JPH0320715Y2 - - Google Patents

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JPH0320715Y2
JPH0320715Y2 JP1983198569U JP19856983U JPH0320715Y2 JP H0320715 Y2 JPH0320715 Y2 JP H0320715Y2 JP 1983198569 U JP1983198569 U JP 1983198569U JP 19856983 U JP19856983 U JP 19856983U JP H0320715 Y2 JPH0320715 Y2 JP H0320715Y2
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JP
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heater
furnace
plate
shaped
wall
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JP1983198569U
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JPS60106098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は理科学機械として用いられるマツフ
ル炉に関し、特にそのヒータの構造に特徴を持つ
マツフル炉に関する。
一般に理科学機械としてのマツフル炉は、その
内部に試料を投入し、ヒータによつて加熱するこ
とにより熱分解させ、その組織を調べるのに用い
られる。このようなマツフル炉に使用されている
ヒータは、従来のヒータそのものを炉内に露出さ
せて使用したり、或いはセラミツクフアイバー内
にヒータ線を埋め込んだものを用いたり、或いは
耐火レンガの溝にヒータを嵌め込み、そのヒータ
の露出している側が、内側を向くようにして用い
たりしている。しかしながら、これらいずれの構
造にあつても、ヒータ線そのものが炉内にある程
度露出している。そしてこのヒータ線が露出する
ことによつて次のような問題が生じる。つまりヒ
ータ線に電流を投じ白熱化させるとヒータ線表面
に酸化膜が形成されるが、加熱後の冷却時にこの
表面の酸化膜がヒータ線そのものと熱膨張係数が
相違するために剥離し、試料を収容しているるつ
ぼ内に酸化膜自体が混入してしまい、試料の正確
な組成の定量的な分析が行なえないといつた問題
がある。
この考案はこのような従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、ヒータの構造を熱伝導度の高
い板状の耐熱基材にヒータ線を取り付けた板状の
ものとし、そしてヒータ線そのものが露出してい
ない面を内側にしてマツフル炉の内壁に取り付け
る構造とし、分析する試料にヒータ線の酸化被膜
が混入せず正確な試料分析が行えるマツフル炉で
あつて、炉内壁にしつかり組み込んで固定するこ
とができ、ヒータの交換も容易に行えるマツフル
炉を提供することを目的とする。
この考案を以下、図に示す実施例に基づき詳細
に説明する。第1図はこの考案の一実施例のマツ
フル炉の全体を示している。このマツフル炉1は
金属材の外装2に例えばセラミツクフアイバーの
ような断熱材3を内装し、更に断熱材3の内側に
板状のヒータ4を設け、このヒータ4を加熱する
ことによつて炉内に収容した試料を熱分解させる
ものである。
第1図において5は温度調整部であり、温度調
整つまみ6や電源スイツチ7等を備えている。
板状のヒータ4の構造について説明すると、熱
伝導のよい板状の耐熱基材8としてはアルミナや
カーボランダム等のセラミツク系のものが用いら
れている。そしてこの耐熱基材8には多数のU字
状のヒータ取付溝9が設けられている。ヒータ線
10は一般に、鉄−クロム合金のものが用いられ
るが、特に限定される事はない。このヒータ線1
0は、ヒータ取付溝9内に蛇行するように嵌め込
まれている。そして以上の構成のヒータ4がヒー
タ線10の露出しない側、つまり第2図において
は裏側になる面がマツフル炉1内において内側と
なる様に炉内の上及び左右両側面にそれぞれ取り
付けられるのである。
ここでヒータ線10の嵌め込まれた部分の耐熱
基材8の肉厚は例えば2mm程度とし、薄い肉厚に
するのが好ましい。
次に各ヒータ4の取付構造について詳しく説明
する。第3図に示すように各ヒータ4の耐熱基材
8の両側端部には段部11が形成されており、こ
れらの段部11同志が互いに嵌合するように3体
のヒータ4が断熱材3の内側上面及び左右側面に
組み込まれている。さらに左右のヒータ4につい
てその下側に来る段部11は断熱材3の底部両側
に設けられている溝12にそれぞれ係合させてあ
り、こうして断熱材3の内壁に3体のヒータ4が
取り付けられているのである。さらに第4図に示
すように、上側のヒータ4については断熱材3の
背部にヒータ挿入用の孔13が水平に形成されて
おり、この孔13を通して上側のヒータ4が炉内
に挿し込まれている。そして上側のヒータ4の前
端部には段部14が設けられており、この段部1
4が断熱材3の上側に形成された係止突起15に
係止されている。このヒータ4の後端部は断熱材
3に支持される。またヒータ4の挿入用孔13に
は後からヒータ押え部材16を挿入してヒータ4
を固定する。
板状のヒータ4の構造は、上記実施例のものに
限定されることはなく、例えば第5図aに示すよ
うに耐熱基材8のヒータ取付溝9がその開口部が
狭く奥が広まつた形のものとし、この溝9の奥部
にヒータ線10を取り付けるようにしてもよく、
さらに同図bに示すように耐熱基材8中にヒータ
線10が完全に埋め込まれた形にしても良い。
上記構成のマツフル炉1の作用について次に説
明すると、ヒータ4によつて囲まれた炉空間に分
析すべき試料の入れられたるつぼを挿し入れ、ヒ
ータ4の加熱により熱分解させ、その試料組成の
定量的な分析を行なうのである。そしてこのヒー
タ4によつて発せられる熱は、断熱材3を通して
断熱され、さらに外装2との間の空間で冷却され
るようになつている。そしてヒータ4において
は、ヒータ線10が耐熱基材8から内側には全く
露出していないために、ヒータ線10に形成され
る酸化膜が炉内に剥離して落ちることがなく、こ
のために試料に混入する事がないのである。
この考案は上記の様に耐熱基材として熱伝導の
良いものを用い、その耐熱基材にヒータ線を取り
付けてヒータと成し、ヒータ線の露出していない
面を内側にして炉内に取り付けているので、高温
になつてヒータ線に酸化膜が形成され、再び冷却
された時にその酸化膜が剥離して脱落するような
事があつてもその酸化膜が分析しようとする炉内
の試料に混入する事がなく、試料の正確な定量的
またこの考案では、ヒータのヒータ線の露出して
いない面を内側にして炉内壁に取り付けるに際
し、前記ヒータのうち炉内壁の左右両側面に取り
付けるものについてはその上下両端面に段部を形
成し、前記炉内壁の底部両側に形成した係止溝に
下端面の段部を係合し、前記ヒータのうち炉内壁
の上面に取り付けるものについてはその左右両端
面に段部を形成し、前記炉内壁の左右両側面に取
り付けたヒータの上端面の段部と係合し、炉内に
組み込んでいるので、炉内壁の左右両側面に取り
付けるヒータについて、炉内壁の底部両側に形成
した係止溝に下端面の段部を係合することにより
左右両側のヒータを所定の位置にしつかり固定す
ることができ、また炉内壁の上面に取り付けるヒ
ータについても、炉内壁の左右両側のヒータそれ
ぞれの上端面の段部と係合することにより左右の
ヒータの支えによりしつかり固定することがで
き、したがつて、板状のヒータを組み合わせて炉
内壁に取り付けるにもかかわらず、ヒータの互い
の係合により炉内部に確実に固定することができ
る。
さらにこの考案では、炉内壁の上面のヒータ、
左右両側のヒータを共に板状のものとしているた
めに、いずれかのヒータが破損したような場合に
は破損したヒータだけ新しく取り替えることがで
き、ランニングコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は図上で用いられるヒータの一部破断斜視図、第
3図は同上実施例の正面断面図、第4図は同上実
施例の一部切欠せる側面断面図、第5図a,bは
それぞれ他の実施例で用いられるヒータの断面図
である。 1……マツフル炉、2……外装、3……断熱
材、4……ヒータ、8……耐熱基材、9……ヒー
タ取付溝、10……ヒータ線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱伝導度の高い板状の耐熱基材のほぼ全面に
    ヒータ線を取り付けて板状のヒータと成し、こ
    のヒータのヒータ線の露出していない面を内側
    にして炉内壁に取り付けるに際し、前記ヒータ
    のうち炉内壁の左右両側面に取り付けるものに
    ついてはその上下両端面に段部を形成し、前記
    炉内壁の底部両側に形成した係止溝に下端面の
    段部を係合し、前記ヒータのうち炉内壁の上面
    に取り付けるものについてはその左右両端面に
    段部を形成し、前記炉内壁の左右両側面に取り
    付けたヒータの上端面の段部と係合し、炉内に
    組み込んで成るマツフル炉。 2 前記板状の耐熱基材が多数の平行なU字溝を
    備え、このU字溝に前記ヒータ線が嵌め込まれ
    て成る板状のヒータを用いたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のマツフ
    ル炉。 3 前記板状の耐熱基材が開口部が狭められ、奥
    の広くなつた溝を多数平行に備え、この溝の奥
    部に前記ヒータ線が嵌め込まれて成る板状のヒ
    ータを用いたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のマツフル炉。 4 前記板状の耐熱基材にヒータ線が埋め込まれ
    て成る板状のヒータを用いたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のマツフ
    ル炉。
JP19856983U 1983-12-26 1983-12-26 マツフル炉 Granted JPS60106098U (ja)

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JP19856983U JPS60106098U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 マツフル炉

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JP19856983U JPS60106098U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 マツフル炉

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JPS60106098U JPS60106098U (ja) 1985-07-19
JPH0320715Y2 true JPH0320715Y2 (ja) 1991-05-02

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JP19856983U Granted JPS60106098U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 マツフル炉

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