JPH03205939A - 搬送波再生方式およびディジタル位相復調装置 - Google Patents

搬送波再生方式およびディジタル位相復調装置

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JPH03205939A
JPH03205939A JP2240691A JP24069190A JPH03205939A JP H03205939 A JPH03205939 A JP H03205939A JP 2240691 A JP2240691 A JP 2240691A JP 24069190 A JP24069190 A JP 24069190A JP H03205939 A JPH03205939 A JP H03205939A
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carrier wave
carrier
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尚正 吉田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/227Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation
    • H04L27/2275Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses the received modulated signals
    • H04L27/2276Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses the received modulated signals using frequency multiplication or harmonic tracking

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は搬送波再生方式およびデイジタル位相復調装置
に関し、特に移動通信システムにおける搬送波再生方式
およびこの搬送波再生方式で再生した搬送波位相を用い
てデイジタル位相変調信号を復調するディジタル位相復
調装置に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル位相変調信号を復調するデイジタル位相復調
装置として、同期検波によるものと、遅延検波によるも
のとがある。
同期検波によるディジタル位相復調装置は、受信信号か
ら搬送波位相を再生し、再生した搬送波位相を有する基
準搬送波信号を生成し、この基準搬送波信号を用いて受
信信号を同期検波する。
搬送波位相の再生には、コスタス(Costas)ルー
プ等の位相同期ループ(phase lock loo
p;PLL)を含む方式がよく用いられている(例えば
F.MGardner, ”Phaselock Te
chniques”(1979)JohnWiley 
& Sons (米)P.217) .低い搬送波電力
対雑音電力比(C/N)での位相ジツタによる誤り率の
劣化の防止のために、PLLループのループ雑音帯域幅
を変調速度の1750〜1/200に十分狭くする・必
要がある。
PLLループを含む搬送波位相再生方式は、受信信号が
最初に入力してからループが定常状態になるまでの捕捉
時間が長いので、信号をバースト状に伝送するTDMA
システムや瞬断がしばしば発生する移動通信システムに
は適しない。
受信信号を非直線操作して搬送波成分を抽出し、抽出し
た搬送波成分の位相を時間的に平均して搬送波位相を再
生するオープンループの方式も知られている。この方式
では捕捉時間は短<、シかも、入力位相条件にかかわら
ず一定値になる。しかし、位相平均時間を十分長くする
、いいかえれば、位相平均操作をするフィルタの帯域幅
を十分狭くする必要があることはPLLループを含む゛
方式におけると同じである。このオープンループの搬送
波位相再生方式の動作について、工一●ジェー●ビタビ
(A.J.Y1terb1)等が詳細に解析している(
A.JJIterb1,A.M.v1terb1,“N
onlinear Estimation of PS
K−Modulated Car−rier  Pha
se  with  Applicatlon  to
  Burst  DigitalTransmlss
1on″ IEEE  Transactions  
on  Informatlon  Theory,I
T−29[5](198:t−7)(米)P.543−
551)  。
ところで、地上移動通信システムや衛星移動通信システ
ムでは、移動体の動きに伴い、地形あるいは建築物など
からの多重反射によって多重伝搬フェージングが生じる
このフェージングを受けた信号の振幅位相分布が直接波
と反射波との合成信号の振幅位相分布であるライス(R
ace)モデル(例えばM .SchwartzJ.R
Bennet.S.Stein,  ”Communi
cation Systems andTechn I
ques”(198B) McGrav−[111(米
)P.372)で近似されることから、この多重伝搬フ
ェージングはライスフェージングといわれている。
このフェージングによるスペクトルの広がり、すなわち
、フェージングピッチは使用される搬送波周波数と移動
体の移動速度とによって決まる。
たとえば、搬送波周波性を1.5GHz1移動体の速度
を最大120km/hとすると、フェージングピソチは
最大200Hz程度になる。一方、音声信号を高能率符
号化し、更に誤り訂正符号化した上で伝送するとし、変
調に4相PSKを用いるとすると、変調速度は、例えば
、3.2kボーとなる。この場合、搬送波位相再生方式
におけるPLLループの帯域幅あるいは位相平均操作の
ためのフィルタの帯域幅を、上述したように、変調速度
の1750〜1/200にすると、帯域幅は64〜18
Hzとなり、フェージングピッチの最大値よりかなり小
さくなる。従って、再生された搬送位相はフェージング
を受けた受信搬送波の位相に追従できない。その結果と
して、受信搬送波がフェージングにより受けた高速の位
相変動は再生された搬送波位相の位相誤差として現れる
。従って、この再生された搬送波位相を基準にして受信
信号を復調すれば誤り率の劣化を招く。
一方、フェージング環境に比較的適していると言われて
いる遅延検波によるディジタル位相復調装置は、元来、
誤り率が同期検波のディジタル位相復調装置と比較して
2〜3dB劣っている上に、1シンボル周期内で位相変
化が見られるようなフェージングによる高速の位相変動
が存在する状況下では、更にある程度の誤り率の劣化は
免れ得ない。直接搬送波電力対反射波電力比(C/M)
が7〜10dBになり、フェージングビ,ソチが前述し
たように変調速度の1/16程度になる、運用上考えら
れる最悪のフェージング環境下では、遅延検波によって
も同期検波によっても、誤り率の劣化量はほぼ等しくな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明したように従来のデイジタル位相復調装置は、
ライスフェージング環境下で生じる変調速度に対して無
視できない比較的高速の位相変動に対して何等の補償対
策も施していない。
従って、本発明の目的は、高速位相変動に対する追従性
を向上した搬送波再生方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動体通信システム番こ適するデ
ィジタル位相復調装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、デイジタノレ演算番こより信
号処理ができ容易にIC化ができる搬送波再生方式およ
びディジタル位相復調装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の搬送波再生方式は、ディジタル位相変調された
受信信号を非直線操作して抽出した搬送波成分をあらか
じめ定めた第1の時間位相平均化操作する第1の搬送波
再生手段と、前記受信信号を非直線操作して抽出した搬
送波成分を前記第1の時間より短くあらかじめ定めた第
2の時間位相平均化操作する第2の搬送波再生手段と、
前記第1の搬送波再生手段が位相平均化操作して得た信
号の位相を基準とした前記第2の搬送波再生手段が位相
平均化操作して得た信号の位相の偏差を求めこの偏差を
変動範囲を限定した上で前記第1の搬送波再生手段が位
相平均化操作して得た信号の位相に加算する位相合成手
段とを備えている。
前記第1および第2の搬送波再生手段のうち少くとも一
方は、前記受信信号の2つの直交成分のサンプルデータ
列である入力信号を前記受信信号の変調相数だけ周波数
逓倍する非線形操作手段を有し、前記第1の搬送波再生
手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの信号
と等価な信号を前記第1の時間位相平均化操作する第1
のディジタルフィルタを有し、前記第2の搬送波再生手
段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの信号と
等価な信号を前記第2の時間位相平均化操作する第2の
ディジタルフィルタを有し、前記第1の搬送波再生手段
および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前記第
1のディジタルフィルタからの信号の位相を算出する第
1の位相算出手段を有し、前記第2の搬送波再生手段お
よび前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前記第2
のディジタルフィルタからの信号の位相を算出する第2
の位相算出手段を有し、前記位相合成手段は、前記第1
の位相算出手段からの位相を前記受信信号の変調相数で
除算する第1の分周手段と、前記第1の位相算出手段か
らの位相の1サンプル周期での変化量およびこの変化量
の符号に基づき前記第1の分周手段からの位相を±πの
範囲に拡張する象限補正手段と、前記第2の位相算出手
段からの位相から前記第1の位相算出手段からの位相を
減算する減算回路と、この減算回路の位相を前・記受信
信号の変調相数で除算する第2の分周手段と、この第2
の分周手段からの位相を前記象限補正手段からの位相に
加算する加算手段とを有して構成されていてもよい。
前記非線形操作手段は、前記入力信号の振幅および位相
のうち振幅をそのまま保ち位相を前記受信信号の変調相
数だけ倍して出力する累乗回路であってもよい。
前記第1のディジタルフィルタは、前記第1の時間に対
応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しくした
第1の有限長インパルス応答フィルタであってもよい。
前記第2のディジタルフィルタは、前記第2の時間に対
応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しくした
第2の有限長インパルス応答フィルタであってよい。
本発明のディジタル位相復調装置は、ディジタル位相変
調された受信信号を非直線操作して抽出した搬送波成分
をあらかじめ定めた第1の時間位相平均化操作する第1
の搬送波再生手段と、前記受信信号を非直線操作して抽
出した搬送波成分を前記第1の時間より短くあらかじめ
定めた第2の時間位相平均化操作する第2の搬送波再生
手段と、前記第1の搬送波再生手段が位相平均化操作し
て得た信号の位相を基準とした前記第2の搬送波再生手
段が位相平均化操作して得た信号の位相の偏差を求めこ
の偏差を変動範囲を限定した上で前記第1の搬送波再生
手段が位相平均化操作して得た信号の位相に加算する位
相合成手段と、前記第1および第2の搬送波再生手段に
前記受信信号を人力してから前記位相合成手段が再生し
た位相を出力するまでの応答時間だけ前記受信信号を遅
延させる第1の遅延手段と、この第1の遅延手段からの
信号に前記位相合成手段からの位相で位相回転を与える
第1の位相回転手段とを備えている。
また、本発明のディジタル位相復調装置は、複素平面上
で誤り率が最低になる判定領域を設定し前記第1の位相
回転手段からの信号を対応する前記判定領域の基準信号
に変換する判定手段と、この判定手段からの前記基準信
号で前記第1の遅延手段からの信号を逆変調して得た搬
送波成分を前記第2の時間と同程度にあらかじめ定めた
第3の時間位相平均化操作する第3の搬送波再生手段と
をさらに有して構成されていてもよい。
前記第3の搬送波再生手段は、前記判定手段からの前記
基準信号で前記第1の遅延手段からの信号を逆変調する
逆変調手段と、この逆変調手段からの信号を前記第3の
時間位相平均化操作する第3のディジタルフィルタとを
有して構成されていてもよい。
前記第3のディジタルフィルタは、前記第3の時間に対
応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しくした
第3の有限長インパルス応答フィルタであってもよい。
前記第1および第2の搬送波再生手段のうち少くとも一
方は、前記受信信号の2つの直交成分のサンプルデータ
列である入力信号を前記受信信号の変調相数だけ周波数
逓倍する非線形操作手段を有し、前記第1の搬送波再生
手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの信号
と等価な信号を前記第1の時間位相平均化操作する第1
のディジタルフィルタを有し、前記第2の搬送波再生手
段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの信号と
等価な信号を前記第2の時間位相平均化操作する第2の
ディジタルフィルタを有し、前記第1の搬送波再生手段
および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前記第
1のディジタルフィルタからの信号の位相を算出する第
1の位相算出手段を有し、前記第2の搬送波再生手段お
よび前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前記第2
のディジタルフィルタからの信号の位相を算出する第2
の位相算出手段を有し、前記位相合成手段は、前記第1
の位相算出手段からの位相を前記受信信号の変調相数で
除算する第1の分周手段と、前記第1の位相算出手段か
らの位相の1サンプル周期での変化量およびこの変化量
の符号に基づき前記第1の分周手段からの位相を±πの
範囲に拡張する象限補正手段と、前記第2の位相算出手
段からの位相から前記第1の位相算出手段からの位相を
減算する減算回路と、この減算回路の位相を前記受信信
号の変調相数で除算する第2の分周手段と、この第2の
分周手段からの位相を前記象限補正手段からの位相に加
算する加算手段とを有し、前記第1の位相回転手段は、
前記位相合成手段からの位相をこの位相に等しい位相の
信号に変換する極●直交信号変換手段と、この極●直交
信号変換手段からの信号と前記第1の遅延手段からの信
号とを複素乗算する第1の乗算手段とを有して構成され
ていてもよい。
また、本発明のディジタル位相復調装置は、前記第3の
搬送波再生手段に前記判定手段からの前記基準信号およ
び前記第1の遅延手段かの信号を入力してから位相平均
化操作が完了するまでの応答時間だけ前記第1の遅延手
段からの信号を遅延させる第2の遅延手段と、この第2
の遅延手.段からの信号に前記第3の搬出波再生手段か
らの信号の位相で位相回転を与える第2の位相回転手段
とをさらに有して構成されていてもよい。
前記第2の位相回転手段は、前記第2の遅延手段からの
信号と前記第3の搬送波再生手段からの信号とを複素乗
算する第2の乗算手段であってもよい。
〔実施例〕
第1図を参照すると、本発明の搬送波再生方式を用いた
ディジタル位相復調装置は、第1の搬送波再生部10と
、第2の搬送波再生部20と、位相合成部30と、遅延
回路40と、位相回転部50とから構成されている。第
1図において、第1および第2の搬送波再生部10.2
0と位相,合成部30とが本発明の搬送波再生方式を構
成している。
直交信号(または複素信号)である受信信号は入力信号
線1から供給され、遅延回路40を経て信号線2によっ
て位相回転部50に加えられ、直交信号の復調信号とし
て出力信号線6から出力される。第1および第2の搬送
波再生部10.20は実数信号の信号線3,4によって
出力を位相合成部30に送り、その出力が実数信号の信
号線5によって位相回転部50に供給される。第2図以
降においても同様に、2重線の信号線は直交信号の経路
を示し、単線の信号線は実数信号の経路を示す。
第1図に示すディジタル位相復調装置において、第1の
搬送波再生部10は、ライスフェージング環境下で伝送
されたディジタル位相変調信号の受信信号を入力信号線
1から受け、この受信信号から搬送波成分を抽出し、抽
出した搬送波成分を位相平均化操作する。この位相平均
化操作は狭帯域のフィルタリングにより行う。このフィ
ルタリングの帯域幅は、従来の搬送波再生方式における
PLLループの雑音帯域幅と同程度に、受信信号の変調
速度の1/50から1/200程度に設定する。このフ
ィルタリングにより、抽出した搬送波成分のC/Nが改
善され、搬送波成分の位相スリップ率も非常に小さくな
る。このフィルタリングにより比較的長時間の位相平均
化操作が行われるので、抽出した搬送波成分の雑音によ
る位相ジッタは十分小さくなるが、同時に、フェージン
グに起因する搬送波成分の高速の位相変動まで平均化さ
れてしまう。従って、フィルタリングされた搬送波成分
の位相はフェージングによる高速の位相変動に追従でき
ない。
一方、第2の搬送波再生部20も、入力信号線1から供
給される受信信号から搬送波成分を抽出し、位相平均化
操作する。この位相平均化操作は広帯域のフィルタリン
グにより行う。このフィルタリングの帯域幅は、フェー
ジングピッチの最大値と同程度、あるいはそれよりやや
広い値に設定する。このフィルタリングにより比較的短
時間の位相平均化操作が行われるので、フィルタリング
された搬送波成分の位相はフェージングによる高速の位
相変動に追従するが、搬送波成分の雑音による位相ジッ
タは比較的大きい。
位相合成部30は、第1の搬送波再生部10で位相平均
化操作された搬送波成分の位相を基準とした、第2の搬
送波再生部20で位相平均化操作された搬送波成分の位
相の偏差を求め、求めた偏差を変動範囲を限定した上で
第1の搬送波再生部10で位相平均化操作された搬送波
成分の位相に加算する。上述した偏差は、雑音やフエー
ジングによる位相変動を十分に除去した搬送波位相を基
準とした、第2の搬送波再生部20で位相平均化操作さ
れた搬送波成分の位相の偏差である。従って、この偏差
には、フェージングによる高速の位相変動の他、雑音に
よる比較的大きい位相ジツタも含んでいる。偏差の変動
範囲の限定により、雑音による位相ジッタに起因する位
相スリ・ソプを防止することができる。従って、位相合
成部30が出力する位相は、限定した位相変動範囲内で
、フェージングによる位相変動に追従でき、位相スリッ
プ率は十分に小さい。ここで重要なのは、偏差を求めて
からその変動範囲を限定していることである。搬送波再
生部20で位相平均化操作した搬送波成分を直接操作し
て位相スリ,ソプを防止することはできない。
遅延回路40は、第1および第2の搬送波再生部10お
よび20に受信信号が入力されて力)ら位相合成部30
で位相再生が行なわれるまでの応答時間分だけ受信信号
を遅延させる。位相回転部50は、位相合成部30の出
力位相によって遅延回路40からの信号に位相回転を与
える。位相回転部50の出力が復調信号となる。
第2図から第5図を参照して、第1図番こ示すディジタ
ル位相復調装置について更に詳細番と説明する。
第2図を参照すると、第1の搬送波再生部10は、M乗
操作器11と、F I R(finite Impul
seresponse)フィルタ12と、逆正接操作器
13とから構成されている。
M乗操作器11に入力する信号は、M相位相変調されて
いる受信信号の2つの直交成分をビ,ットタイミングで
サンプリングし数値化したサンプ1ノングデー夕列であ
る。M乗操作器l1は、入力した信号を受信信号の変調
相数Mだけ周波数逓倍して入力信号の変調を除去する。
入力信号st(n)をS t(n)= I t(n)+
 j Q t(n)= l St(n)l eX1) 
 {jθt(n))   (1)とすると、M乗操作器
11の出力信号Sz(n)はS2(n)= I St(
n)I eXp {jMθ.(n))= I a(n)
+ j Q 2(n)        (2)となる。
すなわち、M乗操作器11は、入力信号の振幅をそのま
ま保ち、位相だけをM倍して出力する。通常の周波数逓
倍操作では入力信号の振幅のM乗が出力信号の振幅にな
る。上5述したようにM乗操作器11の周波数逓倍操作
において出力信号の振幅を入力信号の振幅と同じにする
のは、非線形損失を最小に抑えるためである。このこと
については、前述したエー●ジエー●ビタビ(A.J.
Viterbt)等の論文に詳細に解析されている。
FIRフィルタ12は、M乗操作器11の出力信号S2
(n)である搬送波成分のC/Nを改善して位相スリッ
プ率を抑える狭帯域の搬送波フィルタである。FIRフ
ィルタ12をトランスノくーサルフィルタによって構成
する.FIRフィルタ12のタップ数をN1sタップ係
数をC(i)( i= −  (N 1  1 )/ 
2〜(N.−1)/2)とすると、FIRフィルター2
の出力信号S3(n)は n◆(Nlll72 S3(n)=    Σ      C (n−k)S
 2(n)  (3)k=n−(Nl−11/2 となる。このとき、受信信号の変調周期をT1,として
、FIRフィルタ12の帯域幅は1/(N.Tb)であ
るから、タップ数N1を50から200に設定すること
により、FIRフィルタ12の帯域幅を受信信号の変調
速度1/Tbの1/50から1/200に設定する。ま
た、すべてのタップ係数C(i)を17N1に設定する
ことにより、理想的な位相平均化操作ができる。このよ
うに、FIRフィルタ12のインパルス応答を矩形にす
ることにより、演算負荷も小さくできる。
逆正接操作器13は、FIRフィルタ12の出力信号S
3(n)をその位相θ.,(n)に変換して信号線3に
出力する。
第3図を参照すると、第2の搬送波再生部20は、M乗
操作器21とFIRフィルタ22と、遅延回路23と、
逆正接操作器24とから構成されている。
M乗操作器21は、M乗操作器11と同じ動作をして、
入力信号St(n)から搬送波成分S2(n)を抽出す
る。従って、M乗操作器■1および21のうち一方の出
力信号をFIRフィルタ12および22に入力し、他方
を省略することもできる。
FIRフィルタ22は、搬送波成分である信号s2(n
)のC/Nを改善し、かつ、フェージングによる位相変
動には追従する広帯域の搬送波フィルタである。FIR
フィルタ22もトランスバーサルフィルタによって構成
する。FIRフィルタ22のタップ数をN2として、F
工Rフィルタ22の帯域幅1/ (N2 T.)がフェ
ージングピッチの最大値と同程度、あるいはそれよりや
や広い値になるようにタップ数N2を設定する。例えば
、フェージングピッチの最大値が受信信号の変調速度1
/Tbの1/16程度であれば、タップ数N2を16程
度あるいは16よりやや小さい数に設定する。FIRフ
ィルタ22のインパルス応?も、FIRフィルタ12の
場合と同じ理由で、矩形にする。この場合、各タップ係
数を17N2にする。
FIRフィルタ22の出力信号S4(n)は、遅延回路
23を通り、逆正接操作器24に入力する。逆正接操作
器24は、入力した信号S4(n)をその位相θw(n
)に変換して信号線4に出力する。
逆正接操作器13.24が同じタイミングで位相θイ(
n),θ,(n)を出力するように、遅延回路23はF
IRフィルタ12とFIRフィルタ22との応答時間差
(Ns −N2 )Tb /2を補償する。
第4図を参照すると、位相合成部30はM分周器31と
、象限補正回路32と、減算器33と、M分周器34と
、加算器35とから構成されている。
M分周器31は、信号線3を経て入力した逆正接操作器
13からの位相θ。(n)を受信信号の変調相数Mで除
算する。除算結果は±π/Mの範囲に限定されている。
象限補正回路32は、M分周器31に入力した位相θ■
(n)と1シンボル前の位相?n(n  1)との変化
量を見ることにより位相θ,,(n)の回転方向を知り
、この回転方向に基づいてM分周器31からの位相θ.
(n)/Mを±πの範−に拡張する。この位相範囲の拡
張を式で示すと次のようになる。
θ,t(n) :mO d {θ,,(n)/ M +
2 yr i (n)/M,2π}(4) ここで07■(n)は象限補正回路32が範囲を拡大し
て出力する位相であり、1θ。(n)一on(n−1)
 I〉πであればi (n)はmo d { i (n
−1)−s i g n〔θn(n)一θ,,(n−1
),1〕,M}、そうでなければi (n)はi (n
−1)である。なお、s1gn〔●,1〕は●が正であ
れば+1,負であれば−1の値をとる関数である。
減算器33は、信号線4を経て入力した逆正接操作器2
4の出力位相θw(n)から逆正接操作器13の出力位
相θn(n)を減算することにより、位相θn(n)を
基準とした位相θw(n)の偏差を出力する。M分周器
34は減算器33が出力した偏差を変調相数Mで除算す
る。除算結果は±π/Mの範?に限定されているが、位
相スリ・ソプを防止するため、M分周器34の出力位相
を±πの範囲に拡張することは行わない。
加算器35は、象限補正回路34からの位相θrt(n
)とM分周器34からの位相とを加算する。加算結果θ
1。(n)は θ,2(n) =mo d {θrt(n) +mo 
d Cθw(n)一〇.,(n), 2π]/M,2π
}(5)となる。位相θ7。(n)は入力信号S.(n
)から再生した搬送波位相であり、信号線5に出力され
る。
第5図を参照すると、位相回転部50は、極●直交変換
回路51と、複素乗算器52とから構成されている。
極●直交変換回路51は、加算器35からの再生搬送波
位相θ1。(n)の位相をもつ、直交信号の形の基準搬
送波信号s,2(n)を生成する。複素乗算器52は、
遅延回路40から信号線2を介して供給される信号S.
(n)と基準搬送波信号S7■(n)とを複素乗算し、
直交信号の形で復調信号S5(n)を出力信号線6に出
力する。入力信号S,(n)が搬送波再生部10および
20に入力してから極●直交変換回路51が基準搬送波
信号Srz(n)を出力するまでの応答時間はFIRフ
ィルタl2の応答時間(N.− 1)Tb/2と実質的
に等しいから、信号St(n)と基準搬送波信号S r
g(n)とが同じタイミングで複素乗算器52に入力す
るように、遅延回路40は入力信号Ss(n)を時間(
Nl−1)Tb/2だけ遅延させる。
なわ、逆正接操作器13.24は位相合成部30内に配
置されていてもよい。
第6図を参照すると、本発明の第2の実施例であるディ
ジタル位相復調装置は、第1図に示すディジタル位相復
調装置と、判定回路60と、搬送波再生部70と、遅延
回路80と、位相回転部90とから構成されている。
第6図に示すディジタル位相復調装置において、判定回
路60は、複素平面上で誤り率が最低となる判定領域を
設定し、位相回転部50からの復調信号85(+1)の
複素平面上の信号点がどの判定領域に含まれるかを判定
し、復調信号Ss(n)を対応する判定領域の基準信号
に変換して信号線7に出力する。変調相数M=4の場合
を例にとると、判定回路60は、第7図に図示するよう
に、復調信号の複素平面上での4つの基準信号点(それ
ぞれを黒丸で図示した)に対応して4つの判定領域を設
定し、復調信号S5(n)の信号点が例えばノ\・ソチ
ングを施した判定領域内にあれば、送信された直交信号
I (n) + j Q(n)は4つの直交信号±0.
707±j0.707の中で最も送信された可能性のあ
る0.707+j0.707であると判定し、基準信号
o. 7o7+jo.707を出力する。この場合、復
調信号S+s(n)の実数成分および虚数威分の符号か
ら信号点がどの判定領域に含まれるかがわかるので、判
定回路80を2つの比較器によって構成できる。変調相
数M=8の場合は、第8図に図示するように、判定領域
は8つになる。復調信号Sa(n)が例えばノ1ツチン
グを施した判定領域内にあれば、出力される基準信号は
0.924+j0.383となる。この場合、判定回路
60は、復調信号S5(n)の位相を算出し、算出した
位相から信号点がどの判定領域に含まれるか判定する。
第9図を参照すると、搬送波再生部70は、逆変調器7
1と、FIRフィルタ72と、逆正接操作器73とから
構成されている。
逆変調器71は、判定回路60から信号線7を介して送
られた基準信号で遅延回路40から信号線2を介して送
られた信号st(n)を逆変調し、搬送波成分を抽出す
る。この逆変調は、基準信号の共役複素信号と信号S1
(n)との複素乗算によって行われる。
FIRフィルタ72は、逆変調器71からの搬送波成分
のC/Nを改善し、かつ、フエージングによる位相変動
には追従する広帯域の搬送波フィルタである。FIRフ
ィルタ72の帯域幅はFIRフィルタ22の帯域幅と同
程度に設定する。従って、FIRフィルタ72はFIR
フィルタ22と同じ構成であってもよい。
逆正接操作器73は、逆変調回路71により抽出されF
IRフィルタ72により位相平均化操作された搬送波成
分をその位相に変換して出力する。
第6図を再び参照すると、位相回転部90は、位相回転
部50と同じ構成であり、搬送波再生部70の出力位相
によって遅延回路40および80を通って信号線8を経
て送られた信号St(n)に位相回転を与える。位相回
転部90の出力信号線16から復調信号が出力される。
遅延回路80はFIRフィルタ72による搬送波成分の
遅延時間だけ遅延回路40の出力信号を遅延させるのに
用いられている。FIRフィルタ72のタップ数をN3
とすれば遅延時間は(N3−1)T./2である。なお
、搬送波再生部70の逆正接操作器73および位相回転
部90の極●直交変換回路(図示せず)は、FIRフィ
ルタ72の出力信号の振幅を一定にするために用いられ
ている。従って、これら2つの回路をリミッタ回路で置
換えることもできる。
ところで、位相合成部30は、雑音による位相スリップ
を防止するため、第2の搬送波再生部?0で得た再生搬
送波位相θw(n)の高速の位相変動の範囲を±π/M
に限定している。そのため、フェージングによる高速の
位相変動が±π/Mの範囲を超えると、位相合成N30
が出力する再生搬送波位相θr2(n)に一時的な位相
ジャンプが生じる。この位相ジャンプを含む再生搬送波
位相θ,2(n)をもとに入力信号St(n)を復調し
判定して得た基準信号には誤りが生じる。運用上考えら
れる最悪のフェージング環境下でC/Mは7から10d
Bであり、この場合でも基準信号の誤りは相当小さいが
まったく無視できるほどに小さくはない。逆変調器71
は誤りを含む基準信号で入力信号S■(n)を逆変調す
るので、得られる搬送波成分に位相ジャンプを含んでい
る。しかし、FIRフィルタ72による位相平均化操作
は雑音による位相ジッタを改善すると同時に位相ジャン
プの平滑化をも行うので、搬送波再生部7oが出力する
再生搬送波位相における、位相合成部30で生じた位相
ジャンプの影響は軽減される。一方、搬送波再生部70
では、位相合成部3oで行ったような高速の位相変動の
範囲の限定は行わないので、フェージングによる高速の
位相変動が±π/Mを超えても位相ジャンプは生じない
。従って、位相回転部90が出力する復調信号の誤り率
は、位相回転部50の出力信号線6に得られる復調信号
、いいかえれば、第1図に示すディジタル位相復調装置
の出力信号の誤り率と比較して、若干改善されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、受信信号を非線形操作
して得た搬送波成分を比較的長時間位相平均化操作して
再生搬送波位相を得る第1の搬送波再生手段と、受信信
号を非線形操作して得た搬送波成分を比較的短時間位相
平均化操作して再生搬送波位相を得る第2の搬送波再生
手段と、第1の搬送波再生手段で得た再生搬送波位相を
基準とした第2の搬送波再生手段で得た再生搬送波位相
の偏差を変動範囲を限定した上で第1の搬送波再生手段
で得た再生搬送波位相に加算する位相合成手段とを備え
ることにより、再生搬送位相の位相スリップ率を抑える
と共に、高速の位相変動に対する追従性を高めることが
できる。このようにして得た再生搬送位相を用いてディ
ジタル位相変調された受信信号を同期検波することによ
り、フェージング環境下では従来不利とされていた同期
検波の移動体通信システムへの適応性が向上する。
また、位相合成手段が出力した再生搬送位相を用いて受
信信号を復調して判定し、判定結果で受信信号を逆変調
して得た搬送波成分を第2の搬送波再生手段におけると
同程度の時間位相平均化操作することにより得た再生搬
送波位相を用いて受信信号を同期検波すれば、誤り率を
更に改善できる。
更に、本発明における各部の信号処理にはディジタル的
演算が用いられるから、ICとして供給されているディ
ジタル信号処理プロセッサ(digital s1gn
al processor;DSP)を組合せて本発明
を実現することができ、調整を要せず取扱が容易で小型
のディジタル位相復調装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例であるディジタル位相復
調装置を示すブロック図、第2図は第1図における搬送
波再生部10の詳細を示すブロック図、第3図は第1図
における搬送波再生部20の詳細を示すブロック図、第
4図は第1図における位相合成部30の詳細を示すブロ
ック図、第5図は第1図における位相回転部50の詳細
を示すブロック図、第6図は本発明の第2の実施例であ
るディジタル位相復調装置を示すブロック図、第7図は
4相位相変調信号を復調した信号の4つの基準信号点,
4つの判定領域,および,これら判定領域のうちの1つ
に対応する基準信号の組を示す図、第8図は8相位相変
調信号を復調した信号の8つの基準信号点,8つの判定
領域,および,これら判定領域のうちの1つに対応する
基準信号の組を示す図、第9図は第6図における搬送波
再生部70の詳細を示すブロック図である。 10,20.70・・・搬送波再生部、11.21・・
・M乗操作器、12.22.72・・・FIRフィル夕
、13,24,73・・・逆正接操作器、23,40,
80・・・遅延回路、30・・・位相合成部、31,3
4・・・M分周器、32・・・象限補正回路、33・・
・減算器、35・・・加算器、50.90・・・位相回
転部、51・・・極●直交変換回路、52・・・複素乗
算器、60・・・判定回路、7l・・・逆変調器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル位相変調された受信信号を非直線操作し
    て抽出した搬送波成分をあらかじめ定めた第1の時間位
    相平均化操作する第1の搬送波再生手段と、前記受信信
    号を非直線操作して抽出した搬送波成分を前記第1の時
    間より短くあらかじめ定めた第2の時間位相平均化操作
    する第2の搬送波再生手段と、前記第1の搬送波再生手
    段が位相平均化操作して得た信号の位相を基準とした前
    記第2の搬送波再生手段が位相平均化操作して得た信号
    の位相の偏差を求めこの偏差を変動範囲を限定した上で
    前記第1の搬送波再生手段が位相平均化操作して得た信
    号の位相に加算する位相合成手段とを備えたことを特徴
    とする搬送波再生方式。 2、前記第1および第2の搬送波再生手段のうち少くと
    も一方は、前記受信信号の2つの直交成分のサンプルデ
    ータ列である入力信号を前記受信信号の変調相数だけ周
    波数逓倍する非線形操作手段を有し、前記第1の搬送波
    再生手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの
    信号と等価な信号を前記第1の時間位相平均化操作する
    第1のディジタルフィルタを有し、前記第2の搬送波再
    生手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの信
    号と等価な信号を前記第2の時間位相平均化操作する第
    2のディジタルフィルタを有し、前記第1の搬送波再生
    手段および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前
    記第1のディジタルフィルタからの信号の位相を算出す
    る第1の位相算出手段を有し、前記第2の搬送波再生手
    段および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前記
    第2のディジタルフィルタからの信号の位相を算出する
    第2の位相算出手段を有し、前記位相合成手段は、前記
    第1の位相算出手段からの位相を前記受信信号の変調相
    数で除算する第1の分周手段と、前記第1の位相算出手
    段からの位相の1サンプル周期での変化量およびこの変
    化量の符号に基づき前記第1の分周手段からの位相を±
    πの範囲に拡張する象限補正手段と、前記第2の位相算
    出手段からの位相から前記第1の位相算出手段からの位
    相を減算する減算回路と、この減算回路の位相を前記受
    信信号の変調相数で除算する第2の分周手段と、この第
    2の分周手段からの位相を前記象限補正手段からの位相
    に加算する加算手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の搬送波再生方式。 3、前記非線形操作手段は、前記入力信号の振幅および
    位相のうち振幅をそのまま保ち位相を前記受信信号の変
    調相数だけ倍して出力する累乗回路であることを特徴と
    する請求項2記載の搬送波再生方式。 4、前記第1のディジタルフィルタは、前記第1の時間
    に対応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しく
    した第1の有限長インパルス応答フィルタであることを
    特徴とする請求項2記載の搬送波再生方式。 5、前記第2のディジタルフィルタは、前記第2の時間
    に対応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しく
    した第2の有限長インパルス応答フィルタであることを
    特徴とする請求項2記載の搬送波再生方式。 6、ディジタル位相変調された受信信号を非直線操作し
    て抽出した搬送波成分をあらかじめ定めた第1の時間位
    相平均化操作する第1の搬送波再生手段と、前記受信信
    号を非直線操作して抽出した搬送波成分を前記第1の時
    間より短くあらかじめ定めた第2の時間位相平均化操作
    する第2の搬送波再生手段と、前記第1の搬送波再生手
    段が位相平均化操作して得た信号の位相を基準とした前
    記第2の搬送波再生手段が位相平均化操作して得た信号
    の位相の偏差を求めこの偏差を変動範囲を限定した上で
    前記第1の搬送波再生手段が位相平均化操作して得た信
    号の位相に加算する位相合成手段と、前記第1および第
    2の搬送波再生手段に前記受信信号を入力してから前記
    位相合成手段が再生した位相を出力するまでの応答時間
    だけ前記受信信号を遅延させる第1の遅延手段と、この
    第1の遅延手段からの信号に前記位相合成手段からの位
    相で位相回転を与える第1の位相回転手段とを備えたこ
    とを特徴とするディジタル位相復調装置。 7、複素平面上で誤り率が最低になる判定領域を設定し
    前記第1の位相回転手段からの信号を対応する前記判定
    領域の基準信号に変換する判定手段と、この判定手段か
    らの前記基準信号で前記第1の遅延手段からの信号を逆
    変調して得た搬送波成分を前記第2の時間と同程度にあ
    らかじめ定めた第3の時間位相平均化操作する第3の搬
    送波再生手段とをさらに有することを特徴とする請求項
    6記載のディジタル位相復調装置。 8、前記第3の搬送波再生手段は、前記判定手段からの
    前記基準信号で前記第1の遅延手段からの信号を逆変調
    する逆変調手段と、この逆変調手段からの信号を前記第
    3の時間位相平均化操作する第3のディジタルフィルタ
    とを有することを特徴とする請求項7記載のディジタル
    位相復調装置。 9、前記第3のディジタルフィルタは、前記第3の時間
    に対応するタップ数を有しすべてのタップ係数を等しく
    した第3の有限長インパルス応答フィルタであることを
    特徴とする請求項8記載のディジタル位相復調装置。 10、前記第1および第2の搬送波再生手段のうち少く
    とも一方は、前記受信信号の2つの直交成分のサンプル
    データ列である入力信号を前記受信信号の変調相数だけ
    周波数逓倍する非線形操作手段を有し、前記第1の搬送
    波再生手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこ
    の信号と等価な信号を前記第1の時間位相平均化操作す
    る第1のディジタルフィルタを有し、前記第2の搬送波
    再生手段は、前記非線形操作手段からの信号またはこの
    信号と等価な信号を前記第2の時間位相平均化操作する
    第2のディジタルフィルタを有し、前記第1の搬送波再
    生手段および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、
    前記第1のディジタルフィルタからの信号の位相を算出
    する第1の位相算出手段を有し、前記第2の搬送波再生
    手段および前記位相合成手段のうちいずれか一方は、前
    記第2のディジタルフィルタからの信号の位相を算出す
    る第2の位相算出手段を有し、前記位相合成手段は、前
    記第1の位相算出手段からの位相を前記受信信号の変調
    相数で除算する第1の分周手段と、前記第1の位相算出
    手段からの位相の1サンプル周期での変化量およびこの
    変化量の符号に基づき前記第1の分周手段からの位相を
    ±πの範囲に拡張する象限補正手段と、前記第2の位相
    算出手段からの位相から前記第1の位相算出手段からの
    位相を減算する減算回路と、この減算回路の位相を前記
    受信信号の変調相数で除算する第2の分周手段と、この
    第2の分周手段からの位相を前記象限補正手段からの位
    相に加算する加算手段とを有し、前記第1の位相回転手
    段は、前記位相合成手段からの位相をこの位相に等しい
    位相の信号に変換する極・直交信号変換手段と、この極
    ・直交信号変換手段からの信号と前記第1の遅延手段か
    らの信号とを複素乗算する第1の乗算手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項6記載のディジタル位相復調装置
    。 11、前記第3の搬送波再生手段に前記判定手段からの
    前記基準信号および前記第1の遅延手段かの信号を入力
    してから位相平均化操作が完了するまでの応答時間だけ
    前記第1の遅延手段からの信号を遅延させる第2の遅延
    手段と、この第2の遅延手段からの信号に前記第3の搬
    出波再生手段からの信号の位相で位相回転を与える第2
    の位相回転手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項7記載のディジタル位相復調装置。 12、前記第2の位相回転手段は、前記第2の遅延手段
    からの信号と前記第3の搬送波再生手段からの信号とを
    複素乗算する第2の乗算手段であることを特徴とする請
    求項11記載のディジタル位相復調装置。
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