JPH0321779Y2 - - Google Patents

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JPH0321779Y2
JPH0321779Y2 JP15914386U JP15914386U JPH0321779Y2 JP H0321779 Y2 JPH0321779 Y2 JP H0321779Y2 JP 15914386 U JP15914386 U JP 15914386U JP 15914386 U JP15914386 U JP 15914386U JP H0321779 Y2 JPH0321779 Y2 JP H0321779Y2
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shaft
cam
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gripper
slider
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、長いワークを間欠的に送り出すフ
イード装置に関する。
従来の技術 従来のフイード装置としては、例えば主枠と、
主枠に支持されワークを把持することができる把
持体と、把持体をワークの送り方向に往復動させ
る往復動手段と、把持体の両側の主枠にねじ込ま
れ、該把持体の移動限を規定する一対のストツパ
ーボルトと、を備えたものが知られている。この
ものは、ワークを把持体によつて把持した後、往
復動手段によつて該把持体をワークとともに前方
のストツパーボルトに当接するまで送り方向に移
動させ、ワークを設定長だけ送り出す。次に、ワ
ークを把持体の把持から解放した後、把持体を後
方のストツパーボルトに当接するまで移動する。
このようにストツパーボルトに把持体を当接させ
ることでそのストロークを決定すると、高精度の
送りが達成される。そして、前述の作動を繰り返
すことにより、ワークを次々とフイードする。
考案が解決しようとする問題点 ここで、ワークの種類に変更があると、フイー
ド量、即ちストツパーボルト間距離を該ワークに
対応して変化させなければらないが、従来のフイ
ード装置にあつては、両ストツパーボルトが全く
別個に設けられていたので、作業者が両ストツパ
ーボルトを工具で別々に回転させ、該ストツパー
ボルトを所望方向に所望量だけ移動させなければ
ならなかつた。このため、調整作業が煩雑となつ
て作業能率が悪化するとともに、思い違い等によ
る調整ミスが起こり易いという問題点もあつた。
問題点を解決するための手段 このような問題点は、主枠と、主枠に支持され
ワークを把持することができる把持体と、把持体
をワークの送り方向に往復動させる往復動手段
と、把持体の両側の主枠にねじ込まれ、該把持体
の移動限を規定するとともに、その回転により前
記送り方向に移動して前記移動限を調整すること
ができる一対のストツパーボルトと、を備えたフ
イード装置であつて、前記各ストツパーボルトに
歯車を取り付けるとともに、両歯車に噛み合う回
転部材を主枠に回転可能に支持させ、この回転部
材を回転することにより前記歯車、ストツパーボ
ルトを一体的に回転させて両ストツパーボルトを
互いに等量だけ接近離隔させることにより解決す
ることができる。
作 用 まず、ワークを把持体によつて把持した後、往
復動手段によつて該把持体をワークとともに一方
のストツパーボルトに当接するまで送り方向に移
動させる。これにより、ワークは設定長だけ送り
出される。次に、ワークを把持体の把持から解放
した後、把持体を他方のストツパーボルトに当接
するまで移動する。そして、このような作動を繰
り返すことにより、ワークを次々とフイードす
る。ここで、ワークの種類に変更があると、フイ
ード量、即ちストツパーボルト間距離を該ワーク
に対応して変化させなければならないが、この場
合には、前記回転部材を回転する。この回転部材
の回転は両歯車に伝達され、両ストツパーボルト
を等量だけ回転させる。これにより、両ストツパ
ーボルトは送り方向に等量だけ移動し、互いに接
近あるいは離隔する。この結果、両ストツパーボ
ルト間距離が容易かつ確実に所定値に調整され
る。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1,2図において、1はプレス機本体であ
り、このプレス機本体1の側面には複数のボルト
2を介して垂直なカバー3が取り付けられてい
る。4はカバー3に固定されたブラケツトであ
り、このブラケツト4と前記カバー3とには前記
プレス機本体1の水平な回転するクランク軸5が
貫通している。このクランク軸5はプレス作業用
のものであり、ブラケツト4に軸受6を介して回
転可能に支持され、また、その先端にはカサ歯車
7が固定されている。また、軸受6より内方側の
クランク軸5にはプーリー8が取り付けられてい
る。ブラケツト4直下のカバー3にはプラケツト
9が複数のボルト10により取り付けられ、この
ブラケツト9にはプレス機本体1の作動時期を制
御するカムが収納されたスイツチ箱11が固定さ
れている。このスイツチ箱11のプーリー12と
前記プーリー8との間にはベルト13が掛け渡さ
れ、クランク軸5の回転をスイツチ箱11に伝達
している。前記ブラケツト4にはクランク軸5に
直交する垂直な軸16が一対の軸受17,18を
介して回転可能に支持され、これら軸受17,1
8間にはカラー19が介装されている。軸16の
下端部には前記カサ歯車7に噛み合うカサ歯車2
0が固定されている。また、前記カバー3には複
数のボルト26を介してブラケツト27が取り付
けられ、このブラケツト27の上端には複数のボ
ルト28を介してフイード装置29のフレーム3
0が取り付けられている。軸16の直上のフレー
ム30に形成されたボス部41には軸16と同軸
の軸42が遊嵌され、この軸42はボス部41に
一対の軸受43,44を介して回転可能に支持さ
れている。なお、45は軸受43,44間に介装
されたカラー、46はボルト47によつてフレー
ム30に固定された軸受押えである。軸42の下
端部には前記軸16の上端部が挿入されてキー4
8により互いに連結され、また、軸42の上端部
にはカサ歯車49が固定されている。軸42より
上方のフレーム30には第1,2,3図に示すよ
うに、一対の軸受53,54を介して水平で前後
方向に延びる軸55が回転可能に支持され、この
軸55の前端には前記カサ歯車49に噛み合うカ
サ歯車56が固定されている。このカサ歯車56
の外周にはリング57が固定され、このリング5
7にはボルト58を介して外周の一部が突出した
りリースカム59が取り付けられている。また、
軸55の直上のフレーム30には一対の軸受6
1,62を介して軸55に平行な軸63が回転可
能に支持され、この軸63に固定された平歯車6
4と前記軸55に固定された平歯車65とは互い
に噛み合つている。また、軸63の直上のフレー
ム30には一対の軸受66,67を介して軸63
に平行な軸68は回転可能に支持され、この軸6
8に固定された平歯車69と前記平歯車64とは
互いに噛み合つている。
第1,2,4,5,6図において、前記軸55
の側方のフレーム30には軸55と平行な軸76
が軸受77,78を介して回転可能に支持され、
この軸76には軸55に向かつて上下に開いたレ
バー79,80の基端が固定されている。これら
レバー79,80の先端にはカムフオロア81,
82が回転可能に支持されている。一方、前記軸
55にはカム体83が固定され、このカム体83
は前記カムフオロア81,82にそれぞれ転がり
接触するカムプレート84,85を有する。これ
らカムプレート84,85は第5図に示すよう
に、大きく偏心した略卵形を呈している。そし
て、軸55が回転すると、軸76はレバー79,
80、カム体83により間欠点に正転方向および
逆転方向に交互に回動(首振り)するが、この
際、レバー79,80の先端によつてカムプレー
ト84,85を両側から挟持するようにしている
ので、軸76はカム体83に確実に追従して回動
する。前述したレバー79,80は全体として揺
動体86を構成する。第3,4,7図において、
軸76はその前端に上下方向に延びる角柱状のブ
ロツク部88を有し、このブロツク部88の前面
には半径方向に延びる溝89が形成されている。
一方、軸76より上方のフレーム30には第
1,3,4,7,8,9,10図に示すように、
複数のボルト95,96を介して一対のブロツク
97,98が固定され、これらブロツク97,9
8に両端が固定されクランク軸5と平行な一対の
軸99,100にはスライダー103が摺動可能
に支持され、このスライダー103の上面には皿
ビス104を介して下グリツパープレート105
が取り付けられている。前述したカバー3、ブラ
ケツト27、フレーム30、ブロツク97,9
8、軸99,100は全体として主枠106を構
成する。また、スライダー103にはピン111
を介してブロツク部88の直前に配置されたレバ
ー112の上端(一端)部が回動可能に連結さ
れ、このレバー112に形成された長手方向に延
びるスリツト113にはスライダー114が移動
可能に挿入されている。そして、このスライダー
114はボルト115によつてレバー112に取
り付けられた押え金116によりガイドされなが
ら抜け止めされている。また、レバー112の下
端(他端)部に固定された支持プレート117に
はボルト118を介してフランジ119が取り付
けられ、このフランジ119および支持プレート
117双方にはスリツト113に平行な調整ボル
ト120がレバー112の前面側において回転可
能に支持されている。そして、この調整ボルト1
20は前記スライダー114にねじ込まれてい
る。前記スライダー114にはブツシユ121お
よび軸受122を介して溝89に移動可能に収納
されたコマ123が回転可能に支持され、これら
ブツシユ121、軸受122、コマ123はカラ
ー124およびスライダー114にねじ込まれた
ナツト125により抜け止めされている。そし
て、このコマ123は調整ボルト120の回転に
よりスライダー114と共に溝89およびスリツ
ト113内を移動し、軸76との間のオフセツト
量を調整しスライダー103の概略移動量を決定
する。前述したスライダー114、コマ123は
全体として溝89、スリツト113双方に摺動可
能に挿入された可動体128を構成する。なお、
126はレバー112に取り付けられたスケー
ル、127はスライダー114に設けられた指針
である。第3,4,11図において、ブロツク9
7の直下のフレーム30にはボルト131を介し
て軸受箱132が固定され、この軸受箱132に
は一対の軸受133,134を介して前後方向に
延びる水平な支点軸135が回転可能に支持され
ている。この支点軸135には軸100とほぼ平
行なロツド136の中央部が遊嵌されている。ロ
ツド136の一端部にはダブルナツト137,1
38がねじ込まれ、一方、ロツド136の他端部
にもダブルナツト139,140がねじ込まれて
いる。ナツト137と支点軸135との間にはス
ラストワツシヤ141,142を介してスプリン
グ143が介装され、また、ナツト139と支点
軸135との間にもスラストワツシヤ144,1
45を介してスプリング146が介装されてい
る。前記ロツド136の他端に設けられたブラケ
ツト147にはピン148が固定され、このピン
148はレバー112の下端に軸受149を介し
て連結されている。このように、レバー112の
下端部は両スプリング143,146により弾性
的に位置決め固定されている。このようなことか
ら正逆方向に軸76が交互に回動(首振り)する
と、ブロツク部88、コマ123によつてレバー
112がピン148を中心として左右に揺動し、
これにより、スライダー103が軸99,100
に沿つて往復動する。このとき、コマ123はブ
ロツク部88の溝89内を僅かに上下し、また、
ロツド136は支点軸135を中心として僅かに
揺動する。前述したカム体83、レバー79,8
0、軸76、ブロツク部88、溝89、レバー1
12、スリツト113、調整ボルト120、可動
体128は全体として、スライダー103および
後述するグリツパー196からなる把持体197
を、ワークWの送り方向に往復動させる往復動手
段150を構成する。
前記把持体197の両側のブロツク97,98
には、第1,3,4,8,9,12図に示すよう
に、軸99に平行で前記把持体197の移動限を
規定するストツパーボルト156,157がねじ
込まれ、これらストツパーボルト156,157
の中央部にはキー158,159を介して歯車と
しての平歯車160,161が軸方向に相対移動
可能に取り付けられている。なお、この平歯車1
60,161はブロツク97,98に形成された
スリツト162,163内に収納されているので
軸方向に移動できず、この結果、平歯車160,
161が回転するとストツパーボルト156,1
57は軸方向に移動する。軸100の直下には両
端部がブロツク97,98に回転可能に支持され
たロツド171が設けられ、このロツド171の
一端にはつまみ172が固定されている。また、
このロツド171には前記平歯車160,161
に噛み合う平歯車173,174がピン176に
より固定され、この結果、ロツド171を回転さ
せると、ストツパーボルト156,157は平歯
車160,161と一体的に回転する。これによ
り、ストツパーボルト156,157はワークW
の送り方向に移動して等量だけ互いに接近離隔
し、前記把持体197の移動限が微調整される。
前述したロツド171、つまみ172、平歯車1
73,174は全体として平歯車160,161
を介してストツパーボルト156,157を同時
に回転させる回転部材175を構成する。この結
果、回転部材175のみを回転させるだけで両ス
トツパーボルト156,157を所望位置まで移
動させることができ、調整作業が容易となるとと
もに、操作ミスもなくなる。そして、前記スライ
ダー103はこれらストツパーボルト156,1
57に当接したときその移動を停止するが、この
際、前記軸76が回動限まで回動していないと、
レバー112はピン111を中心としてスプリン
グ143または146を圧縮しながら揺動し軸7
6の残りの回動を吸収する。
第1,3,4,8,9,10図において、スラ
イダー103の後部には軸受181,182を介
して垂直な一対の軸183,184が昇降可能に
支持され、これら軸183,184の上端部には
スライダー103の上方に配置された略三角形状
のグリツパーアーム185がナツト186,18
7によつて取り付けられている。グリツパーアー
ム185の前端にはナツト188によつて軸18
3と平行な軸189が取り付けられ、この軸18
9はスライダー103の前端部に設けられた軸受
190に摺動可能に挿入されている。また、グリ
ツパーアーム185の下面には下グリツパープレ
ート105に対向する上グリツパープレート19
1がボルト192により取り付けられており、こ
の結果、前記グリツパーアーム185が降下する
と、上、下グリツパープレート191,105は
ワークWを挟持する。軸183,184の下端に
は水平なレール193の両端がナツト194,1
95によつて取り付けられている。前述した軸1
83,184、グリツパーアーム185、軸18
9、レール193は全体体としてグリツパー19
6を構成し、このグリツパー196は前記スライ
ダー103に接近離隔可能に支持されている。ま
た、前記スライダー103、グリツパー196は
全体としてワークWを把持することができる把持
体197を構成する。
第1,2,4,8,13図において、軸68の
後方のフレーム30には軸99と平行な軸201
が軸受202,203を介して回転可能に支持さ
れ、この軸201に固定されたカサ歯車204に
は前記軸68の後端に固定されたカサ歯車205
が噛み合つている。この軸201の一端にはカム
体206がボルト207、押え金208により固
定され、このカム体206は軸方向に離れ一体回
転する一対のカムプレート209,210を有す
る。軸201の直前のフレーム30にはナツト2
15によつてピン216が固定され、このピン2
16には軸受217を介して揺動体218の中央
部が回動可能に支持されている。この揺動体21
8の後端側は二股に分かれて一対のレバー22
2,223を形成するとともに、これらレバー2
22,223は先端に向かうに従い互いに離隔す
るよう傾斜している。そして、これらレバー22
2,223の先端はカム体206の直上近傍およ
び直下近傍までそれぞれ延びるとともに、これら
レバー222,223の先端にはカムプレート2
09,210の外周にそれぞれ常時転がり接触す
るカムフオロア219,220が回転可能に支持
されている。この結果、両カムプレート209,
210はこれらレバー222,223の先端に位
置するカムフオロア219,220により両側か
ら挟持される。ここで、いずれか一方のカムフオ
ロア219,220、この実施例ではカムフオロ
ア219は公知の偏心カムフオロアを用いてい
る。この結果、カムフオロア220をカムプレー
ト210に押し付けた状態で、カムフオロア21
9のピン221を回転させてカムフオロア219
をカムプレート209に接触させるようにすれ
ば、カムプレート209,210とカムフオロア
219,220とを容易に同時に接触させること
ができる。そして、軸201が回転すると、カム
プレート209に押されて揺動体218はピン2
16を中心として正方向に、また、カムプレート
210に押されて揺動体218は逆方向に揺動
(首振り)する。前記揺動体218の前部にはピ
ン226を介してエアシリンダー227に固定さ
れたブラケツト225が連結され、このエアシリ
ンダー227のピストンロツド228の先端には
継手229が取り付けられている。また、このエ
アシリンダー227のヘツド側には常に一定圧力
のエアが供給されており、この結果、ピストンロ
ツド228は通常突出状態にある。235はフレ
ーム30に形成されたスリツト236を貫通する
昇降体であり、この昇降体235の後端はピン2
37を介して前記継手229に連結されている。
昇降体235の前端には一対のカムフオロア23
8,239が回転可能に支持され、これらカムフ
オロア238,239はレール193を上下から
挟持するとともに、レール193の上下面をそれ
ぞれ転動する。なお、これらカムフオロア23
8,239の内のいずれか一方は前述したカムフ
オロア219と同様に偏心カムフオロアである。
このようなことから、軸201が回転して揺動体
218が回動すると、グリツパー196はスライ
ダー103に対して接近離隔し、把持体197が
開閉する。また、前述のようにエアシリンダー2
27は揺動体218、ピン216を介してフレー
ム30側に取り付けられているが、このエアシリ
ンダー227の付勢力はカムフオロア238,2
39とレール193との転がり接触によつてグリ
ツパー196に伝達され、ワークWに対する挟持
力が決定される。240はボルト241,242
およびブラケツト243を介してフレーム30に
固定された垂直なガイドであり、このガイド24
0のガイド溝244には昇降体235にボルト2
45を介して固定されたガイドブロツク246が
摺動可能に挿入され、昇降体235の昇降をガイ
ドしている。前述したカム体206、揺動体21
8、昇降体235、カムフオロア238,239
は全体として把持体197を開閉する開閉手段2
47を構成し、この開閉手段247は把持体19
7の側方、詳しくは後方に配置されている。
第1,3,8,9,13,14図において、2
51はブロツク98の直下に配置されフレーム3
0に形成されたスリツト250を貫通する下グリ
ツパーアームであり、この下グリツパーアーム2
51の後端部にはガイドブロツク252がボルト
253により取り付けられている。254はフレ
ーム30にボルト255を介して取り付けられた
ガイドであり、このガイド254に形成され上下
に延びるガイド溝256内に前記ガイドブロツク
252が摺動可能に挿入されることにより、下グ
リツパーアーム251はフレーム30に昇降可能
に支持される。下グリツパーアーム251の前端
部および後端部にはナツト257,258により
垂直な軸259,260の下端部が固定され、こ
れらの軸259,260は前記ブロツク98内を
貫通している。これら軸259、260とブロツ
ク98との間にはそれぞれ軸受261,262が
介装され、これにより、軸259,260はブロ
ツク98に摺動可能に支持される。ブロツク98
の上面から突出した軸259,260の上端に
は、ナツト263,264を介して水平な上グリ
ツパーアーム265の前端部および後端部が固定
され、この上グリツパーアーム265の下面には
ボルト266を介して上グリツパープレート26
7が固定されている。一方、この上グリツパープ
レート267の直下のブロツク98には皿ビス2
68により下グリツパープレート269が固定さ
れ、これらの上、下グリツパープレート267,
269は上グリツパーアーム265が降下したと
きワークWを挟持する。前述した上、下グリツパ
ーアーム265,251、軸259,260は全
体として主枠106に対して接近離隔することが
できるグリツパー270を構成し、また、このグ
リツパー270とブロツク98とは開閉可能な固
定把持体271を構成する。前記軸201の他端
部には一対のカムプレート281,282を有す
るカム体283が固定され、このカム体283の
直前のフレーム30にはナツト284によつてピ
ン285が固定されている。このピン285には
軸受280を介して後端側が二股に分かれた前記
揺動体218と同様の揺動体286が回動可能に
支持されている。この揺動体286には前記カム
プレート281,282にそれぞれ転がり接触す
るカムフオロア287,288が回転可能に支持
されるとともに、いずれか一方のカムフオロア2
87,288は前記カムフオロア219と同様に
偏心運動することができる。また、前記揺動体2
86の前端にはピン291を介してエアシリンダ
292に固定されたブラケツト293が連結さ
れ、このエアシリンダー292のピストンロツド
294の先端には継手295が取り付けられてい
る。この継手295と前記下グリツパーアーム2
51に設けられたブラケツト296とはピン29
7を介して連結されている。前述したカム体28
3、揺動体286は全体として固定把持体271
を開閉する開閉手段298を構成する。
第1,2,3,14図において、下グリツパー
アーム251の下面にはボルト301を介してプ
レート302が取り付けられている。ブロツク9
8の直下のフレーム30に取り付けられたピン3
10には略L字形をしたアーム311の折れ曲が
り部が軸受312を介して回動可能に支持され、
このアーム311の一端には前記リリースカム5
9に転がり接触するカムフオロア313が回転可
能に支持され、一方、アーム311の他端には前
記プレート302に当接可能な突起314が形成
されている。そして、このアーム311は、上、
下グリツパープレート267,269がワークW
を挟持しているとき、リリースカム59に押され
て回動することにより、上、下グリツパーアーム
265,251を必要に応じて上昇させ、ワーク
Wを挟持から解放する。
以上説明したように、この実施例では、主枠1
06に移動可能に支持され開閉することによりワ
ークWを把持する把持体197と、該把持体19
7を開閉させる開閉手段247と、を設け、か
つ、前記開閉手段247を把持体197の側方、
詳しくは把持体197の後方に設置したので、開
閉手段247に補給される潤滑油が該開閉手段2
47から落下しても主枠106、詳しくは軸9
9,100と、把持体197、詳しくはスライダ
ー103との間に侵入することはなく、スライダ
ー103の送りは高精度に維持される。これに対
し、開閉手段を把持体の上方に設置した場合に
は、開閉手段の可動部分に補給される潤滑油が落
下すると、主枠と把持体との間に侵入して把持体
が滑り、これにより、送り精度に誤差が生じてし
まうのである。
また、この実施例では、主枠106に支持さ
れ、スライダー103およびこのスライダー10
3に接近離隔可能に支持されたグリツパー196
からなる把持体197と、把持体197を送り方
向に往復動させる往復動手段150と、前記グリ
ツパー196をスライダー103に接近離隔させ
ることにより把持体197を開閉させる開閉手段
247と、を設けるとともに、該グリツパー19
6をスライダー103に向かつて付勢するエアシ
リンダー227を主枠106側に取り付け、この
エアシリンダー227の付勢力をグリツパー19
6に転がり接触によつて伝達することによりワー
クWに対する挟持力を決定するようにしているの
で、可動部分の重量が軽減し、移動時の振動、騒
音が低下し、また、移動限における衝撃も小さく
なる。これに対し、エアシリンダーをスライダー
に取り付けるとともに、このエアシリンダーの付
勢力によつてグリツパーをスライダーに押し付け
るようにした場合には、可動部分の重量が大きく
なつて振動、騒音が大きくなるとともに、移動限
における衝撃力が大きくなり破損し易くなる。
さらに、この実施例では、軸方向に離れ一体的
に回転する一対のカムプレート209,210
と、前記カムプレート209,210の外周にそ
れぞれ常時係合するカムフオロア219,220
を先端において支持する一対のレバー222,2
23を有する揺動体218と、を設け、かつ、前
記レバー222,223を先端に向かうに従い互
いに離隔するよう配置することにより、両カムプ
レート209,210を両側から挟持するととも
に、一方のカムプレート209により揺動体21
8を正方向に、残り他方のカムプレート210に
より揺動体218を逆方向に揺動させるようにし
ているので、揺動体218の揺動は両カムプレー
ト209,210により行なわれ、この結果、高
速回転してもカムフオロア219,220がカム
プレート209,210から飛び上がることはな
い。これに対し、1枚のカムプレートと、1本の
レバーと、該レバーの先端に支持されカムプレー
トの外周に係合するカムフオロアと、カムフオロ
アをカムプレートに押し付ける方向にレバーを付
勢するスプリングと、を備えたものの場合には、
カムプレートが高速回転すると、レバー、カムフ
オロアの慣性力によつてカムフオロアがカムプレ
ートから飛び上がり、これにより、例えば送り、
把持等のタイミングが狂つたり、カムフオロアが
カムプレート上に復帰する際に大きな衝撃音、振
動が発生するのである。
また、この実施例では、主枠106に移動可能
に支持されワークWを把持することができる把持
体197と、間欠的に首振りしその前端に半径方
向に延びる溝89が形成されたブロツク部88を
有する軸76と、ブロツク部88の直前に配置さ
れその一端が前記把持体197に連結され、他端
が弾性的に位置決め固定されているレバー112
と、該レバー112に形成され長手方向に延びる
スリツト113と、前記溝89およびスリツト1
13双方に摺動可能に挿入された可動体128
と、を設け、前記レバー112の前面側において
スリツト113と平行で可動体128にねじ込ま
れた調整ボルト120を回転可能に支持したの
で、調整ボルト120の前方には他の部品は存在
せず、この結果、軸76と可動体128とのオフ
セツト量を調整する際の調整ボルト120を回転
させる作業が容易となる。これに対し、調整ボル
トをブロツク部に設けるとともに、該調整ボルト
を可動体にねじ込むようにした場合には、レバー
によつて隠されている調整ボルトを回転させなけ
ればならないため、作業が困難となつて多くの労
力と時間が必要になる。
次に、この考案の一実施例の作用について説明
する。
今、スライダー103はストツパーボルト15
6に当接してプレス機本体1から最も離隔し、ま
た、グリツパーアーム185および上グリツパー
アーム265は上昇しているとする。このとき、
クランク軸5の回転はカサ歯車7、カサ歯車2
0、軸16、軸42、カサ歯車49,56、軸5
5、平歯車65,64,69、軸68、カサ歯車
205,204、軸201を介してカム体206
に伝達されているため、このカム体206のカム
プレート209,210にカムフオロア219,
220を介して接触している把持体218はカム
プレート209,210に押されてピン216を
中心として揺動する。この把持体218の揺動は
エアシリンダー227に伝達され、該エアシリン
ダー227を降下させる。このとき、エアシリン
ダー227のヘツド側には常に一定圧力のエアが
供給されピストンロツド228は突出状態にある
ので、このエアシリンダー227の降下はガイド
240に案内された昇降体235、カムフオロア
238,239に直接伝達される。このとき、カ
ムフオロア238,239間にはレール193が
挟持されているので、カムフオロア238,23
9の降下はレール193、軸183,184を介
してグリツパーアーム185に伝達され、これに
より、該グリツパーアーム185が降下してスラ
イダー103に接近する。これにより、上グリツ
パープレート191は帯鋼等の帯状のワークWに
接触するが、この接触後も把持体218はカム体
206により同一方向に継続して揺動させられる
ため、エアシリンダー227は前記接触した位置
からさらに所定距離だけ降下する。このとき、グ
リツパーアーム185は降下できないので、ピス
トンロツド228がエアシリンダー227の前記
降下分を吸収して引つ込み、ワークWが上グリツ
パープレート191、下グリツパープレート10
5により上下から挟持される。このようにワーク
Wに対する挟持力は前記エアシリンダー227が
与えるため、最適な一定値に保持することが可能
となる。なお、ワークWの種類に変更があつた場
合には、エアシリンダー227に対するエアの供
給圧をワークWに対応して変化させ、挟持力を常
に最適値に保持する。次に、前記軸55の回転は
カム体83のカムプレート84,85に接触する
レバー79,80を介して軸76に伝達され、該
軸76を回動(首振り)させる。この軸76の回
動によりブロツク部88は軸76の回転軸線を中
心として揺動するが、このブロツク部88の溝8
9内にはレバー112に取り付けられたコマ12
3が収納されているので、レバー112に前記ブ
ロツク部88の揺動が伝達される。このとき、レ
バー112の下端はスプリング143,146に
よつて中立位置に保持されているので、このレバ
ー112はその下端、即ちピン148を中心とし
て第3図において時計回りに揺動する。この結
果、把持体197は軸99,100にガイドされ
ながらプレス機本体1に向かつて移動し、挟持し
ているワークWをプレス機本体1に送り込む。こ
のとき、軸76とコマ123との間の距離が、ピ
ン148とコマ123との間の距離と異なつてい
るため、コマ123は溝89内を移動し、また、
スライダー103の移動でレバー112の上端が
プレス機本体1に引き寄せられるため、ピン14
8が持ち上がりロツド136が支点軸135を中
心として反時計回りに回動する。また、このと
き、レール193はカムフオロア238,239
間を移動するが、これらカムフオロア238,2
39が回転するので、レール193の水平移動は
昇降体235、エアシリンダー227等に伝達さ
れない。そして、ワークWが設定長だけ送り込ま
れると、スライダー103はストツパーボルト1
57に当接してその移動が強制的に停止させられ
るが、この当接後も軸76はカム体83によつて
同一方向に所定角度だけさらに回動させられるた
め、レバー112はコマ123に押されてピン1
11を中心として反時計回りに回動し、この結
果、ロツド136がスプリング143を圧縮しな
がら支点軸135内を移動する。このようなこと
から、スライダー103がストツパーボルト15
7に当接したときの衝撃および軸76の当接後の
回動が吸収される。次に、揺動体286がカム体
283のカムプレート281,282によりピン
285を中心として揺動し、エアシリンダー29
2が押し下げられる。この結果、グリツパー27
0はガイド254に案内されながら降下し、上グ
リツパープレート267、下グリツパープレート
269が送りの終了したワークWを上下から挟持
する。このときの挟持力は前述と同様にエアシリ
ンダー292が与えるので、この挟持力は最適な
一定値に保持される。次に、カム体206により
把持体218が前述と逆方向に揺動するため、エ
アシリンダー227、昇降体235、グリツパー
アーム185が上昇し、ワークWは上、下グリツ
パープレート191,105の挟持から解放され
る。このとき、エアシリンダー227のピストン
ロツド228は、エアシリンダー227内に常時
供給されているエア圧により突出限まで突出す
る。また、このとき、プレス機本体1は固定把持
体271に挟持されたワークWに対してプレス加
工を施す。次に、カム体83により軸76が前述
と逆方向に回動される。これにより、まずレバー
112がピン111を中心として時計回りに揺動
してロツド136が中立位置まで復帰した後、レ
バー112がピン148を中心として反時計回り
に揺動する。これにより、把持体197はプレス
機本体1から離隔し、ストツパーボルト156に
当接して停止する。このときも前述と同様に軸7
6は当接後も所定角度だけさらに回動するため、
レバー112はピン111を中心として時計回り
に回動しスプリング146を圧縮させる。この結
果、前記当接時の衝撃力および軸76の当接後の
回動が吸収される。そして、プレス機本体1のプ
レス加工が終了すると、カム体283により揺動
体286が前述とは逆方向に揺動し、エアシリン
ダー292、上グリツパーアーム265が上昇し
てワークWを挟持から解放する。以上がワークW
のフイード作業の1サイクルであり、以後このサ
イクルが繰り返されることにより、ワークWはフ
イードされながら次々とプレス加工が施される。
また、スライダー103のストロークを調節す
る場合には、つまみ172をロツド171ととも
に手廻しで回転させてストツパーボルト156お
よびストツパーボルト157をそれぞれ同一方向
に回転させる。このとき、ストツパーボルト15
6,157は外周に逆方向のねじが形成されてい
るので、等距離だけワークWの送り方向に移動し
互いに接近離隔する。この結果、ストツパーボル
ト156,157間の間隔が調節される。また、
このストツパーボルト156,157間の距離の
変化に対応して調整ボルト120を回転し、スラ
イダー114およびコマ123を一体的にブロツ
ク部88の溝89に沿つて移動させる。これによ
り、コマ123の回転中心と軸76の回動軸線と
の間の距離が変化し、軸76の首振り角度が同一
であつても、レバー112の揺動角度が増減され
る。この結果、スライダー103の移動可能範囲
が前記距離の変化に追従して変化し、把持体19
7の移動限が調整される。
なお、前述の実施例においては、ストツパーボ
ルト156,157に逆ねじを形成したが、この
考案においては、両ストツパーボルト156,1
57に同一方向のねじを形成するとともに、平歯
車160,173間または平歯車161,174
間に1個のアイドラーを入れるようにしてもよ
い。また、前述の実施例ではつまみ172を作業
者が手廻しするようにしたが、ブロツク97にモ
ータを取り付け、このモータによりつまみ172
を回転させるようにしてもよい。また、前記エア
シリンダー227,292のロツド側にエアを供
給すれば、ワークWを把持体197、固定把持体
271において一括して把持から解放することが
できる。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、スト
ローク調整作業が容易となつて作業能率が向上す
るとともに、調整ミスの発生も防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断正
面図、第2図はその一部破断左側面図、第3図は
その要部を示す一部破断正面図、第4図は第3図
の−矢視断面図、第5図は第2図の−矢
視断面図、第6図は第5図の−矢視図、第7
図は第3図の−矢視断面図、第8図は第4図
の−矢視断面図、第9図は第3図の−矢
視断面図、第10図は第3図の−矢視断面
図、第11図は第3図の−矢視断面図、第1
2図は第9図の−矢視断面図、第13図は第
4図の−矢視断面図、第14図は第3図のXI
−XI矢視断面図である。 29……フイード装置、106……主枠、15
0……往復動手段、156,157……ストツパ
ーボルト、160,161……歯車、175……
回転部材、197……把持体、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主枠と、主枠に支持されワークを把持すること
    ができる把持体と、把持体をワークの送り方向に
    往復動させる往復動手段と、把持体の両側の主枠
    にねじ込まれ、該把持体の移動限を規定するとと
    もに、その回転により前記送り方向に移動して前
    記移動限を調整することができる一対のストツパ
    ーボルトと、を備えたフイード装置であつて、前
    記各ストツパーボルトに歯車を取り付けるととも
    に、両歯車に噛み合う回転部材を主枠に回転可能
    に支持させ、この回転部材を回転することにより
    前記歯車、ストツパーボルトを一体的に回転させ
    て両ストツパーボルトを互いに等量だけ接近離隔
    させるようにしたことを特徴とするフイード装
    置。
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