JPH0321392A - 凝集剤の添加方法および添加装置 - Google Patents

凝集剤の添加方法および添加装置

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JPH0321392A
JPH0321392A JP15630189A JP15630189A JPH0321392A JP H0321392 A JPH0321392 A JP H0321392A JP 15630189 A JP15630189 A JP 15630189A JP 15630189 A JP15630189 A JP 15630189A JP H0321392 A JPH0321392 A JP H0321392A
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JP
Japan
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wastewater
inorganic flocculant
flocculant
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inorganic
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JP15630189A
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English (en)
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Minoru Arikawa
蟻川 実
Mitsuru Takishima
滝島 満
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HOKUSHIN HOKEN EISEI SHISETSU KUMIAI
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
HOKUSHIN HOKEN EISEI SHISETSU KUMIAI
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、し尿系の廃水に凝集剤を添加してその廃水
に含まれている浮遊物を凝集沈殿、凝集d上、凝集濾過
等により凝集処理する方法に関し、さらに詳しくは無機
凝集剤のし尿廃水への添加量を適切に制御できる凝集剤
添加方法に関するものである。 この発明はまた、上記した凝集剤の添加方法を実施する
ために使川する凝集剤添加装置に関するものである。
【従来の技術】
一般に、凝集沈殿、凝集加圧浮上、凝集濾過等の凝集処
理に際しては、披処狸水のpH調整と無機凝集剤の添加
と高分了凝果剤の添加が行われている。 例えば、従来の廃水処理における連続式凝集処理装置は
第5図に示したように、pH31および急速攪け機を備
えた混和槽と、緩速攪ノ↑機を備えた凝集槽とからなっ
ている。混和槽には、無機凝集剤を定量供給する定量ポ
ンプが設けられ、凝集漕にはノニオン系、アニオン系等
の高分子凝集剤を凝集槽に定量供給する定量ボンブが設
けられている。これらの無機凝集剤と高分子凝集剤は、
それぞれ被処理水の設計流El(平均流ffi)にあわ
せて注入量が定められ、定量ボンブによって定量注入さ
れる。またpH調整剤は、pH計からの測定信号によっ
てその供給量が制御される定量ポンプを介して混和槽に
供給され、被処理水のpHが所定の値に調整される。 かような凝集処理装置によれば、廃水は先ず混和槽で急
速に攪袢されながら無機凝集剤が定量添加され、同時に
無機凝集剤の最適pH値になるようにpH調整剤が添加
される。かくして混和槽内の廃水には微細な凝集フロッ
クが形威される。この廃水は次いで凝集椿へ送られ、こ
こでさらに高分子凝集剤が定量添加されるとともに緩速
攪社され、微細な凝集フロックは大きな凝集フロックに
成長する。凝集フロックが形成された廃水は、必要に応
じてさらに沈殿槽、浮上分離槽または濃縮スクリーン等
へ[1,給され、凝集フロックが分離される。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の廃水処理施設では、一般に被処理水
の水量変動に加えて、濾過機等の付属施設に使用された
洗浄水等の雑用水の一時的な流入があり、混和槽や凝集
槽に流入する被処理水の流量変動は非常に大きく、無機
凝集剤添加量および高分子凝集剤添加量の過不足が生じ
る。この添加量が不足すると処理水質に悪影響を与える
ことになる。 これに対して、無機凝集剤添加量および高分子凝集剤添
加量をそれぞれ被処理水の設n1最大流量にあわせて定
量注入する場合には、添加量が過剰となることが多い。 さらに、無機凝集剤は酸性であるため、添加量が多い場
合にはその被処理水は最適pH値よりも酸性側となって
しまうため、pH調整剤(アルカリ)の泪費量が多くな
ってしまう。 上記のごとき問題点を解決する方法としては、混和槽に
流入する被処理水量を測定し、その被処理水量に応じて
凝集剤の添加量を制御することが考えられる。しかしな
がら、被処理水の変動は水量だけでなく水質の変動もあ
るため、やはり適確に制御することは難しい。すなわち
、凝集剤の添加量はIllに彼処理水の浮遊物(S S
)濃度に比例するものではないから、ジャーテストによ
らなければ水質の変動を適確に把握することは不可能で
ある。 従って、従来から慣用されている実装置においては凝集
剤添加量を決める適切な指標がなく、依然として上記の
問題が未解決であった。
【課題を解決するための下段】
一般に無機凝m i’llJの共通有効pH域は、後掲
の第1表に示すように約4.5〜8.0であり、さらに
これらの無機凝集剤はすべて強酸性である。 また、活性lク泥法等の生物処IIを施された廃水は、
生物処理に流入するときに多少pHの変動があっても、
活性汚泥の緩衝作川によりpH約7〜8を示す。 この点に着1」シて、本発明者らは上記の問題を解決す
べく種々険討した結果、生物処理を施されたし尿廃水が
特定の範囲のアルカリ度を有する場合には、アルカリ分
による一種の緩衝作用により、この廃水に特にpH調整
剤を添加せずとも、無機凝集剤のみを添加して無機凝集
剤の有効pH範囲内の酸性側となるように廃水のpH[
を調整すれば、適切な無機凝集剤の添加量が得られるこ
とを見出し、この発明を完成させたものである。 すなわちこの発明による凝果剤の添加方〆大は、生物処
理が施されかつアルカリ度3000〜12000mg 
/ Iを有するし尿廃水に凝集剤を添加するに際して、
し尿廃水のpHlif(を無機凝果剤の添加のみによっ
て調整するとともに、該廃水のpH値が4.5〜6,5
の範囲となるように無機凝集剤の添加量を制御すること
を特徴とするものである。 さらにこの発明の凝集剤添加装置は、上記の方法を効果
的に実施するために考えられたものであって、生物処理
が施されかつアルカリ度3000〜+2000 ++l
g/Dを有するし尿廃水の流路に設けられ該廃水のpH
をilFJ定するpHセンサと、該流路に無機凝集剤を
添加供給する無機凝集剤供給装置と、該pHセンサによ
るpH測定値をpH4.5〜6.5の範囲内の設定目標
値と比較してその偏差を最少にする制御信号を該供給装
置へ出力し該供給装置から該流路への無機凝集剤供給量
を制御する制御手段とからなることを特徴とするもので
ある。 この発明で使用.される無機凝集剤としては、例えば硫
酸アルミニウム(硫酸バンド)、ポリ塩化アルミニウム
(PAC) 、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、ポリ硫
酸第三鉄、硫酸第二鉄、硫酸第一鉄等が挙げられる。 硫酸アルミニウムは、固体●粉状のものはA 1 2 
0 3として16%含有するもの、液状のものはA!2
03として8%含有するものが市販されている。ポリ塩
化アルミニウムは、化学式AI  (OH)  ◆Cl
   で表され、例えn    清   3n一四 ばAl  (OH)  ・C l e等 が あ り5
9 A!203として10〜11%含有する液体製品が市販
されている。塩化アルミニウムは、有効成分が9%(A
l203)の液体製品が最も多く市販されている。廖化
第二鉄は・通堂40°ボーメ(約38%F e C 1
 3 )の液体として市販されている。ポリ硫酸第三鉄
は、 [F e (OH)    (S 04 ) 3−n/
2 ] lIで示n される水溶液である。 従って無機凝集剤は、通常水溶液の状態で使用されるこ
とが多く、固体の状態で使用されることはまれである。 しかしながら本明細書においては、無機凝集剤という用
語は、水溶lckの状態だけでなく固体の状態の無機凝
集剤も含まれるものとして使用する。またこの発明にお
いては、これら無機凝集剤の1種をt11独で使用する
こともできるが、2種以上を混合して使用することもで
きる。 上記した無機凝集剤の共通有効pH域は第1表に示すよ
うにおおよそ4.5〜8.0であり、またこれらの無機
凝集剤はいずれも強酸性である。 第1表: 無機凝集剤の有効pH域 無機凝集剤   pH域 硫酸アルミニウム(硫酸バンド)4.5〜8.0ボリ廖
化アルミニウム( P A C )  4.5〜8.0
壇化アルミニウム        4.5〜8.0堪化
第二鉄           4.5〜11.0ポリ硫
酸第二鉄         4.5〜11.0本明細書
におけるアルカリ度という用語は、廃水中に含まれてい
るアルカリ分を炭酸カルシウム( C a C O a
 )に換算して1g中のmgmで示したものである。こ
のアルカリ度は別名「Mアルカリ度(メチルオレンジア
ルカリ度)」または「全アルカリ度」とも称されるもの
である。 この発明において無機凝集剤が添加される廃水は、生物
処理が施されかつアルカリ度が3000〜12000 
+ng/D ,好ましくは4000〜8000mg /
 D ,さらに好ましくは5000〜7000mg/N
のし尿廃水である。 生物処理としては、微生物により廃水を処理するもので
あればいかなる方法でもよく、例えば浮遊式(活性汚泥
法)、固定床式、微生物を付着または固定した担体を流
動させて処理する方式などが挙げられる。 また、アルカリ度が3000〜12000 mg/ f
lの範囲内にないと、アルカリ分による緩衝作用が十分
に期待できず、無機凝集剤のみの添加によって廃水のp
Hを所定の範囲に調整することが困難となる。 また特にし尿廃水は、生物処裡を施す前の状態でアルカ
リ度5000〜7000+wg/Nを有し、硝化脱窒の
生物処理を行ってもアルカリ度は僅かしか変化しないの
で、この発明における対象廃水とすることができる。 無機凝集剤の添加に際しては、上記のごときし尿廃水の
pH値を無機凝集剤の添加のみによって調整し、この廃
水のp H値が4.5〜6.5の範囲、好ましくは5〜
6.5の範囲、さらに好ましくは5.5〜6の範囲とな
るように無機凝集剤の添加量を制御する。すなわち別の
表現をとれば、無機凝集剤を添加することによってこの
廃水のpnが上記所定値となるように、無機凝集剤の添
加量を制御する。さらに換言すれば、無機凝集剤を添加
してこの廃水のpHが上記所定値になることを条件に、
無機凝集剤の添加量を制御する。
【作 用】
この発明によれば、生物処理が施されかつアルカリ度3
000−1・2000■/gを有するし尿廃水の場合に
、この廃水のpHlaを4.5〜6.5の範囲になるよ
うに無機凝集剤を添加することによって、適切な無機凝
集剤の添加量がn然に得られることになる。また、流入
廃水の負荷(流量および/または水質)変動が生じても
p H 制WHJを無機凝集剤により行っているので、
その廃水に応じた添加量となる。すなわち、水量が多く
なれば、当然所定のpH値にするのに多くの無機凝集剤
が必要となり、水量が少なくなれば、所定のpH値にす
るのに少ない無機凝集剤で済む。また、無機凝集剤は、
水中でイオンとして電離し、廃水中のアルカリ度成分と
反応して水酸化物がつくられ、これらが負帯電の粒子に
吸着され、正荷電により粒子の荷電を中和し、粒子を互
いにくっつけあわせてフロックをつくる。 この廃水のアルカリ度は廃水中の懸濁物質の濃度と比較
的相関関係があるので、彼処押水の水質が悪化すれば、
無機凝集剤がそれだけ消費され、所定のpHfIにする
のに多くの無機凝集剤が必要となり、被処理水の水質が
よければ、所定のpH値にするのに少ない無機凝集剤で
済む。 また、上記アルカリ度威分による一種の緩衝作用によっ
て特にpH調整剤を使用せずとも、無機凝集剤の有効p
H範囲内の酸性側となるように無機凝集剤を添加するこ
とにより、適切な無機凝集剤の添加量が得られるのであ
る。
【実施Nl この発明の添加装置の実施例を第3図のプロックダイヤ
グラムを参照して説明する。 pHセンサlはpH[極とも称され、無機凝集剤を添加
するし尿廃水の流路に設置してこの廃水のpHを測定す
るものであり、ガラス電極と比較電極の組合わせからな
るものが最も多い。 制御手段2は、pHセンサ1でl1$1定されたpH値
を設定目標値と比較して、その偏差を最小にする制御信
号を無機凝集剤供給装gl3へ出力しこの0(給装置3
からの無機凝集剤供給量を制御するためのものである。 この制御手段2は、機能的には、pHセンサ1の例えば
ガラスrr1tf!と比較電極により構成された電池の
起電力を測定して指示(記録)機構および比較部に71
−1定信号を出力する受信要素(変換器)2aと、l1
?+定信号を受けてpH値を表示し必要により記録する
指示(記録)機構2bと、11標のpHlifffを比
較部に供給する設定機l1i% 2 cと、測定信号と
設定機構からの信号とを比較しその偏差を調節機構に[
%給する比較部2dと、比較部からの偏差に基づいてそ
の偏差を最小にする制御信号を出力する調節機構2eと
から構威される。また、装置構成上は、pHセンサ1と
受信要素(変換器)2aと指示(記録)機ELLS 2
 bとからなるpH計4および設定機tM 2 cと比
較部2dと調節機構2Cとからなる調節器(コントロー
ラ)5により構成してもよく、あるいは、受信要素(変
換!)2aと指示(記録)機構2bと設定機構2cと比
較部2dと調節機構2eとを1つの機器(コントローラ
やコンピュータ)にまとめて構成してもよく、種々の変
形が可能である。 いずれにしても、制御信号を出す調節動作は比例、積分
、微分のlj独または組合せや2値動作等で行われる。 無機凝集剤供給装置3は、ffil #手段2からの制
御信号を操作量に変えて無機凝集剤の供給量を直接制御
するものであって、具体的には定量ボンブ、調節弁また
は電磁弁等とそれらに付随する配青やタンク類等から摺
威される。また上記した定量ポンプ、調節弁または電磁
弁等はさらに、ポンプ本体あるいは弁本体等の本体部と
、制御信号に基づいてこの本体部を作動させる電気、空
気、浦圧式等の操作機構(駆動部)とから摺威されてい
る。 p Hセンサ1や無機凝集剤供給装置3が設置される廃
水流路としては、具体的には配管あるいは槽のいずれで
もよい。配管に設置する場合には、無機凝集剤の添加位
置の下流側にpHセンサを設けなければならず、ぞの際
、無機凝集剤が廃水中に添加されてからその廃水のpH
が測定されるまでの廃水の滞留時間は、3〜8分程度と
なるようにするのが好ましい。 第1図はこの発明の無機凝集剤添加装置を備えた連続式
凝集処理装置の一例を示すものである。この凝集処理装
置は、pH計11と急速攪社機41を備えた混和槽40
、および緩速攪袢機51を備えた凝集槽50を有してお
り、さらに混和槽40には、定量注入ボンブ31とこれ
に付随する無機凝集剤タンク32と供給κ管33とから
構成される無機凝集剤供給装a!30が設けられ、凝集
槽50には高分子凝集剤を定量供給する定量ボンプ52
と高分子凝集剤タンク53が設けられている。pH11
1はpHセンサ10と変換器21とからなり、pHセン
サ10はpH電極12と専用ケーブル13とから+M成
されている。無機凝集剤[%給量を制御する制御手段2
0は、変換器21と調節器22とからなっており、調節
器22は第3図に図示した設定機構、比較部および調節
機構の機能が備えられている。また定量注入ボンプ31
は、操作機祷(駆動部)31aとポンプ本体31bとか
らなり、操作機構31aは、調節器22からの制御信号
に基づいてポンプ本体3lbのストローク数を変えるこ
とによって、無機凝集剤のfjL給量を制御することが
できる。 生物処理を施されかつアルカリ度3000〜12000
■/gを有するし尿廃水は、先ず混和槽40で急速(1
00〜150rpm程度)に攪袢されるとともに、この
廃水のpHが4.5〜B.5、奸ましくは5〜B.5、
さらに好ましくは5.5〜6の範囲となるように無機凝
集剤供給装置30から無機凝集剤が廃水中に添加される
。このときの無機凝集剤添加量は、pH計11でのpH
測定信号に越づいて制御手段20から出力される制御信
号によって制御される。このようにして、pH調整剤を
使用せずとも無機凝集剤の添加のみで混和?fl40内
の廃水のpHが調整され、かつ無機凝集剤の有効pH範
囲内での適切な・添加量が添加されることになり、その
結果廃水中には微細な凝集フロックが形成される。 混和tff40での廃水の滞留時間は一般に3〜8分程
度とし、この滞留時間ののち凝集#f!I50へ移送さ
れ、ここでさらに高分子凝集剤が定量添加されるととも
に緩速攪ff(10〜BOrpm )され、微細な凝集
フロックは大きな凝集フロックに或長ずる。なお、凝集
槽50で添加される高分子凝集剤としては、pH域が4
.5〜6,5で有効に作用するもの、例えばノニオン性
またはアニオン性三元共重合物等が好ましく使用できる
。 また、凝集槽50での廃水の滞留晴間は一般に15〜3
0分程度とする。 上記したような凝集処理によって凝集フロックを形威せ
しめたし尿廃水は、従来と同様に必要に応じて沈殿漕、
浮上分!槽、または濃縮スクリーン等に供給され、凝集
フロックを分離する。 すなわち、沈殿漕では凝集フロックを沈殿させて処理水
と分離する。 浮上分N槽においては、凝集槽からの凝集フロックを含
んだ廃水を加圧し、これにほぼ同圧の空気を供給して空
気を廃水中に溶解させた後、減圧して微細気泡を発生さ
せて凝集フロックに付着せしめ、凝集フロックを浮上さ
せる。かくして、凝集フロックを濃縮するとともに、処
PP水から分離する。 濃縮スクリーンにおいては、凝集フロックをスクリーン
等により除去し、処理水と濾過分離する。 第2図はこの発明の無機凝集剤添加装置における無機凝
集剤1jI−給装置の別な例を示すものであり、第l図
と同じ構成要素については同じ参照番号を付すことによ
って説明を省略する。第1図と異なる構或は、第l図の
定量注入ボンブ31に代えて調節弁35を用いた点であ
る。これに伴い調節器22は、第3図における無機凝集
剤供給装置の操作機INの一部機能を備え、調節器22
から調節井35の開度が適切に制御できるように弁作動
空気23が出力される。調節弁35においては、弁作動
空気23によりダイヤフラム等を介して弁の開度が調節
され、無機凝集剤の添加量が制御される。なお、第2図
の注入ボンプ36を省略して、高低差によって無機凝集
剤タンク32から調節弁35へ無機凝集剤を移送するよ
うにしてもよい。また、:j!4@弁35に代えて電磁
弁を使用し、オンオフ制御するようにしてもよい。 実験例 BODやCODとともにし尿廃水中のアンモニアを除去
する、第4図のごとき標準脱窒素処理方式によるし尿施
設で、この発明の無機凝集剤添加法を実施した。 この施設における廃水処理は次のようにしてなされる。 各受入槽を経て佇留槽に一時受入れられたし尿と浄化槽
汚泥は、それぞれ前処理工程においてスクリーンにより
濾過され、希釈椿に流入する。ここでし尿と浄化槽汚泥
は混合されるとともに希釈水によって約10倍以下に希
釈される。希釈された混合廃液は第1脱窒素椿(攪け槽
)を経て好気性酸化条件下に維持された硝化#f!(第
1IIll気槽)に供給され、ここで混合廃液中の有機
性窒素とアンモニア性窒素が硝化されるとともにBOD
物質の除去が行われる。 硝化により生成した亜硝酸性窒素と硝酸性窒素を含む硝
化槽内の混合液の大部分は、第1脱窒素槽に循環(返送
)される。 この第1脱窒素槽は嫌気性還元条件下に維持されており
、希釈されたし尿と浄化槽汚泥の混合廃液、硝化槽より
循環された混合液、および沈殿槽から返送された返送汚
泥が混合されて滞留されている。そして、硝化槽で硝化
生成され第1脱窒素槽に循環された亜蛸酸性窒素と硝酸
性窒素は、この第1脱窒素槽内に流入したし尿と浄化槽
汚泥の混合廃液のBOD成分を有機炭素源として利用す
る通性嫌気性閑によって窒素ガスに還元され、脱窒素さ
れるとともにこのBOD成分も除去される。 次に、第1脱窒素漕と硝化槽を経た混合液は嫌気性還元
条件下に維持された第2脱窒素槽に導入され、先の第1
脱窒素槽で還元されなかった残りの亜硝酸性窒素と硝酸
性窒素が、窒素ガスに還元され脱窒素される。この場合
、第2脱窒素漕内に若干のメタノールが補助的に添加さ
れ、亜硝酸性窒素と硝酸性窒素の窒素ガスへの還元速度
が促進される。 第2脱窒素槽を経た脱窒混合液は次いで再曝気椿へ送ら
れ、ここで空気曝気が施されて残余のBOD成分が除去
されるとともに活性汚泥に付着したガスの脱気が行われ
る。そして、沈殿槽て処理水と活性汚泥とが沈陣分離さ
れ、処理水はさらに凝集分離工程へ導かれる。 凝集分離工程は、pHglと急速攪け機とを備えた混和
槽、緩速授け機を備えた凝集槽、および沈殿槽から構成
される。混和漕にはさらに、無機凝集剤をこの混和槽へ
定量供給する定量ボンブが設けられ、凝集槽には高分子
凝集剤を定El (j’給する定量ポンプが設けられて
いる。この凝集分離工程で処理された処理水は、オゾン
酸化工程、砂濾過工程、活性炭処理工程および消毒工程
を経て放流される。 かかるし尿処理施設において、この実験例では、凝集分
離工程を第5図に示したようなpH調整剤を添加してp
H調整する従来方式から、第1図に示したような無機凝
集剤の添加のみでpH調整するこの発明の方式に改造し
て行った。 混和槽に添加する無機凝集剤としては硫酸バンドを使用
し、混和槽内の被処理水のpH[が5,5となるように
無機凝集剤の添加量をpH計で制御した。また凝集哨に
添加する高分子凝集剤としてはアニオン系高分子凝集剤
「アロンフロック」 (東亜合戊(株)製商品名)を使
用した。 なお、原水であるし尿のアルカリ度は5000〜700
0■/pであったにもかかわらず、井戸水で約10倍希
釈された凝集分離工程の流入水のアルカリ度はほとんど
変わらず、約5000mg/ρであった。 この実験例での薬剤使用量と凝集分離工程における流入
水質と処理水質とを第2表および第3表にまとめて示す
。また比較のために、第5図の従来方式(pH調整剤使
用)による桔果も第2・表および第3表に併せて示す。 第2表と第3表からわかるように、本発明方式によれば
、処理′水質を変えることなく苛性ソーダ(pH調整剤
)を処理水1m3当り0.04kgの節約ができるだけ
でなく、無機凝集剤の使用量も処理水12当り10mg
程度節約できた。これは、し尿100kj?/口の処理
施設では年間約310万1曹1(苛性ソーダ約200万
11、無機凝集剤約110万1l1)の節減となる。 なお、上述した実施例はこの発明の好ましい実施態様を
説明するためのものであり、この発明はこれらの実施例
のみに限定されるものではない。例えば、上述の実施例
では、混和槽で無機凝集剤を添加攪拌する例を示したが
、この発明による攪拌操作はこうした例に限定されず、
配青中に無機凝集剤を添加して、配青中の流れによる攪
社、ポンプを通過させることにょる攪社等によって行う
こともできる。 また、上述の実施例では、凝集沈殿を連続式で行う例を
説明したが、回分式で行ってもよいことは勿論である′
。 さらに、上述の実施例では、車純にpHだけを検出して
無機凝集剤の添加を制御する例を説明したが、例えば凝
集処理工程に流入する披処理水の流量も検出して、流入
量が所定の流量より増加すれば無機凝集剤の添加速度を
速め、流入量が所定の流量より減少すれば無機凝集剤の
添加速度を遅くするなどのフィードフォワード等の制御
を併用することもできる。 【発明の効果】 上述したところからわかるようにこの発明によれば、し
尿廃水を凝集処理するに際して、し尿廃水のpH値を無
機凝集剤のみを添加することによって調整し、かつその
pH値が所定の範囲となるようにその添加量を制御する
{R成としたため、pH調整剤を特に使用せずとも効果
的な凝集処理を行うことができ、その分pH調整剤を節
減することができる。 さらにこの発明によれば、無機凝集剤自体の所要添加量
も減少できるため、上記pH調整剤の節減と相俟って、
経済的に有利でしかも効率のよいし尿廃水の凝集処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の好ましい実施例を示す説明図;第2
図は第1図の実施例の一部変形例を示す説明図;第3図
はこの発明の装置のブロックダイヤグラム;第4図は標
嘲脱窒素処理方式のし尿処理施設にこの発明の無機凝集
剤添加方法を組込んだ方式を示す説明図;および第5図
は従来の連続式凝集処理装置を示す説明図である。 1.10・・・pnセンサ、 2,20・・・制御f段、 3.30・・・無機凝集剤供給装置。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生物処理が施されかつアルカリ度3000〜120
    00mg/lを有するし尿廃水に凝集剤を添加するに際
    して、し尿廃水のpH値を無機凝集剤の添加のみによっ
    て調整するとともに、該廃水のpH値が4.5〜6.5
    の範囲となるように無機凝集剤の添加量を制御すること
    を特徴とする凝集剤の添加方法。 2、生物処理が施されかつアルカリ度3000〜120
    00mg/lを有するし尿廃水の流路に設けられ該廃水
    のpHを測定するpHセンサと、該流路に無機凝集剤を
    添加供給する無機凝集剤供給装置と、該pHセンサによ
    るpH測定値をpH4.5〜6.5の範囲内の設定目標
    値と比較してその偏差を最少にする制御信号を該供給装
    置へ出力し該供給装置から該流路への無機凝集剤供給量
    を制御する制御手段とからなることを特徴とする無機凝
    集剤の添加装置。
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