JPH03188072A - テトラヒドロフルフリルカルボン酸の製造方法 - Google Patents

テトラヒドロフルフリルカルボン酸の製造方法

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JPH03188072A
JPH03188072A JP32805889A JP32805889A JPH03188072A JP H03188072 A JPH03188072 A JP H03188072A JP 32805889 A JP32805889 A JP 32805889A JP 32805889 A JP32805889 A JP 32805889A JP H03188072 A JPH03188072 A JP H03188072A
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JP
Japan
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pyridine
acid
furfural
hydrogen peroxide
tetrahydrofurfurylcarboxylic
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JP32805889A
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English (en)
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Shigeru Yokota
滋 横田
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフルフラールからテトラヒドロフルフリルカル
ボン酸を一連のプロセスにより製造する方法に関する。
[従来の技術] ピリジン存在下、フルフラールを過酸化水素で酸化して
、2−フランカルボン酸を製造する方法および2−フラ
ンカルボン酸を水添してテトラヒドロフルフリルカルボ
ン酸にする方法はそれぞれ既に知られている。
ピリジン存在下、フルフラールを過酸化水素で酸化して
、2−フランカルボン酸を製造する方法は特公昭34−
6113号明細書や本出願人にょり出願されたその改良
特許である特願平1−261720号明細書に記載され
ている。
これらの内、特公昭34−6113号記載の方法によれ
ば、室温で3日放置してはじめて収率85%を達成でき
るが、本出願人の改良特許によれば、反応温度およびピ
リジン/フルフラール比をコントロールすることにより
、短時間でより高活性で、選択性高く2−フランカルボ
ン酸を得ることができる。
一方、2−フランカルボン酸を出発原料として水添反応
によりテトラヒドロフルフリルカルボン酸を製造する方
法は、USP  3,342,838に記載されている
触媒としてラネー・ニッケルを使用することが開示され
ている。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、ピリジン存在下フルフラールを過酸化水
素で酸化して、2−フランカルボン酸を製造する方法お
よび2−フランカルボン酸を水添してテトラヒドロフル
フリルカルボン酸を製造する方法は、それぞれ既に知ら
れているが、ピリジン存在下フルフラールを過酸化水素
で酸化して、2−フランカルボン酸を製造し、この方法
で製造した2−フランカルボン酸を水添して、一連のプ
ロセスとしてテトラヒドロフルフリルカルボン酸を製造
する方法は全く知られていない。
フルフラールを過酸化水素で酸化して、2−フランカル
ボン酸を製造する工程で使用したピリジンは、そのまま
2−フランカルボン酸の水添工程にもって行くとピリジ
ン自身も水添されてピペリジンになり、テトラヒドロフ
ルフリルカルボン酸の大巾なコストアップにつながって
しまう。
したがって、フルフラールを過酸化水素で酸化して、2
−フランカルボン酸を製造する工程で使用したピリジン
を水添工程前に効率よく分離しておく必要がある。
本発明の目的は、ピリジン存在下フルフラールを過酸化
水素で酸化して、2−フランカルボン酸を製造する方法
において使用したピリジンを、2−フランカルボン酸を
水添して、テトラヒドロフルフリルカルボン酸を製造す
る前に効率よく分離する、テトラヒドロフルフリルカル
ボン酸の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、 「以下の複数の工程 (a)ピリジン存在下フルフラールを過酸化水素水で酸
化して2−フランカルボン酸とする工程(b) 上記(
a)工程のピリジンを分離する工程(c)上記(b)工
程のピリジン分離後の粗液を水添して、テトラヒドロフ
ルフリルカルボン酸とする工程 からなることを特徴とするテトラヒドロフルフリルカル
ボン酸の製造方法」 である。
本発明では(a)工程において、反応温度j;! 50
〜100℃で行われ、ピリジン使用量はフルフラール1
モルに対して、1〜3モル倍使用される。
さらに詳しくは、詳しくは、本発明でIよ、ピIJジン
は、フルフラール1モルに対して、1〜3モル倍、好ま
しくは1.5〜2.0モル倍用いることが好ましい。
ピリジンがフルフラール1モルに対して、1モル未満の
場合には、反応系内の酸性度が強くなり、フラン環の開
環等が起こり、フルフラールの2−フランカルボン酸の
選択性が著しく低下するので好ましくない。
逆に、3モル倍以上の場合には、反応系内のフルフラー
ルや過酸化水素濃度低下の影響が出てきて、フルフラー
ルの転化率が低下してくるので好ましくない。
本発明では、反応に用いる過酸化水素は、フルフラール
1モルに対して、1モル倍以上用いることが望ましいが
、大過剰に用いると、精製時に未反応の過酸化水素を処
理することが問題として残る。また、コストアップにも
つながるので、好ましくは、フルフラール1モルに対し
て1モル倍以上、2モル倍以下で用いる。
また、過酸化水素の濃度は、出発原料に対して少なくと
も35W/W%で用いるのが好ましい。
本酸化反応は、公知のようにバッチ方式で行っても良い
が、工業的に実施して行く・場合の除熱の問題等を考慮
すると、ピリジンを反応器に張り込みフルフラールと過
酸化水素を逐次仕込んで行く方法または、ピリジンとフ
ルフラールを反応器に張り込み過酸化水素を逐次仕込ん
で行く方法のどちらかで行うのが好ましい。
反応温度は、通常50〜100℃程度、好ましくは60
〜80℃程度とするのがよい。
50℃未満となるとフルフラールの転化率が著しく低く
なり、逆に100℃を越えるとフルフラールおよび過酸
化水素の2−フランカルボン酸への選択性は著しく低く
なり、ピリジンの酸化速度も速くなるので好ましくない
また、反応時間はピリジンの使用量、過酸化水素濃度、
反応温度に応じて適宜選択すればよい。
本発明の(b)工程においては、(a)工程において得
られた反応粗液を塩酸、硫酸等で処理して、2−フラン
カルボン酸を析出させ、炉液側からピリジンを回収する
ことも可能であるが、工業的な工程数が多くなり、2−
フランカルボン酸を一時的に固体として取り扱わなけれ
ばならないという煩わしさが生じて好ましくない。
好ましくは、(a)工程において得られた反応粗液にア
ルカリ水溶液を加えて、ピリジンを遊離させた後、・ピ
リジンを水との共沸混合物(共沸温度93.6℃、共沸
組成ピリジン58.7wt%、水41.3wt%)とし
て分離することが好ましい。ピリジンを遊離させるため
に使用するアルカリとしては、リチウム、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ金属
または、アルカリ土類金属の水酸化物を用いるのが好ま
しい。
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の使用量としては
、(a)工程において生成した2−フランカルボン酸の
l/2当量以上好ましくは、(a)工程において生成し
た2−フランカルボン酸の当量以上、仕込フルフラール
の当量以下が好ましい。
また、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水溶液の
濃度としては、(a)工程において得られた反応粗液に
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物の水溶
液を加えた後、ピリジンと水の組成比がピリジンと水の
共沸組成比より水が過剰になる様な水を供給できる濃度
であれば、どの様な濃度であってもよい。
ピリジン−水の共沸蒸留は回分方式で行われてもよいし
、連続方式で行われてもよい。
本発明の(c)工程においては、(b)工程において得
られた蒸留塔のボトム粗液を触媒存在下水添して、テト
ラヒドロフルフリルカルボン酸を製造するが、この場合
の反応としては、例えば以下の方法によることができる
即ち(b)工程において得られた蒸留塔ボトム粗液を、
水素化触媒とともにオートクレーブに仕込み、水素ガス
加圧下に、オートクレーブ内容物を強力に攪拌混合して
、水素化反応を行なわせる。
この場合の水素化触媒としては、ラネー・ニッケルやラ
ネー・コバルトを例示できる。
触媒の使用量は、(b)工程において得られた粗液に対
して1〜10重量%である。
反応温度は80〜200℃の範囲、好ましくは100〜
180℃の範囲で行われる。
反応圧力は50〜200kgf/cm  、好ましくは
80〜150 k g f / c m 2である。
本水添反応は、回分方式で行ってもよいし、連続方式で
行ってもよい。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが本発明はこれ
らの実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例 (2−フランカルボン酸の製造) 冷却器、攪拌機および温度計を備えた5Jl!ジヤケツ
ト付フラスコにフルフラール480gを張り込み、35
W/W%過酸化水素水486gとピリジン593gを7
0℃で3時間かけて仕込み、仕込終了後、さらに3時間
反応させた。
反応終了後、反応粗液に塩酸を加え、2−フランカルボ
ン酸をガスクロマトグラフィーにより分析した結果、2
−フランカルボン酸の収率は、78.2%でフルフラー
ルの2−フランカルボン酸選択性は86.8%であった
(ピリジンの分離) 上記反応粗液1550gに10.0%水酸化ナトリウム
水溶液1990gを70℃で2時間かけて仕込み、仕込
終了後、さらに5時間反応させ、ピリジンを遊離させる
と同時に未反応の過酸化水素を分離した。
上記アルカリ処理粗液3500gを35段の回分式蒸留
装置のボトムに仕込み、ピリジン−水の共沸混合物(共
沸温度93.6℃、水41.3wt%)、フルフラール
−水の共沸混合物(共沸温度97.9℃、水65 w 
t%)が留出し終り、水が留出開始するまで続けた。
蒸留終了後、ボトム液および留出液をガスクロマトグラ
フィーにより分析した結果、ボトム中にピリジンは、こ
ん跡量しか検出されなかった。
また、蒸留前の張込みピリジンに対する留出中のPy回
収率は97.5%だった。
未回収ピリジンは2−フランカルボン酸の製造工程でピ
リジンNオキシドになって、ボトム液中に残っている。
(テトラヒドロフルフリルカルボン酸の製造工程)内容
量1gのオートクレーブに上記蒸留後ボトム液500g
およびラネー・ニッケル33.3gを張込み後、水素を
80kgまで張込み150”Cで、1.5時間反応させ
た。
反応の進行に伴い水素が消費されて、圧力が低下するの
で、随時水素を補給した。
オートクレーブを冷却後、反応混合物を取り出し、ラネ
ー・ニッケルを濾過した。
得られた炉液を分析した結果、2−フランカルボン酸の
転化率98.5%、テトラヒドロフルフリルカルボン酸
収率87.4%(選択性88.7%)であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の複数の工程 (a)ピリジン存在下フルフラールを過酸化水素水で酸
    化して2−フランカルボン酸とする工程(b)上記(a
    )工程のピリジンを分離する工程(c)上記(b)工程
    のピリジン分離後の粗液を水添して、テトラヒドロフル
    フリルカルボン酸とする工程 からなることを特徴とするテトラヒドロフルフリルカル
    ボン酸の製造方法。
  2. (2)(a)工程における反応温度が50〜100℃で
    ある特許請求の範囲第(1)項記載のテトラヒドロフル
    フリルカルボン酸の製造方法。
  3. (3)(a)工程におけるピリジンの量がフルフラール
    1モルに対して1〜3モル倍である特許請求の範囲第1
    項又は第(2)項記載のテトラヒドロフルフリルカルボ
    ン酸の製造方法。
  4. (4)(b)工程がピリジン−水の共沸混合物としてピ
    リジンを分離する特許請求の範囲第(1)項ないし第(
    3)項記載のテトラヒドロフルフリルカルボン酸の製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021261393A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30
WO2021261393A1 (ja) * 2020-06-22 2021-12-30 東レ・ファインケミカル株式会社 テトラヒドロフラン-2-カルボン酸の製造方法

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