JPH03188868A - 医療材料の製造法 - Google Patents
医療材料の製造法Info
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- JPH03188868A JPH03188868A JP2095105A JP9510590A JPH03188868A JP H03188868 A JPH03188868 A JP H03188868A JP 2095105 A JP2095105 A JP 2095105A JP 9510590 A JP9510590 A JP 9510590A JP H03188868 A JPH03188868 A JP H03188868A
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- Japan
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- vinyl compound
- heparin
- polymer
- graft
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はヘパリン、ウロキナーゼ、TPA等を付与した
抗血栓性高分子材料を製造する方法に関するものである
。
抗血栓性高分子材料を製造する方法に関するものである
。
ヘパリン、コンドロイヂン硫酸、デキストラン硫酸等の
硫酸多糖類、あるいはウロキナーゼ、TPA等の線溶性
活性酵素類は抗血栓性を有することが知られており、と
りわけヘパリンは抗血栓剤として臨床的に広く用いられ
ている。ヘパリンを血液と接触して用いられる材料の抗
血栓化応用するためには、ヘパリンを材料に固定化する
ことが必要であるが、この方法としてイオン結合により
材料表面に固定化する方法(例えば特開昭48−698
90号公報)が検嗣されている。
硫酸多糖類、あるいはウロキナーゼ、TPA等の線溶性
活性酵素類は抗血栓性を有することが知られており、と
りわけヘパリンは抗血栓剤として臨床的に広く用いられ
ている。ヘパリンを血液と接触して用いられる材料の抗
血栓化応用するためには、ヘパリンを材料に固定化する
ことが必要であるが、この方法としてイオン結合により
材料表面に固定化する方法(例えば特開昭48−698
90号公報)が検嗣されている。
しかしながらイオン結合であるため場合においてはヘパ
リンは、短時間で流出し、その効力を失うことが知られ
ている。したがって安定な抗血栓性を維持する材料を得
るためにはヘパリンを共有結合のような強固な結合によ
り材料と結合させることが必要であると考えられる。共
有結合により高分子材料表面にヘパリンを結合させる方
法は数多く試みられているが、通常とられる方法は、高
分子表面上の官能基と溶液中のヘパリンを反応させると
いった、高分子−高分子間の固液不均一反応である。し
かしこの方法では反応率を上げることが難しく、その結
果材料に固定されるヘパリンの量を増大させることは困
難である。特開昭503494号公報には高分子材料に
、官能基としてエポキシ基を含む親水性アクリレート系
重合体のハイド′ロゲルを用い、エポキシ基とヘパリン
の反応によりヘパリンを結合させる方法が開示されてい
る。
リンは、短時間で流出し、その効力を失うことが知られ
ている。したがって安定な抗血栓性を維持する材料を得
るためにはヘパリンを共有結合のような強固な結合によ
り材料と結合させることが必要であると考えられる。共
有結合により高分子材料表面にヘパリンを結合させる方
法は数多く試みられているが、通常とられる方法は、高
分子表面上の官能基と溶液中のヘパリンを反応させると
いった、高分子−高分子間の固液不均一反応である。し
かしこの方法では反応率を上げることが難しく、その結
果材料に固定されるヘパリンの量を増大させることは困
難である。特開昭503494号公報には高分子材料に
、官能基としてエポキシ基を含む親水性アクリレート系
重合体のハイド′ロゲルを用い、エポキシ基とヘパリン
の反応によりヘパリンを結合させる方法が開示されてい
る。
しかし高分子材料は親水性アクリレート系共重合体に限
られており、またエポキシ基含有率も低いことから、結
合されるヘパリンの量は限られている。
られており、またエポキシ基含有率も低いことから、結
合されるヘパリンの量は限られている。
これを解決する方法としては、あらかじめヘパリンを変
性しその反応性を改良するという試みがなされている。
性しその反応性を改良するという試みがなされている。
例えば特公昭59−19562号公報がそれであるが、
これらはあらかじめ二重結合を導入したヘパリンを変性
合成しておかなければならないという欠点を有し、効果
も限られたものであった。
これらはあらかじめ二重結合を導入したヘパリンを変性
合成しておかなければならないという欠点を有し、効果
も限られたものであった。
そこで本発明者等は、これらの欠点の無い方法について
鋭意検討した結果、ある種のモノマーを用いることによ
り、従来知られていた抗血栓性材料に比べて著しく抗血
栓性が向上し、またポリマーの柔軟性が増し、成形しや
すくなり、イオン結合ヘパリン等にみられるヘパリン等
抗血栓剤の流出もない抗血栓性医療材料を達成出来るこ
とがわかった。
鋭意検討した結果、ある種のモノマーを用いることによ
り、従来知られていた抗血栓性材料に比べて著しく抗血
栓性が向上し、またポリマーの柔軟性が増し、成形しや
すくなり、イオン結合ヘパリン等にみられるヘパリン等
抗血栓剤の流出もない抗血栓性医療材料を達成出来るこ
とがわかった。
かくして本発明は、熱可塑性樹脂に一般式(R1はHま
たはc113、R2は炭化水素鎖、又はポリアミド鎖)
で表されるビニル化合物(1)及び一般式%式% H,CI+、又はC211、、nは1〜3o)で表され
るビニル化合物(2)をグラフト重合させることを特徴
とする医用高分子材料の製造法を提供するものであり、
− 6 得られるグラフトポリマーに−・バリン、ウロキナーゼ
、TPA等の抗血栓性剤を反応させることにより抗血栓
性高分子材料を得ることが出来る。
たはc113、R2は炭化水素鎖、又はポリアミド鎖)
で表されるビニル化合物(1)及び一般式%式% H,CI+、又はC211、、nは1〜3o)で表され
るビニル化合物(2)をグラフト重合させることを特徴
とする医用高分子材料の製造法を提供するものであり、
− 6 得られるグラフトポリマーに−・バリン、ウロキナーゼ
、TPA等の抗血栓性剤を反応させることにより抗血栓
性高分子材料を得ることが出来る。
以下本発明を詳述する。
ビニル化合物(1)としては、前記一般式で示されるも
の、例えばアクリロキシスクシンイミド、メタクリロキ
シスクシンイミド、アクリロイルオキシスクシンイミノ
ポリアミド、アクリロイルベンゾトリアゾール、メタク
リロイルベンゾトリアゾール、アクリロイルベンゾトリ
アジルポリアミド等である。
の、例えばアクリロキシスクシンイミド、メタクリロキ
シスクシンイミド、アクリロイルオキシスクシンイミノ
ポリアミド、アクリロイルベンゾトリアゾール、メタク
リロイルベンゾトリアゾール、アクリロイルベンゾトリ
アジルポリアミド等である。
入手の容易性、経済性よりアクリロキシスクシンイミド
、アクリロイルベンゾトリアゾール、メタクリロイルベ
ンゾトリアゾールが好ましく用いられる。
、アクリロイルベンゾトリアゾール、メタクリロイルベ
ンゾトリアゾールが好ましく用いられる。
上記の化合物はオキシスクシンイミドあるいはベンゾト
リアゾール基との置換によりアミン類との反応が容易に
起こる。この反応を応用しヘパリン等抗血栓剤を共有結
合により強固に結合させることができる。
リアゾール基との置換によりアミン類との反応が容易に
起こる。この反応を応用しヘパリン等抗血栓剤を共有結
合により強固に結合させることができる。
また、ビニル化合物(2)としては、前記一般式で示さ
れるもの、例えばメトキシポリエチレングリコールメタ
クリレ−1・、メトキシボリエヂレングリコールアクリ
レート、ポリエチレングリコールメタクリレート等が用
いられる。このような化合物はその親水性の他にビニル
化合物(1)との共重合能力が大きい等の特徴を持つ。
れるもの、例えばメトキシポリエチレングリコールメタ
クリレ−1・、メトキシボリエヂレングリコールアクリ
レート、ポリエチレングリコールメタクリレート等が用
いられる。このような化合物はその親水性の他にビニル
化合物(1)との共重合能力が大きい等の特徴を持つ。
ビニル化合物(1)にヘパリン等抗血栓剤を化学的に結
合させ、抗血栓性をもつ高分子材料とすることは、ビニ
ル化合物(1)を適当な幹ポリマーにグラフト重合させ
、得られるグラフト重合体によって有効に達成される。
合させ、抗血栓性をもつ高分子材料とすることは、ビニ
ル化合物(1)を適当な幹ポリマーにグラフト重合させ
、得られるグラフト重合体によって有効に達成される。
この際、上記のようなビニル化合物(2)をビニル化合
物(1)と同時にグラフトさせると、得られるグラフト
ポリマーの親水性が向上し、ヘパリン等抗血栓剤がポリ
マー鎖中にとりこまれやすくなるために、抗血栓性が増
大するという効果が表れる。さらに、ポリマーの柔軟性
が増し、成形しやすくなり、また長時間使用して血液の
凝固が起こった場合でも、生じた血餅が付着しにくい等
の優れた特性もあわせて付与される。
物(1)と同時にグラフトさせると、得られるグラフト
ポリマーの親水性が向上し、ヘパリン等抗血栓剤がポリ
マー鎖中にとりこまれやすくなるために、抗血栓性が増
大するという効果が表れる。さらに、ポリマーの柔軟性
が増し、成形しやすくなり、また長時間使用して血液の
凝固が起こった場合でも、生じた血餅が付着しにくい等
の優れた特性もあわせて付与される。
これに対し本発明のポリマーと同じ構成成分をもつもの
でも、幹ポリマーに対してビニル化合物(1)及び(2
)がとりこまれていてもグラフト構造でないものや、あ
るいはブレンドされ結合してないものは医療用材料とし
て必要な物性を備えないか、あるいはヘパリン等抗血栓
剤が十分に結合せず本発明のような優れた抗血栓性を示
さない。
でも、幹ポリマーに対してビニル化合物(1)及び(2
)がとりこまれていてもグラフト構造でないものや、あ
るいはブレンドされ結合してないものは医療用材料とし
て必要な物性を備えないか、あるいはヘパリン等抗血栓
剤が十分に結合せず本発明のような優れた抗血栓性を示
さない。
また本発明に用いられる抗血栓剤であるヘパリンはナト
リウム塩等で供給される。このヘパリン以外の抗血栓剤
としては、ウロキナーゼ、TPA等の線溶性活性酵素、
スプレブトキナーゼ、トロンボモジュリン等が使用出来
る。
リウム塩等で供給される。このヘパリン以外の抗血栓剤
としては、ウロキナーゼ、TPA等の線溶性活性酵素、
スプレブトキナーゼ、トロンボモジュリン等が使用出来
る。
これらのなかでは効果、経済性、人手性等からヘパリン
、ウロキナーゼ等が優れている。
、ウロキナーゼ等が優れている。
本発明の方法では、幹ポリマーとしては、熱可塑性樹脂
、特に好ましくは、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸
ビニル、その他のモノマーとの共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフトしたポリマー
、これらポリマーの混合物、またこれらのポリマーに、
ポリマーの物性をそこなわない程度に可塑剤、安定剤等
を混合したもの等、種々の共重合体や混合物を用いるこ
とができる。これらの共重合体や混合物に於いて、その
塩化ビニルの含有量は0.1χから100χの範囲に含
まれていれば目的に応じて適宜選択できる。
、特に好ましくは、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸
ビニル、その他のモノマーとの共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフトしたポリマー
、これらポリマーの混合物、またこれらのポリマーに、
ポリマーの物性をそこなわない程度に可塑剤、安定剤等
を混合したもの等、種々の共重合体や混合物を用いるこ
とができる。これらの共重合体や混合物に於いて、その
塩化ビニルの含有量は0.1χから100χの範囲に含
まれていれば目的に応じて適宜選択できる。
このようなポリマーは、市販品として容易にかつ安価に
得られ、またグラフト活性化処理を施すことにより容易
に他の七ツマ−とグラフト重合しうる。
得られ、またグラフト活性化処理を施すことにより容易
に他の七ツマ−とグラフト重合しうる。
ビニル化合物(1)、及びビニル化合物(2)の該グラ
フト重合体中に於ける含有量は両者合わせて全グラフト
ポリマーの1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%
がよい。また、この範囲内でビニル化合物(1)とビニ
ル化合物(2)の含有量は、それぞれ0.5〜40重量
%の範囲で好ましく選択されるが、特に略等しいものが
好ましく用いられる。このようなグラフト率及びグラフ
ト中のビニル化合物(1)とビニル化合物(2)の比率
をもつグラフト重合体は、強度や可撓性等塩化ビニル含
有ポリマーの特質を失うことなく、あわせて医療用材料
として備えるべ0 き種々の特性もあわせて有するようになる。
フト重合体中に於ける含有量は両者合わせて全グラフト
ポリマーの1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%
がよい。また、この範囲内でビニル化合物(1)とビニ
ル化合物(2)の含有量は、それぞれ0.5〜40重量
%の範囲で好ましく選択されるが、特に略等しいものが
好ましく用いられる。このようなグラフト率及びグラフ
ト中のビニル化合物(1)とビニル化合物(2)の比率
をもつグラフト重合体は、強度や可撓性等塩化ビニル含
有ポリマーの特質を失うことなく、あわせて医療用材料
として備えるべ0 き種々の特性もあわせて有するようになる。
グラフト重合体は、塩化ビニル含有重合体をグラフト活
性化処理し、ビニル化合物(1)及びビニル化合物(2
)を添加して適当な重合方法で重合させることにより得
られる。
性化処理し、ビニル化合物(1)及びビニル化合物(2
)を添加して適当な重合方法で重合させることにより得
られる。
この際、グラフト活性化処理の方法としては例えば塩化
ビニル含有重合体の塩素原子を光照射等でラジカルを与
えやすい、例えばジチオカーバメイト基で置換する方法
等が好ましく用いられる。
ビニル含有重合体の塩素原子を光照射等でラジカルを与
えやすい、例えばジチオカーバメイト基で置換する方法
等が好ましく用いられる。
この方法はジメチルスルホキシド、シクロヘキサノン等
適当な有機溶媒に塩化ビニル重合体を溶かして、これに
アルカリ金属ジアルキルジチオカーバメイトを30〜7
0°C程度で反応させて、塩素原子の1〜10%程度を
ジチオカーバメイト基で置換することにより達成される
。この際の重合方法は光重合が好ましく用いられる。光
源としては通常の高圧水銀灯で十分である。溶媒として
は前述のようなものが適宜用いられる。
適当な有機溶媒に塩化ビニル重合体を溶かして、これに
アルカリ金属ジアルキルジチオカーバメイトを30〜7
0°C程度で反応させて、塩素原子の1〜10%程度を
ジチオカーバメイト基で置換することにより達成される
。この際の重合方法は光重合が好ましく用いられる。光
源としては通常の高圧水銀灯で十分である。溶媒として
は前述のようなものが適宜用いられる。
塩化ビニル含有ポリマー及び2種のビニル化合物の濃度
はそれぞれ1〜20重量%、好ましくは3〜10%程度
が適当であり、重合温度は常温で十分である。
はそれぞれ1〜20重量%、好ましくは3〜10%程度
が適当であり、重合温度は常温で十分である。
また、ビニル化合物(1)及びビニル化合物(2)をグ
ラフトする場合には同時にあるいは遂時にグラフトさせ
ることができる。また必要に応じて他のビニルモノマー
成分もあわせて使用することが出来る。
ラフトする場合には同時にあるいは遂時にグラフトさせ
ることができる。また必要に応じて他のビニルモノマー
成分もあわせて使用することが出来る。
グラフト活性化処理及び重合方法等は上記したものに限
定されるものではなく適宜他の方法も用いられる。
定されるものではなく適宜他の方法も用いられる。
かくして得られるグラフト重合体への抗血栓剤の反応は
以下のごとく行われる。
以下のごとく行われる。
まず、該グラフト重合体を1〜20%、好ましくは3〜
10%程度含む溶液中にガラス管、ガラス棒、その他適
当な表面及び形状を有する固体を浸して引き上げ乾燥し
てポリマーのみをはぎとることにより目的の形状のポリ
マーが、また適当に成形された塩化ビニル含有ポリマー
やポリウレタン等の合成樹脂表面にポリマー溶液を塗布
後乾燥することにより、該グラフト重合体をコートした
合成樹脂が得られる。成形は抗血栓剤の反応に先だって
行われる事がその成形操作上有効である。
10%程度含む溶液中にガラス管、ガラス棒、その他適
当な表面及び形状を有する固体を浸して引き上げ乾燥し
てポリマーのみをはぎとることにより目的の形状のポリ
マーが、また適当に成形された塩化ビニル含有ポリマー
やポリウレタン等の合成樹脂表面にポリマー溶液を塗布
後乾燥することにより、該グラフト重合体をコートした
合成樹脂が得られる。成形は抗血栓剤の反応に先だって
行われる事がその成形操作上有効である。
このようにして得られたポリマーをヘパリン、(その誘
導体を含む)等と反応させれば、容易に目的物が得られ
る。これはビニル化合物(1)のオキシスクシンイミド
基、あるいはベンゾトリアゾール基と抗血栓剤等のアミ
ン基との交換反応により行われ、アミド結合(−CON
H−)により強固に共有結合されるものと考えられる。
導体を含む)等と反応させれば、容易に目的物が得られ
る。これはビニル化合物(1)のオキシスクシンイミド
基、あるいはベンゾトリアゾール基と抗血栓剤等のアミ
ン基との交換反応により行われ、アミド結合(−CON
H−)により強固に共有結合されるものと考えられる。
これは具体的には、ウロキナーゼ等ポリペプチドの場合
は、該グラフトポリマーを一定濃度のウロキナーゼ等抗
血栓剤を含む水やホルムアミド等の中に浸し、反応させ
ることによりウロキナーゼ此等抗血栓剤化が達成される
。抗血栓剤の濃度は10%以下で十分であり、好ましく
は0.1〜3%である。また、加熱温度は常温〜100
°C1好ましくは常温〜70°Cであり、加熱時間は2
時間から数日間であり、好ましくは3〜24時間である
。
は、該グラフトポリマーを一定濃度のウロキナーゼ等抗
血栓剤を含む水やホルムアミド等の中に浸し、反応させ
ることによりウロキナーゼ此等抗血栓剤化が達成される
。抗血栓剤の濃度は10%以下で十分であり、好ましく
は0.1〜3%である。また、加熱温度は常温〜100
°C1好ましくは常温〜70°Cであり、加熱時間は2
時間から数日間であり、好ましくは3〜24時間である
。
次にヘパリンを抗血栓剤として用いる場合は、例えば該
グラフトポリマーとジアミン類(好ましくは、ジアミノ
プロパン、ジアミノプロパノール等の水溶性ジアミン類
)とまず反応させ(反応時間は数日間以内で、好ましく
は、1〜24時間である。)、次に触媒存在下(好まし
くはモルホリノエチルシクロヘキシルカルボジイミド光
等水溶性カルボジイミド等触媒存在下)ナトリウム塩の
ヘパリンを含む水溶液中等に浸し反応させる(反応時間
は数日間以内、好ましくは1〜24時間である。)こと
によりヘパリンによる抗血栓剤化が達成される。ヘパリ
ンの濃度は10%以下で十分で、好ましくは1〜3%で
ある。
グラフトポリマーとジアミン類(好ましくは、ジアミノ
プロパン、ジアミノプロパノール等の水溶性ジアミン類
)とまず反応させ(反応時間は数日間以内で、好ましく
は、1〜24時間である。)、次に触媒存在下(好まし
くはモルホリノエチルシクロヘキシルカルボジイミド光
等水溶性カルボジイミド等触媒存在下)ナトリウム塩の
ヘパリンを含む水溶液中等に浸し反応させる(反応時間
は数日間以内、好ましくは1〜24時間である。)こと
によりヘパリンによる抗血栓剤化が達成される。ヘパリ
ンの濃度は10%以下で十分で、好ましくは1〜3%で
ある。
ここで述べた成形、抗血栓剤化等の方法は前記の方法に
限定されることなく適宜他の方法を用いることができる
。
限定されることなく適宜他の方法を用いることができる
。
これらの方法によって得られる本発明のポリマーば従来
知られていたポリ塩化ビニル系の抗血栓性材料に比べて
著しく抗血栓性が向上し、またポリマーの柔軟性が増し
、成形しやすくなり、更に血餅が生じてもそれが付着し
にくい等の優れた特3 4 性を示し、またイオン結合ヘパリン等にみられるヘパリ
ン等抗血栓剤の流出もないことが明かとなった。
知られていたポリ塩化ビニル系の抗血栓性材料に比べて
著しく抗血栓性が向上し、またポリマーの柔軟性が増し
、成形しやすくなり、更に血餅が生じてもそれが付着し
にくい等の優れた特3 4 性を示し、またイオン結合ヘパリン等にみられるヘパリ
ン等抗血栓剤の流出もないことが明かとなった。
なお、本発明の医用高分子材料は、上記抗血栓性材料に
応用されるばかりではなく、診断薬、バイオリアクター
等の担体等としても利用することが可能と考えられ、本
材料の効果は大きい。
応用されるばかりではなく、診断薬、バイオリアクター
等の担体等としても利用することが可能と考えられ、本
材料の効果は大きい。
以下に実施例を示す。
実施例1
種々のジチオカーバメイト化塩ビ含有ポリマー(グラフ
トマーR−3、グラフトマーR−5:日本ゼオンKK製
)(ジチオカーバメイト化率約2モル%)をシクロヘキ
サノンに溶解し、メトキシポリエチレングリコールメタ
クリレート(MOPEGMと略す。n−5〜6またはn
−22〜26)とアクリロキシスクシンイミド(AO3
Iと略す。)を加え、光源内部浸漬型光反応装置中10
0に水銀灯照射し、各種のグラフト共重合体を得た。そ
の結果を表−1に示した。
トマーR−3、グラフトマーR−5:日本ゼオンKK製
)(ジチオカーバメイト化率約2モル%)をシクロヘキ
サノンに溶解し、メトキシポリエチレングリコールメタ
クリレート(MOPEGMと略す。n−5〜6またはn
−22〜26)とアクリロキシスクシンイミド(AO3
Iと略す。)を加え、光源内部浸漬型光反応装置中10
0に水銀灯照射し、各種のグラフト共重合体を得た。そ
の結果を表−1に示した。
このようにして得られた各種グラフト共重合体溶液を内
径8.8mm高さ75mmの試験管内にコーティングし
た(コーティング回数2回、乾燥温度70°C)。
径8.8mm高さ75mmの試験管内にコーティングし
た(コーティング回数2回、乾燥温度70°C)。
コーティング後メタノール中−昼夜抽出し、そしてヘパ
リン化の場合、この試験管を10%ジアミノプロパン水
溶液に一晩浸漬した後、触媒(モルホリノエチルシクロ
ヘキシルカルポジイミドメソトルエンスルホニツクアシ
ド)を含む2重量%のヘパリン化ナトリウムを含有する
水溶液に一晩浸漬してヘパリン化を行った。次いで蒸留
水にて洗浄、未結合ヘパリン及び残留塩を除去し、60
°CX4時間真空乾燥し試験に供する試験管を得た。ま
た次に上記グラフト共重合体をコーティングした試験管
を0,1χウロキナーゼ水溶液、及び2%アルブミン水
溶液に一晩浸漬してウロキナーゼ化、アルブミン化を行
った。その後上記と同じように調整試験に供する試験管
を得た。
リン化の場合、この試験管を10%ジアミノプロパン水
溶液に一晩浸漬した後、触媒(モルホリノエチルシクロ
ヘキシルカルポジイミドメソトルエンスルホニツクアシ
ド)を含む2重量%のヘパリン化ナトリウムを含有する
水溶液に一晩浸漬してヘパリン化を行った。次いで蒸留
水にて洗浄、未結合ヘパリン及び残留塩を除去し、60
°CX4時間真空乾燥し試験に供する試験管を得た。ま
た次に上記グラフト共重合体をコーティングした試験管
を0,1χウロキナーゼ水溶液、及び2%アルブミン水
溶液に一晩浸漬してウロキナーゼ化、アルブミン化を行
った。その後上記と同じように調整試験に供する試験管
を得た。
このようにして得られた各ポリマーコーティング試験管
を用いて血液に対するテスト(カルシウム再抽時間テス
ト)を行った結果を表−2に示した。
を用いて血液に対するテスト(カルシウム再抽時間テス
ト)を行った結果を表−2に示した。
MOPEGM及びAO5Iをグラフト成分として含むポ
リマーは何れも優れた抗血栓性を示した。またこの際、
比較例としてAO3Iの代わりに三級アミンを含むジメ
チルアミノエチルメタクリレートを用い重合し、エチル
ブロマイドで四級化した後に上記発明の合成物と同様に
コーティングしヘパリン化等の処理を行ったイオン結合
ヘパリンを有するものは、65°C三昼夜住理食塩水で
の抽出処理後、処理前に比べ、その抗血栓性が低下して
いることがわかる。これは抽出処理時におけるヘパリン
の溶は出しに起因するものと考えられた。これに比べ本
発明のヘパリン化ポリマーをコーティングしたものは、
抽出処理後も良好な抗血栓性を示している。
リマーは何れも優れた抗血栓性を示した。またこの際、
比較例としてAO3Iの代わりに三級アミンを含むジメ
チルアミノエチルメタクリレートを用い重合し、エチル
ブロマイドで四級化した後に上記発明の合成物と同様に
コーティングしヘパリン化等の処理を行ったイオン結合
ヘパリンを有するものは、65°C三昼夜住理食塩水で
の抽出処理後、処理前に比べ、その抗血栓性が低下して
いることがわかる。これは抽出処理時におけるヘパリン
の溶は出しに起因するものと考えられた。これに比べ本
発明のヘパリン化ポリマーをコーティングしたものは、
抽出処理後も良好な抗血栓性を示している。
その他、比較として試験したヘパリン化しないもの、未
処理塩ビボリマー(グラフトマーR−3)、及びガラス
を用いたもののカルシウム再抽時間は数分であった。
処理塩ビボリマー(グラフトマーR−3)、及びガラス
を用いたもののカルシウム再抽時間は数分であった。
なお上記のカルシウム再抽時間テストは、3.8χクエ
ン酸ソーダ水溶液の入った採血管に、人の腕から、クエ
ン酸ソーダ溶液−容に対し九容となる量採血し、0°C
で150Orpmの回転数で1o分間遠沈し、上記各種
材料でコーティング等された試験管中で通常のカルシウ
ム再抽時間のテスト法に従って行われた。(金井泉、金
井正光編著、臨床検査法提要、Vl−82金原出版株式
会社、昭和45年)以下余白 7 8 表 1 〔註〕
ン酸ソーダ水溶液の入った採血管に、人の腕から、クエ
ン酸ソーダ溶液−容に対し九容となる量採血し、0°C
で150Orpmの回転数で1o分間遠沈し、上記各種
材料でコーティング等された試験管中で通常のカルシウ
ム再抽時間のテスト法に従って行われた。(金井泉、金
井正光編著、臨床検査法提要、Vl−82金原出版株式
会社、昭和45年)以下余白 7 8 表 1 〔註〕
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂に、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1はHまたはCH_3、R_2は炭化水素鎖、又
は、ポリアミド鎖)で表されるビニル化合物及び一般式
▲数式、化学式、表等があります▼(R_1はH又はC
H_3、R_2はH、CH_3又はC_2H_5、nは
1〜30)で表されるビニル化合物をグラフト重合させ
ることを特徴とする医用高分子材料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2095105A JP2710444B2 (ja) | 1989-09-18 | 1990-04-12 | 医療材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-240211 | 1989-09-18 | ||
| JP24021189 | 1989-09-18 | ||
| JP2095105A JP2710444B2 (ja) | 1989-09-18 | 1990-04-12 | 医療材料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03188868A true JPH03188868A (ja) | 1991-08-16 |
| JP2710444B2 JP2710444B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=26436393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2095105A Expired - Fee Related JP2710444B2 (ja) | 1989-09-18 | 1990-04-12 | 医療材料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2710444B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8501212B2 (en) | 2010-03-12 | 2013-08-06 | Carmeda Ab | Immobilised biological entities |
| US8992963B2 (en) | 2008-09-15 | 2015-03-31 | Carmeda Ab | Immobilised biological entities |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63500079A (ja) * | 1985-07-08 | 1988-01-14 | バテル メモリアル インスティチュ−ト | アンチトロンビン活性表面を有する基材 |
| JPS63296762A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-02 | Res Dev Corp Of Japan | 抗血栓性材料の製造法 |
-
1990
- 1990-04-12 JP JP2095105A patent/JP2710444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63500079A (ja) * | 1985-07-08 | 1988-01-14 | バテル メモリアル インスティチュ−ト | アンチトロンビン活性表面を有する基材 |
| JPS63296762A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-02 | Res Dev Corp Of Japan | 抗血栓性材料の製造法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8992963B2 (en) | 2008-09-15 | 2015-03-31 | Carmeda Ab | Immobilised biological entities |
| US8501212B2 (en) | 2010-03-12 | 2013-08-06 | Carmeda Ab | Immobilised biological entities |
| US10842880B2 (en) | 2010-03-12 | 2020-11-24 | Carmeda Ab | Immobilised biological entities |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2710444B2 (ja) | 1998-02-10 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |