JPH03213567A - 真ちゅう被覆繊維の製造方法 - Google Patents

真ちゅう被覆繊維の製造方法

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JPH03213567A
JPH03213567A JP313190A JP313190A JPH03213567A JP H03213567 A JPH03213567 A JP H03213567A JP 313190 A JP313190 A JP 313190A JP 313190 A JP313190 A JP 313190A JP H03213567 A JPH03213567 A JP H03213567A
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JP
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copper
brass
zinc
fiber
gas
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JP313190A
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Toru Hotta
徹 堀田
Toru Hanano
花野 徹
Atsushi Kitamura
厚 北村
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、繊維強化真ちゅうの成形素材として使用し
たり、繊維強化プラスチック製の釣竿、ゴルフシャフト
、テニスラケット等のスポーツ用品における飾り巻に使
用してそれらの意匠効果を向上させたりするのに好適な
真ちゅう被覆繊維を製造する方法に関する。
〈従来の技術〉 繊維に真ちゅうの被覆を形成する最も一般的な方法は、
電解メツキ法である。この方法は、繊維をシアン化銅と
シアン化亜鉛とからなるメツキ浴に通して真ちゅうメツ
キを施す方法である。しかしながら、この方法は、毒性
のあるシアンを扱うので、安全衛生上の問題があるばか
りか、メツキ廃液の処理がやっかいであるという問題が
ある。
また、これはメツキ法に共通した問題でもあるが、メツ
キ浴の組成、すなわち銅と亜鉛との割合や、メツキ液の
濃度を一定に維持するのが大変難しく、一定組成の真ち
ゅう被覆を形成するのが難しいという問題がある。
別の方法としては、ガスやプラズマによる溶射法や、真
空蒸着法がある。しかしながら、前者の方法は、ガスや
プラズマ源に向いた面のみに真ちゅうが付着する、いわ
ゆる片側被覆の問題を生じやすく、−様な被覆を形成す
るのが困難であるという問題がある。また、後者の方法
は、真ちゅう中の亜鉛が蒸気化して蒸発する、いわゆる
脱亜鉛現象が起こりやすく、真ちゅうの組成を一定にし
難いという問題がある。
一方、発明者らによる特開昭60−119266号発明
は、銅を被覆した繊維を、不活性ガスが流されている反
応装置内で400〜1050℃の亜鉛蒸気と接触させ、
銅被覆中に亜鉛を拡散させて銅と亜鉛とを合金化し、上
記繊維に真ちゅう被覆を形成している。この方法は、上
述した方法のように有害なシアンを使用しないので、そ
れによる安全衛生上の問題を生ずることがないばかりか
、溶射法のような、いわゆる片側被覆の問題や、蒸着法
のような、いわゆる脱亜鉛現象による問題も生じない。
しかしながら、一方で、銅被覆繊維の表面にできている
酸化膜中の酸素や、銅被覆繊維に取り込まれて反応装置
内に入ってくる大気中の酸素や、銅被覆繊維に随伴して
反応装置内に入ってくる大気中の酸素による酸化膜によ
って真ちゅう被覆に色むらができたり、真ちゅう独特の
光沢が低下するという問題がある。これらの酸素による
酸化膜は、得られた真ちゅう被覆繊維を、薬液で処理し
、あるいは、還元性雰囲気下で熱処理することによって
除去し得るけれども、そうすると、製造工程が増えるこ
とによる製造コストの上昇が問題になってくる。
〈発明が解決しようとする課題〉 この発明の目的は、上述した従来の方法、特に、特開昭
60−119266号発明の方法の問題点を解決し、銅
被覆繊維の表面にできている酸化膜中の酸素や、銅被覆
繊維に取り込まれて反応装置内に入ってくる大気中の酸
素や、銅被覆繊維に随伴して反応装置内に入ってくる大
気中の酸素による酸化膜の生成を防止することができて
、色むらがほとんどなく、光沢に優れた真ちゅう被覆を
有する繊維を製造する方法を提供するにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、この発明は、銅を被覆した
繊維を、不活性ガスと還元性ガスとの混合ガスが流され
ている反応装置内で400〜1−050℃の亜鉛蒸気と
接触させ、銅被覆中に亜鉛を拡散させて銅と亜鉛とを合
金化し、上記繊維に真ちゅう被覆を形成することを特徴
とする、真ちゅう被覆繊維の製造方法を提供する。
この発明の詳細な説明するに、この発明においでは、ま
ず銅を被覆した繊維を用意する。
上記繊維は、炭素繊維、耐炎化繊維、黒鉛繊維、ガラス
繊維、アルミナ繊維、アルミナ−シリカ繊維、シリコン
カーバイド繊維等、400℃以上の温度に耐える繊維で
ある。これらの繊維は、通常、繊維束(マルチフィラメ
ント)、つまり連続繊維の形態で使用するが、モノフィ
ラメントの形態であってもよく、また、紐状や織物状、
テープ状等の形態であってもよい。
銅の被覆は、周知の方法によって形成することができる
。たとえば、繊維が導電性をもつ炭素繊維や黒鉛繊維で
ある場合には、電解メツキ法によることかできる。また
、ガラス繊維やアルミナ繊維等、導電性をもたない繊維
である場合には無電解メツキ法によることができる。銅
被覆の厚みは任意でよいが、電解メツキ法による場合は
0.1〜4μm程度、また無電解メツキ法による場合に
は0.1〜2μm程度である。なお、銅の被覆は、繊維
が繊維束のように集合形態である場合、その集合を形成
する1本1本の繊維(単繊維)に施してもよいし、集合
の周りに施してもよい。周りに施すと、1本1本の繊維
に施す場合よりも銅被覆繊維の可とう性が向上して好ま
しい場合がある。
さて、この発明においては、銅被覆繊維を、不活性ガス
と還元性ガスとの混合ガスが流されている反応装置内で
400〜1050℃の亜鉛蒸気と接触させる。この様子
を図面を用いて説明するに、図面において、銅被覆繊維
1を、矢印で示すように、電気炉2によって400〜1
050℃に加熱されている反応管3中に通す。反応管3
は、石英等の耐熱性材料からなり、その、銅被覆繊維1
の入口側にはガス人口4およびガス出口5を、また、出
口側にはガス人口6を備え、ガス人口4からアルゴンガ
ス、窒素ガス等の不活性ガスを導入し、ガス人口6から
は上記の不活性ガスと水素ガス等の還元性ガスとの混合
ガスを導入し、それぞれガス出口5に向かって流す。こ
れによって、反応管3内が大気と隔絶され、混合ガスで
置換される。
一方、上記反応管3内には、フランジ7を介して着脱自
在にキャリアガス供給源(図示せず)に接続されたキャ
リアガス導入管8が挿入されている。このキャリアガス
導入管8内には、粒状または塊状の金属亜鉛9を入れた
ボート10が置かれている。キャリアガスとしては、上
述した不活性ガスを使用する。
さて、銅被覆繊維1は、反応管3内を走行している間に
、金属亜鉛9から発生し、キャリアガスによって運ばれ
てくる亜鉛蒸気と接触する。すると、銅被覆中に亜鉛が
拡散し、銅と合金化する。
すなわち、真ちゅうの被覆が形成される。
この発明において、反応管内を不活性ガスと還元性ガス
との混合ガスで置換するのは、還元性ガスによって、銅
被覆繊維の表面にできている酸化膜中の酸素や、銅被覆
繊維に取り込まれて反応管内に入ってくる空気中の酸素
や、銅被覆繊維に随伴して反応管内に入ってくる空気中
の酸素を還元、除去し、それら酸素による酸化膜によっ
て真ちゅう被覆に色むらができたり、真ちゅう独特の光
沢が低下してくるのを防止するためである。水素ガス等
の還元性ガスの濃度は、1〜40容量%である。1容量
%未満では、十分な還元効果が得られないことがある。
また、40容量%を超えると、還元効果が飽和してくる
し、水素ガス等を使用する場合には爆発の危険もでてく
る。なお、反応管内は真空状態ではないので、上述した
真空蒸着法にみられる、いわゆる脱亜鉛現象を生ずるこ
とはない。
また、反応管内を400〜1050℃に維持するのは、
400℃未満では亜鉛が蒸気化せず、また、1050℃
を超えると銅被覆が剥離しやすくなって、いずれの場合
も真ちゅう被覆繊維を製造することができないからであ
る。好ましい雰囲気温度は419〜800℃、さらに好
ましくは450〜700℃である。
被覆を形成している真ちゅうの組成は、銅被覆の厚み、
銅被覆繊維の走行速度、反応管の長さや加熱温度、キャ
リアガスの流量などの影響を受ける。換言すれば、これ
らの条件を変更することによって任意の組成の真ちゅう
被覆を得ることができる。ちなみに、発明者らの実験に
よれば、上記条件を適当に選定することにより、亜鉛の
量が数重量%から50重量%を越えるような、極めて広
範な組成の真ちゅう被覆が得られている。なお、銅被覆
繊維の走行速度は、反応管の長さや加熱温度、キャリア
ガスの流量などによって相違するものの、通常、0.2
〜5m/分の範囲で選定する。
この発明の方法によって製造した真ちゅう被覆繊維は、
いろいろな用途に供することができる。
たとえば、真ちゅう被覆炭素繊維をダイスに並べてホッ
トプレスすれば、炭素繊維強化具ちゅうを製造すること
ができる。すなわち、繊維強化具ちゅうの成形素材とし
て使用することができる。そのような材料、特に炭素繊
維や黒鉛繊維を使用したちのは、たとえば、軸受、ベー
ン、ブレーキシュー等の摺動部材、ボイラや海水機器等
の耐食性を要求される機械器具の部品、その他の一般機
械器具の部品の構成材料として有用である。また、この
発明による真ちゅう被覆繊維は、樹脂等と複合して、ス
ピーカー用振動板、電波遮蔽材、帯電防止材、アンテナ
等を構成することができる。さらに、タイヤコードとし
て使用することができる。
さらにまた、この発明による真ちゅう被覆繊維は、上述
したように亜鉛の量をほとんど自由に制御することがで
き、被覆の色調をいろいろ変えることができる。たとえ
ば、被覆は、亜鉛の量が少ない場合はほとんど銅色であ
るが、亜鉛の量を増大すると黄金色となり、さらに増大
すると黄色になる。
そのため、繊維強化プラスチック製の釣竿、ゴルフシャ
フト、テニスラケット等のスポーツ用品の飾り巻に使用
すれば、それらに意匠効果を付与することができる。
〈実 施 例〉 実施例1 平均単糸径7μm1フィラメント数3000本の東し株
式会社製炭素繊維“トレカ”T300に、硫酸銅溶液を
メツキ液とする電解メツキ法によって銅を被覆した。銅
被覆はほとんど各単繊維に施され、その平均厚みは約0
.2μmであった。
次に、図面に示した装置を使用し、その反応管0 3内に上記銅被覆炭素繊維を2 m /分の速度で連続
的に導入し、亜鉛を銅被覆中に拡散させ、合金化した。
このとき、反応管3の温度は約650°Cに保った。ま
た、ガス人口4からはアルゴンガスを流し、ガス人口6
からは、水素ガスを5容量%含むアルゴンガスを流し、
ボート10には50gの粒状金属亜鉛を入れておいた。
得られた真ちゅう被覆炭素繊維は、被覆の平均厚みが約
0. 5μmで、被覆中に約30重量%の亜鉛が含まれ
ており、はとんど黄色であった。
実施例2 上記実施例1で使用した炭素繊維に、無電解メツキ法に
よって銅被覆を施した。メツキ液は、キザイ株式会社製
の“ケミプレートプロセス”Cuを使用した。銅被覆は
、はとんど各単繊維に施され、その平均厚みは約0. 
2μmであった。
次に、実施例1と同様にして真ちゅう被覆を形成した。
ただし、銅被覆炭素繊維の走行速度は約0.2m/分、
反応管の温度は約550℃とした。
また、混合ガスとしては、水素ガスを30容量%1 含むアルゴンガスを使用した。
得られた真ちゅう被覆炭素繊維は、約0. 3μmの被
覆厚みを有し、その被覆は約15重量%の亜鉛を含み、
黄金色を呈していた。
〈発明の効果〉 この発明は、反応装置内に不活性ガスと還元性ガスとの
混合ガスを流しておくので、還元性ガスによって、銅被
覆繊維の表面にできている酸化膜中の酸素や、銅被覆繊
維に取り込まれて反応管内に入ってくる空気中の酸素や
、銅被覆繊維に随伴して反応管内に入ってくる空気中の
酸素を還元、除去することができ、それらの酸素による
酸化膜によって真ちゅう被覆に色むらができたり、真ち
ゅう独特の光沢が低下するのを防止することができるよ
うになる。しかも、従来の方法のように、有害なシアン
を使用する必要がなく、安全衛生上の問題を生じないば
かりか、廃液処理に留意する必要もないし、溶射法のよ
うな、いわゆる片側被覆の問題や、蒸着法のような、い
わゆる脱亜鉛現象の心配もないので、−様な組成をもち
、かつ、2 均一な真ちゅう被覆を有する繊維を容易に得ることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の方法を実施している様子を示す、反
応装置の概略一部所面側面図である。 1:銅被覆繊維 2:電気炉 3:反応管 4:ガス入口 5:ガス出口 6:ガス入口 ア:フランジ 8:キャリアガス導入管 9:金属亜鉛 10:ボート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  銅を被覆した繊維を、不活性ガスと還元性ガスとの混
    合ガスが流されている反応装置内で400〜1050℃
    の亜鉛蒸気と接触させ、銅被覆中に亜鉛を拡散させて銅
    と亜鉛とを合金化し、上記繊維に真ちゅう被覆を形成す
    ることを特徴とする、真ちゅう被覆繊維の製造方法。
JP313190A 1990-01-09 1990-01-09 真ちゅう被覆繊維の製造方法 Pending JPH03213567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10047785B2 (en) * 2013-05-21 2018-08-14 Halliburton Energy Services, Inc. Thermal securing set screws

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