JPH03193948A - 自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法 - Google Patents
自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法Info
- Publication number
- JPH03193948A JPH03193948A JP33200089A JP33200089A JPH03193948A JP H03193948 A JPH03193948 A JP H03193948A JP 33200089 A JP33200089 A JP 33200089A JP 33200089 A JP33200089 A JP 33200089A JP H03193948 A JPH03193948 A JP H03193948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- heat treatment
- filament yarn
- temperature
- polyester filament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、湿熱でフリー収縮処理後、フリー乾熱処理を
施すことによって、自発伸長するポリエステルフィラメ
ント糸の製造方法に関するものである。
施すことによって、自発伸長するポリエステルフィラメ
ント糸の製造方法に関するものである。
[従来技術]
従来、自発伸長するポリエステルフィラメント糸の製造
方法として、例えば、特公昭63−46167号公報に
記載されている如く、ポリエステルフィラメント糸を2
次転移点以上110℃以下の温度で熱延伸し、さらに2
次転移点以下の低温で延伸して潜在的自発伸長性ポリエ
ステルフィラメント糸を得る方法が提案されている。
方法として、例えば、特公昭63−46167号公報に
記載されている如く、ポリエステルフィラメント糸を2
次転移点以上110℃以下の温度で熱延伸し、さらに2
次転移点以下の低温で延伸して潜在的自発伸長性ポリエ
ステルフィラメント糸を得る方法が提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、かかる方法によって得られる糸は、比較
的高い結晶度を生じない条件下で熱処理を施しているの
で、室温や経時変化の影響を受けやすくなり、伸長斑が
起こりやすくなったり、また染色加工した後の染色ケン
ロウ性が低下するなど、品位の低下をもたらすものであ
った。
的高い結晶度を生じない条件下で熱処理を施しているの
で、室温や経時変化の影響を受けやすくなり、伸長斑が
起こりやすくなったり、また染色加工した後の染色ケン
ロウ性が低下するなど、品位の低下をもたらすものであ
った。
また、高温染色では脆化が激しく編織物の引き裂き強力
が低下する問題があった。
が低下する問題があった。
本発明の目的は、上記したような点に鑑み、比較的高い
結晶度を生じる条件下で熱延伸加工を繰り返し、上記し
た品位の低下を改善し、かつ発色性向上と風合のソフト
化をはかる自発伸長するポリエステルフィラメント糸の
製造方法を提供せんとするものである。
結晶度を生じる条件下で熱延伸加工を繰り返し、上記し
た品位の低下を改善し、かつ発色性向上と風合のソフト
化をはかる自発伸長するポリエステルフィラメント糸の
製造方法を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記した目的を達成する本発明の自発伸長ポリエステル
フィラメント糸の製造方法は、以下の構成からなる。
フィラメント糸の製造方法は、以下の構成からなる。
すなわち、複屈折率Δnが20〜90X10′3の範囲
にあるポリエステル高配向未延伸糸を、0゜05g/d
以下の低張力下、125〜145℃の温度範囲で乾熱処
理を行い、次いで該ポリエステル高配向未延伸糸の7g
以上の温度にて1.3倍以上の延伸熱処理を施すことを
特徴とする自発伸長ポリエステルフィラメント糸の製造
方法である。
にあるポリエステル高配向未延伸糸を、0゜05g/d
以下の低張力下、125〜145℃の温度範囲で乾熱処
理を行い、次いで該ポリエステル高配向未延伸糸の7g
以上の温度にて1.3倍以上の延伸熱処理を施すことを
特徴とする自発伸長ポリエステルフィラメント糸の製造
方法である。
上記の方法によって得られる延伸熱処理後のポリエステ
ルフィラメント糸は、延伸熱処理後、湿熱でフリー収縮
させた後、150℃以上でフリー乾熱処理を施すことに
よって、自発伸張する糸となる。
ルフィラメント糸は、延伸熱処理後、湿熱でフリー収縮
させた後、150℃以上でフリー乾熱処理を施すことに
よって、自発伸張する糸となる。
なお、低張力乾熱処理を施す際には、空気交絡処理を施
しつつ行なうことが好ましい。
しつつ行なうことが好ましい。
以下、さらに詳しく本発明について説明をする。
本発明は、例えば、紡糸速度1500〜450Qm/m
inで高速紡糸して得られた複屈折率Δnが20〜90
X10′Bの範囲にあるポリエステル高配向未延伸糸を
用いる。
inで高速紡糸して得られた複屈折率Δnが20〜90
X10′Bの範囲にあるポリエステル高配向未延伸糸を
用いる。
複屈折率Δnが20X10−3より小さい場合は、該未
延伸糸の構造が不安定であるため、室温や経時変化の影
響を受けやすくなり自発伸長斑を起こしたり、糸加工性
が不安定になりやすい。また染色加工した場合染色ケン
ロウ性が低くなり、安定した品質を供給することはでき
ない。
延伸糸の構造が不安定であるため、室温や経時変化の影
響を受けやすくなり自発伸長斑を起こしたり、糸加工性
が不安定になりやすい。また染色加工した場合染色ケン
ロウ性が低くなり、安定した品質を供給することはでき
ない。
一方、Δnが90X10”を越えると、既に繊維内部で
結晶化が進んでいるので、沸騰水で収縮させた後の収縮
率は極めて低いものであり、また150℃以上の乾熱処
理後に起こる自発伸長の能力はほとんど無くなる。
結晶化が進んでいるので、沸騰水で収縮させた後の収縮
率は極めて低いものであり、また150℃以上の乾熱処
理後に起こる自発伸長の能力はほとんど無くなる。
次いで、本発明方法は前記のポリエステル高配向未延伸
糸を用いて125〜145℃の温度で乾熱処理する。乾
熱処理の温度が125℃より低いと、後述するが、湿熱
でフリー収縮させた後の収縮率が大きくなり過ぎるため
、染色時の収縮が大き過ぎて、一般の衣料加工には適さ
ない。また、乾熱処理の温度が145℃を越えると、乾
熱処理温度が高すぎて、糸の脆化が激しくなり、低延伸
張力下では糸の加工が極めて難しい。この場合の延伸張
力は0.05g/d以下とするものである。
糸を用いて125〜145℃の温度で乾熱処理する。乾
熱処理の温度が125℃より低いと、後述するが、湿熱
でフリー収縮させた後の収縮率が大きくなり過ぎるため
、染色時の収縮が大き過ぎて、一般の衣料加工には適さ
ない。また、乾熱処理の温度が145℃を越えると、乾
熱処理温度が高すぎて、糸の脆化が激しくなり、低延伸
張力下では糸の加工が極めて難しい。この場合の延伸張
力は0.05g/d以下とするものである。
延伸張力はなるべく低いほど好ましいが、強度の低下や
脆化が大きくなるので加工性を充分考慮する必要がある
。
脆化が大きくなるので加工性を充分考慮する必要がある
。
加工性の低下を改善する方法としては、乾熱処理中に例
えばインターレースノズルを用いて空気交絡処理を施す
ことが効果的である。空気交絡処理は、フィラメント糸
に集束性および丸みを与え、その時、交絡がかかること
によって糸の長さ方向に縮みが生じるので、長さが吸収
され、延伸張力を大幅に下げて糸加工することができる
。つまり延伸倍率を下げることができる。ただし、空気
交絡処理の圧力が高い場合や、流量が多い場合は、イラ
ツキ斑になりやすいので適宜条件を選ぶことが好ましい
。空気交絡処理の圧力は、一般には、3kg/a1以下
が適している。また、空気交絡処理のノズルはインター
レース用あるいは乱流用のいずれであってもよいが、イ
ンターレース用の方が加工性やコストの点で好ましい。
えばインターレースノズルを用いて空気交絡処理を施す
ことが効果的である。空気交絡処理は、フィラメント糸
に集束性および丸みを与え、その時、交絡がかかること
によって糸の長さ方向に縮みが生じるので、長さが吸収
され、延伸張力を大幅に下げて糸加工することができる
。つまり延伸倍率を下げることができる。ただし、空気
交絡処理の圧力が高い場合や、流量が多い場合は、イラ
ツキ斑になりやすいので適宜条件を選ぶことが好ましい
。空気交絡処理の圧力は、一般には、3kg/a1以下
が適している。また、空気交絡処理のノズルはインター
レース用あるいは乱流用のいずれであってもよいが、イ
ンターレース用の方が加工性やコストの点で好ましい。
なお、延伸張力が0.05g/d以下となる延伸倍率は
ζ約1゜1〜1.5倍相当になる。
ζ約1゜1〜1.5倍相当になる。
このようにして、低張力乾熱処理したフィラメント糸は
2次転移点つまり、7g以上の温度で1゜3倍以上の延
伸熱処理を施すのである。延伸温度は7g以上の温度と
するものであるが、100〜110℃の温度範囲が適し
ている。
2次転移点つまり、7g以上の温度で1゜3倍以上の延
伸熱処理を施すのである。延伸温度は7g以上の温度と
するものであるが、100〜110℃の温度範囲が適し
ている。
延伸温度がTgより低いと、湿熱処理後の収縮率が高く
なり過ぎることや、繊維内部の構造が不安定になるので
好ましくない。
なり過ぎることや、繊維内部の構造が不安定になるので
好ましくない。
なお、延伸温度が130℃以上の高温度では、結晶化お
よび配向が進み自発伸長の発現が低下するので、好まし
くない。
よび配向が進み自発伸長の発現が低下するので、好まし
くない。
この様にして、特殊な条件で延伸熱処理を繰り返したポ
リエステルフィラメント糸は潜在的に自発伸長の能力を
持つことになる。
リエステルフィラメント糸は潜在的に自発伸長の能力を
持つことになる。
該フィラメント糸を沸騰水でフリー収縮させた後の収縮
率は通常のポリエステルフィラメント糸並の値を有する
10〜20%の範囲にある。なお、沸騰水は98℃以上
の高圧下における高温水であってもよい。
率は通常のポリエステルフィラメント糸並の値を有する
10〜20%の範囲にある。なお、沸騰水は98℃以上
の高圧下における高温水であってもよい。
続いて該フィラメント糸を150℃以上において、フリ
ー乾熱処理を施すことによって通常のポリエステルフィ
ラメント糸では、さらに収縮が進み、3〜10%は収縮
するが、本発明の自発伸長ポリエステルフィラメント糸
では逆に1%以上の伸長を示すものである。つまり自発
伸長するのである。伸長率は延伸熱処理によっては5〜
10%の高いもとなる。
ー乾熱処理を施すことによって通常のポリエステルフィ
ラメント糸では、さらに収縮が進み、3〜10%は収縮
するが、本発明の自発伸長ポリエステルフィラメント糸
では逆に1%以上の伸長を示すものである。つまり自発
伸長するのである。伸長率は延伸熱処理によっては5〜
10%の高いもとなる。
この性質を利用したものとして、編織物の風合い改善例
がある。例えば、染色仕上げ加工においてリラックスさ
せ、染色工程で充分収縮処理を行い、しかる後に仕上げ
加工で乾熱”処理を行なうことによって、−旦緻密にな
った構造を緩め、布帛に曲げやすさや嵩をもたらして柔
らかさを与えることができるのである。
がある。例えば、染色仕上げ加工においてリラックスさ
せ、染色工程で充分収縮処理を行い、しかる後に仕上げ
加工で乾熱”処理を行なうことによって、−旦緻密にな
った構造を緩め、布帛に曲げやすさや嵩をもたらして柔
らかさを与えることができるのである。
本発明の製造方法を図面に示す実施例に基づいてさらに
説明するならば、第1図は、本発明に係る自発伸長ポリ
エステルフィラメント糸の製造工程を示す一実施例図で
ある。
説明するならば、第1図は、本発明に係る自発伸長ポリ
エステルフィラメント糸の製造工程を示す一実施例図で
ある。
第1図において、ポリエステル高配向未延伸糸1を巻糸
体から解舒し、ガイド2からフィードローラ3へ供給し
、フィードローラ6との間の第1ヒータ5で乾熱処理を
施す。該乾熱処理を低張力下で処理するために、延伸倍
率を下げる目的として空気交絡処理のノズル4を用いて
もよい。続いてフィードローラ6とデリベリ−ローラ8
との間の第2ヒータ7で延伸熱処理を施した後、巻き取
りローラ9によってチーズに巻き上げる。
体から解舒し、ガイド2からフィードローラ3へ供給し
、フィードローラ6との間の第1ヒータ5で乾熱処理を
施す。該乾熱処理を低張力下で処理するために、延伸倍
率を下げる目的として空気交絡処理のノズル4を用いて
もよい。続いてフィードローラ6とデリベリ−ローラ8
との間の第2ヒータ7で延伸熱処理を施した後、巻き取
りローラ9によってチーズに巻き上げる。
実施例1
紡糸速度3500m/minで高速紡糸して得られた複
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度13
0℃、1.2g (0,016g/d)の張力下(1,
25倍の延伸倍率)で乾熱処理を施し、次いで、110
℃で1.5倍の延伸倍率で熱処理を施し、自発伸長性能
を有するフィラメント糸を製造した。
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度13
0℃、1.2g (0,016g/d)の張力下(1,
25倍の延伸倍率)で乾熱処理を施し、次いで、110
℃で1.5倍の延伸倍率で熱処理を施し、自発伸長性能
を有するフィラメント糸を製造した。
得られたフィラメント糸を沸騰水(98℃)でフリー収
縮させた後の収縮率は15.6%であった。さらに18
0℃のフリー乾熱処理を施すことによって13.3%の
収縮率を得た。つまり2゜3%(15,3−13,3)
の自発伸長率を有した。
縮させた後の収縮率は15.6%であった。さらに18
0℃のフリー乾熱処理を施すことによって13.3%の
収縮率を得た。つまり2゜3%(15,3−13,3)
の自発伸長率を有した。
実施例2
同じく、紡糸速度3500m/minで高速紡糸して得
られた複屈折率Δnが46.2X10”のポリエステル
高配向未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温
度140℃、0.7gの張力下(1,15倍の延伸倍率
)で、圧空圧2Kg/dの空気交絡処理を行いつつ乾熱
処理を施し、次いで、110℃で1.5倍の延伸倍率で
熱処理を施し、自発伸長性能を有するポリエステルフィ
ラメント糸を製造した。
られた複屈折率Δnが46.2X10”のポリエステル
高配向未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温
度140℃、0.7gの張力下(1,15倍の延伸倍率
)で、圧空圧2Kg/dの空気交絡処理を行いつつ乾熱
処理を施し、次いで、110℃で1.5倍の延伸倍率で
熱処理を施し、自発伸長性能を有するポリエステルフィ
ラメント糸を製造した。
同様に、該フィラメント糸を沸騰水でフリー収縮させた
後の収縮率は18.2%であり、さらに180℃のフリ
ー乾熱処理を施すことによって12.5%の収縮率を得
た。つまり5.7%(18゜2−12.5)の自発伸長
率を有した。
後の収縮率は18.2%であり、さらに180℃のフリ
ー乾熱処理を施すことによって12.5%の収縮率を得
た。つまり5.7%(18゜2−12.5)の自発伸長
率を有した。
実施例3
紡糸速度3500m/minで高速紡糸して得られた複
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度80
〜160℃、張力0.7〜1゜8g下(延伸倍率は1.
1倍)で低張力乾熱延伸を行ない、次いで、温度110
℃で1.5倍の延伸熱処理を行ない自発伸張性能を有す
るポリエステルフィラメント糸を得た。乾熱処理温度と
自発伸長率の関係を第2図に示した。
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度80
〜160℃、張力0.7〜1゜8g下(延伸倍率は1.
1倍)で低張力乾熱延伸を行ない、次いで、温度110
℃で1.5倍の延伸熱処理を行ない自発伸張性能を有す
るポリエステルフィラメント糸を得た。乾熱処理温度と
自発伸長率の関係を第2図に示した。
熱処理温度が125℃以上になると自発伸長が発生し1
35℃付近でピークを示し140℃以上になると自発伸
長が停止する。
35℃付近でピークを示し140℃以上になると自発伸
長が停止する。
よって、上記の条件によって得られる自発伸張ポリエス
テルフィラメント糸の自発伸張が発生する熱処理温度は
125〜140℃である。
テルフィラメント糸の自発伸張が発生する熱処理温度は
125〜140℃である。
なお、第2図においては、フィラメント糸を沸騰水で収
縮させた後の収縮率81.さらに180℃の乾熱処理し
た後の収縮率S2とし、自発伸長率は31−32として
求めた。ここで、31−82が正(+)になれば自発伸
長しており、負(−)になれば自発伸長していないこと
である。
縮させた後の収縮率81.さらに180℃の乾熱処理し
た後の収縮率S2とし、自発伸長率は31−32として
求めた。ここで、31−82が正(+)になれば自発伸
長しており、負(−)になれば自発伸長していないこと
である。
実施例4
紡糸速度3500m/minで高速紡糸して得られた複
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度13
0℃で0.9gの張力下(1゜25倍の延伸倍率)で低
張力乾熱熱処理を施し、1.5倍の延伸倍率で延伸熱処
理を施した。延伸熱処理温度と沸騰水で収縮させた後の
収縮率の関係を第3図に示した。
屈折率Δnが46.2X10′3のポリエステル高配向
未延伸糸75デニール、36フイラメント糸を温度13
0℃で0.9gの張力下(1゜25倍の延伸倍率)で低
張力乾熱熱処理を施し、1.5倍の延伸倍率で延伸熱処
理を施した。延伸熱処理温度と沸騰水で収縮させた後の
収縮率の関係を第3図に示した。
延伸熱処理温度が80℃以上、つまりポリエステル高配
向未延伸糸のTg温度以上になれば収縮率は大幅に低下
し衣料用として好′ましい範囲になる。
向未延伸糸のTg温度以上になれば収縮率は大幅に低下
し衣料用として好′ましい範囲になる。
通常、収縮率は20%以下でないと風合が硬くなるので
好ましくないので、延伸熱処理温度はTg温度以上とす
るのがよい。また、120℃以上では配向・結晶化が進
み収縮率が低下すると共に、自発伸長能力も低下するの
で好ましくない。
好ましくないので、延伸熱処理温度はTg温度以上とす
るのがよい。また、120℃以上では配向・結晶化が進
み収縮率が低下すると共に、自発伸長能力も低下するの
で好ましくない。
[発明の効果]
本発明は、上記の構成とすることにより、次の如き優れ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
すなわち、自発伸長を有するポリエステルフィラメント
糸を編織物とし、染色のリラックスで充分収縮を起こさ
せると収縮率は20%以下と通常の延伸ポリエステルフ
ィラメント重亜になるので、風合が特別硬(なることは
ない。
糸を編織物とし、染色のリラックスで充分収縮を起こさ
せると収縮率は20%以下と通常の延伸ポリエステルフ
ィラメント重亜になるので、風合が特別硬(なることは
ない。
染色後、仕上げセットを行うことにより、一端収縮した
該ポリエステル糸が伸びるので組織の拘束力が緩み、風
合はソフトになり嵩がでやすい。
該ポリエステル糸が伸びるので組織の拘束力が緩み、風
合はソフトになり嵩がでやすい。
特に、収縮差のあるフィラメント糸を組み合わせると、
例えば、芯部に本発明糸を用い、鞘部に本発明糸より収
縮率の低いフィラメント糸を用いることにより、高密度
で柔らかい風合の編織物が得られる。
例えば、芯部に本発明糸を用い、鞘部に本発明糸より収
縮率の低いフィラメント糸を用いることにより、高密度
で柔らかい風合の編織物が得られる。
また、鞘部に本発明糸を芯部に用い、本発明糸より収縮
率の高いフィラメント糸を用いることにより、高密度で
嵩ばりの有る風合が得られる。
率の高いフィラメント糸を用いることにより、高密度で
嵩ばりの有る風合が得られる。
乾熱処理温度は、7g以上であることから、高い結晶度
でセットされており、室温の影響や経日変化を受けるこ
とが少ない。
でセットされており、室温の影響や経日変化を受けるこ
とが少ない。
さらに、125〜140℃でセットされていることから
、染色における発色性やケンロウ性は高い。
、染色における発色性やケンロウ性は高い。
空気交絡処理を行ないつつ熱処理を施すことによって、
該フィラメント糸に集束性および丸みを与え、その時、
交絡がかかることによって糸の長さ方向に縮みが生じる
ので、長さが吸収され延伸張力をかなり下げて糸加工す
ることができる。つまり延伸倍率を下げることができる
。そのため、本発明の効果である、自発伸長率や染色に
おける発色性、ケンロウ性等の効果が向上したり、風合
がソフトに成る。
該フィラメント糸に集束性および丸みを与え、その時、
交絡がかかることによって糸の長さ方向に縮みが生じる
ので、長さが吸収され延伸張力をかなり下げて糸加工す
ることができる。つまり延伸倍率を下げることができる
。そのため、本発明の効果である、自発伸長率や染色に
おける発色性、ケンロウ性等の効果が向上したり、風合
がソフトに成る。
第1図は、本発明に係る自発伸長ポリエステルフィラメ
ント糸の製造工程を示す一実施例図である。第2図は、
熱処理温度と自発伸長率の関係を示すグラフである。第
3図は、延伸熱処理温度と沸騰水で収縮させた後の収縮
率の関係を示すグラフである。 1:ポリエステル高配向未延伸糸 2ニガイド 3:フィードローラ 4:空気交絡ノズル 5:第1ヒータ 6:フィードローラ 7:第2ヒータ 8:デリベリ−ローラ 9:巻取ローラ
ント糸の製造工程を示す一実施例図である。第2図は、
熱処理温度と自発伸長率の関係を示すグラフである。第
3図は、延伸熱処理温度と沸騰水で収縮させた後の収縮
率の関係を示すグラフである。 1:ポリエステル高配向未延伸糸 2ニガイド 3:フィードローラ 4:空気交絡ノズル 5:第1ヒータ 6:フィードローラ 7:第2ヒータ 8:デリベリ−ローラ 9:巻取ローラ
Claims (2)
- (1)複屈折率Δnが20〜90×10^−^3の範囲
にあるポリエステル高配向未延伸糸を、0.05g/d
以下の低張力下、125〜145℃の温度範囲で乾熱処
理を行い、次いで該ポリエステル高配向未延伸糸のTg
以上の温度にて1.3倍以上の延伸熱処理を施すことを
特徴とする自発伸長ポリエステルフィラメント糸の製造
方法。 - (2)空気交絡処理を施しつつ低張力乾熱処理すること
を特徴とする請求項1記載の自発伸長ポリエステルフィ
ラメント糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33200089A JP2884649B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33200089A JP2884649B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03193948A true JPH03193948A (ja) | 1991-08-23 |
| JP2884649B2 JP2884649B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18250021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33200089A Expired - Lifetime JP2884649B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884649B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318138B1 (ko) * | 1994-11-24 | 2002-05-13 | 조민호 | 폴리에스테르염반사의제조방법 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP33200089A patent/JP2884649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318138B1 (ko) * | 1994-11-24 | 2002-05-13 | 조민호 | 폴리에스테르염반사의제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2884649B2 (ja) | 1999-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6703663B1 (ja) | ポリエステルマルチフィラメント混繊糸、布帛、ポリエステルマルチフィラメント混繊糸の製造方法及び布帛の製造方法 | |
| JPS61124638A (ja) | 特殊混繊糸とその製造法 | |
| JP2884649B2 (ja) | 自発伸長ポリエステルフイラメント糸の製造方法 | |
| JPH10292237A (ja) | 複合加工糸およびその製造方法 | |
| JP4534292B2 (ja) | 特殊捲縮糸の製造方法 | |
| JP4140151B2 (ja) | ポリエステル複合仮撚糸およびその製造方法 | |
| JPWO2005071149A1 (ja) | ポリエステル異収縮混繊糸およびその製造方法 | |
| JP2910053B2 (ja) | ポリエステル系複合糸条 | |
| JP3517494B2 (ja) | ポリエステルマルチフイラメント糸とその製造方法及び混繊糸 | |
| JP2770412B2 (ja) | 複合マルチフィラメント | |
| JP3480058B2 (ja) | 仮撚複合糸 | |
| JPH1136152A (ja) | 複合加工糸 | |
| JP3508326B2 (ja) | ポリエステル系マルチフィラメント複合糸および該糸を用いたポリエステル系複合繊維織編物 | |
| JPH0711529A (ja) | ポリエステル系複合加工糸の製造方法 | |
| JPH038824A (ja) | ポリエステル複合糸条 | |
| JPH08325838A (ja) | ナイロンマルチフィラメント糸の製造方法 | |
| JPH02293437A (ja) | 嵩高織編物の製造方法 | |
| JP2002249936A (ja) | 仮撚加工糸 | |
| JPH0742037A (ja) | ポリエステル特殊混繊糸及びその製造方法 | |
| JPH0342334B2 (ja) | ||
| JPH03287830A (ja) | 超ソフト特殊混繊糸の製造方法 | |
| JPH0217655B2 (ja) | ||
| JPH06116827A (ja) | 複合糸 | |
| JPH06322625A (ja) | 嵩高加工糸およびその製造方法 | |
| JPH08291434A (ja) | 複合クリンプヤーンの製造方法 |