JPH0320459Y2 - - Google Patents

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JPH0320459Y2
JPH0320459Y2 JP1983036675U JP3667583U JPH0320459Y2 JP H0320459 Y2 JPH0320459 Y2 JP H0320459Y2 JP 1983036675 U JP1983036675 U JP 1983036675U JP 3667583 U JP3667583 U JP 3667583U JP H0320459 Y2 JPH0320459 Y2 JP H0320459Y2
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は防音壁等における壁板の支柱に関
し、特に鉄道高架橋、あるいは道路高架橋等、作
業性の悪い場所、さらには電車等の通過時の風圧
を受ける防音壁や道路の車両保護壁に好適な壁板
の支柱に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば、鉄道高架橋、あるいは道路高架
橋等においては、騒音遮断用として防音壁が設け
られ、また道路の崖側には車両の操縦ミスによる
落下を防止する車両保護壁等が設けられる。
壁板の支柱としては、例えば大正15年実用新案
出願公告第27976号に開示されるように、金属支
柱を基礎に締付手段で固定し、この金属支柱に縦
溝を有する支柱ブロツクを複数個挿通して、壁板
の支柱が完成するものがある。
このものは、混凝土壁の支柱であり、金属支柱
の基礎に位置決めして固定する作業と、この金属
支柱に順次支柱ブロツクを挿通して壁板を取付け
る作業が必要である。
従つて、特に鉄道高架橋、あるいは道路高架橋
等、作業性の悪い場所で、しかも夜間の作業時間
に制約がある場所での防音壁の支柱として用いる
場合には、作業時間が長くなり採用することがで
きない。また、例えば鉄道の防音壁の支柱のよう
に車両の通過時の風圧や振動がかかる場合や、車
両の操作ミスによる落下を防止する車両保護壁の
支柱に用いることができない。
このため、防音壁等には一般的にメツキ加工し
たH鋼支柱を高架橋の側壁にボルト等の締付固定
手段で固着し、このようにして等間隔に配設され
た支柱面に防音壁板を当てがい、別体に形成した
固定部材をH鋼支柱に締付固定し、この固定部材
によつて防音壁板を支柱に保持する構造となつて
いる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この支柱はメツキ加工したH鋼製品
で、かつ錆止めの塗装が施されているが、数年も
すると塗装がとれるため定期的に塗装をする必要
で、この塗装をするために足場を組む必要があ
り、これに相当な費用がかかる。このため、例え
ば、実開昭54−177114号公報に開示されるよう
に、耐アルカリ性ガラス繊維入りセメント層を被
覆しているが、同様に被覆しているため剥離する
ことがあり、しかもこれらは支柱に形成される嵌
合溝の形状や大きさがH型鋼によつて制限され
る。
また、支柱は高架橋の側壁のコンクリート壁に
植立されるが、この固定はボルトをコンクリート
の補強をする鉄節に螺着し、これにより支柱を固
定する締付固定手段が採用されているため、支柱
の固定に手数を要する。
さらに防音壁板は別体に形成した固定手段をH
鋼支柱に固定し、これにより支柱に保持される構
造であるため、作業能率が悪い等の問題があつ
た。
この考案は、このような実情を背景としてなさ
れたもので、支柱本体をコンクリートで形成し、
塗装の必要性を全く排除し、メンテナンスの費用
がかからないと共に、製作コストの軽減、工期の
短縮が図られ、しかも支柱本体を吊り上げて構造
物へ差し込んで埋設するだけで支柱の取り付けが
完成し、構造物への固着を短時間にかつ強固に行
なうことができ、さらに壁板は支柱本体へ嵌合し
て保持され、足場の組立の困難な場所でも作業が
容易である防音壁等における壁板の支柱を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この考案は、前記課題を解決するために、コン
クリートで形成した支柱本体に、軸方向の全長に
鉄筋または鋼管等の鋼材を芯部材として配置し、
この支柱本体のコンクリート部分に軸方向に壁板
が嵌合保持される嵌合溝を形成し、かつ前記芯部
材を支柱本体の一端部から軸方向に延出して差込
部を形成し、この差込部は構造物に支柱本体の端
部を当接した状態で差し込み一体に固着され、支
柱本体の他端部には着脱可能な吊り上げ金具を備
えることを特徴としている。
[作用] この考案は、コンクリートの支柱本体の一端部
に吊り上げ金具を取付け、例えばロープを通して
クレーン等で吊り上げ、支柱本体の他端部から延
出する芯部材の差込部を構造物に差し込む。この
差し込みによつて、支柱本体の端部が構造物に当
接して位置決めが行なわれ、この状態で差込部が
固着されて構造物と一体化する。
[実施例] 以下、添付図面に基づいて、この考案の一実施
例を詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る防音壁等における壁板
の支柱を示す斜視図である。
第2図乃至第5図は、この考案に係る前記支柱
を鉄道高架橋の防音壁に用いた場合の一実施例を
示し、第2図は正面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は第2図の−断面図、第5図
は第2図の−断面図である。
支柱本体1は鉄筋を芯部材2,3,4としてコ
ンクリートで形成され、このコンクリート部の一
対の対向する側面には軸方向に防音壁が嵌合保持
される嵌合溝5を有している。前記芯部材2は太
めの鉄筋が用いられ、支柱本体1の中央部で、か
つ両嵌合溝5を結ぶ線上に2本軸方向に支柱本体
1の全長に配置されている。
そして、このそれぞれの芯部材2の一端部は、
コンクリート部より下方へ軸方向に延出され、構
造物に差し込み固着される差込部2aとなつてお
り、この支柱本体1の端部は構造物に当接する位
置決め手段となつている。前記芯部材3,4は芯
部材2より細めの鉄筋が用いられ、芯部材3は軸
方向に配置され、これらは4箇所等間隔の位置で
芯部材4を井桁に組んで連結して補強されてい
る。支柱本体1上部には雌ねじボルト6が埋設さ
れており、これに吊り上げ金具7が螺着できるよ
うになつている。
この実施例における芯部材2は、両防音壁板の
嵌合溝5を結ぶ線上、すなわち後記する防音壁板
と平行方向に配置されているが、嵌合溝5を形成
しない側の側面、すなわち防音壁板と直交方向に
配置すれば、風圧に対する強度が一層向上し、支
柱本体1を小型にすることが可能となる。
また芯部材2は、2本に限ることなく、これ以
上でも、あるいは1本でもよく、強度、あるいは
差込部2aの構造物への差し込み位置等を考慮し
て適宜に選択可能である。また、この実施例で
は、芯部材2は太めの鉄筋を用いているが、大き
い1本の鋼管を用いてもよく、さらに適宜形状の
鋼材も使用できる。
この実施例における芯部材4は等間隔に4箇
所、芯部材3に設けられているが、これに限定さ
れるものではなく、強度が要求される部分を密に
して設けてもよい。さらに強度が、それほど要求
されない場合にあつては、芯部材3、あるいは芯
部材4を用いなくてもよいことには勿論である。
また、この実施例における防音壁板の嵌合溝5
は防音壁板の嵌合を容易にするために開口端にア
ール5aを付けているが、傾斜面とすることもで
き、さらに防音壁の形状に応じて自由の形状、大
きさに一体形成される。
前記支柱本体1は既設の鉄道高架橋8等の防音
壁9において、防音壁板10支柱として用いられ
る。この鉄道高架橋8の両側のコンクリート壁8
aには、上面に調整モルタル11が施され平にし
てある。このコンクリート壁8aには、支柱本体
1の差込部2aを差し込み差込穴12が、コンク
リート壁8aの補強鉄筋13から外れた位置に穿
設されている。そして、これに樹脂モルタル14
を充填する。ついで、支柱本体1の雌ねじボルト
6に吊り上げ金具7を螺着し、クレーン等で吊り
上げて差込部2aを差込穴12に差し込む作業を
行なう。このとき、支柱本体1の端部が構造物に
当接することによつて、差し込みの位置決めが行
なわれ、この状態で支柱本体1をコンクリート壁
8aに固着して一体の構造物となる。
このようにして、支柱本体1の高架橋8のコン
クリート壁8aへの固着は、その差込部2aをコ
ンクリート壁8aの差込穴12に差し込むだけで
よいから、組立作業が極めて簡単となる。
しかも差込部2aは、樹脂モルタル14により
コンクリート壁8aに一体的に固着され、一体の
構造物となり一層強固となり、支柱本体1が強固
に固定され、風圧、振動あるいは衝撃にも一分耐
え得る構造となる。
また、新設高架橋に防音壁を設ける場合には、
高架橋のコンクリート壁を形成するとき、支柱本
体1の差込部2aは、差込穴を穿設することなく
コンクリート壁8aと同時に一体的に固着され
る。このようにして、組立られたそれぞれの支柱
本体1内に、防音壁板10が設置される。この防
音壁板10の両端は、支柱本体1の嵌合溝5に硬
質ゴムパツキン15等を介して嵌合保持され、電
車の通過時のガタつきを抑えるようになつてい
る。
また、この防音壁板10を高架橋8の調整モル
タルとの間および両防音壁板10間にも硬質ゴム
パツキン16,17が介在されガタ付きを抑え、
騒音や破損の原因とならないようにしている。
前記防音壁板10は、鉄筋を芯部材としコンク
リートで形成したもので、横方向に中空部18を
有するものを用いるが、これに限ることなく周知
の種々の防音壁板が用いられる。
そして、この考案に係る支柱は鉄道・道路・高
架橋以外の防音壁に、さらには手摺等にも広く適
用可能である。
[考案の効果] この考案は前記のように、コンクリートで形成
した支柱本体に、軸方向の全長に鉄筋または鋼管
等の鋼材を芯部材として配置したから、コンクリ
ートで形成した支柱本体が強固であり、しかもこ
の支柱本体のコンクリート部分に軸方向に壁板が
嵌合保持される嵌合溝を形成するから、嵌合溝を
任意の形状に容易に形成できる。
さらに、芯部材を支柱本体の一端部から軸方向
に延出して差込部を形成し、この差込部は構造物
に支柱本体の端部を当接した状態で差し込み一体
に固着され、支柱本体の他端部には着脱可能な吊
り上げ金具を備えるので、コンクリートで形成さ
れた支柱本体の他端部から延出する芯部材の差込
部を構造物に差し込み固着するだけで、締付手段
等を必要とせずに一定の高さの防音壁等における
壁板の支柱の取付けが完成する。特に、鉄道高架
橋、あるいは道路高架橋等、作業性の悪い場所
で、しかも夜間でかつ作業時間に制約がある場所
での防音壁の支柱として使用されるのに好適であ
る。
また、支柱本体は高架橋等の構造物の所定の位
置に差込部を差し込み、構造物と一体化され強固
に固定されるから、従来のボルト等の締付固定手
段により固定するものに比し、支柱の取付けが一
層強固となる。従つて、例えば鉄道の防音壁の支
柱としても電車の通過時の風圧や振動に絶えるこ
とができ、さらに車両の操作ミスによる落下防止
の保護壁の支柱として使用することができる。
また、支柱本体をコンクリートで形成したか
ら、従来のH鋼を用いたもののごとく錆止めの塗
装をする必要が全くなくなり、メンテナンス費用
がかからない。しかも、コンクリートで形成され
るからH鋼に比し製作費用が軽減し、かつ工期も
短縮する。
また、壁板は支柱本体に形成された嵌合溝に嵌
合して設けられるから、従来のごとくH鋼に別体
に形成され固定部材を締付固定し、これにより保
持されるものに比し、組付が簡単で、かつ部品点
数が少なくなり費用の削減が図られる。
また、支柱本体の嵌合溝は、支柱本体の成形時
に一体に形成され簡単であるとともに、壁板の嵌
合を容易にするアールや傾斜面も適宜に形成する
ことができ、さらには壁板の形状に応じた形状と
することも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る防音壁等における壁板
の支柱の一実施例を示す斜視図、第2図乃至第5
図はこの考案に係る支柱を鉄道高架橋の防音壁に
用いた場合の一実施例を示し、第2図は正面図、
第3図は第2図の−断面図、第4図は第2図
の−断面図、第5図は第2図の−断面図
である。 1……支柱本体、2,3,4……鉄筋または鉄
管等の鋼材からなる芯部材、5……嵌合溝、6…
…雌ねじボルト、7……吊り上げ金具、8……鉄
道高架橋、9……防音壁、10……防音壁板、1
2……差込穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートで形成した支柱本体に、軸方向の
    全長に鉄筋または鋼管等の鋼材を芯部材として配
    置し、この支柱本体のコンクリート部分に軸方向
    に壁板が嵌合保持される嵌合溝を形成し、かつ前
    記芯部材を支柱本体の一端部から軸方向に延出し
    て差込部を形成し、この差込部は構造物に支柱本
    体の端部を当接した状態で差し込み一体に固着さ
    れ、支柱本体の他端部には着脱可能な吊り上げ金
    具を備えることを特徴とする防音壁等における壁
    板の支柱。
JP3667583U 1983-03-14 1983-03-14 防音壁等における壁板の支柱 Granted JPS59142321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3667583U JPS59142321U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 防音壁等における壁板の支柱

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JP3667583U JPS59142321U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 防音壁等における壁板の支柱

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JPS59142321U JPS59142321U (ja) 1984-09-22
JPH0320459Y2 true JPH0320459Y2 (ja) 1991-05-01

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ID=30167340

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JP3667583U Granted JPS59142321U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 防音壁等における壁板の支柱

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Family Cites Families (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975202U (ja) * 1972-10-13 1974-06-29
JPS5822764B2 (ja) * 1976-06-25 1983-05-11 日立造船株式会社 移動物体の定位置停止制御方法
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JPS59142321U (ja) 1984-09-22

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