JPH0321898A - 放射線増感スクリーン - Google Patents

放射線増感スクリーン

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JPH0321898A
JPH0321898A JP15729289A JP15729289A JPH0321898A JP H0321898 A JPH0321898 A JP H0321898A JP 15729289 A JP15729289 A JP 15729289A JP 15729289 A JP15729289 A JP 15729289A JP H0321898 A JPH0321898 A JP H0321898A
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北田 明
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幸田 勝博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、放射線増感スクリーンに関するものである。
詳しくは、本発明は、感度と画質とが共に向上した放射
線増感スクリーンに関するものである。
[発明の技術的背景および従来技術] 放射線増感スクリーンは、医療診断を目的とするX線撮
影等の医療用放射線撮影、物質の非破壊検査を目的とす
る工業用放射線撮影などの種々の分野における放射線撮
影において、撮影系の感度を向上させるために、X線写
真フィルム等の放射線写真フィルムの片面あるいは両面
に密着させるように重ね合わせて使用するものである。
この放射線増感スクリーンは、基本構造として、支持体
と、その片面に形成された蛍光体層とからなるものであ
る。なお、この蛍光体層の支持体とは反対側の表面(支
持体に面していない側の表面)には般に、透明な保護膜
が設けられていて、蛍光体層を化学的な変質あるいは物
理的な衝撃から保護している。
蛍光体層は、蛍光体粒子を分散状態で含有支持する結合
剤からなるものである。そしてこの蛍光体層の支持体上
への付設は、一般に以下に説明するような常圧下での塗
布方法を利用して行なわれている。すなわち、蛍光体粒
子および結合剤を適当な溶剤中で混合分散して塗布液を
調製し、この塗布液をドクターブレード、ロールコータ
ー、ナイフコーターなどの塗布手段を用いて常圧下にて
放射線増感スクリーンの支持体上に直接塗布した後、塗
膜から溶媒を除去することによって、あるいはあらかじ
め塗布液をガラス板などの仮支持体の上に常圧下にて塗
布し、次いで塗膜から溶媒を除去して蛍光体含有樹脂薄
膜を形成させ、これを仮支持体から剥離して放射線増感
スクリーンの支持体上に接合することによって、蛍光体
層の支持体上への付設が行なわれている。
蛍光体層中の蛍光体は、X線等の放射線によって励起さ
れた時に高輝度の発光を示す性質を有するものである。
従って、被写体を通過した放射線の量に応じて蛍光体は
高輝度の発光を示し、放射線増感スクリーンの蛍光体層
の表面に接するようにして重ね合わされて置かれた放射
線写真フイルムは、この蛍光体の発光によっても感光す
るため、比較的少ない放射線量で写真フイルムの充分な
感光を達成することができる。
上記のような基本構造を有する放射線増感スクリーンに
ついては、感度が高いこと、および画質(鮮鋭度、粒状
性等)の良好な画像を与えるものであることが望まれる
放射線増感スクリーンの感度は、基本的にはパネルに含
有されている蛍光体の総発光量に依存し、この総発光量
は蛍光体自体の発光輝度によるのみならず、蛍光体層に
おける蛍光体の含有量によっても異なる。蛍光体の含有
量が多いことはまたxII!a等の放射線に対する吸収
も大であることを意味するから、一層高い感度が得られ
5同時に画質(特に、粒状性)が向上する。一方、蛍光
体層における蛍光体の含有量が一定である場合には、蛍
光体粒子が密に充填されているほどその層厚を薄くする
ことができるから、散乱による発光光の広がりを少なく
することができ、相対的に高い鮮鋭度を得ることができ
る。
本願出願人は、蛍光体が密に充填された蛍光体層を持つ
放射線増感スクリーンの一つとして、蛍光体層を圧縮処
理することにより蛍光体層の空隙率を低下せしめた放射
線増感スクリーンおよびその製造法をすでに出願してい
る(特願昭57−149069号、特願昭57−149
070号)。
上記の放射線増感スクリーンは、蛍光体層を圧縮処理す
ることで、蛍光体層中の蛍光体の密度をそれまでの放射
線増感スクリーンよりも高くしたものであった。その結
果、この放射線増感スクリーンは優れた鮮鋭度を持つも
のとなったが、その反面、圧縮処理により蛍光体が一部
破壊されるために感度および粒状性という面ではむしろ
劣化してしまう場合があるという問題があった。
[発明の要旨] 本発明は、優れた鮮鋭度を持ち、しかも感度および粒状
性においても優れた放射線増感スクリーンを提供するこ
とを目的とするものでもある。
上記の目的は、本発明の、支持体と、この支持体上に設
けられた結合剤と蛍光体とからなる蛍光体層によって実
質的に構成される放射線増感スクリーンであって、前記
蛍光体層中における前記蛍光体の充填率が67%以上で
あり、かつ前記結合剤の10重量%以上100重量%以
下が30℃以上180℃以下の軟化温度もしくは融点を
もつ熱可塑性エラストマーであることを特徴とする放射
線増感スクリーンによって達成することができる。
本発明の放射線増感スクリーンは、圧縮処理によって蛍
光体の充填率を67%以上としても、蛍光体層の結合剤
が熱可塑性エラストマーからなっているので、圧縮の際
、該エラストマーの軟化温度もしくは融点以上の温度で
加圧することで蛍光体の破損の程度を軽減することがで
きる。また、予め蛍光体と結合剤からなる蛍光体のシー
トを作っておき、この蛍光体シートを支持体の上に載せ
て結合剤の軟化温度または融点以上で、支持体上への設
置と同時に圧縮を行なえば、さらに蛍光体の破損を防ぐ
ことができる。
すなわち、圧縮の際、軟化温度もしくは融点以上の温度
にされた結合剤中に分散された蛍光体結晶は、ある程度
の自由度を持った状態で圧力を受けるために、加わる圧
力によって蛍光体結晶は配向することができる。さらに
,蛍光体シートを支持体に固定しない状態で圧力を加え
、圧縮しながら支持体上へ設置する場合には、蛍光体シ
ートに加わる圧力は、蛍光体結晶を配向させるように働
くと同時に、蛍光体シートが固定されていれば結晶を破
壊してしまうような圧力でもシートを清く延ばし広げる
ように働く。またこの場合、蛍光体シートが支持体上に
固定された状態で加圧される場合と比べて、同じ圧力で
圧縮しても高い蛍光体充填率を得ることができる。
本発明における好ましい態様を、以下に列記する。
〈1〉上記熱可塑性エラストマーが、ポリスチレン、ポ
リオレフイン、ポリウレタン、ポリエステル、ボリアミ
ド、ポリブタジエン、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニル、天然ゴム、フッ素ゴム、ポリイソブレン、塩素化
ポリエチレン、スチレンーブタジエンゴムおよびシリコ
ンゴムからなる群より選らばれる少なくとも一つの熱可
塑性エラストマーであることを特徴とする放射線増感ス
クリーン。
(2)上記結合剤が100重量%熱可塑性エラストマー
であることを特徴とする放射M増感スクリーン。
[発明の構成] 本発明の放射線増感スクリーンは、例えば、以下に述べ
る方法によって製造することができる。
本発明の放射線増感スクリーンを製造するには、 a〉結合剤と蛍光体とからなる蛍光体シートを形成する
工程、 b)前記蛍光体シートを支持体上に載せ、前記結合剤の
軟化温度もしくは融点以上の温度で、圧縮しながら前記
蛍光体シートを支持体上に接着する工程、 の二つの工程によって製造することが好ましい。
まず、工程a)について運べる。
放射線増感スクリーンの蛍光体層となる蛍光体シートは
、結合剤溶液中に蛍光体が均一に分散した塗布液を、蛍
光体シート形成用の仮支持体−Eに塗布し、乾燥したの
ち仮支持体からはがすことで製造することができる。
以下に本発明において使用する蛍光体について述べる。
本発明において使用するのが好ましい放射線増感用蛍光
体の例としては、次のような蛍光体を挙げることができ
る。
タングステン酸塩系蛍光体(CaWO4.MgW O 
4 , C a W O 4  : P b等)、テル
ビウム賦活希土類酸硫化物系蛍光体[Y202 S :
 Tb、Gd202 S :Tb.La202 S :
Tb、(YG d ) 20 2 S : T b、(
Y, G d ) 2 02 S:Tb,Tm等1、テ
ルビウム賦活希土類燐酸塩系蛍光体(YPO.:Tb,
GdPO4 :Tb、LaPO,:Tb等)、テルビウ
ム賦活希土類才キシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr
 :Tb、LaOBr :Tb,Tm% LadCn 
:Tb,LaOCJ2 :Tb,Tm,GdOBr :
Tb、GdOCl :Tb等)、ツリウム賦活希土類オ
キシハロゲン化物系蛍光体(LaOBr :Tm、La
OC 1 : Tm等)、硫酸バリウム系蛍光体[Ba
S04 : Pb,BaS04 : Eu”  (Ba
S r)SO.: Eu”等]、2価のユーロピウム賦
活アルカリ土類金属燐酸塩系蛍光体[Ba3(PO4 
)2  :Eu”、(Ba,Sr)3  (P04 )
 2  : Eu2+等]、2{i1のユ−oビウムp
xiアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体[Ba
FCj2 : Eu”、BaFBr:Eu”BaFCI
l : Eu”,Tb,BaFBr : Eu”Tb,
BaF2−BacIl2・KCJ2:Eu”BaF2・
BaCJ22 ・xBasO4 ・KCII:Eu”、
(Ba,Mg)F2 ・BaC1t ・KCI!.:E
u2+等]、沃化物系蛍光体(Csl:Na,Csl 
:TIl,Nal、KI:Tn等)、硫化物系蛍光体[
ZnS:Ag、(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd
)S : Cu,(Zn,Cd)S : Cu,AIl
.等]、燐酸ハフニウム系蛍光体(H f P2 07
 : C u等)。ただし、本発明に用いる蛍光体は、
これらのものに限られるものではなく、放射線の照射に
より可視乃至近紫外領域の発光を示す蛍光体であればい
かなるものであってもよい。
上述のような蛍光体と結合剤とを適当な溶剤に加え、こ
れを充分に混合して結合剤溶液中に蛍光体が均一に分散
した塗布液を調製する。
結合剤は、その10重量%以上を、軟化温度または融点
が30℃〜180℃の熱可塑性エラストマーを用いる。
熱可塑性エラストマーは常温で弾力を持ち、加熱される
と流動性を持つようになるので、圧縮の際の圧力による
蛍光体の破損を防止することができる。熱可塑性エラス
トマーの例としては、ボリスチレン、ポリオレフィン、
ポリウレタン、ポリエステル、ボリアミド、ポリブタジ
エン、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、天然ゴム
、フッ素ゴム、ポリイソプレン、塩素化ポリエチレン、
スチレンーブタジエンゴム、シリコンゴムなどを挙げる
ことができる。
結合剤における熱可塑性エラストマーの成分比は,上記
のように10重量%以上100重量%以下であれば本発
明の効果を得ることができるが、結合剤はなるべく多く
の熱可塑性エラストマー特に100重量%の熱可塑性エ
ラストマーからなっていることが好ましい。
塗布液調製用の溶剤の例としては、メタノール、エタノ
ール、n−プロバノール、n−ブタノールなどの低級ア
ルコール:メチレンクロライト、エチレンクロライドな
どの塩素原子含有炭化水素:アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトンなどのケトン;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級ア
ルコールとのエステル:ジオキサン、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチル
エーテルなどのエーテル:そして、それらの混合物を挙
げることができる。
塗布液における結合剤と蛍光体との混合比は、目的とす
る放射線増感スクリーンの特性、蛍光体の種類などによ
って異なるが、一般には結合剤と蛍光体との混合比は、
1:1乃至1:100(ffi量比)の範囲から選ばれ
、そして特に1:8乃至1 :40 (重量比)の範囲
から選ぶのが好ましい。
なお、塗布液には、該塗布液中における蛍光体の分散性
を向上させるための分散剤、また、形成後の蛍光体層中
における結合剤と蛍光体との間の結合力を向上させるた
めの可塑剤などの種々の添加剤が混合されていてもよい
。そのような目的に用いられる分散剤の例としては、フ
タル酸、ステアリン酸、カプロン酸、親油性界面活性剤
などを挙げることができる。そして可塑剤の例としては
、燐酸トリフェニル、燐酸トリクレジル、燐酸ジフェニ
ルなどの燐酸エステル;フタル酸ジェチル、フタル酸ジ
メトキシエチルなどのフタル酸エステル;グリコール酸
エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフタリルブ
チルなどのグリコール酸エステル;そして、トリエチレ
ングリコールとアジビン酸とのポリエステル、ジエチレ
ングリコールとコハク酸とのポリエステルなどのポリエ
チレングリコールと脂肪族二塩基酸とのポリエステルな
どを挙げることができる。
上記のようにして調製された蛍光体と結合剤とを含有す
る塗布液を、次に、シート形成用の仮支持体の表面に均
一に塗布することにより塗布液の塗膜を形成する。この
塗布操作は、通常の塗布手段、たとえば、ドクターブレ
ード、ロールコーター、ナイフコーターなどを用いるこ
とにより行なうことができる。
仮支持体は、例えば、ガラス、金属の板、あるいは放射
線増感スクリーンの支持体として公知の材料から任意に
選ぶことができる。そのような材料の例としては、セル
ロースアセテート、ポリエステル、ポリエチレンテレフ
タレート、ボリアミド、ポリイミド、トリアセテート、
ポリカーボネートなどのプラスチック物質のフィルム、
アルミニウム箔、アルミニウム合金箔などの金属シート
,通常の紙、バライタ紙、レジンコート紙、二酸化チタ
ンなどの顔料を含有するビグメント紙、ポリビニルアル
コールなどをサイジングした紙、アルミナ、ジルコニア
、マグネシア、チタニアなどのセラミックスの板あるい
はシートなどを挙げることができる。
仮支持体上に蛍光体層形成用塗布液を塗布し、乾燥のの
ち、仮支持体からはがして放射線増感スクリーンの蛍光
体層となる蛍光体シートとする。
従って、仮支持体の表面には予め踵型剤を塗布しておき
、形成された蛍光体シートが仮支持体からはがし易くな
るようにしておくことが好ましい。
次に工程b)について述べる。
まず、上記のように形成した蛍光体シートとは別に、放
射線増感スクリーンの支持体を用意する。この支持体は
、蛍光体シートを形成する際に用いる仮支持体と同様の
材料から任意に選ぶことができる。
公知の放射線増感スクリーンにおいて、支持体と蛍光体
層の結合を強化するため、あるいは放射線増感スクリー
ンとしての感度もしくは画質(鮮鋭度、粒状性)を向上
させるために、蛍光体層が設けられる側の支持体表面に
ゼラチンなどの高分子物質を塗布して接着性付与層とし
たり、あるいは二酸化チタンなどの光反射性物質からな
る光反射層、もしくはカーボンプラックなどの光吸収性
物質からなる光吸収層などを設けることが知られている
。本発明において用いられる支持体についても、これら
の各種の層を設けることができ、それらの構成は所望の
放射線増感スクリーンの目的、用途などに応じて任意に
選択することができる。
工程a)によって得られた蛍光体シートを支持体上に載
せ、結合剤の軟化温度または融点以上の温度で、圧縮し
ながら支持体上に接着する。
このように、蛍光体シートを支持体上に予め固定せずに
圧縮することでシートを薄く押し広げることができ、蛍
光体の損傷を防ぐだけでなく、シートを固定して加圧す
る場合に比較して、同じ圧力でも高い蛍光体充填率を得
ることができる。
本発明の圧縮処理のために使用される圧縮装置の例とし
ては、カレンダーロール、ホットプレスなど一般に知ら
れているものを挙げることができる。たとえば、カレン
ダーロールによる圧縮処理は、支持体上に工稈a)によ
って得た蛍光体シートを載せ、結合剤の軟化温度または
融点以上に加熱したローラーの間を一定の速度で通過さ
せることにより行なわれる。ただし、本発明に用いられ
る圧縮装置はこれらのものに限られるものではなく、上
記のようなシートを加熱しながら圧縮することのできる
ものであればいかなるものであってもよい。
圧縮の際の圧力は、50kgw/cm2以上であるのが
一般的である。
上記のようにして支持体上に形成された蛍光体層の空隙
率は,次の(1)式により理論的に求めることができる
以下余白 Vair/V= (a+b)ρg py V − A ( apr 十b
ρx )V[(a+b)ρ. p−t −  apy 
pair −  bρx ρair](1) (ただし、V  :蛍光体層の全体積 Vair:蛍光体層中の空気体禎 A  :蛍光体層の全重量 ρ8  :蛍光体の密度 ρy :結合剤の密度 ρair :空気の密度 a  :蛍光体の重量 b  :結合剤の重量) さらに(1)式において、ρairはほぼ0であるから
、(1)式は近似的に次の(II)式で表わすことがで
きる。
以下余白 Vair/V= ( a+b)ρ8 ρy  V  A  (  aρy
  +bp x  )V [(a+b)ρ8 ρy ] (II) (ただし、V, Vair %A、ρx . p,、 
a、およびbの定義は(1)式と同じである)本発明に
おいて、蛍光体層の空隙率は(II)式により計算して
求めた。
また、蛍光体の充填率は次式(1)によって求めること
ができる。
Aaρ, V [(a+b)ρ8 ρ,J −−−  (In) (ただし、V, Vair , A、ρx、ρy、a、
およびbの定義は(I)式と同じである)通常の放射線
増感スクリーンにおいては、前述のように支持体に接す
る側とは反対側の蛍光体層の表面に、蛍光体層を物理的
および化学的に保護するための透明な保護膜が設けられ
ている。このような透明保護膜は、本発明の放射線増感
スクリーンについても設置することが好ましい。
透明保護膜は、たとえば、酢酸セルロース、ニトロセル
ロースなどのセルロース誘導体;あるい( はボリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラ−ル、
ポリビニルホルマール、ポリカーポネート、ポリ酢酸ビ
ニル、塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマーなどの合成高
分子物質のような透明な高分子物質を通当な溶媒に溶解
して調製した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法によ
り形成することができる。あるいは、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン
、ポリ塩化ビニリデン、ボリアミドなどからなるプラス
チックシ一ト:および透明なガラス板などの保護膜形成
用シートを別に形成して蛍光体層の表面に適当な接着剤
を用いて接着するなどの方法によっても形成することが
できる。
保護膜の膜厚は一般に約0.1乃至20μmの範囲にあ
る。
次に本発明の実施例を記載する。ただし、これラノ各実
施例は本発明を制限するものではない。
[実施例l] 蛍光体シート形成用’!!市液として、蛍光体:Gd2
02 S:Tb− + + +−2oog結合剤:ポリ
ウレタン (住友バイエルウレタン■製デスモラックTPKL−5
−2625 [固形分40%]〉・・・20g:ニトロ
セルロース (硝化度l1.5%)・・・・・・2gを、メチルエチ
ルケトン溶媒に加え、プロペラミキサーで分散させて、
粘度が30PS (25℃)の塗布液を調製した(結合
剤/蛍光体比=:1/20)。これをシリコーン系離型
剤が塗布されているポリエチレンテレフタレート(仮支
持体5厚み180μm)上に膜厚180mmで塗布し、
乾燥した後、仮支持体から剥離して蛍光体シートを形成
した。
また、別途に下塗層形或用塗布液として、軟質アクリル
樹脂固形分・・・・・・・・90gニトロセルロース・
・・・・・・・・・・50gをメチルエチルケトンに加
え分散、混合して、粘度が3〜6PS(25℃)の分散
液を調製した。
一酸化チタンを練り込んだ厚さ250μmのポリエチレ
ンテレフタレート(支持体)をガラス板上に水平に置き
、上記の下塗層形成用塗布液をドクターブレードを用い
て支持体上に均一塗布した後、25℃から100℃に徐
々に上昇させて塗布膜の乾燥を行ない、支持体上に下塗
層を形成した(塗布膜の厚さ:15μm)。この上に最
初に作成しておいた蛍光体シートを載せ、圧縮を行った
圧縮は、カレンダーロールを用いて、400K g w
 / c m 2の圧力、80℃の温度で連続的に行な
った。この圧縮により、蛍光体シートと支持体とは完全
に融着した。
この圧縮の後、ポリエステル系接着剤が片面に塗布され
てい.るポリエチレンテレフタレートの透明フィルム(
J!;[さ10μm)を、接着剤側を下にむけて接着す
ることによって透明保護膜を形成した。
以上のようにして、支持体、下塗層、蛍光体層、透明保
,J膜から構成された放射,11!増感スクリーンを製
造した。
[実施例2] 実施例1において、圧縮の際の圧力を600κg w 
/ c m 2とする以外は実施例1と同様にして支持
体、下塗層、蛍光体層、透明保護膜から構成された放射
線増感スクリーンを製造した。
[比較例1] 実施例1と同様にして下塗層を形成した後、この塗布膜
が乾燥しないうちに、この上に続けて蛍光体層形成用塗
海液を塗布した。これを25℃から100℃に徐々に温
度を上昇させて乾燥を行ない、支持体、下塗層、蛍光体
層からなるシートを形成した。次に、このシートを実施
例1と同様にカレンダーロールを用いて4 0 0 K
 g / c m ”の圧力、80℃の温度にて圧縮し
た。さらに、実施例1と同様に方法により保護膜を設け
て、支持体、下塗層、蛍光体層、透明保護膜から構成さ
れた放射線増感スクリーンを製造した。
[比較例2] 比較例1において、圧縮の際の圧力を600K g w
 / c m 2とする以外は比較例1と同様にして支
持体、下塗層、蛍光体層、透明保護膜から構成された放
射線増感スクリーンを製造した。
[比較例3] 比較例1において、圧縮を全く行なわないこと以外は比
較例1と同様にして支持体、下塗層、蛍光体層、透明保
護膜から構成された放射線増感スクリーンを製造した。
放射線増感スクリーン蛍光体層の お  び穴 上記のようにして製造した、実施例、比較例の各放射線
増感スクリーンの蛍光体層における、蛍光体充填率およ
び空隙率を(n)式および(I[I)式によって求めた
。ただし、蛍光体の密度は、7.5g/cm’結合剤の
密度は、1.14g/cm3とした。
結果を第!表に示す。
以下余白 第1表 圧力  蛍光体充填率 空隙率 (kg/crn”)    (%)    (%)実施
例1   400     68.0     2].
7比較例1   400     B4.1     
26.2実施例2   600     70.1  
   19.2比較例2   600     65.
6     29.4比較例3  なし   58.7
     32.4第1表から明らかなように、本発明
の放射線増感スクリーンは、同じ圧力で圧縮された放射
線増感スクリーンに比較して、蛍光体の充填率が高く、
空隙率が低下したものであることが分る。
戚スクリーンの また、上記のようにして製造した各々の放射線増感スク
リーンを、次に記載する方法により評価した。
(1)感度試験 放射線増感スクリーンに管電圧80KVpのX線を照射
し、感度を測定した。数値は比較例3を100とした相
対値で示した。
(2)画像鮮鋭度試験 放射線増感スクリーンとX線写真フィルム(富士写真フ
イルム■製HR−S)とをカセッテ内で圧着し、解像カ
チャートを介して管電圧80KVpのX線を照射してX
線写真撮影を行ない、できあがったX線写真のコントラ
スト伝達関数(CTF)を測定し、空間周波数2サイク
ル/ m mの値で評価した。
(3)画像粒状性試験 放射線増感スクリーンとX&I写真フィルム(富士写真
フイルム■製}IR−S)とをカセッテ内で圧着し、水
ファントーム(厚さ:10cm)とアルミニウム板(厚
さ=10・mm)とを介して濃度1.0の条件で、管電
圧80KVpのX線を照射してX線写真撮影を行なった
。このX線写真フィルムを自動現像機(富士写真フイル
ム■製New11N)により現像液(富士写真フイルム
@製RDm)を用いて35℃の温度で90秒間処理した
。得られたX線フィルムをミクロホトメータ(アバーチ
ャ−: 300μmX300μm)で測定し、RMS値
を求めた。このRMS値を粒状性の目安とした。
上記の試験結果を第2表に示す。
第2表 GTF (%)   RMS(X 10−2)実施例1
   103     2B.7     1.37比
較例1    95     28.1     1.
40実施例2   105     30.2    
 1.:12比較例2   92     29.8 
    1.44第2表および第1図より明らかなよう
に、本発明の放射線増感スクリーンは、同じ圧力で圧縮
された比較例のパネルに比較して、鮮鋭度においても、
感度および粒状性においても向−Eしていることが分る
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例、比較例による放射線増感スクリーン
の画質を表わすグラフである。 比較例3   100     27.0     1
.44また、画質について得られた結果をまとめて第1
図にグラフの形で示す。 第l図は、たて軸に鮮鋭度(空間周波数2サイクル/ 
m mにおけるCTF値)をとっており、上方にプロッ
トされるほど鮮鋭度が高いことを表わす。よこ軸は、粒
状性を示しており、左にプロットされるほど粒状性がよ
いことを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.支持体と、この支持体上に設けられた結合剤と蛍
    光体とからなる蛍光体層によって実質的に構成される放
    射線増感スクリーンであって、前記蛍光体層中における
    前記蛍光体の充填率が67%以上であり、かつ前記結合
    剤の10重量%以上100重量%以下が30℃以上18
    0℃以下の軟化温度もしくは融点をもつ熱可塑性エラス
    トマーであることを特徴とする放射線増感スクリーン。
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DE69028236T DE69028236T2 (de) 1989-04-19 1990-04-19 Schirm zum Speichern eines Strahlungsbildes, radiographischer Verstärkungsschirm und Verfahren zur Herstellung desselben
EP90107425A EP0393662B1 (en) 1989-04-19 1990-04-19 Radiation image storage panel, radiographic intersifying screen and processes for the preparation of the same
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0692735A1 (en) 1994-07-11 1996-01-17 Konica Corporation A composite of silver halide photographic light-sensitive material and radiation fluorescent screen

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JPS5938700A (ja) * 1982-08-30 1984-03-02 富士写真フイルム株式会社 放射線増感スクリ−ンおよびその製造法

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