JPH03197312A - ジルコン粉末の合成法 - Google Patents

ジルコン粉末の合成法

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JPH03197312A
JPH03197312A JP1338103A JP33810389A JPH03197312A JP H03197312 A JPH03197312 A JP H03197312A JP 1338103 A JP1338103 A JP 1338103A JP 33810389 A JP33810389 A JP 33810389A JP H03197312 A JPH03197312 A JP H03197312A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温構造材料として有用なジルコン焼結体の
製造に適したジルコン粉末の合成法に関するものである
。
〔従来の技術] シリカおよびジルコニアのみからなる混合粉末を焼成す
るだけでは、ジルコンを生成させるのは困難であり、こ
れに低融点の各種金属酸化物を添加すると、その生成反
応が促進されることが知られている(材料15(15B
)、815−820 (196B)、工業化学雑誌70
.286(1967))。
しかし、この方法によってえられる粉末を焼結すると、
上記の金属酸化物が焼結時に組織の不均一性を生じさせ
てえられる焼結体の室温における機械的性質を低下させ
るうえに、金属酸化物によっては、低融点ガラス相を残
存させ、高温における機械的性質を低下させてしまう。
この金属酸化物は、ジルコン格子内にとりこまれてしま
い、洗浄等によって除くことも困難である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような問題の解決、すなわち上記のよう
な金属酸化物不純物および未反応原料を含まない、かつ
、粒径の小さいジルコン粉末の合成法の提供を目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明は、 ■ pHが8以下であってシリカとジルコニアとをsi
o□/ZrO□モル比実質上1/1の割合で含む液を脱
液処理してえられたシリカおよびジルコニアと ■ 該シリカとジルコニアとの合計量に対して0.1w
t%以上のジルコンと からなる原料混合粉末を、 (a)1200℃から焼成温度までの昇温速度を5℃/
min以下とし、1300〜1700℃の焼成温度に1
.0〜24時間保持するか、または (b) 700℃から1200℃まで10時間以上かけ
て昇温し、かつ、1300〜1700℃に10時間以上
保持する ことからなるジルコン粉末の合成法、を要旨とするもの
である。
(原料) 本発明の原料であるシリカ、ジルコニアおよびジルコン
は、その製造法などに格別の制限はない。たとえば、シ
リカとしては、湿式法または乾式法で合成されたホワイ
トカーボン;シリカゾルの脱水物;単体の珪素を酸化し
たちの;シリコンメトキシド、シリコンエトキシド、シ
リコンブトキシド、シリコンプロポキシド、とくにその
テトラアルコキシドなどのシリコンアルコキシドの加水
分解物等々をあげることができる。ジルコニアとしては
、各種ジルコニア化合物から合成された市販のジルコニ
ア粉末;ジルコニアゾルの脱水物;ジルコニウムメトキ
シド、ジルコニウムエトキシド、ジルコニウムプロポキ
シド、ジルコニウムブトキシド、とくにそのテトラアル
コキシドなどのジルコニウムアルコキシドの加水分解物
等々をあげることができる。ジルコンとしては、天然ジ
ルコンや本発明その他の方法で合成された合成ジルコン
をあげることかできる。
(原料の配合) シリカとジルコニアとの配合割合は、S10□/Zr0
.モル比(すなわち、91/Zr原子比)が秤量誤差範
囲内で1でなければならない。ジルコンが3102・Z
rO□で表されることから明らかなように、シリカおよ
びジルコニアのうち過剰に配合された分は、焼成条件の
いかんに拘らず当然製品ジルコン粉末中に不純物として
含まれることとなるからである。
また、ジルコンは、それを存在させることにより、原料
混合粉末中にジルコンの核を発生させ、その核を成長さ
せて結晶質ジルコンを生成させるために添加するもので
ある。ジルコン生成速度を十分なものとするために、そ
の使用量は、シリカとジルコニアの合計に対して0.I
wt%以上としなければならない。しかし、多すぎても
それだけの効果の向上はえられないので、10νt%以
下とするのがよい。特に天然ジルコンを用いる場合には
、それに由来する不純物が製品の中に混入するので、1
wt%以下にすることが好ましい。
シリカおよびジルコニアは、pH8以下の液から脱液処
理によってえられた、これら両者のものからなる混合粉
末でなければならない。シリカの表面が負に、ジルコニ
アのそれが正に帯電し、たがいに引き合ってシリカとジ
ルコニアとの均一な混合物となり、ひいてはごく純度の
高いジルコンがえられることとなるからである。
このような効果は、当然乾式法による混合ではえられな
い。いっぽう、8をこえるとシリカの表面電荷がシリカ
と同じく負になって両者がたがいに反発し合って均一な
混合物となりにくく、それによってジルコン化が阻害さ
れることとなる。ジルコニアとシリカの表面電荷は、ζ
電位を測定することにより評価することができる。
もっとも、多くのシリカ原料やジルコニア原料は、中性
の液に添加してその液のpuを8よりも高くすることは
ない。しかし、たとえば、シリカゾルやジルコニアゾル
の中にはアンモニアを添加してpHを8よりも高くして
市販されているものもあり、このようなものを使用する
場合は、塩酸などを加えてpHを8以下に下げる必要が
ある。
シリカおよびジルコニアを水や有機溶媒に分散させた液
としなければならない。出発原料が粉末である場合、そ
れらの配合は、セラミックス原料粉末の混合法として慣
用されている、ボールミル、振動ミル、アトライターな
どの粉砕機によって行なうのがよい。その配合も、湿式
法によるのがよい。それに使用する溶媒は、粉末に対し
て不活性であればよく、たとえばエタノール、ブタノー
ル、水、アセトン、トルエンなどを使用しうる。溶媒の
pHが8をこえる場合は、それが8以下となるように調
整しておく。
溶媒100m1あたり粉末を50〜Bog添加して上記
の粉砕機で処理すればよい。原料濃度が低すぎると、当
然処理槽容積あたりの生産性がわるくなるだけでなく、
脱液処理におけるエネルギー消費量が大きくなり;いっ
ぽう、原料濃度が高すぎると、液の粘度が高くなって撹
拌が困難となるからである。混合時間は、24〜100
時間程度がよく、あまり長くしてもそれほどには効果が
上らない。
シリカゾルおよびジルコニアゾルは、市販のものをその
まま、すなわち水性液のまま用いることができる。これ
ら゛ゾルは、各成分がよく分散しているので、この両者
を出発原料として用いると、より均一な原料混合粉末を
うろことができる。この場合、濃度をlO〜30wt%
にして5〜48時間程時間性して混合するのがよい。濃
度が濃すぎるとゾルが不安定となり、薄すぎると脱液に
負担がかかりすぎ、また、より均一なものとするのに撹
拌時間は長いほうがよいが、あまり長くしてもそれほど
効果は向上しないからである。
アルコキシドを出発原料とする場合は、同じアルキル基
のアルコールやトルエン、アセトン。
ヘキサンなどの非水系溶媒に溶解した溶液に、水を化学
量論量以上添加して加水分解させればよい。この非水系
溶媒は、系を均一な溶液とすることができるだけの量使
用すればよく、通常各アルコキシドについて20〜10
0重量倍とすればよい。
シリカおよびジルコニアの出発原料として、両者ともア
ルコキシドを用いる場合、後者のアルコキシドが前者の
それよりも加水分解速度が速いので、両者の均一溶液を
加水分解すると、ジルコニアがシリカよりも速く析出し
、この両者の均一な混合性でんとなりにくい。キレート
剤たとえば2.4−ベンタンジオール、ブタン−2,3
ジオール、2−メチル−2,4−ベンタンジオールなど
をジルコニウムアルコキシドとキレート化合物をつくら
せれば、その加水分解速度を遅らせてシリコンアルコキ
シドのそれに近づけることができる。シリコンアルコキ
シドを一部加水分解してから上記のキレート化物と混合
すれば、さらに容易に両者の加水分解速度を合わせるこ
とができる。テトラアルコキシシランを用いる場合、こ
れがシリコンアルコキシドの中でももっとも加水分解速
度が遅いので、この方法がとくに有効である。キレート
剤の使用量は、ジルコニウムアルコキシドに対し当量以
上でなければならないが、あまり多く、すなわちジルコ
ニウムアルコキシドの4重量倍をこえるほどに使用する
と、キレート剤が一部遊離の形で残り、これがシリコン
アルコキシドとキレート化合物をつくってその加水分解
速度をも遅らせ、加水分解速度を調整する目的が達成さ
れがたくなる。
これらの操作は、前記の非水系溶媒中で行なう。
該溶媒の量は、系を均一な溶液とすることができるだけ
のものであればよいが、通常アルコキシドの20〜10
0重量倍とすればよい。
このようにしてえられた両アルコキシド溶液を混合し、
水を添加して加水分解することによって、シリカおよび
ジルコニアが均一に分散したゲル状沈でん物を含む液か
えられる。この水は、当量以上で加水分解は可能である
が、とくにシリコンアルコキシドの加水分解速度が遅い
ので、通常は、化学量論量の5〜10倍の範囲がら選ぶ
のがよい。通常、このようにしてえられた混合液のpH
は8以下であるが、加水分解速度を上げるためにも、加
水分解の前の溶液の段階でpHを下げておくのがよい。
すなわち、シリコンアルコキシドを溶解した非水系溶媒
中に、塩酸でplを1〜4に調整した水を1〜2当量倍
添加し、40〜50℃で3〜10時間撹拌して部分的に
加水分解させ、ジルコニアのキレート化物と混合し、加
水分解を完結させることにより均一なシリカとジルコニ
アとの混合物かえられる。
以上のようにして調製された液を脱液処理して、シリカ
とジルコニアとの均一な混合物がえられる。この脱液は
、各種の方法によって行なうことができるが、通常、微
細な粉末が大量の液に分散したものを処理するものであ
るので、スプレードライヤーや常圧または減圧下の蒸発
乾固による方法が望ましい。
本発明では、焼成に供する混合粉末中にジルコンを存在
させねばならない。しかし、その手段に制限はない。す
なわち、脱液処理前、脱液処理の際、脱液処理後などの
いずれの段階にジルコンを添加してもよい。
(焼成) 以上のようにして配合された混合粉末を、以下の昇温過
程を経させたのち、1$00−1700℃で焼成する。
1300℃未満では、シリカとジルコニアとを充分に反
応させることができず、いっぽう、1700℃をこえる
と、生成したジルコンがシリカとジルコニアとに分解す
るからである。また、焼成の時間が短かすぎると、当然
ジルコンの生成が不充分であって未反応のシリカおよび
ジルコニアが残存することとなる。1300〜1700
℃に1時間以上保持することにより純度のよいジルコン
かえられる。
このようにシリカとジルコニアとの反応を完結させるに
は、1300〜1700℃で焼成する必要があるが、焼
結性のよい、すなわち粒径の小さいジルコンをうるため
に、以下に説明するように、焼成条件を調整する必要が
あり、また、生産性を上げるために焼成の時間を短くし
てしかも粒径の小さいものをうるには、焼成条件をさら
に微妙に調整する必要がある。
原料混合粉末の調製において乾燥が不充分であってそれ
になお水や有機溶媒が残っている場合は、それら液体が
完全に蒸発するまでは、できるだけ昇温速度を小さくす
るのがよい。昇温速度が大きすぎると、滲出した液体に
よって粉末が凝集し、製品ジルコン粉末の粒径が大きく
なり、焼結性の劣ったものとなるからである。
700℃程度まで10℃/win以下で昇温すれば、上
記の凝集は避けられる。
すなわち、このように原料混合粉末中に液体が含まれて
いる場合を除いて、700℃までは、どのような昇温パ
ターンをもとりつる。
原料混合粉末中のジルコンのなんらかの作用によると考
えられるが、700℃からジルコンの結晶核が生成しは
じめ、この結晶核の数の増加速度とジルコンの粒子の成
長速度のいずれも温度が高いほど大きくなる。しかし、
温度が低いほど粒子成長速度に比べて結晶積数増加速度
が大きく、いっぽう、温度が高いほど結晶積数増加速度
に比べて粒子成長速度が大きくなるのが認められる。す
なわち、粒径の小さいジルコン粉末をうるには、700
℃から焼成温度までの間の比較的低い温度領域になるべ
く長い時装置いてジルコンの結晶核の数をなるべく多く
しておいて、高い温度領域でジルコン化を完結させるの
がよい、ということになる。
具体的には、1200℃までは結晶積数増加速度も粒成
長速度も小さいので、1200℃までは昇温条件を格別
制限しなくとも、1200℃から焼成温度までの昇温速
度を5℃/min以下、好ましくは2℃/g+1n以下
とすることにより、かなり粒径の小さな、かつ純度のよ
い(すなわち未反応のシリカおよびジルコニア含有量の
小さい)ジルコンをうろことができる。
ごく粒径の小さい製品をうるには、粒子の成長が遅い7
00〜1200℃にできるだけ長くおいて、この間に結
晶核をできるだけ多く生成させるのがよいということに
なる。すなわち、700℃から1200℃までの時間を
10時間以上とすれば、1200〜1300℃の温度範
囲では結晶の生成がその成長に比べればむしろややさか
んといえるぐらいであるので、この温度域における昇温
条件を格別調整しなくとも、1300〜1700℃に1
0時間以上保持することにより、きわめて粒径の小さく
、かつきわめて純度の高い製品をうることができる。製
品の粒径と焼成処理時間との兼ね合いから、700℃か
ら1200℃までの昇温時間を20〜90時間とし、1
300〜1700℃における保持時間を10〜50時間
とするのがなお望ましい。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、
ジルコンにとって不純物となる酸化物を含まない、かつ
、粒径の小さい合成ジルコン粉末かえられ、したがって
、その製品粉末を焼結すれば、室温および高温のいずれ
においても機械的性質のよい焼結体かえられる。
[実施例] 以下の実施例および比較例における製品ジルコン粉末中
の成分の検出は、X線回折試験による、2θ−26〜3
2°におけるジルコンの(200)、単斜晶ジルコニア
の(111)および(111)ならびに正方晶ジルコニ
アの4本のピークによって行ない、ジルコンの生成率は
、式 %式%(111) )) (IはX線強度を、()内の数字は上記の面指数を表す
) によって求めた。
また、製品ジルコン粉末中の平均粒径は、走査型電子顕
微鏡で観察して測定した。
実施例1〜8、比較例1〜4 テトラエトキシシランのエタノール溶液(濃度170g
/j )と塩酸(濃度32wt%)と水とを、5j(O
C2H9)4 :HCl  : H20モル比10:i
:20となるように混合して、pH2の液をえ、75℃
で50時間還流して、テトラエトキシシランの一部加水
分解物の溶液をえた。
また、別途、上記テトラエトキシシランと同モルのテト
ライソプロポキシジルコニウムのブタノール溶液(濃度
400g/j)と2−メチル−2,4−ベンタンジオー
ルとを2−メチル−2,4−ベンタンジオール/テトラ
イソプロポキシジルコニウムモル比2/l(ただし、実
施例6では10/1、比較例2ではO/1)の割合で混
合し、50℃で完全に均一に溶解するまで還流して、テ
トライソプロポキシジルコニウムのキレート化合物の溶
液をえた。
このようにしてえられたテトラエトキシシランの一部加
水分解物の溶液とテトライソプロポキシジルコニウムの
キレート化物−の溶液とを混合し、10容量倍の水にと
かし、常温で5時間撹拌した。えられたゲル状沈でん物
をデカンテーションおよび水による洗浄を繰り返して分
離し、800℃に1時間加熱して乾燥し、天然ジルコン
粉末を添加し、ボールミルで24時間混合し、2”C/
s1nの昇温速度で焼成温度まで昇温し、焼成温度に1
時間に置いて焼成した。
以上の条件以外の条件および製品の成分を表1に示す。
実施例7〜10、比較例5〜12 まず、シリカとジルコニアとの混合粉末を以下のように
して調製した。
■ ジルコニア粉末(東ソー社製)とシリカ粉末(日本
アエロジル社製)とをSi/Zr原子比が1となるよう
に秤取し、エタノールに添加し、l規定の塩酸でpHを
7に調整し、ジルコニアボールを用いてボールミルによ
り48時間混合し、えられた混合物をエバポレーターを
用いて減圧下80℃に2時間乾燥処理を行なった。
■ ジルコニアゾル(8産化学社製、濃度20wt%)
とシリカゾル(8産化学社製濃度20wt%)とを81
/Zr原子比が1となるように秤取し、l規定のアンモ
ニア水でplを5〜5.5に調整し、セパラブルフラス
コを用いて1時間混合した。
こうしてえられたシリカおよびジルコニアが分散した液
をエバポレーターを用いて減圧下80℃に2時間乾燥処
理を行なった。
以上のようにしてえられた粉末に天然ジルコンを添加し
、この混合粉末をジルコニアボールを用いて、エタノー
ル中ボールミルにより24時間混合した。この混合粉末
を引き続きエバポレーターを用いて減圧下80℃に2時
間乾燥処理を行った。こうしてえられた混合物を、大気
中で焼成温度に1時間保持し、合成ジルコン粉末をえた
。
上記以外の条件及び結果を表2に示す。
実施例17〜2B、比較例13〜20 まず、シリカおよびジルコニアを分散させた液を以下の
ようにして調製した。
■ ジルコニア粉末(東ソー社製)とシリカ粉末(日本
アエロジル社製)とを81/Zr原子比が1となるよう
に秤取し、エタノールに添加し、1規定の塩酸でpHを
調整し、ジルコニアボールを用いてボールミルにより4
8時間混合した。
■ ジルコニアゾル(8産化学社製、濃度20wt%)
とシリカゾル(8産化学社製濃度20wt%)とを81
/Zr原子比が1となるように秤取し、セパラブルフラ
スコを用いて1時間混合した。この際、混合液のpHを
1規定のアンモニア水によって調整した。
■ テトラエトキシシランのエタノール溶液(濃度17
0g/ 1 )と塩酸(濃度32wt%)と水とを、8
1(OC2Hs)4:HCl  : H20モル比10
:l:20となるように混合して、pH2の液をえ、7
5℃で50時間還流して、テトラエトキシシランの一部
加水分解物の溶液をえた。
また、別途、上記テトラエトキシシランに対し同モルの
テトライソプロポキシジルコニウムのブタノール溶液(
濃度400g/l)と2−メチル−2,4−ベンタンジ
オールとを2−メチル−2,4−ベンタンジオール/テ
トライソプロポキシジルコニウムモル比2/1の割合で
混合し、50℃で完全に均一に溶解するまで還流して、
テトライソプロポキシジルコニウムのキレート化合物の
溶液をえた。
このようにしてえられたテトラエトキシシランの一部加
水分解物の溶液とテトライソプロポキジジルコニウムの
キレート化合物の溶液とを混合し、10容量倍の水にと
かし、常温で10時間撹拌した。その間1規定のアンモ
ニア水によってpoを調整した。
以上のようにしてえられた混合物をエバポレーターを用
いて減圧下80℃に2時間乾燥処理を行ない、えられた
粉末に天然ジルコンを添加し、この混合粉末をジルコニ
アボールを用いて、エタノール中ボールミルにより24
時間混合した。
この混合粉末を引き続きエバポレーターを用いて減圧下
80℃に2時間乾燥処理を行った。こうしてえられた混
合物を、700℃から1200℃までおよび1200℃
から焼成温度まではそれぞれ一定の昇温速度で(ただし
、1300〜1700℃の間の焼成時間は表3に示すと
おりにして)昇温して大気中で焼成することにより合成
ジルコン粉末をえた。
上記以外の条件及び結果を表3に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)[1]pHが8以下であってシリカとジルコニア
    とをSiO_2/ZrO_2モル比実質上1/1の割合
    で含む液を脱液処理してえられたシリカおよびジルコニ
    アと [2]該シリカとジルコニアとの合計量に対して0.1
    wt%以上のジルコンと からなる原料混合粉末を、1200℃から焼成温度まで
    の昇温速度を5℃/min以下とし、1300〜170
    0℃の焼成温度に1.0〜24時間保持することを特徴
    とする、ジルコン粉末の合成法。 (2)「1」pHが8以下であってシリカとジルコニア
    とをSiO_2/ZrO_2モル比実質上1/1の割合
    で含む液を脱液処理してえられたシリカおよびジルコニ
    アと [2]該シリカとジルコニアとの合計量に対して0.1
    wt%以上のジルコンと からなる原料混合粉末を、700℃から1200℃まで
    10時間以上かけて昇温し、かつ、1300〜1700
    ℃に10時間以上保持することを特徴とする、ジルコン
    粉末の合成法。 (3)pHが8以下であってシリカとジルコニアとをS
    iO_2/ZrO_2モル比実質上1/1の割合で含む
    液が [1]シリコンアルコキシドおよび [2]ジルコニウムアルコキシドとキレート剤との反応
    混合物 を非水系溶媒に溶解し、えられた混合溶液と当量以上の
    水とを接触させることによって加水分解させてえられた
    ものである、請求項(1)または(2)記載のジルコン
    粉末の合成法。 (4)シリコンアルコキシドがテトラアルコキシシラン
    の一部加水分解物であり、ジルコニウムアルコキシドと
    キレート剤との反応混合物がジルコニウムアルコキシド
    と当量以上4重量倍以下のキレート剤との反応混合物で
    ある、請求項(3)記載のジルコン粉末の合成法。 (5)pHが8以下であってシリカとジルコニアとをS
    iO_2/ZrO_2モル比実質上1/1の割合で含む
    液がシリカゾルとジルコニアゾルとの混合物である、請
    求項(1)または(2)記載のジルコン粉末の合成法。 (8)原料混合粉末中のジルコンが合成ジルコンであり
    、その含有量がシリカとジルコニアとの合計量に対して
    0.1〜10wt%である、請求項(1)〜(5)のい
    ずれかの項記載のジルコン粉末の合成法。 (7)原料混合粉末中のジルコンが天然ジルコンであり
    、その含有量がシリカとジルコニアとの合計量に対して
    0.1〜1wt%である、請求項(1)〜(5)のいず
    れかの項記載のジルコン粉末の合成法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010510958A (ja) * 2006-11-27 2010-04-08 コーニング インコーポレイテッド 耐火性セラミック複合体およびその製造方法

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JP2838802B2 (ja) 1998-12-16

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