JPH0321497B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321497B2 JPH0321497B2 JP60234491A JP23449185A JPH0321497B2 JP H0321497 B2 JPH0321497 B2 JP H0321497B2 JP 60234491 A JP60234491 A JP 60234491A JP 23449185 A JP23449185 A JP 23449185A JP H0321497 B2 JPH0321497 B2 JP H0321497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- concrete
- quick
- cement
- setting agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セメントモルタル又はコンクリート
の湿式吹付法に関する。 〔従来の技術及びその問題点〕 従来、アルミン酸ナトリウムあるいは炭酸ナト
リウムとアルミン酸ナトリウムとの混合物がセメ
ントモルタル又はコンクリートを湿式吹付する際
の急結剤として用いられていたが、その急結作用
が充分でなく、しかも多量に使する必要があつ
た。従つて、急結作用の大きい急結剤の開発が要
求されていた。 〔発明の構成〕 本発明者らはセメントモルタル又はコンクリー
トの湿式吹付けを行う際に用いる急結剤の開発を
行うべく種々検討していたところ、アルカリ炭酸
塩とカルシウムアルミネートとの混合物が該急結
剤として優れており、しかも長期強度を低下させ
ることのないことを見いだし本発明をなすに到つ
た。 本発明は、水を混合してなるセメントモルタル
又はコンクリートに、該セメントモルタル又はコ
ンクリート中に含まれるセメントに対して、アル
カリ炭酸塩95〜50重量%からなるカルシウムアル
ミネート5〜50重量%からなる急結剤3〜10重量
%を混合することを特徴とするセメントモルタル
又はコンクリートの湿式吹付法である。 本発明で使用されるアルカリ炭酸塩としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられるが、なかでも
無水炭酸ナトリウムは所期の目的を都合よく達成
できる。またカルシウムアルミネートとしては、
CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、
3CaO・Al2O3やこれらにハロゲン元素が固溶し
た3CaO・3Al2O3・CaF2、11CaO・7Al2O3・
CaF2等が用いられるが、中でも12CaO・7Al2O3、
11CaO・7Al2O3・CaF2は急結性に優れている。
さらにこれらのカルシウムアルミネートを製造す
るにあたり、溶融体を急冷すると無定形のものが
得られるが、このものは結晶質のものに比べて急
結性が3倍程度大きいので無定形のものが好まし
い。カルシウムアルミネートの粉末度は細かいほ
ど急結性が大きくなるが、プレーン値で1000cm2/
gもあれば充分である。 アルカリ炭酸塩とカルシウムアルミネートの割
合は、急結性付与の点から、アルカリ炭酸塩95〜
50重量%とカルシウムアルミネート5〜50重量%
程度であり、特にアルカリ炭酸塩90〜70重量%と
カルシウムアルミネート10〜30重量%が好適であ
る。 この急結剤の存在量はセメントに対して3〜10
重量%程度である。3重量%以下では急結しがた
く、10重量%以上ではプレーンコンクリートに対
しての長期強度の発現上好ましくない。 使用されるセメントモルタル又はコンクリート
は、施行の関係からスランプの大きいものが好ま
しいので水−セメント比は通常用いられるものよ
り大きい方が好ましいが、水を増加してスランプ
を大きくすると急結剤の使用量が増加するので減
水剤、特に高性能減水剤を使用してできるだけ少
ない水で流動性を向上させるのが好ましい。スラ
ンプ値は5〜10cm程度が好ましい。 急結反応を一定時間抑制するのが好ましい場合
には、急結剤に対し0.5〜20重量%程度のクエン
酸、グルコン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、サリ
チル酸等の有機酸またはその塩を添加するのが好
ましい。 本発明の湿式吹付法によりセメントモルタル又
はコンクリートを壁面等に吹付ける場合、本発明
で用いる急結剤は、セメントモルタル又はコンク
リートを迅速に硬化せしめ、大きな早期強度が得
られるので、そのはげ落ちを防ぐことができるだ
けでなく、長期強度の大きいセメントモルタル又
はコンクリートを得ることができる。 実施例 1 プレーン3800cm2/gの12CaO・7Al2O3と無水
炭酸ナトリウムを重量比で20/80の割で混合し急
結剤とした。 普通ポルトランドセメント(電気化学工業(株)
製)360重量部、砂1300重量部、砂利530重量部、
水216重量部、β−ナフタリンスルホン酸塩系高
性能減水剤3.6重量部を加え、1m3絞りのバツチ
ヤープラントで5回混練し、スランプ12cmの生コ
ンクリート5m3を得た。このコンクリートをミキ
サー車でトンネル切羽に運びアリバー280型吹付
機(アリバー(株)製)を使用して吹付施行した。こ
の時に、前記急結剤をセメントに対して5、7、
9%となるように、空気圧送式吹込機(商品名:
ナトムクリート、杉上建機(株)製)によりコンクリ
ート圧送ホース内にそれぞれ吹込み添加した。 この結果、リバウンドも少なく、粉塵量も極め
て少ない施工が可能であつた。また、湧水のある
部分には急結剤添加量を増加することにより施工
が可能であつた。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤をセメントに対して、3、
5、8、10%となるようにそれぞれ添加して施工
したが、いずれの添加量においてもコンクリート
の剥離が生じ、特に天井部分においては数cm以上
の厚みになると剥離が始まり、施工不可能であつ
た。また、添加量を増加すると本発明とは逆に急
結力が低下する傾向を示した。 実施例 2 急結剤の配合量を15g(セメントに対し3重量
%)とし、さらに急結剤に対し、グルコン酸ナト
リウムを1〜3重量%添加した以外は実施例1と
同一条件で試験を行なつた。その結果を第1表に
示す。
の湿式吹付法に関する。 〔従来の技術及びその問題点〕 従来、アルミン酸ナトリウムあるいは炭酸ナト
リウムとアルミン酸ナトリウムとの混合物がセメ
ントモルタル又はコンクリートを湿式吹付する際
の急結剤として用いられていたが、その急結作用
が充分でなく、しかも多量に使する必要があつ
た。従つて、急結作用の大きい急結剤の開発が要
求されていた。 〔発明の構成〕 本発明者らはセメントモルタル又はコンクリー
トの湿式吹付けを行う際に用いる急結剤の開発を
行うべく種々検討していたところ、アルカリ炭酸
塩とカルシウムアルミネートとの混合物が該急結
剤として優れており、しかも長期強度を低下させ
ることのないことを見いだし本発明をなすに到つ
た。 本発明は、水を混合してなるセメントモルタル
又はコンクリートに、該セメントモルタル又はコ
ンクリート中に含まれるセメントに対して、アル
カリ炭酸塩95〜50重量%からなるカルシウムアル
ミネート5〜50重量%からなる急結剤3〜10重量
%を混合することを特徴とするセメントモルタル
又はコンクリートの湿式吹付法である。 本発明で使用されるアルカリ炭酸塩としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられるが、なかでも
無水炭酸ナトリウムは所期の目的を都合よく達成
できる。またカルシウムアルミネートとしては、
CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、
3CaO・Al2O3やこれらにハロゲン元素が固溶し
た3CaO・3Al2O3・CaF2、11CaO・7Al2O3・
CaF2等が用いられるが、中でも12CaO・7Al2O3、
11CaO・7Al2O3・CaF2は急結性に優れている。
さらにこれらのカルシウムアルミネートを製造す
るにあたり、溶融体を急冷すると無定形のものが
得られるが、このものは結晶質のものに比べて急
結性が3倍程度大きいので無定形のものが好まし
い。カルシウムアルミネートの粉末度は細かいほ
ど急結性が大きくなるが、プレーン値で1000cm2/
gもあれば充分である。 アルカリ炭酸塩とカルシウムアルミネートの割
合は、急結性付与の点から、アルカリ炭酸塩95〜
50重量%とカルシウムアルミネート5〜50重量%
程度であり、特にアルカリ炭酸塩90〜70重量%と
カルシウムアルミネート10〜30重量%が好適であ
る。 この急結剤の存在量はセメントに対して3〜10
重量%程度である。3重量%以下では急結しがた
く、10重量%以上ではプレーンコンクリートに対
しての長期強度の発現上好ましくない。 使用されるセメントモルタル又はコンクリート
は、施行の関係からスランプの大きいものが好ま
しいので水−セメント比は通常用いられるものよ
り大きい方が好ましいが、水を増加してスランプ
を大きくすると急結剤の使用量が増加するので減
水剤、特に高性能減水剤を使用してできるだけ少
ない水で流動性を向上させるのが好ましい。スラ
ンプ値は5〜10cm程度が好ましい。 急結反応を一定時間抑制するのが好ましい場合
には、急結剤に対し0.5〜20重量%程度のクエン
酸、グルコン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、サリ
チル酸等の有機酸またはその塩を添加するのが好
ましい。 本発明の湿式吹付法によりセメントモルタル又
はコンクリートを壁面等に吹付ける場合、本発明
で用いる急結剤は、セメントモルタル又はコンク
リートを迅速に硬化せしめ、大きな早期強度が得
られるので、そのはげ落ちを防ぐことができるだ
けでなく、長期強度の大きいセメントモルタル又
はコンクリートを得ることができる。 実施例 1 プレーン3800cm2/gの12CaO・7Al2O3と無水
炭酸ナトリウムを重量比で20/80の割で混合し急
結剤とした。 普通ポルトランドセメント(電気化学工業(株)
製)360重量部、砂1300重量部、砂利530重量部、
水216重量部、β−ナフタリンスルホン酸塩系高
性能減水剤3.6重量部を加え、1m3絞りのバツチ
ヤープラントで5回混練し、スランプ12cmの生コ
ンクリート5m3を得た。このコンクリートをミキ
サー車でトンネル切羽に運びアリバー280型吹付
機(アリバー(株)製)を使用して吹付施行した。こ
の時に、前記急結剤をセメントに対して5、7、
9%となるように、空気圧送式吹込機(商品名:
ナトムクリート、杉上建機(株)製)によりコンクリ
ート圧送ホース内にそれぞれ吹込み添加した。 この結果、リバウンドも少なく、粉塵量も極め
て少ない施工が可能であつた。また、湧水のある
部分には急結剤添加量を増加することにより施工
が可能であつた。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤をセメントに対して、3、
5、8、10%となるようにそれぞれ添加して施工
したが、いずれの添加量においてもコンクリート
の剥離が生じ、特に天井部分においては数cm以上
の厚みになると剥離が始まり、施工不可能であつ
た。また、添加量を増加すると本発明とは逆に急
結力が低下する傾向を示した。 実施例 2 急結剤の配合量を15g(セメントに対し3重量
%)とし、さらに急結剤に対し、グルコン酸ナト
リウムを1〜3重量%添加した以外は実施例1と
同一条件で試験を行なつた。その結果を第1表に
示す。
【表】
実施例 3
本発明で用いる急結剤の急結姓を示すため次の
試験を行つた。 実施例1の急結剤を使用して、姫川産天然砂
(FM2.47)2000gに普通ポルトランドセメント
700g及び水420gを加えてモルタルミキサーによ
り3分間混練りし流動性のモルタル(水/セメン
ト比60%)を得た。このモルタルに急結剤をセメ
ントに対して5、7、9%となるようにそれぞれ
添加し、20秒間混合し型枠に詰めプロクター貫入
抵抗を測定し、その結果を第2表に示した。ま
た、比較のため市販の急結剤についても同様の試
験を行い第2表に併記した。
試験を行つた。 実施例1の急結剤を使用して、姫川産天然砂
(FM2.47)2000gに普通ポルトランドセメント
700g及び水420gを加えてモルタルミキサーによ
り3分間混練りし流動性のモルタル(水/セメン
ト比60%)を得た。このモルタルに急結剤をセメ
ントに対して5、7、9%となるようにそれぞれ
添加し、20秒間混合し型枠に詰めプロクター貫入
抵抗を測定し、その結果を第2表に示した。ま
た、比較のため市販の急結剤についても同様の試
験を行い第2表に併記した。
【表】
市販の急結剤:アルミン酸ソーダと炭酸ソーダ
の混合物
〔発明の効果〕 本発明によると急結剤を必要とする所への施行
が容易となつた。
の混合物
〔発明の効果〕 本発明によると急結剤を必要とする所への施行
が容易となつた。
Claims (1)
- 1 水を混合してなるセメントモルタル又はコン
クリートに、該セメントモルタル又はコンクリー
ト中に含まれるセメントに対して、アルカリ炭酸
塩95〜50重量%とカルシウムアルミネート5〜50
重量%からなる急結剤3〜10重量%を混合するこ
とを特徴とするセメントモルタル又はコンクリー
トの湿式吹付法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234491A JPS6192262A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234491A JPS6192262A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15224489A Division JPH0251456A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付用急結剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192262A JPS6192262A (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0321497B2 true JPH0321497B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16971858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60234491A Granted JPS6192262A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192262A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03122040A (ja) * | 1989-10-06 | 1991-05-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 急硬性吹付材及びその吹付工法 |
| CN115490480B (zh) * | 2022-09-27 | 2023-09-05 | 北京国道通公路设计研究院股份有限公司 | 一种含生物黏胶的低回弹喷射混凝土及其制备与应用方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604149A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-10 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2−アシルフエノ−ル類の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP60234491A patent/JPS6192262A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6192262A (ja) | 1986-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |