JPH0215493B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215493B2 JPH0215493B2 JP60234492A JP23449285A JPH0215493B2 JP H0215493 B2 JPH0215493 B2 JP H0215493B2 JP 60234492 A JP60234492 A JP 60234492A JP 23449285 A JP23449285 A JP 23449285A JP H0215493 B2 JPH0215493 B2 JP H0215493B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- spraying
- quick
- cement
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はトンネルのような天井や壁面に、セメ
ントモルタルやコンクリートを吹付け、自重によ
りはげ落ちる余裕を与えずに急速に硬化させ、し
かも長期強度を低下させないセメントモルタル又
はコンクリートの吹付方法に関する。 〔従来技術〕 従来より吹付工法としては、急結剤を加えた空
練り吹付材料を水と共に吹付ける乾式吹付法と急
結剤を添加しないモルタルやコンクリート材料を
水と混練して使用する湿式吹付法とに大別されて
いるが、現実の使用にあたつては急結剤の添加時
期や水の添加時期等により種々の吹付態様が存在
し、厳密に分類されるものではない。 また、この方法に用いる急結剤としては、従来
から水溶性炭酸塩または水溶性アルミン酸塩を主
体とするものが用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この急結剤には次のような欠点
があつた。 (1) 吹付時に骨材等が跳ね返り材料の損失が大き
い。 (2) トンネルのアーチ部等ではコンクリートが剥
離する。 (3) 水漏れ部への吹付では材料が流出する。 (4) 急結剤を添加することにより長期強度が低下
する。 本発明者らは、これらの欠点を改善するため、
いろいろ研究した結果、カルシウムアルミネート
とアルカリ炭酸塩とよりなる急結剤を吹付材料に
少量添加することにより、かかる欠点を解決でき
ることを知見し、本発明を完成したものである。 〔問題解決の手段〕 本発明は、セメントに対しカルシウムアルミネ
ート95〜50重量%を越える量とアルカリ炭酸塩5
〜50重量%未満とからなる急結剤を添加した吹付
材料を用いることを特徴とする。 本発明で使用されるアルカリ炭酸塩としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられるが、なかでも
無水炭酸ナトリウムは所期の目的を都合よく達成
できる。またカルシウムアルミネートとしては、
CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、
3CaO・Al2O3やこれらにハロゲン元素が固溶し
た3CaO・3Al2O3・CaF2、11CaO・7Al2O3・
CaF2等が用いられるが、中でも12CaO・7Al2O3、
11CaO・7Al2O3・CaF2は急結性に優れている。
さらにこれらのカルシウムアルミネートを製造す
るにあたり、溶融体を急冷すると無定形のものが
得られるが、このものは結晶質のものに比べて急
結性が3倍程度大きいので無定形のものが好まし
い。カルシウムアルミネートの粉末度は細かいほ
ど急結性が大きくなるが、ブレーン値で1000cm2/
gもあれば充分である。 カルシウムアルミネートとアルカリ炭酸塩の割
合は特に制限はなく、各成分が両成分の総和に対
し5重量%以下にならないことが好ましい。 この急結剤の吹付材料に対する添加量は乾式で
はセメントに対して0.5〜15重量%程度、湿式で
は3〜20重量%の範囲で使用できる。添加量がこ
れ以下では急結性が不足し、20重量%以上ではプ
レーンコンクリートに対しての長期強度の発現が
50%以下となり好ましくない。 実施例 1 ブレーン3800cm2/gの12CaO・7Al2O3粉末と
無水炭酸ナトリウムを重量比で第1表の通りに配
合し、急結剤とした。 姫川産天然砂(FM2.47)2000gに水100gを加
えて含水率5重量%とし、普通ポルトランドセメ
ント500gと急結剤を、セメントに対し3重量%
及び5重量%の割合で添加し、それぞれモルタル
ミキサーで100gの水を加えて30秒間混合した。
それぞれの混合物を型枠に詰め、プロクター貫入
抵抗を測定し、始発、終結時間を求めた。その結
果を第1表に併記した。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤を用いて同様の試験を行
い、その結果も第1表に併記した。 実施例 2 実施例1と同一材料を使用して、砂2000gにセ
メント700g、水420g及びβ―ナフタリンスルホ
ン酸塩系高性能セメント減水剤7gを加えてモル
タルミキサーにより3分間混練りし流動性のモル
タルを得た。このモルタルに実施例1の急結剤を
セメントに対して7重量%及び9重量%の割合で
添加し、それぞれの試料を20秒間混合し型枠に詰
めプロクター貫入抵抗を測定し、その結果を第2
表に示した。また、比較のため市販のアルミン酸
ソーダ及び炭酸ソーダよりなる急結剤についても
同様の試験を行い第2表に併記した。 実施例 3 12CaO・7Al2O3:無水炭酸ナトリウムの割合
が、80:20、95:5、である急結剤を用い、普通
ポルトランセメント360重量部、砂1300重量部、
砂利550重量部、水216重量部、β―ナフタリンス
ルホン酸塩系高性能セメント減水剤、3.6重量部
を加え、1m3練りのバツチヤープラントで混練
し、スランプ12cmの生コンクリートを得た。この
コンクリートをアリバー280型吹付機(アリバー
(株)製)を使用して吹付施工した。この時に、前記
急結剤をセメントに対して5、7、9%となるよ
うに、空気圧送式吹込機によりコンクリート圧送
ホース内にそれぞれ吹付み添加した。 この結果、リバウンドも少なく、粉塵量も少な
い施工が可能であつた。また、天井の吹付も何等
問題がなく20〜30cmの厚さに吹付加工することが
できた。また、湧水部も添加量に比例して施工性
が良好になり、剥離現象は全くなかつた。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤についても同様にして施工
を行つたが、いずれの添加量においてもコンクリ
ートの剥離が生じ、吹付現場に近づくことが危険
であり、特に湧水部、天井には施工不可能であつ
た。 実施例 4 12CaO・7Al2O3:無水炭酸ナトリウムの割合
が、80:20である急結剤を調製した。別に、普通
ポルトランドセメント360重量部、砂1100重量部、
砂利750重量部、水180重量部及び急結剤をセメン
トに対して第3表に示す割合で配合し、アリバー
260吹付機を用いてベニア板に厚さ30cmに吹付け
た。そこから直径5cm×長さ10cmの供試体をコア
リングし、圧縮強度と終結時間を測定した。この
結果を第3表に示した。また、比較のため、市販
のアルミン酸ソーダ及び炭酸ソーダよりなる急結
剤についても同様の試験を行い、その結果を第3
表に併記した。
ントモルタルやコンクリートを吹付け、自重によ
りはげ落ちる余裕を与えずに急速に硬化させ、し
かも長期強度を低下させないセメントモルタル又
はコンクリートの吹付方法に関する。 〔従来技術〕 従来より吹付工法としては、急結剤を加えた空
練り吹付材料を水と共に吹付ける乾式吹付法と急
結剤を添加しないモルタルやコンクリート材料を
水と混練して使用する湿式吹付法とに大別されて
いるが、現実の使用にあたつては急結剤の添加時
期や水の添加時期等により種々の吹付態様が存在
し、厳密に分類されるものではない。 また、この方法に用いる急結剤としては、従来
から水溶性炭酸塩または水溶性アルミン酸塩を主
体とするものが用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この急結剤には次のような欠点
があつた。 (1) 吹付時に骨材等が跳ね返り材料の損失が大き
い。 (2) トンネルのアーチ部等ではコンクリートが剥
離する。 (3) 水漏れ部への吹付では材料が流出する。 (4) 急結剤を添加することにより長期強度が低下
する。 本発明者らは、これらの欠点を改善するため、
いろいろ研究した結果、カルシウムアルミネート
とアルカリ炭酸塩とよりなる急結剤を吹付材料に
少量添加することにより、かかる欠点を解決でき
ることを知見し、本発明を完成したものである。 〔問題解決の手段〕 本発明は、セメントに対しカルシウムアルミネ
ート95〜50重量%を越える量とアルカリ炭酸塩5
〜50重量%未満とからなる急結剤を添加した吹付
材料を用いることを特徴とする。 本発明で使用されるアルカリ炭酸塩としては、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウム等が挙げられるが、なかでも
無水炭酸ナトリウムは所期の目的を都合よく達成
できる。またカルシウムアルミネートとしては、
CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、
3CaO・Al2O3やこれらにハロゲン元素が固溶し
た3CaO・3Al2O3・CaF2、11CaO・7Al2O3・
CaF2等が用いられるが、中でも12CaO・7Al2O3、
11CaO・7Al2O3・CaF2は急結性に優れている。
さらにこれらのカルシウムアルミネートを製造す
るにあたり、溶融体を急冷すると無定形のものが
得られるが、このものは結晶質のものに比べて急
結性が3倍程度大きいので無定形のものが好まし
い。カルシウムアルミネートの粉末度は細かいほ
ど急結性が大きくなるが、ブレーン値で1000cm2/
gもあれば充分である。 カルシウムアルミネートとアルカリ炭酸塩の割
合は特に制限はなく、各成分が両成分の総和に対
し5重量%以下にならないことが好ましい。 この急結剤の吹付材料に対する添加量は乾式で
はセメントに対して0.5〜15重量%程度、湿式で
は3〜20重量%の範囲で使用できる。添加量がこ
れ以下では急結性が不足し、20重量%以上ではプ
レーンコンクリートに対しての長期強度の発現が
50%以下となり好ましくない。 実施例 1 ブレーン3800cm2/gの12CaO・7Al2O3粉末と
無水炭酸ナトリウムを重量比で第1表の通りに配
合し、急結剤とした。 姫川産天然砂(FM2.47)2000gに水100gを加
えて含水率5重量%とし、普通ポルトランドセメ
ント500gと急結剤を、セメントに対し3重量%
及び5重量%の割合で添加し、それぞれモルタル
ミキサーで100gの水を加えて30秒間混合した。
それぞれの混合物を型枠に詰め、プロクター貫入
抵抗を測定し、始発、終結時間を求めた。その結
果を第1表に併記した。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤を用いて同様の試験を行
い、その結果も第1表に併記した。 実施例 2 実施例1と同一材料を使用して、砂2000gにセ
メント700g、水420g及びβ―ナフタリンスルホ
ン酸塩系高性能セメント減水剤7gを加えてモル
タルミキサーにより3分間混練りし流動性のモル
タルを得た。このモルタルに実施例1の急結剤を
セメントに対して7重量%及び9重量%の割合で
添加し、それぞれの試料を20秒間混合し型枠に詰
めプロクター貫入抵抗を測定し、その結果を第2
表に示した。また、比較のため市販のアルミン酸
ソーダ及び炭酸ソーダよりなる急結剤についても
同様の試験を行い第2表に併記した。 実施例 3 12CaO・7Al2O3:無水炭酸ナトリウムの割合
が、80:20、95:5、である急結剤を用い、普通
ポルトランセメント360重量部、砂1300重量部、
砂利550重量部、水216重量部、β―ナフタリンス
ルホン酸塩系高性能セメント減水剤、3.6重量部
を加え、1m3練りのバツチヤープラントで混練
し、スランプ12cmの生コンクリートを得た。この
コンクリートをアリバー280型吹付機(アリバー
(株)製)を使用して吹付施工した。この時に、前記
急結剤をセメントに対して5、7、9%となるよ
うに、空気圧送式吹込機によりコンクリート圧送
ホース内にそれぞれ吹付み添加した。 この結果、リバウンドも少なく、粉塵量も少な
い施工が可能であつた。また、天井の吹付も何等
問題がなく20〜30cmの厚さに吹付加工することが
できた。また、湧水部も添加量に比例して施工性
が良好になり、剥離現象は全くなかつた。 比較のため、市販のアルミン酸ソーダ及び炭酸
ソーダよりなる急結剤についても同様にして施工
を行つたが、いずれの添加量においてもコンクリ
ートの剥離が生じ、吹付現場に近づくことが危険
であり、特に湧水部、天井には施工不可能であつ
た。 実施例 4 12CaO・7Al2O3:無水炭酸ナトリウムの割合
が、80:20である急結剤を調製した。別に、普通
ポルトランドセメント360重量部、砂1100重量部、
砂利750重量部、水180重量部及び急結剤をセメン
トに対して第3表に示す割合で配合し、アリバー
260吹付機を用いてベニア板に厚さ30cmに吹付け
た。そこから直径5cm×長さ10cmの供試体をコア
リングし、圧縮強度と終結時間を測定した。この
結果を第3表に示した。また、比較のため、市販
のアルミン酸ソーダ及び炭酸ソーダよりなる急結
剤についても同様の試験を行い、その結果を第3
表に併記した。
【表】
【表】
本発明により、天井部位や湧水部位にも施工が
可能であつて、しかも粉塵が発生しがたい吹付工
法が可能になつた。
可能であつて、しかも粉塵が発生しがたい吹付工
法が可能になつた。
Claims (1)
- 1 セメントに対し、カルシウムアルミネート95
重量%〜50重量%を越える量とアルカリ炭酸塩5
重量%〜50重量%未満とからなる急結剤を添加し
た吹付材料を用いることを特徴とするセメントモ
ルタル又はコンクリートの吹付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234492A JPS6192263A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60234492A JPS6192263A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1152245A Division JPH0725577B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | セメントモルタル又はコンクリ−トの湿式吹付用急結剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192263A JPS6192263A (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0215493B2 true JPH0215493B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=16971874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60234492A Granted JPS6192263A (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 | セメントモルタル又はコンクリートの吹付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192263A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625192U (ja) * | 1991-02-16 | 1994-04-05 | 四倉 正勝 | コンパクトディスク用トレイ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725577B2 (ja) * | 1989-06-16 | 1995-03-22 | 電気化学工業株式会社 | セメントモルタル又はコンクリ−トの湿式吹付用急結剤 |
| US6075035A (en) * | 1995-09-01 | 2000-06-13 | Hokuriku Seiyaku Co., Ltd. | Crystal of hydrate and process for preparation thereof |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604149A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-10 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 2−アシルフエノ−ル類の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP60234492A patent/JPS6192263A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625192U (ja) * | 1991-02-16 | 1994-04-05 | 四倉 正勝 | コンパクトディスク用トレイ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6192263A (ja) | 1986-05-10 |
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