JPH0318316Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318316Y2 JPH0318316Y2 JP1984119373U JP11937384U JPH0318316Y2 JP H0318316 Y2 JPH0318316 Y2 JP H0318316Y2 JP 1984119373 U JP1984119373 U JP 1984119373U JP 11937384 U JP11937384 U JP 11937384U JP H0318316 Y2 JPH0318316 Y2 JP H0318316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- chamber
- cold
- neck
- buoyancy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、寒冷海域で操業する船舶の船員が
甲板等で作業する際に誤つて海に落ちても、寒さ
のために死亡することなく救助に来るまで浮遊で
きるように着用する耐水防寒救命衣に関する。
甲板等で作業する際に誤つて海に落ちても、寒さ
のために死亡することなく救助に来るまで浮遊で
きるように着用する耐水防寒救命衣に関する。
〈従来技術〉
耐水防寒救命衣の必須条件としては、海に落ち
ても寒さのために死亡することを防止すること
と、救助が来るまで浮遊できることとである。救
助が来るまで浮遊できる装置としては、従来、救
命胴衣がある。これは人体の胸部に取付けられる
ような形状の中空体にゴム引き布で形成しこの中
空体に気体供給源を結合し、海中に落ちたとき、
気体供給源から中空体内に気体を供給し、着用者
に浮力を与えるものである。
ても寒さのために死亡することを防止すること
と、救助が来るまで浮遊できることとである。救
助が来るまで浮遊できる装置としては、従来、救
命胴衣がある。これは人体の胸部に取付けられる
ような形状の中空体にゴム引き布で形成しこの中
空体に気体供給源を結合し、海中に落ちたとき、
気体供給源から中空体内に気体を供給し、着用者
に浮力を与えるものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記の救命胴衣では、例えば海中にう
つむけに落ちた場合、中空体に気体を供給する
と、着用者はうつむけのまま浮上するので、窒息
するおそれがあるという問題点があつた。また、
浮遊している際、他の漂流物に中空体が接触して
損傷すると、気体が中空体から抜けて浮力を失な
うおそれがあるという問題点もあつた。
つむけに落ちた場合、中空体に気体を供給する
と、着用者はうつむけのまま浮上するので、窒息
するおそれがあるという問題点があつた。また、
浮遊している際、他の漂流物に中空体が接触して
損傷すると、気体が中空体から抜けて浮力を失な
うおそれがあるという問題点もあつた。
〈問題点を解決するための手段〉
上記の両問題点を解決するための手段は、人体
の少なくとも首部から腰部付近までを被うように
耐水防寒材で形成した本体部と、この本体部の肩
背部から首部の両側を通り胸部までの位置に設け
た中空の浮力体と、この浮力体内に設けられて上
記中空体内部を2つの部屋に区画している区画壁
と、上記2つの部屋にそれぞれ結合されており時
間差をもつて上記各部屋に気体の供給を開始する
気体供給源とを備えるものである。
の少なくとも首部から腰部付近までを被うように
耐水防寒材で形成した本体部と、この本体部の肩
背部から首部の両側を通り胸部までの位置に設け
た中空の浮力体と、この浮力体内に設けられて上
記中空体内部を2つの部屋に区画している区画壁
と、上記2つの部屋にそれぞれ結合されており時
間差をもつて上記各部屋に気体の供給を開始する
気体供給源とを備えるものである。
〈作用〉
上記の手段によれば、水中に落ちたときも、ま
ず一方の部屋に気体が供給され、その後に他方の
部屋に気体が供給される。従つて、うつむけで水
に落ちても、一方の肩が上つた状態で浮上してく
るので、水面に達したとき、その反動で体が一回
転してあおむけの状態になり、窒息するのを防止
できる。また浮遊している際に、漂流物が浮力体
に接触し、一方の部屋から気体が抜けても、他方
の部屋には気体が残つているので、最低限度の浮
力だけは維持できる。
ず一方の部屋に気体が供給され、その後に他方の
部屋に気体が供給される。従つて、うつむけで水
に落ちても、一方の肩が上つた状態で浮上してく
るので、水面に達したとき、その反動で体が一回
転してあおむけの状態になり、窒息するのを防止
できる。また浮遊している際に、漂流物が浮力体
に接触し、一方の部屋から気体が抜けても、他方
の部屋には気体が残つているので、最低限度の浮
力だけは維持できる。
〈実施例〉
この実施例は、第4図及び第5図に示すように
上半身部2及び下半身部4を備える。上半身部2
は、人体の首部から腰部までを被うように、胴体
部6、そで部8,8及び首部10からなる。胴体
部6及びそで部8,8は、防水性を有するフイル
ムまたはシート材の裏面に保温材層を貼着した耐
水防寒材製である。また首部10及びそで部8の
そで口部12はネオプレンフオーム等の水密性及
び伸縮性を有する材料製である。
上半身部2及び下半身部4を備える。上半身部2
は、人体の首部から腰部までを被うように、胴体
部6、そで部8,8及び首部10からなる。胴体
部6及びそで部8,8は、防水性を有するフイル
ムまたはシート材の裏面に保温材層を貼着した耐
水防寒材製である。また首部10及びそで部8の
そで口部12はネオプレンフオーム等の水密性及
び伸縮性を有する材料製である。
下半身部4は、ズボン状部14を有し、このズ
ボン状部14のすそ口には気密に靴下状部16が
結合されている。また、すそ口にはこれから靴下
状部16の甲部までを被うように筒状の被覆部1
8も気密に結合されている。ズボン状部14及び
靴下状部16は、耐水防寒材製で、被覆部18は
防水材製である。なお、20は緊縛紐で、ズボン
状部14のひざ部に設けられており、下半身部4
を着用した際に、内部に残つた空気を下半身部4
の外部に排気するために、ひざ部を緊縛するもの
である。21は固定帯で、上半身部2と下半身部
4とを気密に結合するためのものである。
ボン状部14のすそ口には気密に靴下状部16が
結合されている。また、すそ口にはこれから靴下
状部16の甲部までを被うように筒状の被覆部1
8も気密に結合されている。ズボン状部14及び
靴下状部16は、耐水防寒材製で、被覆部18は
防水材製である。なお、20は緊縛紐で、ズボン
状部14のひざ部に設けられており、下半身部4
を着用した際に、内部に残つた空気を下半身部4
の外部に排気するために、ひざ部を緊縛するもの
である。21は固定帯で、上半身部2と下半身部
4とを気密に結合するためのものである。
胴体部6の上部には浮力体22が設けられてい
る。この浮力体22は、胴体部6の肩背部から首
部10の両側を通つて胸側まで伸延した第1図に
示すように平面形状が概略U字状である中空体に
形成されている。この浮力体22は、例えばゴム
引布製である。この浮力体22内部は、その中央
部付近において弛緩状態とした半円球状の区間壁
24によつて2つの部屋26,28に気密に区画
されている。これら2つの部屋26,28の胸側
に位置する部分には気体供給源30,32が設け
られている。気体供給源30は、水中に落ちたと
き自動的に部屋26に浮力を与えるための気体、
例えば炭酸ガスを供給するように構成されてい
る。また気体供給源32は手動操作によつて部屋
28に浮力を与えるための気体を供給するように
構成されている。
る。この浮力体22は、胴体部6の肩背部から首
部10の両側を通つて胸側まで伸延した第1図に
示すように平面形状が概略U字状である中空体に
形成されている。この浮力体22は、例えばゴム
引布製である。この浮力体22内部は、その中央
部付近において弛緩状態とした半円球状の区間壁
24によつて2つの部屋26,28に気密に区画
されている。これら2つの部屋26,28の胸側
に位置する部分には気体供給源30,32が設け
られている。気体供給源30は、水中に落ちたと
き自動的に部屋26に浮力を与えるための気体、
例えば炭酸ガスを供給するように構成されてい
る。また気体供給源32は手動操作によつて部屋
28に浮力を与えるための気体を供給するように
構成されている。
部屋26には連通孔(図示せず)が設けられて
おり、この連通孔は胴体部6の肩側に設けた逆止
弁34を介して、胴体部6の肩背部の内面に設け
た空気室36に連通している。また、この逆止弁
34によつて、浮力体22は胴体部6に機械的に
結合されている。
おり、この連通孔は胴体部6の肩側に設けた逆止
弁34を介して、胴体部6の肩背部の内面に設け
た空気室36に連通している。また、この逆止弁
34によつて、浮力体22は胴体部6に機械的に
結合されている。
このように構成した耐水防寒救命衣を着用した
人が海水中に、例えばうつむけに落ちた場合、気
体供給源30から部屋26に自動的に気体が供給
され、部屋26は膨張する。このとき、区画壁2
4は部屋28側に向つて凸の状態になり、部屋2
6の体積を大きくする。これによつて生じた浮力
によつて、着用者は右肩が上つた状態で浮上す
る。このとき、余つた空気は第3図に示すように
空気室36に供給され、部屋26が破壊されるの
を防止すると共に、浮力を更に大きくする。右肩
が上つた状態で浮上した着用者は、部屋26の膨
張の反動で反転し、あおむけの状態となる。その
後、気体供給源32を操作して、部屋28にも気
体を供給し、人体の口部や鼻部を水面から相当な
高さ位置に保持するのに充分な浮力を与える。ま
た、浮遊中に漂流物等により一方の部屋が破損し
ても、区画壁24が破損した部屋側に向つて凸な
状態となつて、残りの部屋の面積を広げ、浮力の
減少を最少限に止める。
人が海水中に、例えばうつむけに落ちた場合、気
体供給源30から部屋26に自動的に気体が供給
され、部屋26は膨張する。このとき、区画壁2
4は部屋28側に向つて凸の状態になり、部屋2
6の体積を大きくする。これによつて生じた浮力
によつて、着用者は右肩が上つた状態で浮上す
る。このとき、余つた空気は第3図に示すように
空気室36に供給され、部屋26が破壊されるの
を防止すると共に、浮力を更に大きくする。右肩
が上つた状態で浮上した着用者は、部屋26の膨
張の反動で反転し、あおむけの状態となる。その
後、気体供給源32を操作して、部屋28にも気
体を供給し、人体の口部や鼻部を水面から相当な
高さ位置に保持するのに充分な浮力を与える。ま
た、浮遊中に漂流物等により一方の部屋が破損し
ても、区画壁24が破損した部屋側に向つて凸な
状態となつて、残りの部屋の面積を広げ、浮力の
減少を最少限に止める。
上記の実施例では、上半身部2と下半身部4と
を別個に形成したが、これらを一体に形成しても
よい。また、浮力体22には、平面形状がU字状
のものを用いたが、首部が通るような孔を有する
平面形状が環状または枠状のものを用いてもよ
い。
を別個に形成したが、これらを一体に形成しても
よい。また、浮力体22には、平面形状がU字状
のものを用いたが、首部が通るような孔を有する
平面形状が環状または枠状のものを用いてもよ
い。
〈効果〉
以上述べたように、この考案によれば、浮力体
を2つの部屋に区画し、これら部屋に供給される
気体の供給開始時期に時間差を設けているので、
浮上した際に自動的にうつ向けからあおむけ状態
になり、窒息することを防止できる。また、2つ
の部屋に区画しているので、一方の部屋が破損し
ても、浮遊するのに最少必要限度の浮力を維持す
ることができる。
を2つの部屋に区画し、これら部屋に供給される
気体の供給開始時期に時間差を設けているので、
浮上した際に自動的にうつ向けからあおむけ状態
になり、窒息することを防止できる。また、2つ
の部屋に区画しているので、一方の部屋が破損し
ても、浮遊するのに最少必要限度の浮力を維持す
ることができる。
第1図はこの考案による耐水防寒救命衣の1実
施例に用いる浮力体の平面図、第2図は同実施例
を浮力体をふくらませていない状態で着用した状
態を示す部分省略側面図、第3図は同実施例を浮
力体をふくらませた状態で着用した状態を示す部
分省略平面図、第4図は同実施例の正面図、第5
図は同実施例の背面図である。 2……上半身部(本体部)、22……浮力体、
24……隔壁、26,28……部屋、30,32
……気体供給源。
施例に用いる浮力体の平面図、第2図は同実施例
を浮力体をふくらませていない状態で着用した状
態を示す部分省略側面図、第3図は同実施例を浮
力体をふくらませた状態で着用した状態を示す部
分省略平面図、第4図は同実施例の正面図、第5
図は同実施例の背面図である。 2……上半身部(本体部)、22……浮力体、
24……隔壁、26,28……部屋、30,32
……気体供給源。
Claims (1)
- 人体の少なくとも首部から腰部付近までを被う
ように耐水防寒材で形成した本体部と、この本体
部の肩背部から首部の両側を通り胸部までの位置
に設けた中空の浮力体と、この浮力体内に設けら
れて上記中空体内部を左右の2つの部屋に弛緩状
態で区画している区画壁と、上記2つの部屋にそ
れぞれ結合されており時間差を持つて上記各部屋
に気体の供給を開始する気体供給源とを備える耐
水防寒救命衣。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11937384U JPS6133793U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 耐水防寒救命衣 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11937384U JPS6133793U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 耐水防寒救命衣 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6133793U JPS6133793U (ja) | 1986-03-01 |
| JPH0318316Y2 true JPH0318316Y2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=30678250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11937384U Granted JPS6133793U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 耐水防寒救命衣 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133793U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4583814B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2010-11-17 | ミドリ安全株式会社 | 膨脹式救命胴衣 |
| JP4954509B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2012-06-20 | 光多本店株式会社 | リバーシブルベスト |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58135423U (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-12 | 東洋物産株式会社 | 耐寒耐水服 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11937384U patent/JPS6133793U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6133793U (ja) | 1986-03-01 |
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