JPH0330751B2 - - Google Patents
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- JPH0330751B2 JPH0330751B2 JP59224674A JP22467484A JPH0330751B2 JP H0330751 B2 JPH0330751 B2 JP H0330751B2 JP 59224674 A JP59224674 A JP 59224674A JP 22467484 A JP22467484 A JP 22467484A JP H0330751 B2 JPH0330751 B2 JP H0330751B2
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- core
- movable
- iron core
- valve
- pressure fluid
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、流体圧または真空圧利用の産業機械
に使用する電磁弁に関する。
に使用する電磁弁に関する。
[従来の技術]
従来の電磁弁は、励磁コイルの励磁によつて固
定鉄心が可動鉄心を吸引する場合に、可動鉄心が
励磁コイルによつて半径方向にも吸引されて、吸
引が強く作用する側に偏在し、その外周壁が励磁
コイル内の非磁性体からなる筒体の内面に接触し
て摺動するので、可動鉄心と筒体との間の摩擦に
より摩耗が大であつて、長時間使用することがで
きなかつた。
定鉄心が可動鉄心を吸引する場合に、可動鉄心が
励磁コイルによつて半径方向にも吸引されて、吸
引が強く作用する側に偏在し、その外周壁が励磁
コイル内の非磁性体からなる筒体の内面に接触し
て摺動するので、可動鉄心と筒体との間の摩擦に
より摩耗が大であつて、長時間使用することがで
きなかつた。
また、この摩擦を減少させるために、可動鉄心
の外周壁に摩擦係数の小さい潤滑性に富む合成樹
脂の被覆を施すことが考えられているが、この被
覆も可動鉄心の摺動によつて摩耗、剥離するの
で、電磁弁を高頻度の作動で長時間使用すること
ができないという問題があつた。
の外周壁に摩擦係数の小さい潤滑性に富む合成樹
脂の被覆を施すことが考えられているが、この被
覆も可動鉄心の摺動によつて摩耗、剥離するの
で、電磁弁を高頻度の作動で長時間使用すること
ができないという問題があつた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、可動鉄心の外周壁とこれを取巻く外
周固定部との間隙に、電磁弁を流れる圧力流体を
流出させ、この圧力流体を可動鉄心の外周壁に沿
つて流して、可動鉄心をこの圧力流体で支持する
ことによつて、可動鉄心の外周壁とこれを取巻く
固定部との接触を防止し、可動鉄心の摩耗を軽減
させ、電磁弁の寿命を増大させることを目的とす
る。
周固定部との間隙に、電磁弁を流れる圧力流体を
流出させ、この圧力流体を可動鉄心の外周壁に沿
つて流して、可動鉄心をこの圧力流体で支持する
ことによつて、可動鉄心の外周壁とこれを取巻く
固定部との接触を防止し、可動鉄心の摩耗を軽減
させ、電磁弁の寿命を増大させることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段]
上記問題を解決するため、本発明は、圧力流体
の流入ポートと流出ポート、両ポートを連通させ
る通路、該通路中に形成した弁座及び該弁座を開
閉作動する電磁操作部とより成る電磁弁におい
て、上記電磁操作部における可動鉄心の外周壁と
これを取巻く外周固定部のいずれか一方に、電磁
弁を流れる圧力流体の一部を対向する他方に向け
流出させて可動鉄心を外周固定部と非接触状態に
保持するための径方向の流出孔を、周方向に複数
列開設したことを特徴としている。
の流入ポートと流出ポート、両ポートを連通させ
る通路、該通路中に形成した弁座及び該弁座を開
閉作動する電磁操作部とより成る電磁弁におい
て、上記電磁操作部における可動鉄心の外周壁と
これを取巻く外周固定部のいずれか一方に、電磁
弁を流れる圧力流体の一部を対向する他方に向け
流出させて可動鉄心を外周固定部と非接触状態に
保持するための径方向の流出孔を、周方向に複数
列開設したことを特徴としている。
[作用]
固定鉄心の吸引力によつて可動鉄心が摺動する
とき、可動鉄心の外周壁とこれを取巻く固定部の
いずれか一方に開設した複数列の流出孔から、対
向する他方に向けて電磁弁を流れる圧力流体の一
部が径方向に流出し、これら径方向の圧力流体の
空気ベアリング効果により可動鉄心が支持され、
可動鉄心の外周壁とそれを取巻く固定部との接触
を防止する。
とき、可動鉄心の外周壁とこれを取巻く固定部の
いずれか一方に開設した複数列の流出孔から、対
向する他方に向けて電磁弁を流れる圧力流体の一
部が径方向に流出し、これら径方向の圧力流体の
空気ベアリング効果により可動鉄心が支持され、
可動鉄心の外周壁とそれを取巻く固定部との接触
を防止する。
[実施例]
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示
し、弁本体1には流入ポート2と流出ポ―ト3が
穿設され、かつ後述の電磁操作部に対向する面に
弁室4が凹設されており、上記流入ポート2は弁
本体1内の通路5によつて弁室4に連通され、流
出ポート3は、弁本体1内の通路6によつて弁室
4の弁座4aに連通されている。
し、弁本体1には流入ポート2と流出ポ―ト3が
穿設され、かつ後述の電磁操作部に対向する面に
弁室4が凹設されており、上記流入ポート2は弁
本体1内の通路5によつて弁室4に連通され、流
出ポート3は、弁本体1内の通路6によつて弁室
4の弁座4aに連通されている。
一方、電磁操作部において、励磁コイル11が
巻回された非磁性材料製のボビン12の外側を覆
う断面コ字状の磁気枠13a,13bは、その両
端折曲部に孔が設けられており、一方の折曲部の
孔を通してボビン12の孔14に挿入固定された
固定鉄心15は、その吸着端部近くに縮径部が形
成されており、該縮径部には直径方向に開孔する
十字形分配孔15aが開設され、またその吸着端
面から上記十字形分配孔15aに各別に連通する
複数個の噴出孔15b,…が開設されている(第
2図参照)。
巻回された非磁性材料製のボビン12の外側を覆
う断面コ字状の磁気枠13a,13bは、その両
端折曲部に孔が設けられており、一方の折曲部の
孔を通してボビン12の孔14に挿入固定された
固定鉄心15は、その吸着端部近くに縮径部が形
成されており、該縮径部には直径方向に開孔する
十字形分配孔15aが開設され、またその吸着端
面から上記十字形分配孔15aに各別に連通する
複数個の噴出孔15b,…が開設されている(第
2図参照)。
上記磁気枠13a,13bの他端部には連結環
16が固定されており、この連結環16と上記弁
本体1とをシール部材を介在させて螺着すること
により、磁気枠13a,13bは弁本体1に連結
されている。また、上記磁気枠13a,13b
は、励磁コイル11の絶縁機能を低下させないた
めに、その内外周を合成樹脂によつてモールドさ
れている。
16が固定されており、この連結環16と上記弁
本体1とをシール部材を介在させて螺着すること
により、磁気枠13a,13bは弁本体1に連結
されている。また、上記磁気枠13a,13b
は、励磁コイル11の絶縁機能を低下させないた
めに、その内外周を合成樹脂によつてモールドさ
れている。
上記ボビン12の孔14、磁気枠13a,13
bの折曲部に設けられた孔及び連結環16の孔の
内面には、これらの孔を貫通する非磁性材料製の
案内管18が嵌着されており、この案内管18は
その一端が固定鉄心15の周面に固定され、その
他端は拡開されて連結環16の端面に当接されて
いる。また、上記固定鉄心15の縮径部には、上
記案内管18と連通部21を形成する間隙をおい
て支持管22が装着されており、該支持管22
は、その他端において上記弁室4の弁座4aを囲
繞するようにして弁本体1に支持されている。
bの折曲部に設けられた孔及び連結環16の孔の
内面には、これらの孔を貫通する非磁性材料製の
案内管18が嵌着されており、この案内管18は
その一端が固定鉄心15の周面に固定され、その
他端は拡開されて連結環16の端面に当接されて
いる。また、上記固定鉄心15の縮径部には、上
記案内管18と連通部21を形成する間隙をおい
て支持管22が装着されており、該支持管22
は、その他端において上記弁室4の弁座4aを囲
繞するようにして弁本体1に支持されている。
上記支持管22は、その弁本体側の端部近くに
上記弁本体1の通路5に開口する圧力流体導入孔
23が開設されると共に、その中間部に適数個の
流出孔22a,…を連設した軸線方向の流出孔列
が、等間隔で複数列配列されている。
上記弁本体1の通路5に開口する圧力流体導入孔
23が開設されると共に、その中間部に適数個の
流出孔22a,…を連設した軸線方向の流出孔列
が、等間隔で複数列配列されている。
上記支持管22内には、支持管22との間に間
隙25を存して、その一端に上記弁座4aを閉鎖
する弁部材26を設けた可動鉄心27が挿入され
ており、該可動鉄心27は、その他端面に形成さ
れた凹部と固定鉄心15との間に設けられた復帰
ばね28によつて、常時弁部材26が弁座4aを
閉鎖するように付勢されている。そして、可動鉄
心27は、励磁コイル11、固定鉄心15、磁気
枠13a,13b等と共に、電磁操作部10を構
成している。
隙25を存して、その一端に上記弁座4aを閉鎖
する弁部材26を設けた可動鉄心27が挿入され
ており、該可動鉄心27は、その他端面に形成さ
れた凹部と固定鉄心15との間に設けられた復帰
ばね28によつて、常時弁部材26が弁座4aを
閉鎖するように付勢されている。そして、可動鉄
心27は、励磁コイル11、固定鉄心15、磁気
枠13a,13b等と共に、電磁操作部10を構
成している。
第1図中、符号29は励磁コイル11を電源に
接続する導電線である。
接続する導電線である。
上述の第1実施例では、励磁コイル11が励磁
されていないときは、弁部材26が復帰ばね28
によつて弁座4aを閉鎖しているが、流入ポート
2からの圧力流体は、通路5及び圧力流体導入孔
23を通じ、あるいは通路5から連通部21及び
流出孔22a,…や十字形分配孔15a及び噴出
孔15b,…を通つて、間隙25に流入してい
る。
されていないときは、弁部材26が復帰ばね28
によつて弁座4aを閉鎖しているが、流入ポート
2からの圧力流体は、通路5及び圧力流体導入孔
23を通じ、あるいは通路5から連通部21及び
流出孔22a,…や十字形分配孔15a及び噴出
孔15b,…を通つて、間隙25に流入してい
る。
この状態で励磁コイル11を励磁すると、可動
鉄心27は固定鉄心15に吸引されて摺動し、ま
ず弁部材26が弁座4aを僅かに開放する。弁座
4aの初期の開放によつて、間隙25の流体は可
動鉄心27の外周壁に沿つて弁座4aから流出ポ
ート3に流れ、この流れは、流出孔22a,…、
噴出孔15b,…からの圧力流体の流入によつ
て、弁部材26が弁座4aを開放している間は継
続している。一方、圧力流体導入孔23から弁座
4aに流れる圧力流体も、弁座4aを通つて流出
ポート3に流れる。
鉄心27は固定鉄心15に吸引されて摺動し、ま
ず弁部材26が弁座4aを僅かに開放する。弁座
4aの初期の開放によつて、間隙25の流体は可
動鉄心27の外周壁に沿つて弁座4aから流出ポ
ート3に流れ、この流れは、流出孔22a,…、
噴出孔15b,…からの圧力流体の流入によつ
て、弁部材26が弁座4aを開放している間は継
続している。一方、圧力流体導入孔23から弁座
4aに流れる圧力流体も、弁座4aを通つて流出
ポート3に流れる。
上述の間隙25への流出孔22a,…からの圧
力流体の流入による空気ベアリング効果によつ
て、可動鉄心27は支持管22の中心に保持さ
れ、さらにこの圧力流体及び噴出孔15b,…か
らの圧力流体が弁座4aを通つて流出ポート3へ
流出するため、可動鉄心27の外周壁に沿つて間
隙25を流れる圧力流体の流れが形成され、可動
鉄心27は、この圧力流体の流れによつてもその
外周壁を支持されて、支持管22に接触すること
なく摺動し、たとえ両者を接触させるような力が
作用しても、流体圧力により数μの気体膜が形成
され、接触が防止される。この場合に、圧力流体
導入孔23の開口面積を弁座4aの開口面積より
も小にすると、流出孔22a,…等を通つて間隙
25に流入する圧力流体の量が大となるので、圧
力流体の流れによる可動鉄心27の支持力を増大
させることができる。
力流体の流入による空気ベアリング効果によつ
て、可動鉄心27は支持管22の中心に保持さ
れ、さらにこの圧力流体及び噴出孔15b,…か
らの圧力流体が弁座4aを通つて流出ポート3へ
流出するため、可動鉄心27の外周壁に沿つて間
隙25を流れる圧力流体の流れが形成され、可動
鉄心27は、この圧力流体の流れによつてもその
外周壁を支持されて、支持管22に接触すること
なく摺動し、たとえ両者を接触させるような力が
作用しても、流体圧力により数μの気体膜が形成
され、接触が防止される。この場合に、圧力流体
導入孔23の開口面積を弁座4aの開口面積より
も小にすると、流出孔22a,…等を通つて間隙
25に流入する圧力流体の量が大となるので、圧
力流体の流れによる可動鉄心27の支持力を増大
させることができる。
上述の可動鉄心27の摺動時に、可動鉄心27
が励磁コイル11によつて半径方向に引張られて
間隙25内で偏心しようとすると、第3図に図示
するように、偏心側の間隙25aが狭くなつて該
部における流体圧P1が高くなる一方、それと反
対側の間隙25bが広くなつて該部における流体
圧P2が低くなる結果、可動鉄心27には、これ
を同心方向に復帰させる力が作用する。従つて、
可動鉄心27の摺動時に可動鉄心27を偏心させ
ようとする力が作用しても、可動鉄心27が支持
管22に接触することが防止される。
が励磁コイル11によつて半径方向に引張られて
間隙25内で偏心しようとすると、第3図に図示
するように、偏心側の間隙25aが狭くなつて該
部における流体圧P1が高くなる一方、それと反
対側の間隙25bが広くなつて該部における流体
圧P2が低くなる結果、可動鉄心27には、これ
を同心方向に復帰させる力が作用する。従つて、
可動鉄心27の摺動時に可動鉄心27を偏心させ
ようとする力が作用しても、可動鉄心27が支持
管22に接触することが防止される。
なお、可動鉄心27が固定鉄心15に吸引され
て摺動すると、噴出孔15b,…から流入する圧
力流体が可動鉄心27の端面に衝突するので、可
動鉄心27はその摺動速度を減速され、さらに可
動鉄心27と固定鉄心15との間隙が狭くなる
と、この狭くなつた間隙中の圧力流体が可動鉄心
27の摺動の抵抗となるので、可動鉄心27の摺
動速度はさらに低下し、固定鉄心15への衝突に
よる衝撃が緩和される。
て摺動すると、噴出孔15b,…から流入する圧
力流体が可動鉄心27の端面に衝突するので、可
動鉄心27はその摺動速度を減速され、さらに可
動鉄心27と固定鉄心15との間隙が狭くなる
と、この狭くなつた間隙中の圧力流体が可動鉄心
27の摺動の抵抗となるので、可動鉄心27の摺
動速度はさらに低下し、固定鉄心15への衝突に
よる衝撃が緩和される。
また、図示を省略しているが支持管22の流出
孔列の間に内側が開口した軸方向の溝を設けてお
くと、該溝内を流れる圧力流体によつて、上述の
流体圧P1及びP2の作用域を部分的に区分するこ
とができるので、上述の同心復帰作用がより確実
となる。
孔列の間に内側が開口した軸方向の溝を設けてお
くと、該溝内を流れる圧力流体によつて、上述の
流体圧P1及びP2の作用域を部分的に区分するこ
とができるので、上述の同心復帰作用がより確実
となる。
第4図ないし第6図は本発明の第2実施例を示
し、この実施例では、弁本体31に穿設された流
入ポート32が通路35及び弁座34aによつて
弁室34に連通され、流出ポート33は通路36
によつて弁室34に連通されている。また、磁気
枠41は、断面矩形状の一体のものとして形成さ
れており、固定鉄心42に吸着される可動鉄心4
3は、支持管を使用することなく、案内管18に
間隙25を存して直接挿入されている。該可動鉄
心43は、その一端面に通孔44を有する弁部材
45が設けられ、さらにその軸線方向に上記通孔
44に連通する圧力流体導入孔46が形成され、
該圧力流体導入孔46は、その孔底に開設された
小径の噴出孔47によつて、可動鉄心43の端面
に開口させ、また上記圧力流体導入孔46から放
射方向に開口する流出孔43aを適数個軸線方向
に連設した流出孔列が、等間隔で複数列配列され
ている。
し、この実施例では、弁本体31に穿設された流
入ポート32が通路35及び弁座34aによつて
弁室34に連通され、流出ポート33は通路36
によつて弁室34に連通されている。また、磁気
枠41は、断面矩形状の一体のものとして形成さ
れており、固定鉄心42に吸着される可動鉄心4
3は、支持管を使用することなく、案内管18に
間隙25を存して直接挿入されている。該可動鉄
心43は、その一端面に通孔44を有する弁部材
45が設けられ、さらにその軸線方向に上記通孔
44に連通する圧力流体導入孔46が形成され、
該圧力流体導入孔46は、その孔底に開設された
小径の噴出孔47によつて、可動鉄心43の端面
に開口させ、また上記圧力流体導入孔46から放
射方向に開口する流出孔43aを適数個軸線方向
に連設した流出孔列が、等間隔で複数列配列され
ている。
第2実施例のその他の構成は第1実施例と同じ
であるが、第4図に図示するように、復帰ばね2
8を省略することができる。
であるが、第4図に図示するように、復帰ばね2
8を省略することができる。
上記第2実施例では、弁部材45に通孔44
が、可動鉄心43に流出孔43a,…及び噴出孔
47がそれぞれ開設されているので、弁部材45
が弁座34aを閉鎖している場合でも、流入ポー
ト32からの圧力流体は、その少量が可動鉄心4
3の外周壁に沿つて流れて間隙25から流出ポー
ト33に流出している。そして、噴出孔47から
の圧力流体の噴出により、可動鉄心43の両端に
作用する空気圧による作用力が略バランス状態に
あるため、電磁弁の姿勢等を考慮すれば、復帰ば
ね28を省略しても弁部材45が弁座34aを開
放することはない。
が、可動鉄心43に流出孔43a,…及び噴出孔
47がそれぞれ開設されているので、弁部材45
が弁座34aを閉鎖している場合でも、流入ポー
ト32からの圧力流体は、その少量が可動鉄心4
3の外周壁に沿つて流れて間隙25から流出ポー
ト33に流出している。そして、噴出孔47から
の圧力流体の噴出により、可動鉄心43の両端に
作用する空気圧による作用力が略バランス状態に
あるため、電磁弁の姿勢等を考慮すれば、復帰ば
ね28を省略しても弁部材45が弁座34aを開
放することはない。
一方、可動鉄心43は、上述の間隙25を流れ
ている圧力流体によつてその外周壁を支持されて
いるので、案内管18に接触することなく、これ
と略同心状態に位置している。この場合に、何ら
かの力によつて可動鉄心43が偏心すると、第1
実施例で説明したように、偏心側の間隙25aの
流体圧P1とこれと反対側の間隙25bの流体圧
P2との差による作用力によつて、可動鉄心43
が同心方向に復帰し、チユーブ18に接触するこ
とが防止される(第5図参照)。
ている圧力流体によつてその外周壁を支持されて
いるので、案内管18に接触することなく、これ
と略同心状態に位置している。この場合に、何ら
かの力によつて可動鉄心43が偏心すると、第1
実施例で説明したように、偏心側の間隙25aの
流体圧P1とこれと反対側の間隙25bの流体圧
P2との差による作用力によつて、可動鉄心43
が同心方向に復帰し、チユーブ18に接触するこ
とが防止される(第5図参照)。
上述の状態で励磁コイル11を励磁すると、固
定鉄心42の吸引力が固定鉄心42と可動鉄心4
3との間隙の流体圧に抗して可動鉄心43を吸引
し、弁部材45が弁座34aを開放するので、流
入ポート32からの圧力流体は、流出ポート33
に流出する。この可動鉄心43の摺動時に、可動
鉄心43がその半径方向の力を受けて偏心しよう
としても、これを同心方向に復帰させる作用力が
働いて、可動鉄心43がチユーブ18に接触する
ことが防止されることは、第1実施例と同じであ
る。
定鉄心42の吸引力が固定鉄心42と可動鉄心4
3との間隙の流体圧に抗して可動鉄心43を吸引
し、弁部材45が弁座34aを開放するので、流
入ポート32からの圧力流体は、流出ポート33
に流出する。この可動鉄心43の摺動時に、可動
鉄心43がその半径方向の力を受けて偏心しよう
としても、これを同心方向に復帰させる作用力が
働いて、可動鉄心43がチユーブ18に接触する
ことが防止されることは、第1実施例と同じであ
る。
なお、第5図に図示するように、可動鉄心43
に開設した複数列の流出孔43a,…の各列の中
間位置に、その軸線方向に溝48を開設しておく
と、第1実施例と同様に、上述の同心復帰作用が
より確実となる。
に開設した複数列の流出孔43a,…の各列の中
間位置に、その軸線方向に溝48を開設しておく
と、第1実施例と同様に、上述の同心復帰作用が
より確実となる。
また、可動鉄心43の摺動は、噴出孔47から
噴出する圧力流体が固定鉄心42に衝突するとき
の反力によつて減速され、さらに可動鉄心43と
固定鉄心42との間隙が狭くなると、狭くなつた
間隙中の圧力流体が可動鉄心43の摺動の抵抗と
なるので、可動鉄心43の摺動速度はさらに減速
されて、固定鉄心42への衝突による衝撃が緩和
される。この場合に、図示を省略しているが、可
動鉄心43の噴出孔47の周囲に凸部を形成し、
固定鉄心42にこの凸部が緩挿される凹部を形成
すると、可動鉄心43の凸部が固定鉄心42の凹
部内に嵌入されたときに、噴出孔47からの圧力
流体の排出通路が急激に縮少して、可動鉄心43
がさらに減速されるので、上記衝撃の緩和を一層
大にすることができる。
噴出する圧力流体が固定鉄心42に衝突するとき
の反力によつて減速され、さらに可動鉄心43と
固定鉄心42との間隙が狭くなると、狭くなつた
間隙中の圧力流体が可動鉄心43の摺動の抵抗と
なるので、可動鉄心43の摺動速度はさらに減速
されて、固定鉄心42への衝突による衝撃が緩和
される。この場合に、図示を省略しているが、可
動鉄心43の噴出孔47の周囲に凸部を形成し、
固定鉄心42にこの凸部が緩挿される凹部を形成
すると、可動鉄心43の凸部が固定鉄心42の凹
部内に嵌入されたときに、噴出孔47からの圧力
流体の排出通路が急激に縮少して、可動鉄心43
がさらに減速されるので、上記衝撃の緩和を一層
大にすることができる。
第7図ないし第8図は本発明の第3実施例を示
し、この実施例では弁本体51が案内管18内に
取付けられており、かつ流入ポート52のみが穿
設されていて、流出ポート53は固定鉄心61に
穿設されている。上記流入ポート52は、弁本体
51に設けられた通路55によつて、また流出ポ
ート53は固定鉄心61に設けられた通路56に
よつて、弁本体51及び固定鉄心61で区画され
た案内管18内の空間に連通されており、この空
間を弁室54とすると共に、通路56の弁室54
への開口端を弁座54aとしている。
し、この実施例では弁本体51が案内管18内に
取付けられており、かつ流入ポート52のみが穿
設されていて、流出ポート53は固定鉄心61に
穿設されている。上記流入ポート52は、弁本体
51に設けられた通路55によつて、また流出ポ
ート53は固定鉄心61に設けられた通路56に
よつて、弁本体51及び固定鉄心61で区画され
た案内管18内の空間に連通されており、この空
間を弁室54とすると共に、通路56の弁室54
への開口端を弁座54aとしている。
上記弁室54には、上述の案内管18と間隙2
5を存して、一端に上記弁座54aを閉鎖する弁
部材62を設けた可動鉄心63が挿入されてい
る。この可動鉄心63は、通路55側に開口して
いる圧力流体導入孔64が開設されると共に、上
記圧力流体導入孔64から放射方向に開口する流
出孔63a,…を適数個軸線方向に連設した流出
孔列が、等間隔で複数列配列されており、上記流
出孔列の中間位置には、軸線方向に溝65,…が
形成されている(第8図参照)。
5を存して、一端に上記弁座54aを閉鎖する弁
部材62を設けた可動鉄心63が挿入されてい
る。この可動鉄心63は、通路55側に開口して
いる圧力流体導入孔64が開設されると共に、上
記圧力流体導入孔64から放射方向に開口する流
出孔63a,…を適数個軸線方向に連設した流出
孔列が、等間隔で複数列配列されており、上記流
出孔列の中間位置には、軸線方向に溝65,…が
形成されている(第8図参照)。
また、上記可動鉄心63における固定鉄心61
との対向面には凹部66が設けられており、該凹
部66内に挿入された復帰ばね28によつて、可
動鉄心63は常時弁本体51に圧接され、弁部材
62は弁座54aを開放している。
との対向面には凹部66が設けられており、該凹
部66内に挿入された復帰ばね28によつて、可
動鉄心63は常時弁本体51に圧接され、弁部材
62は弁座54aを開放している。
一方、弁本体51の上記可動鉄心63の端面が
当接する箇所には、その軸線方向に噴出孔58が
開設されていると共に、通路55には上述の圧力
流体導入孔64内に突出する案内筒59が形成さ
れている。
当接する箇所には、その軸線方向に噴出孔58が
開設されていると共に、通路55には上述の圧力
流体導入孔64内に突出する案内筒59が形成さ
れている。
上記第3実施例では、励磁コイル11が励磁さ
れていないときには、復帰ばね28によつて可動
鉄心63の弁部材62が弁座54aを開放してい
るので、流入ポート52からの圧力流体は、通路
55、圧力流体導入孔64、流出孔63a,…、
及び間隙25等を通つて流出ポート53から流出
している。従つて、可動鉄心63は、その外周壁
の間隙25を流れている圧力流体によつて支持さ
れて、案内管18に接触することなく、これと略
同心状態に位置している。
れていないときには、復帰ばね28によつて可動
鉄心63の弁部材62が弁座54aを開放してい
るので、流入ポート52からの圧力流体は、通路
55、圧力流体導入孔64、流出孔63a,…、
及び間隙25等を通つて流出ポート53から流出
している。従つて、可動鉄心63は、その外周壁
の間隙25を流れている圧力流体によつて支持さ
れて、案内管18に接触することなく、これと略
同心状態に位置している。
上記状態で励磁コイル11が励磁されると、固
定鉄心61が可動鉄心63を吸引して弁部材62
が弁座54aを閉鎖し、圧力流体の流れは停止す
る。可動鉄心63の摺動時に、可動鉄心63が案
内管18に接触することが防止されるのは、第2
実施例と同様である。
定鉄心61が可動鉄心63を吸引して弁部材62
が弁座54aを閉鎖し、圧力流体の流れは停止す
る。可動鉄心63の摺動時に、可動鉄心63が案
内管18に接触することが防止されるのは、第2
実施例と同様である。
上記弁部材62による閉弁時に、可動鉄心63
が摺動を始めると、可動鉄心63の端面と弁本体
51との間からも圧力流体が流出するが、案内筒
59によつて流体導入孔64からその間へ向う流
路が狭められているので、この狭い流路を流れる
圧力流体が制限され、上述の同心復帰作用が妨げ
られることはない。
が摺動を始めると、可動鉄心63の端面と弁本体
51との間からも圧力流体が流出するが、案内筒
59によつて流体導入孔64からその間へ向う流
路が狭められているので、この狭い流路を流れる
圧力流体が制限され、上述の同心復帰作用が妨げ
られることはない。
励磁コイル11の励磁を断つと可動鉄心63は
復帰ばね28によつて弁座54aを開放するが、
復帰ばね28による可動鉄心63の摺動速度は、
弁本体51に設けられた噴出孔58からの圧力流
体によつて、第1実施例と同様の作用で減速され
るので、可動鉄心63と弁本体51の衝突による
衝撃は緩和される。
復帰ばね28によつて弁座54aを開放するが、
復帰ばね28による可動鉄心63の摺動速度は、
弁本体51に設けられた噴出孔58からの圧力流
体によつて、第1実施例と同様の作用で減速され
るので、可動鉄心63と弁本体51の衝突による
衝撃は緩和される。
[発明の効果]
本発明は、弁座を開閉作動する可動鉄心の外周
壁とこれを取巻く外周固定部のいずれか一方に、
対向する他方に向けて電磁弁を流れる圧力流体の
一部を流出させる径方向の流出孔を周方向に複数
列開設したことにより、これらの流出孔から対向
面に向けて流出した径方向の圧力流体による空気
ベアリング効果によつて可動鉄心が支持され、そ
の外周固定部分に接触することが防止されるの
で、可動鉄心の摩耗が殆どなくて、超高頻度での
使用が可能になり、また電磁弁の寿命を飛躍的に
増大させる効果を奏する。
壁とこれを取巻く外周固定部のいずれか一方に、
対向する他方に向けて電磁弁を流れる圧力流体の
一部を流出させる径方向の流出孔を周方向に複数
列開設したことにより、これらの流出孔から対向
面に向けて流出した径方向の圧力流体による空気
ベアリング効果によつて可動鉄心が支持され、そ
の外周固定部分に接触することが防止されるの
で、可動鉄心の摩耗が殆どなくて、超高頻度での
使用が可能になり、また電磁弁の寿命を飛躍的に
増大させる効果を奏する。
さらに、可動鉄心の外周壁に沿つて流れて可動
鉄心を支持する圧力流体は、電磁弁を流れる圧力
流体を利用して他に圧力源や配管を必要としない
ので、その構造も簡単である。
鉄心を支持する圧力流体は、電磁弁を流れる圧力
流体を利用して他に圧力源や配管を必要としない
ので、その構造も簡単である。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断正面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
その作用を説明する要部の断面図、第4図は本発
明の第2実施例を示す縦断正面図、第5図はその
作用を設明する要部の断面図、第6図は第5図の
可動鉄心のB−B線断面図、第7図は本発明の第
3実施例を示す縦断正面図、第8図は第7図の可
動鉄心の平面図である。 2,32,52……流入ポート、3,33,5
3……流出ポート、4a,34a,54a……弁
座、5,6,35,36,55,56……通路、
10……電磁操作部、22a,43a,63a…
…流出孔、25……間隙、27,43,63……
可動鉄心。
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
その作用を説明する要部の断面図、第4図は本発
明の第2実施例を示す縦断正面図、第5図はその
作用を設明する要部の断面図、第6図は第5図の
可動鉄心のB−B線断面図、第7図は本発明の第
3実施例を示す縦断正面図、第8図は第7図の可
動鉄心の平面図である。 2,32,52……流入ポート、3,33,5
3……流出ポート、4a,34a,54a……弁
座、5,6,35,36,55,56……通路、
10……電磁操作部、22a,43a,63a…
…流出孔、25……間隙、27,43,63……
可動鉄心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧力流体の流入ポートと流出ポート、両ポー
トを連通させる通路、該通路中に形成した弁座及
び該弁座を開閉作動する電磁操作部とより成る電
磁弁において、上記電磁部における可動鉄心の外
周壁とこれを取巻く外周固定部のいずれか一方
に、電磁弁を流れる圧力流体の一部を対向する他
方に向け流出させて可動鉄心を外周固定部と非接
触状態に保持するための径方向の流出孔を、周方
向に複数列開設した、 ことを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467484A JPS61103078A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467484A JPS61103078A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61103078A JPS61103078A (ja) | 1986-05-21 |
| JPH0330751B2 true JPH0330751B2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=16817437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22467484A Granted JPS61103078A (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61103078A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63195169U (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-15 | ||
| JPH085426Y2 (ja) * | 1989-07-21 | 1996-02-14 | 株式会社コガネイ | 電磁弁のソレノイド部取付構造 |
| JP4784483B2 (ja) | 2006-11-01 | 2011-10-05 | トヨタ自動車株式会社 | 流体制御弁 |
| JP5191282B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-05-08 | リンナイ株式会社 | 電磁開閉弁 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650864U (ja) * | 1979-09-27 | 1981-05-06 | ||
| JPS56174764U (ja) * | 1980-05-28 | 1981-12-23 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP22467484A patent/JPS61103078A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61103078A (ja) | 1986-05-21 |
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