JPH03202118A - 気体中に微小液滴を分散させる装置 - Google Patents

気体中に微小液滴を分散させる装置

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JPH03202118A
JPH03202118A JP1338178A JP33817889A JPH03202118A JP H03202118 A JPH03202118 A JP H03202118A JP 1338178 A JP1338178 A JP 1338178A JP 33817889 A JP33817889 A JP 33817889A JP H03202118 A JPH03202118 A JP H03202118A
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gas
container
rotary
liquid
cylindrical container
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JP1338178A
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Shiro Takahashi
四郎 高橋
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TAKAHASHI NETSURIYUUTAI RES KK
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TAKAHASHI NETSURIYUUTAI RES KK
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排ガス中の粉塵及び有害成分の除去等に利用
される気体中に微小液滴を分散させる装置に関する。
〔従来の技術〕
気体中に微小液滴を分散させる装置として、従来から実
用されているものとしては、スプレー塔方式、ベンチュ
リースクラバ一方式が最も広く知られているが、これに
対し機械的駆動によって上記分散を行わせるものも、ま
た知られている。
その第−例としては第6図に示すように、垂直型円筒容
器01の中心部にモーター05、変速機06を介して駆
動される回転軸02を設け、この回転軸02に複数の円
形板03を回転軸と直角に取付け、この円形板03の周
辺部から同容器内に飛散する液滴を外周壁内面に衝突流
下させ、これを円筒容器内壁に取付けられた案内板04
で上記円形板03の下方に設けられた円形板03に流下
せしめ、再び液滴として飛散させるという多段式の液滴
分散方式(以下多段式回転円板方式という)がある。
なお、第6図中07は液送入口、08はガス排出口、0
9はガス送入口、010は液排出口である。
その第二例としては、第7図に示すように対象とする液
体をモーター025、変速機026を介して駆動される
回転軸021に取付けられた回転翼023からなる遠心
ファンの吸引口027の側方からスプレー024によっ
て噴出し、同吸引口から遠心ファンに導入された気体と
共にこの吹き込まれた液体もまた回転翼023の働きに
よって増速させ、この気体の液体が回転翼023を取巻
く空間に増速放出された時、比重差の大きい気液二相か
ら成る噴流がその有する動圧を静圧化する段階に於て起
る強力な液の分散作用によって、液滴を微細に分散させ
、この液滴が気体中に分散された形で気体の排出口02
8から排出するようにしたファン機能を兼ねた液滴分散
方式(以下ファンスプレ一方式という)がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の諸方式の有する問題点としては、スプレー塔
方式やベンチュリースクラバ一方式では、例えば気体中
に浮部するダストに、この分散微小径液滴を衝突吸着さ
せて除塵しようとする時に、液滴の径が大き過ぎて高い
収塵効率を得ることが困難であるのが一般的であり、こ
の液滴の径を現用例の水準を超えてV&細化しようとす
ると、流体のノズル噴出に当っての摩擦力が主因となっ
て膨大なエネルギーロスが生じ、系としてのエネルギー
要求量が急昇することになる。
ノズルによる液分散における上記の問題を解決すべく、
上記の垂直型円筒を用いた多段式回転板による二相流分
散方式が提案されており、この方式によって、従来のス
プレー冷却塔方式やベンチュリースクラバ一方式に対比
して、時間当りに処理する液量に対して、それが形成す
る液滴全表面積の大きさについては可成りの向上が得ら
れた。
この多段式回転円板方式に於ては、上記のスプレー塔方
式やベンチュリースクラバ一方式に対比すると、液の増
速を細管的でなく面的な加速力伝達に切替えたことは一
つの利点であったが、この方式の問題としては、分散す
べき液に対し回転板の回転運動のエネルギーは剪断的に
伝達されるため、システムとして基本的にエネルギーロ
スが大きい点が挙げられる。即ちこの機械駆動方式は、
やや租径の粉塵の除塵にはその有効性が認められた反面
、従来法としてのヘンチュリースクラハー方式との総合
的評価において、実用上劣位に留り、工業的にはベンチ
ュリースクラバーが依然広範に使われている。
機械的駆動方式の第二例として挙げた上記ファンスプレ
一方式は、上記従来の他の方式に比して、分散された液
滴径の微細度について大巾な向上が実用上示されている
。しかし液滴による吸着除去を向上させるため等の目的
で、分散された液滴径の微細度を上げようとする時には
、上記ファンの回転翼端の周速度を大きくすることが要
求され、これを大きくすると、これに伴って処理される
気体に、添加される液体の微小液滴が分散された状態で
の気液混合体の加速が行なわれ、これによって除塵或い
はガスの吸収除去を目的としたファンスプレ一方式がそ
の目的を果たす一面で、ファン機能を有する本装置の介
在の結果、排気処理プロセスの全系としての必要とされ
る圧力損失にマツチする圧力付加の水準を超えてしまう
ケースが多くなる。即ち、気相中への液相の分散を促進
するためには、回転翼端の周速度の増大が要求され、こ
れを行えば気流全体として必要以上の増圧が行なわれる
ことが避けられないケースが生し易くなる。
また従来の方式のもつ課顛として、プラントの熱排気等
の高・中温気体の除塵に際しては、上記多段式回転板方
式では、例えば300°Cの熱排気を同回転円板方式の
除塵機に導入した場合、その熱排気導入部に近い領域で
は、添加された液は分散液滴化し、気体中のダストとの
衝突吸着が一旦は起きても気体の有する熱量によって、
液滴の水は蒸気化される空間が生しる。即ち、この空間
では液滴による集塵は、−旦起きても水の蒸気化が生ず
る限り、結果としての集塵効果を挙げ得ない。
ただしこの間に液滴の華発によって熱を奪われた熱ガス
は温度降下し、熱排気導入部に近い上記領域を過ぎた後
は、上記多段式回転板方式の装置の大部分に亘って液滴
とガス中のダストとの接触が生し、除塵が進行する。し
かし、上記のように、この方式に於ては形成される液滴
径の微細化にっいて実用的な限度が制約されているため
に、熱排気処理についての対応力はあるものの収塵装置
としての評価は低位に止っている。
一方、ファンスプレ一方式では、その本体をなす装置は
ファンとしての機能を果すことが要求されており、その
設計上の制約の中で上記のように熱ガス導入部で、液滴
蒸発による熱ガスの降温を行いその後工程としての空間
部で気液二相流による微細液滴発生を行って除塵降下を
上げるという一つのことをこなすには空間的余裕がない
従って、従来のファンスプレ一方式の実用に当っては、
常温ガスの処理の場合にはガスを直接吸入処理するのに
対比し熱ガス処理の場合は、それを系内に導く前にスプ
レー塔その他のガス冷却装置を経由させてからファンス
プレ一方式の除塵装置に送入させているのが通常である
。即ち、除塵性能向上を岨ったファンスプレ一方式にお
いては、その利点の反面、熱排気を処理対照とする時に
は冷却装置と除塵装置の二つの組合せで系が構成される
ことになり設備の簡素化の視点から問題があった。
本発明は、以上の従来の諸方式のもつ問題点を解決した
装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明の気体中に微小液滴を分散させる装置は次の手段
を講した。
(1)筒状容器;同筒状容器と同心に設けられた回転軸
;その先端が上記筒状容器内壁との間に気体通路を形成
する間隔をおいて位置し、上記回転軸に取付けられた複
数の回転翼;上記回転軸の表面に設けられた液噴出口;
上記筒状容器の一方の端部壁面に上記回転軸を中心とし
て環状に配置され、上記気体通路に回転翼先端の回転軌
跡駕に近く且つその半径方向外方に開口された気体供給
口;上記筒状容器の他方の端部に設けられた気体排出口
を備えた。
(2)上記(1)の装置において、環状に配置された気
体供給口に加えて、上記筒状容器の一方の壁面に回転軸
心を中心に環状に配置され上記複数の回転翼の端面部に
向って開口された気体供給口を配置すると共に、上記両
気体供給口にその開口度をそれぞれ調節できる開度調節
ダンパーを設けた。
(3)上記(1)又は(2)の装置において、上記気体
通路内に設けられ上記筒状容器に外周が間隔をおいて位
置し、内周が上記回転翼の先端の軌跡付近に位置する環
状の遠心型ガイド板:同ガイド板と同一平面内に設けら
れ、複数の回転翼の近接する二翼間を仕切り、その内端
部は上記回転軸に接続されその外端部は上記回転翼先端
の軌跡と同一の円形状とされた回転仕切板;及び」二記
気体流路内の上記遠心型ガイド板より気体排出口側に設
けられ上記筒状容器内壁から上記回転翼に向って延び内
周が回転翼先端の軌跡と間隔をおいて位置する求心型ガ
イド板を備えた。
〔作用〕
上記本発明(1)では、回転軸表面から液が噴出され、
これが回転翼の回転に伴って、翼の前進方向翼面に沿っ
て外方に流動する間に翼面の移動速度とほぼ同じ速度に
増速されると共に翼面上で薄層0 化され、薄層液膜として回転翼の先端部からその周速に
よって周囲の気体通路に放出されて同気体通路内の気体
中に分散する。
上記回転翼の回転に伴う液滴の分散と微細化についてみ
ると、第5図に示すように、回転翼R先端部からその移
動速度とほぼ同じ高速で放散された薄層液膜Fが、A域
では層流から気液二相流の作用によって、その微細液滴
化が始まる。このA域に外部から気体が供給され、この
放出液の有する運動エネルギーにその駆動を助けられな
がら外周方向に旋回放流される。
これに続く外方のB域では、上記A域で始まった液滴の
微細が既に大巾に進行し、その微小液滴は気体中をその
有する運動エネルギーによって、気体と擦れ合い乍ら外
周に向いた旋回流となって走る。
この微小液滴総体の有する大きな表面積、その表面にお
ける境界層の薄小性、気体及び気体中に浮部する微細ダ
ストその相対速度の効果によって、気体中のダスト吸着
及び気体中の有害ガス成分の吸収が高効率で行われる。
B域では、A域に供給された気体は、液滴流とコーカレ
ント型に外周部に向って旋回流動するが、気液二相流と
しての相対速度差が生しる。一方、その流れが外周部に
近づくに従って気液の相対速度は漸次減少する。これに
続く外方の容器内壁に近い第5図C域では速度の減少し
た液滴は気体の流速に乗って容器内を旋回しつつ、給気
口から排気口に向って緩徐に移動する。C域においては
、その空間部の大きさに従って気体の流れに乗る微小液
滴と気体との接触面積も大きくされ、気体中の有害ガス
成分の吸収についてはその効率的進行が行われる一面、
除塵作用は劣化されてくる。除塵、吸収両作用において
は上記B域の効果が大きい。
また、上記の作用を果す際の装置としての所要エネルギ
ーについて見ると、回転軸表面から噴流された液量をM
としこれが回転翼の翼面上を走って、その先端部から放
散される迄の間にこの液にネルギーの主体となる。
一方、容器の端部壁面に設けられた気体供給口から、容
器内に供給された気体は、この給気口の開口部が回転翼
先端の描く軌跡面の外方にあるため、その掻く一部が上
記軌跡面の内方に向って吸引され、また直ちに回転翼に
押されて外方に放出されることによる気体増速はあって
も、その所要エネルギーは微小に止る。本発明(1)に
おいて、気体中の除塵乃至有害成分の除去に当って時間
当りの供給液量と供給気体量の重量比は相当小さく、気
体の増速を行う場合との対比において上記の1MV”は
相当小さくて済む。
ベンチュリースクラバーに於てはベンチュリーの最小間
隙部を通って増速された気体流と、この部位に供給され
た液流とが構成する二相流による液滴の微細化が行われ
るので、その液滴粒径を小さくするには相当な気体流速
が必要とされ、そのエネルギー効率も低い上液滴粒径も
比較的大きいのに対し上記のように、気体流速に直接図
ることなく液自体を高速放散させる本発明(1)によれ
ば、ペンチエリ−スクラバーとの対比において、エネル
ギー効率もより高く、液滴粒径もより小さくすることが
容易となった。
また、スプレー塔方式との対比に於ては、ノズル部の摩
擦抵抗によるエネルギーロスが避けられる上、液中に微
細濁物が含まれている場合のノズルの摩耗もない利点が
生じる外、液滴粒径も遥かに小さくなった。
また、ファンスプレ一方式との対比においては、エネル
ギー所要量の減少は上記に述べたが、同方式は気体の増
圧を作用の基本としているために、軸心部から外周部に
向って増速放出される気体流のうち、ある部分は外周部
をほぼ一巡して排気口に至るが、排気口に近い部分では
翼端から放出された気体は極めて短い時間に排気口に放
出され、これによって、装置内における気体と微小液滴
との接触にムラが生じ易い。これに対し、本発明(1)
においては、翼先端の描く軌跡面に近接した外方空間部
に供給された気体は、微小液滴に叩かれながら、緩徐に
筒状容器内の気体通過域を旋回した上で気体排出口から
排出されると共に、装置の筒状容器内の気体通過の空間
部るこも必要充分な大きさを与えることも容易にできる
ので上記の気体と微小液滴の接触も、気流、液流両方に
とってムラの少い形で行われる。
更には上記のように、本発明(1)では、供給液量増加
によるエネルギー所要量も小さく、且つ気体と微小液滴
との接触空間も充分とれるので、気体の温度が高過ぎな
い場合は、冷却塔で予び冷却することなく、本装置自体
で冷却及び除塵、有害ガス成分除去を行うこともできる
上、気体の温度が高い場合にも特に大きなスプレー塔等
を経てその予び冷却を行うことなく、気体供給口に至る
垂直ダクト中にスプレーを設ける等簡単な設備で気体の
温度をあるレベル以下に抑えさえすれば本装置に気体を
供給できる利点がある。
更に、上記本発明(2)においては、筒状容器の一端部
壁面に設けられた環状の気体供給口は、内外2列となり
、更に夫々に供給気体供給量をコントロールする調節弁
が配置され、外方の供給口からの気体供給量に対しある
割合で内方の供給口からも気体を供給すると、気体のこ
の分は回転翼の間に吸入され、翼によって増速されて翼
先端から放出されることになる。これによって本装置は
気体中の除塵、有害成分の除去を行うだ&Jでなく気体
の吸引或いは増圧を行うファンの機能が付加される。
上記本発明(1)においては、通常排出された気体及び
その中に混在する微小液滴は、その先に設けられたファ
ンによって装置外へ引き出されるが、この際ファンに要
求される増圧分が大きくない場合には、本発明(1)に
係る装置への簡単な付加装置を加えた本発明(2)によ
れば上記のファン付加を省いて装置系としての簡素化が
可能である。
上記の内外の気体供給口に夫々に配置された調節弁は、
上記の増圧分を必要量レヘルにコントロールする役割を
果す。
上記本発明(3)においては、気体供給口から供給され
た気体通路内の気体は上記のように回転翼の回転に伴っ
て旋回しつつ遠心的に外方に向う一方、容器軸方向に沿
って他端に設けられた気体排出口に向って流れようとす
るが、遠心型ガイド板によって回転翼の半径方向外方へ
誘導されて遠心型ガイド板の外周端と筒状容器内壁との
間を通って排気口のある他端部に向って軸方向に流れる
。また、気体供給口から気体通路内に流入した気体の一
部が、上記回転翼の間を通って回転軸に向って吸引され
軸方向に沿って他端部に向う流れも、上記遠心型ガイド
板と同一平面内に設けられた翼と翼の間を仕切板の回転
によって外方にある遠心型ガイド板に沿って半径方向外
方へ導かれる。次いで、気体通路内の気体は、求心型ガ
イド板によって回転翼の半径方向内方へ誘導されて求心
型ガイド板と回転翼先端部との間から及び一部は回転翼
の間を抜けて次に半径方向外方へ向って流れる。更に気
体は、求心型ガイド板に沿って半径方向外方へ向って流
れる。
本発明(1)に関する作用の説明において、気体通過の
空間における気体流と微小液滴とによって構成される二
相流のあり方としてA域、B域、C域を挙げ、気体から
の除塵、液滴の気体中の可溶性ガス吸収については上記
B域における効果が大きいことを挙げた。
本発明(3)においては、遠心型ガイド板、回転翼間に
設けられ翼と共に回転する翼間仕切板及び求心型ガイド
板によって、気体は旋回しながら回転翼の半径方向にお
いて内方→外方、外方→内方、内方→外方と向きを変え
ながら筒状容器の軸方向を気体供給口から排出口に向っ
て流れることとなり、上記除塵、ガス吸収に最も効果の
ある上記B域を繰返して通過する。
また、先に述べた温度がある程度高目の水準にある気体
を扱う場合にも、気体の容器内の流れの経路に沿ってみ
ると、容器内を気体が通過する前半の段階で、気体温度
は分散された液滴の蒸発熱によって急速に降下し、この
過程で気体中に一旦蒸発した蒸気が温度降下に伴って再
び液化して気体内に微細な液滴が発生する。この極微細
な液滴は、気体中の可溶性有害ガス成分の吸収に効果的
な働きを行う一方、続いてこれが上記B域を通過する際
には、より粒径の大きい分散微小液滴との衝突によって
吸着され、液滴分離が容易な形となって気体排出口に向
って流れるので、有害ガス酸分の吸収については、−層
高い処理効果を挙げる。
本発明の基本的な作用は本発明(1)に関する説明で述
べたが、上記のように、本発明(3)においては、その
作用がより一層強化されることに併せ、実用上軸心を中
心に回転する回転翼の外径をある実用的範囲内に収めつ
つ、多量の気体の浄化処理を行う大型設備の場合、回転
軸長を大きくすることによって、回転翼の翼面積も拡大
され回転によって翼先端部から放散される液膜の厚みの
薄小化も確保され、気体通過空間の大きさも確保される
結果その処理能力の増大を計る上で本発明(3)が工業
的設備構成上有効に働く。
〔実施例〕
本発明の第1の実施例を第1図ないし第3図によって説
明する。
1は水平の円筒型容器であり、同容器l内には同心に回
転軸4が設けられ、同回転軸4には回転内円筒3が支持
棒5によって取付けられており、同回転内円筒3には放
射状の複数の回転翼2が取付けられている。同回転翼2
は、その先端が容器1の内壁と十分な間隔をもつような
長さを有し、回転翼先端の回転軌跡の外方に、上記間隔
の巾をもつ環状の気体通路IAが形成されている。回転
内周筒が回転翼2と接続される部位の前進方向のやや前
方にその接続線に沿って間隔をおいて複数の液噴出ロア
が設けられており、この液噴出ロアから遠心力によって
回転内円筒3の外方に噴出された液は回転翼2の回転方
向前面部に供給され、回転翼2の前面部にはその回転に
伴って液膜が形成されこの液膜は遠心方向に流れながら
加速されるようになっている。
また回転軸4は軸受20でその両端が支持され、その一
端に接続された変速機21.モーター22によって駆動
されるようになっている。15は、容器1の一側面の回
転軸4まわりに設けられた液供給ノズル13から回転軸
4と回転内円筒3の間に液29を供給する給液管である
。16は給気ダクトで、給気の温度調節用にスプレー管
17が配置されている。
給気ダク目6からの給気を受入れる気体供給室18は、
容器1の上記一端部の側壁の一部を円環状に取、囲むよ
うに容器1に取付けられ、容器側壁に円周方向に環状を
なす給気用開口リング9及びlOが設けられている。開
口リング9は容器1の気体通路lAの回転翼2先端の回
転軌跡面に近接したその半径方向外方部に開口しており
・、開口リングlOはその半径方向内方部に開口してい
る。開口リング9.10にはそれぞれ開口度調節板lL
12が設けられている。気体供給室18の最低部には、
上記スプレー管17からの液の蒸発残余分と回転翼2の
回転によって容器1内に放散された液滴の一部の開口リ
ング9.10を通って気体供給室18内へ飛び込む分を
上記気体供給室18の最底部を経て容器l内へ放出させ
る溜液放出口14が設けられている。
容器1の他端部には排気ダク目9が開口しており、同排
気ダクト19は排液管42と複数のジグザグ通路41を
備えた液滴除去器40に接続されている。
なお、8は容器lの底部に設けられ溜液の排出管である
本実施例において、給気ダクロ6より導入された気体は
、スプレー管17から噴射されるスプレーの蒸発熱によ
っである温度迄降温されて気体供給室18へ流れ込み、
気体供給室18に設けられた給気用開口リング9,10
から容器1内へ流入する。回転軸4を、第3図矢印方向
に回転させると、回転翼2の回転に伴って給気用開口リ
ング10を経て回転翼2の間に吸入された気体も直ちに
半径方向外方に放出され、同リング10を経て気体通路
IAに供給された気体と共に回転翼2と同方向に旋回す
る。
この旋回を駆動するのは上記給気用開口リング9から吸
入され回転翼2の回転によって半径方向外方に放出され
る気体の旋回力と、回転翼2の旋回方向前面に形成され
た液膜が回転翼2の先端部から、半径方向外方に放出さ
れる旋回流の誘導力である。このようにして容器l内に
供給された気体は、回転軸4を中心に旋回しつつ、第1
図中矢印に示すように、容器l内を外周方向に向う流れ
となる。
液供給管15から供給された液は、回転軸4を中心とし
て容器1の一側壁部に多数個配置された液供給ノズル】
3から回転内円筒3の内部に放射される。この液は遠心
力によって上記回転内円筒3の内面に液層6を形成し、
この液は、第3図に示すように、上記回転内円筒3に設
けられた多数個の液噴出孔7から回転翼2の旋回方向前
方部に噴出され、回転翼2の翼前面に沿って増速されつ
つ液膜を形成し回転翼2の先端に至って気体通路IA内
へ高速で放散され、気体通路1八内の気体流と二相流を
形成して微細化が行われる。この際の液滴の気体に対す
る除塵、有害ガス成分吸収の機能は「作用」の欄で説明
したように第5図に示されるB域において最も活発に行
われるが、A域では液流と気流間の相対速度が大きいの
で、上記の処理機能のうち、除塵についての効果はある
。一方、C域では上記相対速度は小さくなっているか液
滴の微細化が進んで、その有する広大な気体との接触面
積の働きで有害成分の吸収については高い効果がある。
また気体の温度が高い時に備えて、本実施例では給気ダ
クト16内にスプレー管17を設けて気体の温度低下を
助ける簡単な装置を付与しているが、このスプレー管1
7の働きで、気体の温度が高い時は、気体供給ダクト内
で急速に気体の温度低下が生じ、ある温度水準に達した
気体は容器1に導入された後、微細化された液滴の一部
蒸発によって、その温度が急速に降下し、これによって
生じた蒸気は、再び凝縮して微細な液滴を形成した液状
ダストのような形となり、これは残存する多量の微細液
滴との相対速度によって短時間で微細液滴に吸着される
。従って、本実施例においても、ある温度レヘル迄の気
体処理においては、これを直接気体供給室18に導くこ
とができるが、本実施例においては、容器1の処理効率
確保のためにスプレ管17を設けたものである。
以上のように微細液滴が気体との相対温度をもちつつそ
の内部に分散された気体は、漸次気体中に微細液滴が浮
澹流動する気液混在型となって排気ダクト福に入り、ジ
グザク通路41を通る時に、液滴が分離されて排液管4
2より排出され、容器1の底部に設けられ容器1の内壁
から流下した液を排出する排液口8からの排液と共に系
外に排出される。
本実施例における気体供給室■8に設けられた給気用開
口リング9.10に付設された開口度調節板II、12
の操作について、以下に説明する。本実施例では、液膜
をその先端部から放散しその微細化を計るためには、回
転翼2先端の回転速度が成る程度高く保たれる必要があ
るが、上記のファンスプレ一方式のように、気体を軸心
部から吸入してファンとして気体の増圧を計ると同時に
回転翼端からの液の放出、微細分散を行うことによる駆
動エネルギー増大その他の問題を回避するために、本実
施例では、容器1への気体供給は基本的には給気用開口
リング9からの気体供給を主としている。しかし、反面
上記のように容器1への気体供給の一部を上記の給気用
開口リングIOから供給することによって容器1内の気
体通路1への旋回流が増強され気体が容器1に供給され
てから排出される間の気体と液滴との接触が軸心4を中
心に均等化される。また、上記給気用開口リング10か
ら容器1内に供給された気体が回転翼2の回転に伴って
生ずる吸引力と増圧力を利用して、別個にブーストファ
ンを設置することを省略できるだけの気流のブーストを
発生させることができる。
上記に鑑みて、本実施例では、上記開口度調節板lL1
2の開口度を調節し、適量の気体をそれぞれ給気用開口
リング9,10から容器1内へ供給するようにしている
次に本発明の第2の実施例を第4図によって説明する。
本実施例は基本的には前記第1の実施例と同様な構成を
もつが、その差違の主体は容器1内の気流の流路につい
ての変更及び容器1内の空間部の拡大にある。
本実施例においては、第1の実施例の構成に加えて、容
器1の気体通路IA内には環状の遠心型ガイド板30が
設けられ、同ガイド板30の外周は、容器lの内壁と間
隔が設けられ、複数の支持棒32によって容器1に取付
けられており、同ガイド板30の内周は回転翼2の回転
軌跡よりやや外方に位置している。上記ガイド板30と
同一平面内において、互いに隣接する回転翼の間の空間
を直角に仕切1回転軸4、回転内筒3及び回転翼2に接
続してその外周は回転翼2の回転軌跡面に位置する回転
仕切板31が設けられている。また、遠心型ガイド板3
0と排気ダクト18の容器lへの開口との間の気体通路
IA内には、その外周が容器lに取付けられた環状の求
心型ガイド板33が設けられ、その内周と回転翼2の回
転軌跡との間には間隔が設けられている。
本実施例において回転軸4を駆動させると、回転翼・2
及び回転仕切板31の回転に伴って環状の給気用開口リ
ング9.lOから容器1内に導入された気体は回転翼2
の回転に伴って、前記第1の実施例におけると同様に回
転翼2と同方向に旋回しつつ外方に向うが、遠心型ガイ
ド板30及び回転仕切板31によって誘導されて、第4
図矢印dに示すように、気体は回転翼2の半径方向外方
に向って流れ、同ガイド板30と容器1内壁との間隔空
間を通った上、次に遠心型ガイド板30と求心型ガイド
板33によって誘導されて、回転軸4の半径方向内方へ
向って流れる。次いで気体は求心型ガイド板33の内周
端と回転軸4との間の空間を通り、更に」―記求心型ガ
イド板33と容器1の他端側壁面との間の空間を旋回し
つつ半径方向外方に向って流れて排気ダクト19の開口
部に向う。
このように、気体は容器1内に供給された後、気体通路
IA内で旋回しつつ容器lの軸方向に沿って気体供給口
から気体排出口に向って移動する間に、内方→外方、外
方→内方、内方→外方へと流れる。この間に前記の「作
用」欄で示したように気流と液滴流との相互接触関係ば
、A域→B域→C域、次いでC域→B域→A域、更に次
いでA域→B域→C域と繰返し行われる。これに加えて
、上記遠心型ガイド板30に誘導されて容器1の内壁面
に近接した後、求心型ガイド板に誘導されて求心的に回
転軸4に向って旋回しつつ流れ込む気体中には、上記B
域で主として形成されC域で残存している微細液滴が多
数混在しており、これが上記のA−+B−+C域通過後
C−+B−)A、A−+B→C域を通過する間に分散液
滴に吸着される一方、その残存分は上記次工程としての
A域においてもB域に近い除塵、ガス成分吸収効果を発
揮する。またこのために、回転翼2によって微細化され
た気体通路1^内の微小液滴が直接容器1内壁に衝突吸
着されることを抑制し、気液混合流として容器1内を排
気ダクト19に向うよう容器1の外筒寸度が選択されて
いる。
上記のように、本実施例は前記第1の実施例で示した最
も効果的な処理能力を有するB域を繰返し気体が通過す
る機構を与えた上に、上記のようにA域の能力強化も付
与した。また、回転翼2の回転軸心から先端部までの長
さには実用的にある制約が生じる点に鑑み、本実施例で
は、装置のスケール増大を回転軸4長の増大で行った結
果、駆動部は比較的簡易な拡張を行ったものの、前記第
1の実施例との対比において処理能力対設備投資の関係
において、大能力型としての利点が確保されると共に、
処理対象気体の温度が過度に高い場合以外には気体の予
備的冷却としてスプレー装置を併置する必要もない。
また、前記第1及び第2の実施例においては、気体の除
塵及び気体中の有害成分の吸収について述べたが、この
他に供給液の供給気体による改質を行うことができる。
なお、第2の実施例では遠心型ガイド板と求心型ガイド
板を1個づつ設けているが両者の組を容器の軸方向に複
数個設けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は次の効果を挙げる
ことができる。
請求項(1)の本発明では、回転軸表面の液噴出口から
噴出される液滴は、少い所要エネルギーで、回転翼と筒
状容器一方の端部側面の気体供給口から供給される気体
流によって、回転翼面及び回転翼先端と筒状容器内壁と
の間に形成される気体通路において、微細化され、かつ
十分に気体中に分0 敗させることができ、効率よく気体中の除塵、有害成分
の除去々を行なうことができる。
請求項(2)の本発明では、請求項(1)の本発明に加
えて、筒状容器の一端部に内外の開口度を調節できる環
状の気体供給口を設けることによって、気体の吸引又は
増圧を行なうファン機能を持たせることができる。
請求項(3)の本発明では、上記請求項(1)又は(2
)の発明に遠心型ガイド板、求心型ガイド板及び回転翼
の近接する二翼間を仕切る回転仕切板を設けることによ
って、気体からの除塵、気体中のガスの吸収等の処理能
力を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の縦断面図、第2図(a
)は同実施例の液滴除去器の平面図、第2図(b)は第
2図(a)のB−B断面図、第3図は同実施例の回転翼
、回転内円筒及び回転軸の部分の断面図、第4図(a)
は本発明の第2の実施例の縦断面図、第4図(b)は第
4図(a)のA−A断面図、第5図は本発明の液滴の微
細化及び分散作用の説明図、第6図は従来の多段式円板
回転方式の液滴の分散装置の縦断面図、第7図(a)は
従来のファンスプレ一方式〇液滴の分散装置の縦断正面
図、第7図(b)は同装置の縦断側面図である。 l・・・円筒形容器、 2・・・回転翼、 4・・・回転軸、 7・・・液噴出口、 15・・・給液管、 17・・・スプレー管、 19・・・排気ダクト、 31・・・回転仕切板、 40・・・液滴除去器。 1A・・・気体通路、 3・・・回転内円筒、 6・・・液、 9.10・・・給気用開口リング、 16・・・給気ダクト、 1日・・・気体供給室、 30・・・遠心型ガイ[板、 33・・・求心型ガイド板〜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状容器;同筒状容器と同心に設けられた回転軸
    ;その先端が上記筒状容器内壁との間に気体通路を形成
    する間隔をおいて位置し、上記回転軸に取付けられた複
    数の回転翼;上記回転軸の表面に設けられた液噴出口;
    上記筒状容器の一方の端部壁面に上記回転軸を中心とし
    て環状に配置され、上記気体通路に回転翼先端の回転軌
    跡に近く且つその半径方向外方に開口された気体供給口
    ;上記筒状容器の他方の端部に設けられた気体排出口を
    備えたことを特徴とする気体中に微小液滴を分散させる
    装置。
  2. (2)環状に配置された気体供給口に加えて、上記筒状
    容器の一方の壁面に回転軸心を中心に環状に配置され上
    記複数の回転翼の端面部に向って開口された気体供給口
    を配置すると共に、上記両気体供給口にその開口度をそ
    れぞれ調節できる開度調節ダンパーを設けたことを特徴
    とする請求項(1)に記載の装置。
  3. (3)上記気体通路内に設けられ上記筒状容器に外周が
    間隔をおいて位置し、内周が上記回転翼の先端の軌跡付
    近に位置する環状の遠心型ガイド板;同ガイド板と同一
    平面内に設けられ、複数の回転翼の近接する二翼間を仕
    切り、その内端部は上記回転軸に接続されその外端部は
    上記回転翼先端の軌跡と同一の円形状とされた回転仕切
    板;及び上記気体流路内の上記遠心型ガイド板より気体
    排出口側に設けられ上記筒状容器内壁から上記回転翼に
    向って延び内周が回転翼先端の軌跡と間隔をおいて位置
    する求心型ガイド板を備えたことを特徴とする請求項(
    1)又は(2)に記載の装置。
JP1338178A 1989-12-28 1989-12-28 気体中に微小液滴を分散させる装置 Pending JPH03202118A (ja)

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