JPH0319372Y2 - - Google Patents

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JPH0319372Y2
JPH0319372Y2 JP14361386U JP14361386U JPH0319372Y2 JP H0319372 Y2 JPH0319372 Y2 JP H0319372Y2 JP 14361386 U JP14361386 U JP 14361386U JP 14361386 U JP14361386 U JP 14361386U JP H0319372 Y2 JPH0319372 Y2 JP H0319372Y2
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piston
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えばワクチンなどの噴霧流体を定
量だけ霧化状態として噴霧するためのノズル装置
に関する。
〔考案の背景〕
各種動物の伝染病を予防するために種々のワク
チンが用いられている。ワクチンの投与は病原体
の感染様式により種々の方法が採られており、あ
る種のワクチンは動物の鼻腔内に液状ワクチンを
霧状とし、投与する方法が採られている。この種
のワクチン投与作業では、常に定量のワクチンが
正確に連続して投与されることが望ましい。
〔従来の技術〕
定量のワクチンを噴霧投与することは可能であ
るが、連続的に定量を正確に噴霧投与することは
従来の一般的なノズルによると不可能である。こ
のような実情から、定量連続供給式のノズル装置
が望まれている。
そこで、実用新案登録出願人は、実願昭59−
133084号(実開昭61−48720号)により、ワクチ
ンなどの液体の定量連続供給可能な噴霧式ノズル
装置を提供することを目的として、装置本体の内
部に往復運動可能なピストンを組み込み、このピ
ストンをトリガー操作に伴い圧力流体によつて移
動させ、その移動空間の内部で液体を計量し、そ
の計量後の液体のみを噴射時に霧化状態として加
圧供給できるようにした定量供給ノズル装置を既
に提案している。
しかし、その定量供給ノズル装置では、第1ピ
ストンとピストン室内周壁との間、および第2ピ
ストンと計量室周壁との間にピストンリングを介
して、それぞれ摺接部分が設けられているため、
摺接抵抗が大きくなり、したがつて、この第1ピ
ストンおよびこれと一体の第2ピストンの摺動の
動作速度が遅くなつてしまうという問題があつ
た。さらに、加圧流体の圧力は、第1ピストンの
前端面に作用し、一方噴霧流体の圧力は第2ピス
トンの後端面に作用するようになつているが、こ
の第1ピストンの受圧面積と、第2ピストンの受
圧面積との間に差異があるため、所定の噴射圧を
出すためには、受圧面積の差異を考慮に入れ、供
給圧から計算して出さなければならない。したが
つて、噴射圧を調節して変化させた場合は、それ
に応じて受圧面積の差異を考慮に入れて供給圧を
いくらにするかいちいち求めなければならず、よ
つて噴射圧の調節が困難であつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上述した問題点に鑑みなされ
たもので、ピストン移動動作を迅速に行えるよう
にするとともに噴射圧の調節が容易に行えるよう
にした定量供給ノズル装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
そこで、本考案の定量供給ノズル装置は、先の
出願において、第1ピストンとした部分を単なる
スプリング受けとし、これと一体で計量室内のピ
ストンに直接圧力流体を作用させる構成とした。
これによつて、ピストンと一体部分の摺接部分
が少なくなり、結果的にピストンの移動速度を速
くできる。また、圧力流体からの圧力を受けるス
プリング受けおよびピストンの受圧面積と、噴霧
流体を加圧するピストンの加圧面積とがほぼ等し
く設定されていて、圧力流体の供給圧が噴霧流体
の加圧力とほぼ等しくなるため、噴射圧の調節も
容易に行える。
〔実施例〕
まず、第1図は、本考案の定量供給ノズル装置
1の全体的な構成を示している。
この定量供給ノズル装置1は、装置本体2の先
端側に、着脱自在に取り付けられた噴霧部3、お
よび装置本体2の後端部分に、着脱ナツト4によ
つて同様に着脱自在に取り付けられた計量室5を
備えている。前記装置本体2は、下端部分に圧力
流体6を取り入れるための接続口7を有してお
り、またトリガー8を支軸9によつて揺動自在に
備えている。
次に、第2図は、装置本体2の内部とともに、
本考案の要部としての噴霧部3および計量室5の
構造を示している。
前記装置本体2には接続口7に通じる通路10
が形成されており、この通路10の中間部分には
スプリング11aで付勢されたボール弁11およ
び弁シート12が固定ナツト13により組み込ま
れている。そして、この弁シート12および固定
ナツト13は、中心位置で前記トリガー8によつ
て駆動されるトリガーロツド14を摺動自在に保
持している。
また、装置本体2の後端部分にピストン室15
が一体的に形成されており、この開口面にキヤツ
プ16がねじ込まれている。このキヤツプ16に
は、軸方向に圧力流体6が通過する通路16aが
設けられている。そして、この通路16aを通つ
て圧力流体6は、後述するピストン23の前端面
23aに当接し、加圧するようになつている。ま
た、前記ピストン室15の内部には、スプリング
17によつて付勢されたスプリング受け18、お
よびこれによつて固定され供給路19の内部で噴
霧部3に達するパイプ20が摺動自在に挿入され
ている。前記スプリング17は、スプリング受け
18の前端部18aとキヤツプ16の前端面16
bとの間に介装されており、またスプリング受け
18の前端部18a外周面とピストン室15の内
周壁との間には、通路10を通つて送られてくる
圧力流体6をキヤツプ16の通路16a側に導け
るように間隙26が設けられている。前記パイプ
20の通路が噴霧流体45を噴霧部3に導く流体
通路21を構成する。また、前記キヤツプ16の
後端側には、ハウジング22が着脱自在に取り付
けられている。このハウジング22の内部には、
ピストン23が摺動自在に挿入されており、この
ピストン23は、前記スプリング受け18と着脱
自在に螺合固定されている。このピストン23と
スプリング受け18等とで摺動部材を構成してい
る。なお、このピストン23の周面には気密保持
用のピストンリング23cがはめ込まれている。
また、前記ピストン23とハウジング22の後
端壁22aとの空間領域は、1〔c.c.)程度の計量
室24となつている。この計量室24は、ピスト
ン23の後端側に設けられた通路孔25を介し
て、流体通路21と通じている。
ところで、第3図にみられるように、前記スプ
リング受け18の中間部18bの受圧面積S1に
ピストン23の前端面23aの受圧面積S2を加
えた受圧面積(S1+S2)が、ピストン23の後
端面23bの加圧面積S3とほぼ等しくなるよう
に設定されている。したがつて、この受圧面積
(S1+S2)に加わる圧力流体6の圧力は、噴霧開
始時に計量室24の内部に導かれた噴霧流体45
の加圧力(供給圧)とほぼ等しくなる。
また、前記後端壁22aの中心部は、貫通され
ており、この貫通孔22bを閉塞するごとく逆止
弁33が取り付けられている。すなわち、この逆
止弁33は、外周部寄り側に複数の孔33aを有
しているとともに、その外周部を円環状部材27
によつて、押圧支持されている。そして、計量室
24内が加圧の状態のときは、前記貫通孔22b
を閉塞するごとく逆止弁33は、後端壁22aに
密接した状態にあるが、計量室24内が負圧の状
態のときは、逆止弁33は、その中央部付近が後
端壁22aより離れて、流入路32、貫通孔22
bから一定量の噴霧流体45が逆止弁33の孔3
3aを通つて計量室24内に補充されるようにな
つている。
ハウジング22の後端部には、着脱ナツト4に
よりホルダ28を介して取付具29が組み込まれ
ており、また、この取付具29には噴霧流体45
の容器30が継手部材31を介して連結されてい
る。そして、容器30の内部は、大気圧下にあつ
て、空気置換可能であり、流入路32を介して逆
止弁33に通じている。
装置本体2の先端部には噴霧部3が設けられて
いる。この噴霧部3は、装置本体2の先端にねじ
込み固定されたノズルヘツド34と、ノズルヘツ
ド34にねじ込み固定されたスリーブ35と、こ
れらの間に介在保持されたノズル36と、弁ばね
37によつて後端面がパイプ20の先端面に付勢
当接された摺動自在のノズル弁体38とを主要部
材としている。ノズルヘツド34の噴出口39に
はノズル36の先端部に臨ましてあり、一方、ノ
ズル36のノズル孔40にはノズル弁体38の先
端の杆部38aが挿入されており、またこのノズ
ル孔40の入口部にはノズル弁孔部材41がはめ
込まれている。そして、このノズル弁孔部材41
とノズル弁体38とでノズル弁44を構成してい
る。弁ばね37の一端は、ノズル36の後端面に
係止されており、他端はノズル弁体38の基部フ
ランジ状面に圧縮状態で係止され、したがつて、
ノズル弁体38は、スプリング受け18、ピスト
ン23の摺動、すなわちパイプ20の摺動に連動
するように構成されている。
前記パイプ20の先端部には、流体導孔42が
形成されており、流体通路21は、この流体導孔
42を経て、ノズル弁44を介してノズル孔40
に通じている。一方、圧力流体6の通路10は、
ノズルヘツド34の周壁に設けられた透孔43を
介して噴出口39に通じている。
次に、上記定量供給ノズル装置1の作用を説明
する。
利用者がトリガー8を引きトリガーロツド14
によりボール弁11を弁シート12から離すと、
圧力流体6は、通路10を経て、ピストン室15
の内部に入り、通路16aを通つてピストン23
の前端面23a側に流入する。これによつてスプ
リング受け18、ピストン23およびパイプ20
は、圧力流体6の圧力により加圧されて後退す
る。このピストン23の後退側への摺動によつて
計量室24内が加圧される。このとき、計量室2
4内の噴霧流体45は、圧力流体6の圧力とほぼ
等しい圧力値の下で加圧される。計量室24内に
導かれていた噴霧流体45は、通路孔25を経
て、流体通路21に流入し、更に流体導孔42を
経てノズル弁44に達する。パイプ20の後退移
動に追従して、ノズル弁体38が後退変位する結
果、ノズル弁孔部材41およびノズル孔40の先
端が開放されているので、一定量の噴霧流体45
は、ノズル孔40内に流入し、透孔43から噴出
口39に至る圧力流体6と混合して噴出口39か
ら霧状化して外部に噴出される。この噴霧中に、
ノズル孔40の絞り効果によつて、噴霧流体45
の流出量が少ないため、計量室24内の噴霧流体
45の圧力は、圧力流体6の供給圧よりわずかに
低くなつている。しがつて、噴霧動作中は、常に
圧力流体6の圧力が計量室24の内部の噴霧流体
45の圧力よりも少し高くなつているため、噴霧
動作は、トリガー操作を継続する限り途中で停止
しない。
なお、このとき一部の圧力流体6が供給路19
および透孔43を経て、外部に流出するが、透孔
43の部分で充分に絞られ、そこでの流出量が少
ないため、供給路19やこれに通じるピストン室
15の内部で圧力流体6の圧力降下はほとんどな
い。このため、通路10から充分な量の圧力流体
10が継続的に供給されるかぎり、ピストン23
は、圧力流体6に押され、スプリング17や摺動
部分の抵抗に打ち勝つて計量室24内の噴霧流体
45を加圧し、流体通路21からノズル孔40に
供給する。
次に、利用者がトリガー操作を停止したとき、
すなわちトリガー8から指を離したとき、トリガ
ーロツド14は元の位置に復帰し、ボール弁11
により通路10が閉鎖される。したがつて、スプ
リング受け18、ピストン23およびパイプ20
は、スプリング17の付勢力によつて、元の位置
に復帰する。このスプリング受け18、ピストン
23の復帰によつて、計量室24内が負圧化し、
流入路32から大気圧下で一定量の噴霧流体45
が逆止弁33を開いて計量室24内に補充され
る。一方、パイプ20の復帰に伴つてノズル弁体
38も元の位置に復帰するので、ノズル孔40も
ノズル弁孔部材41により閉鎖され、次のトリガ
ー操作に備えられる。
なお、トリガー操作の停止中はノズル弁体38
の杆部38aがノズル孔40の先端部に挿入され
ているので、ノズル孔40内への異物の混入が防
止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る定量供給ノズ
ル装置によれば、次の効果がある。
ピストンが1つで足り、2つのピストンが必要
な従来例のものよりも摺接部分が少なくなつたの
で、それだけ摺接抵抗を減少することができるよ
うになり、これによつて噴霧・復帰速度を速める
ことができる。
また、圧力流体からの圧力を受けるスプリング
受けの中間部およびピストンの各受圧面積の和と
噴霧流体に作用する加圧面積がほぼ等しく設定さ
れているため、圧力流体の圧力が噴霧流体の噴射
圧と直接対応するから、噴射圧の調節が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の定量供給ノズル装置の一実施
例を示す側面図、第2図は同定量供給ノズル装置
の要部拡大断面図、第3図は受圧面積と加圧面積
との説明図である。 1……定量供給ノズル装置、2……装置本体、
6……圧力流体、8……トリガー、15……ピス
トン室、16……キヤツプ、16a……通路、1
7……スプリング、18……スプリング受け、2
3……ピストン、24……計量室、36…ノズ
ル、38……ノズル弁体、40……ノズル孔、4
5……噴霧流体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トリガー操作に伴う圧力流体6の加圧作用に基
    づき噴霧流体45をノズル孔40から定量供給す
    る定量供給ノズル装置1において、 装置本体2の後端側に設けられかつ前記噴霧流
    体45の流入路32および逆止弁33を介して連
    通された計量室24と、この計量室24内に配置
    されかつトリガー操作により圧力流体6に加圧さ
    れて計量室24内を蓄圧摺動するピストン23
    と、このピストン23に固定され前端側はピスト
    ン室15内に延在するスプリング受け18と、前
    記装置本体2の後端開口部に取り付けられかつピ
    ストン室15内の圧力流体6をピストン23の前
    端面側に導くための通路16aを有するキヤツプ
    16と、このキヤツプ16と前記スプリング受け
    18との間に介装され前記ピストン23を圧力流
    体6の圧力に抗する方向に復帰させるスプリング
    17と、前記計算室24内に導かれた噴霧流体4
    5をノズル孔40に導く流体通路21と、前記ピ
    ストン23の摺動に連動してノズル孔40を開閉
    制御するノズル弁体38とを具備して成り、 圧力流体6からの圧力を受けるスプリング受け
    18およびピストン23の受圧面積(S1+S2)
    と噴霧流体45を加圧するピストン23の加圧面
    積(S3)とをほぼ等しく設定したことを特徴と
    する定量供給ノズル装置1。
JP14361386U 1986-09-18 1986-09-18 Expired JPH0319372Y2 (ja)

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JP14361386U JPH0319372Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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JP14361386U JPH0319372Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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JPS6350317U JPS6350317U (ja) 1988-04-05
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JPS6350317U (ja) 1988-04-05

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