JPH03199933A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

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JPH03199933A
JPH03199933A JP34374589A JP34374589A JPH03199933A JP H03199933 A JPH03199933 A JP H03199933A JP 34374589 A JP34374589 A JP 34374589A JP 34374589 A JP34374589 A JP 34374589A JP H03199933 A JPH03199933 A JP H03199933A
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JP
Japan
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infrared
infrared sensor
cavity
film
window material
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Application number
JP34374589A
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English (en)
Inventor
Akinobu Satou
佐藤 倬暢
Takanao Suzuki
孝直 鈴木
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は非接触で体温等の温度を測定する温度計に用い
て好適な赤外線センサに関する。
[従来の技術] 一般に赤外線センサは、非接触の温度計として高温の物
体や移動物体、さらに熱容量が小さ(て接触すると温度
が変化してしまうような物質の温度測定に使用されてき
た。例を挙げて説明すると、製鉄所などで溶鉱炉の温度
測定に用いられたり、防災安全機器のセンサとして火災
報知器に、またセキュリティ用として動物の体温と人間
の体温とを判別するセンサとして使用されている。また
最近特に大量に赤外線センサを使っているのは、家庭用
電子レンジや冷蔵庫の温度管理用である。
これらのセンサは固定された場所から、しかも離れた部
位の温度測定を行うので、その測定精度が悪くても、測
定時間が長くなっても大きな問題とはならない。
一方、医療用機器の中で使用される温度計特に体温計は
、正確な測定(17100℃)ができるとともに速い計
測(3秒以下)ができ、しかも安価なものが望ましい。
しかしながら、従来の電子式体温計は実測値と経過時間
から熱平衡状態における温度を推定する、いわゆる予備
式体温計であり、この体温計は計測時間が短(でも数十
秒掛かり、乳幼児の体温測定や手術時の体温測定では困
難さを伴っていた。また、現在体温の測定場所はわきの
下や舌下が殆どで、体力を無くした重病人やお年寄りは
温度計測の間に体温計を保持することができない等多く
の問題があった。
ところで、従来、このように体温はわきの下や舌下で測
定しているが、生理学的背景からいうとわきの下の体温
が体全体の体温を代表しているとは思われず、むしろ頭
骸骨に囲まれていて安定した温度を保っている脳の温度
等のコア温度を測定するのが一番正確であり、手術時の
体温測定には必要な温度である。これらのことを考える
と耳の中の鼓膜温度は視床下部温度を反映しており、ま
た耳道が狭いため風の影響や外気からの赤外線の影響も
受けに(いので、最適の温度測定部位と言える。
また、非接触型体温計は体温(15〜50℃)のように
外気温度と殆ど差の無い物体から放射される微量の赤外
線を検出する必要があり、どんなに感度や精度のよい体
温計であってもわずかでも大気に触れてしまうと風や熱
対流の影響を受けて正確な温度測定ができなくなる。
このような外乱の影響を少なくするためには、赤外線セ
ンサをパッケージに入れて保護する必要があり、またこ
のパッケージは対象物から放射された赤外線を赤外線セ
ンサへ損失無く導くために窓材としての検討が重要な課
題となる。
従来、このような非接触型体温計用の赤外線センサとし
ては、赤外線センサ素子を取付けた金属ステムに金属製
のキャップ部材を被せたものであり、そのキャップ部材
の一部に窓を開はシリコン等の板を貼り付けた構造であ
った。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の赤外線センサでは、金属製
のキャップ部材を金属ステムに被せる構造であるため、
シール部分にフランジが必要であり、そのため外形が大
きくなるとともに高価格になり、上述の耳の中で測定す
る体温計には不適であった。
また、体温程の低い温度になると赤外線波長は長波長(
8〜12μm)の所がピークとなる。したがって窓材と
しては長波長を通過させる材質であるとともに反射率は
小さく、しかも機械的強度は強く、さらに窓材そのもの
からの赤外線放射が少ない、加工性の優れたものが要求
される。また窓材内のガス体の熱対流でノイズが発生す
るのを防ぐために、窓材内を真空状態にすることが望ま
しい。このため窓材としては機密性の良いものが要求さ
れるが、従来の赤外線センサのキャップ部材ではいずれ
も不十分であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
小型化を図れるとともに計測速度が速く、しかも機密性
に優れておりノイズが少な(、安定した特性が得られて
正確な計測ができ、また機械的強度にも優れており、か
つ安価に製造することができ、体温計等に用いて好適な
赤外線センサを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記従来の課題を解決するために本発明に係る赤外線セ
ンサは、支持部材と、該支持部材上に支持された半導体
基板と、該半導体基板の表面に形成されるとともに赤外
線を検出し、当該赤外線の検出量に応じた電気信号を出
力する赤外線センサ素子と、赤外線入力部および当該赤
外線入力部に対応してキャビティ部を有し前記赤外線入
力部を介して入力した赤外線を前記赤外線センサ素子に
導く窓材とを備えた赤外線センサであって、前記赤外線
入力部はキャビティ部の内部圧力に応じて変形可能であ
り、当該赤外線入力部の底面の角部の少なくとも一部に
補強部を設けたことを特徴とするものである。
前記補強部は、具体的には前記キャビティ部の側壁から
赤外線入力部の底面にわたって湾曲状態で連続して形成
された曲面部、特に一定の曲率を有する曲面部、あるい
はキャビティ部の側壁から赤外線入力部の底面にわたっ
て直線状に連続して形成された傾斜部である。
また本発明に係る赤外線センサは、前記窓材を半導体基
板、特にフローティングゾーン法により製造されたシリ
コン基板により形成することが好ましく、さらに前記キ
ャビティ部を陰圧状態に設定することが好ましい。
[作 用] 上記のように構成された赤外線センサにおいては、被測
定対象物から放射された赤外線は窓材の赤外線入力部を
介してキャビィティ部に導入され、赤外線センサ素子に
入射される。そしてこの赤外線センサ素子において電気
信号に変換された後に出力され計測値が得られる。
この赤外線センサは、半導体プロセスの微細加工により
製造された赤外線センサ素子と、窓材とを一体化した構
造であり、また従来構造の赤外線センサのような金属キ
ャップが不必要なため、ステムのフランジ部が不要とな
り、大幅に小型化を図ることができ、さらに窓材も半導
体微細加工プロセスにより製造するようにすればより小
型となり、パッチシステムで造るので歩留も高く安定し
、多量に安価で造れる。また赤外線入力部の底面部の角
部には曲面部または傾斜部等の補強部が設けられている
ため、赤外線入力部の機械的強度が増している。これに
より赤外線入力部の膜厚を相当薄く(約20μm)する
ことができ、赤外線の透過効率を向上させることができ
る。
また特に窓材をフローティングゾーン法により製造され
たシリコン基板を用いて形成することにより、シリコン
基板に含まれる酸素や炭素原子が減少するので、これら
原子とシリコン原子のボンディング部で赤外線の吸収が
少なくなる。すなわち、赤外線の透過効率がより向上し
、さらにキャビティ部内を陰圧状態に保つようにすれば
、ノイズの発生がなく、電気的特性が安定化して正確な
温度計測を行うことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る赤外線センサの断面構
造を示すものである。
図中、10は金属たとえば軟鉄にクロムめっきや金めつ
きを施した金属ステムと呼ばれる支持部材であり、この
支持部材lO上には半導体基板たとえばシリコン基板1
1が設けられている。さらにこのシリコン基板11の表
面には赤外線センサ素子12が形成されるともにキャビ
ティ部13を有する窓材14が当該素子12を覆うよう
にして接合し固定されている。
上記赤外線センサ素子12は所謂シリコン薄膜によるボ
ロメータ素子であり、入射された赤外線を検出してその
検出量に応じた電気信号を内部リード15および水平に
導出された外部リード16を介して出力するものである
この赤外線センサ素子12は、熱(赤外線)量に応じて
抵抗値が変化する感温部12aと、この感温部12aの
熱がシリコン基板11を通じて支持部材10へ逃げるの
を防止してその周囲との間に温度差を設けるためのブリ
ッジ部12bとにより構成されている。
この赤外線センサ素子12の感温部12aはシリコンに
より形成されているので、温度が上がると電気抵抗が下
がる負の温度係数を持っている。
また、この感温部12aのシリコンは、スパッタリング
法により薄膜に形成すると、結晶構造はアモルファスシ
リコン構造となっている。このアモルファスシリコン構
造を持った検出器の原理をバンド理論を用いて説明する
と、導伝帯下端と充満帯上端の間の禁止帯には多くの準
位が存在し、その準位に電子も捕獲されている。入射し
た赤外線が感温部12aに照射されると、そのエネルギ
量に見合った電子の数が禁止帯にある準位から導伝帯に
励起され、その結果導伝帯には電子のキャリヤが増加す
る。また、充満帯の上端にはその電子の数に見合った正
孔が発生する。この電子と正孔の増加が外から検知する
電気抵抗を下げる。すなわち、入射した赤外線エネルギ
に見合った電気抵抗の変化が現われることになる。
また窓材14は外部からの赤外線を効率よく赤外線セン
サ素子12へ導くとともに、当該赤外線センサ素子12
のキャビティ部13の真空度のリークをモニタする圧力
センサも兼ねている。
この窓材14は、膜厚数μm〜数十μmの1 半導体材料たとえばN型シリコン膜(ダイヤフラム)に
より形成されるとともにその表面にP型拡散層17から
なる拡散抵抗が形成された赤外線入力部18と、この赤
外線入力部18の周縁部を支持する支持部19とにより
構成されている。
また赤外線入力部18を除く窓材14とシリコン基板1
1の周囲は保護膜としての絶縁層たとえばエポキシ樹脂
層20により被覆保護されている。
窓材14の底部はシリコン基板11に対して真空中の陽
極直接接合により接合されており、これによりキャビテ
ィ部13が真空状態に設定されている。
すなわちこのキャビティ部13に空気や窒素ガスが封入
されたり、感温部12aが大気にさらされていると、熱
的に対流が起きたり、感温部12aを吹き抜ける風がノ
イズ発生の原因になったり、電気的特性が不安定になっ
たりする。そのため真空中の陽極直接接合により窓材1
4をシリコン基板11に接合させるもので、これにより
 2 キャビティ部13を容易に真空状態にすることができ、
これらの弊害を防止することができる。
ここに、「陽極直接接合」とは、シリコン基板11に窓
材14を接合するとき、シリコン基板11側にシリコン
酸化膜を設けるとともに陰極側に配置し、また窓材14
を陽極側にして、真空中において約450℃の熱と35
0Vの電圧を加えることをいう。なお、キャビティ部1
3内は完全に真空でなくても、大気圧より低い状態、す
なわち除圧状態であればよいが好ましくはlX1O−2
Torr以下である。
そして時間の経過に伴いこのキャビティ部13に真空リ
ークが生じ内部圧力が変化した場合には、その圧力変化
により赤外線入力部18が撓み、これによりP型拡散層
17の抵抗値が変化するもので、この抵抗値変化に応じ
た電流値の変化をP型拡散層17の上面に形成した電極
21を介して検出することにより真空度のリークをモニ
タすることができる。したがってこの真空度の変化に応
じて赤外線センサ素子12の出力信号の値を補正するこ
とにより計測精度を向上させることができる。
さらに窓材14の内側壁面には赤外線の反射率の高い金
属膜たとえば金(Au)膜22が形成されている。キャ
ビティ部13内に入射した赤外線は感温部12aやブリ
ッジ部12bで反射し、窓材14の壁面に吸収され熱に
変わってしまい、折角入射した赤外線を無駄に使ったこ
とになるので、この金膜22により反射した赤外線を感
温部12aに集光させるものである。
また赤外線入力部18の底面の角部にはキャビティ部1
3の側壁から赤外線入力部18の底面にわたって湾曲状
態で連続して形成された曲面部からなる補強部23が設
けられており、これにより赤外線入力部18を補強し機
械的強度を増すようになっている。この補強部23によ
り赤外線入力部18の膜厚を薄く (約20μm)とす
ることができ、赤外線の透過効率を向上させることがで
きる。
また窓材14としての適性を検討する場合、反射率、透
過率および吸収率の3点が最も重要となるが、中でも吸
収率が大きい場合は入射してきた赤外線が殆ど窓材14
で吸収されてしまい、感温部12aに届く赤外線が少な
(なるだけでなく、吸収された赤外線が窓材14を暖め
てしまい、窓材14が二次的に熱(赤外線)を放出する
ことになる。その結果当該センサは外(体温)からの赤
外線と窓材14からの赤外線を感知することになるので
、これらを分離する必要があり、非常に複雑な系となっ
てしまう。その点シリコンは吸収率が小さく、しかも加
工性に富んでいるので窓材14として最適である。なお
、シリコンは反射率が大きいため、透過率は50%位で
ある。
さらにシリコン基板は赤外線波長が10μm前後の所に
一5i−0−5−31−C−などのストレッチング、ベ
ンディングによる吸収波形が現われ、赤外線の透過率が
悪くなるので、シリコン基板としては、炭素原子や酸素
原子の少ないフローティングゾーン(FZ)法により製
造されたウニ八を使用することが好ましい。
 5 このように上記赤外線センサにおいては、窓材14によ
り赤外線の入射効率を向上させることができるとともに
、感温部12aへの集光効率を挙げることができる。
また、従来構造の赤外線センサに比較して、窓材14お
よび赤外線センサ素子12をそれぞれ半導体プロセスに
より微細に加工することができ、また窓材としての金属
製キャップが不要であり、したがってキャップ固定用の
ステムのフランジ部が不要となるため、パッケージの外
形を大幅に小型化することができる。
また、この赤外線センサにおいては、入射した赤外線で
赤外線センサ素子12の感温部12aの温度が上昇する
が、その温度がなるべ(逃げないようにシリコン基板よ
り2桁も熱伝導率の悪いシリコン酸化膜の上に感温部1
2aを設け、また熱容量を小さくするため半導体微細加
工技術を用いてシリコン酸化膜のブリッジ部12bを薄
く、狭く、かつ長くし、さらに電気信号を取り出す金属
も熱伝導の悪い金属たとえばチタンとして薄く6 かつ細くして使用することにより、計測速度が速くなる
第2図は本発明の他の実施例に係る赤外線センサの構造
を示すものである。
すなわち、第1図の赤外線センサにおいては、窓材14
をシリコン基板11の上面に接合し、赤外線センサ素子
12のみを覆う構成としたが、本実施例においては、窓
材24をシリコン基板11と同様に支持部材10の表面
にたとえば接着剤により固定し、シリコン基板11の全
体を覆う構成としたもので、本実施例においても上記実
施例と同様に小型化を図ることができる。
また赤外線入力部18の補強部25は曲面部ではなく直
線状に変化する傾斜部となっており、この補強部25に
反射膜としての金膜22が形成されている。
センサ  の  工 次に、赤外線センサの製造方法について、第3図(a)
〜(p)により具体的に説明する。
先ず、第3図(a)に示すようなシリコン基板30を用
意し、同図(b)に示すように1100℃の温度で30
分間のウェット酸化を行い、表面に膜厚5000人のシ
リコン酸化膜31を形成する。続いて、同図(c)に示
すように蒸着法によりシリコン酸化膜31上に前述のブ
リッジ部12b形成のための犠牲層となる膜厚1.5〜
2.0gmの金属膜たとえばモリブデン膜32を形成す
る。なお、この犠牲層としては金属膜以外にもリン・ケ
イ酸ガラス(PSG)膜等を用いることもできる。
続いて同図(d)に示すように、モリブデン膜32の表
面に膜厚1.0μmのフォトレジスト膜33を塗布形成
し、通常のホトリソグラフィーにより犠牲層のパターン
を形成する。すなわちマスク合せの後、露光および現像
を行い、さらに窒素(N2)雰囲気中において90秒間
、140±2℃の熱処理(八−ドベーキング)を行う。
続いて同図(e)に示すようにバターニングされたフォ
トレジスト膜33をマスクにしてフッ化炭素(CF4)
によるプラズマエツチングを行い、モリブデン膜32を
選択的に除去する。さらに、ガス圧力5 、 OOTo
rr、高周波電力500Wの条件でプラズマアッシング
(灰化)を4.5秒間行い、上記フォトレジスト膜33
を除去する。
次に、同図(f)に示すように、圧力0.9Torr、
 fi度300±2℃の条件で、反応ガスとしてシラン
(S i H,) =200sccm、笑気ガス(N2
0)=4000secmを流し、CVD法(化学的気相
成長法)によりウニ八全面に不純物無添加の膜厚900
0±1500人のシリコン酸化膜34を形成する。
次に、同図(g)に示すようにターゲットとしてシリコ
ン基板比抵抗300Ω・cmを用いてスパッタリングを
行い、上記シリコン酸化膜34上に膜厚1.0〜1.5
μmのシリコン膜35を形成し、さらに加速電圧120
KeV、ドーズ量1 、 OX 10 ′!′/ cm
”の条件でボロンのイオン注入を行いシリコン膜35を
中性半導体型に近づける。続いて温度1100℃の窒素
雰囲気中において、30分間加熱(アニール)し、シリ
コン膜 9 35の結晶化を行う。これにより前述の感温部12aの
B定数(抵抗の温度係数)を約5000とすることがで
き、温度変化に対する感度(抵抗値の変化)が良好とな
る。
次に、同図(h)に示すように膜厚1.0μmのフォト
レジスト膜36をシリコン膜35上に塗布形成し、マス
ク合せを行い、露光および現像の後、窒素ガス中におい
て140±2℃の熱処理(ハードベーキング)を90秒
間行うことにより感温部12aのパターンを形成する。
次に、同図(i)に示すように反応ガスとして酸素(0
゜)=45±1 sccm、フッ化イオウ(SF、)=
135±2 secmを流し、圧力400 mTorr
、高周波電力125Wの条件で上記フォトレジスト膜3
6をマ区りにしてプラズマエツチングを行うことにより
シリコン膜35を選択的に除去する。
次に同図(j)に示すように電力5.OKW、温度23
0±30℃の条件でターゲットとしてチタン(T i 
)を用いたスパッタリングを91秒間0 行い、膜厚0.6±0.1umのチタン膜37を形成す
る。続いて同図(k)に示すように前述の工程(h)と
同様にしてフォトレジスト膜38の電極用パターンを形
成する。
次に、同図(I)に示すように反応ガスとして3塩化ホ
ウ素(B C12s ) = 47 secm、塩素(
CI22) = 39 secm、ヘリウム(He)1
500secmを流し、圧力135Pa、電力320W
の条件で、ドライエツチングを130秒間行うことによ
り、チタン電極膜39を形成する。続いて圧力5 、 
OTorr、高周波電力500Wの条件でプラズマアッ
シング(灰化)を4.5秒間行い、フォトレジスト膜3
8を除去する。
次に同図(m)に示すように犠牲層の窓開は用ホトリソ
グラフィーとして前述の工程と同様にしてフォトレジス
ト膜40のパターンを形成する。
その後、同図(n)に示すように上記パターニングされ
たフォトレジスト月莫40をマスクにしてフッ化水素水
溶液(HF:H,O=1 : 10) によるウェット
エツチングを45秒間行い、前記シリコン酸化膜34に
モリブデン膜32に達する開口41を形成する。続いて
当該ウェハを5分間ずつ5回超純水により流水洗浄し、
さらにスピンドライ法により乾燥させる。
次に同図(p)に示すように燐酸(H。
PO4):硝酸(HNO3):水(I20)5:1:4
のエツチング液中においてフォトレジスト膜40をマス
クにしてエツチングを行い前述の犠牲層としてのモリブ
デン膜32を除去する。
最後に同図(p)に示すように圧力5.0Torr、高
周波電力500Wの条件でプラズマアッシング(灰化)
を4.5秒間行い、フォトレジスト膜40を除去する。
このようにしてシリコン膜35およびチタン電極膜39
からなる感温部と、シリコン酸化膜34からなるブリッ
ジ層を備えた赤外線センサ素子を製造することができる
区杯夏梨是ユ1 次にζ第2図に示した窓材の製造方法について第4図(
a)〜(h)を参照して具体的に説明する。
先ず、第4図(a)に示すように半導体基板たとえばフ
ローティングゾーン法により製造され、(100)面を
有するP型のシリコン基板(抵抗率4〜8Ω・cm)5
0を用意し、このシリコン基板50の両面を清浄化した
後、片面にエピタキシャル成長法によりN型層(抵抗率
10〜20Ω・cm)51を形成する。なお、このN型
層51はシリコン基板50の表面に拡散法を用いてN型
不純物を拡散させることにより形成してもよい。
次に、同図(b)に示すように温度を790±4℃、ガ
ス流量を(S、H2Cρ2)=120±4 secm、
アンモニア(NH3)=40±2 secm、圧力を1
70±10mTorrとして、CVD法によりウェハの
両面にそれぞれ膜厚2000人の窒化シリコン膜52を
形成する。
続いて、同図(C)に示すように、通常のホトリソグラ
フィーによりキャビティ部のパターンを有するフォトレ
ジスト膜を窒化シリコン膜52上 3 に形成する。そして、このフォトレジスト膜をマスクに
して圧力400±10 mTorr、反応ガス六フッ化
イオウ(SF6)=150±2 secmの条件で、プ
ラズマエツチングを行い窒化シリコン膜52を選択的に
除去する。続いて当該ウェハをエツチング液(H2SO
4’ : H20□=2:1)に10分間浸すことによ
り上記フォトレジスト膜を除去する。
次に、圧力0.3Pa、アルゴンガス流量=10sec
mで5分間のスパッタエツチングを行った後、同図(d
)に示すように温度230±30℃、電力5KWの条件
下でアルミニウム(A℃)の蒸着を91秒間行うことに
より、膜厚1.0±0.1μmのアルミニウム膜53を
形成する。
続いて、温度45℃の窒素ガス雰囲気中において、10
分間の熱処理を施す。
次に、濃フッ化水素水溶液中において、当該ウェハを陽
極、白金電極を陰極にして、200mA/cm2の電流
を流すことにより、化成速度 4 10μrn / Hrの陽極化成を行う。これにより同
図(e)に示すようにシリコン基板50の裏面側から多
孔質化が進み、陽極化成層54が形成される。なお、こ
の陽極化成は、シリコン基板50とN型層51との境界
部より50μm程度手前の所で停止するようにする。す
なわち、これにより前述の補強部56の大きさを決める
ものである。
次に、同図(f)に示すように上記ウェハを異方性エツ
チング液(HF : HNO3: CH。
C00H=l : 3 : 40)に2分間浸して陽極
化成層54を選択的に除去することによりキャビティ部
55を形成する。続いて、温度105±3℃の異方性エ
ツチング液(NH,NH2:H2O:l:1)に浸すこ
とにより、エツチング速度2μm / mi nで2.
5分間、異方性エツチングを行う。これにより、同図(
g)に示すようにキャビティ部55の天井面角部に傾斜
面56aを有する補強部56が形成される。
最後に、当該ウェハを180±5℃に加熱した燐酸(H
3PO4)溶液中に55分間浸して、窒化シリコン膜5
2を除去すると、同図(h)に示すような窓材57が得
られる。
・、外 センサの 立工 次に、シリコン基板30側に350℃のプラズマCVD
法によりシリコン酸化膜を形成した後、当該ウェハを陽
極側に配置し、また窓材14を陽極側にして真空中(1
0−2Torr)において約450℃で加熱するととも
に350vの電圧を加えることにより、窓材57をシリ
コン基板30上に接合する。
次にこのようにして組立てられたセンサを外部リードが
配設された支持部材上にペレットボンディングし、続い
て内部リードのワイヤボンディングを行い、さらに保護
膜としてのエポキシ樹脂をボッティングして乾燥させる
ことにより赤外線センサを作製することができる。
以上に実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更し
ない範囲で種々変更可能である。
たとえば上記実施例においては窓材14.57の材料と
してシリコンを用いたが、ゲルマニウム(Ge)、セレ
ン化亜鉛(ZnSe)、ガリウム砒素(G a A s
 )等地の半導体材料、さらには臭ヨウ化タリュウム(
KH2−5) 、臭塩化タリュウム(KH2−6)等の
プラスチック材料を用いることも可能である。また窓材
14,24の拡散抵抗層は必ずしも必要ではなく、検出
精度をそれほど要求されないセンサにあっては省略する
こともできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る赤外線センサによれば
、半導体プロセスの微細加工により製造された赤外線セ
ンサ素子と窓材とを一体化した構造であり、しかもステ
ムにはフランジ部が不要であるため、小型かつ安価な赤
外線センサを実現することができる。また窓材も半導体
プロセスにより製造するようにすればより小型となる。
また赤外線入力部の底面部の角部には曲面部または傾斜
部からなる補強部を設け、赤外線入力部の機械的強度を
増すようにしたので、赤外線 7 入力部の膜厚を薄く(約20μm)することができ、赤
外線の透過効率を向上させることができる。
また特に窓材をフローティングゾーン法により製造され
たシリコン基板を用いて形成することにより、赤外線の
透過効率がより向上し、さらにキャビティ部内を除圧状
態に保つようにすれば、ノイズの発生がなく、電気的特
性が安定化して正確な計測を行なうことが可能な赤外線
センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る赤外線センサの構造を
示す断面図、第2図は本発明の他の実施例に係る赤外線
センサの断面図、第3図(a)〜(p)はそれぞれ赤外
線センサの製造工程の一例を示す断面図、第4図(a)
〜(h)は第2図の窓材の製造工程を示す断面図である
。 10・・・支持部材、   11・・・シリコン基板1
2・・・赤外線センサ素子 12a・・・感温部、   12b・・・ブリッジ部 
8 3・・・キャビティ部、 5・・・内部リード、 7・−・P型拡散層、 9−・支持部、 3.25・・・補強部 14.24・・・窓材 16・・・外部リード 18・・・赤外線入力部 20・・−エポキシ樹脂層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持部材と、該支持部材上に支持された半導体基
    板と、該半導体基板の表面に形成されるとともに赤外線
    を検出し、当該赤外線の検出量に応じた電気信号を出力
    する赤外線センサ素子と、赤外線入力部および当該赤外
    線入力部に対応してキャビティ部を有し前記赤外線入力
    部を介して入力した赤外線を前記赤外線センサ素子に導
    く窓材とを備えた赤外線センサであって、前記赤外線入
    力部はキャビティ部の内部圧力に応じて変形可能であり
    、当該赤外線入力部の底面の角部の少なくとも一部に補
    強部を設けたことを特徴とする赤外線センサ。
  2. (2)前記補強部は前記キャビティ部の側壁から赤外線
    入力部の底面にわたって湾曲状態で連続して形成された
    曲面部である請求項1記載の赤外線センサ。
  3. (3)前記補強部は前記キャビティ部の側壁から赤外線
    入力部の底面にわたって直線状に連続して形成された傾
    斜部である請求項1記載の赤外線センサ。
  4. (4)前記窓材は半導体基板により形成されてなる請求
    項1ないし3のいずれか1つに記載の赤外線センサ。
  5. (5)前記半導体基板はフローティングゾーン法により
    製造されたシリコン基板である請求項4記載の赤外線セ
    ンサ。
  6. (6)前記キャビティ部は陰圧状態に設定されてなる請
    求項1ないし5のいずれか1つに記載の赤外線センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106997868A (zh) * 2016-01-26 2017-08-01 精工半导体有限公司 半导体装置
EP3207969A1 (en) 2016-02-19 2017-08-23 Tomy Company, Ltd. Game table for spinning top

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TWI707415B (zh) * 2016-01-26 2020-10-11 日商艾普凌科有限公司 半導體裝置
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