JPH03206182A - 石油ピッチ系炭素繊維 - Google Patents

石油ピッチ系炭素繊維

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JPH03206182A
JPH03206182A JP1340897A JP34089789A JPH03206182A JP H03206182 A JPH03206182 A JP H03206182A JP 1340897 A JP1340897 A JP 1340897A JP 34089789 A JP34089789 A JP 34089789A JP H03206182 A JPH03206182 A JP H03206182A
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component
weight
molecular weight
emulsion
sizing agent
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JP1340897A
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Makoto Saito
誠 斉藤
Makoto Miyazaki
誠 宮崎
Hiroshi Inoue
寛 井上
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Tonen Corp
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/08Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
    • D01F9/12Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
    • D01F9/14Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
    • D01F9/20Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments from polyaddition, polycondensation or polymerisation products
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F11/00Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture
    • D01F11/10Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of carbon
    • D01F11/14Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of carbon with organic compounds, e.g. macromolecular compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエマルジョン型サイジング剤で被覆した炭素繊
維に関し、更に詳しくは集束性及び平滑性に優れ、製織
工程等の加工工程での糸切れや毛羽立ちの発生が防止さ
れ、その取扱い性が著しく向上した、エマルジョン型サ
イジング剤で被覆した炭素繊維に関する. 〔従来の技術〕 近年,その優れた強度,弾性及び耐熱性により炭素繊維
を利用した複合材料が注目されている。
この炭素繊維は一般に,フィラメント状で用いらるが,
高弾性がゆえに伸度が低く,耐屈曲摩耗性に劣るため、
加工工程で、ガイドやローラーとの摩擦及び度重なる屈
曲により単糸切れ、糸損傷、毛羽立ちが発生し、糸の品
質が低下したり、毛羽により炭素繊維とマトリックス樹
脂が充分濡れず、成形体に空孔を生じ、複合材料の機械
特性を低下させたり、該毛羽立ちにより作業環境を悪化
させる等の種々の問題を生じる。
このような問題を解決するために従来よりサイジング剤
を施して炭素繊維の集束性や平滑性を高めることか行な
われている。
この炭素繊維用のサイジング剤は二つのタイプに分ける
ことができる。その一つは酢酸ビニルボリマー,アクリ
ル系ポリマー,ポリウレタン,エポキシ樹脂、ポリスチ
レン等の有機系樹脂を有機溶媒に溶解させた溶液型であ
り、そして他の一つは,これら有機系樹脂を乳化剤によ
り水に分散させたエマルジョン型である. 溶液型のものは多量の有機溶媒を使用するため経済的、
安全衛生的に問題があり最近ではエマルジョン型のもの
が多く使用されている.ところが、エマルジョン型サイ
ジング剤は,エマルジョンの安定性の面からある限られ
た分子量の樹脂が用いられているため、炭素繊維の集束
性の面でやや物足りない上に平滑性の面で不充分であっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記従来技術の実情に鑑みてなされたもので
あって、エマルジョンの安定性に優れると共に、炭素繊
維に充分な集束性と平滑性を与え、製織工程等の加工工
程での糸切れや毛羽立ちの発生を防止することのできる
エマルジョン型サイジング剤で被覆した炭素繊維を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した
結果、特定範囲の数平均分子量を有し、且つ特定の分子
量分布をもつエポキシ樹脂組或物と、ポリオキシアルキ
レン多環フェニルエーテル化合物及び/又はポリオキシ
アルキレンアルキルフェニルエーテル化合物と、不飽和
脂肪酸の脂肪族モノアルコールエステル若しくは不飽和
脂肪族モノアルコールのモノ脂肪酸エステルとを所定の
比率で配合したエマルジョン型サイジング剤は、その安
定性に優れ,且つ製織工程等の加工工程での炭素繊維の
糸切れや毛羽立ちを防止することのできる最適なサイジ
ング剤であることを知見し、本発明を完成するに至った
. 即ち,本発明によれば,下記の(A)成分と、(B)成
分及び(C)成分から選ばれた少なくとも1種と、(D
)成分とを必須成分とし,且つ(A)成分,(B)成分
+(C)成分及び(D)成分の配合割合(重量比)が(
^)成分        55〜84重量算(B)成分
+(C)成分   15−35重量算(D)成分   
      1〜25重量2であることを特徴とするエ
マルジョン型サイジング剤で被覆した炭素繊維が提供さ
れる。
(A)l1ijE分数平均分子量が550〜1,600
の範囲にあるエポキシ樹脂であって、しかもゲル パーミエーションクロマトグラフィー で測定されるポリスチレン換算分子量 の分布において、分子量10,000以上の成分が5モ
ル2未満であるエポキシ樹脂組或物 (B)成分ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテル
化合物 (C)成分ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエー
テル化合物 (D)成分不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコールエステ
ル又は不飽和脂肪族モノアルコ ールのモノ脂肪酸エステル また、本発明によれば.下記の(A)成分と、(B)成
分及び(C)成分から選ばれた少なくとも1種と、(D
)成分とを必須成分とし、且つ(A)成分、(B)成分
十(C)成分及び(D)成分の配合割合(重量比)が(
A)成分55−84重量2 (B)成分+(C)成分   15−35重量2(C)
成分         1〜25重量ぢであることを特
徴とするエマルジョン型サイジング剤で被覆した後,乾
燥して得られる石油ピッチ系炭素繊維が提供される. (A)成分数平均分子量が550−1,600の範囲に
あるエポキシ樹脂であって、しかもゲル パーミエーションクロマトグラフィー で測定されるポリスチレン換算分子量 の分布において、分子量10,000以上の成分が5モ
ル%未満であるエポキシ樹脂組或物 (B)成分ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテル
化合物 (C)成分ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエー
テル化合物 ([])成分不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコールエス
テル又は不飽和脂肪族モノアルコ ールのモノ脂肪酸エステル 本発明で用いるサイジング剤の必須成分である(A)成
分は、数平均分子量が550〜1600好ましくは60
0〜900であって,しかもゲルパーミエーションク口
マトグラフイー(以下GPCと略記する)によるポリス
チレン(以下PSと略記する)換算分子量分布における
分子量10,000以上の成分が5モル算未満であるエ
ポキシ樹脂組威物である。
この場合,数平均分子量が550未満では、ベトツキが
生じ金属及び/又は繊維等との摩擦抵抗が増大し,ガイ
ド等で毛羽立ち易くなる.また、集束性賦与効果不足で
、特に高弾性で糸径の太いピッチ系炭素繊維においては
,集束不足が顕著となり毛羽立ち易くなる。逆に、数平
均分子量が1,600を越えると,安定なエマルジョン
が得られず実使用に耐えないものとなる. 一方. GPCによるPS換算分子量分布において、l
o,oooを越える分子量成分の割合が5モル2以上に
なると,数平均分子量が1 , 600以下であっても
エマルジョンが不安定となり、実使用に耐えないものと
なる。
本発明で使用する上記の特定のエポキシ樹脂を調製する
には、例えば、油化シェル社のエポキシ樹脂で言えば、
エピコート828,834,1001,1002,i0
04,1007,152,154,604等を適宜混合
することによって得られる。具体例としては,エビコー
ト828/1001=25/75(重量割合)あるいは
エビコート82g/1004=50/50 (重量割合
)の割合で混合する事によって所定のエポキシ樹脂を得
ることができる.本発明で用いるサイジング剤の必須成
分である(B)成分は,ポリオキシアルキレン多環フェ
ニルエーテル化合物である。かかる化合物の代表例とし
ては,次のようなものがあげられる.スチレン化フェノ
ール類では、ポリオキシアルキレンモノスチレン化フェ
ニルエーテル,ポリオキシアルキレンジスチレン化フェ
ニルエーテル、ポリオキシアルキレントリスチレン化フ
ェニルエーテル、ポリオキシアルキレンポリスチレン化
フェニルエーテル等;ベンジル化フェニルエーテル類で
は,ポリオキシアルキレンモノベンジル化フェニルエー
テル,ポリオキシアルキレンジベンジル化フェニルエー
テル、ポリオキシアルキレントリベンジル化フェニルエ
ーテル、ポリオキシアルキレンテトラベンジル化フェニ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンペンタベンジル化フ
ェニルエーテル等;ビスフェノール類では、ビスフェノ
ールAボリオキシアルキルエーテル、ビスフェノールF
ボリオキシアルキルエーテル、ビスフェノールSボリオ
キシアルキルエーテル等;その他では、ポリオキシアル
キレンナフチルエーテル等がある。
本発明で用いるサイジング剤の必須成分である(C)成
分は、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル
化合物である。かかる化合物の代表例としては、ポリオ
キシアルキレンエチルフェニルエーテル、ポリオキシア
ルキレンプ口ピルフェニルエーテル、ポリオキシアルキ
レンブチルフェニルエーテル,ポリオキシアルキレンベ
ンチルフ二二ルエーテル、ポリオキシアルキレンへキシ
ルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンへプチルフ
ェニルエーテル、ポリオキシアルキレンオクチルフェニ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンノニルフェニルエー
テル,ポリオキシアルキレンデシルフェニルエーテル,
ポリオキシアルキレンドデシルフェニルエーテル等があ
げられる。
本発明で用いるサイジング剤の必須成分である(D)成
分は、不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコールエステル又
は不飽和脂肪族モノアルコールのモノ脂肪酸エステルで
ある.かかる化合物の代表例としては、オクチルオレー
ト、ラウリルオレート、ステアリルオレート、イソトリ
デシルオレート、オレイルオレート、オレイルステアレ
ート,オレイルラウレート、オレイルイソステアレート
,オレイルパルミテート、オレイルオクタレート等があ
げられる。
本発明では,使用サイシング剤において、(A)成分の
エポキシ樹脂組成物と、(B)成分のポリオキシアルキ
レン多環フェニルエーテル化合物及び/又はCC)成分
のポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル化合
物と,(D)成分の不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコー
ルエステル又は不飽和脂肪族モノアルコールのモノ脂肪
酸エステルを併用することが重要である。前記(A)成
分、(B)〜(C)成分又は(D)成分のいずれを欠い
ても、本発明の所期の効果を達或することができない。
すなわち、(A)成分を欠いた場合には充分な集束性が
得られず、糸扱い性が悪化する。また、複合材料の物性
に悪影響を与える.また(B)〜(C)成分を欠いた場
合にはエマルジョンが不安定になるし、(D)成分を欠
いた場合には、平滑性が劣るため、多少の毛羽立ちが発
生する.従って、いずれの場合にも本発明のような顕著
な作用効果を奏し得ない。
また、本発明においては、前記4成分の配合割合は,(
A)成分を55〜84重量%(好ましくは60〜75重
量%)、{(B)成分十(C)成分}をl5〜35重量
%(好ましくは20〜30重量%). (D)成分を1
〜25重量%(好ましくは5〜10重量%)にしておく
必要がある.(^)成分が84重量$を超過した場合、
即ち{(B)成分十(C)成分}が15重量2未満の場
合は、エマルジョンが不安定となり、実使用に耐えなく
なる。逆に(A)成分が55重量2未満の場合には,集
束性も不足して、毛羽立ち易くなり、集束性も不足して
、糸扱い性が悪くなる。{(B)成分十(C)成分}が
35重量算を越えた場合も、同様である。なお、(D)
成分が1重量2未満では、平滑性が不足して毛羽立ち易
くなり、逆に25重量2超過では、炭素繊維とマトリッ
クス樹脂の接着性に悪影響を与える。(すなわち接着性
(ILSS)が低下する。) 従って、いずれの場合にも本発明の所期の効果が発現さ
れない。
本発明で用いるサイジング剤は特に高弾性でまとまりに
くく、集束効果の要求される石油ピッチ系炭素繊維に適
用される。
一般に、石油系ピッチとは、石油精製装置から得られる
重質物質であり、常圧蒸留残渣油、減圧蒸留重質留出油
及び残渣油,接触分解重質留出油(例えばサイクルオイ
ル等)、残渣油及びタール・水蒸気分解重質留出油,残
渣油及びタール並びにその他の石油精製装置から得られ
る炭化水素油を包含する。本発明でいう「石油ビツチ」
はこれらの石油由来のピッチを主成分とするものである
が、更に,石炭系ピッチ(例えば、石炭の乾留などで得
られる重質油、タール、ピッチ又は石炭液化工程から製
造される重質液化石炭等)、芳香族化合物及び多環縮合
化合物を原料として,熱処理して得られる合成ピッチ等
を混合して得られるも包含され、必要に応じて濾過,溶
剤抽出等の予備処理を施した上で使用される。
石油ピッチ系炭素繊維に対する前記サイジング剤の付着
量は,0.1〜5.0重量2、好ましくは0.5〜3.
0重量2であり,その付着方法としては従来公知の方法
たとえばローラーサイジング法,ローラー浸漬法,スプ
レー塗布法等が採用される。
〔発明の効果〕
本発明の石油ピッチ系炭素繊維は,前記構成からなるエ
マルジョン型サイジング剤で被覆されているので,集束
性及び平滑性に優れ、加工工程での糸切れや毛羽立ちが
防止され,その取扱い性が著しく向上したものであり、
極めて実用価値の高いものである。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 エビコート828〔商品名;油化シエル(株)製〕とエ
ピコート1001(商品名;油化シエル(株)製〕との
l:3(重量比)混合物を、(A)成分として用いた。
このエポキシ成分の数平均分子量は670であり、また
Gpc’で測定したPS換算分子量分布での10,00
0を越える分子量成分の割合は0.5モルz以下であっ
た.得られたGPCチャートを第1図に示す.上記(A
)成分を75重量算、(B)成分としてポリオキシアル
キレン(PO/EOモル比1/3 ; 3モル)ボリオ
キシエチレン(20モル)トリスチレン化フェニルエー
テルをl4重量2、(C)成分としてポリオキシエチレ
ン(8モル)ノニルフェニルエーテルを6重量算、(D
)成分としてラウリルオレートを5重量算の割合で混合
し、サイズ剤成分とし、該サイズ剤成分が2重量算にな
るように純水に乳化した。
得られた乳化物は、5時間後もエマルジョン沈降もなく
安定であった。
該乳化物が炭素繊維1gに対してIg付着するように絞
り条件を設定し,サイジング処理した後、110℃の熱
風を吹き付けて乾燥させた。使用した炭素繊維は、弾性
率50Ton/一一の石油ピッチ系炭素繊維(3,00
0フィラメント)である.得られた炭素繊維の走行摩擦
力0*を測定した結果、繊維/繊維CF/F)摩擦力は
105g.繊維/金属(F/M)摩擦力は220gであ
った. また,該炭素繊維は集束性も良好で、F/F摩擦力が極
端に低くまたF/M摩擦力も充分に低いことから推測さ
れるように、繊維同士のこすれや繊維と金属とのこすれ
に対しても、毛羽立ちは極端に少なかった。
該炭素繊維のエポキシ樹脂との接着性を評価するために
、Vf=60%の一方向強化CFRPを作製し、Q/h
=4でのショートビーム3点曲げ試験による、層間剪断
強度(ILSS)を測定した。マトリックス樹脂となっ
たエポキシ樹脂は、エビコート828〔商品名;油化シ
エル(株)製〕、酸無水物系硬化剤FIN−550(商
品名;日立化成(株)製)及び硬化促進助剤エチルメチ
ルイミダゾールを100/85/lの重量割合で混合し
たもので、硬化条件は120℃で1時間硬化後、180
℃で1時間の後硬化を行なったものである。
ILSSは7.8kg/am”で良好な接着性を示した
*) GPC測定条件 機 種:島津製作所製LC−6A カラム: HSG−40H+20H+15H: 30c
+++X3本溶 媒:テトラヒドロフラン 林)走行摩擦力の測定方法 (i)繊維/繊維(F/F)摩擦力 2つのテンションメーター、ガイドローラー給糸機より
構成される走行摩擦力測定装置を用いて、走行時の糸と
糸との摩擦力によるテンション増加を測定する.撚り角
540゜(1.5回転)、交差角は30”.走行速度は
2.0+m/■l n eテンションメーターlとテン
ションメーター2との差を走行摩擦力とする。なお、初
期荷重は20gとした。
(ii)繊維/金属(F/M)摩擦力 2つのテンションメーター、ガイドローラー摩擦棒、給
糸機より構成される走行摩擦力測定装置を用いて、走行
時の糸と金属との摩擦力によるテンション増加を測定す
る。走行速度は2.0m/mineテンションメーター
1とテンションメーター2との差を走行摩擦力とする. 実施例2〜6 エピコート828/1001/1002/1004(商
品名二油化シェル(株)製〕を適宜混合して,数平均分
子量550〜1,600、GPCでの10,000以上
の成分割合が5モル$以下のエポキシ樹脂を調製し、(
A)成分として用いた。
この(A)成分の各エポキシ成分比、数平均分子量及び
GPCでのto , ooo以上の分子量成分割合は、
各々表−1に示した通りである. 実施例1と同様にして、上記(A)成分に表−1に示す
(B)成分、(C)成分及び(D)成分を特定の割合で
混合し,サイズ剤成分とし、該サイズ剤成分が2重量算
になるように純水に乳化した.得られた乳化物は、いず
れも5時間後もエマルジョン沈降もなく安定であった。
該乳化物が炭素繊維1gに対して1g付着するように絞
り条件を設定し、サイジング処理した後,110℃の熱
風を吹き付けて乾燥させた。使用した炭素繊維は、弾性
率50Ton/mu”の石油ピッチ系炭素繊維(3,0
00フィラメント)である.得られた炭素繊維の走行摩
擦力CF/F摩擦力及びF/M摩擦力)は表−1に示す
通りであった. 該炭素繊維は集束性も良好で、F/F摩擦力が極端に低
く、F/M摩擦力も充分に低い値となっており、繊維同
士のこすれや繊維と金属とのこすれに対しても、毛羽立
ちは極端に少なかった。
該炭素繊維を用いて、実施例1と同様にしてILSSを
測定したところ、表−1に示すようにいずれも7.5〜
7.8kg/mm”の範囲であり、良好な接着性を示し
た. 比較例1〜2 エピコート828/1001/1004(商品名;油化
シエル(株)製〕を適宜混合して,数平均分子量は55
0〜1,600、GPCでの10,000以上の成分割
合が5モルz以下のエポキシ樹脂を調製し,(A)成分
として用いた.この(^)成分の各エポキシ成分比、数
平均分子量及びGPCでの10,000以上の分子量成
分割合は,各々表−2に示した通りである。
上記(A)成分を80重量$、(B)成分としてポリオ
キシアルキレン(PO/EOモル比1/3 ; 3モル
)ポリオキシエチレン(20モル)トリスチレン化フェ
ニルエーテルを14重量2、(C)成分としてポリオキ
シエチレン(8モル)ノニルフェニルエーテルを6重量
%の割合で混合し、サイズ剤成分とし,該サイズ剤成分
が2重量2になるように純水に乳化した。得られた乳化
物は、5時間後もエマルジョン沈降もなく安定であった
該乳化物が炭素繊維1gに対して1g付着するように絞
り条件を設定し,サイジング処理した後、110℃の熱
風を吹き付けて乾燥させた.使用した炭素繊維は、弾性
率50Ton/mm+”の石油ピッチ系炭素繊維(3,
000フィラメント)である.得られた炭素繊維の走行
摩擦力(F/Fl擦力及びF/M摩擦力)は、表−2に
示す通りであった。
該炭素繊維は集束性も良好で、繊維同士のこすれや繊維
と金属とのこすれに対して,比較的毛羽立ちは少ないも
のの、実施例で得られた炭素繊維と比較すると、多少毛
羽立ち易かった.該炭素繊維を用いて実施例1と同様に
ILSSを測定したところ,表−2に示されるように良
好な接着性を示した. 比較例3〜4 エビコート828/1004(商品名:油化シエル(株
)製〕を単独あるいは混合して,数平均分子量550未
満のエポキシ樹脂を調製し,(A)成分として用いた。
この(A)成分の各エポキシ成分比,数平均分子量及び
GPCでの10,000以上の分子量成分割合は、各々
表−2に示した通りである。
上記(▲)成分を75重量$、(B)成分としてポリオ
キシアルキレン(PO/EOモル比1/3 ; 3モル
)ポリオキシエチレン(20モル)トリスチレン化フェ
ニルエーテルを14重量2、(C)成分としてポリオキ
シエチレン(8モル)ノニルフェニルエーテルを6重量
2及び(D)成分としてラウリルエレートを5重量ぷの
割合で混合し、サイズ剤成分とし、該サイズ剤成分が2
重量2になるように純水に乳化した。得られた乳化物は
、5時間後もエマルジョン沈降もなく安定であった。
該乳化物が炭素繊維1gに対して1g付着するように絞
り条件を設定し、サイジング処理した後、110℃の熱
風を吹き付けて乾燥させた。使用した炭素繊維は、弾性
率50Ton/in”の石油ピッチ系炭素繊維(3,0
00フィラメント)である。
得られた炭素繊維の走行摩擦力(F/F摩擦力及びF/
M摩擦力)は,表−2に示す通りであり、低い値を示し
たが,実際の使用に際しては、繊維同士のこすれや繊維
と金属とのこすれに対して、集束性不足による毛羽立ち
が発生した. 該炭素繊維を用いて実施例1と同様にLISSを測定し
たところ,表−2に示されるように良好な接着性を示し
た。
比較例5 エピコート828/1004(商品名;油化シエル(株
)製〕を50/50の重量割合で混合し、これを(A)
成分として用いた。このエポキシ成分の数平均分子量は
6l4であり. GPCで測定したPS換算分子量分布
での10,000を越える分子量成分の割合は約2.5
モル算であった。
上記(A)成分を50重量2、(B)成分としてポリオ
キシアルキレン(PO/EOモル比1/3;3モル)ポ
リオキシエチレン(20モル)トリスチレン化フェニル
エーテルを14重量%,(C)成分としてポリオキシエ
チレン(8モル)ノニルフェニルエーテルを6重量算及
びCD)成分としてラウリルオレートを30重量メの割
合で混合し、サイズ剤成分とし,該サイズ剤成分が2重
量2になるように純水に乳化した.得られた乳化物は、
5時間後もエマルジョン沈降もなく安定であった. 該乳化物が炭素繊維1gに対して1g付着するように絞
り条件を設定し、サイジング処理した後、110℃の熱
風を吹き付けて乾燥させた.使用した炭素繊維は弾性率
50Ton/am”の石油ピッチ系炭素繊維(3,00
0フィラメント)である。
得られた炭素繊維の走行摩擦力はF/F摩擦力が80g
, F/M摩擦力が150gと低い値を示したのにもか
かわらず、実使用に際しては繊維同士のこすれや繊維と
金属とのこすれに対して、集束性不足による毛羽立ちが
発生した. また該炭素繊維を用いて実施例lと同様にILSSを測
定したが、6.5kg/am”と低い値となった.4.
【図面の簡単な説明】
第1図は, 実施例lで用いた(A)成分エポキシ樹脂組威物のGP
Cチャートを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の(A)成分と、(B)成分及び(C)成分
    から選ばれた少なくとも1種と、(D)成分とを必須成
    分とし、且つ(A)成分、(B)成分+(C)成分及び
    (D)成分の配合割合(重量比)が (A)成分55〜84重量% (B)成分+(C)成分15〜35重量% (D)成分1〜25重量% であることを特徴とするエマルジョン型サイジング剤で
    被覆された石油ピッチ系炭素繊維。 (A)成分数平均分子量が550〜1,600の範囲に
    あるエポキシ樹脂であって、しかもゲル パーミェーションクロマトグラフィー で測定されるポリスチレン換算分子量 の分布において、分子量10,000以上の成分が5モ
    ル%未満であるエポキシ樹脂 組成物 (B)成分ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテル
    化合物 (C)成分ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエー
    テル化合物 (D)成分不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコールエステ
    ル又は不飽和脂肪族モノアルコ ールのモノ脂肪酸エステル
  2. (2)下記の(A)成分と、(B)成分及び(C)成分
    から選ばれた少なくとも1種と、(D)成分とを必須成
    分とし、且つ(A)成分、(B)成分+(C)成分及び
    (D)成分の配合割合(重量比)が (A)成分55〜84重量% (B)成分+(C)成分15〜35重量% (C)成分1〜25重量% であることを特徴とするエマルジョン型サイジング剤で
    被覆した後、乾燥して得られる石油ピッチ系炭素繊維。 (A)成分数平均分子量が550〜1,600の範囲に
    あるエポキシ樹脂であって、しかもゲル パーミェーションクロマトグラフィー で測定されるポリスチレン換算分子量 の分布において、分子量10,000以上の成分が5モ
    ル%未満であるエポキシ樹脂 組成物 (B)成分ポリオキシアルキレン多環フェニルエーテル
    化合物 (C)成分ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエー
    テル化合物 (D)成分不飽和脂肪酸の脂肪族モノアルコールエステ
    ル又は不飽和脂肪族モノアルコ ールのモノ脂肪酸エステル
  3. (3)前記(A)成分と、(B)成分、(C)成分およ
    び(D)成分の3者を必須成分とする請求項(1)記載
    のエマルジョン型サイジング剤で被覆した石油ピッチ系
    炭素繊維。
  4. (4)請求項(3)記載のエマルジョン型サイジング剤
    で被覆した後、乾燥して得られる石油ピッチ系炭素繊維
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