JPH03192156A - アルカリブルー顔料組成物 - Google Patents

アルカリブルー顔料組成物

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JPH03192156A
JPH03192156A JP1329555A JP32955589A JPH03192156A JP H03192156 A JPH03192156 A JP H03192156A JP 1329555 A JP1329555 A JP 1329555A JP 32955589 A JP32955589 A JP 32955589A JP H03192156 A JPH03192156 A JP H03192156A
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blue pigment
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Yasuo Tomii
富井 保雄
Keiki Suganami
菅波 敬喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水性系の塗料、印刷インキ等に利用する青色
顔料ならびに黒色用トーニング剤として適するアルカリ
ブルー顔料組成物に関するものである。
(従来の技術) アルカリブルー顔料は、アミノ基やスルホン基をもつ極
性が強く、着色力の強い、透明性の高い顔料である。通
常アルカリブルー顔料は、極性がきわめて強いため、通
常の乾燥法による場合は強い凝集を起こし、硬い凝集物
を形成することが既に知られている。その結果、水性系
の塗料、印刷インキ等に分散し難く、また十分な着色が
得られなくなる。
十分な着色を得るために、アルカリブルー顔料の含水ブ
レスケーキを用いて油性フェス中へ分散を行う方法もあ
るが、通常プレスケーキの顔料分は40%以下と低く、
水性系の顔料や印刷インキ等の分散媒としての展色剤に
制限がある。
さらに、一般にアルカリブルー顔料は耐光性が悪いこと
も既に知られている。
その結果塗料、印刷インキ等へのアルカリブルー顔料の
適応が制限されている。
それ故、有効顔料濃度が高く、かつ易分散で保存中に安
定した着色力の得られる、耐光性の良いアルカリブルー
顔料が望まれている。
アルカリブルー顔料の水性系塗料、あるいは印刷インキ
での着色力の向上を目的とする処理方法として、特開昭
55−139,458号に水溶性のマレイン酸樹脂、ア
ルキド樹脂、メラミン樹脂などで処理する方法、特開昭
57−121.060号に水溶性のマレイン酸樹脂、ア
ルキド樹脂、フェノール樹脂、トリメチロールプロパン
などで処理する方法が示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これ等の水溶性樹脂で処理したアルカリ
ブルー顔料組成物では、水性系の展色剤中に他種顔料と
ともに分散混合した際、保存過程でアルカリブルー顔料
の着色力が低下してしまう。
また、水溶性樹脂で処理することによって耐光性が低下
してしまうという欠点がある。
本発明の目的は、これらの欠点を改善し製造過程で凝集
せず、水性系の展色剤に分散が容易で他種顔料とともに
分散混色しても、保存中に着色力が低下しにくく、かつ
展色物も光によって退色しにくい、水性系塗料、印刷イ
ンキに適するアルカリブルー顔料組成物を提供すること
である。
(課題を解決するための手段) 本発明のアルカリブルー顔料組成物の出発原料であるロ
ーズアニリン誘導体の硫酸化物(以下原料と称する)は
下記一般式[11で示されるローズアニリン誘導体であ
る。
(式中XI、X2.X3.およびx4は水素または炭素
数1〜3個のアルキル基を、R1およびR2は水素また
はフェニル基または炭素数1〜3個のアルキル基置換フ
ェニル基である。)微粒子試親水性シリカとは、湿式法
による平均粒子径10Pm以下の超微粒子珪酸で、その
組成物は5i02・n R20で表わされるものである
第二銅塩類とは塩化第二銅や硫酸第二銅、酢酸銅などの
第二銅イオンと無機酸あるいは有機酸との塩である。
アルカリ可溶性スチレン−アクリル、あるいはスチレン
−マレイン酸共重合物とは下記一般式%式% (式中R3は水素または炭素数1〜5個のアルキル基で
あり、R4は水素またはカルボン酸基である。
原料をアルカリ水溶液に溶解させる場合のアルカリとし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の無機アルカリでも、有機アミン、アンモニアの
いずれでもよい。
さらに、酸処理に用いる酸としては、塩酸、硫酸、燐酸
のような無機酸、あるいは酢酸、クエン酸のような有機
酸でもよい。
本発明の実施に関しては、原料の水性スラリーにpH1
1以上になるようにアルカリ水溶液を加え、50〜10
0°C9好ましくは90〜100°Cに加熱、攪拌する
と原料は褐色を呈して溶解する。
この溶液に原料固型分100重量部に対して固型分10
乃至50重量部の範囲の比率で微粒子状親水性シリカを
加えて攪拌する。このとき、微粒子試親水性シリカの添
加量が10重量部より少ない場合は耐光性が低下し、5
0重量部より多い場合は処理剤により希釈され、顔料濃
度が低下し、十分な着色力が得られない。
さらに原料固型分100重量部に対して、5乃至15重
量部の範囲の比率で第二銅塩類を加えて攪拌する。この
とき第二銅塩類の添加量が5重量部より少ない場合や、
15重量部より多い場合は、分散安定性と耐光性が低下
してしまう。
さらに原料固型分100重量部に対して、10乃至10
0重量部の範囲の比率でアルカリ可溶性スチレン−アク
リル、あるいはスチレン−マレイン酸共重合物を加え、
15〜100″Cに加熱して攪拌する。このとき、アル
カリ可溶性スチレン−アクリル、あるいはスチレン−マ
レイン酸共重合物の添加量が10重量部より少ない場合
は着色力が低下し、100重量部より多い場合は耐光性
が低下する。
そののち、この溶液に無機または有機の酸を加えpHを
酸性側に、好ましくはpHf!:4以下にし、40−8
0’C好ましくは50〜70’ Cに加熱し、攪拌する
と沈澱物を生成する。この酸性スラリーを90〜100
°Cで15分以上加熱し、生成した沈澱物を濾過し、水
洗し、残;iを100°C以下で乾燥し、粉砕すること
により、水性系の分散媒に適用できかつ分散媒中で安定
した着色力と展色物の光による退色の少ないアルカリブ
ルー顔料組成物を得ることができる。
本発明によるアルカリブルー顔料組成物を水性系印刷イ
ンキ等に分散した場合、着色力の低下展色物の光による
退色、さらに保存中に発生する着色力の低下等の欠点が
著しく改良された、すぐれたものであった。
(実施例) 以下に実施例を示す。実施例中、「部」および「%」と
は重量基準で示す。
実施例における濃度測定は光散乱方式による色差計で明
度りを測定した。
実施例1 原料40部を含む水性スラリーに、水120部に水酸化
ナトリウム15部を添加し、攪拌しながら、100°C
に溶解する。原料は褐色の水溶液となる。このアルカリ
溶液に平均粒子径2.57−1mの親水性シリカ10部
と塩化第二銅4部とを加え攪拌した後平均分子量250
0、酸化175のスチレン−マレイン酸共重合物を10
部加え攪拌する。
冷水を加えて70°Cまで冷却しこの溶液を70°Cの
1.″L%塩酸水溶液600部中に加えて酸性スラリー
として顔料を析出させる。攪拌しながら90〜100°
Cで15分間加熱したのち、水を加え、50°C以下に
冷却し、析出した沈澱物を濾過した。沈澱物を洗浄水の
pHが5以上になるまで50°Cの温水で洗浄、含水ペ
ースト7I!:80°C以下で乾燥、サンプルミルで粉
砕した。これにより原料固型分100部に対して25部
の割合の微粒子状親木性シリカと10部の割合の塩化第
二銅と25部の割合のスチレン−マレイン酸共生合物と
で処理した微粉状アルカリブルー顔料組成物が得られた
実施例2 原料の水性スラリーにスチレン−マレイン酸共重合物の
代わりに平均分子量10,000、酸価195のスチレ
ン−アクリル共重合物を添加して実施例1と同様の処理
を行った。
実施例3 微粒子状親水性シリカとして平均粒子径1.51mの親
水性シリカを用い、実施例1と同様の処理を行なった。
実施例4 原料の水性スラリーにスチレン−マレイン酸共重合物の
代わりに平均分子量10,000、酸価】95のスチレ
ン−アクリル共重合物を添加しさらに、塩化第二銅の量
を6部に変えて添加し、実施例1と同様の処理を行なっ
た。
比較例1 原料の水性スラリーに微粒子状親水性シリカと塩化第二
銅とアルカリ可溶性のスチレン−マレイン酸共重合物と
を添加しないで実施例1と同様の処理を行なった。
比較例2 原料の水性スラリーに微粒子状親水性シリカと塩化第二
銅とを添加しないで、スチレン−無水マレイン酸共重合
物のみを添加し、実施例1と同様の処理を行なった。
比較例3 原料の水性スラリーに塩化第二銅とアルカリ可溶性のス
チレン−マレイン酸共重合物を添加しないで微粒子状親
水性シリカのみを添加し、実施例1と同様の処理を行な
った。
比較例4 原料の水性スラリーに微粒子状親水性シリカとアルカリ
可溶性のスチレン−マレイン酸共重合物とを添加しない
で、実施例1と同様の処理を行なった。
以上の実施例1乃至4および比較例1乃至4で得られた
アルカリブルー顔料組成物を顔料分で1部と水性用白色
インキベース70部とを混合しさらにガラスピーズを6
0部加えてデイシルバーで30分間分散後、水性用ワニ
ス28部と、イソプロパツール2部とを混合し、水性イ
ンキを調製した。
このように調製した水性インキを0.50mmパーコー
ダーでカルトン紙に展色し、濃度測定を行った。
展色物については、直射日光に一ケ月間暴露試験を行な
い濃度変化を調べた。
また、調製した水性インキについては、50°Cで一ケ
月間保存後試験を行ない、濃度変化を調べ保存安定性を
比較した。
実施例1乃至4および比較例1乃至4の結果を表1に示
す。濃度の評価値は、色差計で測定した明度差ΔLによ
って表わされ、−値が得られるものを濃度があるとして
評価した。
表1から、スチレン−マレイン酸共重合物での処理だけ
では光に対しての着色力が低下し、親水性シリカでの処
理だけでは着色力が低下し、第二銅塩類での処理だけで
は着色力がやや低いことがわかる。すなわち、スチレン
−マレイン酸あるいはスチレン−アクリルの共重合物、
またはその両者と親水性シリカと第二銅塩類との処理に
より、より大きな着色力をもち、保存によっての着色力
の変化の少なく、かつ光に対しての着色力の変化も少な
いアルカリブルー顔料組成物を得ることができる。
比較例5 原料の水性スラリーに添加する、スチレン−マレイン酸
共重合物の量を2部に変えて、実施例1と同様の処理を
行なった。
比較例6 原料の水性スラリーに添加する、スチレン−マレイン酸
共重合物の量を60部に変えて、実施例1と同様の処理
を行なった。
比較例7 原料の水性スラリーに添加する、平均粒子径2.51m
の親水性シリカの量を2部に変えて、実施例1と同様の
処理を行なった。
比較例8 原料の水性スラリーに添加する、平均粒子径2.57a
mの親水性シリカの量を28部に変えて、実施例1と同
様の処理を行なった。
比較例9 原料の水性スラリーに添加する、塩化第二銅の量を0.
4部に変えて、実施例1と同様の処理を行なった。
比較例10 原料の水性スラリーに添加する、塩化第二銅の量を12
部に変えて、実施例1と同様の処理を行なった。
比較例5乃至10の結果を表2に示す。
表2から、スチレン−マレイン酸共重合物の添加量が1
0部未満の場合着色力が低下し、100部を超えると光
に対しての着色力の低下が大きくなることがみられる。
また、微粒子状親水性シリカの添加量が10部未満の場
合、光に対しての着色力の低下が大きくなり、50部を
こえると着色力の低下がみられる。
さらに、塩化第二銅の添加量が5部未満の場合光に対し
ての保存中の着色力の低下が大きくなり、15部を超え
るとインキ保存中の着色力の低下が大きくなることがみ
られる。
(発明の効果) 以上のように、ローズアニリン誘導体の硫酸化物を特定
量の微粒子状親水性シリカとアルカリ可溶性スチレン−
マレイン酸あるいはスチレン−アクリル共重合物または
その両者と塩化第二銅とで処理することにより、顔料粒
子間の凝集を防止し、すぐれた着色力とインキ保存時の
安定した着色、および良好な耐光性をもつ、水性塗料ま
たは印刷インキ用アルカリブルー顔料組成物を得ること
ができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、X1、X2、X3、およびX4は水素または炭
    素数1〜3個のアルキル基であり、R1およびR2は水
    素またはフェニル基または、炭素数1〜3個のアルキル
    基置換フェニル基である) で示されるローズアニリン誘導体の硫酸化物に、その1
    00重量部に対して、(1)10乃至50重量部の範囲
    の比率で微粒子状親水性シリカと(2)5乃至15重量
    部の範囲の比率で第二銅塩類とを加えて処理し、さらに
    (3)10乃至100重量部の範囲の比率で一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中R3は水素または炭素数1〜5個のアルキル基で
    あり、R4は水素またはカルボン酸基である) で示されるアルカリ可溶性のスチレン−アクリルあるい
    はスチレン−マレインの酸共重合物を加えて処理するこ
    とを特徴とする水性系で分散安定性がすぐれ、かつ耐光
    性の良好なアルカリブルー顔料組成物の製造方法
  2. (2)請求項1記載の方法によつて製造した水性系で分
    散安定性がすぐれ、かつ耐光性の良好なアルカリブルー
    顔料組成物
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