JPH03194879A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH03194879A
JPH03194879A JP1333045A JP33304589A JPH03194879A JP H03194879 A JPH03194879 A JP H03194879A JP 1333045 A JP1333045 A JP 1333045A JP 33304589 A JP33304589 A JP 33304589A JP H03194879 A JPH03194879 A JP H03194879A
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花田 真二
Noriyuki Ishihara
石原 敬之
Kazumoto Tanaka
田中 主幹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルムを介して記録材に熱エネルギーを付
与する方式の定着装置に関する。
更に詳しくは、加熱体にフィルムを接触させて移動させ
、該フィルムの加熱体側とは反対側の面に記録材を密着
させてフィルムと共に加熱体位置を移動通過させて加熱
体からフィルムを介して記録材に熱エネルギーを与える
方式(フィルム加熱方式)の定着装置に関する。
この装置は、複写機・レーザービームプリンター・ファ
クシミリ・マイクロフィルムリーダプリンター・画像表
示(デイスプレィ)装置・記録機等の画像形成装置にお
いて、電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形
成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナ
ーを用いて記録材(エレクトロファックスシート・静電
記録シート・転写材シート・印刷紙など)の面に直接方
式もしくは間接(転写)方式で形成した目的の画像情報
に対応した顕画像(未定着のトナー画像)を該画像を担
持している記録材面に永久固着画像として加熱定着処理
する画像定着装置として活用できる。
また、画像定着装置に限定されず、例えば画像を担持し
た記録材を加熱して表面性を改質する装置等、広く像担
持体を加熱処理する手段・装置として使用できる。
(従来の技術) 従来、画像加熱定着装置としては、所定の温度に維持さ
れた加熱ローラと、弾性層を有して該加熱ローラに圧接
する加圧ローラを有し、該両ローラによって、未定着の
トナー画像が形成された記録材を挟持搬送しつつ加熱す
る熱ローラ定着方式が多用されている。
しかしこの熱ローラ定着方式は、第1に、所定温度に立
ち上げるまで画像形成作動を禁止する時間、いわゆるウ
ェイトタイムがかなり長く必要であり、第2に、熱容量
が必要なため比較的大きな電力が必要であり、第3に、
回転ローラでローラ温度が高温のため耐熱特殊軸受が必
要であり、第4に、ローラに直接子が触れる構成となり
危険があったり保護部材が必要であり、第5に、ローラ
定着温度および曲率により記録材かローラに巻き付いて
ジャム発生の原因となる、などの欠点があった。
本発明で対象とするフィルム加熱方式の定着装置は、上
記の熱ローラ定着方式や、その他に知られるベルト定着
方式・フラッシュ定着方式・オーブン定着方式等の熱定
着式装置との対比において、■低熱容量線状加熱体を用
いることができるため、省電力化・ウェイトタイム短縮
化(クイックスタート性)になり、■定着点と分離点が
別に設定できるためオフセットも防止される、その他、
他の方式装置の種々の欠点を解決できるなどの利点を有
し、効果的なものである。
本出願人の先の提案に係る例えば特開昭63−3131
82号公報に開示の方式・装置等がこれに属し、薄肉の
耐熱フィルム(シート)と、該フィルムの移動駆動手段
と、該フィルムを中にしてその一方面側に固定支持して
配置された加熱体と、他方面側に該加熱体に対向して配
置され該加熱体に対して該フィルムを介して画像定着す
べき記録材の顕画像担持面を密着させる加圧部材を有し
、該フィルムは少なくとも画像定着実行時は該フィルム
と加圧部材との間に搬送導入される画像定着すべき記録
材と順方向に同一速度で走行移動させて該走行移動フィ
ルムを挟んで加熱体と加圧部材との圧接で形成される定
着ニップ部を通過させることにより該記録材の顕画像担
持面を該フィルムを介して該加熱体で加熱して顕画像に
熱エネルギーを付与して軟化・溶融せしめ、次いでフィ
ルムと記録材を離間させる、或いはトナーが冷却・固化
した後にフィルムと記録材を離間させることを基本とす
る加熱装置である。
このようなフィルム加熱方式の定着装置において従来使
用の線状加熱体は、記録材の移動通過方向と交差する方
向を長手とする通電発熱層を有し、該通電発熱層の長手
両端部の通電用電極間に電圧が印加されることで、発熱
層の有効全長域の各部が単位長さ当りの所定の発熱量を
もって発熱する。この発熱層の有効全長域は該定着装置
を組込んだ画像形成装置に供給して使用できる最大サイ
ズ記録材の幅(最大幅、最大サイズ幅)に対応した長さ
寸法を有している。
而して定着実行時には、使用記録材のサイズ幅の大小に
かかわりなく発熱層の有効全長域力く単位長さ当りの所
定の発熱量をもって通電発熱することで、使用記録材が
最大幅のものでも、それより小さい各種サイズ幅のもの
でも、供給記録材面に対する画像定着処理が実行される
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記のような加熱体構成では装置に供給した使用
記録材のサイズ幅が最大幅より小さし)場合は、該使用
記録材のサイズ幅と発熱層の有効全長域との差領域であ
る、加熱体の記録材非連通領域(以下、非通紙部と記す
)においても該非通紙部に対応している発熱層部分が、
通紙部に対応する発熱層部分と同様に単位長さ当りの所
定の発熱量をもって発熱する。通紙部に対応する発熱層
部分の発熱エネルギーは画像定着に消費されていくが、
非通紙部に対応する発熱層部分の発熱エネルギーは画像
定着に消費されないので蓄熱化することになる。
そのため非通紙部の加熱体部分が異常に昇温(過昇温)
する傾向となり、加熱体もしくは発熱層の熱損による耐
久寿命の低下、定着フィルムや加圧部材等の耐久性低下
、定着フィルムの走行性の不安定化(フィルムの片寄り
やしわ等の発生)などを生じさせるおそれがある。
本発明はこのようなフィルム加熱方式の定着装置につい
て上記のような事態が生じることを防止する、即ち加熱
体の非通紙部を不必要に加熱させて過昇温させることが
ない、その他にも利点を有する、この種の定着装置の改
善装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 加熱体にフィルムを接触させて移動させ、該フィルムの
加熱体側とは反対側の面に記録材を密着させてフィルム
と共に加熱体位置な6動通過させて加熱体からフィルム
を介して記録材に熱エネルギーを与える定着装置であり
、前記加熱体は、記録材の移動通過方向と交差する方向
を長手とし両端部から通電される通電発熱層を有し、そ
の通電発熱層の長手に沿う途中部の少なくとも所定1箇
所位置から分岐して選択的に通電制御される分岐電路を
有し、前記通電発熱層と前記分岐電路の導通連絡部近傍
の通電発熱層部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれ
よりも相対的に高くしてある、ことを特徴とする定着装
置 である。
上記において通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の
通電発熱層部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよ
りも相対的に高くする手段とじては具体的には、通電発
熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発熱層部分を他
とは抵抗値の異なる材料にする、該通電発熱層部分の幅
や厚みを他の通電層部分のそれよりも挟める或は薄くす
る等の処置が挙げられる。
(作 用) (A)通電発熱層の長手方向の一端部と他端部間の有効
全長域を、装置に供給して使用できる最大サイズ記録材
の幅に対応する長さ寸法となす。
また、成る小サイズ記録材を供給したときの加熱体の通
紙部と非通紙部の境界線位置に対応する、通電発熱層の
有効全長域の途中位置に分岐電路を具備させる。
■最大サイズ記録材を供給しての画像定着処理のときは
、分岐電路の日出端側は開路状態に制御して、通電発熱
層の一端部と他端部間に所定Q電圧を印加して通電発熱
層に通電することで、通電発熱層は有効全長域の各部が
単位長さ当りの所定の発熱量をもって発熱して最大サイ
ズ記録材についての画像定着処理が支障なく実行される
■小サイズ記録材を供給しての画像定着処理のときは、
通電発熱層の一端部と、分岐電路の自由端部とに電圧を
印加して通電発熱層に通電すると、通紙部に対応する通
電発熱層部分(通電発熱層の一端部から分岐電路の分岐
点までの区間)が単位長さ当りの所定の発熱量をもって
発熱して小サイズ記録材についての画像定着処理が実行
される。
この場合、非通紙部に対応する通電発熱層部分(分岐電
路の分岐点から通電発熱層の他端部までの区間)は非通
電であり、発熱せず、従って加熱体の非通紙部分の過昇
温が抑えられて、過昇温に起因する前述のような間運点
が解消される。最大サイズ記録材よりも小さい種々のサ
イズの記録材の幅に各対応する複数の分岐電路を通電発
熱層の途中部の所要位置に設けて、供給記録材のサイズ
幅に応じて、対応する分岐電路について選択的に通電制
御することで各種のサイズの記録材について加熱体非通
紙部の過昇温を抑えるように対処できる。
(B)通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発
熱層部分については分岐電路からの放熱により、通電発
熱層長手に沿う他の通電発熱層部分よりも若干の温度低
下を生じる傾向があり、そのために最小サイズの記録材
の通紙加熱処理の時は問題とならないが、装置に通紙で
きる最大サイズの記録材など最小サイズよりも大サイズ
の記録材を通紙して加熱処理するときその通紙幅内の途
中に存在している通電発熱層と分岐電路の導通連結部近
傍の通電発熱層部分での上記若干の温度低下により該部
分に対応する記録材部分の画像定着性が低下することも
ある。
本発明においては通電発熱層と分岐電路の導通連結部近
傍の通電発熱層部分については、他の通電発熱層部分と
は、抵抗値の異なる材料にする、幅や厚みを挟める或い
は薄くする等の処置で、該部分の抵抗値を他の部分のそ
れよりも相対的に高くしたので、該部分での発熱が他の
部分のそれよりも増加して分岐電路による放熱が補なわ
れる(相殺される)ので該部分での局部的な温度低下が
防止される。
そのため装置に通紙できる最大サイズの記録材など最小
サイズよりも大サイズの記録材を通紙して加熱処理する
ときでもその通紙幅内の途中に存在している通電発熱層
と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発熱層部分の局部的
温度低下に起因する定着ムラ等の発生が防止され、各部
均一な定着性が確保される。
(実施例) (1)画像形成装置例(第8図) 第8図は本発明に従う定着装置7を具備させた画像形成
装置の一例の概略構成を示している。
本例の画像形成装置は、原稿台固定−光学系移動型、回
転ドラム型感光体使用、両面・多重複写可能な、転写式
電子写真複写装置である。本例の複写装置の作像原理・
プロセス・機構構成自体は公知に属するのでその説明は
簡単にとどめる。
2は固定の原稿台ガラスであり、その上面に原稿0を複
写すべき画像面を下向きにして所定の!!装基準に従ワ
て載置し、その上に[構台カバー3をかぶせることでセ
ットする。複写スタート信号により回転ドラム型感光体
6が矢示の時計方向に所定の周速度(プロセススピード
)をもフて回転駆動され、帯電器30により感光体周面
が所定の電位に均一帯電処理される。また結像光学系の
移動照明ランブト移動第1ミラー1aが所定の速度Vに
て、また移動第2ミラー1b・同第3ミラー1cが速度
V/2にて、原稿台ガラス2の左辺側から右辺側へ往動
駆動されてセット原稿0の下向き画像面が左辺側から右
辺側に順次に光学走査され、その走査R8I画像が結像
レンズ1d・固定第4ミラー1e・同第5ミラー1f・
同第6ミラー1gを介して、前記帯電器3oで帯電処理
された回転感光体6面に結像露光しされることで、感光
体6の周面に原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成
されていく。
その潜像は次いで現像器4により、加熱で軟化溶融する
樹脂等よりなるトナー(現像剤)により順次に顕画化さ
れる。そしてその顕画トナー像は、第1の給紙カセット
$531又は第2の給紙カセット部32から、もしくは
手差し給紙手段33の使用により装置内へ1枚宛給送さ
れ、レジストローラ対34により所定のタイミングで感
光体6と転写・分離帯電器5との間の転写部へ給送され
た記録材としての転写材シートの面に順次に転写されて
いく。
像転写を受けた転写材シートは搬送装置36で定着装置
7へ導入されることで像定着処理を受けて画像形成物(
コピー)として排紙ローラ37で機外へ排出される(片
面複写モードの場合)。
両面又は多重複写モードの場合は定着装置7を出た片面
複写済みもしくは第1回複写済みの転写材シートが再搬
送シートバス機構部38に導入されて、転写部5へ表裏
反転されてもしくは表裏反転されずに再給送されること
により両面又は多重複写が実行される。
像転写後の感光体6はクリーニング装置35でクリーニ
ングを受けて清浄面化され、縁り返して画像形成に供さ
れる。
(2)定着装置 第6図は定着装置7の拡大構造図である。
9はエンドレスベルト状の定着フィルムであり、左側の
駆動ローラ8と、右側の従動ローラ11と、この両ロー
ラ8・11間の下方に固定支持させて配設した加熱体と
しての低熱容量線状加熱体12と、駆動ローラ8の下方
に配設したガイドローラ8aとの、互いに並行な該4部
材8・11・12・8a間に懸回張設しである。
従動ローラ11は定着フィルム9のテンションローラを
兼ねさせてあり、定着フィルム9は駆動ローラ8の時計
方向の回転駆動に伴ない時計方向に所定の周速度、をも
ってシワや蛇行、速度遅れなく回動駆動される。
17は加圧部材としての、シリコンゴム等の離型性の良
いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、前記のエンド
レスベルト状定着フィルム9の下行側フィルム部分を加
熱体12との間に挟ませて加熱体12の下面に対して付
勢手段により例えば総圧4〜7kgの当接圧をもって対
向圧接させてあり、転写材シート16の搬送方向に順方
向の反時計方向に回転する。
回動駆動されるエンドレスベルト状の定着フィルム9は
繰り返してトナー画像の加熱定着に供されるから、耐熱
性・離型性・耐久性に優れ、−数的には100μm以下
、好ましくは50μm以下の薄肉のものを使用する。例
えばポリイミド・ポリエーテルイミド・PES −PF
A (4フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体樹脂)などの耐熱樹脂の単層フィルム
、或いは複合層フィルム例えば20μm厚フィルムの少
なくとも画像当接面側にPTFE (4フツ化エチレン
樹脂)・PAF等のフッ素樹脂に導電材を添加した離型
性コート層をlOμm厚に施こしたものなどである。
加熱体としての低熱容量線状加熱体12は、本例のもの
は、定着フィルム横断方向(定着フィルム9の走行方向
に直角な方向)を長手とする横長の剛性・高耐熱性・断
熱性を有するヒータ支持体12aと、この支持体の下面
側に下面長手に沿って一体に取付は保持させたヒータ基
板13を有してなる。
このヒータ基板13には、後述するように、通電発熱層
14、この通電発熱層14(加熱体12)の長手に関す
る発熱(加熱)範囲を所要に限定するための分岐電路、
通電用電極、温度センサー(温度検知素子)10等を具
備させである。
ヒータ支持体12aは加熱体12の全体強度を確保する
断熱部材であり、例えばpps (ポリフェニレンサル
ファイド)、PAf (ポリアミドイミド)、PI(ポ
リイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)
、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂、これらの樹脂とセラ
ミックス・金属・ガラス等との複合材などで構成できる
ヒータ基板13は耐熱性かつ電気絶縁性を有するもので
、−例として、厚み1.0mm・巾10mm・長さ24
0mmのアルミナ基板である。或はこれを含む複合材基
板である。
発熱層14は、−例として、基板13のフィルム摺動側
である下面の略中央部分に長手に沿ってTa2N・銀パ
ラジウム等の電気抵抗材料を巾1.0mmに塗工(スク
リーン印刷等)して具備させた線状もしくは帯状の低熱
容量の通電発熱層である。
温度センサー10は、通電発熱層14を設番すだ側とは
反対側の基板13面に配置しである。
本例では基板13の温度を加熱体12の温度として該温
度センサー10で検知させている。
本例の場合は上記の線状もしくは帯状の発熱層14に対
してその長手両端部より通電して発熱層を全長にわたっ
て発熱させる。通電は例え&f直流電源のパルス状波形
で、温度センサー10とマイクロコンピュータ−MPU
 19 (it図) によりコントロールされた所望の
温度、エネルギー放出量に応じたパルス(駆動パルス)
をそのパルス巾を変化させて与える通電制御回路構成に
しである。
又本例では定着装置7よりも転写材シート搬送方向上流
側の定着装置寄りにシートの先端・後端検知センサー(
不図示)を設けてあり、該センサーのシート検知信号に
より発熱体14に対する通電期間をシート16が定着装
置7を通過している必要期間だけに制御している。
定着フィルム9はエンドレスベルト状に限らず、第7図
例のように送り出し軸40にロール巻に巻回した有端の
定着フィルム9を加熱体12と加圧ローラ17との間、
ガイトローラ8aの下を経由させて巻取り軸41に係止
させて、送り出し軸40側から巻取り軸41側へ所定の
速度をもって走行させる構成であってもよい。
(3)定着実行動作 画像形成スタート信号により画像形成装置が像形成動作
して転写部(5)側から定着装置7へ搬送された、未定
着のトナー画像15を上面に担持した転写材シート16
の先端が定着装置寄りに配設した前述のセンサー(不図
示)により検知されると定着フィルム9の回動(又は走
行)が開始され、転写材シート16はガイド42に案内
されて加熱体12と加圧ローラ17との圧接部N(定着
ニップ部)の定着フィルム9と加圧ローラ17との間に
進入して、未定着トナー画像面が面移動状態の定着フィ
ルム9の下面に密着して面ズレやしわ寄りを生じること
なく移動定着フィルム9と一緒の重なり状態で加熱体1
2と加圧ローラ17との定着ニップ部Nを挟圧力を受け
つつ通過していく。
Wは加熱体下面部に設けである発熱体14の巾寸法であ
り、発熱体14は加熱体12の下面と加圧ローラ17の
上面との相互圧接中領域内、即ち定着ニップ部Nの巾領
域内に存在している。
シート16のトナー画像担持面は定着フィルム面に押圧
密着状態で定着ニップ部Nを通過していく過程で発熱体
14の熱を定着フィルム9を介して受け、トナー画像が
高温溶融してシート16面に軟化接着化15aする。
本例装置の場合は記録材たるシート16と定着フィルム
9との分離はシート16が定着ニップ部Nを通過して出
た時点で行なわせている。
この分離時点において溶融トナー15aの温度は未だト
ナーのガラス転移点より高温の状態にあり、従ってこの
分離時点でのシート16と定着フィルム9との結合力(
接着力)は小さいのでシート16は定着フィルム9面へ
のトナーオフセットな゛はとんど発生することなく、又
分離不良で定着フィルム9面にシート16が接着したま
ま巻き付いてジャムしてしまうことなく、常にスムーズ
に分離していく。
そしてガラス転移点より高温の状態にあるトナー15a
は適度なゴム特性を有するので、分離時のトナー画像面
は定着フィルム表面にならうことなく適度な凹凸表面性
を有したものとなり、この表面性が保たれて冷却個化す
るに至るので、定着済みのトナー画像面には過度の画像
光沢が発生せず高品位な画質となる。
定着フィルム9と分離されたシート16はガイド43で
案内されて排紙ローラ対(37)へ至る間にガラス転移
点より高温のトナー15aの温度が自然降温(自然冷却
)してガラス転移点以下の温度になって個化15bする
に至り、画像定着済みのシート16が出力される。
(4)加熱体の加熱範囲制御 第1図は加熱体12の加熱制御回路ブロック図である。
図において、14−18b・18s−18cは加熱体1
2の基板13のフィルム慴動面側である下面に形成した
通電発熱層(14)と、この発熱層の途中の所定位置よ
りそれぞれ分岐させた第1・第2・第3の3本の分岐電
路(18b・18e・18C)である。通電発熱層14
は基板13の下面の略中央部に基板長手に沿って一直線
状に形成しである。18aと18dはこの通電発熱層1
4の左端部と右端部に設けた銀等の良導電材質の通電用
電極(入力端子)である。第1〜第3の各分岐電路18
b・18e・18cも銀等の導′准性部材より形成され
ている。
kは電極18a・18a間の通電発熱層14の有効全長
域であり、本例は装置に供給して使用できる最大サイズ
転写材シートをA3版とし、そのシート幅に対応する長
さ寸法に設定しである。
また本例の場合は、通電発熱層14の左端側の基線イな
基準とする所謂片側基準で各種サイズの転写材シートが
供給されるもので、第1の分岐電路18b、第2の分岐
電路18e、第3の分岐電路18cは夫々この基線イか
らh−1−jの距離位置において通電発熱層14部分か
ら分岐させ、各自由端部を通電発熱層14の右端部に対
応する位置或いはその外側位置まで延長して形成しであ
る。
ここで各距11h−1−jは本例の場合は夫々85版、
A4版、84版シートの幅に対応する長さ寸法に設定し
である。
通電発熱層18、分岐電路1B(b−e−c)等を形成
具備させたヒータ基板下面はフィルム9との慴動面であ
るので、例えばTa205等の慴動保護層を形成して面
保護することが好ましい。
温度センサー10は、基板13の上面側即ち通電発熱層
14等を設けた側とは反対側で、且つ最小通紙領域であ
る領域り内に配置しである。
22は画像形成装置の操作パネルであり、第9図例のよ
うに、電源スィッチ22a、複写枚数設定キー22b、
枚数表示器22c、使用転写材サイズ指定操作キー(サ
イズ選択キー)22d、コピースタートキー釦22e等
が配置されている。
サイズ選択キー22dで選択指定されたサイズ情報がマ
イクロコンピュータMPU 19に取り込まれる。MP
U19は指定されたサイズ幅に応じたデコート信号をデ
コーダ20に送り、デコードされた信号は指定サイズ幅
に対応して加熱体駆動回路工〜■を選択的に駆動する。
該各回路工〜■は夫々各一方の端子を前記の第1〜第3
の分岐電路18b・18e・18c及び通電発熱層14
の方の端子18dに結線し、各回路の他方の端子は共通
化して電源Eを介して通電発熱層14の他方の通電用電
極18a(共通電極)に結線しである。21はメモリ回
路である。
■使用転写材シートとして最大サイズ幅であるA3版の
シートが選択指定されたときは、加熱体駆動回路■だけ
が駆動されて、通電発熱層14の両端部の電極18a・
18a間のみに電圧Eが印加され、第1〜第3の各分岐
電路isb・18e・18cは開路状態に保たれ、通電
発熱層14の有効全長域kが単位長さ当りの所定の発熱
量をもって発熱して、装置に供給されたA3版シートの
画像定着が支障なく実行される。
■使用転写材シートとして85版のシートが選択指定さ
れたときは、加熱体駆動回路工が駆動されて、電極18
aと、第1の分岐電路18bとの間に電圧Eが印加され
る。
これにより85版シートの通紙部に対応する領域りの発
熱層部分、即ち通電発熱層14の一端側の電極18aか
ら第1の分岐電路18bの分岐点までの発熱層部分が単
位長さ当りの所定の発熱量をもって発熱して、装置に供
給された85版シートの画像定着が支障なく実行される
一方、非通紙部(k−h)に対応する発熱層部分、即ち
第1の分岐電路18bの分岐点から通電発熱層14の他
端側の電極18dまでの発熱層部分は発熱しない。その
ため該非通紙部(k−h)に対応する加熱体部分の過昇
温が抑えられる。
■使用転写材シートとしてA4版のシートが選択指定さ
れたときは、加熱体駆動回路■が駆動されることで、電
極18aと、第2の分岐電路18eとの間に電圧Eが印
加され、A4版のシートの通紙部に対応する領域iの発
熱層部分が単位長さ当りの所定の発熱量をもって発熱し
て、装置に供給されたA4版シートの画像定着が支障な
く実行され、非通紙部(k−i)に対応する発熱層部分
は発熱せず、該非通紙部(k−i)に対応する加熱体部
分の過昇温が抑えられる。
■使用転写材シートとして84版シートが選択指定され
たときは、加熱体駆動回路■が駆動されることで、電極
18aと、第3の分岐電路18cとの間に電圧Eが印加
され、84版シートの通紙部に対応する領域jの発熱層
部分が単位長さ当りの所定の発熱量をもって発熱して、
装置に供給された84版シートの画像定着が支障なく実
行され、非通紙部(k−j)に対応する発熱層部分は発
熱せず、該非通紙部(k−j)に対応する加熱体部分の
過昇温が抑えられる。
(5)電路分岐部の構成(第2・第3図)通電発熱層1
4と、第1〜第3の分岐電路isb・18e・18Cの
各導通連絡部近傍の通電発熱層部分14′は本例の場合
は第2図の部分拡大図に示したように該部分14′と他
の部分14では単位面積当りの抵抗値が前者の部分14
′の方が後者の部分14よりも高いものとなるように2
種類の抵抗材料を塗布分けして通電発熱層14の全長部
を構成しである。
具体的には部分14は銀・パラジウムを塗布して、部分
14′は酸化ルテニウムを塗布して通電発熱層14の全
長部を構成しである。ここで部分14′の酸化ルテニウ
ムは部分14′の銀・パラジウムより単位面積当りの抵
抗値が高い。そのため通電発熱層14に通電したとき部
分14′の発熱量が部分14のそれよりも増加する。
即ち通電発熱層14と分岐電路18(b−c・e)の導
通連絡部近傍の通電発熱層部分14′は分岐電路の存在
による放熱分が補なわれて他の部分14との温度低下が
防止される。
従って前述(作用)の(B)項で説明したように小サイ
ズ記録材(B5)よりも大サイズの記録材(A4・B4
・A3)を通紙したときも通電発熱層14に対する第1
〜第3の分岐電路18b・18e・18cの分岐部での
定着性の低下の問題を生じない。
上記は2種類の材料として銀パラジウムと酸化ハチニウ
ムを例に説明したが、これに限定されず、種々の材料の
組み合せが可能である。
また銀パラジウムの混合比を変えて部分14に対し部分
14′の単位面積当りの抵抗値を高めることも可能であ
る。
部分14′の抵抗値を部分14よりも高いものとする手
段として第3図に示したように部分14′の幅を部分1
4よりも次第に狭くするのもよい。これにより部分14
′は部分14に比較して抵抗が高くなり、部分14′の
発熱量を次第に増加させることが可能となる。
この場合には前述第2図のもののように異なる2種類の
抵抗材料を塗布分けする必要がないので、製造工程を簡
略化することが可能となる。
また他の方法として発熱層の膜厚を変えることも可能で
ある。すなわち第2図に於て発熱層14部分の膜厚に対
し14′部分を薄膜化することにより、分岐電路の分岐
部近傍の発熱層部分14′の抵抗値を他の発熱層部分1
4より相対的に高くして発熱量を増加させることも可能
である。
上記何れの場合も、部分14′の抵抗値は該部分14′
からの分岐電路の存在による放熱分を補なって部分14
との温度差を実質的に生じさせない発熱量となるように
設定する。
(6)その他 ■各分岐電路18b・18e・18cは通電発熱層14
′に対して第1〜第3図のように傾斜角をなして導通連
絡させてもよいし、第4図のように略直角をなして導通
連絡させてもよい。
■各分岐電路18b・18e・18cの通電発熱層14
′に対する分岐側端部は通電発熱層14′の上側に重ね
合せて導通連終させてもよいし、通電発熱層14′と基
板13との間に介入させて導通連絡させてもよい。
■第5図は所謂中央基準によるシート供給の場合におけ
る分岐電路の構成態様例を示したものである。口が中央
基線である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、分岐電路の配設に
より加熱体の長手に関する所要の加熱(発熱)を使用記
録材のサイズ幅に対応した通紙部範囲に限定し、非道紙
部範囲についての不必要な加熱は抑えることが可能とな
り、加熱体の非通紙部の過昇温を防止でき、従って加熱
体非通紙部分の過昇温が抑えられ、線状加熱体の有効全
長域にわたって常にほぼ均一の温度に保つことか可能と
なる。
その結果、線状加熱体、定着フィルムおよび加圧部材等
の温度不均一性による耐久寿命の低下、それらの破損、
汚損等を防ぐことができる。また定着フィルムの片寄り
、しわ等の走行性不良を抑えることができる。
また、通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発
熱層部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよりも相
対的に高くしたことで、通電発熱層の分岐電路との導通
連絡部での局所的な温度低下がなくなり、通電発熱層の
長手に沿う発熱(温度分布)を均一化して各サイズの記
録材について何れも局所的定着不良部等を発生させずに
良好な定着処理を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱制御回路のブロック図。 第2図は通電発熱層と分岐電路の導通連絡部の拡大図。 第3・4図は夫々他の例の同上図。 第5図は分岐電路の他の構成態様例。 第6図は定着装置の一例の構成略図。 第7図は他の例の同上図。 第8図は画像形成装置の一例の構成略図。 第9図は操作パネル部の平面図。 工は原稿照明ランプ、2は原稿台ガラス、3はyX稿構
台バー、4は現像器、5は転写・分離帯電器、6は回転
ドラム型感光体、7は定着装置、8は駆動ローラ、9は
フィルム、10は温度センサー 11は従動ローラ、1
2は加熱体、13はアルミナ基板、14・14′は通電
発熱抵抗体、18b−18e−18cは分岐電路、15
はトナー画像、16は転写材シート、19はMPU。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱体にフィルムを接触させて移動させ、該フィ
    ルムの加熱体側とは反対側の面に記録材を密着させてフ
    ィルムと共に加熱体位置を移動通過させて加熱体からフ
    ィルムを介して記録材に熱エネルギーを与える定着装置
    であり、 前記加熱体は、記録材の移動通過方向と交差する方向を
    長手とし両端部から通電される通電発熱層を有し、その
    通電発熱層の長手に沿う途中部の少なくとも所定1箇所
    位置から分岐して選択的に通電制御される分岐電路を有
    し、 前記通電発熱層と前記分岐電路の導通連絡部近傍の通電
    発熱層部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよりも
    相対的に高くしてある、 ことを特徴とする定着装置。
  2. (2)通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発
    熱層部分を他とは抵抗値の異なる材料にして該通電発熱
    層部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよりも相対
    的に高くしてある、請求項1記載の定着装置。
  3. (3)通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発
    熱層部分の幅を他よりも挟めることで該通電発熱層部分
    の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよりも相対的に高
    くしてある、請求項1記載の定着装置。
  4. (4)通電発熱層と分岐電路の導通連絡部近傍の通電発
    熱層部分の厚みを他よりも薄くすることで該通電発熱層
    部分の抵抗値を他の通電発熱層部分のそれよりも相対的
    に高くしてある、請求項1記載の定着装置。
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DE69024751T DE69024751T2 (de) 1989-10-30 1990-10-29 Bildfixiergerät
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5204723A (en) * 1990-11-02 1993-04-20 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus having heater with branch
JP2009064759A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Rohm Co Ltd ヒータ
JP2017161899A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 固体ヒータにおける温度レベル及び/又は抵抗造花のための方法

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