JPH032073Y2 - - Google Patents

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JPH032073Y2
JPH032073Y2 JP5972686U JP5972686U JPH032073Y2 JP H032073 Y2 JPH032073 Y2 JP H032073Y2 JP 5972686 U JP5972686 U JP 5972686U JP 5972686 U JP5972686 U JP 5972686U JP H032073 Y2 JPH032073 Y2 JP H032073Y2
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valve
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passage
flow control
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電磁吸引力により移動するプラン
ジヤと、該プランジヤに衝合して共に移動するバ
ルブ本体と、少なくとも常時バルブ本体を閉弁方
向に付勢する戻しスプリングとを備え、入力電気
量に比例して流体の流量を制御するようにした流
量制御弁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の流量制御弁としては、例えば第
8図に示すようなものが知られている(特開昭55
−112467号公報)。即ち第8図において、バルブ
ボデー1には流体入口5に連通する一方の分岐通
路12及び他方の分岐通路13が設けられ、これ
らの分岐通路12及び13にそれぞれ隔壁を隔て
て設けられた流体出口通路16は流体出口6に連
通している。バルブボデー1にはスプリング受2
が螺着されている。
一方の分岐通路12、流体出口通路16間の壁
部分及び他方の分岐通路13、流体出口通路16
間の壁部分には、それぞれ円穴状の弁座が設けら
れ、これら2つの弁座に近接もしくは離間してそ
れぞれの弁開口面積を制御する第1のバルブ7a
と、これに結合する第2のバルブ7bとが設けら
れている。第1のバルブ7aの後端部(図では左
端部)は、後述するコア9aの内側に設けられた
軸受に摺動可能に嵌合するとともに、プランジヤ
8と一体結合された非磁性体のシヤフト8aの先
端部(図では右端部)に衝接しており、第2のバ
ルブ7bの先端部(図では右端部)はスプリング
受2に設けられた案内穴に摺動可能に嵌合してい
る。第2のバルブ7bとスプリング受2との間に
は、戻しスプリング4が縮設されている。
次に、電磁駆動手段は、磁性体のプランジヤ8
と、このプランジヤ8を囲むように配置されたコ
イル9と、コイル9の内側に固定された磁性体の
コア9aと、コア9aと一体もしくは一体的に結
合され外側に延びる磁性体のカバー10aと、カ
バー10aに接続する磁性体のプレート10と、
プレート10、プランジヤ8間に縮設され、戻し
スプリング4よりもばね定数が小さいスプリング
11等からなる。
コイル9に通電すると、その電気的入力に従つ
て、プランジヤ8をコア9a側に磁気吸引するこ
とにより、第1のバルブ7a及び第2のバルブ7
bがスプリング4の付勢力に抗して移動し、オリ
フイスを開いて分岐通路12及び13から流体出
口通路16へ流れる流体流量を制御するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記したような従来の比例制御弁にあつては、
開弁時にバルブ前後の圧力差によつて生ずる負圧
力が相殺するため、入出力特性に対する効果、例
えば自動車における吸入負圧の影響を極めて小さ
くすることができるという効果は期待できるもの
の、開弁時には2個のバルブが同時に開き始めな
いと流量特性が乱れることから、一方のオリフイ
スと他方のオリフイスとの間隔と、その間隔に対
応する一方のバルブと他方のバルブとの間隔とを
一致させるように精密に製作しなければならず、
加工時間を要するという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記したような問題点を解決すると
ともに、電磁駆動手段を小型化するという目的を
ももつてなされたもので、共通の流体入口5に連
通する分岐通路12及び13と、これらの分岐通
路にそれぞれ隔壁を隔てて隣り合う流体出口通路
16の形状は従来のままの構成としながらも、1
つのバルブのみを使用し、そのバルブの形状を、
バルブ開口時における流体の流れに起因する動圧
を有効に利用できるような形状となし、もつて電
磁駆動手段の小型化を図つたものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第7図に示す実施例
に基づいて詳細に説明するが、本実施例における
構造と従来例で示した構造との同一部分は、従来
例で引用した符号を付してその同一構造部分の説
明は省略する。
実施例 第1図乃至第5図において、本実施例における
バルブボデー1には、流体入口5から分岐した一
方の分岐通路12と他方の分岐通路13とが対向
配置され、一方の分岐通路12と他方の分岐通路
13との間には一方の壁14及び他方の壁15を
隔てて1つの流体出口通路16が設けられ、一方
の壁14にはバルブ本体7が摺動できる案内穴1
7が設けられ、また他方の壁15にはオリフイス
を形成するための制御口18が設けられている。
バルブ本体7は、円筒形の案内部7aとそれに
続く流量制御部Aとを備えている。本実施例にお
ける流量制御部Aは、所定の流入角度βを有する
流入面19を有する流入溝と、所定の流出角度α
を有する流出面20を有する流入溝とが所定のR
曲面でもつて接続された凹曲面溝形状に形成され
ている。この凹曲面溝形状部は通常、バルブ本体
の外周面に、バルブ軸線に対して線対称に複数個
穿設される。
バルブ本体7の一方の端部(図で左端部)には
後方小径部21が接続し、他方の端部(図で右端
部)には後方小径部21と同径の前方小径部22
が接続している。後方小径部21の端部はプラン
ジヤ8の先端小径部に当接しており、前方小径部
22はバルブボデー1に螺着されたスプリング受
2に設けられた案内穴に遊嵌している。4はバル
ブ本体7とスプリング受2との間に縮設された戻
しスプリング、11はプランジヤ8とプレート1
0との間に縮設された、ばね常数が戻しスプリン
グ4のそれより小さいスプリングである。一方の
分岐通路12に臨むバルブ本体7の一方の端面7
bと、他方の分岐通路13に臨むバルブ本体7の
他方の端面7cとを連通する連通路25がバルブ
本体7に設けられている。
以上の構成になる本実施例の作用を、第1図乃
至第5図を参照しつつ説明する。コイル無励磁時
には、バルブ本体7は第2図に示すように戻しス
プリング4と小さなスプリング11との付勢力が
バランスした位置で静止しており、制御口18は
バルブ本体7の先端外径部により閉塞されてい
る。またこのとき、バルブ本体7の一方の端面7
b及び他方の端面7cには同値の静圧p1及びp2
それぞれ作用している。この状態でコイル9に通
電すると、プランジヤ8及びバルブ本体7は入力
電気量、例えばデユーテイ比に相応する磁気吸引
力により、戻しスプリング4及び小さなスプリン
グ11の合成付勢力に抗して図で右方へ移動す
る。すると、バルブ本体7の流入面19が分岐通
路13に連通し、分岐通路13内の流体が流入面
19に流れ込むため、p1>p2となろうとするが、
本実施例においては連通路25が設けてあるの
で、p1>p2となることなく、常にp1=p2となる。
次に、流量制御部Aにおいて流入角度βで流入
面19に流れ込む流体の動圧により、バルブ本体
7には軸線方向の推力F1が発生する。その値は
次式に示すとおりである。
F1=ρ・A・V2(1−cosβ) … ここで ρ:流体の密度 A:オリフイス開口面積 V:流入速度 流入角度βで流入した流体はR曲面を通過し、
方向変換して流出角度αとなつて流出溝20に沿
つて流れる。この流出する流体の動圧により、バ
ルブ本体7には軸線方向の推力F1とは逆向きの
推力F2が発生する。この値は次式に示すとおり
である。
F2=ρ・A・V2(1−cosα) … 及び式において、α<βなればF1>F2
なり|F1−F2|が電磁吸引力を助勢する力とな
る。この力を縦軸に取り、バルブ本体7のストロ
ークを横軸に取つたグラフが第5図に示されてい
る。
第4図はバルブ本体7のストロークを横軸に、
電流印加率毎の電磁吸引力を縦軸に取つた場合の
グラフである。破線Aは戻しスプリング4により
バルブ本体7を閉じる方向に付勢する力を示し、
破線Bは小さなスプリング11によりバルブ本体
7を開く方向に付勢する力を示すもので、これら
の破線AとBとを合成して得られた線が実線Sで
示されている。つまり、この実線Sで示される力
に勝る磁気吸引力がないとバルブ本体7を開弁方
向に移動させることができないこととなる。
例えば第4図において、ストローク4m/mの
ところでは、従来だとデユーテイ比100%でない
とスプリング力(直線S)に打勝てなかつたのに
対し、本実施例においては、第5図にみられる約
50grの力が磁気吸引力に加算されるため、デユー
テイ比80%でスプリング力(直線S)に打勝つこ
とができる。つまり、本考案によれば同じスプリ
ング力に対して、電磁駆動体を小型化することが
できるのである。
なお、本実施例における小さなスプリング11
は、主としてプランジヤ8が戻つた時に、プラン
ジヤ端部がプレート10に当つて異音を発するこ
とがないようにするために設けたものであり、本
考案は、この小さなスプリング11が無い制御弁
にも適用できることはいうまでもない。
実施例 第6図及び第7図は本考案の第2の実施例の一
部拡大断面図で、第6図は閉弁時、第7図は開弁
時を示すものである。
本実施例は、第1図乃至第3図における流入面
19と流出面20とが円周に沿つて無数に設けら
れた場合と考えることができる。即ち、バルブ本
体7は流入角度βを有する流入円錐面23と、流
出角度αを有する流出円錐面24と、これら両円
錐面を結ぶR曲面Rとを形成している。
本実施例においては、パイプ状のシヤフト26
にバルブ本体7が挿入されて一体となつており、
シヤフト26には穴27,28が設けてあるの
で、分岐通路12と13とが常に連通路25によ
り連通しており、第7図に示すように開弁時にお
いても静圧p1=p2に保たれ、バルブ本体7の静圧
的バランスが保たれる。開弁時、分岐通路13か
ら流入円錐面23に沿つて流入した流体がR曲面
R部で方向変換し、流出円錐面24に沿つて流体
出口通路16に流出し、その際、先の実施例で説
明したような動圧によるバルブ吸引力の助勢効果
があることは明らかである。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、電磁吸引力により移動
するプランジヤ8と、バルブボデー1内に設けら
れかつ前記プランジヤに衝合して共に移動するバ
ルブ本体7と、少なくとも常時バルブ本体を閉弁
方向に付勢する戻しスプリング4とを備えた流量
制御弁において、上記バルブボデー1内に流体入
口5側に通じる一方の分岐通路12及び他方の分
岐通路13を設け、これらの両分岐通路の間に、
一方の壁14及び他方の壁15によつて隔設され
た流体出口通路16を設け、該一方の壁14に
は、バルブ本体7をその移動方向に案内する案内
穴17を設け、前記他方の壁15には、バルブ本
体7に設けた流量制御部と協働する制御口18を
設け、前記流量制御部はバルブ本体軸線に対して
所定の流入角度を有する流入面19又は23と、
同じく所定の流出角度を有する流出面20又は2
4と、これらの流入面、流出面をつなぐR曲面R
を有する形状となし、さらにバルブ本体7の前記
一方の分岐通路12に臨む部分の静圧受圧面積
と、前記他方の分岐通路13に臨む部分の静圧受
圧面積とを等しくなるように設定するとともに、
前記一方の分岐通路と前記他方の分岐通路との連
通路25をバルブ本体7内に設けたことを特徴と
する流量制御弁である。
〔考案の効果〕
従つて本考案によれば、バルブ本体7は互いに
相殺される静圧を常時受けて静圧的バランスが保
たれ、アンバランスによる流量特性の乱れを完全
になくすことができ、また、流入角β、流出角α
を適切に選定することにより、適度な推力をバル
ブ本体7に与えることができ、これによつて電磁
駆動手段の小型化を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図の要部の拡大断面図で閉弁状
態を示すもの、第3図は第2図と同様な拡大断面
図で開弁状態を示すもの、第4図はストローク対
電磁吸引力の説明用グラフ、第5図は本考案の弁
によつて電磁吸引力に加算される力を示す説明用
グラフ、第6図は本考案の第2の実施例を示す要
部拡大断面図で開弁状態を示すもの、第7図は第
6図と同様な要部拡大断面図で開弁状態を示すも
の、第8図は従来例の説明図である。 1……バルブボデー、2……スプリング受、3
……θリング、4……戻しスプリング、5……流
体入口、6……流体出口、7……バルブ本体、7
a……案内部、7b……一方の端面、7c……他
方の端面、8……プランジヤ、9……コイル、1
0……プレート、11……スプリング、12……
分岐通路、13……分岐通路、14……一方の
壁、15……他方の壁、16……流体出口通路、
17……案内穴、18……制御口、19……流入
面、20……流出面、21……後方小径部、22
……前方小径部、23……流入円錐面、24……
流出円錐面、25……連通路、26……シヤフ
ト、27……穴、28……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁吸引力により移動するプランジヤ8と、バ
    ルブボデー1内に設けられかつ前記プランジヤに
    衝合して共に移動するバルブ本体7と、少なくと
    も常時バルブ本体を閉弁方向に付勢する戻しスプ
    リング4とを備えた流量制御弁において、上記バ
    ルブボデー1内に流体入口5側に通じる一方の分
    岐通路12及び他方の分岐通路13を設け、これ
    らの両分岐通路の間に、一方の壁14及び他方の
    壁15によつて隔設された流体出口通路16を設
    け、該一方の壁14には、バルブ本体7をその移
    動方向に案内する案内穴17を設け、前記他方の
    壁15には、バルブ本体7に設けた流量制御部と
    協働する制御口18を設け、前記流量制御部はバ
    ルブ本体軸線に対して所定の流入角度を有する流
    入面19又は23と、同じく所定の流出角度を有
    する流出面20又は24と、これらの流入面、流
    出面をつなぐR曲面Rを有する形状となし、さら
    にバルブ本体7の前記一方の分岐通路12に臨む
    部分の静圧受圧面積と、前記他方の分岐通路13
    に臨む部分の静圧受圧面積とを等しくなるように
    設定するとともに、前記一方の分岐通路と前記他
    方の分岐通路との連通路25をバルブ本体7内に
    設けたことを特徴とする流量制御弁。
JP5972686U 1986-04-21 1986-04-21 Expired JPH032073Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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