JPH0320496A - 酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方法 - Google Patents

酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方法

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JPH0320496A
JPH0320496A JP15419889A JP15419889A JPH0320496A JP H0320496 A JPH0320496 A JP H0320496A JP 15419889 A JP15419889 A JP 15419889A JP 15419889 A JP15419889 A JP 15419889A JP H0320496 A JPH0320496 A JP H0320496A
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sealing
oxide film
aluminum
titanium fluoride
salt
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Seishiro Ito
伊藤 征四郎
Shinichi Ishida
石田 慎一
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FUJITA SHOJI KK
Nippon Aluminium Co Ltd
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FUJITA SHOJI KK
Nippon Aluminium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (.a)産業上の利用分野 本発明は酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処
理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の酸化皮膜の
封孔処理方法に閃する。
(b)従来の技術 アルミニウム又はその合金(以下、アルミニウム系金属
という)の陽極酸化皮膜の封孔処理方法として、以下の
方法が提案されている。
即ち、■陽極酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、
フッ化ジルコニウムカリウムの0.1〜4g/lの水溶
液中で50〜100℃で加熱処理する方法である(特公
昭4 9−2 3 0 8 6号公報). ■陽極酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、フッ化
ジルコニウム塩の水溶液中で低温処理する方法である(
特開昭62−130295号公報). (c)発明が解決しようとする課題 上記■の方法では、陽極酸化皮膜に優れた耐食性を付与
し得るが、処理皮膜が光線を反射して虹色を呈するので
商品価値が低下するなど、特有の欠点があった。また、
フッ化ジルコニウムカリウムに起因する懸濁物質が生じ
、それが皮膜表面に付着して封孔ムラを生じるなどの課
題もあった.又、上記■の方法では、上記■のような+
amはないが、低温で封孔処理をするために封孔が不充
分で脱色が生じ、このため1日以上の二一シングが必要
となる. 本発明は、フッ化チタン、フッ化チタニウム塩又はこれ
らの塩の少なくとも1種とフッ化ジルコニウム塩の混合
物を含む水溶液中で酸化皮膜を有するアルミニウム系金
属の封孔処理を行うことにより、処理皮膜が虹色を呈さ
ず、又染料の泣き出し、つまり脱色がなく、しかも均一
に封孔しうる上、封孔効果の優れた、アルミニウム系金
属の封孔処理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の
酸化皮膜の封孔処理方法を提供することを目的とする. (d)課題を解決するための手段 上記巨的を達或するために、本発明のアルミニウム系金
属の封孔処理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の
酸化皮膜の封孔処理方法においては、アルミニウム系金
属の酸化皮膜をフッ化チタン、フッ化チタニウム塩或い
はこれらの塩とフッ化ジルコニウム塩の混合物を含む水
溶液中で封孔処理するとの技術的手段を講じたものであ
る。
即ち、請求項1の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
の封孔処理剤においては、アルミニウム系金属の酸化皮
膜を封孔するための封孔処理剤であって、該封孔処理剤
がフッ化チタン、フッ化チタニウム塩又はこれらの塩の
少なぐとも1種と77化ジルコニウム塩の混合物を含む
水溶液からなるものである. 以下、先ず、この封孔処理剤について詳細に説明する。
本発明において、酸化皮膜を有するアルミニウム系金属
とは、アルミニウム又はアルミニウム系合金の表面に、
化学的或いは電ス化学的(陽極酸化皮115I)に酸化
皮膜を形威したアルミニウム系金属をいうが、特に陽極
酸化皮膜が特性に優れるので好ましい. そして、上記アルミニウム系金属に陽極酸化皮膜を形威
する方法としては、公知の陽極酸化法が採用される. 具体的に、たとえば硫酸、リン酸、クロム酸等からなる
無機酸、シュウ酸、パラ7エノールスルホン酸、スルホ
サリチル酸、マロン酸等からなる有機酸又は水酸化ナト
リウム、リン酸三ナトリウム等からなる水溶液中で、直
流、交流、パルス、PR法又は交直重畳法による電解に
よって陽極酸化皮膜が形威される. ところで、本発明では上記酸化皮膜は染料や金属塩なと
で着色されたものも含む。
上記酸化皮膜を有するアルミニウム系金属は封孔処理剤
中で封孔処理が為されるが、本発明においてはこの封孔
処理剤がフッ化チタン、フッ化チタニウム塩又はこれら
の塩の少なくとも1種と77化ジルコニウム塩の混合物
を含む水溶液からなる点に最も大きな特徴を有するので
ある。
即ち、フッ化チタン、フッ化チタニウム塩又はこれらの
塩の少なくとも1種とフッ化ジルコニウム塩の混合物を
必須戊分とする封孔処理剤ではフッ化ジルコニウム塩の
みを用いた場合のような問題が発生せず、以下に述べる
理由により、優れた封孔効果が得られるのである. 上記フッ化チタニウム塩としてはへキサ7ルオロチタン
(F/ )F!!ナトリウム、ヘキサ7ルオロチタン(
■)l!!カリウム又はヘキサ7ルオロチタン(IV)
酸アンモニウムなどが挙げられる。
そしてフッ化チタンと77化チタニウム塩は単独或いは
混合して用いることができる.ところで、本発明ではフ
ッ化ジルコニウム塩は単独で用いると上述の問題が発生
するために単独で用いることはないが、上記のフッ化チ
タン及び/又はフッ化チタニウム塩と77化ジルコニウ
ム塩との混合物は好適に用いることができる。このフッ
化ジルコニウム塩としてはヘキサ7ルオロジルコニウム
(■)酸ナトリウム、ヘキサ7ルオロジルコニウム(I
V)酸カリウム又はヘブタ7ルオロジルコニウム(1”
/)酸アンモニウムなどが挙げられる。
本発明の封孔処理剤において、これらの金属塩の濃度と
しては0.1〜100g/1,特に0.5〜50g/l
の範囲とするのが望ましく、この金属塩の濃度が、0.
1g/f未満では耐食性の充分優れた封孔効果が得られ
ない場合があり、又、100g/1を超えると意味がな
いだけでなく不経済である。
又、この封孔処理剤のpHは3.5〜6.5の範囲、特
に4〜6の範囲にするのが望まし<,pHが3.5未満
になると酸性度が高くなり過ぎて皮膜が破壊される恐れ
が有り、又、逆にpHが6.5を超えると上記金属塩が
加水分解されて保存中に変化し、均一な封孔効果が得ら
れない恐れが生じるので好ましくない。
このpH調整剤としては硫酸、リン酸等の無機酸、酢酸
、クエン酸、コハク陵、グルコン酸、グリシン、マロン
酸、しゅう酸、ギ酸等の有機酸、アルカリ金属の水酸化
物、炭酸塩又は重炭酸塩、アンモニア、有機酸のアルカ
リ金属塩、各種アミン類等が挙げられる。これらの塩又
は塩基或いは有W1m更に有機酸のアルカリ金属塩は1
種類を用いても良いし、2種以上を併用しても良く、特
にその併用が有効な場合が有る。
ところで、本発明の封孔処理剤には、所望により、界面
活性剤を0.5〜50g/1の範囲で添加しても良いの
である。
このように界面活性剤を添加することにより、酸化皮膜
と封孔処理剤との親和性が良好となり、フッ化チタンや
フッ化チタニウム塩等の金属塩による封孔が円滑に行な
われるのである。
上記界面活性剤としては、例えば脂肪酸塩、アルキル硫
酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ボリオ
キシエチレンアルキル硫酸エステル酸等の7二オン系界
面活性剤、ポリオキシエチレンRm酸エステル、ボリオ
キシエチレン7ルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェノールエーテル等のノニオン系界面活性剤を
挙げることができる。
次に、請求項2の発明について詳細に説明する。
請求項2の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔
処理剤においては、゛フッ化チタン及び/又はフッ化チ
タニウム塩(A)と77化シルコエウム塩(B)の混合
物が(A)100重量部に対し(B)10〜400重量
部であることを特徴とするものである. 即ち、フッ化ジルコニウム塩を単独で用いると、上述の
欠点が生じるのであるが、このようにフッ化チタン及び
/又はフッ化チタニウム塩とフッ化ジルコニウム塩の混
合物とすることにより、後述する理由より、均一で、し
かも優れた封孔効果が得られるのである。
つまりフッ化チタンとフッ化ジルコニウム塩との混合物
、フッ化チタニウム塩と77化ノルコニウム塩との混合
物、更にフッ化チタン、フッ化チタニウム塩及びフッ化
ジルコニウム塩との混合物が挙げられる. そして、この場合、フッ化チタン及び/又はフッ化チタ
ニウム塩(A)とフッ化ジルコニウム塩(B)の混合物
が(A)100重量部に対し(B)10〜400重量部
であることが望まし(、(A)100重量部に対し、(
B)が10重量部未満ではフッ化ジルコニウム塩を加え
たことによる相乗効果が乏しく、これを加えた意味がな
く、一方、(B)が4oO重量部を超えると上述の欠点
、つまりフッ化ジルコニウム塩のみを用いた場合と同様
の欠点が発生する恐れが有るので好ましくないのである
この発明においては、フッ化チタン及び/又はフッ化チ
タニウム塩とフッ化ジルコニウム塩の混合物を封孔処理
剤の必須戊分とした点に特徴を有し、その他は請求項1
の封孔処理剤と同様であるので省略する. 更に、請求項3のアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔
処理方法について詳細に説明する.請求項3のアルミニ
ウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方法においては、アル
ミニウム系金属の酸化皮膜を77化チタン、フッ化チタ
ニウム塩或いはこれらの塩とフッ化ジルコニウム塩の混
合物を含む水溶液中で予備封孔処理後、本封孔すること
を特徴とするものである。
即ち、この発明においては、請求項1の封孔処理剤を用
いてアルミニウムP.金属の酸化皮膜の封孔処理を行う
方法についてのものである。
従って、フッ化チタン、フッ化チタニウム塩或いはこれ
らの塩とフッ化ゾルコニウム塩の混合物の意味は、a求
項1の場合と同様であるので省略する。
本発明においては、先ずこの封孔処理剤を用いてアルミ
ニウム系金属の酸化皮膜を予air孔処理する第1工程
、を実施する。
この酸化皮膜は染料や金属塩などで着色されたものも含
む. この酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を予備封孔す
るには、上記封孔処理剤を処理槽に投入し、所望により
、水で77化チタンやフッ化チタニウム塩等の金属塩の
濃度を0.1〜100g/1、特に0.5〜50g/1
の範囲に調整したり、pH調整剤でpHを3.5〜6.
5の範囲、特に4〜6の範囲にllI!!!を行い、こ
の処理液の温度を、通常、室温〜50℃、好ましくは2
0〜40℃に調整し、通常30秒〜20分、好ましくは
1〜10分問酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を浸
漬すれば良いのである。
本発明においては、次に、上記第1工程で予備封孔した
酸化皮膜を有するアルミニウム系金属を、本封孔する第
2工程を実施する。
この本封孔の方法としては特に限定されるものではない
例えば上記第1工程で予IiIN孔した酸化皮膜を有す
るアルミニウム系金属を、(イ)90゜C以上の熱水中
に5分以上浸漬したり、(ロ)2kg/cm2以上の水
蒸気で5分以上封孔処理したり、(ハ)M孔助剤を含む
水溶液中で80℃以上で5分以上封孔処理するなどの方
法が挙げられる. 本発明においては本封孔が、従来の方法より、水蒸只の
圧力が低くてよく、しかも至極短時間で行う事ができる
が、これは本発明では予a封孔をしているからである。
なお、上記(ハ)の封孔助剤としては特に限定されるも
のではなく公知のものが用いられるが、具体的には例え
ば商品名が、酢酸ニッケル系封孔助剤であるシーリング
ソル}ASL(サンド社製〉、7−コー(古河電工製)
、トップシール(奥野製薬製)等が挙げられるのであり
、又、封孔助剤の濃度はその効果が得られる範囲であれ
ば特に限定されるものではないが、一般に1〜10g/
1、特に4〜7g/lの範囲とするのが望ましい,この
ように封孔処哩を行うことにより、耐食性が優れ、しか
も封孔処理中に染料等の泣き出し、つまり脱色がなく、
更に手で触れても染料等が手に転着せず優れた封孔効果
を実現しうるのである.即ち、従米、染料等で着色した
酸化皮膜を通常の封孔方法で封孔すると、この封孔の際
に、この染料等が封孔液中に泣き出し、つまり脱色が生
じ、色の薄化や色ムラの原因となり実用性に欠ける場合
があった。しかしながら本発明の封孔方法によると、こ
のような脱色がなく、耐食性も優れる上、均一な封孔効
果が得られるのである。
この本封孔処理後、適宜水洗、乾燥することにより、充
分に満足し得る耐食性が付与された封孔処理皮膜が得ら
れるのである。
次に、請求項4の発明について詳細に説明する。
請求項4のアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方
法においては、請求項2の封孔処理剤を用いてアルミニ
ウム系金属の酸化皮膜を、開求項3と同様の封孔処理を
行う方法についてのものである。
従って、この封孔処理方法に用いられる封孔処理剤の詳
細な説明、及び封孔処理方法については省略する。
即ち、請求項4のアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔
処理方法においては、フッ化チタン及び/又はフッ化チ
タニウム塩(A)とフッ化ジルコニウム塩(B)の混合
物が(A)100重量部に対し(B)10〜400重量
部である封孔処理剤で、請求項3と同様の方法で封孔処
理を行うものである。
このようにフッ化チタン及び/又はフッ化チタニウム塩
とフッ化ゾルコニウム塩の混合物とすることにより、両
者の相乗作用により、一m均一で、至極優れた耐食性を
発現し、しかも優れた封孔効果が得られるのである。
(e)作用 本発明において、フッ化チタン、フッ化チタニウム塩又
はこれらの塩の少なくとも1種とフッ化ジルコニウム塩
の混合物を用いると、充分な耐食性が付与されるがその
理由は、フッ化チタン等の金属塩からの加水分解物の粒
径がフッ化ジルコニウム塩からの加水分解物の粒径より
小さく、このため該加水分解物が酸化皮膜内に円滑に侵
入し、これが当該酸化皮膜における微細孔を確実に塞ぐ
ためと解される。
又、本発明の方法では、予備封孔処理を高温で行っても
処理皮膜が光線を反射して虹色を呈するといった問題は
ないが、予備封孔を高温で行うと着色酸化皮膜からの脱
色が生じるが、予備封孔を比較的低温で行い、これによ
って、脱色を防止する一方、本封孔により完全に封孔す
るため均一に且つ確実に封孔しうるのであり、この結果
酸化皮膜の耐食性が至極優れる作用を有するのである。
ところで、本発明において、フッ化チタン及び/又はフ
ッ化チタニウム塩とフッ化ジルコニウム塩との混合物を
用いると、一層優れた耐食性が得られるが、これは各金
属塩からの加水分解物が均一に混合された状態になり、
粒子同士の反発が解消され、この結果、加水分解物がa
簗じやすくなってその粒径が一層小さくなって酸化皮膜
の微細孔への侵入が一層容易になるためと解される。
(f)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
実施例1 アルミニウム板(AI 0 5 0P−82 4材、寸
法5 0mmX 1 0 0mmX 1 am)を常法
に従い、アルカリ脱脂、酸洗浄をした。これを1 8 
0 g/ lH 2SO,水溶液中で、温度20℃、電
流密度1.5A/dm”の条件下、25分間電解して陽
極酸化皮膜(厚さ12μIII)を形威した。
これを水洗後、フッ化チタン5g/l、ドデンルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム2g/1の水溶液に30℃で1
0分間浸漬して予備封孔した。次いで、これを水洗後、
封孔助剤であるシーリングソルトASL−New(サン
ド社製商品名)5g/ffi水溶液中に、温度9゜0゜
Cで5分間浸漬して本封孔した。 次に、これをJIS
  H  8601に従ってアルカリ滴下試験による耐
食性試験を行った。
その結果105秒であった。
実施例2 アルミニウム板(A60635−T5材、寸法5 0m
mX 1 0 0wmX 1mm)に、実施例1と同様
に20分間電解して陽極酸化皮i(厚さ9μm)を形威
した. これを水洗後、ヘキサ7ルオロチタン(IV)酸ナトリ
ウムSg/1、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1g/1の水溶液に40℃で3分間浸漬して予@封孔し
た。次いで、これを水洗後、90℃の熱水中に、温度9
5゜Cで5分間浸漬して本封孔した。
次に、これをJIS  H  8601に従ってアルカ
リ滴下試験による耐食性試験を行った。
その結果125秒であった。
実施例3 アルミニウム板(A60635−T5材、寸法50II
I+1×100I×1ffiII1)に、実施例1と同
様に50分間電解して陽極酸化皮膜(厚さ22μII1
)を形戒した。これをA Iua+iniun B l
ue 2 LW(サンド社製青色染料)3g/fの水溶
液中に、温度50℃で5分間浸漬し、青色酸化皮膜を得
た。
これを水洗後、ヘキサ7ルオ口チタン(R’)酸ナトリ
ウム5g/1とへキサ7ルオロジルコニウム(’IY)
Wlナトリウム2,Sg/1の水溶液に20℃で8分間
浸漬して予備封孔した。次いで、これを水洗後、封孔助
剤であるシーリングソル} ASL−New(サンド社
製商品名)5g/j!水溶液中に、温度90℃で5分間
浸漬して本封孔した。
次に、これをJIS  H  8601に従ってアルカ
リ滴下試験による耐食性試験を行った。
その結果250秒であった。
本発明法によれば、充分に満足できる耐食性が得られる
ことが認められる。
また、本実施例で得られた処理皮膜は、種々の方向から
光を当てても何ら虹色を呈さず、封孔ムラも全く認めら
れなかった。尚、処理温度を70℃とした場合も、処理
表面は虹色を呈さず、封孔ムラも全くなかった。
更に、このものに手で触れても手に染料が全く転着する
ことがなかった。
比較例1 アルミニウム板(A 1 0 5 0P−82 4材、
寸法50mmX1 00mmX1−一を用い、これを実
施例1と同様の条件で20分間電解して陽極酸化皮膜(
厚さ9μm)を形威させた。これを水洗し、次いで、(
N H .)2Z rF .を1g/l及びアニオン界
面活性剤であるボリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリ
ウムを0.25g/1含む水溶液(液温30℃)に30
分間浸漬して封孔処理後、乾燥した。
得られた処理皮膜は、虹色を全く呈さなかったが、手で
触れると指紋跡がつき、しかも養生シートを貼ると剥が
れなくなるなどの問題が生じた。
ところで、上記陽極酸化皮膜を実施例3と同様に着色し
、これを水洗し、次いで、(NH.).ZrF6を1g
/l及びアニオン界面活性剤であるボリオキシエチレン
ラウリル硫酸ナトリウムを0.25g/1含む水溶液(
液温30℃)に30分間浸漬して封孔処理後、乾燥した
このものに手で触れると手に染料が転着することが認め
られた。
比較例2 アルミニウム板(*施例2で用いたものと同じ)を実施
例2と同様にして陽極酸化処理し、(NH.).ZrF
.1g/f(ジルコニウム金属に換算して0.41g/
J!)の水溶液に70℃で30分間浸漬して封孔処理し
た.実施例1と同様に耐食性を調べたところ約90秒で
あった。この処理皮膜は、種々の方向から光を当てた場
合に着しい虹色を呈し、商品価値が低かった。
([1>発明の効果 本発明は、以上説明したように構威されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
本発明の封孔処理剤においては、フッ化チタン、フッ化
チタニウム塩又はこれらの塩の少なくとも1種とフッ化
ジルコニウム塩の混合物を用いており、これらの塩から
の加水分解物が酸化皮膜内に円滑に侵入し、これが当該
酸化皮膜における微細孔を確実に塞ぐため優れた封孔効
果を奏するのである。
又、本発明の方法では、予{II封孔処理を高温で行っ
ても処理皮膜が光線を反射して虹色を呈するといった問
題はないが、予備封孔を高温で行うと着色酸化皮膜から
の脱色が生じるが、予@封孔を比較的低温で行い、これ
によって、脱色を防止する一方、本封孔により完全に封
孔するため均一に且つ確実に封孔しうるのであり、この
結果酸化皮膜の耐食性が至極優れる効果を有するのであ
る.ところで、本発明において、フッ化チタン及び/又
はフッ化チタニウム塩とフッ化ジルコニウム塩との混合
物を用いると、各金属塩からの加水分解物が均一に混合
されて粒子同士の反発が解?l’fされるのでその粒径
が一層小さくなって酸化皮膜の微細孔への侵入が一N1
容易になり、この結果、層優れた耐食性が得られるので
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム系金属の酸化皮膜を封孔するための
    封孔処理剤であって、該封孔処理剤がフッ化チタン、フ
    ッ化チタニウム塩又はこれらの塩の少なくとも1種とフ
    ッ化ジルコニウム塩の混合物を含む水溶液からなる酸化
    皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処理剤。
  2. (2)フッ化チタン及び/又はフッ化チタニウム塩(A
    )とフッ化ジルコニウム塩(B)の混合物が(A)10
    0重量部に対し(B)10〜400重量部である請求項
    1記載の酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処
    理剤。
  3. (3)アルミニウム系金属の酸化皮膜をフッ化チタン、
    フッ化チタニウム塩或いはこれらの塩とフッ化ジルコニ
    ウム塩の混合物を含む水溶液中で予備封孔処理後、本封
    孔することを特徴とするアルミニウム系金属の酸化皮膜
    の封孔処理方法。
  4. (4)フッ化チタン及び/又はフッ化チタニウム塩(A
    )とフッ化ジルコニウム塩(B)の混合物が(A)10
    0重量部に対し(B)10〜400重量部である請求項
    3記載のアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方法
JP15419889A 1989-06-15 1989-06-15 酸化皮膜を有するアルミニウム系金属の封孔処理剤及びこれを用いたアルミニウム系金属の酸化皮膜の封孔処理方法 Pending JPH0320496A (ja)

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