JPH03212233A - 濾過用紙カップ及びその製造方法 - Google Patents

濾過用紙カップ及びその製造方法

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JPH03212233A
JPH03212233A JP2007886A JP788690A JPH03212233A JP H03212233 A JPH03212233 A JP H03212233A JP 2007886 A JP2007886 A JP 2007886A JP 788690 A JP788690 A JP 788690A JP H03212233 A JPH03212233 A JP H03212233A
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Akira Hagiwara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コーヒー豆等の粉末を入れ、その粉末の上か
ら湯を注いでコーヒー液等を抽出するための濾過用紙カ
ップ及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、コーヒー等の粉末からコーヒー液等を抽出する簡
便な手段として、第9図に示すように、濾過用紙カップ
21を使用するものが知られている。
この濾過用の紙カップ21は、胴紙22の底に濾紙から
なる底紙23が設けられたものであって、いわゆるペー
パーカップマシンによって通常の紙カップと同じ方法で
製造されるもので、その胴紙22と底紙23との接着状
態は、第10図に示されるように、底紙23の起立部2
4が下方に向いて胴紙22に接着される形となっている
このような濾過用紙カップ21の製造方法として従来知
られている代表的なものの工程を第11図(a)〜(f
)により説明する。まず、濾紙製の底紙23が打ち抜か
れた後、第11図(a)に示すように、カップの内面形
状をした下方の雄型25と上方の絞り雄型26との間に
位置する絞り雌型27上の所定位置にこの底紙23が乗
せられ、次いで、第11図(b)に示すように、絞り雄
型26が下げられることにより、底紙23が絞り加工さ
れその周囲に起立部24が形成されるとともに雄型25
の上に移される。続いて、第11図(C)に示すように
、底紙23が乗った雄型25の上から、筒状に巻いた胴
紙22が被せられ、さらに、第11図(6)〜(f)に
示すように、底接着部28の加熱工程、底接着部28の
カール工程、偏心ローラー30とリング31による底締
め工程の各工程を経て底が形成されて濾過用紙カップが
製造される。
[発明が解決しようとする課題] 前記した従来の製造方法の中で、第11図(b)に示す
工程での絞り加工後、濾紙製の底紙23は元の平面状態
に戻ろうとする性質があるために起立部24は開き、続
く第11図(e)の工程では、この開いた起立部24が
胴紙22の内面に接して擦れながら胴紙22が雄型25
の上に被さる。この場合、底紙23は一般の紙カップの
底紙に比べて非常に軟らかく剛度が低いため、胴紙22
との擦れによって起立部24が逆方向に引き込まれ、第
12図及び第13図に示すように、いわゆるメクレAを
発生しやすい。そして、メクレAが発生すると、起立部
24の一部が逆方向に折れ曲がった不良品が出来てしま
うという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、剛度
の低い濾紙を底紙としても、メクレのない濾過用紙カッ
プを安定的に製造可能とすることを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の濾過用紙カップ
は、内面に接着性樹脂がコートされた胴紙と、周囲の起
立部が前記接着性樹脂により前記胴紙の底部内面に接着
されてなる濾紙製の底紙とで形成される濾過用紙カップ
において、前記底紙の起立部の起立方向をカップの上部
開口側に向けたことを特徴とするものである。
そして、その製造方法は、前記底紙を打ち抜いた後、カ
ップの内面形状をした雄型に前記底紙を挟んで上方から
嵌合するようになされた雌型形状の絞り型により前記雄
型に沿って前記底紙の周囲に下向きに前記起立部を形成
し、次いで、筒状に巻いた前記胴紙をその上から被せ、
該胴紙の内壁を予熱した後、所定位置まで下げて前記雄
型に対する前記胴紙の押圧力により前記底紙の起立部を
前記胴紙の内壁に接着せしめ、さらに、前記雄型に向か
って放射状に開閉するコアで前記起立部を前記胴紙の内
壁に確実に接着することを特徴とするものである。
また、別の製造方法としては、前記底紙を打ち抜いた後
、カップの内面形状をした雄型に前記底紙を挟んで横か
ら嵌合するようになされた雌型形状の絞り型により前記
雄型に沿って前記底紙の周囲に前記起立部を形成すると
共に、前記雄型の側面に配設されたバキューム孔により
前記起立部を吸着し、次いで、予め前記起立部との接着
部分を加熱して融着可能とされた前記胴紙を前記雄型の
下面に供給した後、紙厚を考慮して前記雄型に一致する
内面形状を有しかつ前記雄型の側面に対して開閉する一
対の半円筒形状の雌型により前記胴紙の巻付は及び前記
起立部と前記胴紙内面との接着を行うと共に、胴シール
コアにより胴貼りを行うことを特徴とするものである。
[作用コ 本発明の濾過用紙カップは、底紙にメクレを発生するこ
となく作成される。
すなわち、その製造方法においては、底紙の起立部が下
向きに形成されその上から胴紙が被せられることから、
胴紙が起立部の起立方向と同じ方向に擦れながら所定の
位置まで進行させられるので、起立部にメクレを生じせ
しめる力が働かない。
また、別の製造方法では、雄型の側面に配設されたバキ
ューム孔により底紙の起立部が吸着された状態で胴紙が
巻付けられることから、この方法においても起立部にメ
クレが生ずることなく底の成型がなされる。
「実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例である濾過用紙カップの一部
断面図、第2図は第1図における要部の拡大断面図であ
る。
第1図に示されるように、濾過用紙カップ1は、胴紙2
と底紙3とから構成されている。胴紙2は通常の紙カッ
プに用いられるカップ原紙からなり、その内面に接着性
樹脂であるポリエチレンがコートされている。底紙3は
胴紙2の底部における水平断面形状より少し大きめの濾
紙からなっており、その少し大きめの部分が底紙3の周
囲で起立部4となって胴紙2の内面に接着されている。
そして、第2図に分かり易く示されるように、底紙3の
起立部4は、その起立方向をカップ1の上部開口側に向
けた状態で胴紙2の内面に接着されている。
この場合、胴紙2の内面に対する起立部4の接着は、胴
紙2の内面にコートされたポリエチレンを加熱し、起立
部4を圧着することにより行われている。
次に、この濾過用紙カップ1の製造方法を第3図(a)
〜(5)に示す成型工程により説明する。
まず、濾紙製の底紙3をカッターで打ち抜いた後、第3
図(a)に示すように、カップの内面形状をした雄型5
とこの雄型5に底紙3を挟んで上方から嵌合するように
なされた雌型形状の絞り型6との間に位置する底紙受け
7に底紙3をセットする。
この絞り型6は、底紙3の厚みを考慮に入れて雄型5に
嵌合するようになっている。次いで、第3図ら)に示す
ように、絞り型6を下降させることにより、底紙3を雄
型5の上に受は渡すと同時に、絞り加工により雄型5に
沿って底紙3の周囲に下向きに起立部4を形成する。絞
り型6が上昇して離れた後、次の第3図(C)に示す工
程では、筒状に巻いた胴紙2をその上から被せる。この
場合、濾紙製の底紙3には元の平面状態に戻ろうとする
性質があるため、絞り型6が離れると起立部4は開くが
、底紙3の起立方向と胴紙2の被せ方向とが一致してい
るので、胴紙2は起立部4にメクレを生じせしめること
なく雄型5に被さる。続いて、第3図(6)に示すよう
に、胴紙2は起立部4の接着部8に相当する部分を浮か
せた状態で胴紙2の内壁上部を加熱した後、第3図(e
)に示すように、所定位置まで下げて雄型5に対する胴
紙2の押圧力により底紙3の起立部4を胴紙2の内壁に
接着させる。さらに、接着を確実なものとするため、第
3図(f)に示すように、雄型5に向かって放射状に開
閉するコア9で起立部4の胴紙2内壁に対する接着を行
う。以降、第3図(匂に示す底カール工程、第3図(へ
)に示す偏心ローラー10とリング11を用いた底締め
工程を経て底の成型を完了する。
なお、第3図(a)及びら)に示す絞り型6は、濾紙か
らなる底紙3の保形性をさらに高めるため、ヒーターを
内蔵させて、絞り加工時に底紙3を加熱するようにして
もよい。また、第3図(f)に示すコアエ0もそれぞれ
にヒーターを内蔵してこれ自身によって胴紙2と底紙3
とを接着するようにしてもよいものである。
また、第4図に示すように、底紙3の起立部4の厚さを
考慮して雄型5の先端に逃げ部12を設け、胴紙2を所
定位置まで下げた時に、胴紙2の内壁全体を雄型5の側
面に接触させるようにしてもよい。このようにすれば、
胴紙2が雄型5にしっかりと固定するので、後の工程が
安定的に行なえる。
また、本発明の濾過用紙カップ1における底の形状は、
底紙3の起立部4の起立方向がカップの上部開口側に向
いていさえすれば、上記実施例で説明した形状の他に、
例えば、第5図〜第7図に示すような形状を採ってもよ
いものであり、さらに、カップの横断面形状は丸形の他
に角形等でも差支えないものである。
次いで、濾過用紙カップ1の別の製造方法を第8図(a
)〜(f)に示す成型工程により説明する。
まず、濾紙製の底紙3をカッターで打ち抜いた後、第8
図(a)に示すように、カップの内面形状をした雄型5
”とこの雄型5゛に底紙3を挟んで横から嵌合するよう
になされた雌型形状の絞り型6との間に位置する底紙受
け7に底紙3をセットする。
この絞り型6は、底紙3の厚みを考慮に入れて雄型5′
に嵌合するようになっている。その後、第8図(社)に
示すように、絞り型6を雄型5′に向けて移動させるこ
とにより、底紙3を雄型5°に受は渡すと同時に、絞り
加工により雄型5°に沿って底紙3の周囲に横向きの起
立部4を形成する。ここで、底紙3は雄型5°の底面及
び側面に配設されているバキューム孔13.14により
吸着される。そして、絞り型6が離れた後、第8図(C
)及びそのD−D断面を示す第8図(6)に示すように
、予め起立部4との接着部分を加熱して融着可能とされ
た胴紙2を雄型5°の下面に供給し、続けて、第8図(
e)に示すように、一対の半円筒形状の雌型15.16
により胴紙2の巻付けを行う。雌型15.16は胴紙2
の紙厚を考慮して雄型5”に一致する内面形状を有して
おり、かつ雄型5′の側面に対して開閉するようになっ
ている。その後、第8図(f)に示すように、雌型15
、16により胴紙2の巻付は及び起立部4と胴紙2内面
との接着を行うと共に、胴シールコア17により胴貼り
を行って底の成型を完成する。
なお、後者の製造方法により作成される濾過用紙カップ
1の底の形状としては、先の製造方法で述べたのと同様
、底紙3の起立部4の起立方向がカップの上部開口側に
向いていさえすれば、第1図に示す形状の他に、例えば
、第5図〜第7図に示すような形状を採ってもよいもの
である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の濾過用紙カップは、胴紙
内壁と接着する底紙の起立部をカップの上部開口部に向
けたものとしたことから、濾紙のような軟質の底紙を用
いた場合でもその成型工程において起立部にメクレを生
じることがないので、底部の濾紙にメクレのない良品を
安定的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である濾過用紙カップの一部
断面図、第2図は第1図における点線部の拡大断面図、
第3図(a)〜0は第1図に示す濾過用紙カップの製造
方法を示す工程図、第4図は雄型の他の例を示す断面図
、第5図〜第7図は本発明の濾過用紙カップの他の実施
例を示す一部断面図、第8図は濾過用紙カップの別の製
造方法を示す工程図、第9図は濾過用紙カップの使用状
態を示す図、第10図は従来の濾過用紙カップにおける
底部の一部拡大断面図、第11図(a)〜(f)は従来
の濾過用紙カップの成型工程図、第12図は底紙のメク
レを生じた濾過用紙カップの底部分の斜視図、第13図
は同じく断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内面に接着性樹脂がコートされた胴紙と、周囲の
    起立部が前記接着性樹脂により前記胴紙の底部内面に接
    着されてなる濾紙製の底紙とで形成される濾過用紙カッ
    プにおいて、前記底紙の起立部の起立方向をカップの上
    部開口側に向けたことを特徴とする濾過用紙カップ。
  2. (2)内面に接着性樹脂がコートされた胴紙と、周囲の
    起立部がその起立方向をカップの上部開口側に向けて前
    記接着性樹脂により前記胴紙の底部内面に接着されてな
    る濾紙製の底紙とで形成される濾過用紙カップの製造方
    法において、前記底紙を打ち抜いた後、カップの内面形
    状をした雄型に前記底紙を挟んで上方から嵌合するよう
    になされた雌型形状の絞り型により前記雄型に沿って前
    記底紙の周囲に下向きに前記起立部を形成し、次いで、
    筒状に巻いた前記胴紙をその上から被せ、該胴紙の内壁
    を予熱した後、所定位置まで下げて前記雄型に対する前
    記胴紙の押圧力により前記底紙の起立部を前記胴紙の内
    壁に接着せしめ、さらに、前記雄型に向かって放射状に
    開閉するコアで前記起立部を前記胴紙の内壁に確実に接
    着することを特徴とする濾過用紙カップの製造方法。
  3. (3)内面に接着性樹脂がコートされた胴紙と、周囲の
    起立部がその起立方向をカップの上部開口側に向けて前
    記接着性樹脂により前記胴紙の底部内面に接着されてな
    る濾紙製の底紙とで形成される濾過用紙カップの製造方
    法において、前記底紙を打ち抜いた後、カップの内面形
    状をした雄型に前記底紙を挟んで横から嵌合するように
    なされた雌型形状の絞り型により前記雄型に沿って前記
    底紙の周囲に前記起立部を形成すると共に、前記雄型の
    側面に配設されたバキューム孔により前記起立部を吸着
    し、次いで、予め前記起立部との接着部分を加熱して融
    着可能とされた前記胴紙を前記雄型の下面に供給した後
    、紙厚を考慮して前記雄型に一致する内面形状を有しか
    つ前記雄型の側面に対して開閉する一対の半円筒形状の
    雌型により前記胴紙の巻付け及び前記起立部と前記胴紙
    内面との接着を行うと共に、胴シールコアにより胴貼り
    を行うことを特徴とする濾過用紙カップの製造方法。
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