を含ん
でいた。その他、ヘモフィルス パ2C乙旦≦し仁/l
/2の一つの菌株及びエジプトへモフィルスの一つの菌
株は、抗体7F3により認識される20.000ダルト
ンのタンパク質を含んでいた。
表−2 ヘモフィルスの種々の種に関する インフルエンザ菌 へモフィルス パラへモリチカス ヘモフィルス バラフロフィ)トス ヘモフィルス セグニス エジプト へモフィルス 八   二 4 9 * ウェスタンプロット分析に於いて、抗体7F3は、
これらの菌株中で20.000ダルトンのタンパク質を
認識した。
ヒト血清抗体 ヒト血清が、ウェスタンプロット分析法により、16、
600ダルトンのOMPに対する抗体の存在に関して試
験された。第3図は、同じゲルで分析されニトロセルロ
ース紙に移された類別し得ないインフルエンザ菌株35
24の全細胞調製物を示す。
レーンAは、7F3復水液こ共に保温されたものテアリ
、16.600ダルトンタンパク質に相当する単−帯を
示し、レーンBuびCは正常のヒト血清の二つの異なる
試料と共に保温されたものであり、レーンDは類別し得
ないインフルエンザ菌による、菌血症の17日後の成人
から得られた血清と共に保温されたものである。ヒト血
清の三つの試料全ては、抗体7F3により認識される決
定因子を含む16.600ダルトンのOMPに対する抗
体を有する。
この16.600ダルトンの外膜タンパク質を形質発現
する遺伝子のDNA配列は、ヌクレオチド125で始ま
ると考えられ、ヌクレオチド526まで続く。このアミ
ノ酸配列は、インサートの一部として含まれる。その遺
伝子は、第6図に示される配列を有すると思われる。
この帯は、ヒト血清中の抗体により認識される最も主要
なものの中にあることが注目に値する。
詳細には、第3図は、13,2%のゲルからのウェスタ
ンプロット分析を示す。4つのレーンは全て、同じゲル
からの類別し得ないインフルエンザ菌株3524の全細
胞調製物を含むが、夫々のレーンは異なる抗血清と共に
保温された。即ち、レーンAは抗体7F3と共に保温さ
れ、レーンB及びCは正常なヒト血清の二つの異なる試
料(希釈液、1:500)と共に保温され、レーンDは
成人中の類別し得ないインフルエンザ菌による菌血症1
7日後に得られた血清(希釈液、1:500)と共に保
温された。抗血清と一諸の保温に続いて、タンパク質入
−ペルオキシダーゼ及びペルオキシド基質と一緒に保温
された。矢印は、ヒト血清の三つの試料の全てが7F3
エピトープを含む16.600ダルトンのOMPに対す
る抗体を含むことを示す。
本発明に従って、類別し得ないインフルエンザ菌の表面
で16,600ダルトンのOMPのエピトープを認識す
るIgG3マウスモノクローナル抗体が開発された。こ
のエピトープは、類別し得る菌株及び類別し得ない菌株
を含む、試験されたインフルエンザ菌の115の分離株
の全てに存在する。
非ヘモフィルス種の60の菌株のスクリーニングは、エ
ピトープがこれらの全てのバクテリア中に存在しないこ
とを示した。エピトープはバラインフルエンザ菌の24
の菌株中に存在しなかったが、その他のへモフィルス種
の4〜5菌株中に存在した(表2を参照のこと)。これ
らの種はヒトの異常な病原である。それ故、臨床的に妥
当な分乱株の観点から、抗体7F3がインフルエンザ菌
に対して高度に特異的である。
インフルエンザ菌株 共通エピトープを認識するこのモノクローナル抗体は、
臨床的な微生物学研究所に於いて手段として有用である
。臨床的分離株のインフルエンザ閑(類別し得る菌また
は類別し得ない菌)としての同定を確かめる迅速試験は
、このような抗体に基いて開発し得た。この特異なエピ
トープを利用するためのDNAプローブをつくるため、
p6を暗号化する遺伝子の配列が決定される。DN、A
配列に基いて、活性p6タンパク質のアミノ酸配列が推
定し得る。この情報は、エピトープ遺伝地図作製として
知られるものを行なうのに使用し得る。
エピトープ遺伝地図作製は、幾つかの小さいペプチドの
構成及びモノクローナル抗体7F3との反応性に関する
これらのペプチドの試験を伴なう。
7F3により認識されるエピトープはインフルエンザ菌
に対して特異的であるので、その抗体によりL2識され
る相当するペプチドはインフルエンザ菌の特異的な決定
因子を代表する。そのペプチドのアミノ酸配列が一旦知
られると、そのセグメントのDNA配列が推定し得る。
インフルエンザ菌はこのエピトープを暗号化する遺伝子
を含むので、バクテリアはこの配列に相当する配列を有
するDNAを含むことが知られる。それ故、DNAプロ
ーブはp6の特異的なエピトープを暗号化する核酸に一
致するようにつくられる。プローブが一旦つくられると
、それは、例えば放射性メンバーでラベルし得る。つい
で、このプローブは、インフルエンザ菌の存在に関して
、痰、脳を髄液、血液及びその他の如き臨床試料を分析
するのに使用し得る。これは、DNAプローブがインフ
ルエンザ菌のゲノム中に存在するその相補的塩基対に結
合するので、可能である。このプローブが一旦つくられ
ると、この試みはヘミン及びニコチンアミドアデニン 
ジヌクレオチドに対する増殖要求量を示す現行の広く使
用される方法よりも利点を与える。特異的なモノクロー
ナル抗体による分析は、24時間程度で結果を生じる。
OMPs及びLPSはグラム陰性バクテリアの外膜と密
接に関連する。この事実及び抗体7F3により認識され
る決定因子が、L P Sが分離する分子量範囲にある
という観察は、この決定因子がタンパク質またはLPS
にあるか否かという疑問をいだかせる。幾つかの実証系
列は、抗体7F3により認識されるエピトープがタンパ
ク質にあることを示す。第一に、SDSゲルのクーマシ
ーブルー(Coomassie blue)による染色
は、インフルエンザ菌の全ての菌株に於いて、16.6
00ダルトンで抗体7F3により認識される帯の存在を
示した。
クーマシーブルーはタンパク質を染色するがLPSを染
色しないので、この観察は抗体7F3がタンパク質決定
因子を認識するという推定証拠である。第二に、5DS
−PAGE及びウェスタンプロットに関する帯の配置は
タンパク質に関して典型的であった。LPSは抗体7F
3エピトープが存在する帯よりも一般にはっきりしない
複数の帯を示した。この点は、LPS決定因子を認識す
るモノクローナル抗体が、抗体7F3により認識される
良く輪郭づけられた単一の帯と対照的に、全細胞調製物
のウェスタンプロット分析に於いて典型的な“LPS”
パターンを示したという観察により、更に確証される。
第三に、EL I SAにより、抗体7F3はOMPs
+LPSを含む細胞外膜調製物との反応性を示したが、
その抗体は単離LPSとの反応性を示さなかった。最後
に、ウェスタンプロット分析(第2図)に於いて、抗体
7F3は全細胞調製物中の帯を認識したが、二つの異な
る方法を使用することにより調製されたLPSの決定因
子を認識し得なかった。これらの観察は一緒にされて、
抗体71” 3により認識されるエピトープがOMPに
あることを示す。
抗体7F3エピトープを含むOMPが表面露出されたか
否かを判断するため、OMPはラクトペルオキシダーゼ
触媒による放射能ヨウ素化操作(上記のハンセンらの文
献を参照のこと)を用いてラベルされた。第1図は抗体
7F3エピトープを含むタンパク質が放射能ラベルされ
ることを示す。この観察は、この16,600ダルトン
のOMPが表面露出されることを示唆する。本発明の目
的のため、“表面露出された”または“外膜”は、抗体
結合に利用可能なことを意味する。
類別し7得ないインフルエンザ菌のOMPsは、5DS
−PAGE分析により示されるように、実質的な菌株変
位性を示す。32,000〜42,000ダルトンの範
囲の主要なOMPsに於ける、この変位性は、類別し得
ないインフルエンザ菌に関する亜型系の基準である(上
記のムーフィらの文献を参照のこと)。三つの研究所か
らのインフルエンザ菌のOMPsの研究は独立に研究さ
れた・fンフルエンザ菌の全ての菌株中の“16.60
0”ダルトンのOMPの存在を注目していたことは重要
である(上記のムーフィらの文献、バレンカンプらの文
献及びローブらの文献を参照のこと)。抗体7F3によ
り認識される抗原性決定因子を含むのは、このタンパク
質である。本研究は、この低分子量OMPの抗体7F3
により認識されるエピトープがインフルエンザ菌の全て
の菌株に共通の抗原であることを示す。菌株の中で共通
の表面抗原を同定することは、ワクチン開発の観点から
有用である。何となれば、単一の共通抗原による免疫化
は多くの菌株による病気からの保護を誘導し得るからで
ある。加えて、この16,600ダルトンのタンパク質
が進化の過程でその他のOMPsよりはるかに少なく変
化したという観察は、このタンパク質がバクテリアに対
して重要な機能を果たすという推論、及びその機能がそ
の構造の保存に密接に関係するという推論へと導く。
ダラム陰性バクテリアの外膜は、宿主防禦機構へのそれ
らの接近可能性のため、免疫学的に重要な構造である。
事実、インフルエンザ菌す型のOMP3に対する抗体は
底入に広く存在し、インフルエンザ菌による感染から快
復しつつある乳児の血清中に検出される。16,600
ダルトンのOMP(p6)に対する抗体がヒト血清中に
存在することが、全実証された(第3図を参照のこと)
、正常のヒト血清中のこのOMPに対する抗体の存在は
、OMPがインフルエンザ菌に対するヒトの抗体に関し
て重要であることを示唆する。
幾つかの観察は、p6がインフルエンザ菌に対する免疫
に於いて重要な標的であることを示唆する。
b型苗株から分離されたp6から生した抗体は、乳児ネ
ズ兆モデルで保護する。
2) p6に対して送られるモノクローナル抗体7F3
は、インフルエンザ菌に対するヒトの殺菌活性を阻害す
る。
■) 3) アフィニティクロマトグラフによる正常のヒト血
清からp6の減少は、インフルエンザ菌に対するその血
清の減少された殺菌活性をもたらした。
4) そして、ヒト血清からのp6に対する免疫精製抗
体は殺菌性であった。
p6は、バクテリア染色体DNAの源としてインフルエ
ンザ菌、ゲノムライブラリーの構成に於けるベクターと
してλgtllバクテリオファージ、遺伝子をサブクロ
ーン化して配列を容易にするのに使用されるベクターと
してptJc18プラスミド、宿主菌株として大腸菌を
使用して分子的にクローン化し得る。これらの結果は、
p6に対する実験的免疫及びヒトの免疫の両方の分子基
礎を更に分析することを可能にし、且つそれがインフル
エンザ菌に対するワクチンに使用することが一旦証明さ
れると、多量のp6が生産されることを可能にする。
p6の分子クローン化: 本明細書中、p6と称される16,600ダルトンのタ
ンパク質は、それ故、インフルエンザ菌の類別し得る菌
株及び類別し得ない菌株の両方の外膜中に存在し、イン
フルエンザ菌に対する免疫に於ける重要な標的であり得
る。この16,600ダルトンの外股タンパク質を形質
発現する遺伝子のDNA配列は、ヌクレオチド125で
開始すると思われ、ヌクレオチド526まで続く。p6
は、バクテリア染色体DNAの源としてインフルエンザ
菌の類別し得ない菌株、ゲノムライブラリーの構成に於
けるベクターとしてλgtllバタテリオファージ、遺
伝子をサブクローン化して配列を容易にするー・フタ−
としてPUC18プラスごド、宿主菌株として大腸菌を
使用して分子的にクローン化される。
前記のモノクローナル抗体及びポリクローナル抗血清が
p6の形質発現をスクリーニングするのに使用された。
ゲノムライブラリーの一部がスクリーニングされて、4
つのポジティブ組換え体の検出をもたらした。一つのク
ローンOは、高い度数で形質発現された充分な長さの遺
伝子生産物を生産するようである。このクローンのDN
Aインサ−トが遺伝子をプラスミドベクターにサブクロ
ーン化するのに使用された。また、大腸菌形質転換体は
、充分な長さの遺伝子生産物を形質発現するようである
。転写はp6i!!伝子の実際のプロモーターから開始
されるようである。何となれば、クローンO及び形質変
換体7−9Bの両者が未誘導状態及び誘導状態の両方で
遺伝子生成物を形質発現するからである。p6に関する
遺伝子の分離及び配列は、p6に対する実験的な免疫及
びヒトの免疫の両方の分子基礎を更に分析することを可
能にする。
更に詳細には、組換えDNA技術が、類別し得ないイン
フルエンザ菌(NtHi)の16,600ダルトンの表
面タンパク質、即ちp6の遺伝子を大腸菌にクローン化
するのに使用された。臨床分離株からの染色体DNAが
剪断され、λgtllアームにつながれ、ファージヘッ
ドに詰め込まれた。4つの組換えファージが、モノクロ
ーナル抗体及びポリクローナル抗血清でスクリーニング
することにより検出された。一つのクローンOは、Ec
oRlで制限され、プラスミドベクターpUc18につ
ながれて配列を容易にした。組換えプラスくドを有する
大腸菌はスクリーニングされて、一つのポジティブ7−
9Bを生じた。クローンO及び7−9Bの両者は、ウェ
スタンプロット分析により測定してネガティブp6に等
しいか、または近似する見掛は分子量を有するタンパク
質を生産する。スクリーニングに際し、インフルエンザ
菌p6遺伝子の転写及び翻訳は、いずれかのベクターの
lacオペレーター及びプロモーターに依存しないこと
が決定された。免疫蛍光法を用いて、組換え遺伝子生産
物のp6エビトープがこれらの大腸菌の表面に局在化で
き、抗体に接近し得た。
インフルエンザ菌株1479は、ヘム(10,+zg/
 ml )及びニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
(10μg /me)で補充された脳心臓注入ブロース
中で37℃で増殖された。
大腸菌株y1090 (i m”)がバクテリオファー
ジλgtllの溶菌成長に使用され、宿主としての菌株
JM83がプラスミドpUc18に使用された。大腸菌
は、宿主菌株に応じて、アンピシリン50μg/−を用
いて、または用いずに、L−ブロース(LB)中、また
は寒天上で増殖された。夫々の宿主菌株の使用に関する
更に詳細な説明は、ほかの所に見られる。ヤング(Yo
ung)ら著、5cience 222巻、778〜7
82頁、Mersing Rec、 DNA  Tec
h、 Bull、  2巻、43〜48頁を参照のこと
750Wdlの培養菌からのインフルエンザ菌1479
細胞のベレットが、10mMのへベス(HEPES)緩
衝液(pf17.4 )  10 ml中で再懸濁され
た。この混合物にEDTAが5mMの濃度まで添加され
、SDSが0.5%w / vの濃度まで添加され、つ
いで60℃で30分間保温された。ついで、この溶菌液
がプロナーゼ(10mg/ mA’) 0.5−で37
℃で2時間消化され、ついで2回のフェノール/CIA
A抽出にかけられ、続いて1回のCrAA抽出にかけら
れた。塩化ナトリウムが水相に0.2 Mの濃度まで添
加され、DNAが2.5容量の冷却エタノールで沈殿さ
れた。冷却液中の沈殿後に、DNAは遠心分離によりベ
レットにされ、トリス−EDTAli衝液中で再懸濁さ
れ、0.1mg/dの濃度のデオキシリボヌクレアーゼ
を含まないリボヌクレアーゼで37℃で1時間処理され
た。最後に、DNAがフェノール/CIAAで抽出され
、塩化ナトリウム及びエタノールで沈殿され、遠心分離
によりベレットにされた。DNAはトリス−EDTA緩
衝液中で再懸濁され、A260/A280により濃度に
ついて測定され、4℃で貯蔵された。
ファージライブラリーは、モノクローナル抗体7F3で
スクリーニングされた。また、インフルエンザ菌株18
08の可溶化p6RJiJ製物による免疫化により生産
されたウサギポリクローナル抗血清が、スクリーニング
に使用された。
インフルエンザ 1479ゲノムライブラリーの構成第
4図に示されたライブラリーの構成に関する計画は、実
質的にヤング及びデービス(Davis)により記載さ
れたものであった(1985年、7巻、29〜41頁、
Genetic Engineering 、プレナム
・プレス(Plenum Press) 、ニューヨー
ク)。インフルエンザ菌1479DNAが或種の10秒
の群発(2にセットした出力コントロール)による音波
処理により平均長さ2〜4キロ塩基対(kb)に剪断さ
れた。剪断の程度は、アガロースゲル電気泳動に監視さ
れた。この剪断DNA50μgのEcoR1部位がEc
oRメチラーゼを用いてメチル化された。メチル化DN
Aの末端がタレノーポリメラーゼ及びデオキシヌクレオ
チドトリホスフェートの添加により平滑にされた。この
反応及び酢酸す) IJウムの0.3Mの濃度までの添
加の後、D N Aが沈殿された。遠心分離後、ペレッ
トがトリス−EDTA緩衝液中で再懸濁された。ついで
、DNAが、ホスホリル化されたEcoR1リンカ−(
ベセスダ・リサーチ・ラボラトリイズ(Bethesd
aResearch Laboratories ) 
、ベセスダ、メリーランド)につながれた。連結反応は
、混合物を70℃に加熱することにより停止され、つい
で過剰のEcoR1!Jンカーが過剰のEcoRlを用
いて消化された。EcoR1!Jンカーに平滑末端でつ
ながれたメチル化インフルエンザ菌1479DNAは、
10mMトリス (p)17.5) 、100mM N
aC1,1+nMEDTAを含むカラム緩衝液を用いて
ゲル′濾過カラム(バイオゲル(Biogel) p 
60、バイオラド・ラボラトリイズ(BIORAD I
aboratori、es)、リッチモンド、カリフォ
ルニア)に通すことにより過剰のリンカ−から精製され
た。画分はA280及びアガロースゲル電気泳動により
監視さた。所望の大きさ範囲のDNAを含む画分が溜め
られ、沈殿された。DNAは遠心分離によりペレ・ノド
にされ、トリス−EDTA緩衝液4μCに再)耐層され
た。DNAは、合計反応容量10μl中で脱ホスホリル
化λgtllアーム(ストラタゲン・クローニング・シ
ステムズ(5TRATAGENE  ClonrngS
ys tems)、サンジエゴ、カリフォルニア)3μ
gにつながれた。連結混合物は、製造業者(ギガバック
(Gigapack、商標)、ストラタゲン・クローニ
ング・システムズ)の指示に従って、二つのパッケージ
ング抽出物を用いて詰め込まれた。詰め込まれたファー
ジは、プラーク形成単位の力価を測定し、且つLB+A
MPプレート上のIPTG及びX−ガル(X−g(13
))  による増殖により非組換えバンクグラウンドを
測定するため、大腸菌株y1090に塗布された。ライ
ブラリーは、5%以下のバックグラウンドを有する約1
.5X10b個の独立の組換えクローンを含む。
ライブラリーのスクリーニング 第5図は、スクリーニングに使用した方法を示す。y1
090の塗布株、即ち10mM  MgSO4中に再懸
濁されたy1090ペレット0.2 n+1が、夫々の
85mmのプレートに関しλgtllライブラリーの1
.5X10” PFU (プラーク形成単位)で感染さ
れた。吸着保温後に、細胞がLB−7ガロース緩衝液と
混合され、LB+AMPプレートの上に注がれ、均一に
広げられた。ついで、プレートは42℃で3時間保温さ
れた。ついで、各プレートは、10mM  IPTG中
で予め飽和された乾燥ニトロセルロースフィルターデス
クで上に重ねられた。ついで、プレートは、37℃で3
時間保温された。フィルターを除去する前に、配向が記
録され、フィルター及び夫々のプレートがラベルされた
。フィルターはバッファーA(0,01Mトリス、O,
l 5M NaCCpH7,4) テ簡単にすすカレ、
バッファーA中の3%ゼラチン中に1時間置かれた。フ
ィルターがバッファーAで再度すすがれた後、それらは
抗体のスクリーニング混合物中で室温で一夜保温された
。スクリーニング混合物は、1:1000の力価の7F
3腹水液を含むバッファーAであった。使用したモノク
ローナル抗体は、大腸菌宿主菌株と交差反応性を共有し
なかったが、アンチ(anti) −1808抗血清は
感受性及び特異性を維持するため1 : to、 00
0の希釈作業を必要とした。フィルターがバッファーA
ですすがれ、タンパク貿A−ペルオキシダーゼ複合体の
1:3000希釈液中に入れられ、室温で1時開拡とう
された。フィルターはバッファー、八で再度すすがれ、
ついでホースラデイツシュペルオキシダーゼ発色液(0
,15%H2O2;バイオラド、リッチモンド、カリフ
ォルニア〉中に45分間浸漬された。ポジティブに現わ
れたプラークは、それらの夫々のプレートから除去され
、SM緩衝液500μl中に再懸濁され、再度スクリー
ニングされた。再度のスクリーニングでポジティブであ
ったプラークは、その後、スクリーニングン昆合物でな
く個々の抗体に対して再度スクリーニングされた。
皇J二しL乙z!二二比り梶 インフルエンザ菌対照、y1090組換え体、及び分子
量標準物は、0,06 M I−リス(p)16.8)
、1.2%SDS、5%β−メルカプトエタノール、1
1.9%グリセロール及び0.003%ブロモフェノー
ルブルーを含む試料緩衝液中で100℃で5分間加熱す
ることにより調製された。調製物は15%の分離用ゲル
上で5DS−PAGEにかけられた。ゲルは、茅留水中
で予め沸騰されたニトロセルロースシート上に置かれ、
0.3Mクエン酸ナトリウム、3MNaCl1?S液中
に浸漬された。電気泳動転移は、0.025M1−リス
(pH8,3)、0.192Mグリシン及び20%メタ
ノールのlli液中でトランスフォア(Transph
or 、商標〉電気泳動装置(ホーファー・サイエンテ
ィフィック・インストルメンツ(lloefer 5c
ientific [nstruments)、サンフ
ランシスコ、カリフォルニア)を用いて50ボルトで9
0分間行なわれた。抗体、複合体の連続製力■による封
鎖及び基質発生は、プラークスクリーニングに記載され
たのと同様に行なわれた。
プラスミドベクターへのサブクローン 配列を容易にするための計画が工夫された。
p6エビトープを形質発現する(スクリーニングにより
決定されるように)組換えファージのDNAインサート
(867の残基からなる)が、プラスミドベクターにサ
ブクローン化された。
pUc18が、選択手段、誘導プロモーター及びファー
ジクローン化ベクターλgtzにより剪断されたEco
R1制限部位特徴を含む幾つかの理由のため、サブクロ
ーン化のプラスごドベクターとして選択された。組換え
ファージのDNAがEcoRlで制限され、ついでEc
oRIで制限されたpUc18につながれ、仔ウシ゛の
腸アルカリホスファターゼを用いて脱ホスホリル化され
た。その連結混合物は、受容大腸菌株を形質変換するの
に使用された。形質変換体は、IPTG及びX−ガルで
上塗りされたLB+AMPプレートでの増殖により選択
された。プラスミドベクタ−トを含むJM3に相当する
と考えられる白色コロニーが個々に取り出され、L−ブ
ロース+AMP−1−10%グリセロールを含むマイク
ロタイタのウェルに移された。プレートは37℃で一夜
保温された。
くし装置が、マイクロタイタブレートから、IPTG中
に予め含浸され、LB+AMPプレートの上に重なるニ
トロセルロースシートの上に植菌するのに使用された。
プレートは37℃で一夜保’t=され、ついでニトロセ
ルロースシートが取す出された。ニトロセルロースは、
クロロホルム蒸気を含む室中で15分間つるされ、コロ
ニーを溶菌し、40μg/mlのリソチームを含む3%
ゼラチン中で封鎖され、ゲノムライブラリーと同様にし
てスクリーニングされた。
猪−果: ゲノムライブラリーのスクリーニング及び組 え の特
性 約45,000のプラークがスクリーニングされ、未増
幅ライブラリーの残りが7%DMS○中のアリコート中
で一70℃で凍結された。λgtll−インフルエンザ
菌1479クローンo、p、8、及び10と称される4
つの反応性クローンか、見られた。クローンO及びPは
8または10より多い量であり、且つ/またはネガティ
ブタンパク質、p6の立体構造に更に近似する遺伝子生
産物を形質発現するようであるので、試験はクローン0
及びPに集中した。
クローン0及びPを含むプレートが、注意してこすられ
、ウェスタンプロット分析用のタンパク質を回収した。
ウェスタンプロットは、クローンO及びPの両者がネガ
ティブp6に大きさが同しか、または近似するタンパク
質を生産することを示す。しかしながら、クローン○は
、クローンPに較べると、タンパク質を多量に生産する
。それ故、クローンOがプラスミドベクター中にサブク
ローン化するDNAの源用の組換えファージとして選択
された。
プラスミドベクター中へのサブクローン化び     
  の 同じ形質変換からの1000の形質変換体がスクリーニ
ングされて、一つの7−9Bがポジティブであることが
わかった。7−9Bが純粋培養であることを確かめるた
めに、ポジティブコロニが取り出され、継代され、再度
スクリーニングされた。プレートの上及びブロース中に
増殖された7−9Bのウェスタンプロットは、この組換
え体がまたネガティブp6と等しいか、または近似する
見掛は分子量の遺伝子生産物を生産することを示す。7
−9Bから単離された組換えプラスミドはEcoRlを
用いて制限され、アガロースゲル電気泳動にかけられて
インサートの大きさを測定した。制限分析はp6遺伝子
を含む2.5kb  DNAインサートの存在を明らか
にする。
分子クローン化技術を用いて、インフルエンザ菌147
9p6、即ち16.6 Kダルトンの外膜タンパク質を
暗号化する遺伝子を含む組換えプラスミド及び&II換
えファージの両方が生産された。そのタンパク質は、核
酸125〜核酸526の核酸配列により包括的に記載し
得る。ファージクローン0による、及びMi換えプラス
ミド7−9Bによる遺伝子生産物の形質発現は、B−ガ
ラクシダーゼプロモーターの誘導とは独立である。この
知見は、クローン0の遺伝子生産物及び組換え体7−9
Bの遺伝子生産物の間に電気泳動の移動度の差が明らか
にないことを示すウェスタンプロット分析と対になって
、組換え遺伝子生産物がそれ自体のp6遺伝子の構成プ
ロモーターから開始されるという可能性の確証を与える
16、6 Kダルトンのタンパク質のエピトープは、大
腸菌形質変換体7−9Bの表面のモノクローナル抗体7
F3に接近し得る。
特にことわらない限り、全ての微生物菌株は一般に入手
し得る。本明細書に記載された全てのこのような菌株は
、チモシイ・ムーフィー(TimotliyMurph
y)博士(Division of Infectio
us Diseases。
5tate  [In1versity of  Ne
w York  C11nic(13)  Cente
rs462 Grider 5treetsバツフアロ
ー、ニューヨーク14215 )から人手し得る。イン
フルエンザ菌株3524及び1479、プラスミド7−
9Bを含む大腸菌株JM83及びハイブリドーマ7F3
は、ブタペスト条約に従って、ザ・アメリカン・タイプ
・カルチャー・コレクション(the  Americ
an  Type  Cu1ture  Co11ec
tion)(ATCC)12301 Parklawn
 DriveSRockville 、、 MaryI
and20852 )に寄託されている。
インフルエンザ の  タンパク の インフルエンザ菌の外膜タンパク質の精製方法が、本発
明に開示される。
本明細書に開示された方法は、従来の方法よりもかなり
簡単である。水抜は、洗剤を含む緩衝液中の保温のため
の出発原料として全バクテリアを利用し、それ故、従来
の方法で必要であったような外膜を分離する初期工程を
省く。全バクテリアは、バクテリアが未処理状態で使用
されることを意味する。
懸濁媒体中のインフルエンザ菌が、ペプチドグリカンと
会合した外膜タンパク質を含む第一画分を直接得るのに
使用される。懸濁媒体は、その画分が不溶性である液体
であり、洗剤緩衝液であってもよい。洗剤緩衝液は、外
膜タンパク質及びペプチドグリカンが不溶性である、洗
剤を含む緩衝液を意味する。好適な洗剤は、ドデシル硫
酸ナトリウム(SDSと称する)を含む。好適な洗剤緩
衝液の例は、バッファーBである。バ、、ファーBは1
%SDS、0.1%β−メルカプトエタノール、0.0
1Mトリス、0.5 M NaC1,(pt18.0 
)を含む。ペプチドグリカンと会合した外膜タンパク質
(p6)を含む第一画分は、連続的に懸濁液を熱処理し
遠心分離することにより得られる。懸濁液は、細胞の?
:!、濁を助けるために簡単に音波処理されてもよい。
熱処理は、当業者に知られるいずれの好適な手段による
ものであってもよい。熱処理の好適な手段の例は、約2
0℃−約37℃で約20〜40分間の保温である。遠心
分離は、周囲温度で約30〜60分間約20,000g
〜約40.000 gである。ここで使用される周囲温
度は約り0℃〜約27℃を意味する。連続的な熱処理及
び遠心分離は、懸濁媒体中のインフルエンザ菌が、ペプ
チドグリカンと会合したp6を含む第一画分が生成され
るまで、熱処理され、ついで遠心分離され、ついで懸濁
媒体中に再懸濁され、熱処理され遠心分離されることを
意味する。
ついで、混在RNAが、第一液体中の消化性材料の使用
により第一画分から消化され、第一液体中で外膜タンパ
ク質と会合したペプチドグリカンは不溶性のままであり
、消化された混在RNAが可溶性であり、その結果第二
画分が生成される。
第二画分は、第一液体に不溶性であり、ペプチドグリカ
ンと会合した外膜タンパク質を含む。混在RNAは、p
6及びペプチドグリカンと共に第二画分中に存在するR
ANを意味する。消化性材料は混在RNAの消化を可能
にし、一方p6はそのペプチドグリカンとの会合のため
不溶性形態のままである。消化性材料の例はりボヌクレ
アーゼAである。第一液体は、上記の如き洗剤緩衝液で
あってもよい。可溶性は、第二画分に関して選択的に懸
濁可能または除去可能であることを意味する。
消化性材料は洗剤緩衝液に添加され、混合物が連続的に
熱処理され、遠心分離される。熱処理及び遠心分離は、
上記のとおりである。連続的な熱処理及び遠心分離は、
混在RNAが消化され、第二画分が生成されるまで、第
一画分が消化性材料を含む洗剤緩衝液中で懸濁され、熱
処理され、遠心分離されることを意味する。
外膜タンパク質(p6)は、外膜タンパク質が可溶性で
あり、且つペプチドグリカンが不溶性である第二液体中
で懸濁し、ついで熱処理して外膜タンパク質をペプチド
グリカンから遊離して可)容化外膜タンパク質を含む第
三液体を得ることにより、第二画分から分離される。外
膜タンパク質が可溶性であり、ペプチドグリカンが不溶
性である液体の例は、洗剤を含まない緩衝液である。洗
剤を含まない緩衝液は、洗剤が添加されていない緩衝液
を意味する。好適な洗剤を含まない緩衝液の例は、トリ
ス緩衝液、PBS及びテトラホウ酸ナトリウム緩衝液で
ある。好ましい洗剤を含まない緩衝液は、テトラホウ酸
ナトリウム緩衝液である。
第二画分は、洗剤を含まない緩衝液中で懸濁され、約5
0〜75℃で約30〜60分間熱処理される。
ついで、懸濁液は、外膜タンパク質を含む上澄液(第三
液体)が得られるまで、充分な温度で充分な時間にわた
って約80.000g〜約120,000 gで遠心分
離される。ついで、望ましくない細胞成分を含まない、
p6の可溶性調製物を含む上澄液が、回収される。望ま
しくない細胞成分は、リポオリゴ糖、p6以外のタンパ
ク質、ペプチドグリカン、DNA及びRNAを含む。
ついで、上澄液が、当業者に知られる手段により濃縮さ
れる。この手段は加圧濾過法を含む。
以下の実施例は、本発明を実施し使用する方法を記載し
、本発明を行なうための本発明者により意図される最良
の態様を示すが、本発明を限定するものと解すべきでは
ない。
バクテリアをブロース中で増殖し、バクテリア25gを
バッファーB中で懸濁し、簡単に音波処理して細胞の懸
濁を助け、37℃で30分間保温した。保温後、懸濁液
を25℃で30分間20,000gで遠心分離した。上
澄液を捨て、不溶性画分をバッファーB中に再懸濁し、
保温し、上記のように遠心分離した。保温及び遠心分離
のこのサイクルを、合計5回繰返した。最後の2回の保
温に関して、リボヌクレアーゼA(10μg/ml)を
バッファーBに添加する。この工程でリボヌクレアーゼ
を含むことは、混在RNAの消化を可能とし、一方p6
はペプチドグリカンとそれとの会合のため不溶性形態の
ままである。このようにして、リボヌクレアーゼ及びR
NA分解生戒生成可溶性のままであり、一方p6及びペ
プチドグリカンは不溶性のままである。
p6/ベブチドグリカン不溶性画分を、0.1 Mテト
ラホウ酸ナトリウム緩衝液(pH9,5)中で懸濁し、
65℃で30分間保温した。ついで、混合物を35℃で
1時間100,000 gで遠心分離した。
この工程はペプチドグリカンからp6をtj、Hシ、そ
の結果、可溶化p6が上澄液中に留まる。ついで、この
上澄液を加圧濾過により約10倍に濃縮した。容量をそ
のもとの容量にもどし、再度濃縮した。ホウ酸緩衝液を
用いて、この濃縮及び洗浄操作を5回行なった。得られ
たp6調製物は、以下のように特性決定された。5DS
−PAGEは約16,000ダルトンの分子量で単一の
タンパク買置を生じる。調製物は、モノクローナル抗体
を用いて検出し得るリボオリゴ糖を含まない。可溶性p
6の吸光度スペクトルは、275nMの波長でピークを
示した。アガロースゲル電気泳動は、調製物がDNA及
びRNAを含まないことを明らかにした。それ故、最終
調製物はインフルエンザ菌から精製された可溶化p6タ
ンパク質を含む。この物質のアミノ酸分析は、アミノ酸
含量が本明細書に開示されたDNA配列から予想される
アミノ酸含量と一致することを示す。
本発明のその他の実施態様は、本明細書の考察または本
明細書に開示された本発明の実施から、当業者に明らか
である。特許請求の範囲に特定さ、れる本発明の精神及
び範囲に入るその他の実施態様があり得ることが、理解
されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、抗体7F3により認識された決定因子が16
.600ダルトンの分子の大きさをもっタンパク質にあ
ったことを示すウェスタンプロットを示すV−真?”/
)ン6 第2図は、抗体7Fにより認識されたエピトープがタン
パク質またはLPSにあるか否かを分析するのに設計さ
れた別の実験を示すウェス1クンブロア)脅印−含毒喝
4を示イ写A7−hs。 第3図は、同一のゲルで分析され、ニトロセルロース紙
に移された類別し得ないインフルエンリ′菌株の全細胞
調製物のウェスタンブロンドを示ず写真マ・・7)、5
゜第4咳は、インフルエンザ菌1479ゲノムライブラ
リーの構成に関する計画を図示する。 第5図は、スクリーニングに使用した方法を図示する。 第6図は、16 、600ダルトンの外膜タンパク質を
形質発現する遺伝子のアごノ酸配列を示す。 図面の浄書(内容に変更なし) FIG、1 FIG、3

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)ペプチドグリカンと会合した免疫原性外膜タ
    ンパク質を含む第一画分を懸濁媒体中のインフルエンザ
    菌の懸濁液から直接に得る工程、(上記の画分は上記の
    懸濁媒体に不溶性である)、 b)第一画分を懸濁液から分離する工程、 c)外膜タンパク質と会合したペプチドグリカンが不溶
    性であり、且つ消化されだRNAが可溶性である第一液
    体中で消化性材料で処理することにより第一画分から混
    在RNAを消化して、外膜タンパク質及びペプチドグリ
    カンを含む第二画分を生成する工程、 d)上記の第一液体から上記の第二画分を分離する工程
    、 e)上記の外膜タンパク質が可溶性であり、且つペプチ
    ドグリカンが不溶性である第二液体中で第二画分を懸濁
    して、可溶化外膜タンパク質を含む第三液体を得る工程
    、ついで f)可溶化外膜タンパク質を含む第三液体を不溶性ペプ
    チドグリカンから分離し、外膜タンパク質を濃縮する工
    程 を含むことを特徴とする、インフルエンザ菌の免疫原性
    外膜タンパク質の精製方法。
  2. (2)a)洗剤緩衝液中で懸濁し、ひき続いて熱処理し
    、遠心分離してペプチドグリカンと会合した免疫原性外
    膜タンパク質を含む不溶性画分を生成することによりイ
    ンフルエンザ菌を集菌する工程、 b)外膜タンパク質と会合したインフルエンザ菌ペプチ
    ドグリカンが不溶性である洗剤緩衝液中で消化性材料で
    処理することにより、工程aで生成された不溶性画分か
    ら混在RNAを消化する工程、 c)緩衝液を含まない洗剤中で懸濁し、熱処理し、遠心
    分離して外膜タンパク質を含む上澄液を得ることにより
    、工程bで生成された不溶性画分から外膜タンパク質を
    分離する工程、ついで d)上澄液中の外膜タンパク質を濃縮する工程を含むこ
    とを特徴とする、インフルエンザ菌の免疫原性外膜タン
    パク質の精製方法。
  3. (3)外膜タンパク質がp6である、請求項2記載の方
    法。
  4. (4)不溶性画分生成工程が、 a)インフルエンザ菌細胞を洗剤緩衝液中で懸濁する工
    程、 b)約20〜37℃で約20〜40分保温する工程、 c)約20,000g〜約40,000gで周囲温度で
    約30〜60分間遠心分離する工程、 d)洗剤緩衝液中に再懸濁する工程、ついで e)不溶性画分を生成するのに充分な時間にわたって工
    程b及びcを繰返す工程を含む、請求項3記載の方法。
  5. (5)洗剤緩衝液がバッファーBである、請求項4記載
    の方法。
  6. (6)バッファーBが1%SDS、0.01Mトリス、
    0.5M Na Cl、0.1%β−メルカプトエタノ
    ール(pH8.0)を含む、請求項5記載の方法。
  7. (7)懸濁工程が細胞の懸濁を助けるのに充分な時間に
    わたって音波処理する工程を更に含む、請求項4記載の
    方法。
  8. (8)懸濁工程が細胞の懸濁を助けるのに充分な時間に
    わたって音波処理する工程を更に含む、請求項6記載の
    方法。
  9. (9)保温が37℃で30分間である、請求項5記載の
    方法。
  10. (10)保温が37℃で30分間である、請求項7記載
    の方法。
  11. (11)遠心分離が20,000gで30分間である、
    請求項4記載の方法。
  12. (12)遠心分離が20,000gで30分間である、
    請求項7記載の方法。
  13. (13)遠心分離が20,000gで30分間である、
    請求項9記載の方法。
  14. (14)消化工程が a)消化性材料を含む洗剤緩衝液中で工程1で生成され
    た不溶性画分を懸濁する工程、 b)約20〜37℃で約20〜40分間保温する工程、 c)約20,000g〜約40,000Gで周囲温度で
    30〜60分間遠心分離する工程、 d)上澄液を捨てる工程、ついで e)工程a、b、c、及びdを繰返す工程を含む、請求
    項3記載の方法。
  15. (15)消化工程が a)消化性材料を含む洗剤緩衝液中で工程1で生成され
    た不溶性画分を懸濁する工程、 b)約20〜37℃で約20〜40分間保温する工程、 c)約20,000g〜約40,000Gで周囲温度で
    約30〜60分間遠心分離する工程、 d)上澄液を捨てる工程、ついで e)工程a、b、c及びdを繰返す工程を含む、請求項
    13記載の方法。
  16. (16)消化性材料がリボヌクレアーゼAである、請求
    項14記載の方法。
  17. (17)消化性材料がリボヌクレアーゼAである、請求
    項15記載の方法。
  18. (18)リボヌクレアーゼAがバッファーB1ml中約
    10μgの量で存在する、請求項16記載の方法。
  19. (19)リボヌクレアーゼAがバッファーB1ml中約
    10μgの量で存在する、請求項17記載の方法。
  20. (20)保温が約37℃で約30分である、請求項14
    記載の方法。
  21. (21)保温が約37℃で約30分である、請求項15
    記載の方法。
  22. (22)保温が約37℃で約30分である、請求項19
    記載の方法。
  23. (23)遠心分離が20,000gで20分である、請
    求項14記載の方法。
  24. (24)遠心分離が20,000gで20分である、請
    求項15記載の方法。
  25. (25)遠心分離が20,000gで20分である、請
    求項22記載の方法。
  26. (26)分離工程が a)不溶性画分を、洗剤を含まない緩衝液中で懸濁する
    工程、 b)約50〜75℃で約30〜60分間保温する工程、 c)p6を含む上澄液が得られるまで、充分な温度で充
    分な期間にわたって約80,000〜約120,000
    gで遠心分離する工程、ついでd)上澄液を回収する工
    程 を含む、請求項3記載の方法。
  27. (27)分離工程が、 a)不溶性画分を、洗剤を含まない緩衝液中で懸濁する
    工程、 b)約50〜75℃で約30〜60分間保温する工程、 c)p6を含む上澄液が得られるまで、充分な温度で充
    分な期間にわたって約80,000〜約120,000
    gで遠心分離する工程、ついでd)上澄液を回収する工
    程 を含む、請求項15記載の方法。
  28. (28)分離工程が、 a)不溶性画分を、洗剤を含まない緩衝液中で懸濁する
    工程、 b)約50〜75℃で約30〜60分間保温する工程、 c)p6を含む上澄液が得られるまで、充分な温度で充
    分な期間にわたって約80,000〜約120,000
    gで遠心分離する工程、ついでd)上澄液を回収する工
    程を含む、請求項25記載の方法。
  29. (29)洗剤を含まない緩衝液がpH9.5を有する0
    .1Mのテトラホウ酸ナトリウム溶液である、請求項2
    6記載の方法。
  30. (30)洗剤を含まない緩衝液がpH9.5を有する0
    .1Mのテトラホウ酸ナトリウム溶液である、請求項2
    7記載の方法。
  31. (31)洗剤を含まない緩衝液がpH9.5を有する0
    .1Mのテトラホウ酸ナトリウム溶液である、請求項2
    8記載の方法。
  32. (32)保温が65℃で30分間である、請求項26記
    載の方法。
  33. (33)保温が65℃で30分間である、請求項27記
    載の方法。
  34. (34)保温が65℃で30分間である、請求項28記
    載の方法。
  35. (35)保温が65℃で30分間である、請求項31記
    載の方法。
  36. (36)遠心分離が37℃で1時間100,000gで
    ある、請求項26記載の方法。
  37. (37)遠心分離が37℃で1時間100,000gで
    ある、請求項27記載の方法。
  38. (38)遠心分離が37℃で1時間100,000gで
    ある、請求項35記載の方法。
  39. (39)上澄液が加圧濾過により濃縮される、請求項3
    記載の方法。
  40. (40)上澄液が加圧濾過により濃縮される、請求項3
    8記載の方法。
JP2082909A 1989-03-29 1990-03-29 インフルエンザ菌の外膜タンパク質の精製方法 Pending JPH03175991A (ja)

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