JPH0317778B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317778B2 JPH0317778B2 JP55179204A JP17920480A JPH0317778B2 JP H0317778 B2 JPH0317778 B2 JP H0317778B2 JP 55179204 A JP55179204 A JP 55179204A JP 17920480 A JP17920480 A JP 17920480A JP H0317778 B2 JPH0317778 B2 JP H0317778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clinker
- grate
- cooler
- pressure air
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
この発明はセメントを製造するロータリーキル
ンより排出される赤熱クリンカを冷却するため
の、クリンカの冷却装置に関するものである。 第1図に示す如くロータリーキルン1から落下
した赤熱クリンカ4は、固定グレート及び可動グ
レートから成るグレート10上に堆積し、グレー
ト10下からの冷却空気によつて冷却される。又
クリンカ冷却用空気室9はクリンカの冷却を良く
するために、通常4〜6室に分けられている。ロ
ータリーキルン1からクリンカ4が落下するクー
ラグレート10付近(4〜6室に分けられたクリ
ンカ冷却用空気室9のキルン側に最も近い室の中
央部付近)では、通常クリンカ4は第5図に示す
如く山をなし、クーラ側壁部では谷のように低く
なり、この部分ではクリンカ冷却に十分使用され
ない冷却空気がグレート10を通過するため、2
次空気として熱を回収しにくい。そして又クリン
カがクーラ内で移送中においてはグレート10下
から供給される冷却空気により、クリンカの細粒
部はクーラ側壁部に飛ばされ、クーラの幅方向に
粗粒部と細粒部とが分離してしまう。 このクリンカの細粒部は粗粒部に比較して通気
抵抗が大であり、冷却空気が通過しにくく、従つ
て冷却も、クーラ中央部に残る粗粒部に比べて遅
くなる現象を生ずる。 つまり細粒部のクリンカが、クーラ側壁部に多
く堆積して移送され、場合によつてはこの細粒赤
熱クリンカにより、クーラ側壁部分のグレート焼
損を招く。このようにしてクーラ内でのクリンカ
冷却の不均一とクーラ熱回収率の低下並びに製品
品質の低下を招いていた。 この発明は上記のような問題を解決するために
なされたもので、この目的はクーラグレート上で
のクリンカの粒度分布並びに厚層をほぼ均一にす
ることのできる。クリンカの冷却装置を提供する
ことであり、かつそれによりクリンカ冷却の均一
と、クーラ熱回収率の向上及び製品の品質向上を
はかることである。 上記の目的を達成するこの発明について述べる
とそれは、クーラ内に多数の固定グレート及び可
動グレードをそれぞれ交互に配設して成るクリン
カのクーラグレートにおいて、クリンカの落下部
又はその近傍の固定グレートの複数個に、それぞ
れ気密に、1000〜5000mm水柱の高圧空気を生じさ
せる高圧空気発生装置を連通させて、複数の高圧
噴射固定グレートを形成し、該高圧噴射固定グレ
ートを除く他の固定グレート及び可動グレート
に、それぞれクーリング用の低圧空気を生じせる
低圧空気発生装置を連通させて成るクリンカの冷
却装置である。 又クーラ内の、クリンカの落下する落下通路と
該クーラの前壁間に空間が形成されている前記ク
リンカの冷却装置である。 次にこの発明の実施例を図面について説明す
る。 第1図において、1はクリンカ焼成用キルン、
2はキルンマントル、3はキルンバーナ、4はク
リンカ、10はクーラグレート、11は粉砕機、
12,13は排気孔、14はクーラの前壁、9は
クリンカ冷却用空気室でクリンカの冷却をよくす
るため通常4〜6室に分けられている。 次に前記クーラグレート10は、第4図に示す
ように多数の固定グレート15と可動グレート1
6が交互に、クーラの長さ方向に配設されてお
り、図示しない駆動装置による可動グレート16
の往復動によりグレート10上のクリンカ4を移
動できるようになつている。 そして第3図及び第4図に示すように上記固定
グレート15のうち、クリンカ4の落下する部分
又はその近傍に設けられているものに、それぞれ
高圧空気発生装置5が気密に連通させられて高圧
噴射固定グレート22が形成されている。7は風
箱を、又第4図における17はシール部材を示
す。又前記高圧噴射固定グレート22には上記高
圧空気発生装置5によつて水柱1000〜5000mmに達
する高圧空気が供給される。そして各高圧噴射固
定グレート22から上方に噴射させられた高圧空
気はキルン1から落下するクリンカ4に反対方向
から衝突させられ、同クリンカ4を空中において
分散させる。 この場合同クリンカ4は、クリンカ4の落下通
路23と、クーラの前壁14間に空間24が形成
されていて、同空間24にはガイド等が設けられ
ていないため、落下通路の全周囲が空間となつて
おり、このため、クリンカ4は充分に分散させら
れる。前記高圧空気発生装置5としては一例とし
てフアンが用いられている。 次に前記高圧噴射固定グレート22の外の固定
グレート15、及び可動グート16には前記のよ
うに低圧空気発生装置8から、比較的低圧のクー
リング用空気が供給され、クリンカ4のクーリン
グが行われる。上記低圧空気発生装置8は一例と
してフアンが用いられている。 なお上記低圧の意味は前記高圧に比較してのも
のであり、負圧を意味するものではないことは勿
論である。 第3図及び第4図中6は風量調節ダンパ、第4
図の18はクリンカの排出孔である。 そして前記のように高圧空気発生装置5は固定
グレート15に連通させたことにより、気密性高
く、連通できるようになつており、かつ、可動グ
レート16に連通させた場合等のように図示しな
い連通部材の動きによる疲労もなくすことができ
るものである。 次に前記の、高圧噴射固定グレート22から噴
射されるクリンカ分散用空気の風量は、クリンカ
の全冷却風量の1〜5%程度の範囲とするのが好
ましい。 そして、同分散用の風量はクーラ内のクリンカ
堆積状態又は冷却状態をみて、前記風量の範囲内
で、任意にダンパ6により風量を調節する。実施
例として、セメント工場のNSPキルンにおける
従来型のグレートクーラ及びこの発明による冷却
装置の運転結果を、第1表に示す。
ンより排出される赤熱クリンカを冷却するため
の、クリンカの冷却装置に関するものである。 第1図に示す如くロータリーキルン1から落下
した赤熱クリンカ4は、固定グレート及び可動グ
レートから成るグレート10上に堆積し、グレー
ト10下からの冷却空気によつて冷却される。又
クリンカ冷却用空気室9はクリンカの冷却を良く
するために、通常4〜6室に分けられている。ロ
ータリーキルン1からクリンカ4が落下するクー
ラグレート10付近(4〜6室に分けられたクリ
ンカ冷却用空気室9のキルン側に最も近い室の中
央部付近)では、通常クリンカ4は第5図に示す
如く山をなし、クーラ側壁部では谷のように低く
なり、この部分ではクリンカ冷却に十分使用され
ない冷却空気がグレート10を通過するため、2
次空気として熱を回収しにくい。そして又クリン
カがクーラ内で移送中においてはグレート10下
から供給される冷却空気により、クリンカの細粒
部はクーラ側壁部に飛ばされ、クーラの幅方向に
粗粒部と細粒部とが分離してしまう。 このクリンカの細粒部は粗粒部に比較して通気
抵抗が大であり、冷却空気が通過しにくく、従つ
て冷却も、クーラ中央部に残る粗粒部に比べて遅
くなる現象を生ずる。 つまり細粒部のクリンカが、クーラ側壁部に多
く堆積して移送され、場合によつてはこの細粒赤
熱クリンカにより、クーラ側壁部分のグレート焼
損を招く。このようにしてクーラ内でのクリンカ
冷却の不均一とクーラ熱回収率の低下並びに製品
品質の低下を招いていた。 この発明は上記のような問題を解決するために
なされたもので、この目的はクーラグレート上で
のクリンカの粒度分布並びに厚層をほぼ均一にす
ることのできる。クリンカの冷却装置を提供する
ことであり、かつそれによりクリンカ冷却の均一
と、クーラ熱回収率の向上及び製品の品質向上を
はかることである。 上記の目的を達成するこの発明について述べる
とそれは、クーラ内に多数の固定グレート及び可
動グレードをそれぞれ交互に配設して成るクリン
カのクーラグレートにおいて、クリンカの落下部
又はその近傍の固定グレートの複数個に、それぞ
れ気密に、1000〜5000mm水柱の高圧空気を生じさ
せる高圧空気発生装置を連通させて、複数の高圧
噴射固定グレートを形成し、該高圧噴射固定グレ
ートを除く他の固定グレート及び可動グレート
に、それぞれクーリング用の低圧空気を生じせる
低圧空気発生装置を連通させて成るクリンカの冷
却装置である。 又クーラ内の、クリンカの落下する落下通路と
該クーラの前壁間に空間が形成されている前記ク
リンカの冷却装置である。 次にこの発明の実施例を図面について説明す
る。 第1図において、1はクリンカ焼成用キルン、
2はキルンマントル、3はキルンバーナ、4はク
リンカ、10はクーラグレート、11は粉砕機、
12,13は排気孔、14はクーラの前壁、9は
クリンカ冷却用空気室でクリンカの冷却をよくす
るため通常4〜6室に分けられている。 次に前記クーラグレート10は、第4図に示す
ように多数の固定グレート15と可動グレート1
6が交互に、クーラの長さ方向に配設されてお
り、図示しない駆動装置による可動グレート16
の往復動によりグレート10上のクリンカ4を移
動できるようになつている。 そして第3図及び第4図に示すように上記固定
グレート15のうち、クリンカ4の落下する部分
又はその近傍に設けられているものに、それぞれ
高圧空気発生装置5が気密に連通させられて高圧
噴射固定グレート22が形成されている。7は風
箱を、又第4図における17はシール部材を示
す。又前記高圧噴射固定グレート22には上記高
圧空気発生装置5によつて水柱1000〜5000mmに達
する高圧空気が供給される。そして各高圧噴射固
定グレート22から上方に噴射させられた高圧空
気はキルン1から落下するクリンカ4に反対方向
から衝突させられ、同クリンカ4を空中において
分散させる。 この場合同クリンカ4は、クリンカ4の落下通
路23と、クーラの前壁14間に空間24が形成
されていて、同空間24にはガイド等が設けられ
ていないため、落下通路の全周囲が空間となつて
おり、このため、クリンカ4は充分に分散させら
れる。前記高圧空気発生装置5としては一例とし
てフアンが用いられている。 次に前記高圧噴射固定グレート22の外の固定
グレート15、及び可動グート16には前記のよ
うに低圧空気発生装置8から、比較的低圧のクー
リング用空気が供給され、クリンカ4のクーリン
グが行われる。上記低圧空気発生装置8は一例と
してフアンが用いられている。 なお上記低圧の意味は前記高圧に比較してのも
のであり、負圧を意味するものではないことは勿
論である。 第3図及び第4図中6は風量調節ダンパ、第4
図の18はクリンカの排出孔である。 そして前記のように高圧空気発生装置5は固定
グレート15に連通させたことにより、気密性高
く、連通できるようになつており、かつ、可動グ
レート16に連通させた場合等のように図示しな
い連通部材の動きによる疲労もなくすことができ
るものである。 次に前記の、高圧噴射固定グレート22から噴
射されるクリンカ分散用空気の風量は、クリンカ
の全冷却風量の1〜5%程度の範囲とするのが好
ましい。 そして、同分散用の風量はクーラ内のクリンカ
堆積状態又は冷却状態をみて、前記風量の範囲内
で、任意にダンパ6により風量を調節する。実施
例として、セメント工場のNSPキルンにおける
従来型のグレートクーラ及びこの発明による冷却
装置の運転結果を、第1表に示す。
【表】
この発明は前記のように構成され、クーラ内に
多数の固定グレート及び可動グレートをそれぞれ
交互に配設して成るクリンカのクーラグレートに
おいて、クリンカの落下部又はその近傍の固定グ
レートの複数個に、それぞれ気密に、1000〜5000
mm水柱の高圧空気を生じさせる高圧空気発生装置
を連通させて、複数の高圧噴射固定グレートを形
成し、該高圧噴射固定グレートを除く他の固定グ
レート及び可動グレートに、それぞれクーリング
用の低圧空気を生じさせる低圧空気発生装置を連
通させたことにより、グレート上に落下するクリ
ンカに1000〜5000mm水中の高圧空気を衝突させ
て、これを良好に分散させることができる。従つ
てこれによりグレート上のクリンカの粒度分布並
びに層厚をほぼ均一にすることができる。又これ
によりクーラ熱回収効率を向上させることがで
き、かつ製品の品質向上をはかることができる。 又クーラ内の、クリンカの落下する落下通路
と、該クーラの前壁間に空間が形成されているこ
とにより、クリンカを充分に分散させることがで
きる。
多数の固定グレート及び可動グレートをそれぞれ
交互に配設して成るクリンカのクーラグレートに
おいて、クリンカの落下部又はその近傍の固定グ
レートの複数個に、それぞれ気密に、1000〜5000
mm水柱の高圧空気を生じさせる高圧空気発生装置
を連通させて、複数の高圧噴射固定グレートを形
成し、該高圧噴射固定グレートを除く他の固定グ
レート及び可動グレートに、それぞれクーリング
用の低圧空気を生じさせる低圧空気発生装置を連
通させたことにより、グレート上に落下するクリ
ンカに1000〜5000mm水中の高圧空気を衝突させ
て、これを良好に分散させることができる。従つ
てこれによりグレート上のクリンカの粒度分布並
びに層厚をほぼ均一にすることができる。又これ
によりクーラ熱回収効率を向上させることがで
き、かつ製品の品質向上をはかることができる。 又クーラ内の、クリンカの落下する落下通路
と、該クーラの前壁間に空間が形成されているこ
とにより、クリンカを充分に分散させることがで
きる。
図面はこの発明の実施例を示し、第1図はクリ
ンカの冷却装置の縦断面図、第2図は同装置の概
略を示す平面図、第3図は第1図の−線部の
断面図、第4図は第1図の−線部の概略を示
す図、第5図は従来のクリンカ冷却装置におけ
る、第3図に相当する図である。 5……高圧空気発生装置、8……低圧空気発生
装置、10……クーラグレート、14……前壁、
15……固定グレート、16……可動グレート、
20……クーラ、22……高圧噴射固定グレー
ト、23……落下通路、24……空間。
ンカの冷却装置の縦断面図、第2図は同装置の概
略を示す平面図、第3図は第1図の−線部の
断面図、第4図は第1図の−線部の概略を示
す図、第5図は従来のクリンカ冷却装置におけ
る、第3図に相当する図である。 5……高圧空気発生装置、8……低圧空気発生
装置、10……クーラグレート、14……前壁、
15……固定グレート、16……可動グレート、
20……クーラ、22……高圧噴射固定グレー
ト、23……落下通路、24……空間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クーラ内に多数の固定グレート及び可動グレ
ートをそれぞれ交互に配設して成るクリンカのク
ーラグレートにおいて、クリンカの落下部又はそ
の近傍の固定グレートの複数個に、それぞれ気密
に、1000〜5000mm水柱の高圧空気を生じさせる高
圧空気発生装置を連通させて、複数の高圧噴射固
定グレートを形成し、該高圧噴射固定グレートを
除く他の固定グレート及び可動グレートに、それ
ぞれクーリング用の低圧空気を生じさせる低圧空
気発生装置を連通させて成るクリンカの冷却装
置。 2 クーラ内の、クリンカの落下する落下通路と
該クーラの前壁間に空間が形成されている特許請
求の範囲第1項記載のクリンカの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17920480A JPS57106548A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Clinker cooling device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17920480A JPS57106548A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Clinker cooling device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57106548A JPS57106548A (en) | 1982-07-02 |
| JPH0317778B2 true JPH0317778B2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16061741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17920480A Granted JPS57106548A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Clinker cooling device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57106548A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58110453A (ja) * | 1981-12-22 | 1983-07-01 | 住友セメント株式会社 | グレ−ト式エアクエンチングク−ラ |
| JPS59215587A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-05 | バブコツク日立株式会社 | 焼損防止型焼塊冷却装置 |
| JPS6146891A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-07 | バブコツク日立株式会社 | 焼塊冷却移送装置 |
| WO2025243413A1 (ja) * | 2024-05-22 | 2025-11-27 | 太平洋エンジニアリング株式会社 | セメントクリンカの冷却装置及び冷却方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS534037A (en) * | 1977-05-19 | 1978-01-14 | Babcock Hitachi Kk | Apparatus for cooling baked lump |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP17920480A patent/JPS57106548A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57106548A (en) | 1982-07-02 |
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