JPH03200837A - 紙用カチオン性サイズ剤 - Google Patents

紙用カチオン性サイズ剤

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JPH03200837A
JPH03200837A JP8735790A JP8735790A JPH03200837A JP H03200837 A JPH03200837 A JP H03200837A JP 8735790 A JP8735790 A JP 8735790A JP 8735790 A JP8735790 A JP 8735790A JP H03200837 A JPH03200837 A JP H03200837A
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JP
Japan
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polymerizable monomer
cationic
sizing agent
group
meth
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Pending
Application number
JP8735790A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tawara
田原 秀行
Takeshi Hirata
健 枚田
Yasuo Tanaka
田中 泰雄
Masatoshi Kurahashi
倉橋 正敏
Koichi Tsuchitani
槌谷 光一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、中性抄紙に好適なサイズ剤に関するものであ
る。さらに詳しくは、特定のカチオン性高分子界面活性
剤を乳化剤に用いて疎水性重合性単量体を乳化重合する
ことにより得られる重合体からなる自己定着性の紙用カ
チオン性サイズ剤に関するものである。
[従来の技術〕 従来、紙用サイズ剤としてはロジンサイズ剤、強化ロジ
ンサイズ剤、石油樹脂サイズ剤、エマルション型ロジン
サイズ剤、合成サイズ剤などが広く使われている。しか
しながら、これらのサイズ剤は、硫酸アルミニウムによ
ってバルブに定着させなければサイズ性能が発現し得な
いため、酸性条件下での抄紙が必須不可欠である。近年
、このような酸性抄紙に代えて、次の理由により中性抄
紙が注目されている。
(1)紙の変色や紙力なと、紙質の経口的低下が少なく
、紙の品質が大幅に向上できる。
(2)抄紙機器が腐食されない。
(3)填料に国産品で安価かつ白色度・不透明度の高い
炭酸カルシウムを使用できる。
(4)抄紙排水の清浄化、クローズド化を図れる。
上記のニーズに応えるべく、これまでに反応性サイズ剤
あるいは自己定着型カチオン性サイズ剤といった中性サ
イズ剤が開発されているが、種々の問題点を有しており
、決して満足されてはいない。たとえば、反応性サイズ
剤にはアルキルケテンダイマーまたはアルケニル無水コ
ハク酸をカチオン化澱粉で乳化したもの(特開昭55−
90700号、特公昭39−2305号)が挙げられる
が、これらは抄紙工程において汚れが起き作業性が低下
することが最大の問題点である。さらにアルケニル無水
コハク酸では、無水ジカルボン酸部分の反応性が富むた
めに、その乳化分散液は短時間に加水分解され、サイズ
効果が大幅に低下するという本質的な問題点をも有して
いる。
一方、自己定着型カチオン性サイズ剤には、マレイン化
石油樹脂にポリアルキレンポリアミンを反応させたもの
(特公昭42−2922号、特公昭45−28722号
)、またはα−オレフィン−無水マレイン酸共重合体に
アミンを反応させたもの(特公昭42−12292号、
特公昭54−15788号)などが挙げられるが、低添
加量領域でのサイズ効果が低いために、コスト高となり
、特殊な用途の紙にのみ実用化されているにすぎない。
〔発明が解決しようとする問題点] 本発明は、従来の中性サイズ剤が有していた前記問題点
を解消するものであり、したがってその目的は、分散安
定性ならびにバルブへの歩留りが良好で、その結果抄紙
工程における汚れが無く作業性に優れ、同時に低添加量
領域でのサイズ効果にも優れた紙用カチオン性サイズ剤
を提供することにある。
【問題点を解決するための手段及び作用J本発明者らは
、特定のカチオン性高分子界面活性剤を乳化剤に用いて
疎水性重合性単量体(A)を乳化重合することにより粒
子径が極めて小さく、分散安定性の良好なカチオン性エ
マルションが得られること、得られたカチオン性エマル
ションはバルブへの歩留りに優れること、これらの結果
、抄紙工程における汚れが無く作業性に優れ、同時に低
添加量領域でのサイズ効果にも優れることを見出し、本
発明を完成させた。
すなわち本発明は、分子内に2個以上の第1級及び/又
は第2級アミノ基を有するポリ、アミン化合物(I)に
、一般式 (式中Rは炭素数5〜50の炭化水素基を示し、Xはア
ミノ基と反応しうる官能基を有する原子団を示す。)で
表わされる化合物(n)を反応させて得られるカチオン
性高分子界面活性剤を乳化剤として、1種又は2種以上
の疎水性重合性単量体(A)からなる重合性単量体成昏
愼水性媒体中で乳化重合して得られた重合体からなる紙
用カチオン性サイズ剤に関するものである。
本発明に使用する分子内に2個以上の第1級及び/又は
第2級アミノ基を有するポリアミン化合物(I)は、分
子内に第1級及び/又は第2級アミノ基を2個以上有す
るアミン類又はその誘導体であり、例えば、エチレンイ
ミンの重合によって得られるポリエチレンイミンなどの
アルキレンイミン類の重合又は共重合によって得られる
ポリアルキレンイミン;エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどの(ポリ)
アルキレンポリアミン;ポリアルキレンイミン及び/又
は(ポリ)アルキレンポリアミンとアジピン酸などの多
塩基酸との縮合によって得られるポリアミドポリアミン
;ポリアルキレンイミン及び/又は(ポリ)アルキレン
ポリアミン及び/又はアルキレンイミンと尿素との反応
によって得られるポリウレアポリアミン;アルキレンイ
ミンと無水フタル酸などの酸無水物との共重合によって
得られるポリアミドポリエステルポリアミンなどを挙げ
ることができる。またポリアミン誘導体としては、前記
ポリアミンにエチレンオキシド、プロピレンオキシドな
どのアルキレンオキシド、アクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸メチルなどの(メタ)アクリル酸エステル類、アク
リルアミドなとのα、β−不飽和酸アミド化合物等を付
加反応させた物などを挙げることができる。本発明にお
いては、優れた界面活性能及びセルロースとの強固な定
着性を得る上で、ポリアミン化合物として、ポリエチレ
ンイミン又はその誘導体を使用することが好ましい。又
、得られる高分子界面活性剤の水への溶解性、溶液の粘
度、界面活性能を考慮して、分子量が50万以下、さら
に選ぶならば分子量10万以下のポリエチレンイミンを
使用することが好ましい。
本発明に用いられる一般式 (式中R及びXは前記と同様である。)で表わされる化
合物(n)において、式中のRに相当する炭素数5〜5
0の炭化水素基としては、炭素数5〜50の直鎖状もし
くは分枝状のアルキル基、(アルキル)アリール基、(
アルキル)水添アリール基、(アルキル)アラルキル基
などを挙げることができる。該化合物(n)としては、
オクチルグリシジルエーテル、ラウリルグリシジルエー
テル、ステアリルグリシジルエーテル、2−エチルへキ
シルグリシジルエーテルなどの高級アルコールのグリシ
ジルエーテル類;オクチルフェニルグリシジルエーテル
、ノニルフェニルグリシジルエーテル、ラウリルフェニ
ルグリシジルエーテルステアリルフェニルグリシジルエ
ーテルなどのアルキルフェノールのグリシジルエーテル
類;オクチルシクロペンチルグリシジルエーテル、オク
チルシクロへキシルグリシジルエーテル、ノニルシクロ
ペンチルグリシジルエーテル、ノニルシクロへキシルグ
リシジルエーテル、ラウリルシクロペンチルグリシジル
エーテル、ラウリルシクロへキシルグリシジルエーテル
、ステアリルシクロペンチルグリシジルニーティ、ステ
アリルシクロへキシルグリシジルエーテルなどのアルキ
ルシクロアルカノールのグリシジルエーテル類;オクチ
ルベンジルエーテル、ノニルベンジルグリシジルエーテ
ル、ラウリルベンジルグリシジルエーテル、ステアリル
ベンジルグリシジルエーテルなどのアルキルベンジルア
ルコールのグリシジルエーテル類;炭素数12又は14
のα−オレフィンエポキシド、炭素数16又は18のα
−オレフィンエポキシド、炭素数20〜28の混合物で
あるα−オレフィンエポキシド、炭素数30以上の混合
物であるα−オレフィンエポキシドなどの1.2−エポ
キシアルカン類;オクチルイソシアネート、デシルイソ
シアネート、オクタデシルイソシアネートなどのアルキ
ルイソシアネート類;オクタツール、ラウリルアルコー
ル、ステアリルアルコールなどのアルコール類とトリレ
ンジイソシアネートなどのジイソシアネート類との反応
により得られるモノイソシアネート化合物類;オクタツ
ール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコールなど
のアルコール類の末端水酸基を塩素、1素、ヨウ素など
のハロゲン原子置換したハロゲン化物類;ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの飽和
脂肪酸類;オレイン酸、リノール酸、リルン酸、エレオ
ステアリン酸などの不飽和脂肪酸類; (メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル
、(メタ)アクリル酸ステアリルなどの(メタ)アクリ
ル酸エステル類などを挙げることができ、これらの群か
ら選ばれる1種又は2種以上を使用することができる。
該化合物(II)の使用量は特に限定されないが、充分
な界面活性を発現させるためにはポリアミン化合物(、
I )の活性アミン水素1個あたり0.01−0.9分
子の化合物(II)を使用するのが好ましい。
本発明に用いられるカチオン性高分子界面活性剤を得る
ための反応条件は特に制限されず、例えば、ポリアミン
化合物(I)と化合物(n)をそのまま、あるいは必要
に応じて溶剤により希釈して、好ましくは常温〜200
℃、より好ましくは50〜100℃の温度条件下に反応
して合に冬きる。この際、必要に応じて使用する溶剤は
ポリアミン化合物(I)、化合物(n)およびポリアミ
ン化合物(I)と化合物(n)の反応生成物であるカチ
オン性高分子界面活性剤を溶解しうるものであって、か
つこれらに対して不活性であることが好ましい。又、反
応に際して、反応を促進する為の触媒を使用する事は自
由である。
このようにして得られたカチオン性高分子界面活性剤は
、酸塩及び/又は四級化塩とすることができる。用いる
酸としては塩酸、硫酸、硝酸およびリン酸などの無機酸
;ギ酸、酢酸および(メタ)アクリル酸などの有機酸が
挙げられ1.四級化剤としては、メチルクロライド、ジ
メチル硫酸などが挙げられる。
本発明において重合性単量体成分に用いられる疎水性重
合性単量体(A)は、その重合体が疎水性であり撥水性
を示すものであれば特に限定されないが、例示すれば、
(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、オクチル、2−エチル
ヘキシル、ラウリル、トリデシル、セチル、ステアリル
、ベヘニル、あるいはシクロヘキシルエステルなどの炭
素数1から22個の直鎖状のもしくは分枝状脂肪族アル
キルアルコール又は脂環式アルキルアルコールと(メタ
)アクリル酸とのエステル化合物である(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル類;スチレン、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどのスチレン
誘導体類;エチレン、プロピレン、ブタジェン、イソプ
レンあるいはシクロペンテン、シクロヘキセンなどの脂
肪族オレフィン類;フッ化ビニル、フッ化ビニリデン(
メタ)アクリル酸の2.3.5.6−チトラフルオロフ
エノールとのエステルなどのフッ素含有単量体類;ビニ
ルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、
トリメトキシシリルプロピルアリルアミンなどのケイ素
含有単量体類;メトキシポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリル酸エステル、ボリブロビレングリコー
ルジ(メタ)アクリル酸エステルなどのポリアルキレン
グリコール含有単量体類; (メタ)アクリル酸とエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1.3−ブチ
レングリコール、1.6−ヘキサングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、トリメチロールプロパンなどの多価
アルコールとのエステルなどの分子内に重合性不飽和基
を2個以上含有する多官能性(メタ)アクリル酸エステ
ル類;および塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリロニトリルなど
を挙げることができ、これらの群から選ばれる1種又は
2種以上の混合物を使用することができる。
本発明の紙用カチオン性サイズ剤は、前記のカチオン性
高分子界面活性剤を乳化剤として用いて、該疎水性重合
性単量体(A)の1種又は2種以上からなる重合性単量
体成分を水性媒体中で乳化重合させて得られた重合体か
らなるものである。
乳化重合は、公知の重合開始剤、その他必要があれば各
種の添加剤を使用して、公知の方法に従って行うことが
できる。乳化重合の際乳化剤として用いる前記カチオン
性高分子界面活性剤の量は特に制限はないが、疎水性重
合性単量体(A)100重量部に対して0.5〜200
重量部の範囲で使用することが好ましい。
また、前記カチオン性高分子界面活性剤を乳化剤として
単独で用いるのが好ましいが本発明の特徴を損なわない
程度に従来公知の乳化剤を併用して用いることも自由で
ある。更に、乳化重合した後必要であればPH調整剤、
硬化触媒、希釈剤などを加えることも出来る。
このようにして得られた本発明の紙用カチオン性サイズ
剤は、1種又は2種以上の疎水性重合性単量体(A)か
らなる重合性単量体成分を乳化重合する際の乳化剤に特
定のカチオン性高分子界面活性剤を用いているのが特徴
であり、その結果、優れたサイズ効果ならびに優れた分
散安定性を発揮するものであるが、本発明者らは更に、
該重合性単量体成分が少なくとも1種のアミノ基と反応
しうる官能基を有する重合性単量体(B)を含むことに
より、さらに優れたサイズ効果がより顕著に発揮され得
る。カチオン性高分子界面活性°漬tアミノ基と反応し
うる官能基としては、例えばカルボキシル基、スルホン
酸基、アジリジニル基、オキサゾリン基、ヒドロキシル
基、エポキシ基、ハロヒドリン基、ブロック化イソシア
ネート基、アルコキシシリル基などを挙げることができ
、これらの官能基を有する重合性単量体(B)としては
、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸もしくはマレイン酸もし
くはフマル酸のモノエステル化物などの重合性不飽和カ
ルボン酸類;ビニルスルホン酸スチレンスルホン酸、(
メタ)アクリル酸スルホエチルなどの重合性不飽和スル
ホン酸類; (メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(
メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリ
ル酸とポリプロピレングリコールもしくはポリエチレン
グリコールとのモノエステルなどのヒドロキシル基含有
不飽和単量体類; (メタ)アクリル酸グリシジルなど
のエポキシ基含有不飽和単量体類;(メタ)アクリル酸
2−ヒドロキシ−3−クロロプロピルなどのハロヒドリ
ン基含有不飽和単量体類; (メタ)アクリル酸イソシ
アネートエチルのフェノール付加物などのブロック化イ
ソシアネート基含有不飽和単量体類; (メタ)アクリ
ロイルアジリジン、(メタ)アクリロイルオキシエチル
アジリジンなどのアジリジニル基含有不飽和単量体類;
2−プロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−2−
オキサゾリンなどのオキサゾリン基含有不飽和単量体類
;及びケイ素含有単量体類を挙げることができる。
重合性単量体(B)を併用することでさらに優れたサイ
ズ効果がより顕著に発揮される理由は明らかではないが
、一つの理由としては重合性単量体(B)が有するアミ
ノ基と反応しうる官能基において該カチオン性高分子界
面活性剤がポリマーにグラフトし親木部分と疎水部分と
が一体化する結果、水溶性の親木部分の相分離が無くな
り全体として疎水性がアップした、またはセルロースへ
の疎水部分の定着性がより強固になった、等が挙げられ
る。
重合性単量体(B)の量は、”’V呆性重合性単量体(
A)100重量部に対して0.1〜50重量部の範囲で
使用することが好ましい。0.1重量部未満の場合は、
重合性単量体(B)の効果が十分発揮されず、50重量
部以上の場合は疎水性が充分に得られないためサイズ効
果が低下する。
本発明の紙用カチオン性サイズ剤の使用にあたっては、
従来公知の自己定着性のカチオン性サイズ剤と全く同様
に取扱うことができ、バルブスラリーに添加する内添サ
イジングおよびサイズ剤液に成紙を浸す表面サイジング
の双方に使用できる。バルブスラリーに添加する場合、
該カチオン性サイズ剤はバルブスラリーの乾燥重量に対
する固形分として0.01〜5重量%、好ましくは0.
05〜1重量%添加される。これらのサイズ剤の添加水
準は目的とする紙に要求されるサイズ度に応じて加減さ
れることは言うまでもない。
〔発明の効果J 本発明の紙用カチオン性サイズ剤は、良好な分散安定性
を示し、とりわけ希釈安定性、貯蔵安定性に優れている
。すなわち、該カチオン性1イズ剤は、0.02〜0.
05μmと驚くべき微細なエマルションであるため、そ
の外観は水稀釈により加速度的に透明感が増し、ある濃
度以下では、みかけ水溶液化し、非常に良好な希釈安定
性を示す。また、アルキルケテンダイマー、アルケニル
無水コハク酸の如く加水分解によりエマルションが破壊
されることもなく、貯蔵安定性も良好である。さらに、
該カチオン性サイズ剤はバルブへの歩留りにも優れ、9
0%以上の高い値を示す。
これらの諸性能は、乳化剤に用いるカチオン性高分子界
面活性剤の有する優れた乳化能力と高いカチオン強度に
よるものと考えられる。
以上の作用から、該カチオン性サイズ剤は抄紙工程にお
いて、汚れを起こさず作業性に優れ、同時に低添加量領
域でのサイズ効果にも優れた効果を発揮し、極めて実用
的価値の高いものである。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発明
の範囲がこれら実施例のみに限定されるものではない。
尚、実施例中に特にことわりのない限り%は重量%を、
部は重量部をそれぞれ示すものとする。
参考例1 撹拌機、還流冷却器、窒素吹込み管、温度計を備えたフ
ラスコにポリアミン化合物(I)としてポリエチレンイ
ミン(エボミン5P−006、日本触媒化学工業■製、
平均分子量600)300部、化合物(II)として炭
素数20〜28のα−オレフィンエポキシドの混合物(
AOE−YO8、ダイセル化学工業■製)372部を仕
込み、窒素気流下撹拌しながら80℃まで加熱した。
同温度で4時間撹拌を続けて反応を終了し、カチオン性
高分子界面活性剤(1)を得た。
参考例2〜5 参考例1において、ポリアミン化合物(I)及び化合物
(II)の種類、使用比率を第1表に示した通りとする
以外は参考例1と同様にしてカチオン性高分子界面活性
剤(2)〜(5)を得た。
第1表 (注)エボミン5P−003(平均分子量的300のu
xh’yイミン、日本m(イ)1(0豹陶製)//  
5P−006(tt約600 tt    n  )S
P−012(n  約1200  〃  、  〃  
)AOE−X24  (炭素数12及び14のa−1L
r74ン#キシドの混合物、ダイセ几イじ≠工1駿初製
 ) AOE−X68  (n  16及び18     /
/        //      )AOE−YO8
(//  20から28     //       
  //       )参考例6 2本の滴下ロート、撹拌機、窒素導入管、温度計及び還
流冷却器を備えたフラスコに純水1876部、参考例1
で得られたカチオン性高分子界面活性剤(1)21部、
PH調整剤として酢酸7゜4部を仕込み、ゆるやかに窒
素ガスを吹き込みながら65℃に加熱した。次に滴下ロ
ートにメタクリル酸2−エチルヘキシル42部、スチレ
ン2−8部からなる重合性単量体成分を調製し、別の滴
下ロートに2,2゛−アゾビス(2−アミジノプロパン
)二塩酸塩の5%水溶液14部からなる重合開始剤水溶
液を調製した。これらの内の重合性単量体成分の10%
量をフラスコに滴下し、続いて重合開始剤水溶液の50
%量を滴下し重合をスタートさせた。20分後残りの重
合性単量体成分、重合用触媒水溶液の滴下を始め、それ
ぞれ2時間、3時間で完全に滴下を終了した。滴下中は
、温度を65℃〜70℃に保持し、さらに滴下終了後同
温度で2時間撹拌して重合を終了させ、不揮発分328
%、PH4,6の重合体溶液を得、これをカチオン性サ
イズ剤[1] とした。
参考例7〜13 参考例6において、カチオン性高分子界面活性剤の種類
、PH調整剤の量及び種類、疎水性重合性単量体(A)
、重合性単量体(B)からなる重合性単量体成分の種類
、量を第2表に示した通りとする他は、参考例6と同様
の操作を繰り返してカチオン性サイズ剤【21〜[81
を得た。その結果をまとめて第2表に示した。
比較参考例1 市販のカチオン化澱粉(商品名CATO−F 。
玉子ナショナル■製)の8%水溶液12.5gに、AS
A (ヘキサデセニルコハク酸無水物)5gを添加、混
合し、直ちに試験用ホモミキサー(特殊機化工業■、H
V−M型)を用いて9000 RPMで90秒間撹拌乳
化による均質化処理により比較用サイズ剤[1’lを得
た。
比較参考例2 市販のカチオン化澱粉(商品名CATO−F ;玉子ナ
ショナル■製)の8%水溶液12.5gにAKD (ヘ
キサデシルケテンダイマー)5gを添加、混合し、直ち
に試験用ホモミキサー(特殊機化工業■、HV−M型)
を用いて9000RPMで90秒間撹拌乳化による均質
化処理により比較用サイズ剤[2°1を得た。
実施例1.比較例1 参考例6〜13で得られた本発明のカチオン性サイズ剤
【11〜[8j、及び比較参考爾”s、2で得られた比
較用サイズ剤【1°]、 [2’lについて平均粒子径
、希釈安定性、貯蔵安定性及びバルブへの歩留り率を下
記の方法で試験した。その結果を第3表に示す。
・平均粒子径 光散乱分析装置(DLS−700,大塚
電子■製)またはコールタ−カウンター(TA−2型;
コールタ−社製)を使用して測定した。
・希釈安定性 各サイズ剤液を脱イオン水で0.01℃
濃度まで希釈し、分散状態を目視で観察した。評価は、
0、○、×で示した。
0 透明水溶液化し、極めて希釈安定性に優れている。
○ 乳化白色状態を維持するが、希釈安定性は良好。
× 凝集が進み、分散状態を維持できない。
・貯蔵安定性 各サイズ剤液を、50℃で1力月間放置
後の分散状態を目視で観察した。評価は○、△、×で示
した。
○ 変化なし。
Δ やや増粘傾向ではあるが、使用可能。
× 増粘またはゲル化し、使用不可。
バルブへの歩留り率 参考例6〜13で得られた本発明のカチオン性サイズ剤
[11〜【81のバルブへの歩留り率は、0.3%バル
ブスラリー(NBKP、フリーネス400m1)に各サ
イズ剤液を0.6%(対バルブ固形分)添加し、500
 RPMで1分間撹拌混合後濾別し、得られたバルブと
濾液をそれぞれ1740ONポリビニル硫酸カリウム水
溶液(指示薬トルイジンブルー)でコロイド滴定するこ
とにより測定した。
比較参考例1.2で得られた比較用サイズ剤[1’l、
 [2’lのバルブへの歩留り率は、同上の操作により
得られたバルブと濾液からの抽出により求めた。
実施例2.比較例2 参考例1〜8で得られた本発明のカチオン性サイズ剤[
13〜【8]のサイズ効果を次の条件により測定して、
結果を第4表に示した。なお、比較のために市販石油樹
脂系カチオン性サイズ剤を比較用サイズ剤[3゛lとし
て同様にサイズ効果を測定して、結果を第4表に示した
(抄紙条件) バルブ:N−BKP (カナデイアン・スタンダード・
フリーネス400 ml) サイズ剤添加量: 0.3.0.5または1.0%(バ
ルブ重量に対する固形分) 定着剤、歩留り向上剤:なし 填 料:炭酸カルシウム20%(バルブ重量に対する固
形分) PHニア 抄 造: TAPPIスタンダード・シートマシーンプ
レス: 3.5 kg/cm”X 5分間、2分間乾 
燥二回転式ドライヤー 110’CXS分間坪 量:8
0g/m” (サイズ測定条件)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子内に2個以上の第1級及び/又は第2級アミノ
    基を有するポリアミン化合物( I )に、一般式 R−X (式中Rは炭素数5〜50の炭化水素基を示し、Xはア
    ミノ基と反応しうる官能基を有する原子団を示す。)で
    表わされる化合物(II)を反応させて得られるカチオン
    性高分子界面活性剤を乳化剤として、1種又は2種以上
    の疎水性重合性単量体(A)からなる重合性単量体成分
    を水性媒体中で乳化重合して得られた重合体からなる紙
    用カチオン性サイズ剤。 2、重合性単量体成分が少なくとも1種のアミノ基と反
    応しうる官能基を有する重合性単量体(B)を含んでな
    る請求項1記載の紙用カチオン性サイズ剤。
JP8735790A 1989-07-10 1990-04-03 紙用カチオン性サイズ剤 Pending JPH03200837A (ja)

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