JPH0318063B2 - - Google Patents
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- JPH0318063B2 JPH0318063B2 JP59232882A JP23288284A JPH0318063B2 JP H0318063 B2 JPH0318063 B2 JP H0318063B2 JP 59232882 A JP59232882 A JP 59232882A JP 23288284 A JP23288284 A JP 23288284A JP H0318063 B2 JPH0318063 B2 JP H0318063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- drive
- differential
- shafts
- wheel drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トランスフア装置により2輪駆動に
切換可能な4輪駆動車に関し、特にかかる4輪駆
動車においてドライブシヤフトの断続機構を備え
た4輪駆動車に関する。
切換可能な4輪駆動車に関し、特にかかる4輪駆
動車においてドライブシヤフトの断続機構を備え
た4輪駆動車に関する。
4輪駆動車の一形式として、2輪駆動時非駆動
側となるデイフアレンシヤルの両サイドギヤに組
付けられる一対のドライブシヤフトをそれぞれ内
端側のインナシヤフトと外端側のアウタシヤフト
とに2分割してこれらインナシヤフトとアウタシ
ヤフトとをそれらの端部にて相対回転可能に連結
し、かつこれらインナシヤフトとアウタシヤフト
との連結部に軸方向へ移動可能に組付けた各カツ
プリング部材により一対の前記両インナシヤフト
とアウタシヤフトとの結合を選択的に断続するよ
うにした形式の4輪駆動車がある。
側となるデイフアレンシヤルの両サイドギヤに組
付けられる一対のドライブシヤフトをそれぞれ内
端側のインナシヤフトと外端側のアウタシヤフト
とに2分割してこれらインナシヤフトとアウタシ
ヤフトとをそれらの端部にて相対回転可能に連結
し、かつこれらインナシヤフトとアウタシヤフト
との連結部に軸方向へ移動可能に組付けた各カツ
プリング部材により一対の前記両インナシヤフト
とアウタシヤフトとの結合を選択的に断続するよ
うにした形式の4輪駆動車がある。
この種形式の4輪駆動車においては、2輪駆動
時に非駆動側となる車輪とドライブシヤフト間の
動力伝達を断つことにより非駆動系から発生する
騒音を低減させるとともに、非駆動系の回転抵抗
を減して燃費の向上と摩耗の低減を図るものであ
る。
時に非駆動側となる車輪とドライブシヤフト間の
動力伝達を断つことにより非駆動系から発生する
騒音を低減させるとともに、非駆動系の回転抵抗
を減して燃費の向上と摩耗の低減を図るものであ
る。
また、かかる4輪駆動車においては、ドライブ
シヤフトの断続機構が米国特許第4271722号、特
開昭56−52650号等の明細書、図面にて示されて
いるように、デフキヤリア内のデイフアレンシヤ
ルの一側に配置されている。
シヤフトの断続機構が米国特許第4271722号、特
開昭56−52650号等の明細書、図面にて示されて
いるように、デフキヤリア内のデイフアレンシヤ
ルの一側に配置されている。
ところで、従来のこの種形式の4輪駆動車にお
いてはデイフアレンシヤルがその差動を制限する
機能を備えていないため、4輪駆動走行時の走破
性が若干劣るきらいがある。このため、同デイフ
アレンシヤルは4輪駆動時にのみ差動を制限する
機能を備えることが望ましい。
いてはデイフアレンシヤルがその差動を制限する
機能を備えていないため、4輪駆動走行時の走破
性が若干劣るきらいがある。このため、同デイフ
アレンシヤルは4輪駆動時にのみ差動を制限する
機能を備えることが望ましい。
また、当該4輪駆動車の断続機構が大型である
ためそれ自体でデフキヤリアが大型化するととも
に、かかるデフキヤリア内に差動制限機構を配設
する場合には同デフキヤリアを一層大型化しなけ
ればならない。
ためそれ自体でデフキヤリアが大型化するととも
に、かかるデフキヤリア内に差動制限機構を配設
する場合には同デフキヤリアを一層大型化しなけ
ればならない。
これに対処すべく、本発明はこの種形式の4輪
駆動車において、前記カツツプリング部材を前記
両インナシヤフトを同心的かつ移動可能に挿通す
る連結ロツドにて互いに連結するとともに、前記
デイフアレンシヤルのケース内にてその入力側と
出力側間に差動制限機構を設けている。
駆動車において、前記カツツプリング部材を前記
両インナシヤフトを同心的かつ移動可能に挿通す
る連結ロツドにて互いに連結するとともに、前記
デイフアレンシヤルのケース内にてその入力側と
出力側間に差動制限機構を設けている。
これにより、本発明においては、ドライブシヤ
フトの断続機構の作動、同機構によりもたらされ
る効果を損なうことなく、2輪駆動時非駆動側と
なるデイフアレンシヤルの4輪駆動時における差
動を制限することができる。従つて、本発明によ
れば、2輪駆動時非駆動系から発生する騒音を低
減し得るとともに、非駆動系の回転抵抗を減して
燃費の向上と摩耗の低減を図ることができ、かつ
4輪駆動時の走破性を向上させることができる。
フトの断続機構の作動、同機構によりもたらされ
る効果を損なうことなく、2輪駆動時非駆動側と
なるデイフアレンシヤルの4輪駆動時における差
動を制限することができる。従つて、本発明によ
れば、2輪駆動時非駆動系から発生する騒音を低
減し得るとともに、非駆動系の回転抵抗を減して
燃費の向上と摩耗の低減を図ることができ、かつ
4輪駆動時の走破性を向上させることができる。
また、本発明によれば、両カツプリング部材を
両インナシヤフトを挿通する連結ロツドにて互い
に連結しているため、両ドライブシヤフトの外周
側に両カツプリング部材を連結させる連結部材を
新たに配設する必要がなく、この点でデフキヤリ
アを大型化する必要がないとともに、差動制限機
構を新たに配設してもデフキヤリアをさほど大型
化する必要がない。
両インナシヤフトを挿通する連結ロツドにて互い
に連結しているため、両ドライブシヤフトの外周
側に両カツプリング部材を連結させる連結部材を
新たに配設する必要がなく、この点でデフキヤリ
アを大型化する必要がないとともに、差動制限機
構を新たに配設してもデフキヤリアをさほど大型
化する必要がない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図には本発明の第1実施例に係る4輪
駆動車が概略的に示されている。この4輪駆動車
はフロントエンジン・フロントドライブ方式
(FF車)を基礎とした4輪駆動車で、当該車両に
おいてはエンジン11の後部に組付けたトランス
フアと一体のトランスアクスル12により、両フ
ロントアクスルシヤフト13を常時駆動可能にし
ているとともにトランスフアの切換機構にてプロ
ペラシヤフト14への動力伝達を断続するように
なつている。従つて、当該車両においては両リヤ
アクスルシヤフト15が2輪駆動時非駆動側とな
るもので、両リヤアクスルシヤフト15はフアイ
ナルギヤと一体のデイフアレンシヤル20を介し
てプロペラシヤフト14に連結されている。
るに、第1図には本発明の第1実施例に係る4輪
駆動車が概略的に示されている。この4輪駆動車
はフロントエンジン・フロントドライブ方式
(FF車)を基礎とした4輪駆動車で、当該車両に
おいてはエンジン11の後部に組付けたトランス
フアと一体のトランスアクスル12により、両フ
ロントアクスルシヤフト13を常時駆動可能にし
ているとともにトランスフアの切換機構にてプロ
ペラシヤフト14への動力伝達を断続するように
なつている。従つて、当該車両においては両リヤ
アクスルシヤフト15が2輪駆動時非駆動側とな
るもので、両リヤアクスルシヤフト15はフアイ
ナルギヤと一体のデイフアレンシヤル20を介し
てプロペラシヤフト14に連結されている。
デイフアレンシヤル20は第2図に示すよう
に、エクステンシヨンチユーブ16と一体のデフ
キヤリア21内にフアイナルギヤユニツトを構成
するリングギヤ22を備えたデイフアレンシヤル
ギヤユニツトを収容してなるもので、リングギヤ
22はデフケース23に一体的に支持されかつデ
フケース23はデフキヤリア21に回転可能に支
持されている。このリングギヤ22は、プロペラ
シヤフト14に連結したドライブピニオン24に
常時噛合している。また、デイフアレンシヤルギ
ヤユニツトはデフケース23にピニオンシヤフト
25を介して組付けた2組の一対のピニオンギヤ
26と、デフケース23に回転可能に支持されて
ピニオンギヤ26に常時噛合する一対のサイドギ
ヤ27とからなるもので、これら各サイドギヤ2
7には、各リヤアクスルシヤフト15の一部を構
成するドライブシヤフト28,29がスプライン
嵌合している。これらドライブシヤフト28,2
9のうち、図示右側ドライブシヤフト28は長尺
のもので、デフキヤリア21を液密的かつ回転可
能に貫通してエクステンシヨンチユーブ16から
突出し、その外端部にリヤアクスルシヤフト15
を構成するメインシヤフト15aが連結されてい
る。また、図示左側ドライブシヤフト29は右側
ドライブシヤフト28に比して短尺のもので、デ
フキヤリア21を液密的かつ回転可能に貫通して
突出し、その外端部にリヤアクスルシヤフト15
を構成するメインシヤフト15bが連結されてい
る。
に、エクステンシヨンチユーブ16と一体のデフ
キヤリア21内にフアイナルギヤユニツトを構成
するリングギヤ22を備えたデイフアレンシヤル
ギヤユニツトを収容してなるもので、リングギヤ
22はデフケース23に一体的に支持されかつデ
フケース23はデフキヤリア21に回転可能に支
持されている。このリングギヤ22は、プロペラ
シヤフト14に連結したドライブピニオン24に
常時噛合している。また、デイフアレンシヤルギ
ヤユニツトはデフケース23にピニオンシヤフト
25を介して組付けた2組の一対のピニオンギヤ
26と、デフケース23に回転可能に支持されて
ピニオンギヤ26に常時噛合する一対のサイドギ
ヤ27とからなるもので、これら各サイドギヤ2
7には、各リヤアクスルシヤフト15の一部を構
成するドライブシヤフト28,29がスプライン
嵌合している。これらドライブシヤフト28,2
9のうち、図示右側ドライブシヤフト28は長尺
のもので、デフキヤリア21を液密的かつ回転可
能に貫通してエクステンシヨンチユーブ16から
突出し、その外端部にリヤアクスルシヤフト15
を構成するメインシヤフト15aが連結されてい
る。また、図示左側ドライブシヤフト29は右側
ドライブシヤフト28に比して短尺のもので、デ
フキヤリア21を液密的かつ回転可能に貫通して
突出し、その外端部にリヤアクスルシヤフト15
を構成するメインシヤフト15bが連結されてい
る。
右側ドライブシヤフト28は内端側のインナシ
ヤフト28aと外端側のアウタシヤフト28bと
に分割してなるもので、両シヤフト28a,28
bはそれらの端部にて相対回転可能に連結されて
いて、断続機構30にて両シヤフト28a,28
bの結合が断続される。また、左側ドライブシヤ
フト29は内端側のインナシヤフト29aと外端
側のアウタシヤフト29bとに分割してなるもの
で、断続機構30にてこれら両シヤフト29a,
29bの結合が断続される。
ヤフト28aと外端側のアウタシヤフト28bと
に分割してなるもので、両シヤフト28a,28
bはそれらの端部にて相対回転可能に連結されて
いて、断続機構30にて両シヤフト28a,28
bの結合が断続される。また、左側ドライブシヤ
フト29は内端側のインナシヤフト29aと外端
側のアウタシヤフト29bとに分割してなるもの
で、断続機構30にてこれら両シヤフト29a,
29bの結合が断続される。
断続機構30は、第1のカツプリング部材たる
カツプリングスリーブ31、第2のカツプリング
部材たるインナシヤフト29aと兼用のカツプリ
ングロツド32、作動ロツド33、操作レバー3
4、第1および第2のバネ部材たる両圧縮スプリ
ング35,36および連結ロツド37を主要構成
部材としている。
カツプリングスリーブ31、第2のカツプリング
部材たるインナシヤフト29aと兼用のカツプリ
ングロツド32、作動ロツド33、操作レバー3
4、第1および第2のバネ部材たる両圧縮スプリ
ング35,36および連結ロツド37を主要構成
部材としている。
カツプリングスリーブ31は両シヤフト28
a,28bの端部外周に設けた外スプライン28
a1,28b1に噛合する内スプライン31aを
備え、インナシヤフト28aの外スプライン28
a1に噛合して軸方向へ移動可能に組付けられて
いる。このカツプリングスリーブ31は、軸方向
の移動によりインナシヤフト28aに対するアウ
タシヤフト28bの結合を断続するもので、作動
ロツド33上に組付けた操作レバー34により操
作される。
a,28bの端部外周に設けた外スプライン28
a1,28b1に噛合する内スプライン31aを
備え、インナシヤフト28aの外スプライン28
a1に噛合して軸方向へ移動可能に組付けられて
いる。このカツプリングスリーブ31は、軸方向
の移動によりインナシヤフト28aに対するアウ
タシヤフト28bの結合を断続するもので、作動
ロツド33上に組付けた操作レバー34により操
作される。
カツプリングロツド32は左側ドライブシヤフ
ト29のインナシヤフト29aを兼用するもの
で、サイドギヤ27に対して軸方向へのみ摺動可
能に組付けられかつアウタシヤフト29bに対し
て回転可能に嵌合している。このカツプリングロ
ツド32の外端部にはアウタシヤフト29bに設
けた内スプライン29b1に係脱する外スプライ
ン32aが設けられていて、カツプリングロツド
32の軸方向への摺動により両シヤフト29a,
29b、すなわちアウタシヤフト29bとサイド
ギヤ27との結合を断続する。なお、カツプリン
グロツド32は後述する連結ロツド37を介して
カツプリングスリーブ31に連結されている。
ト29のインナシヤフト29aを兼用するもの
で、サイドギヤ27に対して軸方向へのみ摺動可
能に組付けられかつアウタシヤフト29bに対し
て回転可能に嵌合している。このカツプリングロ
ツド32の外端部にはアウタシヤフト29bに設
けた内スプライン29b1に係脱する外スプライ
ン32aが設けられていて、カツプリングロツド
32の軸方向への摺動により両シヤフト29a,
29b、すなわちアウタシヤフト29bとサイド
ギヤ27との結合を断続する。なお、カツプリン
グロツド32は後述する連結ロツド37を介して
カツプリングスリーブ31に連結されている。
作動ロツド33は、デフキヤリア21の出力端
側の一側にてドライブシヤフト28と並列的かつ
軸方向へ移動可能に組付けられていて、その一端
にはプツシユプルケーブルのインナワイヤ41が
連結されている。この作動ロツド33はプツシユ
プルケーブルの操作により往復動するもので、デ
イテント機構42の作用にて所定量間欠的に往復
動する。操作レバー34は筒状基部34aにて作
動ロツド33の外周に軸方向へ所定量移動可能に
組付けられていて、そのレバー部34bがデフキ
ヤリア21内に臨んでカツプリングスリーブ31
に常時係合している。作動ロツド33の外周と操
作レバー34の筒状基部34a間には圧縮スプリ
ング35が介装されている。この圧縮スプリング
35は作動ロツド33の移動時常に移動方向へ圧
縮され、その反力にて操作レバー34を作動ロツ
ド33の移動方向へ付勢する。
側の一側にてドライブシヤフト28と並列的かつ
軸方向へ移動可能に組付けられていて、その一端
にはプツシユプルケーブルのインナワイヤ41が
連結されている。この作動ロツド33はプツシユ
プルケーブルの操作により往復動するもので、デ
イテント機構42の作用にて所定量間欠的に往復
動する。操作レバー34は筒状基部34aにて作
動ロツド33の外周に軸方向へ所定量移動可能に
組付けられていて、そのレバー部34bがデフキ
ヤリア21内に臨んでカツプリングスリーブ31
に常時係合している。作動ロツド33の外周と操
作レバー34の筒状基部34a間には圧縮スプリ
ング35が介装されている。この圧縮スプリング
35は作動ロツド33の移動時常に移動方向へ圧
縮され、その反力にて操作レバー34を作動ロツ
ド33の移動方向へ付勢する。
連結ロツド37はインナシヤフト28a,29
aに同心的かつ軸方向へ摺動可能に嵌挿されてお
り、その右側外端部にはクロスロツド37aが植
設されている。クロスロツド37aはインナシヤ
フト28aに径方向へ設けた一対のスリツト孔2
8a2から突出し、カツプリングスリーブ31に
連結されている。また、連結ロツド37の左側外
端部は圧縮スプリング36を介してカツプリング
ロツド32の外端部に連結されている。この圧縮
スプリング36は連結ロツド37の移動時常に移
動方向へ圧縮され、その反力にてカツプリングロ
ツド32を連結ロツド37の移動方向へ付勢す
る。なお、符号43は作動ロツド33の移動時に
作動して両ドライブシヤフト28,29の結合を
表示するスイツチである。
aに同心的かつ軸方向へ摺動可能に嵌挿されてお
り、その右側外端部にはクロスロツド37aが植
設されている。クロスロツド37aはインナシヤ
フト28aに径方向へ設けた一対のスリツト孔2
8a2から突出し、カツプリングスリーブ31に
連結されている。また、連結ロツド37の左側外
端部は圧縮スプリング36を介してカツプリング
ロツド32の外端部に連結されている。この圧縮
スプリング36は連結ロツド37の移動時常に移
動方向へ圧縮され、その反力にてカツプリングロ
ツド32を連結ロツド37の移動方向へ付勢す
る。なお、符号43は作動ロツド33の移動時に
作動して両ドライブシヤフト28,29の結合を
表示するスイツチである。
しかして、デイフアレンシヤル20のデフケー
ス23内には差動制限機構50A,50Bが設け
られている。差動制限機構50A,50Bは多数
のフリクシヨンプレート51a,51bとフリク
シヨンデイスク52a,52bからなり、各フリ
クシヨンプレート51a,51bは各サイドギヤ
27の筒部外周にてデフケース23の内周に軸方
向へ摺動可能かつこれと一体回転可能に組付けら
れている。また、各フリクシヨンデイスク52
a,52bは各フリクシヨンプレート51a,5
1bの間にこれと交互に配置され、各サイドギヤ
27の筒部外周に軸方向へ摺動可能かつこれと一
体回転可能に組付けられている。また、各ピニオ
ンシヤフト25の共通の基部である筒部の内孔内
には圧縮バネ53が介装されている。この圧縮バ
ネ53は各リテーナ54a,54bを介して各サ
イドギヤ27を押圧して、各フリクシヨンプレー
ト51a,51bとフリクシヨンデイスク52
a,52bとを当接させている。
ス23内には差動制限機構50A,50Bが設け
られている。差動制限機構50A,50Bは多数
のフリクシヨンプレート51a,51bとフリク
シヨンデイスク52a,52bからなり、各フリ
クシヨンプレート51a,51bは各サイドギヤ
27の筒部外周にてデフケース23の内周に軸方
向へ摺動可能かつこれと一体回転可能に組付けら
れている。また、各フリクシヨンデイスク52
a,52bは各フリクシヨンプレート51a,5
1bの間にこれと交互に配置され、各サイドギヤ
27の筒部外周に軸方向へ摺動可能かつこれと一
体回転可能に組付けられている。また、各ピニオ
ンシヤフト25の共通の基部である筒部の内孔内
には圧縮バネ53が介装されている。この圧縮バ
ネ53は各リテーナ54a,54bを介して各サ
イドギヤ27を押圧して、各フリクシヨンプレー
ト51a,51bとフリクシヨンデイスク52
a,52bとを当接させている。
このように構成した当該車両の2輪駆動時にお
いては、第2図に示すように各ドライブシヤフト
28,29の結合が遮断されている。このため、
各後輪は各ドライブシヤフト28,29のアウタ
シヤフト28b,29bを回転させるのみで、デ
イフアレンシヤル20の構成部材、プロペラシヤ
フト14等を駆動させることはない。従つて、非
駆動系から発生する騒音を低減させるとともに、
非駆動系の回転抵抗を減して燃費の向上と摩耗の
低減を図ることができる。
いては、第2図に示すように各ドライブシヤフト
28,29の結合が遮断されている。このため、
各後輪は各ドライブシヤフト28,29のアウタ
シヤフト28b,29bを回転させるのみで、デ
イフアレンシヤル20の構成部材、プロペラシヤ
フト14等を駆動させることはない。従つて、非
駆動系から発生する騒音を低減させるとともに、
非駆動系の回転抵抗を減して燃費の向上と摩耗の
低減を図ることができる。
一方、当該車両の4輪駆動時においては、これ
に先立つてプツシユプルケーブルを操作して各ド
ライブシヤフト28,29の両シヤフト28a,
28b,29a,29bを結合させる。プツシユ
プルケーブルのインナワイヤ41を第2図示右方
へ引張すると、作動ロツド33はデイテント機構
42の作用にて右方へ所定量間欠的に移動して圧
縮スプリング35を撓ませ、操作レバー34を介
してカツプリングスリーブ31を右方へ付勢す
る。この場合、カツプリングスリーブ31とアウ
タシヤフト28bとの回転が同期していれば、カ
ツプリングスリーブ31はアウタシヤフト28b
にスムーズに噛合してアウタシヤフト28bをイ
ンナシヤフト28aに結合する。また、カツプリ
ングスリーブ31とアウタシヤフト28bとの回
転が同期していない場合には、カツプリングスリ
ーブ31はアウタシヤフト28b側へ弾撥的に当
接し、一時的に待機した後アウタシヤフト28b
に噛合してこれをインナシヤフト28aに結合す
る。また、カツプリングスリーブ31の移動によ
り連結ロツド37が同方向へ移動して圧縮スプリ
ング36を撓ませて、カツプリングロツド32
(インナシヤフト29a)を右方へ付勢する。こ
の場合、カツプリングロツド32とアウタシヤフ
ト29bとの回転が同期していれば、カツプリン
グロツド32がアウタシヤフト29bにスムーズ
に噛合してアウタシヤフト29bをインナシヤフ
ト29aに結合する。また、カツプリングロツド
32とアウタシヤフト29bとの回転が同期して
いない場合には、カツプリングロツド32はアウ
タシヤフト29b側へ弾撥的に当接し、一時的に
待機した後アウタシヤフト29bに噛合してこれ
をインナシヤフト29aに結合する。この結果、
ドライブピニオン24から入力される動力は両ド
ライブシヤフト28,29へ出力されて4輪駆動
となる。なお、2輪駆動への切換え時において
は、インナワイヤ41を押動すると、断続機構3
0は上記とは逆の作動を行つて各ドライブシヤフ
ト28,29の結合をそれぞれ連動して遮断す
る。
に先立つてプツシユプルケーブルを操作して各ド
ライブシヤフト28,29の両シヤフト28a,
28b,29a,29bを結合させる。プツシユ
プルケーブルのインナワイヤ41を第2図示右方
へ引張すると、作動ロツド33はデイテント機構
42の作用にて右方へ所定量間欠的に移動して圧
縮スプリング35を撓ませ、操作レバー34を介
してカツプリングスリーブ31を右方へ付勢す
る。この場合、カツプリングスリーブ31とアウ
タシヤフト28bとの回転が同期していれば、カ
ツプリングスリーブ31はアウタシヤフト28b
にスムーズに噛合してアウタシヤフト28bをイ
ンナシヤフト28aに結合する。また、カツプリ
ングスリーブ31とアウタシヤフト28bとの回
転が同期していない場合には、カツプリングスリ
ーブ31はアウタシヤフト28b側へ弾撥的に当
接し、一時的に待機した後アウタシヤフト28b
に噛合してこれをインナシヤフト28aに結合す
る。また、カツプリングスリーブ31の移動によ
り連結ロツド37が同方向へ移動して圧縮スプリ
ング36を撓ませて、カツプリングロツド32
(インナシヤフト29a)を右方へ付勢する。こ
の場合、カツプリングロツド32とアウタシヤフ
ト29bとの回転が同期していれば、カツプリン
グロツド32がアウタシヤフト29bにスムーズ
に噛合してアウタシヤフト29bをインナシヤフ
ト29aに結合する。また、カツプリングロツド
32とアウタシヤフト29bとの回転が同期して
いない場合には、カツプリングロツド32はアウ
タシヤフト29b側へ弾撥的に当接し、一時的に
待機した後アウタシヤフト29bに噛合してこれ
をインナシヤフト29aに結合する。この結果、
ドライブピニオン24から入力される動力は両ド
ライブシヤフト28,29へ出力されて4輪駆動
となる。なお、2輪駆動への切換え時において
は、インナワイヤ41を押動すると、断続機構3
0は上記とは逆の作動を行つて各ドライブシヤフ
ト28,29の結合をそれぞれ連動して遮断す
る。
しかして、この4輪駆動時において、両サイド
ギヤ27間の回転速度が異つている場合すなわち
両サイドギヤ27とデフケース23間に相対回転
が生じている場合、各フリクシヨンプレート51
a,51bと各フリクシヨンデイスク52a,5
2b間に摩擦トルクが発生する。これにより、両
サイドギヤ27のうち低速側の駆動トルクが増大
するとともに高速側の駆動トルクが低減し、走行
性能の低下が防止される。すなわち、4輪駆動時
における走破性が向上する。
ギヤ27間の回転速度が異つている場合すなわち
両サイドギヤ27とデフケース23間に相対回転
が生じている場合、各フリクシヨンプレート51
a,51bと各フリクシヨンデイスク52a,5
2b間に摩擦トルクが発生する。これにより、両
サイドギヤ27のうち低速側の駆動トルクが増大
するとともに高速側の駆動トルクが低減し、走行
性能の低下が防止される。すなわち、4輪駆動時
における走破性が向上する。
このように、本実施例によれば、2輪駆動時非
駆動系から発生する騒音を低減し得るとともに、
非駆動系の回転抵抗を減して燃費の向上と摩耗の
低減を図ることができることは勿論のこと、4輪
駆動時の走破性を向上させることができる。
駆動系から発生する騒音を低減し得るとともに、
非駆動系の回転抵抗を減して燃費の向上と摩耗の
低減を図ることができることは勿論のこと、4輪
駆動時の走破性を向上させることができる。
また、本実施例においては、カツプリングスリ
ーブ31とカツプリングロツド32とを連結する
連結ロツド37をインナシヤフト28a,29a
に同心的かつ軸方向へ摺動可能に嵌挿しているの
で、作動ロツド33をアウタシヤフト29bの近
傍へ延出させる必要がないとともに、作動ロツド
33上にはカツプリングスリーブ31を操作する
ための一本の操作レバー34を組付ければよい。
このため、デフキヤリア21は通常のデフキヤリ
アと全く同じかまたは略同じ大きさでよく、デフ
キヤリア21の大型化が防止される。
ーブ31とカツプリングロツド32とを連結する
連結ロツド37をインナシヤフト28a,29a
に同心的かつ軸方向へ摺動可能に嵌挿しているの
で、作動ロツド33をアウタシヤフト29bの近
傍へ延出させる必要がないとともに、作動ロツド
33上にはカツプリングスリーブ31を操作する
ための一本の操作レバー34を組付ければよい。
このため、デフキヤリア21は通常のデフキヤリ
アと全く同じかまたは略同じ大きさでよく、デフ
キヤリア21の大型化が防止される。
第3図には、本発明の第2の実施例に係る4輪
駆動車が示されている。この4輪駆動車はフロン
トエンジン・リヤドライブ(FR車)を基礎とし
た4輪駆動車で、当該車両においてはエンジン1
1の後部に組付けたトランスミツシヨン12a、
トランスフア12bにより両リヤアクスルを常時
駆動可能にしているとともに、トランスフア12
bの切換機構にてプロペラシヤフト14への動力
伝達を断続するようになつている。従つて、当該
車両においては、両フロントアクスル13が2輪
駆動時非駆動側となるもので、フロント側デイフ
アレンシヤル20Aに第1実施例のデイフアレン
シヤル20と同様のものが採用されている。な
お、第3図において符号20Bはリヤ側デイフア
レンシヤルである。
駆動車が示されている。この4輪駆動車はフロン
トエンジン・リヤドライブ(FR車)を基礎とし
た4輪駆動車で、当該車両においてはエンジン1
1の後部に組付けたトランスミツシヨン12a、
トランスフア12bにより両リヤアクスルを常時
駆動可能にしているとともに、トランスフア12
bの切換機構にてプロペラシヤフト14への動力
伝達を断続するようになつている。従つて、当該
車両においては、両フロントアクスル13が2輪
駆動時非駆動側となるもので、フロント側デイフ
アレンシヤル20Aに第1実施例のデイフアレン
シヤル20と同様のものが採用されている。な
お、第3図において符号20Bはリヤ側デイフア
レンシヤルである。
なお、本発明においては、差動制限機構として
公知のものを適宜採用することができるととも
に、圧縮スプリング36として撓み量の大きいも
のを採用して、カツプリングロツド32の待機時
における連結ロツド37のストロークを長くする
ようにすることもできる。
公知のものを適宜採用することができるととも
に、圧縮スプリング36として撓み量の大きいも
のを採用して、カツプリングロツド32の待機時
における連結ロツド37のストロークを長くする
ようにすることもできる。
第1図は本発明の第1実施例に係る4輪駆動車
の概略構成図、第2図は同車両におけるデイフア
レンシヤルの拡大横断平面図、第3図は第2実施
例に係る4輪駆動車の概略構成図である。 符号の説明、20,20A,20B……デイフ
アレンシヤル、21……デフキヤリア、27……
サイドギヤ、28,29……ドライブシヤフト、
28a,28b,29a,29b……分割シヤフ
ト、30……断続機構、31……カツプリングス
リーブ、32……カツプリングロツド、33……
作動ロツド、34……操作レバー、35,36…
…圧縮スプリング、37……連結ロツド、42…
…デイテント機構、50A,50B……差動制限
機構。
の概略構成図、第2図は同車両におけるデイフア
レンシヤルの拡大横断平面図、第3図は第2実施
例に係る4輪駆動車の概略構成図である。 符号の説明、20,20A,20B……デイフ
アレンシヤル、21……デフキヤリア、27……
サイドギヤ、28,29……ドライブシヤフト、
28a,28b,29a,29b……分割シヤフ
ト、30……断続機構、31……カツプリングス
リーブ、32……カツプリングロツド、33……
作動ロツド、34……操作レバー、35,36…
…圧縮スプリング、37……連結ロツド、42…
…デイテント機構、50A,50B……差動制限
機構。
Claims (1)
- 1 2輪駆動時非駆動側となるデイフアレンシヤ
ルの両サイドギヤに組付けられる一対のドライブ
シヤフトをそれぞれ内端側のインナシヤフトと外
端側のアウタシヤフトとに2分割してこれらイン
ナシヤフトとアウタシヤフトとをそれらの端部に
て相対回転可能に連結し、かつこれら両インナシ
ヤフトとアウタシヤフトとの連結部に軸方向へ移
動可能に組付けた各カツプリング部材により一対
の前記両インナシヤフトとアウタシヤフトとの結
合を選択的に断続するようにした4輪駆動車にお
いて、前記両カツプリング部材を前記両インナシ
ヤフトを同心的かつ移動可能に挿通する連結ロツ
ドにて互いに連結するとともに、前記デイフアレ
ンシヤルのケース内にてその入力側と出力側間に
差動制限機構を設けたことを特徴とするドライブ
シヤフトの断続機構を備えた4輪駆動車。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23288284A JPS61112843A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ドライブシヤフトの断続機構を備えた4輪駆動車 |
| US06/795,255 US4625584A (en) | 1984-11-05 | 1985-11-05 | Split axle drive mechanism for part-time four-wheel drive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23288284A JPS61112843A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ドライブシヤフトの断続機構を備えた4輪駆動車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61112843A JPS61112843A (ja) | 1986-05-30 |
| JPH0318063B2 true JPH0318063B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=16946314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23288284A Granted JPS61112843A (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | ドライブシヤフトの断続機構を備えた4輪駆動車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61112843A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0390466B1 (en) * | 1989-03-28 | 1994-10-05 | Tochigi-Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Limited slip deferential |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49103324A (ja) * | 1973-02-08 | 1974-09-30 | ||
| US4271722A (en) * | 1979-08-01 | 1981-06-09 | Dana Corporation | Axle disconnect |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP23288284A patent/JPS61112843A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61112843A (ja) | 1986-05-30 |
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