JPH0319000B2 - - Google Patents

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JPH0319000B2
JPH0319000B2 JP21617185A JP21617185A JPH0319000B2 JP H0319000 B2 JPH0319000 B2 JP H0319000B2 JP 21617185 A JP21617185 A JP 21617185A JP 21617185 A JP21617185 A JP 21617185A JP H0319000 B2 JPH0319000 B2 JP H0319000B2
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ram
oil
oil chamber
rod
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Masaru Orii
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Orii KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス機械において過負荷を防止す
る装置に関する。
(従来の技術) プレス機械は一般にテーブルに下型が配置さ
れ、この下型に対して上型が上下動してプレスを
行なうようになつている。上型は移動体に支持さ
れており、この移動体は上下方向に駆動されるラ
ムに支持されている。
ところで、ワークが下型の所定の位置に載せら
れなかつた場合等に、上記移動体および上型が、
所定ストロークの下降を阻止され、この時に過負
荷が生じてラムやラムを上下駆動する機構等が破
壊されてしまう。
そこで、油圧を利用して過負荷を防止する装置
が開発されている。一般的な過負荷防止装置は、
移動体をラムに対して上下移動可能に支持し、移
動体の内部に油室を形成し、この油室に油を充満
させている。そして、油が正常なプレス圧力以上
の圧力を受けた時に、外部へ逃げることによつ
て、過負荷を防止している。
また、他の特殊な過負荷防止装置として、実公
昭42−16388号公報に見られる装置がある。詳述
すると、ラムの下端部が球状になつており、この
下端部に移動体が上下移動可能に支持されてい
る。移動体の内部の油室は、弁機構によつて上下
2室に仕切られている。弁機構は、ラムに支持さ
れた弁体と、移動体の内周面に設けられた環状の
弁座とを有している。そして、下部油室の油が正
常なプレス圧力以上の圧力を受けた時に、この油
の体積が減少し、この減少によつて弁体が弁座か
ら離れ、このわずかな隙間から下部油室の油が上
部油室へ流れ込むことによつて、過負荷を防止す
るものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前者の従来装置では、移動体の油室の油を外部
へ逃がす構成であるので、外部に、移動体から逃
げた油を貯留するタンク、タンクから移動体へ油
を戻すポンプ、およびこれらタンクやポンプを油
室に連通するための油管等を必要とし、複雑で故
障が多い構造になつてしまう。
また、後者の装置では、油の体積減少により生
じたわずかな隙間を介して、下部油室の油が上部
油室へ逃げる構成であるので、油の移動が迅速に
行なわれず、過負荷防止を確実に果たすことがで
きない場合がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解消するためになされた
もので、その要旨は、上下方向に駆動されるラム
の下端部に、上型を支持する移動体が設けられ、
移動体の内部に油室が形成され、この油室に充満
した油が正常なプレス圧力以上の圧力を受けた時
に、この油が油室から逃げることによつて、過負
荷を防止する装置において、ラムは中空をなして
内部に油室を有し、この油室と上記移動体の油室
との間は弁機構によつて仕切られ、この弁機構
は、ラムの下端部に支持され弁口を有する弁座
と、この弁座の上方に配置され上下移動により弁
口の開閉を行なう弁体とを備え、ラムの内部には
上下移動可能にロツドが挿通され、このロツドの
下端部に上記弁体が設けられ、ロツドの上部には
付勢機構が連結され、この付勢機構によりロツド
が下方へ付勢されることにより、弁体が弁口を閉
じるようにしたことを特徴とするプレス機械の過
負荷防止装置にある。
(作用) 移動体の油室の油が、正常なプレス圧力以上の
圧力を受けた時に上記エアシリンダに付勢力に抗
して弁体を押し上げて弁口を開き、この弁口から
ラムの油室に逃げる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。本実施例は、過負荷防止装置を、いわゆる
ダイイングマシンと称される下部駆動方式のプレ
ス機械に適用したものである。このプレス機械は
第1図に示すように構成されている。詳述する
と、基台1には4本のガイドロツド2が上下方向
にスライド可能に支持されている。このガイドロ
ツド2は、基台1に設置されたモータ(図示しな
い)によつて上下移動されるようになつている。
すなわち、モータによつて回転される駆動軸3に
偏心輪4が固定されており、この偏心輪4は揺動
リンク5の上端部に回転可能にはめ込まれてい
る。揺動リンク5の下端部には回転可能にシヤフ
ト6がはめ込まれており、シヤフト6には連結ロ
ツド7を介して上記ガイドロツド2が連結されて
いる。
基台1の上端部にはテーブル8が形成されてお
り、このテーブル8には下型(図示しない)が設
置されている。
上記ガイドロツド2の上端部には、支持台10
が固定されている。この支持台10の中央部には
ラム11が固定されており、このラム11の下端
部には移動体12が支持されている。移動体12
の下側には上型(図示しない)が直接または他の
部材を介して間接的に支持されている。
次に、本発明の特徴部をなす過負荷防止装置に
ついて詳述する。第2図に示すように、移動体1
2は中空をなしており、内部に油室21を有して
いる。この油室21に、ラム11の大径をなす下
端部22が入り込んでいる。移動体12の上端開
口部の内周面には環状の支持部材22がねじ結合
により固定されており、この支持部材23には複
数のガイドピン24のヘツド部がねじ結合により
固定されている。このガイドピン24は支持部材
23の下方に突出し、ラム11の下端部22にス
ライド可能に挿入されている。上記の構成によ
り、移動体12はラム11に対して上下方向の移
動が可能となる。
上記ラム11は筒状をなし、内部にラム11の
軸方向に延びる油室26を有している。上記移動
体12の油室21には油Aが充満しており、ラム
11の油室26にも所定レベルまで油Aが収容さ
れている。上記油室21と油室26とは、弁機構
30により仕切られている。
上記弁機構30は、ラム11の下端部22にね
じ33で固定された弁座31と、この弁座31の
上方に配置された弁体32とを有している。弁座
31の中央には弁口34が形成されており、弁座
31の上面には弁口34と連なる収納凹部35が
形成されている。この収納凹部35は、弁口34
の上端周縁34aに連なる水平平坦面35aと、
垂直円筒面35bと、テーパ面35cとを有して
いる。弁体32は、互いにねじ38で連結された
上部構成体36と下部構成体37とを有してい
る。下部構成体37の下面には突起39が形成さ
れており、この突起39は外周にテーパ面39a
を有している。上部構成体36の外周にはガイド
フランジ40が形成されている。ガイドフランジ
40はラム11の内周面に接しており、弁体32
がラム11に対して安定して上下移動するように
なつている。ガイドフランジ40には複数の切欠
40aが形成されており、油の流通を可能にして
いる。
上記弁体32の上部構成体36には、ねじ孔4
1が形成されており、このねじ孔41にロツド4
2の下端部がねじ結合により固定されている。ロ
ツド42は、筒状に形成され、ラム11内におい
てこのラム11と同心をなして挿通されている。
第3図に示すように、上記ロツド42は、ラム
11より上方に突出しており、この突出部にエア
シリンダー50(付勢機構)のピストン54が連
結されている。エアシリンダー50は、筒体51
と、この筒体51の上下端の開口を閉塞する端板
52,53と、筒体51内をスライドするピスト
ン54と、ピストン54によつて仕切られた上部
室50aおよび下部室50bとを有している。上
記端板52,53の中央部には上記ロツド42が
スライド可能に貫通している。このロツド42に
は、固定部材55が固定されており、この固定部
材55にねじ56で上記ピストン54が連結され
ている。また、下部端板53の下面には筒部53
aが形成され、この筒部53aがラム11の上端
部にねじ結合されることにより、下部端板53が
ラム11に固定されている。各端板52,53に
は、流通ポート57,58が形成されており、こ
れら流通ポート57,58には、圧縮エア発生源
80からの圧縮エアが調圧弁81および5ポート
電磁切換弁82を介して選択的に供給されるよう
になつている。下部端板53には油流通孔59が
形成されており、油流通孔59には油Aのレベル
を測定する透明な測定管90がねじ付けられてい
る。
第2図に示すように、上記弁体32には、油A
をラム11の油室26から移動体12の油室21
に送るためのポンプ60が設けられている。この
ポンプ60は、プランジヤー61と2つの逆止弁
62,63とを有している。プランジヤー61
は、上記ロツド42に上下移動可能に挿通してい
る。弁体32の上部構成体36には、ねじ孔41
と連通する支持孔64が軸方向に沿つて形成され
ており、この支持孔64に、上記プランジヤー6
1の小径の下端部61aがスライド可能に挿入さ
れている。逆止弁62,63は、ボールとコイル
スプリングを備えている。弁体32の側部に設け
られた一方の逆止弁62は、上記支持孔64とラ
ム11の油室26との間に設けられている。ま
た、弁体32の下部に形成された他方の逆止弁6
3は、支持孔64と移動体12の油室21との間
に設けられている。
上記ポンプ60は、第3図のエアシリンダー7
0(駆動機構)によつて、駆動されるものであ
る。このエアシリンダー70は、前述したエアシ
リンダー50の上方に配置されており、筒体71
と、この筒体71の上下端の開口を閉塞する端板
72,73と、筒体71内をスライドするピスト
ン74と、ピストン74によつて仕切られた上部
室70aおよび下部室70bとを有している。下
部端板73の下面にはねじ孔73aが形成され、
このねじ孔73aに、ロツド42の上端部がねじ
結合されることにより、エアシリンダー70全体
がロツド42に固定されている。また、下部端板
73の下面には縦穴73bが形成されており、こ
の縦穴73bに、前記エアシリンダー50の上部
端板52にねじ付けられたガイドピン75がスラ
イド可能に挿入され、これにより、エアシリンダ
ー70がロツド42とともにラム11およびエア
シリンダー50に対して安定して上下移動するよ
うになつている。下部端板73の中央部にはプラ
ンジヤー61がスライド可能に貫通しており、こ
のプランジヤー61の上端部には、ナツト76で
上記ピストン74が連結されている。各端板7
2,73には、流通ポート77,78が形成され
ており、これら流通ポート77,78には、圧縮
エア発生源80からの圧縮エアが調圧弁83、お
よび5ポート電磁切換弁84を介して交互に供給
されるようになつている。
上記エアシリンダー50の上部端板52の上面
には近接スイツチ91が設置されており、このス
イツチ65は、エアシリンダー70の下部端板7
3が上下移動することによつてON、OFFされ、
モータの駆動および停止、上記電磁切換弁84の
切り換え作動を行なうようになつている。
また、エアシリンダー70の筒体71の外周面
の上下2箇所には、近接スイツチ92,93が設
けられている。この近接スイツチ92,93は、
ピストン74の外周面ははめ込まれたマグネツト
リング94の上下移動によつてON、OFFされ、
上記電磁切換弁84の切り換え作動を行なうよう
になつている。なお、上記筒体71は非磁性材料
たとえばアルミにより形成されている。
第2図に示すように、移動体12は試運転の際
に役立つ手段を有している。すなわち、移動体1
2には圧縮エアが流入するための流通孔27が形
成されており、ラム11の下端部22の上面に
は、この流通孔27と連通する凹部28が形成さ
れている。
上記構成において、モータの駆動により、偏心
輪4が回転すると、揺動リンク5が揺動しながら
上下移動し、これに伴ないガイドロツド2、支持
台10、ラム11、移動体12が上下移動し、移
動体12の下降時に、移動体12に設けられた上
型と、基台1のテーブル8に設けられた下型によ
り、下型に載せられたワークのプレスが行なわれ
る。
上記の正常運転時には、圧縮エア発生源80か
らの圧縮エアが、調圧弁81、電磁切換弁82を
介してエアシリンダー50の上部流通ポート57
から上部室50aに供給され、ピストン54が下
方に付勢されている。この時、下部室50bは下
部流通ポート58から電磁切換弁82を介して外
気と連通している。上記ピストン54の付勢力
は、ロツド42を介して弁体32に伝達され、こ
の結果、弁体32の下部構成体37は収納凹部3
5内に収納され、そのテーパ面39aが弁口34
の上端周縁34aに当たつて、この弁口34を閉
塞している。この閉塞状態では、下部構成体37
の下面37aが弁座31の水平平坦面35aから
離れている。また、下部構成体37の外周面37
bは、若干の隙間(図示しない)を介して収納凹
部35の垂直円筒面35bに対向している。
正常なプレスの時に発生する圧力は上型から移
動体12、油室21内の油Aを介して弁体32に
伝えられるが、この弁体32は上述したようにエ
アシリンダー50によつて下方に付勢されている
ので、上記油Aの圧力に耐え、弁口34を閉じた
ままである。したがつて、ラム11の下降に伴な
う力が、油Aを介して移動体12および上型に伝
達され、上記ワークを確実にプレスすることがで
きる。
下型の正常位置にワークが設置されない場合
等、何等かの異常が発生すると、移動体12が正
規の下降ストロークに達する前に下降を阻止され
る。この時、ラム11は下降し続けるため、移動
体12の油室21内の油Aは正常なプレス圧力以
上の圧力を付与される。すると、この油圧により
弁体32を上方に付勢する力がエアシリンダー5
0の付勢力を上回り、弁体32が瞬時に上方に移
動する。この際、弁体32が上方に僅かに移動す
ると、弁体32の受圧面積は弁口34の面積から
下部構成体37の下面37aの面積に一挙に拡大
し、さらに強い上昇力が生じて弁体32は高速で
上方へ移動する。弁体32が上昇すると、ロツド
42およびエアシリンダー70全体が上昇し、こ
のエアシリンダー70の下部端板73が近接スイ
ツチ91から離れ、この近接スイツチ91が
OFFとなる。この結果、モータの駆動が停止し
てプレス機械の運転が停止するとともに、電磁切
換弁82が切り換え作動して、エアシリンダー5
0の上部室50aの圧縮エアを外部へ逃がし、下
部室50bに圧縮エアを供給する。これにより、
弁体32は高速でさらに上方に引き上げられ、弁
口34から離れた状態を維持される。
上記弁体32の上昇の際、ガイドフランジ40
に切欠40aが形成されていてラム11の油室2
6内の油Aが流通するので、この油Aの抵抗を受
けることなく、弁体32の上昇を行なえる。
上記弁体32の上昇の過程で、ラム11は下降
し続け、上記近接スイツチ91のOFF作動によ
り停止する。この停止時に弁座31と移動体12
の底部との間隔は通常より狭くなつている。
上記のように、移動体12が停止し、ラム11
が下降している時、移動体12の油室21内の油
Aが開放された弁口34からラム11の油室26
へと逃げるため、ラム11には大きな反力(過負
荷)が付与されず、この結果、上型、下型、ラム
11が破壊されたり、ラム11を上下駆動する機
構すなわち、ガイドロツド2や揺動リンク4等が
破壊されるのを防止できる。また、油が油管を介
して外部へ逃げる従来装置に比べて構成が簡単に
なる。
上記のように、移動体12の油室21からラム
11の油室26へ油Aが逃げるため、油室26で
の油Aのレベルが上がり、油流通孔59を経て測
定管90へ入り込む。したがつて、測定管90を
観察することによつて、油Aが所定量油室21,
26に収容されているか否かを容易に確認するこ
とができる。
この後、近接スイツチ91と並列をなしてモー
タに接続された手動スイツチ(図示しない)を、
断続的にON操作し、モータを短時間ずつ間欠駆
動することにより、ラム11を上昇させる。する
と、このラム11の下端部22が支持部材23に
当たつて、移動体12が持ち上げられ、上型が下
型から離れる。この時、移動体12の底部と弁座
31とは正常な間隔に戻る。また、ラム11の油
室26の油Aの一部が、重力の作用で自然に移動
体12の油室21へ戻る。したがつて、油Aの戻
し作業に特別な作動を必要とせず、外部に戻し用
のポンプが不要なので構成も簡単である。
次に、近接スイツチ91と並列をなして電磁切
換弁82に接続される手動スイツチ(図示しな
い)を、ON操作して、電磁切換弁82を切り換
えることにより、エアシリンダー50の下部室5
0bの圧縮エアを抜くとともに、上部室50aに
圧縮エアを供給する。すると、ロツド42および
弁体32が下方に移動し、この弁体32で再び弁
口34を閉じる。なお、弁体32の下部構成体3
7の外周面37bと弁座31の垂直円筒面35b
との間に、隙間が形成されるから、上記弁体32
は油Aの抵抗をうけることなく、弁座に着地する
ことができる。また、上記ロツド42の下降に伴
ない、エアシリンダー70の下部端板73が近接
スイツチ91に近付き、この近接スイツチ91を
再びONにするため、モータが駆動して正常な運
転を開始する。
移動体12の油室21内の油Aが外部に漏れ、
油室21内を完全に満たしていないと、正常運転
の際にプレス圧力が低下し、良好なプレスを行な
えなくなる。そこで、ポンプ60により、油室2
6の油Aを油室21へ補給する。詳述すると、エ
アシリンダー70のピストン74が最上位に達し
た時、ピストン74の外周面にはめ込まれたマグ
ネツトリング94が上部の近接スイツチ92に近
付いてこれをONにし、これにより電磁切換弁8
4が切り換えられ、圧縮エアが上部室70aに供
給されるとともに下部室70bから圧縮エアが外
部に放出される。すると、ピストン74が下降す
る。ピストン74が最下位に達した時、下部の近
接スイツチ93がONになり、電磁切換弁84が
切り換えられ、圧縮エアが下部室70bに供給さ
れるとともに、上部室70aから圧縮エアが外部
に放出される。すると、ピストン74が上昇す
る。このようにして、ピストン74が往復移動
し、これに伴ない、プランジヤー61が往復移動
し、この結果、油室26の油Aは逆止弁62,6
3を通つて油室21に供給される。油室21が油
Aで充満すると、この油Aの抵抗によつて上記ポ
ンプ60が停止する。
ポンプ60は弁体32に設けられ、そのプラン
ジヤー61がロツド42内を貫通してエアシリン
ダー70に連結されているため、外部に補給用の
ポンプを設置する場合に比較して構成が簡単にな
る。
本実施例のプレス機械では、実際にプレスを行
なわずに、各機構の運動が正常か否かを試験する
ことができる。詳述すると、まず、近接スイツチ
91と直列をなして電磁切換弁82に接続された
手動スイツチ(図示しない)をOFF操作して、
電磁切換弁82を切り換えることにより、エアシ
リンダー50の下部室50bに圧縮エアを供給し
て弁体32を上方へ移動させておき、油Aが弁口
34を介して流通可能にしておく。次に、圧縮エ
アを、移動体12の流通孔27からラム11の下
端部22の凹部28を経て、支持部材23とラム
11の下端部22との間に供給し、移動体12を
引き上げる。移動体12が引き上げられた状態
で、モータを駆動し、ラム11、移動体12およ
び上型を上下移動させ、これと同時に、プレス機
と協働するワーク搬送装置を運転し、プレス機お
よびワーク搬送装置の動きが正常か否かを判断す
る。この際、上型は下型に達せず、プレス加工を
行なわない。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が
可能である。例えば、本発明の過負荷防止装置
は、上部駆動方式のプレス機械にも適用できるこ
とは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ラムが
中空をなしていて内部に油室が形成されており、
移動体の油室からラムの油室へ油が逃げることに
より過負荷を防止するものである。したがつて、
外部へ油を逃がす装置に比べて、構造が簡単にな
る。上記両油室を仕切る弁機構は、弁体が弁座の
上方に配置されるとともに、付勢機構によりロツ
ドを介して下方に付勢されるように構成されてお
り、移動体の油室の油圧が正常なプレス圧力以上
の圧力に達した時に弁口を開くため、過負荷を確
実に防止することができる。また、ラムの油室の
油を重力により自然に移動体の油室に戻す構成を
採用することが可能となり、さらに構成の簡略化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はプレス機械の正面図、第2図はラムの下部と移
動体を示す拡大縦断面図、第3図はラム11の上
部を示す拡大縦断面図である。 11……ラム、12……移動体、21……移動
体の油室、26……ラムの油室、30……弁機
構、31……弁座、32……弁体、34……弁
口、42……ロツド、50……エアシリンダー
(付勢機構)、A……油。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下方向に駆動されるラムの下端部に、上型
    を支持する移動体が設けられ、移動体の内部に油
    室が形成され、この油室に充満した油が正常なプ
    レス圧力以上の圧力を受けた時に、この油が油室
    から逃げることによつて、過負荷を防止する装置
    において、ラムは中空をなして内部に油室を有
    し、この油室と上記移動体の油室との間は弁機構
    によつて仕切られ、この弁機構は、ラムの下端部
    に支持され弁口を有する弁座と、この弁座の上方
    に配置され上下移動により弁口の開閉を行なう弁
    体とを備え、ラムの内部には上下移動可能にロツ
    ドが挿通され、このロツドの下端部に上記弁体が
    設けられ、ロツドの上部には付勢機構が連結さ
    れ、この付勢機構によりロツドが下方へ付勢され
    ることにより、弁体が弁口を閉じるようにしたこ
    とを特徴とするプレス機械の過負荷防止装置。
JP21617185A 1985-10-01 1985-10-01 プレス機械の過負荷防止装置 Granted JPS6277200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21617185A JPS6277200A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 プレス機械の過負荷防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21617185A JPS6277200A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 プレス機械の過負荷防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6277200A JPS6277200A (ja) 1987-04-09
JPH0319000B2 true JPH0319000B2 (ja) 1991-03-13

Family

ID=16684397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21617185A Granted JPS6277200A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 プレス機械の過負荷防止装置

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US5208435A (en) * 1991-11-25 1993-05-04 Sequa Corporation Lightweight ram for bodymaker

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JPS6277200A (ja) 1987-04-09

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