JPH0317853Y2 - - Google Patents

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JPH0317853Y2
JPH0317853Y2 JP1987050893U JP5089387U JPH0317853Y2 JP H0317853 Y2 JPH0317853 Y2 JP H0317853Y2 JP 1987050893 U JP1987050893 U JP 1987050893U JP 5089387 U JP5089387 U JP 5089387U JP H0317853 Y2 JPH0317853 Y2 JP H0317853Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボツクス型サウナ風呂の構造に関する
ものである。
〔考案の概要〕
本考案は、サウナボツクスの上部を略密閉状態
に構成し、上記サウナボツクスの下部に通気孔を
設け、上記通気孔に上記サウナボツクス内の空気
を排出するフアンを設け、加湿手段からの加湿さ
れた空気を噴出する噴出口を上記サウナボツクス
の天井付近に設けることによつて、サウナボツク
ス内を外気に対して負圧にすることができ、また
加湿された空気を、他の空気流に影響されること
なく、サウナボツクス内の上部から下方に良好に
移動させることができ、このために、加湿された
空気をサウナボツクス内でその上部から下部へと
万遍なく分散させることができると共に、サウナ
ボツクス内の上部と下部との温度差を少なくする
ことができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
サウナ風呂においては、身体を包む空気の層の
温度が重要であり、それ以外の部分、例えば天井
部分とか腰掛けの下の部分の温度は入浴効果とは
殆ど無関係といつてよい。また頭寒足熱の状態で
あることが好ましく、特に頭部に与える温度は80
℃程度が限度とされている。さらにサウナ風呂で
は湿度が重要な条件となつている。即ち、高温の
サウナに入ることは心臓の負担が大きすぎ安全性
に問題が出てくるので、そのような場合は中位の
温度とし、その分を湿度を高くすることで補うよ
うにしている。
従来のボツクス型サウナ風呂においては、上述
した諸条件を満足するための一つの方法としてボ
ツクス内の通気に関して種々の手段が講ぜられて
いる。従来の通気に関する構造としては大別して
次の3つのタイプが知られている。
(1) ボツクスの天井に通気窓を開閉自在に設けた
もの。
(2) ボツクスの天井に通気窓を設けると共に、こ
の通気窓に空気取入用のフアンを設けたもの。
(3) ボツクス内を略密閉状態にすると共にこのボ
ツクス内にダクトを上下方向に設け、このダク
トの上部と下部とにボツクス内と連通する通気
孔を設け、上部及び下部の通気孔の両方又は一
方にフアンを設けて、ボツクス内の上部の空気
をダクトを通じて下部に強制的に送り、空気を
循環させるようにしたもの。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した(2)、(3)の方法は、フアンを用いること
により、ボツクス内の空気を強制的に循環及び対
流させてボツクス内の温度を均一にしようとする
方法である。しかしながら実際には、ボツクス内
の空気が所定の温度まで上昇しそれが保持されて
いたとしても、フアンが回転していると移動する
空気が直接に肌に触れるので、肌に冷たさを感じ
てしまうことがある。
また上記(1)の方法において、通気窓が開放され
ている場合や、上記(2)の方法においてフアンが停
止している場合には、上部の通気窓が排気孔とし
て作用するため、ボツクス内の温かい空気が逃げ
てしまう。このため上部の空気が冷やされ、この
冷やされた空気が下方に降りて来る結果、下部、
即ち足元の温度が下がることになる。
以上のような理由により、従来のボツクス型サ
ウナ風呂は、ボツクス内の上部と下部との温度差
が大きく、特に上部の温度が下部の温度より高く
なつていた。例えば上部で75℃のとき下部で35℃
にしかならず、温度差が40℃以上になることがあ
つた。これは頭寒足熱の状態とは逆の状態であ
り、サウナ風呂としては好ましくない。
また従来のボツクス型サウナ風呂は、ボツクス
内の気圧が外気と略同じであり、このため、ボツ
クス内の温度が若干の空気漏れ等により下がるこ
とがあつた。さらにボツクス内の空気を循環及び
対流させるために大容量のフアンを必要としてい
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、サウナボツクスの上部を略密閉状態
に構成し、上記サウナボツクスの下部に通気孔を
設け、上記通気孔に上記サウナボツクス内の空気
を排出するフアンを設け、加湿手段からの加湿さ
れた空気を噴出する噴出口を上記サウナボツクス
の天井付近に設けたことを特徴とするサウナ風呂
に係るものである。
〔作用〕
本考案においては、下部に通気孔を設け、この
通気孔にサウナボツクス内の空気を排出するフア
ンを設けたから、サウナボツクス内が外気に対し
て負圧になる。
さらに、サウナボツクスの上部を略密閉状態に
構成し、加湿手段からの加湿された空気を噴出す
る噴出口をサウナボツクスの天井付近に設けたか
ら、加湿された空気を、他の空気流に影響される
ことなく、サウナボツクス内の上部から下方に良
好に移動させることができ、このために、加湿さ
れた空気をサウナボツクス内でその上部から下部
へとほぼ万遍なく分散させることができると共
に、サウナボツクス内の上部と下部との温度差を
少なくすることができる。
〔実施例〕
第1〜3図において、サウナボツクス(以下単
にボツクスと言う)1は前部1aと後部1bとに
分離可能に成され、両者は固定バンド2により一
体的に接続されている。尚、この前部1aと後部
1bとはワンタツチ式を組み立ててボツクス1を
構成することができるように成されている。ボツ
クス1内の後面には腰掛け3が設けられて入浴者
4が座れるように成されると共に、上記後面及び
左右側面の3ケ所には、セラミツクヒータ等のヒ
ータ5が保護網6で被覆されて設けられている。
また前面には扉7が開閉自在に設けられると共
に、操作パネル8及び香料収納部9が設けられて
いる。操作パネル8には上下の4ケ所に空気孔1
0が設けられると共に、電源スイツチ、温度調節
摘み等々の各種操作摘み11が適宜配されてい
る。上記香料収納部9の前面には空気孔12aが
設けられた開閉蓋13が設けられると共に、後部
に空気孔12bが設けられ、さらに内部には香料
が収納された香料ボツクス14が収納されてい
る。
上記扉7には空気調整用の開閉窓15が設けら
れている。この開閉窓15は扉本体側に複数個の
長孔16が格子状に設けられると共に、複数個の
長孔17が格子状に配された摺動板18が水平方
向に摺動自在に設けられて成るもので、入浴者4
が摺動板18に設けられた摘みを手で操作できる
ように成されている。そして上記長孔16と17
とが一致すると開閉窓15が開放され、長孔16
と17とがずれれば閉塞されるように成されてい
る。この開閉窓15は、本実施例においては、腰
掛け3に座つた入浴者4の顔の略前方に配置され
ている。
上記操作パネル8の内側には空気孔19が設け
られた制御ボツクス20が設けられ、この制御ボ
ツクス20及び上記香料収納部9を被覆して保護
カバー21が設けられている。この保護カバー2
1には空気孔22が設けられて、上記空気孔1
0,19,12a,12bと連通している。
ボツクス1の底面の上記腰掛け3の下方には排
気孔23が設けられ、この排気孔23には排気用
フアン24が取付けられている。このフアン24
は両側に多数の孔25が設けられた保護カバー2
6で被覆されている。
またボツクス1の天井板の外部には超音波加湿
器27が設けられている。この加湿器27から噴
霧用パイプ28が導出され、その開口部28aが
ボツクス1の天井からボツクス内に下方に向けて
配されている。また加湿器27と香料ボツクス1
4とは図示せずもパイプ等の適当な手段で接続さ
れており、香料ボツクス14内の香料が加湿器2
7に供給されるように成されている。尚、上記香
料としては、例えばユーカリ、松葉等の植物の香
りを持つものが用いられている。
本考案によるサウナボツクス1は上記のように
構成されているので、扉7及び開閉窓15を閉じ
た状態ではボツクス1内の上部は略密閉状態とな
る。即ち、ボツクス前面の空気孔10,12aか
ら出入りする空気は僅かであるので上部は殆ど密
閉状態となる。この状態でヒータ5を加熱すれ
ば、ボツクス1内の空気の温度が上昇する。また
ボツクス1内の空気は対流して上部の温度が下部
より高くなる。
そして、入浴に際して、適当時期に、フアン2
4を駆動させると共に、加湿器27を動作させて
噴霧パイプ28の開口部28aから霧水の噴霧を
行つて加湿する。この場合、ボツクス1内の上部
の加湿された温い空気は、ボツクス1内に他の空
気流が存在しないから、上記他の空気流に影響さ
れることなく、フアン24により下方に良好に移
動する。このために、加湿された温い空気は、対
流や乱流を生ずることなく、ボツクス1内でその
上部から下部へとほぼ万遍なく分散するから、ボ
ツクス1内をほぼ均一に加湿することができ、ま
た、入浴者の足元を効果的に温めることができ
る。このため上部と下部との温度差を従来よりも
小さくすることができる。実験によれば、上部の
温度が75℃のとき下部の温度を60℃位まで高くす
ることができ、上部と下部との温度差を従来の40
℃から一挙に15℃位まで縮めることができること
が確認された。
また入浴中の開閉窓15を開放すれば、外部の
冷たい空気がこの開閉窓15を通じてボツクス1
内に導入される。この冷たい空気は入浴者4の頭
部付近に当たるので、頭部を適当に冷やして頭寒
足熱の状態を得ることができる。
なお、加湿器27により露氷を噴霧する際に、
香料を一緒に噴霧すれば、その香りもほぼ均一に
分散させることができる。
フアン24が駆動されている状態では、ボツク
ス1内は略密閉状態であるので外気に対して負圧
の状態となる。このためボツクス1からの空気漏
れがなくなり、ボツクス1内の温かい空気を有効
に保存することができる。またフアン24は単に
上部の空気を下降させるために用いられるので、
特に大容量のフアンを用いる必要がなく経済的で
ある。
尚、本実施例においては種々の変更が可能であ
る。例えば開閉窓15は顔の前方のみでなく、少
なくとも排気孔23の位置より上方の位置に設け
て任意の場所を必要に応じて冷やすように成すこ
とができる。上記排気孔23はボツクス1の底面
でなく、前後左右の側壁の下方に設けてもよい。
また香料ボツクス14を加湿器27の内部に設け
るように構成してもよい。
第4図はサウナ風呂の動作を制御する制御回路
の実施例を示すものである。
図において、30はAC100Vが供給されるコン
セント、31はスイツチ付漏電ブレーカ、32は
タイマー装置、33はタイマー、34はコインス
イツチで、サウナ風呂をコインにより動作させる
場合に用いられる。35,36はタイマースイツ
チ、37はボツクス内温度の自動調整又は手動調
整を選択するスイツチ、38は上記保護カバー2
1の温度調節用サーモスタツト、39はフアン2
4のモータ、40はボツクス室内灯、41はパイ
ロツトトランプ、42はノイズフイルタ、43は
トランジスタ、44,45はコンデンサ、46は
ダイアツク等のスイツチ素子、47は空気温度調
節用サーモスタツト、48はヒユーズ、5は前記
セラミツクヒータである。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案は、サウナボツク
スの上部を略密閉状態に構成し、加湿手段からの
加湿された空気を噴出する噴出口をサウナボツク
スの天井付近に設け、サウナボツクスの下部に通
気孔を設け、この通気孔に設けたフアンにより上
記通気孔からサウナボツクス内の空気を排出する
ように構成した。従つて、サウナボツクス内の上
部の加湿された空気は、サウナボツクス内の上部
に他の空気流が存在しないから、上記他の空気流
に影響されることなく、フアンにより下方に良好
に移動する。ゆえに、加湿された空気は、対流や
乱流を生ずることなく、サウナボツクス内でその
上部から下部へとほぼ万遍なく分散すると共に、
サウナボツクス内の上部と下部との温度差を従来
より大幅に小さくすることができるから、加湿さ
れた空気による頭寒足熱の好ましい入浴状態を得
ることができ、このために、サウナ風呂の入浴効
果を大幅に向上させることができる。
また、加湿手段からの加湿された空気を噴出す
る噴出口をサウナボツクスの天井付近に設け、加
湿された空気をフアンによりサウナボツクス内で
その上部から下部へとほぼ万遍なく分散させるよ
うに構成した。従つて、サウナボツクス内の湿度
が比較的高いため、サウナボツクス内をそれ程高
温にしなくても、高温にした場合とほぼ同等の効
果が得られ、このために、入浴者の心臓の負担を
軽減させることができる。
また、サウナボツクスの下部に通気孔を設け、
この通気孔に設けたフアンにより上記通気孔から
サウナボツクス内の空気を排出するように構成し
た。従つて、サウナボツクス内を負圧にすること
ができるので、サウナボツクス内の空気漏れをな
くして、サウナボツクス内の温度を良好に保持す
ることができ、このために、ヒータの無駄な電力
消費を抑えることができる。
また、サウナボツクスの上部を略密閉状態に構
成したので、フアンが停止している場合でも、サ
ウナボツクスの上部に吸気用の通気孔を設けた場
合に較べて、上部の温い空気が通気孔から外部上
方へどんどん逃げてしまうようなことがない。従
つて、サウナボツクス内の温度を一層良好に保持
することができ、このために、ヒータの無駄な電
力消費を一層抑えることができる。
また、フアンは単に上部の空気を下降させるた
めに用いられるから、特に大容量のフアンを用い
る必要がなくて容量の小さいフアンでよく、この
ために、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので、第
1図はサウナボツクスの斜視図、第2図はサウナ
ボツクスの正面図、第3図はサウナボツクスの側
面図、第4図は制御回路の回路図である。 なお図面に用いた符号において、1……サウナ
ボツクス、14……香料ボツクス、15……開閉
窓、23……排気孔、24……フアン、27……
超音波加湿器、28……噴霧パイプ、28a……
開口部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サウナボツクスの上部を略密閉状態に構成
    し、上記サウナボツクスの下部に通気孔を設
    け、上記通気孔に上記サウナボツクス内の空気
    を排出するフアンを設け、加湿手段からの加湿
    された空気を噴出する噴出口を上記サウナボツ
    クスの天井付近に設けたことを特徴とするサウ
    ナ風呂。 (2) 上記サウナボツクスの上記通気孔より上方で
    上記上部より下方に別の通気孔を開閉自在に設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のサウナ風呂。 (3) 上部加湿手段に香料を供給する手段を設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項に記載のサウナ風呂。
JP1987050893U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0317853Y2 (ja)

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