JPH03216824A - 光情報記録媒体及び光情報記録方法 - Google Patents

光情報記録媒体及び光情報記録方法

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JPH03216824A
JPH03216824A JP2010607A JP1060790A JPH03216824A JP H03216824 A JPH03216824 A JP H03216824A JP 2010607 A JP2010607 A JP 2010607A JP 1060790 A JP1060790 A JP 1060790A JP H03216824 A JPH03216824 A JP H03216824A
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治一 宮本
Toshio Niihara
敏夫 新原
Shigenori Okamine
岡峯 成範
Norio Ota
憲雄 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は波長の異なる光を用いてその波長に対応づけら
れた情報を同一場所に多値情報として記録することが可
能な波長多重光情報記録媒体及び多層に積層したそれぞ
れの記録膜に独立した情報を記録する多層多値記録方法
に関する。
【従来の技術】
本発明に関連する従来技術の一例として、特開昭59−
152528を挙げることができる。 第1の従来例の光情報記録媒体の断面構造として、例え
ば第2図のような構造を示すことができる。この従来例
の構造は、トラッキングのために同心円状あるいは螺旋
状の案内溝を設けた円盤状のガラス等よりなる透明基板
1上に、第1色素膜8a、誘電体膜6、第2色素膜8b
、保護膜7をこの順に積層してある。 第3図に第1色素膜8aと第2色素膜8bの吸収スペク
トルを示した。即ち第1色素膜8aのス?クトル9aと
第2色素膜8bのスペクトル9bとでは吸収が最大にな
る波長が異なる。そのため、第1色素膜8aに主に吸収
される波長λ1の光を第2図の波長多重光情報記録媒体
に照射すると、光は第1色素膜8aでほとんど吸収され
、第2色素膜8bにはほとんど到達しない。 この様子を第2図(b)の実線で示した。逆に第2色素
膜8bに主に吸収される波長λ2の光を第2図(a)の
波長多重光情報記録媒体に照射すると、光は第1色素膜
8aを素通りし、第2色素膜8bで吸収される。この様
子を第2図右の破線で示した。従って波長λ■あるいは
波長λ2の強い光を第2図の波長多重光情報記録媒体に
照射することにより、第1色素膜8aあるいは第2色素
膜8bを熱的または光化学的に変性(感光)させること
ができ、波長多重記録が行えることになる。 このようにして記録された部分では、第1色素膜8aま
たは第2色素膜8bの吸収率が変化する。 従って、その部分に強度の小さな光(波長λ、及び波長
λ2)を照射し反射光のあるいは透過先の強度を調べれ
ば情報の有無が判別できる。即ち記録の再生が行える。 第2の従来例として第4図の如き多層多値記録方式の構
成を示すことができる。この従来例の構成は、トラッキ
ングのために同心円状あるいは螺旋上の案内溝を設けた
円盤上のガラス等よりなる透明基板1の上に第1記録膜
10a、誘電体膜6、第2記録膜10b、保護膜7が順
に積層されている。第1記録膜10aと第2記録膜10
bは同一材質のものでも異なってもいずれでも良い。 このような構成の記録媒体にレンズ11を用いてレーザ
光5を集光して照射する。この時レーザ光が集光される
位置(焦点)は光の波長またはレンズの位置を変えるこ
とにより第1記録膜10aまたは第2記録膜10bの上
に選択的に設定されている。波長を変える場合は、波長
によってレンズの焦点距離が変わる効果(色収差)を利
用している。従ってレーザ光が集光された側の記録膜上
ではレーザ光のパワー密度が高くなるため、前述の例と
同様に第1記録膜10aまたは第2記録膜10bを熱的
または光化学的に変性させることができ、多層多値記録
が行えることになる。 [発明が解決しようとする課題】 しかし、上記第1の従来例においては、各層の色素の吸
収スペクトルが互いに異なるようにする必要があったが
、色素のスペクトルは一般にかなりの波長の幅を持つた
め、層の数を増やして多重度を高めることが困難であっ
た。 また、上記第1の従来例において、色素膜は弱い光でも
徐々に変性(感光)するため,読出しを繰り返すうちに
記録された情報が消えてしまうという問題があった。 また、上記第2の従来例においては、焦点の位置によっ
ていずれの記録膜に記録するかを選択しているため、各
記録膜は集光された光スポットの大きさよりも十分遠く
離れている必要があった。 従って、誘電体膜を十分に厚く積層する必要があり、作
製が容易ではなかった。 さらに、上記第2の従来例においては、記録または読出
しを行うために上記円盤の記録媒体を回転させたとき、
記録媒体の回転面のぶれに追随した焦点位置の自動調節
を行うことが困難であった.これは、集光された光スポ
ットの大きさよりも十分遠く離れて複数層の記録膜が存
在しているためである。 本発明の目的は、同一の点に容易に多数の情報を記録す
ることの可能な、即ち、容易に多値記録を行うことの可
能な光情報記録媒体及び光情報記録方法を提供すること
にある。 また、本発明の目的は、記録された情報を多数回繰り返
して読みだしても記録された情報が失われるおそれがな
くかつ多値記録を行うことの可能な光情報記録媒体及び
光情報記録方法を提供することにある。 また,本発明の目的は、複数の記録膜をへだてている誘
電体膜を厚くすることなく、多値情報を記録することの
可能な、従って作製が容易な多値光情報記録媒体を提供
することにある。 さらに、本発明の目的は、記録または読出しを行うため
に上記の円盤状の記録媒体を回転させたとき記録媒体の
回転面のぶれに追随した焦点位置の自動調節を行うこと
が容易でかつ容易に多値記録を行うことのできる光情報
記録媒体及び光情報記録方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では次の手段を用い
た。 1.基板上に少なくとも記録膜と反射膜を有し、該記録
膜の側から反射膜に向けてレーザ光を照射して記録を行
う光情報記録媒体において、該レーザ光の反射光が入射
したレーザ光と干渉し光の強度分布を生じさせることを
利用しかつ該強度分布が照射するレーザ光の波長によっ
て異なることを利用して波長多重多値記録を行うように
した。 これにより、多値記録を行うのに、各波長に対応した複
数種の記録膜用材料を用意する必要がなくなるため、容
易に多値記録を行うことの可能な光情報記録媒体及び光
情報記録方法を得ることができる。 また、記録膜として色素のように弱い光に感光するよう
な物質を用いる必要がないため、記録された情報を多数
回繰り返して読みだしても記録された情報が失われる恐
れがない。 また、記録すべき層に選択的に光スポットの焦点をあわ
せる必要がないため、複数の記録膜を隔てている誘電体
膜を極端に厚くすること必要がなくなる。従って作製が
容易になる。 さらに、記録膜の膜厚方向の全てがレンズの焦点深度内
に収まるようにすることができるため、記録または読出
しを行うために上記の円盤上の記録媒体を回転させたと
き記録媒体の回転面のぶれに追随した焦点位置の自動調
節を行うことが容易になる。 2.基板上に少なくとも2層以上の記録膜と反射膜を有
し、該記録膜の側から反射膜に向けてレーザ光を照射し
て記録を行う光情報記録媒体において、該レーザ光の反
射光が入射したレーザ光と干渉し光の強度分布を生じさ
せることを利用しかつ該強度分布が照射するレーザ光の
波長によって異なることを利用して上記多層の記録膜の
いずれに記録するかを選択して多層多値記録を行うこと
ようにした。 これにより、各層の材料を、各波長に対応した複数の記
録膜用材料とする必要がなくなるため、容易に多層多値
記録を行うことの可能な光情報記録媒体及び光情報記録
方法を得ることができる。 また、記録膜として色素のように弱い光に感光するよう
な物質を用いる必要がないため、記録された情報を多数
回繰り返して読みだしても記録された情報が失われる恐
れがない。 また、記録すべき層に選択的に光スポットの焦点をあわ
せる必要がない。そのため、複数の記録膜を隔てている
誘電体膜を極端に厚くすること必要がなくなり、作製が
容易になる。 さらに、記録膜の膜厚方向の全てがレンズの焦点深度内
に収まるようにすることができるため、記録または読出
しを行うために上記の円盤上の記録媒体を回転させたと
き記録媒体の回転面のぶれに追随した焦点位置の自動調
節を行うことが容易になる。 3.上記記録膜と上記反射膜の間に誘電体層を設けた。 これにより、波長を変えて多値記録を行う際、波長を大
きく動かさなくても良くなる。即ち、波長の選択性が良
くなるため、多重度を高めることが可能になる。 4.上記の少なくとも2層の記録膜の間に誘電体層を設
けた。 これにより,各層の記録膜の膜厚を薄く保ったまま,各
層の間隔を広くすることができ、各層に非常に吸収率の
高い材料を使用したとしても、照射されたレーザ光は十
分反射膜まで到達してその反射光との干渉を起させるこ
とができる。即ち吸収率の高い材料を用いることが可能
になる。 5.上記のレーザ光をレンズで光情報記録媒体上に集光
して記録を行うとき、上記の記録膜が膜厚方向で全て上
記レンズの焦点深度の範囲に収まるようにした。 レンズの焦点深度内ではレーザ光の波面は略平面となっ
ている。従って、反射光と入射光の干渉による強度の分
布も平面状となる。したがって、この平面を各記録膜に
あわせることができるようになり、各層の選択性を増す
ことができる。 6.本発明において、記録膜の少なくとも一つは特定の
波長の記録レーザ光の入射光と反射膜からの反射光とが
干渉して光の強度が強まる位置に、他の少なくとも一つ
は上記干渉で光の強度が弱まる位置に、それぞれ反射膜
と所定の間隔をおいて形成される。 これにより、一つの基板上の複数の記録膜に関して、波
長に対応させて特定の記録膜を選択できる。
【作用】
第5図(a)は本発明の光情報記録媒体の積層構造の1
例を示したものである。透明基板1の上に第1記録[[
3a、第1誘電体膜2a、第2記録膜3b、第2誘電体
膜2b,反射膜4が順に積層されている。 このような光情報記録媒体に、透明基板1の側から入射
レーザ光5aを照射する。第1誘電体膜2a及び第2誘
電体膜2bは透明であり、第1記録膜3a及び第2記録
膜3bは薄いため入射レーザ光5aのかなりの部分が反
射膜4に到達し,そこで反射する。反射膜4で反射され
た反射レーザ光5bは入射レーザ光5aと干渉し光の強
度分布(定在波3)をつくる。 この時5光の強度の強い部分(定在波の腹の部分)の位
置は入射レーザ光5aの波長により変化する。従って第
5図(a)のように、波長λ1の光を照射したときに定
在波の腹となる部分に第1記録膜3aを配置し、波長λ
2の光を照射したときに定在波の腹となる部分に第2記
録膜3bを配置スることにより、波長を変えることで、
いずれの記録膜に記録するかを選択することができる。 即ち、波長多重記録を達成することができる,このとき
、波長λ2の光が第1記録膜3aに影響を与えることの
ないように、波長λ1の光を照射したときに定在波の節
となる部分に第2記録膜3bを配置するのが望ましい。 同様に、波長λ2の光を照射したときに定在波の節とな
る部分に第1記録膜3aを配置するのが望ましい。 以上のような記録を読みだす際も記録の場合と同様に定
在波の腹となる部分、即ち、光の強度の強い部分にある
記録膜の情報を読みだすことができる。 第1図は透明基板1の上に第1誘電体膜2a、第1記録
膜3a、第2誘電体膜2b、第2記録膜3b、第3誘電
体膜2c、反射膜4が順に積層された記録媒体である。 透明基板1と第1記録膜3aの間に形成された第1誘電
体膜2aは、光の干渉の効果を強め、定在波の振幅(干
渉度)を強くする働きがある。すなわち,反射膜4で反
射された反射レーザ光5bを再び透明基板1と第1誘電
体膜2aの間の界面で反射させ、反射膜4の側へ戻すこ
とによって干渉効果を高めている。 以上の原理から、本発明の光情報記録媒体に用いる記録
膜の材質としては、光によって、あるいは光を吸収して
発生する熱によって、その、光学的な性質(吸収率、屈
折率等)が変化するようなものであれば良いことがわか
る。即ち、従来の波長多重記録に用いたような波長によ
って光の吸収率が異なるような材料を用いる必要がない
。さらに,記録膜が複数の場合、全ての記録膜の材料を
同一のものとすることができる。従って、記録膜材料と
して、従来から光ディスクに用いられていた希土類遷移
金属非品質合金のような光磁気記録材料や相変化記録材
料をそのまま用いることができるため、光情報記録媒体
を作製することが非常に容易になる。 また、光情報記録媒体の積層構造は第5図の構造に限ら
れるものではない。例えば、記録膜を3層あるいはそれ
以上の暦数にして波長の多重度を高めることも可能であ
る。この場合、照射するレーザ光の波長に対応して光の
強度が最大になる位置にそれぞれの記録膜を配置すれば
良い。また、記録膜を厚い単一の層とすることもできる
。この場合、記録膜内で光の強度分布の形(干渉縞)を
そのまま記録することになる。干渉縞の間隔は光の波長
の2分の1になっているため。波長を記録しているのと
同じことになる。これは、膜面に垂直な方向での干渉を
利用したホログラフィック記録とみなせる。従って、一
種の三次元記録を行っていることになり、飛躍的に記録
密度が増大する。 即ち、高い波長多重度を実現することができる。 (実施例】 以下に本発明の実施例を示しさらに詳細に説明する。 《実施例1》 第6図は本発明の一実施例の光情報記録媒体の構造を示
したものである。トラッキング用の案内溝を設けたガラ
スなどよりなる透明基板上1上に第1誘電体膜2aとし
てSiOを100nm高周波マグネトロンスパッタ法に
より積層する。さらに第1記録膜2a (GeSbTe
)を10nm、第2誘電体膜3b(Sin)を150n
m、第2記録膜2b(GeSbTe)を10nm、第3
誘電体膜2c(SiO)を250nm、反射膜4(A1
)を50nm順に高周波マグネトロンスパッタ法で積層
した。 このような構成の記録媒体に透明基板1の側から波長8
30nmのレーザ光及び波長530nmのレーザ光を照
射する。各層の光学定数より計算したところ、波長83
0nmのレーザ光に対しては、第1記録膜3aがその1
2%を吸収し、第2記録膜3bがその55%の光を吸収
することがわかった。また、波長530nmのレーザ光
を照射したときには、第1記録膜3aがその53%を吸
収し、第2記録膜3bがその5%の光を吸収することが
わかった。反射膜4に吸収される光の量はわずかである
。従って、530nmの光により第1記録膜3aを加熱
し非品質化することによって記録をおこなうことができ
る。この時の第2記録膜3bの温度の上昇は極わずかで
ある。また、同様に830nmの光により第2記録膜3
bを加熱し非品質化することによって記録をおこなうこ
とができる。 この例の記録膜材料GeSbTeの場合、強度の高い光
を照射したときには非品質化し記録される。逆に強度の
比較的弱い光を照射したときには結晶化を行うことがで
きるため、記録された情報を消去することができる。従
って、強度の高い光と強度の小さな光を交互に記録すべ
き情報に合わせて変調して照射すると、以前の情報の上
にそのまま重ね書き(オーバライト)を行うことができ
る。 実際に記録媒体を240Orpmで回転させて波長83
0nmの光でオーバライト記録を行ったところ、記録さ
れた点では反射率が17%、記録されていない点では、
反射率28%であり、変調度は40%であった。この記
録に要したレーザ光の強度は、強い光:12mW、弱い
光:6mWであった。また、波長530nmの光でオー
バライト記録を行ったところ,記録された点では反射率
が17%、記録されていない点では反射率40%であり
、変調度は57%であった。この記録に要したレーザ光
の強度は、強い光:8mW、弱い光=4mWであった。 波長830nmの光による記録を波長530nmの光で
読みだしたときには変調度は0.4%以下であった。従
ってクロストークは−40dB以下である。また、波長
530nmの光による記録を波長830nmの光で読み
だしたときには変調度は0.5%以下であり、クロスト
ークは−35dB以下であった。 この時−の記録密度は、従来方法による記録と同一の線
記録密度で記録したとして、約2倍に向上している。ま
た、記録膜を10nmと薄くしてあるため、従来と比べ
て記録感度が約50%向上している。 波長830nmのレーザとしてはG a A s半導体
レーザを,また、波長−530nmのレーザとしては半
導体レーザ励起のNd : YAGレーザの第2高調波
(SHG)を用いた。 《実施例2》 第7図は本発明の一実施例の光情報記録媒体の構造を示
したものである。トラッキング用の案内溝を設けたガラ
スなどよりなる透明基板上1上に第1誘電体膜2aとし
てSiNを100nm高周波マグネトロンスパッタ法に
より積層する。さらに第1記録膜2a (TbFeCo
)を10nm、第2誘電体膜3b(SiN)を360n
m、第2記録膜2 b ( T b F e C o 
)を10nm、第3誘電体膜2c(SiN)を460n
m、反射膜4(Ag)を50nm順に高周波マグネトロ
ンスパッタ法で積層した。さらにその上に保護コートと
して紫外線硬化樹脂を5μm塗布した。 このような構成の記録媒体に透明基板1の側から波長6
30nmの半導体レーザ光及び波長830nmの半導体
レーザ光を照射する。各層の光学定数より計算したとこ
ろ、波長630nmのレーザ光に対しては、第1記録膜
3aがその75%を吸収し、第2記録膜3bがその5%
の光を吸収することがわかった。また、波長830nm
のレーザ光を照射したときには、第1記録膜3aがその
15%を吸収し、第2記録膜3bがその65%の光を吸
収することがわかった。゛反射膜4に吸収される光の量
はわずかである。従って、630nmの光により第1記
録膜3aを加熱しキュリー温度以上とすることによって
光磁気記録をおこなうことができる。この時の第2記録
膜3bの温度の上昇は極わずかである。また、同様に8
30nmの光により第2記録膜3bを加熱しキュリー温
度以上とすることによって光磁気記録をおこなうことが
できる。 以上に述べた記録媒体l5を用い,第8図のように浮上
型磁気ヘッド14を用いて磁界変調記録を行った。レン
ズ16及び浮上型磁気ヘッド14は上記の2つの波長に
対応して2組用意した。磁界変調記録は強いレーザ光5
を記録媒体14に連続的に照射して記録膜(磁性膜)を
キュリー温度以上に上昇させて置き、そこの情報に従っ
て変調された磁界を印加し、その印加した磁界の方向に
記録膜の磁化を揃えて記録する方式である。従って、以
前の情報の上にそのまま重ね書き(オーバライト)を行
うことができる。 実際に記録媒体を360Orpmで回転させて波長83
0nm (10mW)の光でオーバライト記録(周波数
5 M H z )を行ったところ,C/N比55dB
を得た。また、波長630nm (8mW)の光でオー
バライト記録(5MHz)を行ったところ、C/N比5
6dBを得た。波長830nmの光による記録を波長6
30nmの光で読みだしたとき及び波長630nmの光
による記録を波長830nmの光で読みだしたときのク
ロストークは−35dB以下である。 この時の記録密度は、従来方法による記録と同一の線記
録密度で記録したとして、約2倍に向上している。また
、記録膜を10nmと薄くしてあるため、従来と比べて
記録感度が約50%向上している。 第9図は本発明の記録媒体15に照射する光の波長と各
層の吸収量の関係を示したものである。 波長630nmの光では第1記録膜の吸収量17aが最
大になり、第2記録膜の吸収量17bが最小になってい
る。また、波長830nmの光では逆に第2記録膜の吸
収量17bが最大になり第1記録膜の吸収量17aが最
小になっている。 《実施例3》 第10図は本発明の1実施例の光情報記録媒体の構造を
示したものである。トラッキング用の案内溝を設けたガ
ラスなどよりなる透明基板上1上に、誘電体膜12a 
(AIN:9nm).記録膜12b (InTe : 
lnm)を交互に50組積層し計0.5μmの多層記録
膜12を形成した。その上に反射膜4 (Au)を50
nm積層した。 このような、記録媒体に種々の波長の光を照射して結晶
化し記録を行うと、第11図に示したように、記録を行
った波長の光に対する反射率が高くなる。この理由は以
下説明する。光を照射したとき、多層記録膜12の中で
光の波長に対応した干渉縞が形成され、干渉した光の強
度に従って各記録層12bが結晶化される。従って、多
層記録膜12の中に干渉縞が記録される。このようにし
て記録を行ったあとに記録を行ったのと同じ光を照射し
たときは,干渉縞の波長と光の波長が一致しているため
、相互作用が最大になり、光の反射率は記録前と比べて
変化するが、その他の光では干渉縞の波長と光の波長が
異なっているため、各部分での位相がずれるため、記録
されていない時と同じ反射率になる。 この例では、約50nmの波長間隔で記録を行い10多
重を得ている。 この例では記録膜として多層記録膜を用いたが、もっと
吸収率の低い材料(透明度の高い材料)を用いることに
より単層膜とすることも可能である。 このような材料としては、例えばPMMA等の透明物質
中に色素等の吸収体を添加した物などがある。いずれに
せよ、反射膜にまで十分に光が到達するような吸収率で
かつその厚さが約0.5μm程度の物を用いることが重
要である。厚さがこれよりも薄いと干渉縞の本数が少な
くなるため多重度が少なくなるからである。
【発明の効果】
本発明を用いることにより、各波長に対応した膜を用意
することなしに容易に波長多重記録を行うことが可能な
光情報記録媒体及び光情報記録方法を得ることができる
。従って、光情報記録の記録密度を飛躍的に向上させる
ことが可能になる。 また、記録材料としては従来の光記録に用いられていた
ものを用いることができる。従って、PHB記録材料の
ように低温に媒体を保つ必要がない。 また、オーバライト記録も従来の光記録同様に利用行う
ことができる。そのため、記録密度の増大に伴って、転
送速度も向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図、第6図,第7図及び第10図は本発明
の光情報記録媒体の積層構造を示す断面図、第2図は従
来の光情報記録媒体の積層構造を示す断面図、第3図は
従来の光情報記録媒体の吸光度を示す図、第4図は従来
の光情報記録媒体の積層構造及び光情報記録方式の構成
を示す図、第8図は磁界変調記録方式の構成を示す図、
第9図は本発明の光情報記録媒体の吸収量を示す図、第
11図は本発明の光情報記録媒体の反射率を示す図であ
る。符号の説明 1・・・透明基板、2・・・誘電体膜、3・・・記録膜
、4゛゜・反射膜、5・・・レーザ光、6・・誘電体膜
、7・・・保護膜、8・・・色素膜、9・・・色素膜の
吸光度、10・・・記録膜、11・・・レンズ、12・
・・多層記録膜、13・保護コート、 14・・・浮上型磁気ヘッド、 15・・・レ 茎 図 Sb 反軒レープ”先 第 λ 前 系 3 図 第 4 図 (久) <b) 第 b 困 竿 q 圀 垢 ? 図 名 q 函 シ支長 〔・八mヘコ )ク^ 葛1ざで4恨g(の吸収ψ ノ?b   g2N1t匣一一(H尺1E第 I0 図 貞 /1 図 N,lL長 rη1ヘコ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に少なくとも記録膜と反射膜を有し、該記録
    膜の側から反射膜に向けてレーザ光を照射して記録を行
    う光情報記録方法において、該レーザ光の反射光が入射
    したレーザ光と干渉し光の強度分布を生じさせることを
    利用し、かつ該強度分布が照射するレーザ光の波長によ
    って異なることを利用して波長多重多値記録を行うこと
    を特徴とする光情報記録方法。 2、基板上に少なくとも2層以上の記録膜と反射膜を有
    し、該記録膜の側から反射膜に向けてレーザ光を照射し
    て記録を行う光情報記録方法において、該レーザ光の反
    射光が入射したレーザ光と干渉し光の強度分布を生じさ
    せることを利用しかつ該強度分布が照射するレーザ光の
    波長によって異なることを利用して上記多層の記録膜の
    いずれに記録するかを選択して多層多値記録を行うこと
    を特徴とする光情報記録方法。 3、上記記録膜と上記反射膜の間に誘電体層を設けた光
    情報記録媒体を用いることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項及び第2項に記載の光情報記録方法。 4、上記の少なくとも2層の記録膜の間に誘電体層を設
    けた光情報記録媒体を用いることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項及び第3項に記載の光情報記録方法。 5、上記レーザ光をレンズで光情報記録媒体上に集光し
    て記録を行うとき、記録膜が上記レーザ光の照射される
    位置において全て上記レンズの焦点深度の範囲に収まる
    様にしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項及び第
    3項に記載の光情報記録方法。 6、反射膜と、少なくとも一つは特定の波長の記録レー
    ザ光の入射光と反射膜からの反射光とが干渉して光の強
    度が強まる位置に、他の少なくとも一つは上記干渉で光
    の強度が弱まる位置に、それぞれ反射膜と所定の間隔を
    おいて形成された複数の記録膜を有する光情報記録媒体
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000077779A1 (fr) * 1999-06-15 2000-12-21 Laserdynamics, Inc. Appareil interferentiel a faisceau laser d'enregistrement/reproduction d'informations optiques comprenant un materiau d'enregistrement holographique, et procede d'enregistrement/reproduction associe

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WO2000077779A1 (fr) * 1999-06-15 2000-12-21 Laserdynamics, Inc. Appareil interferentiel a faisceau laser d'enregistrement/reproduction d'informations optiques comprenant un materiau d'enregistrement holographique, et procede d'enregistrement/reproduction associe

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