JPH03217452A - 耐熱性フィルムおよび耐熱性延伸フィルム - Google Patents

耐熱性フィルムおよび耐熱性延伸フィルム

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JPH03217452A
JPH03217452A JP1328290A JP1328290A JPH03217452A JP H03217452 A JPH03217452 A JP H03217452A JP 1328290 A JP1328290 A JP 1328290A JP 1328290 A JP1328290 A JP 1328290A JP H03217452 A JPH03217452 A JP H03217452A
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JP
Japan
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heat
film
formula
polyether
resistant
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Application number
JP1328290A
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English (en)
Inventor
Shigeru Matsuo
茂 松尾
Chikafumi Kayano
茅野 慎史
Shigeru Murakami
滋 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は.#熱性フィルムおよび耐熱性延伸フィルムに
関し、更に詳しく言うと、エレクトロニクス分野、電気
および熱絶縁分野、およびその他一般の工業分野の各種
用途に輻広〈使用することのできる、高いガラス転移点
を有して耐熱性に優れた耐熱性フィルムおよび耐熱性延
伸フィルムに関する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]近年、耐
熱性や、機械的強度に優れた各種の樹脂フィルムか開発
され、これらは電気・電子機器や機械などの部品の素材
として広汎な用途に供されている。
一方、このように樹脂フィルムの用途範囲が広かるにつ
れて、従来よりもさらに優れた性質、即ち、耐熱性、難
燃性、機械的強度等の性質を具備する樹脂フィルムかま
すます要求されている。
しかしながら,現在用いられている樹脂フィルムの中で
、最も優れた性能を持つと言われているポリエーテルケ
トン系樹脂においてさえ、ガラス転移温度か低く、この
ガラス転移温度よりも高い温度領域てある150〜20
0゜Cにおいては機械的強度か低下する。またポリエー
テルケトン系樹脂は、その製造条件か苛酷なことからボ
リマー中にケルを含みやすく,故に成形加工性に難かあ
りすべての点において満足しうる性質を有するには至っ
ていない。特にゲルを含みやすいということは、これら
の樹脂をフィルム化する際の問題点となっている。
本発明は前記の事情に基いてなされたものてある。
本発明の目的は、広い温度領域において、十分に高い機
械的強度を保持しつる耐熱性にすぐれたフィルムを提供
することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための請求項lに記載の発明は、次
式(I): (I) て表わされる繰り返し単位および次式(■):0 (II) て表される繰り返し単位からなり、前記式(I)て表さ
れる繰り返し単位の!g成比[千ル比,(1/(I)+
(II)]か0.15〜0.40であるとともに、40
0℃における溶融粘度か500〜100,000ボイズ
てあるポリエーテル系共重合体40〜90重量%と 次式(m) (m) [たたし、 式中、 Ar’およびAr2 は、 (たたし、R+およびR2は,アルキル基、シクロアル
キル基またはフェニル基てあり、互いに同一てあクても
相違していても良い。)てあり互いに同一てあっても相
違していても良い。]て表わされる繰り返し単位を有す
るポリエーテルイミト10〜60重量%とを含有するこ
とを特徴とする耐熱性フィルムであり、 請求項2に記載の発明は、前記請求項lに記載の耐熱性
フィルムを延伸倍率1.5〜IO倍に延伸してなること
を特徴とする耐熱性延伸フィルムてあり、 請求項3に記載の発明は、前記請求項2において、前記
延伸か、そのガラス転移温度と結晶融点との間の温度て
、一軸方向または二軸方向に行なわれてなる前記請求項
2に記載の耐熱性延伸フィルムてある。
本発明の耐熱性フィルムにおいて、先ず重要なことは、
特定の構造を有するポリエーテル系共重合体と特定の構
造を有するポリエーテルイミトとを特定の割合て含有す
ることてある。
以下、順次に説明する。
ーボリエーテル系共重合体 本発明のフィルムにおいて重要な点の一つは、前記ポリ
エーテル系共重合体か、前記式(I)て表わされる繰り
返し単位と前記式(II)で表わされる繰り返し単位と
からなるとともに、前記式(I)て表わされる繰り返し
単位の組成比[モル比・(I)/ (I) + DI)
 ]か0.15〜0.40、好ましくは0.20〜0.
35の範囲内にあることてある。
前記組成比か0.15末満てあると、ポリエーテル系共
重合体のガラス転移温度が低くなって耐熱性か低下した
り、融点か高くなって成形性の劣化を招いたりする。一
方、0.40を超えると、ポリエーテル系共重合体の結
晶性か失われて、耐熱性、耐溶剤性か低下する。
また,本発明のポリエーテル系共重合体においては、温
度400゜Cにおける溶融粘度(セロ剪断粘度)か50
0〜100,000ボイス、好ましくは3,000〜8
0,000ボイズてあることか重要てある。
この溶融粘度か500ポイズ未満てある低分子量のポリ
エーテル系共重合体では、充分な耐熱性および機械的強
度を達成することかできないからである。
また、溶融粘度か100,000ボイズを超えるとフィ
ルム化か困難になる。
本発明に用いられるポリエーテル系共重合体は、分子中
に極性基を有するのて、ポリエーテルイミトとの相溶性
に優れる。しかも、このポリエーテル系共重合体は、た
とえば結晶融点か330〜400℃程度てあって、高い
結晶性を有するとともに,充分に高分子量てあり、充分
な耐熱性を示すとともに、耐溶剤性、機械的強度に優れ
ている。したかって,このポリエーテル系共重合体と後
述のポリエーテルイミトとを含有する組成物は、ポリエ
ーテル系共重合体とポリエーテルイミトとの両方の特性
を損なうことのない、優れた性質を有するフィルムに好
適に成形することかてきる。
このようなポリエーテル系共重合体は、以下のようにし
て製造することかできる。
■ポリエーテル系共重合体の製造方法 本発明におけるポリエーテル系共重合体は、特定使用比
率てシハロゲノベンゾニトリルと4,4゛ビフェノール
とをアルカリ金属化合物および中性極性溶媒の存在下に
反応させた後、得られる反応生成物と特定量の4,4“
−シハロゲノベンゾフエノンとの共重合反応を行なうこ
とにより、製造することかてきる。
前記ジハロゲノベンゾニトリルの具体例としては、たと
えば、次式: (たたし、式中、Xはハロゲン原予てあり、2個のXは
同一であっても相違していても良い。)て表わされる2
,6−シハロゲノベンゾニトリルや次式: X (たたし、式中、Xは前記と同し意味てある。)て表わ
される2,4−シハロゲノベンゾニトリルなどが挙げら
れる。
これらの中ても、好ましいのは2,6−シクロ口ベンゾ
ニトリル,2,6−シフルオロベンソニトリル、2.4
−シクロ口ペンゾニトリル、2.4−ジフル才口ペンゾ
ニトリルであり、特に好ましいのは2,6−シクロ口ペ
ンゾニトリルである。
本発明の方法においては、前記シハロゲノベンゾニトリ
ルと次式; て表わされる4,4”一どフェノールとをアルカリ金属
化合物および中性極性溶媒の存在下て反応させる。
使用に供される前記アルカリ金属化合物は、前記4,4
゜−ビフェノールをアルカリ金属塩にすることのできる
ものてあればよく,特に制限はないか、好ましいのはア
ルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩てある。
前記アルカリ金属炭酸塩としては、たとえば炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、
炭酸セシウムなどが挙げられる。
これらの中ても、好ましいのは炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムてある。
前記アルカリ金属炭酸水素塩としては、たとえば炭酸水
素リチウム、炭醸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム,
炭酸水素ルビシウム、炭酸水素セシウムなどが挙げられ
る。
これらの中ても、好ましいのは炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムてある。
本発明におけるポリエーテル系共重合体を製造するに際
し、上記各種のアルカリ金属化合物の中ても、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウムを特に好適に使用することかてき
る。
前記中性極性溶媒としては、たとえばN,N−シメチル
ホルムアミト、N,N−ジェチルホルムアミト、N,N
−シメチルアセトアミド、N,N−シェチルアセトアミ
ト, N,N−シプロビルアセトアミト、N,N−ジメ
チル安息香酸アミト、N−メチル−2−ビロリドン、N
一エチル−2−ピロリトン、N−イソブロビル−2−ビ
ロリドン、N−イソブチルー2一ビロリトン、N−n−
プロビル−2−ビロリドン、Nn−ブチルー2−ビロリ
トン、N−シクロへキシル−2−ビロリトン、トメチル
ー3−メチル−2−ピロリトン、N一エチル−3−メチ
ル−2−ピロリトン、N−メチル−3.4.5 − ト
リメチル〜2−ピロリトン、N−メチル−2−ビベリト
ン、N一エチル−2−ビベリトン、N−イソブロビル−
2−ビベリトン、N−メチル−6−メチル−2−ビベリ
トン、N−メチル−3−エチルピベリトン,シメチルス
ルホキシト、シエチルスルホキシト,1−メチルーI−
オキソスルホラン,1−エチル−1一才キソスルホラン
、】−フェニル−1−オキソスルホラン.NJ−シメチ
ルイミダゾワシノン、シフェニルスルホンなどが挙げら
れる。
前記シハロゲノベンゾニトリルの使用割合は、シハロゲ
ノベンゾニトリルと4,4′−ジハロゲノベンゾフェノ
ンとの合計量に対するモル比て,前記シハロゲノベンゾ
ニトリルか、通常、0615〜+1.40、好ましくは
0.20〜0.35の割合であり、前記アルカリ金属化
合物の使用割合は、前記4,4゜ービフェノールの水酸
基1個につき、通常1.01〜2.50当量、好ましく
は1.02〜1、20当量の割合である。
前記中性極性溶媒の使用量については、特に制限はない
か,通常、前記シハロゲノベンゾニトリルと、前記4.
4′−ビフェノールと,前記アルカリ金属化合物との合
計1(10重量部当り、20(1〜2.000重量部の
範囲て選ばれる。
本発明におけるポリエーテル系共重合体を製造するには
、前記アルカリ金属化合物および前記中性極性溶媒の存
在下て前記シハロゲノベンゾニトリルと前記4.4′−
ビフェノールとの反応を行ない、その反応によって得ら
れる反応生t物と前記4.4′ シハロゲノベンゾフェノンとを反応させる。
使用に供される前記4.4″−シハロゲノベンゾフェノ
ンは、次式; (たたし、Xは前記と同し意味てある。)て表わされる
化合物であり、特に4,4゜−ジフルオ口ペンゾフェノ
ン、4,4゜−シクロ口ペンゾフェノンか好適てある。
本発明におけるポリエーテル系共重合体を製造するに当
たり、前記4,4゜−ジハロゲノベンゾフェノンは、4
,4゜−シハロゲノベンゾフェノンとシハロゲノベンゾ
ニトリルとの合計量の,前記4.4゛ヒフェノールの使
用量に対するモル比か0.98〜1,02、好ましくは
1.00〜1.01になるように、その使用量を調整し
て使用する。
本発明におけるポリエーテル系共重合体を製造するに際
し、たとえば,前記中性極性溶媒中に前記シハロゲノベ
ンゾニトリルと、前記4,4゛−ビフェノールと,前記
アルカリ金属化合物とを、同時に添加して,前記ジハロ
ゲノベンゾニトリルと前記4,4゛−ビフェノールの反
応を行なわせた後、さらに前記4,4゜−シハロゲノベ
ンゾフェノンを添加し、通常は150〜380℃、好ま
しくは180〜330℃の範囲の温度において一連の反
応を行なわせる。反応温度か150゜C未満では、反応
速度か遅すぎて実用的てはないし、380℃を超えると
、副反応を招くことかある。
また、この一連の反応の反応時間は、通常、0.1〜I
O時間であり、好ましくは1時間〜5時間である。
反応の絆了後、得られるポリエーテル系共重合体を含有
する中性極性溶媒溶液から、公知の方法に従って、ポリ
エーテル系共重合体を分離、精製することにより、ポリ
エーテル系共重合体を得ることかてきる。
このようにして本発明におけるポリエーテル系共重合体
を筒単な工程て効率良く製造することかできる。
本発明におけるポリエーテル系共重合体は、前述の方法
(第1の方法)以外の方法によっても製造することかて
き、たとえば特定使用比率でシハロゲノベンゾニトリル
と4,4′−ジクロ口ペンゾフェノンと4,4゛−ビフ
ェノールとを、アルカリ金属化合物および中性極性溶媒
の存在下に反応させ(1段目の反応)、得られる反応生
成物と4.4゜ーシフル才口ペンゾフェノンとの共重合
反応を行う(2段目の反応)ことにより、製造すること
もできる(第2の方法)。
記シハロゲノベンゾニトリル、前記4,4゜−シクロ口
ペンゾフェノン、前記4.4゜−シフルオロベンソフェ
ノン、前記アルカリ金属化合物、および前記中性極性溶
媒については前記第1の方法において説明したのと同様
てある。
この第2の方法においては、前記シハロゲノヘンゾニト
リルおよびアルカリ金属化合物の使用割合は、前記第1
の方法の場合と同様てある。
また、前記シハロゲノベンゾニトリルと前記4,4゜−
シクロ口ペンゾフェノンおよび前記4.4’−ジフル才
口ペンゾフェノンとの合計使用量は,4,4“−ジハロ
ゲノベンゾフェノンとジハロゲノベンゾニトリルとの合
計使用量の前記4,4゜−ビフェノールの使用量に対す
るモル比が、通常、0.98〜1.02、好ましくは1
.00〜1.01になるような割合てある。
そして、一段目の反応における4,4゜−シクロ口ペン
ゾフェノンの使用量と、最終ボリマー合成時に使用する
4,4゜−シフルオ口ペンゾフェノンの使用量とは、モ
ル比て60〜95:5〜40にするのか望ましい。
前記アルカリ金属化合物の使用割合、前記中性極性溶媒
の使用量については、前記第1の方法において説明した
のと同様てある. 本方法における反応温度、反応時間等についても前記第
1の方法におけるのと同様である.反応の終了後に、得
られる反応液を常法にしたかって処理することによりポ
リエーテル系共重合体を単離することかてきる。
ーボリエーテルイミトー 本発明のフィルムにおいて、他の重要な点の一つは、前
記ポリエーテルイミトか,前記式(m)で表わされる繰
り返し単位を有する重合体を主たる構成成分とすること
てある。
本発明におけるポリエーテルイミドは、一般式(m)で
表される繰り返し単位を有すると共に、N−メチル−2
−ピロリドンを溶媒とする濃度0.5g/d lの溶液
において30℃て測定したときの還元粘度[ ηsp/
c]かOl〜2.0 di/gてあるのか望ましい。
なお、本発明における前記ポリエーテルイミトは、本発
明の目的を阻害しない範囲て前記繰り返し単位(m)以
外の繰り返し単位を有していても良い。
他の繰り返し単位として,例えば以下の構造の繰り返し
単位を挙げることかてきる。
(IV) (たたし、式中、Ar’ ,Ar2は前記と回し意味て
ある。) 上記構造の繰り返し単位(IT)は、加熱により容易に
脱水して前記式(III)て表わされる繰り返し単位に
変化することかできる。
■ポリエーテルイミトの製造方法 本発明におけるポリエーテルイミトは、たとえば,次の
ようにして製造することかてきる。
すなわち、次式(V)て示されるジカルボン酸無水物と
次式(VI)て示されるシアミン化合物とを中性の極性
溶媒中て反応させて得ることかてきる。
(V) [たたし、Ar”は前記と同様の意味を表わす。]H 
t  N   A r’− N H 2(VI) [ただし、Ar’は前記と同様の意味を表わす。コ前記
中性極性溶媒としては、たとえば、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミト、N−メチルビロリトン、ジ
メチルスルホキシト、スルホラン、シフェニルスルホン
、シメチルイミタゾリシノン等を挙げることかてきる. なお、これらの中性極性溶媒は、一種単独て用いてもよ
く,二種以上を混合溶媒などとして併用してもよく、あ
るいは、他の不活性有機溶媒、たとえば,水分を反応系
外に留去するための共沸溶媒てあるベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒等との混合溶媒等と
して用いてもよい。
前記式(VI)で示されるジアミン化合物に対する前記
式(V)て示されるシカルボン酸無木物の使用割合は、
実質的に等モル量である。
前記重合反応を行うに際しての反応温度は、通常O〜5
0゜Cてあり、反応時間は、通常5分間〜IO時間、好
ましくは30分間〜1時間てある。
重合反応後に得られる反応生成液を通常の手法により、
たとえば溶媒を使用して重合体を析出させ、これを捕集
し、精製操作に付することにより前記式(m)て表わさ
れる繰り返し単位を有するポリエーテルイミドを単離す
ることかてきる。
なお、前記式(W)で示されるシアミン化合物と前記式
(V)て示されるシカルボン酸無水物とを反応させると
、重合体中に前記式(ff)て表わされる繰り返し単位
か一部含まれるようになるか、これによって本発明の目
的はいささかも阻害されない。
耐熱性フィルムおよび耐熱性延伸フィルム−本発明の耐
熱性フィルムは、前記ポリエーテル系共重合体とポリエ
ーテルイミドとを特定の割合て配合してなる組成物を成
形することにより製造することかできる。
前記組I&物は、前記ポリエーテル系共重合体と前記ポ
リエーテルイミトとの合計を100としたときに、前記
ポリエーテル系共重合体40〜90重量%と、前記ポリ
エーテルイミトlO〜60重量%とを含有する。前記組
成物において、ポリエーテルイミトかIO重量%以下て
はガラス転移温度(Tg)か低下して耐熱性か落ちるの
て好ましくない。また、ポリエーテルイミトの含有率か
60重量%を超えると、非品性に近くなり、結晶化速度
か非常に遅くなって好ましくない。
なお、この組成物には、本発明の目的を阻害しない範囲
で、紫外線吸収剤、帯電防止剤、酸化防止剤、滑剤、着
色剤等を配合しても良い。
前記組成物を得るためのツレント方法としては、一般に
使用される樹脂のミキサーを用いて行なうことかてきる
。中ても押出機またはニーターによる溶融混練か好適て
ある。
本発明の耐熱性フィルムは、プレス成形法や押出成形法
等、通常の方法を用いて、結晶融点よりlO〜100’
C高い温度て、好ましくは、結晶融点より30〜70゜
C高い温度で前記組成物をフィルム化し、急冷すること
によって、得ることができる.このようにして得られる
フィルムは、非晶性てあり透明性の良好なフィルムであ
る。このフイルムは、室温においては、十分な機械的強
度を示すが、非晶性てあることから、高温における機械
的強度や耐溶剤性、耐薬品性は必ずしも十分といえない
ため、これを熱処理することにより、上記難点の解消さ
れた結晶性フィルムとすることかてきる。この結品性の
耐熱性フィルムは、熱処理前の非品性の耐熱性フィルム
に比べて、機械的特性特に引張強度およひ引張弾性率か
向上し,高温度例えば200゜Cにおける機械的特性の
低下か小さい ここて、前記非品性の耐熱性フイルムの熱処理条件とし
ては、通常、加熱温度か200〜370゜C、加熱時間
が0.1〜30分間てある。
加熱温度か200゜C未満てあると、結晶化か十分に起
こらないことかあり、370℃を超えると変形を招くこ
とかある。また、加熱温度か0.1分間未満ては熱処理
効果か不十分てあり、30分間を超えてもそれ以上の効
果は得られない。
さらに本発明において注目すべきことは、前記耐熱性フ
ィルムをさらに延伸することにより、機械的強度のより
大きな耐熱性延伸フイルムを形成することかてきること
てある。
前記耐熱性フィルムの延伸に際し、その延伸倍率は L
.S〜lO倍、特に2〜5倍てあるのが好ましい 延伸倍率か、1.5倍未満ては十分な延伸効果(引張強
度、引張弾性率等のフイルム物性の改良効果)か奏され
ないことかあるし、また、10倍を越えて延伸したとし
ても、延伸効果はさらには向上しないことかある。
耐熱性延伸フィルムの成形は、一軸あるいは二軸て行い
、Tg(ガラス転移温度)からTm(結晶融点)の間の
温度て行うのか好ましい。
さらに、この耐熱性延伸フィルムは、必要に応して緊張
下または無緊張下に.Tcc[結晶化温度二上記フィル
ム化で非晶化したボリマーが、熱処理(昇温)て結晶化
する温度]より高<Tm(結晶融点)より低い温度て熱
処理をするのが好ましい。
このようにして得られた前記耐熱性フィルムおよび耐熱
性延伸フィルムは、 (1)エレクトロニクス分野において、フレキシブルプ
リント回路基板用ベースフィルム、フレキシブルプリン
ト回路基板用裏打材、メンブレン用電極板、メンツレン
用裏打材、透明電極用ベースフィルム,液晶用フィルム
セル、ICキャリャーテーブ、光カード、垂直磁化用ベ
ースフィルム等に使用することかてき、(2)電気およ
び熱絶縁分野において、面状発熱体のベースフィルムお
よびその表面カハーフィルム,たとえばモーター、発電
機、変圧器等に使用される絶縁テーブ;コンデンサー:
電線被覆:電子レンシその他の熱機器用遮弊板:スピー
カー振動板:照明機器カハ一二計器類表示盤等に使用す
ることかでき、 (3)一般工業用途において、 オーハーヘッドプロジェクター原紙、航空機内装材、原
子力関連機器、ソーラーコレクターカハー、限外濾過膜
等に使用することがてき、(4)その他において、 耐熱ラベル、耐熱銘板、航空・車両・防衛関係等コンボ
ジット等に使用することかてきる。
[実施例] 次に、この発明の実施例を示し,この発明についてさら
に具体的に説明する。
(実施例l) (1)ポリビフェニレンエーテルケトン共重合体の製造 トルエンを満たしたディーンスタルクトラップ、攪拌装
置およびアルゴンガス吹込管を備えた内容積5文の反応
器に、2,6−シクロ口ベンゾニトリル32.34 g
(0.188モル) 、4.4’−ビフェノール1:l
9.66g (0.75モル)、炭酸カリウム1241
9g(0.9モル)およびN−メチルピロリトン1.5
文を入れ,アルゴンガスを吹込みながら、1時間かけて
室温より195°Cにまて昇温した。
昇温後に、少量のトルエンを加えて生成する水を共沸に
より除去した。
次いで、195゜Cにて30分間かけて反応を行なった
後、4,4゜−シフルオ口ペンゾフエノン122.85
g( 0.563モル)をN−メチルビロリドン1.5
 1に溶解した溶液を加えて、さらに1時間かけて反応
を行なった。
反応終了後に、生成物をフレンダ−(ワーニンク社製)
て粉砕し、アセトン、メタノール、水、アセトンの順に
洗浄を行なってから、乾燥させると、嵩密度か0.12
g / c m ’である白色粉状体259. :l6
 gか得られた。
この白色粉状体につき、IR測定を行なったところ、2
,220 cm−’の位置にニトリル基による吸収か、
1,650 cm−’の位置にカルボキシル基による吸
収が、1,240 cm−’の位置にエーテル結合によ
る吸収かそれぞれ確認された。
この結果および元素分析結果から、前記白色粉状体は下
記の構造を有するポリエーテル系共重合体であると認め
られた.したかって、このポリエーテル系共重合体の収
率は98%てある。
このポリエーテル系共重合体の特性について測定したと
ころ、温度400℃における溶融粘度(ゼロ剪断粘度)
 ]:l,000ボイズ、ガラス転移温度182゜C、
結晶融点379゜C、熱解開始温度562゜C(空気中
、5%重量減)てあった。
(2)耐熱性フィルムの製造 前記(1)て製造したポリエーテル系共重合体50重量
部とボソエーテルイミトとして,2,2−ヒス( 4 
− (2,:l−シカルボキシフエノキシ)一フエニル
コプロパンシ無水物とm−フエニレンシアミンとの反応
により製造された下記構造単位を有する[ウルテムIO
OOJ■(GE社製)50重量部とをラボプラストミル
(東洋精機製作所製)に供給し、400゜Cて溶融混練
して樹脂組成物のベレットを製造した。
このベレットを400℃においてプレス成形し、ついて
これを水中に投入して急冷することにより、厚み200
,Bmの透明な非品性フイルムを得た。
この非品性フイルムの25゜Cにおける物性を測定した
ところ、引張強度か10 kg/sm2、引張弾性率2
80 kg/園■2、破断伸度150%(以上、AST
M  D882に準拠)、酸素指数:I8(ASTMD
2863に準拠)てあった。
また、この非品性フィルムは、そのガラス転移温度(T
g)か204℃、熱分解開始温度か553℃であった。
これら結果より、この非品性フィルムは、比較的高い温
度、たたし200℃を超えない温度領域では十分に実用
的な機械的性質か維持できるものと認められる。
(実施例2) 実施例lと同様にして厚さ2004mのフィルムを製造
し、このフィルムを240”Cて2分間熱処理して、結
晶化させた。
この結晶化フィルムの物性を測定したところ、引張強度
か+tkg/g+■2であり、引張弾性率か300 k
g/am2てあり、破断伸度か110%であった。また
、この結晶化フィルムの200゜Cにおける物性を測定
したところ、引張強度7.5 kg/ ygw+2引張
弾性率200 kg/一12、破断伸度160%てあり
、200℃おいても十分に実用的な機械的強度を維持す
ることかてきることか認られた。
この結晶化フィルムの熱的性質については、ガラス転移
温度か204℃、結晶融点が360℃、結晶化温度か2
35℃、熱分解開始温度が553℃であり、十分に高い
熱安定性を有することが認められた。
次に、この結晶化フィルムの限界酸素指数を測定したと
ころ、38であり、実用上十分に高い難燃性を有するこ
とか認められた. また、この結晶化フィルムは、長時間に渡って濃硫酸に
浸漬すると膨潤するが,塩酸,硝酸、シクロル酢酸、ト
リフルオロ酢酸などの強酸や、苛性ソーダ、苛性カリな
どの強アルカリ、アセトン、シメチルエーテル、メチル
エチルケトン,ベンゼン、トルエン、酢酸エチル、ジメ
チルホルムアミト、N−メチルビロリドン、塩化メチレ
ンなどの有機溶媒、熱水に対して侵されることなく、全
く安定てあった。
(比較例l) 前記実施例lて製造したポリエーテル系共重合体を、4
00℃でプレス成形し、これを氷水中に投大して透明な
非品性フィルムを得た.フイルムの厚さは200Bmで
あった。このフィルムを250℃で1分間熱処理して,
結晶化したフィルムを作製したゆ このフィルムの25℃における物性を測定したところ、
引張強度がllkg/■■2てあり、引張弾性率か25
0kg/■■2てあり、破断伸度が130%であった。
また、このフィルムの200℃における物性を測したと
ころ、引張強度3kg/■■2、引張弾性率60kg/
ms2、破断伸度か300%であり、25℃における物
性よりかなり大幅な低下かみられた。次にこのフィルム
の限界酸素指数を測定したとろ、31.5であった. また、この結晶化フィルムは長時間に渡って濃硫酸に浸
漬すると膨潤するか、塩酸、硝酸、ジクロル酢酸、トリ
フルオロ酢酸などの強酸や、苛性ソーダ、苛性カリなど
の強アルカリ、アセトン、ジメチルエーテル、メチルエ
チルケトン,ベンゼン、トルエン、酢酸エチル、シメチ
ルホルムアミト、N−メチルピロリドン,塩化メチレン
などの有機溶媒,熱水に対して侵されることなく、全く
安定てあった。
(比較例2) GE社のポリエーテルイミト[ウルテムIOOOJ■を
、350℃でプレス成形し,厚さ200uLmの透明な
フィルムを得た。
このフィルムの物性を測定したところ、引張強度1 1
 kg/鵬■2、引張弾性率305 kg/ am” 
.破断伸度か80%てあった。
また、このフィルムの200゜Cにおける物性を測定し
たところ、引張強度4 kg/ am2,引張弾性率1
40kg/s朧2、破断伸度か150%てあり、25℃
における物性に比べて大幅な物性の低下がみられた。
また、このフィルムの熱的性質については、ガラス転移
温度か217゜C,熱分解開始温度か510℃てあり,
高い熱安定性か認められた。
さらに、このフィルムの限界酸素指数は41てあり、優
れた難燃性を有することか認められた。
また、このフィルムは、濃硫酸などの強酸、苛性ソータ
、苛性カリなどの強アルカリ、アセトン、塩化メチレン
、N−メチルビロリトンなどの有機溶媒などに対して、
溶解、分解などが起こり、不安定であった。
(実施例3,4) 実施例1て作成した非品性フィルムを、第1表に示す成
形条件て、一軸延伸機(柴田製作所製)および二軸延伸
機(東洋精機製作所製)により1 ,000%/分の延
伸速度て延伸を行なった。得られた延伸フィルムの物性
を第1表に示した。測定は、ASTM  D882に準
拠した。
(実施例5、6) 実施例lの(1)て製造したポリエーテル系共重合体と
、ポリエーテルイミト[ウルテム+000 Jとの組成
割合を、重量比て前者.後者=ao:zoとしたほかは
、実施例lと同様にして得た非品性フィルムを実施例3
および4と同じ延伸機、延伸速度て延伸を行なった。得
られた延伸フィルムの物性を同様に測定した結果を第1
表に示した。
以上の実施例および比較例より、本発明の耐熱性フィル
ムは、その原料樹脂単独の素材から成形されたフィルム
に比べ、高い温度領域における機械的強度か大きく、し
たかって、より広い用途分野ての使用か可能てあるとい
う利点を有していることかわかる. また、本発明の耐熱フィルムの素材の組成範囲において
は、成形されたフィルムを熱処理して結晶化することに
より、ポリエーテルイミトては得られない、高い耐薬品
性、耐溶剤性か得られるほか、原料樹脂の有する難燃性
も保持されていることかわかる。
さらに、延伸により、機械的性質か向上することか認め
られる。
[発明の効果] 本発明の耐熱性フィルムおよび耐熱性延伸フイルムは、
広い温度領域において、優れた機械的強度を保持するこ
とかてきるほか、熱安定性や難燃性,耐薬品性等にも優
れ、物性の八ランスか良好て、広範な用途分野に適用す
ることのできるものてある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる繰り返し単位および次式(II);▲数式、
    化学式、表等があります▼(II)で表される繰り返し単
    位からなり、前記式( I )で表される繰り返し単位の
    組成比[モル比;( I )/( I )+(II)]が0.1
    5〜0.40であるとともに、400℃における溶融粘
    度が500〜100,000ポイズであるポリエーテル
    系共重合体40〜90重量%と、 次式(III); ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [ただし、式中、Ar^1およびAr^2は、▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、または▲数式、化
    学式、表等があります▼、 (ただし、R^1およびR^2は、アルキル基、シクロ
    アルキル基またはフェニル基であり、互いに同一であっ
    ても相違していても良い。)であり、互いに同一であっ
    ても相違していても良い。]で表わされる繰り返し単位
    を有するポリエーテルイミド10〜60重量%とを含有
    することを特徴とする耐熱性フィルム。
  2. (2)前記請求項1に記載の耐熱性フィルムを延伸倍率
    1.5〜10倍に延伸してなることを特徴とする耐熱性
    延伸フィルム。
  3. (3)前記延伸が、そのガラス転移温度と結晶融点との
    間の温度で、一軸方向または二軸方向に行なわれてなる
    前記請求項2に記載の耐熱性延伸フィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19980206B4 (de) * 1998-01-21 2010-11-11 Mitsubishi Plastics Inc., Nagahama Grundplatte für eine Leiterplatte unter Verwendung einer wärmebeständigen Isolationsschicht, deren Herstellverfahren und Verfahren zur Herstellung der Leiterplatte
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