JPH03177544A - 永久磁石用合金 - Google Patents

永久磁石用合金

Info

Publication number
JPH03177544A
JPH03177544A JP2203936A JP20393690A JPH03177544A JP H03177544 A JPH03177544 A JP H03177544A JP 2203936 A JP2203936 A JP 2203936A JP 20393690 A JP20393690 A JP 20393690A JP H03177544 A JPH03177544 A JP H03177544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
rare earth
permanent magnet
magnets
denotes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2203936A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0536494B2 (ja
Inventor
Setsuo Fujimura
藤村 節夫
Masato Sagawa
眞人 佐川
Yutaka Matsuura
裕 松浦
Hitoshi Yamamoto
日登志 山本
Masao Togawa
戸川 雅夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP58140590A external-priority patent/JPS6032306A/ja
Application filed by Sumitomo Special Metals Co Ltd filed Critical Sumitomo Special Metals Co Ltd
Priority to JP2203936A priority Critical patent/JPH03177544A/ja
Publication of JPH03177544A publication Critical patent/JPH03177544A/ja
Publication of JPH0536494B2 publication Critical patent/JPH0536494B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高価で資源稀少なコバルトを全く使用しない、
希土類・鉄系高性能永久磁石材料に関する。
永久磁石材料は一般家庭の各種電気製品から。
自動車や通信各部品、大型コンピュータの周辺端末機ま
で1幅広い分野で使われるきわめて重要な電気・電子材
料の一つである。近年の電気、@子機器の高性能化・小
型化の要求にともない、永久磁石材料もまた性能化が求
められている。
現在の代表的な永久磁石材料はアルニコ、ハードフェラ
イト、および希土類コバルト磁石である。最近のコバル
トの原料事情の不安定化にともない、コバルトを20〜
30重量%含むアルニコ磁石の需要は減り、鉄の酸化物
を主成分とする安価なハードフェライトが磁石材料の主
流を占めるようになった。−重希土類コバルト磁石は最
大エネルギー積20MGOe以上を有する高性能磁石で
あるが。
コバルト50〜65重量%も含むうえ、希土類鉱石中に
あまり含まれていないS11を使用するため大変高価で
ある。しかし、他の磁石に比べて、磁気特性が格段に高
いため、主として小型で、付加価値の高い磁気回路に多
く使われるようになった。
希土類コバルト磁石のような高性能磁石がもつと広い分
野で安価に、かつ多量に使われるようになるためには高
価なコバルトを含まず、かつ希土類金属として鉱石中に
多量に含まれているネオジムやプラセオジウムのような
軽希土類を中心成分とすることが必要である。
このような希土類コバルト磁石に代る永久磁石材料の試
みは、まず希土類・鉄二元系化合物についてなされた。
希土類・鉄系化合物は希土類コバルト系化合物と比べて
存在する化合物の種類が少なく、また−数的にキュリー
点も低い。そのため、希土類コバルト化合物の磁石化に
用いられている鋳造法や粉末冶金的手法では、希土類鉄
系化合物においては、従来いかなる方法も成功していな
い。
クラーク(A、E、 C1ark)はスパッタしたアモ
ルファスTbFe2が42°にで30kOeの高い保磁
力(He)を有することを見い出し、300〜350℃
で熱処理することによって、室温でHe −3,4kO
e 、最大エネルギー積 ((BH)wax) −7M
GOeを示すことを見い出した(Appl、 Phys
、 Lett、 23(11)、 1973.842−
645)。
フロート(J、 J、 Croat)等はNd、 Pr
の軽希土類元素を用いたNdFe及びPrFeの超急冷
リボンがHe −7,5koeを示すことを報告してい
る。しかし。
B「は5kG以下で(811)waxは3〜4MGOe
を示すにすぎない(Appl、 Phys、 t、et
t、 37.1980.109B、 J。
Appi、 Phys、 53. (3) 1982.
2402〜2406)このように、予め作成したアモル
ファスを熱処理する方法と超急冷法の二つが、希土類・
鉄系磁石を得る最も有望な手段として知られていた。
しかし、これらの方法で得られる材料はいずれも薄膜又
は薄帯であり、スピーカやモータなどの一般の磁気回路
に用いられる磁石材料ではない。
さらに、クーン(N、 C,Koon)等はLaを加え
ることによって重希土類元素を含有したFeB系合金の
超急冷リボンを得て、  (Fe0.12 B o、 
+a ) o、eTbo、 as Lao、 osの組
成のリボンを熱処理することにより、 Hc −9k 
Oeに達することを見い出した(B「−5 kG、Ap
l)1.Phys、Lett、39(10)、1981
.840−842)。
カバコツ(L、 Kabacof’f’)等はFeB系
合金テアモルファス化が容易になることに注目し+  
(Feo、 BB O,2) 1−X Prx(X−0
〜0.3原子比)の組成の超急冷リボンを作成したが、
室温でのlieは数Oeのレベルのものしか得られなか
った(J、 Appt。
Phys、 53(3) 1982.2255〜225
7)。
これらのスパッタリングによるアモルファス薄膜及び超
急冷リボンから得られる磁石は、薄く。
寸法的な制約を受け、それ自体として一般の磁気回路に
使用可能な実用永久磁石ではない。即ち。
従来のフェアイトや希土類コバルト磁石のような任意の
形状・寸法を有するバルク永久磁石体を得ることができ
ない。また、スパッタ薄膜及び超急冷リボンはいずれも
本質上等方性であり、室温での磁気特性は低く、これら
から高性能の磁気異方性永久磁石を得ることは、事実上
不可能である。
最近、永久磁石はますます過酷な環境−たとえば、磁石
の薄型化にともなう強い反磁界、コイルや他の磁石によ
って加えられる強い逆磁界、これらに加えて機器の高速
化、高負荷化により高温度の環境−にさらされることが
多くなり、多くの用途において、特性安定化のために、
−層の高保磁力化が必要とされる。(一般に永久磁石の
iHcは温度上昇にともない低下する。そのため室温に
おける 111cが小さければ、永久磁石が高温度に露
されると減磁が起こる。しかし、室温における 1ll
cが十分高ければ実質的にこのような減磁は起こらない
。) フェライトや希土類コバルト磁石では、高保磁力化を図
るため、添加元素や異なる組成系を利用しているが、そ
の場合一般に飽和磁化が低下し。
(BH)IIlax も低い。
本発明はかかる従来法の欠点を解消した新規な永久磁石
用合金を提供することを基本的目的とする。
かかる観点より2本発明者等は先にR−Fe二元系をベ
ースとして、キュリー点が高く、且つ室7星付近で安定
な化合物合金ないしは磁石を作ることを目標とし、多数
の系を探った結果、特にFeBR系化合物及びFeBR
M系化合物が磁石化に最適であることを見出した(特願
昭57−145072゜特願昭57−200204)。
ここでRとはYを包含する希土類元素の内。
少なくとも一種以上を示し、特にNd、 Prの軽希土
類元素が望ましい。Bはホウ素を示す。MはTl。
Zr、 Hf、 Cr、 Mn、旧、 Ta、 Ge、
 Sn、 Sb、 Bi、 No。
Nb、 A12. V、 Wの内から選ばれた一種以上
を示す。
このFeBR系磁石は実用に十分な300℃以上のキュ
リー点を有し、且つ、R−Fe二元系では従来成功して
いなかったフェライトや希土類コバルトと同じ粉末冶金
的手法によって得られる。
またRとしてNdやPrなとの資源的に豊富な軽希土類
元素を中心組成とし、高価なGoや5l11を必ずしも
含有せず、従来の希土類コバルト磁石の最高特性((B
ll)+ax −31MGOe)をも大幅に越える(B
ll)max40MGOe以上もの特性を有する。
さらに2本発明者らはこれらFeBR系。
FeBRM系化合物合金ないしは磁石が従来のアモルフ
ァス薄膜や超急冷リボンとはまったく異なる結晶性のX
線回折パターンを示し、新規な正方晶系結晶構造を主相
として有することを見出した(特願昭58−94878
)。
本発明はさらに、前述のFeBR及びFeBRM系合金
磁石′において得られる同等又はそれ以上の最大エネル
ギー積(BH)IIaxを保有したままでIHcを向上
せしめ得る永久磁石用合金を提供することを具体的目的
とする。
本発明によれば、RとしてNdやPrなどの軽希土類を
中心としたFeBR及びFeBRM系磁石用合金に、R
の一部として重希土類を中心としたR1 としてDy、
 Tb、 Gd、 Ilo、 Er、 Ttx、 Yb
の少なくとも一種を含有することによって、、FeBR
系、FeBRM系において高い(B)l)IIaxを保
有したまま iHcを飛耀的に向上せしめた。
即ち1本発明による永久磁石用合金は次の通りである。
室温以上で磁気的に安定で、磁気異方性を有するre 
−B −R正方品化合物(Rは希土類元素)を含み、か
つ合金組成が原子百分比でR(下記R1とR2とからな
る) 12.5〜20%、R10,05〜5%,B6〜
20%、及び残部実質的にFeから成ることを特徴とす
る永久磁石用合金: 但し,R1 はDy、 Tb、 Gd、 Ho、 Er
、 Tm、 Ybの内一種以上+R2はNdとPrの一
種以上、又はNdとPrの合計が80%以上で、残りが
R1以外のYを包含する希土類元素の少くとも一種。
室温以上で磁気的に安定で、磁気異方性を有するFe 
−B −R正方晶化合物(Rは希土類元素)を含み、か
つ合金組成が原子百分比でR(下記R1とR2とからな
る) 12.5〜20%、  R,0,05〜5%,B
6〜20%、下記の所定%以下の添加元素Mの一種以上
(但し2Mとして二種以上の前記添加元素を含む場合は
9M合量は当該添加元素のうち最大値を有するものの原
子百分比以下)、及び残部実質的にFeから成ることを
特徴とする永久磁石用合金: 但し+R1は、  Dy、 Tb、  Gd、  Ho
、 ’Er、 Tm、  Ybの内一種以上、R2はN
dとPrの一種以上、又はNdとPrの合計が80%以
上で、残りがR1以外のYを包含する希土類元素の少く
とも一種であり、添加元素Mは下記の通り: Tl   3  %、   Zr   3.3%。
If   3.3%、   Cr   4.5%。
Mn   5  %、  N1 6 %。
Ta   7  %、   Ge   3.5%。
Sn   1,5%、   Sb   l  %。
Bl   5  %、   Mo   5.2%。
Nb   9  %、At+5  %。
v5,5%、w5  %。
また、最終製品中には下記の数値以下の代表的な不純物
が含有されてもよい: Cu   2  %、C2%。
P   2 %、   Ca   4  %。
Mg   4  %、   0  2 %。
Si    5  %、52  %、但し。
不純物の合計は5%以下とする。
これらの不純物は原料または製造工程中に混入すること
が予想されるが、上記限界量以上になると特性が低下す
る。これらの内、 81はキュリー点を上げ、また耐食
性を向上させる効果を有するが、5%を越えると iH
cが低下する。Ca、 MgはR原料中に多く含まれる
ことがあり、また IHeを増す効果も有するが、製品
の耐食性を低下させるため多量に含有するのは望ましく
ない。
なお1本発明においてボロン(B)は、従来の磁性材料
におけるように2例えば非晶質合金作成時の非晶質化促
進元素又は粉末冶金法における焼結促進元素として添加
されるものではなく1本発明に係るR−Fe−B正方品
化合物の必須構成元素である。
本発明の新規な化合物に基づく合金は粉末化した後成形
焼結することによってもっとも効果的に実用永久磁石を
得ることが可能である。
上記組成による永久磁石用合金は、特に最も効果的に用
いた場合、即ち磁気異方性焼結永久磁石として用いた場
合、最大エネルギー積(Bll)l!lax 20MG
Oe以上を有したまま、保磁力IHcLOkOe以上を
有する高性能磁石が得られる。
本発明の永久磁石用合金は室温以上で磁気的に安定で、
磁気異方性を有するFe −B −R正方品化合物を含
むものであれば、その形態は問わず、鋳塊あるいは粉体
等の公知の形態の永久磁石用の素材の他、Fe−B−R
正方品化合物を含む任意の形態からなる永久磁石材料を
も包含する。
以下に本発明をさらに詳述する。
FeBR系合金を用いてなる磁石は前述の通り高い(B
ll)a+axを有するが、  IHeは従来の高性能
磁石の代表であるSmz Col□型磁石上磁石程度(
5〜10koe)であった。
これは強い減磁界を受けたり、温度が上昇することによ
って減磁されやすいこと、即ち安定性が良くないことを
示している。磁石の IHcは一般に温度上昇と共に低
下する。例えば前述の30MGOe級のSm2 Co1
7型磁石やFeBR系磁石では100℃ではおよそ5 
koe程度の値しか保有しない。(表4)電算機用磁気
ディスクアクチュエータや自動車用モータ等では強い減
磁界や温度上昇があるため、このような 11(cでは
使用できない。高温においても尚−層の安定性を得るた
めには室温付近での iHcの値をもっと大きくする必
要がある。
また、室温付近においても、磁石の時間経過による劣化
(経時変化)や衝撃や接触などの物理的な撹乱に対して
も一般的にiHcが高い方が安定であることがよく知ら
れている。
以上のことから9本発明者等はFeBR戊分系を中心に
更に詳しい検討を行った結果、希土類元素中のDy、 
Tb、 Cd、 Ho、 Er、 Tm、 Ybの一種
以上と。
NdやPrなとの軽希土類元素等を組合せることによっ
て、従来FeBR系合金を用いた磁石では得られなかっ
た高い保磁力を得ることができた。
更に1本発明による成分系では、  l1icの増大の
みならず、減磁曲線の角形性の改善、即ち(Bll)f
flaxの一層増大の効果をも具備することが判った。
なお本発明者等はFeBR系合金を用いた磁石のfHc
を増大させるために様々の検討を行った結果、以下の方
法が有効であることを既に知った。
即ち。
(1)R又はBの含有量を多くする。
(2〉添加元素Mを加える。(FeBRM系磁石)しか
しながら、R又はBの含有量を増加する方法は、各々 
l1lcを増大するが、含affiが多くなるにつれて
Brが低下し、その結果(Bit)waxの値も低くな
る。
また、添加元素Mも 1llc増大の効果を有するが、
添加量の増大につれて(BH)alaxが低下し飛躍的
な改善効果には繋がらない。
本発明の永久磁石用合金においては1重希土類元素R1
の含有と、R2としてNd、 Prを主体とすることと
、さらにR,Bの所定範囲内の組成とに基づき、特に2
時効処理を施した場合のiHcの増大が顕著である。即
ち、上記特定の組成の合金からなる磁気異方性焼結体に
時効処理を施すと、 Brの値を損ねることなく  1
tlcを増大させ、さらに減磁曲線の角形性改善の効果
もあり、 (BH)++axは同等かまたはそれ以上と
なり、その効果は顕著である。なお、R,Bの範囲と、
(Nd+Pr)の量を規定することにより2時効処理前
においても iHe約10kOe以上が達成され、R内
におけるR1の所定の含有により時効処理の効果がさら
に著しく付加される。
即ち2本発明合金を用いることにより。
(Bl()max 20MGOe以上を保有したまま、
  HIclOkOe以上で示される十分な安定性を兼
ね備え、従来の高性能磁石よりも広範な用途に適用し得
る高性能磁石を提供できる。
(Bit)a+ax 、  IHcの最大値は各々43
.2MGOe (後述表2 、 No、22) 、 2
0kOe以上(表2.N(La、表3゜胤14.22.
23)を示した。(ここで、  IHc20 koe以
上とは1通常の電磁石タイプの減磁特性試験器では、測
定できなかったためである。)本発明の永久磁石用合金
に用いるRは、RよとR2の和より成るが、RとしてY
を包含し、 Nd。
Pr、 Lap Ce、 Tb、 Dy+ Jio、 
Er、 Eu、 Sm、 cd、 PIIl。
Tm、 Yb、 Luの希土類元素である。そのうちR
2は、 Dy、 Tb、 Gd、 No、 Er、 T
m、 Ybの上程のうち少なくとも一種を用い+R2は
上記上程以外の希土類元素を示し、特に軽希土類の内N
dとPrの合計を80%以上包含するものを用いる。(
但しSImは高価であり、 iHcを降下させるのでで
きるだけ少ない方が好ましく、Laは不純物として希土
類金属中によく含まれるがやはり少ない方が好ましい。
)これらRは純希土類元索でなくともよく、工業上人手
可能な範囲で製造上不可避な不純物(他の希土類元素C
a、 Mg、 Fe、 Ti、 C,O等)を含有する
もので差支えない。
B(ホウ素)としては、純ボロン又はフェロボロンを用
いることができ、不純物としてAt!、 Si。
C等を含むものも用いることができる。
本発明の永久磁石用合金は、磁気異方性焼結永久磁石と
して用いた場合(以下同様)、既述のRをR7とR2の
合計として原子百分比でR10,05〜5%、  R1
2,5〜20%,B4〜20%(特に6%以上)、残部
Fcの組成において保磁力N1cv、110kOe以上
、残留磁束密度Br9kG以上、最大エネルギーf?1
 (Bll)fflax 20MGOe以」二の高保磁
力・高エネルギー積を示す。
R,0,2〜3%、R13〜19%,B5〜11%、残
部Feの組成は最大エネルギー積(BH)IIlax 
30MGOe以上を示し、好ましい範囲である。
また、R1としてはDy、 Tbが特に望ましい。
Rの量を12.5%以上としたのは、Rがこの量よりも
少なくなると本系合金化合物中にFeが析出して保磁力
が急激に低下するためである。Rの上限を20%とした
のは、20%以上でも保磁力は10 koe以上の大き
い値を示すがB「が低下して(Bit)max20MG
Oe以上に必要なりrが得られなくなるからである。
R1の量は上述Rに置換することによって捉えられる。
R1mは表2.No、2に示すように僅か0.1%の置
換でもHeが増加しており、さらに減磁曲線の角形性も
改善され(BH)maxが増加していることが判る。R
1量の下限値は iHc増加の効果と(B H) l!
la X増大の効果を考慮して0.05%以上とする(
第2図参照)Rlfflが増加するにつれて、  IH
cは上昇していき(表2.No、2〜8)。
(BH)maxは0.4%をピークとしてわずかずつ減
少するが1例えば3%の置換でも(BH)IIaxは3
0MGOe以上を示している(第2図参照)。
安定性が特に要求される用途には IHcが高いほど、
すなわちR1多く含有する方が有利であるが、しかしR
2を構成する元素は希土類鉱石中にもわずかしか含まれ
ておらず、大変高価である。
従ってその上限は5%とする。Bffiは、4%以下に
なると iHcが10 koe以下になる。またB量の
増加もR量の増加と同じ<  IHcを増加させるが、
 Brが低下していく。(BH)o+ax 20MGO
e以上であるためには820%以下が必要である。
添加元素MはIHcを増し、減磁曲線の角形性を増す効
果があるが、一方その添加量が増すに従い、 Brが低
下していくため、 (BH)wax 20MGOe以上
を有するにはBr9kG以上が必要であり、添加量の各
々の上限は先述の値以下と定められる。2種以上のMを
添加する場合のM合計の上限は、実際に添加された当該
M元素の各上限値のうち最大値を有するものの値以下と
なる。例えばT1. N1. Nbを添加した場合には
、 Nbの9%以下となる。Mとしては、  Vr N
b、 Ta、 No、 W、 Cr、 fiJ!が好ま
しい。
本発明の永久磁石用合金はもっとも効果的に実用永久磁
石するため焼結体とすることが好ましく、その場合平均
結晶粒径は、FeBR系において1〜80μl、PcB
RM系において1〜90−の範囲にあることが重要であ
る。焼結は900〜1200℃の温度で行うことができ
る。時効処理は焼結後350℃以上当該焼結温度以下、
好ましくは450〜800℃で行うことができる。焼結
に供する合金粉末は0.3〜80μ(好ましくは1〜4
0μ、特に好ましくは2〜20−)の平均粒度のものが
適当である。これらの焼結条件等については、すでに同
一出願人の出願に係る特願昭58−88372号、 5
8− 90038号に開示されている。
以下本発明の態様及び効果について実施例に従って説明
する。試料はつぎの工程によって作成した。
(1)合金を高周波溶解し、水冷銅鋳型に鋳造、出発原
料はFeとして純度99.9%の電解鉄、Bとしてフェ
ロボロン合金(19,38%B、  5.32%AI!
、  0.74%St、  0.03%C、残部Fe)
 、 Rとして純度99.7%以上(不純物は主として
他の希土類金属)を使用。
(2)粉砕 スタンプミルにより35メツシユスルーま
でに粗粉砕し1次いでボールミルにより3時間微粉砕(
3〜10μm)。
(3)磁界(10kOe)中配向・成形(1,5t/c
jにて加圧)。
(4)焼結 1000〜1200℃ 1時間Ar中、焼
結後放冷。
得られた試料を加工研摩後、電磁石型の磁石特性試験に
よって磁石特性を調べた。
実施例1゜ Rとして、 Ndと他の希土類元素とを組合せた合金を
作り、上記の工程により磁石化した。結果を表1に示す
。希土類元素Rの中でも、N(L6〜9に示すようにG
d、 Ho、 Er、 Yb等、  iHc改善に特に
顕著な効果を有する元素が存在することが判った。
なお、 No、* 1〜零5は比較例を示す。
実施例2゜ Nd、 Prを中心とした軽希土類元素に、実施例1で
挙げた希土類の種類及び含有量をもっと広汎に選んで合
金を作製し、前述の方法で磁石化した。
さらに、−層の iHc増大効果を持たせるため。
600〜b した。結果を表2に示す。
表2.Na1lは希土類としてNdだけを用いた比較例
である。N11L2〜8はDyをNdに置換していった
場合を示す。Dy量の増加に伴ないI Hcは次第に増
大してゆくが(BH)IIaxは0.4%Dyのあたり
で最高値を示す(第2図参照)。
第2図(横軸logスケール)によれば、Dyは0.0
5%から効果を示し始め、0.1%、0.3%と増大に
伴い 1llcへの効果を増す。Gd (N(LIO)
 、 Il。
(N(L9 ) 、 Tb (N(Lll) 、 Er
 (N(L12) 、 Yb (No、13)等も同様
の効果を有するが、 DL Tbはlie増大に効果が
特に顕著である。R3の内、 Dy、 Tb以外の元素
も10 koeを十分に超える 1llcを有し、高い
(BH)llaxを有する。(BIl)max > 3
0MGOe’級で、これほどの高いIHCを有する磁石
材料はこれまでにない。
第3図に典型的なl1lcを有する3%Dy (表2゜
NIL 8 )の減磁曲線を示す。Fe −B −Nd
系の例(表2,Mo、*1)に比べてfifeが十分高
くなっている様子が判る。
第4図には本発明によって得られたFe −8B −1
3,5Nd−1,5Dy(表2.N(L7)の20℃及
び100℃のB−H減磁曲線を示す。
第1図の30MGOe級希土類コバルト磁石の減磁曲線
と比較すると第4図の本発明合金の場合は第2象限にお
いてB−Hカーブは100℃でもほぼ直線のまま推移し
ている。これは、B−Hカーブがパーミアンス係数(B
/H)−1付近で屈折している第1図の希土類コバルト
磁石の例に比べて。
20℃においても、100℃においても外部からの減磁
界等に対してより安定であることを示す。
さらにこの2種類の磁石の安定性を具体的に比較するた
め、パーミアンス係数(B/H)が0.5. 2. 4
付近の試料を作成して2着磁後火気中−で100℃1時
間の条件で暴露テストを行ない。
室温に戻して減磁確率を測定した。結果を第5図に示す
本発明合金を用いた磁石は従来合金を用いた磁石と比較
して十分な安定性を有することが示される。
一般に合金磁石を高温に暴露してその減磁の様子を観る
方法は、室温での安定性(経時変化)の加速テストの一
方法としても知られており、この結果より7本発明合金
を用いた磁石は室温でも十分な安定性を有していること
が予想される。
実施例3゜ 添加元素Mとして、純度99%のTi、 No、 Bi
Mn、 Sb、 N1. Ta、 Sn、 Ge、 9
8%のW、 99.9%のAe 、 95% (7) 
Hf、またVとしテ81.296 (7) Vを含むフ
ェロバナジウム、 Nbとして67.6%のNbを含む
フェロニオブ、 Crとして61.9%のCrを含むフ
ェロクロムおよびZrとして75.5%のZrを含むフ
ェロジルコニウムを使用した。
これらを前記と同様の方法で合金化し、さらに500〜
700℃で時効処理を行なった。結果を表3に示す。
FcBR系に添加元素Mを加えたFeBRM系合金につ
いても1本発明は十分に iHc増大の効果を持つこと
が確かめられる(例えば2表3.N115と29、 N
(Li2と30. N(Li2と31とを比較)。なお
一部のM (Sb、 Sn等)を除き9Mの添加量は凡
そ3%以内が好ましくMは0.1〜3%(特に0.2〜
2%)が好ましい。
(以下余白) 表 ネ 本発明でない合金 表2− (1) 表2− (2) 表3 (1) 表3− (2) 注: 木本はM以外の元素 表 4 以上9本発明は、 Coを必須とせずFeを主体とし、
またRとしても資源的に豊富であり工業上入手し易い希
土類元素(Nd、 Pr)を主体とした新規なre −
B −R正方晶化合物を含む永久磁石合金を提供するも
のであり、この合金は特に永久磁石用素材として有用で
ある。これを用いることにより高残留磁化、高保磁力、
高エネルギ積を有する磁気異方性焼結体永久磁石の提供
も可能としたもので、工業的に極めて高い価値をもつも
のである。
特に永久磁石材料としての利点は、従来のS+a−C。
系と対比するとその主成分元素の点で極めて顕著である
【図面の簡単な説明】
第1図は、R−Co磁石のB−H減磁曲線(20”c、
  ioo℃)をパーミアンス係数B/Hと共に示すグ
ラフ、第2図は9本発明の一実施例においてDyでNd
を置換した場合の iHc (koe)及び(B)I)
wax (MGOe)の変化を示すグラフ(横軸log
スケール、XはDyの原子%)、第3図は1本発明合金
を用いた磁石の減磁曲線を示すグラフ、第4図は2本発
明合金を用いた磁石のB−H減磁曲線(20℃、100
℃)をパーミアンス係数B/Hと共に示すグラフ、第5
図は1本発明合金を用いた磁石とSa+2 Co、7型
磁石を大気中100’CX 1 hr暴露後、室温に戻
した時の減磁率を示すグラフ(横軸パーミアンス係数B
/H,logスケール)、を夫々示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)室温以上で磁気的に安定で,磁気異方性を有する
    Fe−B−R正方晶化合物(Rは希土類元素)を含み,
    かつ合金組成が原子百分比でR(下記R_1とR_2と
    からなる)12.5〜20%,R_10.05〜5%,
    B6〜20%,及び残部実質的にFeから成ることを特
    徴とする永久磁石用合金: 但し,R_1は,Dy,Tb,Gd,Ho,Er,Tm
    ,Ybの内一種以上,R_2はNdとPrの一種以上,
    又はNdとPrの合計が80%以上で残りがR_1以外
    のYを包含する希土類元素の少なくとも一種。
  2. (2)室温以上で磁気的に安定で,磁気異方性を有する
    Fe−B−R正方晶化合物(Rは希土類元素)を含み,
    かつ合金組成が原子百分比でR(下記R_1とR_2と
    からなる)12.5〜20%,R_10.05〜5%,
    B6〜20%,下記の所定%以下の添加元素Mの一種以
    上(但し,Mとして二種以上の前記添加元素を含む場合
    は,M合量は当該添加元素のうち最大値を有するものの
    原子百分比以下),及び残部実質的にFeから成ること
    を特徴とする永久磁石用合金: 但し,R_1は,Dy,Tb,Gd,Ho,Er,Tm
    ,Ybの内一種以上,R_2はNdとPrの一種以上,
    又はNdとPrの合計が80%以上で残りがR_1以外
    のYを包含する希土類元素の少なくとも一種であり,添
    加元素Mは下記の通り: Ti3%,Zr3.3%, Hr3.3%,Cr4.5%, Mn5%,Ni6%, Ta7%,Ge3.5%, Sn1.5%,Sb1%, Bi5%,Mo5.2%, Nb9%,Al5%, V5.5%,W5%。
JP2203936A 1983-08-02 1990-08-02 永久磁石用合金 Granted JPH03177544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2203936A JPH03177544A (ja) 1983-08-02 1990-08-02 永久磁石用合金

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58140590A JPS6032306A (ja) 1983-08-02 1983-08-02 永久磁石
JP2203936A JPH03177544A (ja) 1983-08-02 1990-08-02 永久磁石用合金

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58140590A Division JPS6032306A (ja) 1983-08-02 1983-08-02 永久磁石

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03177544A true JPH03177544A (ja) 1991-08-01
JPH0536494B2 JPH0536494B2 (ja) 1993-05-31

Family

ID=26473061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2203936A Granted JPH03177544A (ja) 1983-08-02 1990-08-02 永久磁石用合金

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03177544A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112851A (ja) * 1983-08-02 1993-05-07 Sumitomo Special Metals Co Ltd 永久磁石合金
US6319336B1 (en) 1998-07-29 2001-11-20 Dowa Mining Co., Ltd. Permanent magnet alloy having improved heat resistance and process for production thereof
JPWO2004077457A1 (ja) * 2003-02-27 2006-06-08 株式会社Neomax 粒子線加速器用永久磁石および磁界発生装置
JP2015204391A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 Tdk株式会社 磁石粉末、ボンド磁石およびモータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112851A (ja) * 1983-08-02 1993-05-07 Sumitomo Special Metals Co Ltd 永久磁石合金
US6319336B1 (en) 1998-07-29 2001-11-20 Dowa Mining Co., Ltd. Permanent magnet alloy having improved heat resistance and process for production thereof
JPWO2004077457A1 (ja) * 2003-02-27 2006-06-08 株式会社Neomax 粒子線加速器用永久磁石および磁界発生装置
JP4697961B2 (ja) * 2003-02-27 2011-06-08 日立金属株式会社 粒子線加速器用永久磁石および磁界発生装置
JP2015204391A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 Tdk株式会社 磁石粉末、ボンド磁石およびモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0536494B2 (ja) 1993-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0134304B1 (en) Permanent magnets
EP0134305B1 (en) Permanent magnet
CN105431915B (zh) R-t-b系烧结磁铁以及电机
JP4371188B2 (ja) 高比電気抵抗性希土類磁石及びその製造方法
US5230749A (en) Permanent magnets
JPH0316761B2 (ja)
JPH03236202A (ja) 焼結永久磁石
JP2853838B2 (ja) 希土類永久磁石の製造方法
JPH056322B2 (ja)
JP2787580B2 (ja) 熱処理性がすぐれたNd−Fe−B系焼結磁石
JP2853839B2 (ja) 希土類永久磁石の製造方法
US4954186A (en) Rear earth-iron-boron permanent magnets containing aluminum
US5055129A (en) Rare earth-iron-boron sintered magnets
JPH0536495B2 (ja)
JP3519443B2 (ja) 永久磁石合金粉末とその製造方法
JPH068488B2 (ja) 永久磁石合金
JPH0536494B2 (ja)
US4981513A (en) Mixed particulate composition for preparing rare earth-iron-boron sintered magnets
US4878958A (en) Method for preparing rare earth-iron-boron permanent magnets
JPH0535210B2 (ja)
JPH089752B2 (ja) R1R2FeCoB系永久磁石の製造方法
JPS59219453A (ja) 永久磁石材料の製造方法
JPS6365742B2 (ja)
JPH052735B2 (ja)
JPS59219452A (ja) 永久磁石材料の製造方法