JPH03177470A - 歯科用チタンまたはその合金用硬化性接着剤組成物 - Google Patents

歯科用チタンまたはその合金用硬化性接着剤組成物

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JPH03177470A
JPH03177470A JP1317153A JP31715389A JPH03177470A JP H03177470 A JPH03177470 A JP H03177470A JP 1317153 A JP1317153 A JP 1317153A JP 31715389 A JP31715389 A JP 31715389A JP H03177470 A JPH03177470 A JP H03177470A
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Takao Tanaka
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Hideo Matsumura
英雄 松村
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圭一 吉田
Shigemichi Honda
成道 本田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチタン、特に歯科用チタンまたはその合金用の
硬化性接着剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
昨今新しい歯科用金属材料として、チタンおよび、その
合金が軽量性、耐久性、生体適合性等の特徴により次第
に使用分野を広げつつある。その大きな分野として(部
分)義歯床、インブラント等が挙げられるが、これらの
用途において、チタンまたはその合金と、プラスチック
または他の金属材料との接着が必要な場合が多い、しか
し現在これらの用途に好適な接着剤は無い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、チタンまたはその合金に対する高い接
着力を有し、チタンまたはその合金同士、あるいはチタ
ンまたはその合金と、プラスチックまたはその他の金属
材料との接着性に優れ、特に歯科用接着剤として好適に
利用できる硬化性接着剤組成物を提供することである。
さらに上記のようなチタンまたはその合金に対する高い
接着力を有し、かつ初期接着性、接着耐久性、耐水性等
のバランスに優れ、特に歯科用接着剤として好適に利用
できる硬化性接着剤組成物を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、従来より歯科用接着剤として高い接着性
および耐久性を有し、広く利用されているトリアルキル
ボロンまたはその部分酸化物を重合開始剤とした接着剤
に、チタン合金に対する高い親和性を有するチタネート
系カップリング剤等を組合せた組成物が、チタンまたは
その合金に対する高い接着性を有していることを見いだ
して。
本発明に到った。
すなわち本発明は、次の硬化性接着剤組成物である。
(1)チタネート系カップリング剤(A)、ラジカル重
合性単量体(8)、およびトリアルキルボロンまたはそ
の部分酸化物(C)からなることを特徴とする硬化性接
着剤組成物。
(2)チタネート系カップリング剤(A)、ラジカル重
合性単量体(B)、トリアルキルボロンまたはその部分
酸化物(C)、および酸性基を含有する重合性単量体(
D)からなることを特徴とする硬化性接着剤組成物。
本発明の硬化性接着剤組成物は、チタンに対する高い親
和性を有するチタネート系カップリング剤(A)、ラジ
カル重合性単量体CB)および常温で高い重合活性を有
するトリアルキルボロンまたはその部分酸化物(C)か
らなるため、あるいはこれらの3成分に加えて一般の金
属に対して優れた接着性を有する酸性基を含有する重合
性単量体(D)を含有しているため、チタンまたはその
合金に対して優れた接着性および接着耐久性を示す。
本発明で使用されるチタネート系カップリング剤(A)
としては、具体的にはイソプロピルトリイソステアロイ
ルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロ
ホスフェート)チタネート、イソプロピルトリ(N−ア
ミノエチル−アミノエチル)チタネート、テトラオクチ
ルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テト
ラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス
(ジトリデシル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオ
クチルパイロフォスフェート)オキシアセテートチタネ
ート、ビス(ジオクチルパイロフォスフェート)エチレ
ンチタネート、イソプロピルトリオクタノイルチタネー
ト、イソプロピルジメタクリルイソステアロイルチタネ
ート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタ
ネート、イソプロピルイソステアロイルジアクリルチタ
ネート、イソプロピルトリ(ジオクチルホスフェート)
チタネート、イソプロピルトリクミルフェニルチタネー
トおよびテトライソプロピルビス(ジオクチルホスファ
イト)チタネートなどをあげることができる。
このようなチタネート系カップリング剤(A)は、単独
で使用することもできるし、組合せて使用することもで
きる。このようなチタネート系カップリング剤(A)の
内でも、とくにイソプロピルジメタクリルイソステアロ
イルチタネート、イソプロピルイソステアロイルジアク
リルチタネート、またはイソプロピルトリ(ジオクチル
ホスフェート)チタネートを使用することが好ましい。
本発明で使用されるラジカル重合性単量体(B)として
は、単官能性単量体(B1)および/または多官能性単
量体(B2)を使用することができる。
単官能性単量体(B1)としては、具体的には単官能性
(メタ)アクリロイル化合物を使用することが好ましい
このような単官能性単量体(B1)としては、例えばメ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、ドデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベ
ンジル(メタ)アクリレート、およびイソボルニル(メ
タ〉アクリレート等の(メタ)アクリル酸の炭化水素エ
ステル;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートお
よび2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル;エ
チレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)
アクリレート、エチレングリコールモノドデシルエーテ
ル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、およ
びポリエチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)
アクリレート等の(ポリ)アルキレングリコールモノエ
ーテル(メタ)アクリレート;トリフルオロエチル(メ
タ)アクリレート、およびパーフルオロオクチル(メタ
)アクリレート等の(メタ)アクリル酸のフルオロアル
キルエステル;γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルト
リ(トリメチルシロキシ)シラン等の(メタ)アクリロ
キシアルキル基を有するシラン化合物;テトラヒドロフ
ルフリル(メタ)アクリレートなどをあげることができ
る。
また、多官能性単量体(B2)としては、例えばエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヘキシレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、およ
びペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等
のアルカンポリオールポリ(メタ)アクリレート;ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジブチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、およびジペンタエリスリトー
ルヘキサ(メタ)アクリレート等の(ポリ)オキシアル
カンポリオールポリ (メタ)アクリレートなどをあげ
ることができる。
さらに、多官能性単量体(B2)としては、上記以外に
も、例えば以下に示す式(I)で表わされるエポキシ(
メタ)アクリレート (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは0ま
たは正の整数を示し aiは−(CHz)i−2−(C
Hz)+−t を示す、); 次式(n)で表わされる脂環族または芳香族系のジ(メ
タ)アクリレート (式中、 Rは水素またはメチル基を示し、 R2は を示す、); 次式(III)で表わされる脂環族系ジ(メタ)アクリ
レート (式中、 Rは水素またはメチル基を示し。
R3は を示す。
) 等の化合物をあげることができる。
さらに、多官能性単量体(B2)としては、分子中に少
なくともlっのウレタン結合を有する多官能(メタ)ア
クリレート、例えばジイソシアネート化合物1モルと2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有(メタ)アクリレート2モルとの付加物なども例示す
ることができる。この場合に使用されるジイソシアネー
ト化合物としては、脂肪族、脂環族、芳香族ジイソシア
ネートのいずれでも用いることができる。従ってジイソ
シアネート化合物としては1例えばヘキサメチレンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネート、2,2.4−
または2,4.4−トリメチルへキサメチレンジイソシ
アネート、ジシクロへキシルジメチルメタン−P+P−
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、およびナフタレン
ジイソシアネート等をあげることができる。
従って、前記分子中に少なくとも1つのウレタン結合を
有する多官能(メタ)アクリレートとして、具体的には (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 N+1 園 C=1(:)1 ム (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中。
Rは水素原子またはメチル基を示す。
) (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 Nt1 0力 斐 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 0つ 喧 N関 11 Oつ 入 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
) 等をあげることができる。
多官能(メタ)アクリレートとしては、前記例示したも
の以外に、さらに次式(IV)で表わされる化合物をあ
げることができる。
(式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、R4は少
なくとも1つの芳香環を有し、かつ分子内に酸素原子ま
たは硫黄原子を有していてもよい2価の芳香族残基を示
し、nおよびmはそれぞれ正の整数を示す。) 式(IV)で表わされる多官能(メタ)アクリレートの
具体例としては1例えば (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、m十n=
2〜20である。)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。
)。
(式中。
Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。
)。
(式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。
)。
(式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。) 等をあげることができる。
以上に例示した中では、単官能性単量体(B1)として
は、特にメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ドデシ
ル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリ
レート等の(メタ)アクリル酸の炭化水素エステルが好
ましく用いられる。
また、多官能性単量体(B2)としてはアルカンポリオ
ールのポリ(メタ)アクリレート、(ポリ)オキシアル
カンポリオールのポリ(メタ)アクリレート。
エポキシ(メタ)アクリレート、分子内に少なくとも1
つのウレタン結合を有する脂肪族または脂環族(メタ)
アクリレート、および芳香環を有する(ポリ)オキシア
ルカンポリオールのポリ(メタ)アクリレートが好まし
く、特にエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、トリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示す。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。
)、 (式中、 Rは水素原子またはメチル基を示し、 +n=2〜20である。) 等が好ましい。
これらのラジカル重合性単量体CB)は単独で、または
2種以上の混合物として用いることができる。
本発明で使用されるトリアルキルボロンまたはその部分
酸化物(C)としては、例えばトリエチルボロン、トリ
ーn−プロピルボロン、トリイソプロピルボロン、トリ
ーn−ブチルボロン、トリイソブチルボロン、トリーn
−アミルボロン、トリイソアミルボロン、トリーS−ア
ミルボロン、およびこれらの部分酸化物などをあげるこ
とができる。
これらの中では、トリーn−ブチルボロンまたはその部
分酸化物が好ましい。
本発明で使用される酸性基を含有する重合性単量体(D
)としては、分子内に少なくとも1つの(メタ)アクリ
ロキシ基を有する芳香族ポリカルボン酸またはその酸無
水物(DI);分子内に少なくとも1つの(メタ)アク
リロキシ基を有するリン酸またはスルホン酸の部分エス
テル(例えば、リン酸のモノエステル、ジエステルまた
はその混合物。
スルホン酸のモノエステル等)(D2)等をあげること
ができる。
分子内に少なくとも1つの(メタ)アクリロキシ基を有
する芳香族ポリカルボン酸またはその酸無水物(01)
としては、例えば2つ以上のヒドロキシル基を有するア
ルカンポリオール(このポリオールは、ヒドロキシル基
以外に酸素原子を含有していてもよい)のヒドロキシル
基のうちの少なくとも1つのヒドロキシル基が(メタ)
アクリル酸とともにエステル結合を形成しており、かつ
少なくとも1つのヒドロキシル基が3つ以上のカルボキ
シル基を有する芳香族ポリカルボン酸の1つのカルボキ
シル基とエステル結合を形成している構造を有する(メ
タ)アクリロキシ基含有芳香族ポリカルボン酸またはそ
の酸無水物などをあげることができる。
上記3つ以上のカルボキシル基を有する芳香族ポリカル
ボン酸の中では、さらに3つ以上のカルボキシル基のう
ちで少なくとも2つのカルボキシル基が芳香環上に隣接
する炭素原子に結合した芳香族ポリカルボン酸であるこ
とが好ましい、このような芳香族ポリカルボン酸の具体
例としては、例えばヘミメリト酸、トリメリド酸、ブレ
ニド酸、メロファン酸、ピロメリト酸等をあげることが
できる、 分子内に少なくとも1つの(メタ)アクリロキシ基を有
する芳香族ポリカルボン酸またはその酸無水物(Dl)
の具体的なものとしては、例えば4−(メタ)アクリロ
キシメトキシカルボニルフタル酸またはその無水物;4
−(メタ)アクリロキシエトキシカルボニルフタル酸ま
たはその無水物;4−(メタ)アクリロキシブトキシカ
ルボニルフタル酸またはその無水物; 舊 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは6〜
12の整数を示す。); (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは2〜
50の整数を示す。); (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは1〜
50の整数を示す);4−(2−ヒドロキシカルボニル
)フタル酸またはその酸無水物;2,3−ビス(3,4
−ジカルボキシベンゾイルオキシ)プロピル(メタ)ア
クリレートまたはその酸無水物;2−(3,4−ジカル
ボキシベンゾイルオキシ)−1,3−ジメタクリロキシ
プロパンまたはその無水物等をあげることかできる。
また、分子内に少なくとも1つの(メタ)アクリロキシ
基を有するリン酸またはスルホン酸の部分エステル(D
l)の具体的なものとしては、例えば2−(メタ)アク
リロキシエチルフェニルアシドホスフェート;ビス〔2
−(メタ)アクリロキシエチル〕アシドホスフェート;
ビス〔3−(メタ)アクリロキシプロピル〕アシドホス
フェート;2−(メタ)アクリロキシエチルフェニルホ
スフェート: (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す。);(式
中、 Rは水素原子またはメチル基を示す6);(式中、Rは
水素原子またはメチル基を示す、);tert−ブチル
アクリルアミドスルホン酸;〉偽O1晶5O3H (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す、);ト0
A0嵩H (式中、Rは水素原子またはメチル基を示す。)等をあ
げることができる。
酸性基を含有する重合性単量体(D)の中では、分子内
に少なくとも工つの(メタ)アクリロキシ基を含有する
芳香族ポリカルボン酸またはその酸無水物(Dl)が好
ましく用いられる。
酸性基を含有する重合性単量体(D)は単独で、または
2種以上の混合物として用いることができる。
本発明の組成物には、以上に説明した成分に加えて、必
要に応じてその他の成分、例えば他の重合性単量体、有
機溶剤、粉末状無機充填剤、有機重合体、重合抑制剤等
の適宜量を含有させることができる。
上記他の重合性単量体としては、例えば塩化ビニル、臭
化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル等のビニルエステル類;メチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル等のビニルエーテル類;スチレン、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、クロロメチルスチレン、スチルベ
ン等のアルケニルベンゼン類などをあげることができる
有機溶剤としては、例えばエタノール、アセトン、酢酸
エチル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、N、
N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド等をあげることができる。
粉末状無機充填剤としては、例えばカオリン、タルク、
クレー、炭酸カルシウム、シリカ、シリカ・アルミナ、
リン酸カルシウム、ガラス粉末。
石英粉末等をあげることができる。
有機重合体としては、例えばワックス;エチレン・酢酸
ビニル共重合体ニアクリル酸メチル、アクリル酸エチル
、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等の単独重
合体およびこれらの共重合体などをあげることができる
本発明の硬化性接着剤組成物は、 (1)チタネート系カップリング剤(A)、 ラジカル
重合性単量体(B)、およびトリアルキルボロンまたは
その部分酸化物(C)、または (2)チタネート系カップリング剤(A)、 ラジカル
重合性単量体(B)、 トリアルキルボロンまたはその
部分酸化物(C)、および酸性基を含有する重合性単量
体(D)からなり、 さらに上記(1)または(2)の組成物は必要に応じて
前記その他の添加物を含有していてもよい。
前記(A)、(B)、(C)および(D)の各成分の配
合量は、その用途に応じて広範囲に変化させることがで
きる。
本発明の硬化性接着剤組成物において、チタネート系カ
ップリング剤(A)はラジカル重合性単量体(B) t
oo重量部に対して、通常0.1〜100重量部、好ま
しくは1〜20重量部の範囲内の量で使用することが望
ましい。
トリアルキルボロンまたはその部分酸化物(C)は、ラ
ジカル重合性単量体(B)100重量部に対して。
通常1〜100重量部、好ましくは10〜50重量部の
範囲内の量で使用することが望ましい。
上記のような量で(A)ないしくC)の成分を配合する
ことにより、本発明のチタンまたはその合金に対する接
着性に優れた硬化性接着剤組成物を得ることができる。
そして、このような硬化性接着剤組成物さらに(D)成
分を配合することにより、チタンまたはその合金に対す
る接着性に優れ、さ、らに初期接着性、接着耐久性、耐
水性等のバランスに優れた硬化性接着剤組成物を得るこ
とができる。
この場合に、酸性基を含有する重合性単量体(D)は、
ラジカル重合性単量体(B)100重量部に対して。
通常50重量部以下、好ましくは0.1〜20重量部の
範囲内の量で使用することが望ましい。
本発明の硬化性接着剤組成物は、(A)ないしくC)成
分および必要により他の成分を混合することにより、ま
たは(A)ないしくD)成分および必要により他の成分
を混合することにより得られる。従って本発明の硬化性
接着剤組成物を使用する際には、各成分を混合したもの
を接着面に塗布して接着する。また別の接着方法として
は、チタネート系カップリング剤(A)を適当な溶媒1
例えばメチルメタクリレートなど、に溶解した溶液を接
着面に塗布し、接着面にチタネート系カップリング剤(
A)の塗膜を形成させた後、その塗膜上にチタネート系
カップリング剤(A)を除いた各成分の混合物を塗布し
て接着することもできる。
トリアルキルボロンまたはその部分酸化物(C)は、前
記(A)および(B)成分等の単量体と混合すると、通
常数秒から数十分の間に重合活性を失うが、または重合
を開始させるので、トリアルキルボロンまたはその部分
酸化物CC)は、通常前記(A)および(B)成分、さ
らに(D)成分等の成分とは別に保存し、使用直前に混
合するのが好ましい。
このような本発明の硬化性接着剤組成物は、例えば歯科
用接着剤として利用でき、通常使用されている歯科用の
接着剤組成物などと同様にして使用することができる。
さらに本発明の硬化性接着剤組成物は、例えば塗料、そ
の他の被覆用組成物としても好適に用いることができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、前記(A)ないしくC)成分を含有す
るようにしたので、チタンまたはその合金に対する高い
接着力を有し、チタンまたはその合金同士、あるいはチ
タンまたはその合金と、プラスチックまたは他の金属材
料との接着性に優れ、特に歯科用接着剤として好適に利
用できる硬化性接着剤組成物が得られる。
また前記(A)ないしくC)成分にさらに(D)成分を
含有するようにしたので、上記のようなチタンまたはそ
の合金に対する高い接着性を有し、かつ初期接着性、接
着耐久性、耐水性等のバランスに優れ、特に歯科用接着
剤として好適に利用できる硬化性接着剤組成物が得られ
る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。なお、
各例中において轄号はそれぞれ下記を意味する。
MMA :メチルメタクリレート(和光純薬工業(株)
製、特級) PDMST :イソプロビルジメタクリルイソステアロ
イルチタネート(味の素(株)製、プレンアクトにR−
7、商標) NPC:ネオペンチルグリコールジメタクリレート(新
中村化学工業(株)製、NKエステルNPC1商標)U
DMA : (機上工業(株)製、アートレジン5H−50O8、商
標)PMMA :ポリメチルメタクリレート(サンメデ
ィカル(株)1!!、スーパーボンドオペークアイポリ
−粉末) 4−酊A: (サンメディカル(株)製) TBB−0: トリーn−ブチルボロンの部分酸化物(
サンメディカル(株)製、スパーボンドキャタリスト、
商41) 実施例1 直径Loam、厚さ3!1111の純チタン円盤および
直径6mm、厚さ3mmの純チタン円盤のそれぞれの表
面をサンドブラスト処理し、MMA 98重量部および
PDMST 2重量部の混合物Iを同円盤の表面に塗布
した。
混合物■が乾燥した後、 HMA 100重量部、TB
B−040重量部およびPMMA 60重量部の混合物
■を前記混合物Iの両塗膜上に塗布し、両表面を接着し
た。
次に4℃の冷水と60℃の温水に交互に1分間づつ漬け
るヒートサイクルを所定回数繰り返した後、万能試験機
(島津製作所(株)製、オートグラフDO5−500)
を用いてクロスヘツドスピード0.50/winで純チ
タン同士の剪断接着力を測定した。結果を表1に示す。
実施例2 直径10mm、厚さ3mmの純チタン円盤および直径6
Il■、厚さ3■の純チタン円盤のそれぞれの表面をサ
ンドブラスト処理し、 HMA 98重量部およびPD
MST 2重量部の混合物Iを同円盤の表面に塗布した
混合物■が乾燥した後、HMA 95重量部、4−ME
TA5重量部、TBB−040重量部およびPMMA 
60重量部の混合物■を前記混合物Iの両塗膜上に塗布
し、両表面を接着した。
次に実施例1と同様にして剪断接着力を測定した。結果
を表1に示す。
実施例3 直径10mo+−厚さ3mmの純チタン円盤および直径
6mm、厚さ3mmの純チタン円盤のそれぞれの表面を
サンドブラスト処理し、HMA 98重量部およびPD
MST 2重量部の混合物Iを同円盤の表面に塗布した
混合物Iが乾燥した後、HMA 75重量部、NPG 
20重量部、 4−META 5重量部、 TBB−0
40重量部およびPMMA 60重量部の混合物■を前
記混合物Iの両塗膜上に塗布し、両表面を接着した。
次に実施例1と同様にして剪断接着力を測定した。結果
を表1に示す。
実施例4 直径10+++m、厚さ3IIImの純チタン円盤およ
び直径6mm、厚さ3mmの純チタン円盤のそれぞれの
表面をサンドブラスト処理し、HMA 98重量部およ
びPDMST 2重量部の混合物■を同円盤の表面に塗
布した。
混合物Iが乾燥した後、HMA 65重量部、UDMA
30重量部、4−META 5重量部、TBB−040
重量部およびPHMA 60重量部の混合物■を前記混
合物■の両塗膜上に塗布し、両表面を接着した。
次に実施例1と同様にして剪断接着力を測定した。結果
を表1に示す。
比較例1 直径10t+a、厚さ3mmの純チタン円盤および直径
6mm、厚さ3開の純チタン円盤のそれぞれの表面をサ
ンドブラスト処理した。
次にHMA 95重量部、TBB−040重量部および
PMMA60重量部の混合物をサンドブラスト処理した
それぞれの表面に塗布した後、接着した。
次に実施例1と同様にして剪断接着力を測定した。結果
を表1に示す。
比較例2 直110mm、厚さ3+amの純チタン円盤および直径
6mm、厚さ:3+mの純チタン円盤のそれぞれの表面
をサンドブラスト処理した。
次にHMA 75重量部、NPo 20重量部、TBB
−040重量部およびPMMA 60重量部の混合物を
サンドブラスト処理したそれぞれの表面に塗布した後、
接着した。
次に実施例1と同様にして剪断接着力を測定した。結果
を表1に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チタネート系カップリング剤(A)、ラジカル重
    合性単量体(B)、およびトリアルキルボロンまたはそ
    の部分酸化物(C)からなることを特徴とする硬化性接
    着剤組成物。
  2. (2)チタネート系カップリング剤(A)、ラジカル重
    合性単量体(B)、トリアルキルボロンまたはその部分
    酸化物(C)、および酸性基を含有する重合性単量体(
    D)からなることを特徴とする硬化性接着剤組成物。
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