JPH0319733Y2 - - Google Patents

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JPH0319733Y2
JPH0319733Y2 JP1987058069U JP5806987U JPH0319733Y2 JP H0319733 Y2 JPH0319733 Y2 JP H0319733Y2 JP 1987058069 U JP1987058069 U JP 1987058069U JP 5806987 U JP5806987 U JP 5806987U JP H0319733 Y2 JPH0319733 Y2 JP H0319733Y2
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oxygen
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は海老やかに等の甲殻類、かき等の貝
類、ふぐ等の魚類の内で大気中でもある程度の時
間生きた状態でいることのできるものを、輸送や
店頭での販売、更には料理するまでの長時間生息
状態におくことのできる活魚介類等の輸送用容器
に関するものである。
〈従来の技術〉 食生活が多様化するにつれて、魚介類の鮮度に
対する消費者の要求が従来に増して厳しいものと
なりつつある。特にグルメブームの到来が大衆化
しつつある昨今では活魚輸送の技術も著しい進歩
を遂げつつある。大量の魚介類を輸送する手段と
しては海水中へ酸素を供給しながら輸送する活魚
運搬車等が有る。本考案はこのような大量の魚介
類を輸送することを目的とするものではなく、一
般家庭で食するに必要な程度の量(例えば 車海
老の場合、数匹〜数十匹程度)を容器に入れて、
デパートの店頭等でも販売できる程度の比較的小
さな容積で生きたままで送ることを目的とするも
のである。このような輸送形態は従来、例えば冬
場に容器中のオガ屑中に海老を入れて送る程度の
ことしか実施がなされていなかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来実施されていた上記のような輸送形態は外
気温が高い夏場等には実施できないし、内部へ蓄
冷剤や例えば特開昭59−59130号のように氷を入
れて夏場に長時間輸送に耐えさせようとすると氷
等の大きなものが必要とされ、その分だけ収容空
間を増加させなければならず、容器全体が大きく
なつて実用的ではない。また、うなぎやどじよ
う、ひらめ等に実施されている酸素封入方式は、
静置状態の時(すなわち、水が揺れない時)酸欠
状態になるし、長距離輸送が不可能である。この
ように、いずれにせよ従来検討されてきた活魚介
類等の輸送用容器は、贈答品等として個々の家庭
に配送されるような形態でもなく、長時間の輸送
に内部の魚介類が耐えられるものでもなかつた。
〈問題点が解決するための手段〉 そこで、本考案では、家庭等へ生きたままの姿
で活魚介類を輸送できる輸送用容器を開発したの
である。その構造は活海老等の断熱収容空間を有
した容器1の底部に酸素透過性包装袋2でシール
した凍結酸素調節供給部3を設けたことを特徴と
するものである。
本考案でいう断熱容器1は 外気温の高低にか
かわらず、内部の活魚介類の収容空間を10°C前後
の魚介類が冬眠に近い状態に維持することが可能
な容器であつて、例えばスチレン発泡体等の合成
樹脂発泡体、ダンボール、プラスチツク等の多重
容器等を示すことが出来る。
また、ここにいう多孔材4は 凍結させる際に
過酸化水素水や水を含んで保持する機能と、凍結
された過酸化水素水を徐々に解凍させる機能を有
したもので、例えばスポンジ板、スポンジチツ
プ、パーライト粉粒体等の無機質多孔粒子等であ
る。多孔材4が 板状やシート状の場合には中央
付近に複数の穴を設けると効果的である。
凍結酸素調節供給部3は 過酸化水素水を含浸
凍結させた多孔材4と その下部の酸素発生剤粉
末5とからなるものが本考案の実施に適してい
る。酸素発生剤粉末5とは 上記過酸化水素水に
作用して酸素を発生させる化合物であつて、二酸
化マンガンを挙げることが出来る。過酸化水素水
の中に酸化第二鉄塩や弗素を添加して二酸マンガ
ンの反応調整剤とする。本考案の凍結酸素調節供
給部3はこの他に、水を含浸凍結させた多孔材4
とその下部の酸素発生剤粉末5として過酸化ナト
リウム粉末を用いることも出来る。これらはトレ
ー中に入れて酸素透過性の包装袋中に収容されて
開口部がシールされる。
酸素透過性包装袋2は、発生した酸素の通気は
可能であるが、内部の水や反応後の化合物の浸出
が不可能な性質の合成樹脂シートよりなるもので
ある。
〈作用〉 このような活魚介類等の輸送用容器は、予め水
温を下げて冬眠状態にされた車海老等の魚介類を
オガ屑等の充填材と共に入れると、底部に酸素透
過性包装袋2内の 含浸凍結された過酸化水素水
や水が魚介類の冷蔵に寄与しながらそれによつて
徐々に解凍され、解凍の結果浸出した過酸化水素
水や水等の解凍液が 酸素発生剤粉末5に接触し
て酸素を発生させる。 この時、多孔材4は解凍
液が 直ちに酸素発生剤粉末5に接触せず徐々に
浸出して反応させる作用を有している。発生した
酸素は 酸素透過性包装袋2の微細孔から収容空
間の活海老等に供給され、水等は袋内にとどめら
れる。このように凍結酸素調節供給部3は活海老
等の断熱収容空間の低温を維持すると共に、酸素
供給の機能を果す作用がある。
〈実施例〉 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案の介類等の輸送用容器の分解斜
視図であり、第2図は車海老を収容している様子
を示す一部破断斜視図である。第3図は中央部拡
大断面図である。
ここに例示した活魚介類等の輸送用容器は内容
積が6000cm3程度であつて、車海老を10〜20匹程度
収容して宅配便等を利用して送ることの出来る小
規模のものである。容器1は断熱性能に優れた発
泡スチロール製であり、上部に板状の蓋1bがあ
り、その下部の容器本体1aは矩形箱形である。
このような断熱容器の内部底面に凍結酸素調節
供給部3が設けられている。それは、薄い平面状
のトレー6の内部に 過酸化酸素水を含浸凍結さ
せた多孔材4とその下部に酸素発生剤粉末5とが
収容され、これらが更に酸素透過性包装袋2中に
収容されて開口部がシールされた構造である。こ
こで使用された酸素発生剤粉末は約25gの二酸化
マンガンである。多孔材4は連続気泡のポリエチ
レン発泡体である。中央付近に貫通穴8が多数設
けられている。
本実施例では 凍結酸素調節供給部3と充填材
9との間を隔てるために可撓性の発泡体(スポン
ジ)シート10が用いられている。
以上にような構造の活魚介類等の輸送用容器内
の発泡体シート10の上に、予め5°Cの低温に冷
却された充填材9のオガ屑を 30mm厚程度で一面
に敷き、その上に予め10°C程度に水温を下げて冬
眠に近い状態にされた車海老11を並べて置き、
更に、車海老のうえにオガ屑を容器内一杯に入れ
て、蓋をして隙間をテープ貼りした。
この包装態様で輸送条件(30°C)に置いた結
果、出荷後7〜8時間で酸素が発生し始め、酸素
発生量200ml/hで約15時間程度酸素の供給が有
り、詰込み後30時間程度、車海老を活きた状態で
送ることが出来た。
〈考案の効果〉 本考案の活魚介類等の輸送用容器によつて生き
たままの車海老等を手軽に消費者の手元に送り届
けることが出来ることとなつた。
低温の状態かつ酸素の供給可能な状態にありな
がら全体がコンパクトで、ギフト商品等に活魚介
類を提供可能とした点は有用であり、魚介類の付
加価値を高める効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の活魚介類等の輸送用容器の分
解斜視図であり、第2図は車海老を収容している
様子を示す一部破断斜視図である。第3図は中央
部拡大断面図である。 1……容器、2……酸素透過性包装袋、3……
凍結酸素調節供給部、4……多孔材、5……酸素
発生剤粉末、6……トレー、8……貫通穴、9…
…充填材、10……発泡体(スポンジ)シート、
11……車海老。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 活海老等の断熱収容空間を有した容器1の底
    部に酸素透過性包装袋2でシールした凍結酸素
    調節供給部3を設けてなる活魚介類等の輸送用
    容器。 2 凍結酸素調節供給部3は過酸化水素水を含浸
    凍結させた多孔材4とその下部の酸素発生剤粉
    末5とからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の活魚介類等の輸送用容器。
JP1987058069U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0319733Y2 (ja)

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JP1987058069U JPH0319733Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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Publication Number Publication Date
JPS63165155U JPS63165155U (ja) 1988-10-27
JPH0319733Y2 true JPH0319733Y2 (ja) 1991-04-25

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ID=30888334

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959130A (ja) * 1982-09-27 1984-04-04 凸版印刷株式会社 活魚の包装方法

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JPS63165155U (ja) 1988-10-27

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