JPH03216519A - 測定装置、測定方法、及び露光装置、露光方法、及び回路パターンチップ - Google Patents

測定装置、測定方法、及び露光装置、露光方法、及び回路パターンチップ

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JPH03216519A
JPH03216519A JP2012322A JP1232290A JPH03216519A JP H03216519 A JPH03216519 A JP H03216519A JP 2012322 A JP2012322 A JP 2012322A JP 1232290 A JP1232290 A JP 1232290A JP H03216519 A JPH03216519 A JP H03216519A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、回折格子を利用した高分解能の変位検出装置
に関し、特にウエハやマスク等に形成された回折格子の
位置ずれ量、あるいはマスクとウェハとのアライメント
誤差量等を検出する装置に閲するものである. 〔従来の技術] 従来、この種の変位検出装置として、特開昭61−20
8220号公報、特開昭61−228449号公報に開
示されているように、ウエハ等の基板に回折格子を形成
しておき、これにコヒーレントな2光束を互いに異なる
方向から照射して、回折格子のピッチ方向に並んだ干渉
縞を作り、このスタティックな干渉縞を基準として回折
格子の変位量、位置ずれ量を検出する方式が知られてい
る。さらに、上記公報には、基板上の回折格子の各格子
エレメントのエッジが非対称性を伴っている場合、予め
回折格子からの回折光のいろいろな次数について個別に
強度を求めてデータベース化しておき、実際の位置ずれ
検出時には非対称性による誤差分をデータベースに基づ
いて補正することも開示されている。
また、回折格子上に照射される干渉縞を一方向に高速に
流し、光ヘテログイン方式で、回折格子の位置ずれ量を
検出する方法も、例えば、特開昭61−215905号
公報、特開昭62−56818号公報に開示されている
。この公報に開示された技術によれば、コヒーレントな
2光束に一定の周波数差を与え、その2光束を回折格子
上で所定の角度で交差させることによって、一方向に周
波数差に応じた速度で流れる干渉縞を作ることができる
。そして位置ずれ量の検出にあたっては、回折格子から
同一方向に発生する同一次数の回折光同志の干渉強度を
光電検出して、2光束の周波数差と等しい周波数の計測
用光電信号を得る。
方、2光東の周波数差と等しい周波数の参照信号を別途
作っておき、この参照信号に対する計測用光電信号の位
相差を検出することで、回折格子のピッチ方向の位置ず
れ量(変位)が格子の±l/4ピッチ以内で計測される
. さらに、このような光ヘテロダイン方式の位置ずれ検出
装置を半導体素子製造用の投影型露光装置(ステッパー
)内のTTR (スルー・ザ・レチクル)アライメント
系として組み込んだものが、特開昭63−283129
号公報に開示されている。TTRアライメント系は通常
の使い方として、ウェハ上の1つのシラット領域をレチ
クルパターンの投映像と±1tIm程度に位置合わせし
た状態で、そのショット領域の格子マークを検出して1
μm以下の位置ずれ量を求め、そのずれ量が補正される
ように、ウェハステージ、又はレチクルステージを微動
させるように使われる。このように、TTRアライメン
ト系では、格子マークの検出時に2光束とウェハ(格子
マーク)とは相対移動しないが、その代りに格子マーク
上の干渉縞が常に流れ続けているため、位相差計測が逐
次可能である. 〔発明が解決しようとする課題〕 非測定物としてウェハが計測される場合、露光工程にあ
るウェハは、通常全面にレジスト層が塗布されている. 従って、干渉縞を作る2光束はレジスト層を介してウェ
ハ表面の回折格子マークを照射することになる。レジス
ト層は1μm程度の薄膜であり、これに対して2光束は
単色性のよいレーザ光等が使われるため、薄膜干渉現象
等が起きやすく、レジスト層のわずかな厚み変化によっ
て、格子マークから生じる回折光(例えば±1次光)の
強度が極端に変化することがある。また一連のプロセス
を受けたウェハ等では、格子マーク自体のデューティ(
ライン幅とスペース幅の比)が50%から変化すること
があり、この場合も、検出しようとする回折光(±1次
光)の強度が変化する。
また、それらレジスト層や格子デューティの両方の影響
がともに悪い方向へ働くと、検出すべき回折光(±1次
光同志の干渉光)の強度がほとんど得られないといった
欠点があった。
そこで本発明は、上述のような悪影響が生じたときでも
、回折格子の変位検出を可能にした装置を得ることを目
的とする。
〔課題を達成する為の手段〕
本発明は、従来より知られている2通りの方式、すなわ
ち、交差する2光束によって作られたスタティックな干
渉縞を基準に回折格子の変位を検出するホモダイン方式
と、2光束に周波数差を与え、参照信号との位相差で回
折格子の変位を検出するヘテロダイン方式とのいずれの
方式にも適用できるものである。
本発明の基本的な構成は従来と同様に、回折格子に2方
向から光ビームを照射する光ビーム照射手段と、回折格
子から生じる回折光同志の干渉強度を検出する光電検出
手段と、その出力信号に基づいて回折格子のピッチ方向
の変位を計測する計測手段とを設けることにある.さら
に本発明の新規な構成として、光電検出手段として第1
光電検出器と第2光電検出器との2つを設ける。
第1光電検出器は、2つのビームの照射によって回折格
子から生じる同一回折角の回折光同志の干渉強度を検出
し、第2光電検出器は回折格子から生じる異なる回折角
の回折光同志の干渉強度を検出する。
さらに本発明では計測手段として、第1計測部と第2計
測部とを設ける。第1計測部は第1光電検出器の出力信
号に基づいて回折格子(被測定物)の変位量(すなわち
、位置ずれ量)に対応した値を計測し、第2計測部は第
2光電検出器の出力信号に基づいて回折格子の変位量(
位置ずれ量)に対応した値を計測する。
そして、第1計測部の計測値と第2計測部の計測値との
いずれか一方、又は両方の平均的な値を、光電検出器の
各出力信号の大きさに応じて選択するように構成したも
のである。
〔作用〕
本発明の第1光電検出器は同一回折角の回折光同志の干
渉強度を検出するが、これは2方向から回折格子を照射
する2つの光ビームを、第1ビーム、第2ビームとした
とき、例えば第1ビームの照射によって生じる−1次回
折光と第2ビームの照射によって生じる+1次回折光と
が同一方向に進むように、2つの光ビームの回折格子へ
の入射角と格子ピッチの関係を定めることで達成される
そして、この条件が達成されていると、例えば第1ビー
ムの照射によって生じる0次回折光(正反射光、又は直
進透過光)と、第2ビームの照射によって生じる+2次
回折光とが同一方向に進むことになり、これは第2光電
検出器によって干渉強度として検出される。本発明では
、回折格子のデューティやレジスト層等の影響で1次回
折光が弱くなる条件と、2次回折光が弱くなる条件とが
全く同時に満たされる確率は極めて小さいという点に着
目し、どちらかの光電検出器に十分な光強度が得られれ
ば、その一方の出力信号を使って回折格子の変位(位置
ずれ)量を検出するものである。
従って、通常は同一次数(±1次)の回折光同志の干渉
強度に基づいて位置ずれ検出を行ない、その干渉強度が
あるレベル以下、又は全く得られないときは異なる次数
(0次、2次)の回折光同志の干渉強度に基づいて位置
ずれ検出を行なうように切り替えることで、回折格子マ
ークの検出率が確実に向上する. ここで本発明の原理を第2図、第3図を参照して説明す
る。
第2図において反射型の回折格子GAに対して、2つの
光ビームBMI 、BMiを入射角ψで対称的に照射す
る。
第1ビームBM,と第2ビームBM,は、同一のレーザ
光源から照射され、ともに格子GAの全面を照射するだ
けの断面積をもった平行光束とする.またここでは、第
1ビームBM.と第2ビームBM2との周波数は等しい
ものとするが、周波数差をもたせても、以下の説明は全
く同様に適用される. 尚、その周波数差は、すなわち光ヘテロダイン方式のビ
ート周波数のことであり、ゼーマン・レーザ光源を使う
ことで容易に与えられる。また第1ビームBM.と第2
ビームBM.との周波数が異なるということは、かなら
ずしも波長が異なるということを意味せず、むしろ実質
的に等しいと考えてよい.本発明で扱うヘテロダイン・
ビート周波数は無線周波数よりも低110’〜10’七
程度)、これは例えばHe−Neレーザ光の代表的な波
長628na+の絶対的な周波数(光速度/波長)約4
.76X1014Hzと比較すれば、実質無視できるこ
とは明らかである. さて、第2図のように、2つのビームBM.、B M 
zを照射すると、その交差領域内には干渉縞IFが作ら
れる。干渉縞IFは格子GAの格子要素と平行になるよ
うに設定される。ここで2つのビームBM. 、BM.
の波長をλ、格子GA(デューティ50%)のピッチを
Pg,干渉縞IFのピッチをPfとすると、まず次式の
関係が成り立つ。
λ Pf=       ・旧・・・・・(1)2sin 
 ψ さらに、第1ビームBM,,第2ビームBM.の各n次
回折光を格子GAの面に対して垂直に発生させるものと
すると、次式の関係が成り立つ。
n ・ λ 従って式(1)、(2)より、2−n−Pf=Pgとな
る.第2図ではn=lとして図示してあり、各回折次数
の符号(正負)は、0次回折光に対して時計回りの方向
に広がっていく高次回折光を正とし、反時計回りを負と
してある。
まず第1ビームBM,の照射によって生じる0次回折光
Br  (o)は、第2ビームBM,と同じ光路を逆進
する。そして第1ビームBM,の照射によって生じた−
1次回折光B+  (−t)は垂直に進み、−2次回折
光B,(−2)は第1ビームBM,とほぼ同じ光路を逆
進する。さらに第1ビームBM.の照射によって生じた
+1次回折光B(+1)は0次回折光BMI  (0)
がら時計回りにほぼ角度ψだけ傾いた方向に進み、−3
次回折光Bl  (−3)は第1ビームBM,がら反時
計回りにほぼ角度ψだけ傾いた方向に進む。一方、第2
ビームBM.の照射によって生じた0次回折光B2  
(0)は第1ビームBM,  と同じ光路を逆?する.
そして第2ビームBM2の照射によって住じた+1次回
折光B!  (十Nは垂直に進み、+2次回折光B■ 
(+2)は第2ビームB M tとほぼ同じ光路を逆進
する.さらに第2ビームBM2の照射によって生じた−
1次回折光BM.(−1)はO次回折光B@ (0)か
ら反時計回りにほぼ角度ψだけ傾いた方向に進み、+3
次回折光B(+3)は第2ビームBM!から時計回りに
ほぼ角度ψだけ傾いた方向に進む。従って、±1次の回
折光Bl  (−1)、Bz  (−t−t)を同一方
向に発生させる条件にすると、0次回折光B.(0)と
+2次回折光B!  (+2)とが同一方向になり、0
次回折光B.(o)と−2次回折光B1(−2)とが同
一方向になる。さらに+1次回折光B+(+1)と+3
次回折光Bt (+3)とが同一方向になり、−1次回
折光Bt  (−t)と−3次回折光Bl  (−3)
とが同一方向になる。
これら同一方向に進む回折光同志は互いに干渉し合い、
干渉縞IFと格子GAの相対移動によってその干渉強度
も正弦波状に変化する。
第3図(A)、(B)はそれぞれ2つのビームBM. 
、BM.を別々に格子GAに照射したときの各回折光の
発生の様子を示したもので、縦軸は回折光の相対強度を
表わし、横軸は格子GAの法線方向を零基準とした各回
折光の回折角を表わす。
尚、第3図(A)中の+2次回折光B1 (+2)、+
3次回折光Bl  (+3)と、第3図(B)中の−2
次回折光BZ  (−2)、−3次回折光B2  (−
3)は、第2図中には図示していない。
この第3図から明らかなように、第1ビームBMIによ
って生じた回折光の次数と、第2ビームBM,によって
生じた回折光の次数との差の絶対値が2になるもの同志
が互いに同一方向に進み、干渉し合う。すなわち±n次
回折光を同一方向にする場合、差の絶対値が2nになる
次数の回折光同志が同一方向に進むことになる。
本発明では、差の絶対値が2nになる次数の回折光同志
の干渉光の複数を個別に光電検出し、その信号強度に応
じてどの出力信号を位置ずれ検出に使用するかを判断す
るようにした。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例による位置ずれ検出装置
の構成を示し、ここでは半導体ウェハW上に形成された
回折格子Gwの変位を格子ピッチPHの±174以内で
検出する場合を考える.第1図に示す光学系の基本構成
は、例えば特開昭63−283129号公報に開示され
たものと同等である。2つの平行なビームB+ 、Bt
は同一方向の直線偏光であり、周波数差Δf(例えば1
00KHz以下)を有し、レンズ系lOによってそれぞ
れ集光される。ビームBl,Btは偏光中性のビームス
ブリッタ12によってウェハWに入射するビームB M
 + 、B M zと参照系に入射するビームBr, 
、Br.とに分割される。ビームBM. 、BM.はさ
らに偏光ビームスブリッタl4をほぼ100%透過し、
1/4波長板16に入射してテレセントリックな対物レ
ンズ系18を通ってウェハW上で平行光束となって交差
する。
レンズ系10の後例焦点面は対物レンズ系18の前側焦
点面、すなわち瞳面epと一致しており、2つのビーム
BM, 、BM.は瞳面ep内の光軸を挟んだ対称な点
で最小スポットに集光される。
またビームBM,,BM.の主光線は瞳空間(レンズ系
10と対物レンズ系18との間)では光軸とほぼ平行に
なっている。従って対物レンズ系18を射出したウェハ
Wへ向うビームBM, 、BM2はともに平行光束にな
ると共に、互いに対称的に傾いた入射角ψになる。本実
施例では対物レンズ系18の後例焦点面にウェハWが一
致するように配置されるため、その焦点距離をFとし、
瞳ep内でのビームスポットの光軸からの距離をlとす
ると、入射角ψは、 tan ψ=f/F・・・・・・・・・(3)で表わさ
れる。
また偏光ビームスブリッタ14を通ったビームBM, 
、BM.は例えば直線P偏光であり、1/4波長板16
によってウエハWに入射するときは、同一方向に偏波面
が回転した円偏光となり、互いに干渉することになる。
このため回折格子GW上にはビンチPfの干渉縞が一定
速度で流れ、第2図で説明した通り、±1次回折光がウ
ェハWと垂直に対物レンズ系1日の光軸に沿って戻る。
格子Gwからの±1次回折光は、互いに干渉し合う干渉
光BT(±1)となって1/4波長板16を通り、ここ
で円偏光から直線S偏光に変換され、偏光ビームスプリ
ッタ14でほぼ100%が反射され、光電素子20aに
受光される。光電素子20aは対物レンズ系18の瞳面
の位置又はその近傍の光軸上に配置される。ウェハWの
格子Gwからの±1次回折光はともに平行光束であるた
め、干渉光BT(±1)は光電素子20aの位置では最
小のスポットサイズに集光される。
同様に、格子GwからビームBMI 、BMZの照射光
路を逆進する方向に生じる干渉光BT(2、O)、BT
(0、+2)も、1/4波長板16で円偏光からS偏光
に変換され、偏光ビームスプリンタ14で反射されて、
それぞれ光電素子20b、20cに受光される。光電素
子20b、20cは光電素子20aを挟むように、対物
レンズ系18の瞳面、又はその近傍に配置される。
一方、ビームスプリッタ12で分割された2つのビーム
Br+ 、Br.は、レンズ系22によって基準格子2
4上で交差する平行光束に変換される。レンズ系22の
前側焦点面はレンズ系lOの後例焦点面と一致しており
、レンズ系22の後例焦点面には基準格子24が一致し
ている。基準格子24は透過型であり、ここから00次
光はアバーチャ26で遮断され、同軸に進む±1次回折
光BR(±1)のみがアバーチャ26を通って光電素子
28に受光される。
基準格子24で交差する2つのビームBr,、Brzは
とも、に直線P偏光であるため、互いに干渉し合い、基
準格子24上には流れる干渉縞が作られる。この基準格
子24は位置ずれ検出の際の装置側の基準点となるもの
であって、装置内に安定に固定される。
さて、元々のビームB.、Bオには周波数差Δfがある
ため、基準格子24からの干渉光BR(±1)と、格子
Gwからの干渉光BT(土l)、BT (−2、O)、
BT(0、+2)は、いずれもビート周波数Δfで正弦
波状に強度変化する。
従って光電素子20a,20b,20c,及び28がそ
のビート周波数Δfに十分追従する応答性を有していれ
ば、各光電素子はそれぞれ周波数Δfの正弦波信号Sa
,Sb,Sc,SRを出力する。
出力信号Saは、リファレンスとしての出力信号SRと
の間の位相差Δθ,を検出する位相差検出部40と、出
力信号Saの信号強度、もしくは振幅に関する値GSa
を検出する強度検出部41とに入力する。
出力信号3b,Scは出力信号SRとの位相差Δθ2を
検出する位相差検出部42と、信号sb、Scの強度、
もしくは振幅に関する値GSb,GScを個別に検出す
る強度検出部43に入力する。
位相差検出部42は、出力信号sbと参照信号SRとの
位相差Δθbと、出力信号Scと参照信号SRとの位相
差ΔθCとを個別に求めた後、次式の演算で位相差Δθ
2を求める。
Δθ2=(Δθb+Δθc)/2・・・・・・・・・.
(4)強度判定部44は、干渉光BT(−2、0)、(
0、+2)の強度に関する値GSb,GScを入力して
、一例として次式の演算を行ない、その平均強度GUを
求める。
GU= (GS b+GS C)/2−・−−−−−−
− (5)さらに強度判定部44は、強度値GSaとG
Uとの大小関係に基づいて位置ずれ演算部45に判定出
力Q(a,b)を出力するとともに、強度値GSa,C
,Uのどちらもが所定の条件を満していないときにエラ
ー信号ERRを出力する。
位置ずれ演算部45ば位相差Δθ,、Δθ2を入力して
、次式によって回折格子Gwの基準格子24に対する位
置ずれ(変位)量ΔXを、格子ピッチPgの±174以
内で求める。
a+b 2π (ただし、0≦a≦1、0≦b≦1) この式(6)中の係数a,bは強度判定部44からの判
定出力Q(a,b)によって設定されるものであり、い
くつかの判定アルゴリズムが用意されている。
そこで以下、強度判定部44に組み込まれる代表的な3
つのアルゴリズムを例示する。
尚、式(7)においては、一π〈Δθ〈πであり、従っ
てーPg/4<ΔX<Pg/4である。
予め設定した信号強度値をg0を用いて、a =C+ 
・GSa , b =Cg ・GU (C+, Czは
定数)以上、第1のアルゴリズムは、1次回折光同志の
干渉光BT(±1)の強度と2次、0次回折光の干渉光
BT (−2、0)、(0、+2)の平均強度とを比較
して、強度の大きい方の信号のみに基づいて位相差Δθ
、位置ずれ量ΔXを求める方法である。第2のアルゴリ
ズムは、基本的には干渉光BT(±1)の信号Sa(位
相差Δθ,)を用い、その強度値GSaがあるレベルg
0を下回ったときのみ、信号Sb,Sc (位相差Δθ
t)を使う方法である。第3のアルゴリズムは、強度値
GSa,GUに応じて位相差ΔθヨとΔθ2の夫々に比
重を持たせ、常に両方の位相差Δθ1、Δθ2を使う方
法である。これらの3つの代表的なアルゴリズムは、ウ
ェハW上の回折格子Gwのデューティやレジスト層の厚
み等の変化によって適宜選択し、最も精度のよいものを
使用するようにする.実際には、顕微鏡目視観察、テレ
ビ観察によって格子マークの状態を予め確認したり、ウ
ェハWをアライメントしてためし焼きを行なった結果で
その精度を確認したりする。
以上、本実施例の構成において、強度判定部44は2つ
の干渉光(−2、0)、(0、+2)の強度値GSb,
GScO差が極端に大きく、どちらかの強度値がほとん
ど零であるような場合で、しかも出力信号Saの強度値
GSaが位置ずれ検出に不十分であるような場合、エラ
ー信号ERRを出力してオペレータに警告を与える。
また強度検出部41、43ぱ信号の振幅を検出すること
が望ましい。例えば同一次数の回折光同志であれば、2
つの照射ビームBM.,BM! (7)強度がほぼ等し
い限り、ほぼ同一の強度となっており、従って信号振幅
の変調度は理想的には100%になる。ところが、互い
に異なる回折光同志では、第3図に示したように理論的
に元々の強度が異なるため、信号振幅の変調度は100
%になることはない。
第4図はそれら信号振幅の変調度の様子を模式的に表わ
したものであり、第4図(A)は、例えば干渉光BT(
±1)の時間的な強度変化に対応した信号Saの波形の
一例であり、第4図(B)は干渉光BT (−2、0)
、(0、+2)の時間的な強度変化に対応した信号Sb
(又はSc)の波形の一例である。第4図(A)、(B
)中で■1、V2は振幅であり、±1次回折光の干渉光
BT(±1)の場合、その変調度(振幅/平均値、又は
AC/DC)は大きく、0次と2次の干渉光の場合の変
調度は小さくなる。しかしながらこの変調度、又は振幅
の絶対値は格子マークGwの形状やレジスト層の影響等
によって敏感に変化する。
従って、通常は光軸に対して対称的な回折角で発生する
同一次数の回折光同志の干渉光を使って位置ずれ検出を
行ない、その干渉光の強度変化の振幅が変調度とともに
低下したときは、異なる次数の回折光同志の干渉光BT
 (−2、0)、(0、+2)をi認し、その振幅が十
分にあるときにはその干渉光を利用するように切り替え
ること、すなわち先の第2のアルゴリズムを優先するの
が望ましい。
ところで、第1図中の位相差検出部42は、出力信号S
b,Scの夫々の基準信号SRに対する位相差Δθ1、
Δθ,を求め、その単純な平均値Δθ2を出力するとし
たが、実際上そのままでは不都合が生じる。
±1次回折光の干渉光BT(±1)の基準信号SRに対
する位相差はΔθ1であるが、これと上述の位相差Δθ
,、Δθ,との間の位相差Δθ,、Δθ,−1に着目し
てみる。
ここで、Δθb−1 ””Δθ,−Δθ,、Δθ,一.
=Δθ。−Δθ1であり、これらの位相差Δθ,、Δθ
C−1はウエハW上の格子マークGwの段差、デューテ
ィ、レジスト厚等によって−180゜〜+180゜の間
で変化し得る。しかしながら、位置ずれ検出方向(回折
光の発生方向)に格子マークGwの各格子要素がほぼ対
称に出来ていれば、Δθb−+ L:−Δθ,−1であ
る。そこで例えば、位置ずれが零(Δθ1=0゜)のと
きΔθ,,=+170°、Δθc−+=170°となる
べき格子マークがあるとする。この時、たまたま格子マ
ークの位置ずれが生じていて、Δθ,=+30゜として
計測されたものとする。
第5図はその様子を表わしたベクトル図であり、同図中
時計回りを正、反時計回りを負にしてある。
この場合、位相差Δθ,、Δθ0の正しい値は、Δθb
=+200’、Δθ。=−140゜であり、Δθ2 =
 (Δθ,+Δθc )/2=30’  一Δθ,とな
る。ところが、一般に位相差は、−180゜〜+180
1でしか検出できないため、Δθ,=+200°はΔθ
b”l60@として計測されてしまう。従って、単純な
加算平均で位相差Δθ2を求めると、Δθ2−(Δθ,
+Δθc)/2一(−160−140)/2−−150
″′となり、Δθ,=30”とは全く異なった値になっ
てしまう。
ところが、Δθ,一I−−Δθc−+を前提として考え
れば、位相差検出部42において補正が可能である。そ
のためには位相差検出部42の内部構成を、例えば第6
図のようにする。第6図の構成は実際はコンピュータ等
の演算プログラムで作られているが、ここでは模式的に
回路ブロックの形で表わす。
第6図において、干渉光BT (−2、0)の信号sb
と干渉光BT (0、+2)の信号Scとは夫々、位相
差計測部100、102に入力し、基準信号SRとの位
相差Δθ,、Δθ,が求められる。この位相差計測部1
00、102はハードウェア処理、又は波形メモリを使
ったソフトウェア処理のいずれでもよく、±180’以
内の位相差を検出する. 位相差Δθ,、Δθ,はそれぞれ減算器104、106
に送られ、減算器104はΔθ,とΔθ,(位相差検出
部40の出力)との差Δθb−+を求め、減算器106
はΔθゎとΔθ1との差Δθゎを求める。条件判別部1
08は差Δθ,−1とΔθc−+ とが、Δθ,−1!
−i−Δθc−+ の条件を満たしているか否かについ
て判断し、その結果に基づいてオフセット選択部110
の3つの出力データのいずれか1つを決定する。オフセ
ット選択部110は、出力データとして0゜、+360
゜360゜の3つのオフセット値を持っており、このう
ちいずれかひとつを加算器112に送る。加算器112
は位相差Δθ1とオフセット値を加算して加算平均部1
14に出力する.加算平均部1l4は、オフセットされ
た位相差Δθ1と、位相差計測部102からの位相差Δ
θ,とを加算して平均値を求め、±2次回折光とO次回
折光との干渉光を利用したときの位相差Δθ2を出力す
る。
そこで、先に例示した数値を使って、第6図のブロック
の動作を説明する。
まず第5図のように、Δθ1=30゜とすると、位相差
計測部100によって計測される位相差Δθ,は−16
0@ (正しくは+200”)であり、位相差計測部1
02によって計測される位相差Δθ。は−140@であ
る。このため減算器104の出力値Δθb−+ は−1
90°、減算器106の出力値Δθc−+ は−170
゜となる。条件判別部108内には、例えばΔθ,−1
とΔθc−1 とを加算する機能があり、その加算値が
ほぼ零であればΔθb−+ !=iΔθc−+が真であ
ると判別する。ここではΔθ,一.十Δθc−+ζ−3
60°となって負僅になるため、判別部106はオフセ
ット選択部110に+360゜のオフセット値を出力す
るように設定する。
これによって加算器112は、+360’(7),tフ
セット値と、位相差Δθ,(−160”)を加算して、
位相差+200゜という正しい値を出力する。尚、Δθ
,−1+ΔθC−Iの計算結果がほぼ零の場合、オフセ
ット値はO゜であり、正値になる場合はオフセノト値は
−360”に選ばれる。
また加算器112は、位相差計測部102の出力側、す
なわち位相差Δθ。とオフセット値との加算としてもよ
い。その場合、Δθc (−140゜)にオフセット値
+360’が加算されて+220@になるが、加算平均
部114では同様にΔθ,ζ30@と算出される。
以上のことは、Δθ,一(Δθ,+Δθ,)/−2にな
ることを前提とした理想的な場合である。
仮りにこのような理想的な状態がほとんどの場合に成り
立つのであれば本発明のような構成は不要てあろう。
ところが実際のウェハ処理においては、通常Δθ1≠(
Δθ,+Δθc)/2であるため、第6図に示した手法
は必ずしもうまくいくとは限らない。
例えば、先の数値例で、Δθb(160゜)、Δθc 
(−140@)はそのままで、Δθ1だけが偶発的な極
端な誤差のために−150″′ (正しくは+30゜)
と検出された場合、 Δθb−1− 10@、ΔθC−r = + 1 0 
” となって・ Δθb−1 −−ΔθC−1 の条件を満足してしまう
ため、正確な位置ずれ量は求められなくなる。
しかしながら、そのように極端に大きな誤差が発生する
確率はいたって低いため、第6図のような手法でΔθ,
、Δθ0に補正を加えることは有効である。
第7図は第1図の装置に2つのビームB, , B2を
供給する送光系の一例を示したものであり、ここでは直
線偏光のレーザ光源を使うものとする。
レーザ光源50からのレーザ光LBは、ビームスブリッ
タ52でビームLB, 、LB.に2分割され、ビーム
LB,はミラー53で反射され、平行平面ガラス(プレ
ーンパラレル)55を介して周波数シフター(音響光学
変調器:AOM)57に入射する。もう一方のビームL
B.はプレーンパラレル54を介して周波数シフター(
AOM)56に入射する,AOM57、56は高周波発
振器70、周波数シンセサイザー72等で作られた高周
波ドライブ信号で駆動され、AOM5 7に対する駆動
周波数f,は、例えば80.0MHzであり、AOM5
 6に対する駆動周波数f2は、例えば80. 0 5
 0 M七である。AOM5 7、56は入射ビームL
B. 、LB.のO次光と高次回折光とを射出するが、
そのうち1次回折光のみをビームB1、B2として取り
出すようにアパーチャ58、59が設けられる。
アパーチャ59を透過したビームB,の周波数は、元の
レーザ光LBの周波数をf0とするとr。十f,になる
ここまで平行光束できたビームB1はレンズ系6lによ
って収れんされ、ブレーンパラレル63、ビームスブリ
ッタ65を介して瞳共役面ep’ にスポット光となっ
て集光する。一方、アパーチャ58を透過したビームB
2の周波数は、f.+f2になり、レンズ系62によっ
て収れんされ、プレーンパラレル64、ビームスブリッ
タ65を介して瞳共役面ep’ にスポット光となって
集光する。
ここで2つのビームB, 、Btはビームスブリソタ6
5で同軸合成するのではなく、レンズ系66の光軸を挟
んで対称的に、かつビームの主光線が光軸と平行に位置
するように偏芯合成する。レンズ系66の前側焦点は瞳
共役面ep’ と一致しており、2つのビームB,,B
.はレンズ系66の後側焦点に配置された平行四辺形の
アパーチャ(照明視野絞り)67上で交差する平行光束
になる。
このアパーチャ67の位置は、第1図中のレンズ系10
の前側焦点と一致している。従って瞳共役面ep’ は
第1図中の瞳面epと共役になっている。ここで、2つ
のビームB, 、Bzの周波数差は、(re +f2 
) 一(fa +f, ) =80.05MHz−80
.0MHz−50K七であり、これがヘテログイン方式
のビート周波数になる。以上の構成で、プレーンパラレ
ル54、55の傾斜を変えることで、ビームLB.,L
B.のAOM56、57に対する入射角や入射位置を最
適に調整することができ、ブレーンパラレル63、64
の傾斜を変えることで、瞳共役面ep’、又は瞳面ep
における2つのビームB+、Bzの間隔(第1図中のj
2)、すなわち物体面、像面での2つのビームの交差角
、入射角を調整することができる。またアパーチャ67
は、回折格子Gwの格子ビノチ方向と直交する方向に伸
びた開ロエンジができないように平行四辺形にしてあり
、これはアパーチャ67のエッジによる回折(フラン・
ホーファ回折)の影響が受光系にまでおよばないように
するためである。
ところで、第7図のような送光系を使う場合、ビームス
ブリッタ65のもう一方のビーム射出面側、すなわち矢
印AAの方向に第1図中のレンズ系22、基準格子24
、アバーチャ26、及び光電素子28を配置し、ビーム
スブリッタ12を全反射鏡に代えてもよい。
以上のように、2つのAOM5 6、57を用いてビー
ト周波数Δf (f+   fx )を作り出す方法は
、その周波数Δfを自由に変えられるため、各光電素子
の応答性に合わせた最適なビート周波数が得られる。さ
らにゼーマンレーザ光源のように、周波数差をもつ2つ
のビームが同軸に存在することを避けることができるた
め、不要な迷光、クロストーク等によるノイズ成分(ビ
ート周波数をもつ交流信号)の発生が極めて小さく押え
られるといった利点がある。
次に本発明の第2の実施例を第8図に基づいて説明する
が、第8図は第7図に示した送光系の変形例である。
第8図では、第7図中のアパーチャ58、59、レンズ
系61,62、プレーンパラレル54、55、63、6
4が同様に設けられているが、図示は省略してある。
直線偏光のレーザ光LBは、偏波面をほぼ45゜だけ回
転させる1/2波長板51に入射した後、偏光ビームス
ブリッタPBS.でP偏光ビームとS偏光ビームとに分
割される。P偏光ビームはA0M56で周波数f1だけ
シフトされ、ビームBオとなって合成プリズム65Aの
全反射面MRに達する.一方、S偏光ビームはミラー5
3で反射してAOM5 7に入射し、ここで周波数f2
だけシフトされてビームB1となって合成プリズム65
Aを透過する。合成プリズム65AはビームB、Btの
主光線が所定間隔で平行になるように合成する。ビーム
B, 、Bzは偏波面をほぼ45@だけ回す1/2波長
板68を通って偏光ビームスプリッタP B S xに
入射する。偏光ビームスプリッタPBSzは、S偏光ビ
ームB,をS偏光ビーL B r + とP偏光ビーム
BM.とにベクトル分解し、P偏光ビームB2をS偏光
ビームBrxとP偏光ビームB M zとにベクトル分
解する。これらビームBr+、Brzは参照系(第1図
中のレンズ系22以降)の方へ進み、ビームBM, 、
BM2は検出系(第1図中の偏光ビームスプリンタ14
以降)の方へ進む。
このような送光系構成にすると、ビームの利用効率が第
7図のものよりも高まり、しかも2つのビームB. 、
B.の光量比を正しく1:1に調整でき、さらに参照系
へ行くビームBrl、Brzと検出系へ行くビームBM
. 、BM.との光量比が自由に設定できるといった利
点がある。
まず、ビームB,,B.の強度比を調整するには、1/
2波長板51をレーザ光LBと平行な軸の回りに微小回
転させればよい。このようにすると、ビームBr+、B
rzの光量比、ビームBM+ 、BMzの光量比も同時
に調整され、基準格子24、回折格子Gwを照射する2
つのビームの強度を正確に等しくすることができる。さ
らにl/2波長板6日を光軸の回りに微小回転させると
、ビームBr, 、Br.とビームBM.,BMz と
の相対的な分割比を変えることができ、信号検出上、安
定性のよい参照系には少ない光量を送り、ウェハW等の
被測定物の検出系には多くの光量を送るようにするとよ
い。このように、第8図の例では、各ビームの強度調整
が簡単にできるといった効果がある. 第9図は本発明の第3の実施例による送光系と受光系と
の変形例を示し、合成プリズム65A以前の構成は第8
図と同じである。P偏光ビームB(r,+rl )とS
偏光ヒ−ムBz  (fO +ft)は、偏光中性のビ
ームスブリノタBS3で分割され、その一方は、P偏光
ビームBr,とS偏光ビームBrzとになってレンズ系
22に入射し、互いに交差する平行光束に変換される。
その交差位置には基準格子24が配置されるが、ビーム
Br’+sBrzが相補的な偏光であるため、干渉縞I
Fは生じない。基準格子24で回折され、光軸と同一方
向に進む±1次回折光(ここでは干渉していない)は、
アバーチャ26を通って検光子27にすることで初めて
干渉光となり、参照信号SRを出力する光電素子28に
達する。
一方、ビームスブリッタBS,を透過したP偏光ビーム
BM,とS偏光ビームBMtとは、レンズ系10、ミラ
ー11、偏光中性のビームスブリッタB S aを介し
て対物レンズ系18に入射する。
対物レンズ系18は2つのビームBM.,BM,を平行
光束にしてウェハW上の格子Gwで交差させる。ここで
もビームBMI 、BM.の偏光方向が異なるため、格
子Gw上には干渉縞が生じない。
そして格子Gwから垂直に生じる±1次回折光は対物レ
ンズ系18の光軸上に沿って戻り、ビームスプリノタB
S4で反射され、検光子l9を介して光電素子20aに
達する。同様に0次、2次回折光もビームスプリ,タB
S.で反射され、検光子19を芥して光電素子20b、
20cに達する。
光電素子20a,20b,20cは同一半導体基板上に
個別に形成された受光面を有し、個別に出力信号Sa,
Sb,Scを出カする。その受光面は対物レンズ系18
の瞳面と一致(又は共役)となるように配置される。こ
の受光系においても、検光子■9を設けることで±1次
回折光同志、又はO次、2次回折光同志を干渉させるこ
とができ、同様のビート周波数で出カ信号Sa,Sb,
Scを得ることができる。
この第9図のように、2つのAoM56、57でS偏光
ビームとP偏光ビームとを個別に周波数シフトさせ、し
かも合成プリズム65Aで2つのビームを偏心合成する
ようにすれば、ゼーマン・レーザ光源を使うときのよう
に、元々2周波数の同軸ビームを2ビームに分割する場
合とくらべて、格段にS/N比が向上するといった利点
がある。
次に本発明の第4図の実施例を第10図、第11図を参
照して説明する。第4の実施例では、2つのビームBM
+ ,BM,の入射角ψはそのままで、ウェハWの回折
格子Gwのピッチを第1の実施例の場合の1/2にし、
さらに参照系の基準格子24のピッチも1/2にしてあ
る。
第10図は、回折格子Gwのピッチを1/2にしたとき
の回折光の発生の様子を模式的に示したものである。2
つのビームBM+ 、BMz (D交差角が2ψで、入
射角が対称である場合、干渉縞■FのピッチPfは先の
式(1)で規定される通り、λ Pf       である。
2sinψ 一方、回折格子GwのピッチPgが第2図の場合の1/
2であるとする出、Pg=Pfとなる。
従って±1次回折光(n=1)のO次光に対する回折角
は2ψとなる。
よって、第1ビームBM,の0次回折光B+(0)を中
心として角度±2ψごとに+1次回折光B,(+1)、
−1次回折光B+  (−1)、+2次回折光B,(+
2)、−2次回折光B+(1)・・・・・・・・・が発
生し、第2ビームBM.の0次回折光Bz  (o)を
中心として角度±2ψごとに+1次回折光B2 (+1
)、−1次回折光B2  (1)、+2次回折光Bz 
 (+2)、−2次回折光B.(−2)・・・・・・・
・・が発生する。干渉縞IFと格子Gwとのピッチが等
しい場合、第10図に示すように、格子Gwから垂直に
発生する回折光は存在せず、ビームBM.と逆方向に進
むビームBM2の0次回折光BZ  (o)と、ビーム
BM,の照射によって生じた−1次回折光Bl  (−
1)とが同軸になって干渉光として検出され得る。同様
に、0次回折光B.(0)と+1次回折光BtC+1)
とが同軸になって進み、さらに+1次回折光Bt  (
+1)と+2次回折光Bt  (−}−2)とが同軸に
なり、−1次回折光Bz  (−t)と−2次回折光B
l  (−2)とが同軸になる。そのため、第1図に示
した装置にあっては、格子Gwからの0次回折光B2 
 (0)と−1次回折光B.(−1)との干渉光BT(
−1、0)が光電素子20bにそのまま受光され、0次
回折光Bl  (o)と+1次回折光B.(+i)との
干渉光BT (0、+1)が光電素子20cにそのまま
受光されることになる。
従って本実施例の場合、検出すべき光電信号はSb,S
cの2つであり、第6図に示した回路ブロックによって
基準信号SRとの位相差Δθ2を求め、その結果を格子
Gwの位置ずれ量ΔXとすればよい。
同様の考え方は、透過型の基準格子24に対しても全く
同しにあてはまり、基準格子24上に作られる干渉縞の
ピッチと、格子24のピッチを等しくすると、第11図
に示すように、ビームBr1のO次回折光(直接透過光
)と、ビームB M tの照射によって生じた+1次回
折光とが同軸になって干渉し、光電素子28Aに受光さ
れ、ビームBMtのO次回折光(直接透過光)とビーム
BM1の照射によって生した−1次回折光とが同軸にな
って干渉し、光電素子28Bに受光される。この場合、
基準格子24から垂直に発生する回折光は存在しないた
め、ビームBr,,Br,の交差角が第1図と同じ場合
、基準格子24から光電素子28A,28Bまでの距離
は、第1図の場合にくらべてかなり短縮され、参照系の
構成をコンパクトにすることができる。
尚、第11図に示した2つの光電素子28A、28Bの
両出力信号は、電気的なアナログ加算(又は減算)回路
で合成して参照信号SRとすればよい。
次に本発明の第5の実施例を第12図を参照して説明す
る。第12図は、ステップアンドリピート方式の投影型
露光装置のアライメント系(TTR,TTL)として本
発明の位置ずれ検出系を利用した場合の構成を示す斜視
図である。
第12図において、レチクルRには回路パターン領域P
Aと、TTR (スルーザレチクル)アライメント用の
マーク領域R M x , P M Y ,R M e
が設けられている。レチクルRは両側テレセントリック
な投影レンズPLの光軸AXoがパターン領域PAの中
心を通るように配置される。レチクルRの上方には45
@に斜設されたグイクロイノクミラ一〇CMが配置され
、垂直方向からは露光光が透過してレチクルRのパター
ン領域PAを照射する。TTRアライメント系の3つの
対物レンズ系GLa,GLbSGLcは、ダイクロイッ
クミラ一〇CMの反射によって、それぞれレチクルRの
マーク領域RMx,RMθ、RMyを検出するように配
置される。ここでマーク領域RMθ、RMyにはy方向
にピッチを有するレチクル格子マークGrが形成され、
マーク領域RMxにはX方向にピッチを有するレチクル
格子マークGrが形成される。各対物レンズ系GLaX
GLb,GLcには、それぞれ光軸AXa,AXb,A
Xcに沿って2本のビームBM. ..BM.が入射し
、各マーク頭域RMx,RMe 、RMy上で交差する
。1つのマーク領域RMxは、第13図に示すように、
パターン領域PAを囲む遮光帯SBの一部に、平行四辺
形の窓として形成され、その窓内の一部にレチクル格子
マークGrが形成されている。平行四辺形の窓は、レチ
クル格子マークGrのピッチ方向(X方向)と直交する
y方向に伸びたエッジが存在しないようにするためであ
る。
2本のビームBM. 、BMtはマーク領域RMXの忘
全体を照射するが、その透過光は投影レンズPLを介し
て再びウェハW上で交差する。投影レンズPLの瞳面E
Sには光軸AXoに関して点対称にビームBM+ 、B
Mz @スポット光が位置する。
さて、ウェハW上には複数のチップ領域CPが形成され
ており、このチップ領域CPにレチクルRのパターン頷
域PAの投影像を正確に重ね合せて露光する。ウェハW
は2次元移動するステージST上に載置され、ステージ
ST上の2辺には、レーザ干渉式測長器LPX,LPY
のレーザ光を反射するミラーIMxS IMyが固設さ
れる,方、ウェハW上のチップ領域CPには、ウェハ格
子マークGwが、レチクルRのマーク領域に対応して第
14図のように形成されている。ウェハ格子マークGw
はチップ領域CPの周囲のスクライブライン内に設けら
れ、2本のビームBM, 、BM!によって照射される
。第14図中、RMxは第13図中のマーク領域RMx
の投影像を表わしており、レチクル格子マークGrとウ
ェハ格子マークGwとは、第13図、第14図の場合、
ピッチ方向と直交するy方向に位置がずれるように決め
られている。
このようなTTRアライメント系の場合、2本のビーム
B M + 、B M tの波長を露光光の波長と異な
らせ、レジスト層の吸収をさけるとなると、投影レンズ
PLの色収差のために、ビームBM,,BMtがレチク
ルR上で交差しても、ウェハW上では交差しない(逆に
ウェハW上で交差してもレチクルR上では交差しない)
ことが起る。そこで、特開昭63−283129号公報
と同様に2焦点素子(複屈折素子)を対物レンズ系GL
a、GLb,GLcの各瞳面(投影レンズPLの瞳面E
Sと共役)に配置し、さらにレチクル格子マークGrは
2本のビームBM, 、BM.のうちのP偏光成分で照
射し、ウェハ格子マークGwはビームBM, 、BM.
のうちのS偏光成分で照射するようにすれば、レチクル
格子マークGrからの干渉光とウェハ格子マークGwか
らの干渉光とを偏光分離して個別に検出することができ
る。
さらに第12図に示すように、レチクルRの直下に小ミ
ラーMd,Meを斜設して、対物レンズ系GLd,GL
eと投影レンズPLを介して専らウエハW上の格子マー
クGwを検出するTTL(スルーザレンズ)アライメン
ト系においても、全く同様に2本のビームBM+ 、B
Mzで格子マークGwを照射することで、格子マークG
wの位置ずれ量が求まる.尚、光軸AXdに沿ったTT
Lアライメント系はピッチ方向がX方向になったウエハ
格子マークCywを検出し、光軸AXeに沿ったTTL
アライメント系は、ピッチ方向がy方向になったウェハ
格子マークGwを検出する。
これら各アライメント系の対物レンズ系GLa,GLb
,GLc− GLd..GLeは、基本的には第1図中
に示した対物レンズ系18と同等と考えてよい。
以上、本発明の各実施例を説明したが、格子GWを照射
するビームBM.,BM.は周波数差のないホモダイン
方式であっても本発明は同様に適用し得る。しかしなが
らその場合、出力信号Sa、Sb,Scは一定の周波数
をもった交流信号とはならず、格子Gw(ウェハW)を
一次元移動させることで正弦波状(周波数はウェハWの
移動速度に比例)に変化する直流信号になる。
第15図は、ホモダイン方弐で位置ずれ検出、又は位置
合わせを行なう基本構成を示し、以下第6の実施例とし
て説明する。ホモダイン方式の場合は、2つのビームB
M.,BMtに周波数差がなく、ウェハW上の干渉縞が
静止しているため、ウェハWを載置するステージSTを
格子Gwのピッチ方向に一次元移動させる。このとき、
干渉縞と格子Gwとの相対変位によって、格子Gwから
垂直に発生する干渉光BT(±1)−ビームBM,、B
M2と逆の光路をたどる干渉光BT (−2、0)、B
T(0、+2)はそれぞれ強度変化する。
各光電検出器の出力信号Sa,Sb,Scは、ステージ
STの位置を0.01μmの分解能で計測するレーザ干
渉計LPXからのアンプダウンパルスに応答して信号波
形をデジタルサンプリングする波形記憶回路90a、9
0b、90Cに入力する.各記憶回路90a、90b、
90cはアナログーデジタル変換器、RAM、アドレス
カウンター等で構成される。波形解析部92は、記憶さ
れた各信号波形に基づいて、振幅の大小関係の判定や位
置ずれ置検出等を行なう。第16図は出力信号Saの一
例を示し、横軸は時間を表わし、縦軸は相対強度値を表
わす。ステージSTは時刻t1で一方向に移動するのを
停止するが、このとき格子GWの目標位置決め点APを
わずかに通り過ぎるように定める。出力信号Saの1周
期は、ここでは格子Gwの1/2ピノチに対応している
.記憶回路90aは時刻1+の前までに信号波形を取り
込み、解析部92はその振幅V.を検出する.信号Sb
,Scも同様にして記憶回路90b、90cに取り込ま
れ、解析部92によって振幅が検出される.解析部92
は時刻L1からt2の間(ステージ停止期間)に振幅値
によって、どの出力信号を使うかを第1の実施例と同様
に判定するとともに、使用する信号波形上の振幅のピー
ク便とボトム値とに基づいて、目標位置決め点APに対
応したレベルVRを決定する。その後、ステージSTを
微速度で逆方向に戻し、干渉計LPXの計測値によって
、位置決め点APの±174ピッチ以内の距離に送り込
まれ、点APを含む波形上のスロープが現われた時刻L
,で、ステージSTの駆動モータは、出力信号Saを偏
差信号レベルvつを目標値としたフィードバック制御に
切り替えられる。
これによって出力信号SaがレベルVえと一致するよう
にステージSTがサーボ制御され、時刻L3以降位置決
めが達成される.尚、出力信号Sb,Scを使うときは
、両信号の位相がずれることになるので、例えば第5図
、第6図で説明した手法と同様の考え方で補正を行なう
必要がある。
ただし、ホモダイン方式の場合、位置ずれ量に関与する
情報は、出力信号波形上のレベルだけであるから、2つ
の出力信号Sb,Scのレベル(振幅)関係を補正する
とともに、記憶回路90b、90cの少なくとも一方の
RAM上で波形を移相(アドレスシフト)した後に加算
平均する等の処理が必要である。このようなホモダイン
方式は、第7図中に示した2つのAOM5 6、57に
同一のドライブ周波数を印加することで容易に実現でき
る。ホモダイン方式はステージスキャン方式で信号波形
を取り込み、その位置ずれ量等を求めるため、ヘテログ
イン方式のように目標位置の±174ピッチ以内にステ
ージをブリアライメントして停止させる必要がなく、比
較的高速に位置検出ができる。ただし、ビームBM. 
、BMzの強度変化、ゆらぎに対しては、そのまま誤差
となるので位置検出の直前で信号振幅のピーク値とボト
ム値を計測する必要がある。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、同一回折角の回折光同志の干渉
光と異なる回折角の回折光同志の干渉光との両方を、回
折格子の形状誤差、レジスト厚み等によって使い分ける
ことができるので、ほとんどの被測定体(ウェハ等)に
対応することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による位置ずれ検出装置
の構成を示す図、第2図は本発明の原理を説明するため
に回折光の発生の様子を示した図、第3図は第2図中の
回折光の回折角を示すグラフ、第4図は各光電信号の波
形を示す図、第5図は3つの干渉光の光電信号の基準信
号に対する位相シフトを説明する図、第6図は第1の実
施例で使われる位相差検出部の具体的な一例を示すブロ
ノク図、第7図は第1図の装置に適用されるビーム送光
系の構成を示す図、第8図は第1図の装置に適用される
ビーム送光系の変形例であり、本発明の第2の実施例を
示す光学図、第9図は本発明の第3の実施例による位置
ずれ検出装置の構成を示す図、第10図、第11図は本
発明の第4の実施例による格子形状を示す図、第12図
は本発明の第5の実施例を示し、位置ずれ検出系がアラ
イメント系として組み込まれる投影型露光装置の様子を
示す斜視図、第13図、第14図は第12図の装置で使
われるレチクル格子とウェハ格子の形状、配置を説明す
る斜視図、第15図は本発明の第6の実施例による位置
ずれ検出装置の構成を示す図、第16図は第15図の装
置で得られる光電信号波形の一例を示す図である。 〔主要部分の符号の説明] W・・・・・・ウェハ、 (JW・・・・・・回折格子、 BM. 、BM.・・・・・・交差する2本のビーム、
BT(±1)・・・・・・±1次回折光同志の干渉光、
BT(−2、O)、BT(0、+2) ・・・・・・0次、2次回折光同志の干渉光、Sa,S
b,Sc・・・・・・光電出力信号、R・・・・・・参
照信号、 8・・・・・・対物レンズ系、 O a, 2 0 b, 2 0 c, 2 B・−・
・光電素子、4・・・・・・基準格子、 0、42・・・・・・位相差検出部、 1、43・・・・・・強度検出部、 4・・・・・・強度判定部、 5・・・・・・位置ずれ演算部、 0・・・・・・レーザ光源、 6、57・・・・・・音響光学変調器(AOM)、5・
・・・・・ビームスプリツタ、 0・・・・・・発振器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定物に設けられた回折格子に対して互いに異
    なる2方向からほぼ等しい波長の光ビームを照射する光
    ビーム照射手段と、前記回折格子から生じる特定の回折
    光同志の干渉強度を検出する光電検出手段と、該光電検
    出手段の出力信号に基づいて前記解析格子の格子ピッチ
    方向に関する前記被測定物の変位を計測する計測手段と
    を備えた装置において、前記光電検出手段は、前記回折
    格子から同一方向に進む同一回折角を持った回折光同志
    の干渉強度を検出する第1光電検出器と、前記回折格子
    から同一方向に進む異なる回折角を持った回折光同志の
    干渉強度を検出する第2光電検出器とを備え; 前記計測手段は、前記被測定物の変位に対応した値を前
    記第1光電検出器の出力信号に基づいて計測する第1計
    測部と、前記第2光電検出器の出力信号に基づいて計測
    する第2計測部とを有し、前記第1計測部の計測値と前
    記第2計測部の計測値とのいずれか一方、又は両方の平
    均的な値を出力することを特徴とする変位検出装置。
  2. (2)前記光ビーム照射手段は、前記2方向からの光ビ
    ームに所定の周波数差を与える周波数変調部材と、該周
    波数差と等しい周波数の参照信号を出力する参照信号発
    生部とを備え、それによって、前記第1光電検出器と第
    2光電検出器の夫々は、前記所定の周波数差と等しい周
    波数の第1光電信号と第2光電信号とを出力し、さらに
    前記第1計測部は前記参照信号と前記第1光電信号との
    位相関係を前記計測値として検出する第1位相検出部を
    有し、前記第2計測部は前記参照信号と前記第2光電信
    号との位相関係を前記計測値として検出する第2位相検
    出部を有することを特徴とする請求項第1項に記載の装
    置。
  3. (3)前記計測手段は、前記第1光電検出器の出力信号
    と前記第2光電検出器の出力信号の各々の振幅に関する
    値を検出する振幅検出部と、該振幅検出部の検出値に基
    づいて、前記第1計測部の計測値と前記第2計測部の計
    測値とに重み付けして平均化する平均化演算部とを含む
    ことを特徴とする請求項第1項、又は第2項に記載の装
    置。
  4.  (4)前記第1光電検出器は、前記2方向からの光ビ
    ームのうち第1ビームの照射によって前記回折格子から
    生じる+K次の回折光と、前記2方向からの光ビームの
    うち第2ビームの照射によって前記回折格子から生じる
    −K次の回折光との干渉強度を検出する受光素子を有し
    、 前記第2光電検出器は、mを整数としたとき、前記第1
    ビームの照射によって前記回折格子から生じる+(K+
    m)次の回折光と前記第2ビームの照射によって前記回
    折格子から生じる−(K−m)次の回折光との干渉強度
    を検出する第1受光素子と、前記第1ビームの照射によ
    って前記回折格子から生じる+(K−m)次の回折光と
    前記第2ビームの照射によって前記回折格子から生じる
    −(K+m)次の回折光との干渉強度を検出する第2受
    光素子とを有することを特徴とする請求項第1項、第2
    項、又は第3項に記載の装置。
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