JPH03219883A - ドレックスレラ属菌又はその代謝産物を含有する雑草防除剤及びそれらによる雑草防除法 - Google Patents

ドレックスレラ属菌又はその代謝産物を含有する雑草防除剤及びそれらによる雑草防除法

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JPH03219883A
JPH03219883A JP1300810A JP30081089A JPH03219883A JP H03219883 A JPH03219883 A JP H03219883A JP 1300810 A JP1300810 A JP 1300810A JP 30081089 A JP30081089 A JP 30081089A JP H03219883 A JPH03219883 A JP H03219883A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は雑草、特にイネ科の重要な穀物であるイネ、コ
ムキ等の有用植物栽培において強害雑草であるノヒエ(
学名:エキノクロア)の防除に有効な植物病原微生物ド
レックスレラ属閑の該生菌体又はその代謝産物を含有す
る雑草防除剤及びそれらによる雑草防除法に関するもの
である。
〔従来の技術] 雑草や病害虫の防除方法は、およそ100年前より化学
の発展によってそれまての耕種的防除方法から化学的防
除方法へと発展した。特に、1900年代中期のDDT
をはじめとする有機合成農薬の飛躍的な発展によって、
農作物収量の増加、品質の向上、農作業の省力化等が行
なえるようになったことによって世界の食糧生産は急速
に向上した。
しかしながら、有機合成農薬の使用による環境汚染や薬
剤抵抗性を獲得した病原微生物、害虫の出現に起因する
防除効果の減少等がここ数年来深刻な問題となっている
。そこで、近年の合成農薬の開発は明かに高性能指向と
なっている。すなわち、人畜に対する安全性はもとより
、低薬量で優れた効果を示し、残留性、環境汚染等につ
いても十分に配慮したものとなっている。一方、最近で
は有機合成農薬を使用しないで作物を栽培するといった
ような有機農法も人気を集めつつある。この様に、有機
合成農薬の人体への影響および自然環境に及ぼす影響か
大きく取り上げられる様になって、近年、生物農薬への
関心か非常に大きくなっていると共に一般に広く研究開
発か行なわれるようになりできた。例えば、天敵等を利
用した生物的防除あるいは輪作等の栽培体系を熟考した
耕種的防除を組み合わせた総合的防除体系の確立等か挙
げられる。
この様な背景から、生物的防除方法の確立か切望されて
いる。特に、微生物の生体を直接的に利用した微生物農
薬あるいは微生物の生産する生理粘性物質を利用した微
生物源農薬の開発に大きな11tll待か寄せられてい
る。除草剤の分野では、米国において雑草に対する病原
微生物を利用する微生物除草剤の研究か近年結方的に行
なわれている。
これまで既に−に市されている微生物除草剤として、テ
ウアイン(アボット社間品名)及びコレゴ(エコジエン
社商品名)かあり、各々ストランゲルバイン、ノーザン
ショイントヘツヂの防除に使用されている。更に、近々
マイコジエン社よりビーナツツやクイズ畑のシックルポ
ットを防除するのに有効である微生物除草剤か製品化さ
れようとしている。しかしなから、日本においては未た
微生物除草剤の研究開発か進んでいない。従って主要穀
物であるイネ、コムキ等の栽培において強害雑草である
ノビエを対象とする微生物除草剤或は微生物源除草剤は
未た知られていない。
〔発明か解決しようとする課題〕
本発明は、農作物生産における現在の前記不利な点を解
決し、合成農薬に代わる新しい雑草防除手段を提供する
ものである。すなわち、イネ及びコムキ等の有用植物の
栽培において強害雑草であるノビエを防除するのに有効
な病原微生物としてドレックスレラ属菌を見い出し、そ
の生菌体又はその代謝産物を含有する雑草防除剤及び防
除法を提供する。
(課題を解決するための手段) 木発明者らは、水田および畑地の重要雑草であるノビエ
を防除することを目的とし、ノビエに対する病原微生物
に注目し、多くの微生物を探索した結果、ノビエに対し
て除草作用を示し、イネ、コムギ等の作物に対して病原
性を持たない病原微生物か糸状菌のドレックスレラ属閑
に多いことを見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明の対象となるノビエとは、イネ科のエキノクロア
(Echinochloa)に属する植物てあり、具体
的にはタイヌビエ(Echinochloa oryz
icola)、ヒメタイヌヒエ(F、chinochl
oa crus−gall+ var。
formosensis)、イヌヒエ(Echinoc
hloa crusgalli var、 crus−
galli )またはヒメイヌビエ(Echinoch
loa crus−galli var、 prati
cola)かある。
=1−なわち、本発明は、自然発病しているノビエの病
斑部から、病原微生物を純粋分離し、これらの分離微生
物の中から面記ノヒエに対して病原性を示しイネをはし
め有用植物に対して病原性を持たない微生物を検索して
見たしたトレツクスレラ属の新[¥jaの生[¥j体又
はその代謝産物を含有することを特徴とする雑草防除剤
及びそれらによる雑1J〔防除法を提供するものである
本発明に係わる病原微生物は、自然発病している)じ工
から純粋分離された菌株に対してノビエ及びイネに対す
る殺草活性試験及び寄生力検定を実施することにより選
出された。選出した病原微生物6株を形態学に基つき同
定した結果、ドレックスレラ モノセラス(Drech
slera monoceras)3株(MH−001
5,MH−2653,MH−2Ei79)、ドレックス
レラ ラベネリ(Drechslera ravene
lii) 2株(MH−0042,MH−0060)、
ドレックスレラ ボア(Drechslera poa
) 1株(MH−0122)に分類されるへきものであ
ることが認められた。
本発明のノビエに対してのみ作用を示す雑草防除剤は、
−ヒ記の検索されたドレックスレラ属菌のいずれも利用
することかてきる。
ドレックスレラ属菌を雑草防除剤に用いる方法としては
、培養した生菌体を直接利用する方法と菌体を培養した
後、培養液を無菌濾過しその代謝産物を利用する方法か
ある。
前者の方法は、トレツクスレラ属閑を栄養培地で培養す
ることによって得られる胞子をTri tonX−10
0又はTween 80等の非イオン系界面活性剤水溶
液中に懸濁して雑草防除剤とするものである。
胞子は、液体培地、固体培地のいずれを用いて培養した
ものからでも得られる。即ち、液体培地を利用する場合
は菌体をポテト・デキストロース液体培地又はオートミ
ル液体培地に接種し増殖させたものを集菌し、得られた
菌糸体を破砕した後濾紙上に広げて放置することにより
胞子を形成させることか出来る。又、固体培地を利用す
る場合は、菌体をポテト・テキストロース寒天培地また
はオートミル寒天培地で培養した後、気中菌糸を蒸留水
で除去することにより胞子を1jIることか出来る。
方、後者の菌体の代謝産物を利用する方法は、i′IB
i体をポテト・テキストロース液体培地で静置培養した
後無閑濾過し、その濾液を雑草防除剤とするものである
本発明のドレックスレラ属閑を大量培養し効率的に胞子
を得るとともにその工程を無菌的に操作することによっ
て、有効な微生物雑草防除剤及び微生物源雑草防除剤を
製造することが可能である。これらの雑草防除剤は、水
田にイネを移植する前後の時期に散布することによって
ノビエに対してのみ除草作用を示しイネ、コムキ、オオ
ムキ、トウモロコシ等の有用植物に対しては病原性かな
く高い選択的除草活性を有し、かつ環境汚染の心配がな
く安全に利用できるものである。
(実施例) 以下に本発明に係わる病fFf、微生物ドレックスレラ
属菌について実施例により具体的に説明するか、これに
限定されるものではない。
実施例1 有効病原微生物の分a及び同定1)病原微生
物の分離方法 水田で自然発病しているノビエを採集し、病斑を中心と
して10〜20mmの切片を作製し、70%エチルアル
コール水溶液に1〜2秒間浸清後、有効塩素濃度2%の
次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間浸漬することに
より、ノビエ切片の表面殺菌を行なった。表面殺菌した
ノビエ切片は、滅菌蒸留水で3回洗浄後、無栄養寒天培
地上に置床し、25℃の恒温器中で72時間静置培養し
、生育してきた糸状菌の菌糸を実体顕微鏡下で単画糸分
離を行ない、栄養培地上に純粋分離した。得られた分離
微生物は、ノビエに対する殺草及び寄生性およびイネに
対する病原性を検定するために使用した。
2)分離微生物のノビエ及びイネに対する殺草活性検定 ノビエとイネを無菌的に試験管内で1.5葉期まで育成
し、試験材料とした。すなわち、ノビエとイネの種子を
、70%のエチルアルコール水溶液に1〜2秒間浸漬し
た後、有効塩素2%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10
分間浸漬することにより表面殺菌し、滅菌蒸留水で3回
洗浄した。この種子を、予め調整し滅菌した以下に示す
B5寒天培地の入った試験管内に播種し植物育成用のチ
ャンバーて育成した。
B5基本培地組成 方、分離した微生物は、ポテト・テキストロース寒天培
地で平板培養を行い、滅菌したコルクホーラーて打ち抜
くことにより作製した菌叢ディスクを接種源とした。
菌叢ティスフは、無菌的にノビエとイネを育成した試験
管内の培地上に置床し、植物育成用のチャンバー内て1
0日間培養した後、微生物の殺草活性を検定した。その
結果を第1表に示した。
第1表 分離した微生物のノビエ、イネに対する殺草活
性 微生物 ノどエ イ   ネ MH−0001 MH−0007 MH−0015+++ MH−0023+++ MH−0042+++ MH−0060+++ MH−0122+++ MH−2653+++ MH−2679+++ +++ +++ (注) +++ ;枯死 ++:顕著な生育阻害 +:やや生育阻害 :影響なし 3)分離した微生物のノビエ及びイネに対する寄生力検
定 ノビエとイネを無菌的に試験管内で1.5葉期まて育成
し、試験材料とした。すなわち、ノビエとイネの種子を
、2)の殺草活性検定と同様の方法で表面殺菌し、予め
滅菌した無栄養液体培地の入った試験管内に播種し、植
物育成用のチャンバーて培養した。一方、分離した微生
物は、2)の殺草活性検定と同様の方法で作製した菌最
ディスクを接種源とした。
対象とする植物に微生物接種源を接種後10日間培養し
た後、微生物の寄生力を判定した。その結果を第2表に
ボした。
第2表 分離した微生物のノビエ、イネに対する寄生力 微生物    ノビエ  イ ネ MH−000 MH−000 MH−001 MH−002 MH−004 MH−006 MH−012 MH−265 MH−267 5+++ 2  +++ 〇   ++ 2   ++ 3  +++ 9  +++ +++ (注) +++ ;枯死 、影響なし 第1表に示すように本発明の微生物くドレックスレラ属
菌Ml+−0015,MH−0042,MH−0060
,MH−0122、Ml、−2653,MH−2679
)は、ノビエに対して強い殺草活性を有している。分離
した微生物中にはMH−0001の様に全くノビエに対
して病原性を示さないもの、MH−0007の様にイネ
にのみ病原性を示すもの更にノビエ、イネの両方に強い
病原性を示す菌株等かあり、多数得られた微生物の中か
ら本発明の微生物か選択された。更に、第2表に示した
様に本発明の菌株は、ノビエに対して特異的に;&、:
/l性を有していることより微生物除草剤としての利用
に非常に有利である。
4)分離した微生物の同定 2)、3)の検定てノビエに対して優れた殺草活性及び
寄生力を示しイネに対する影響か認められなかった6閑
株、即ち、MH−0015,MH−0042,M)10
060  MH−0122MN−2653゜MH−26
79について微生物の同定を行なった。これらの菌株の
同定は、微生物を麦芽寒天培地で培養して行なった。そ
の結果、MH−0015,MH−2653,MH−26
79は、28℃、7日間で、コロニーの大きさは直径6
5〜75mmに達し、不規則な生育を示した。コロニー
の色は、灰黒色である。分生子は、田痕が有り、大きさ
は幅が15〜17.5μI、長さが87,5〜127.
5μIで、その形は少し曲がっている。分生子の隔壁は
、最高9個で、大部分が5〜7個である。分生子柄の形
状は真直である。以上の特徴から、この3種の微生物は
ドレックスレラ モノセラス(preにhsleram
onoceras)と判定された。
MH−0042,MH−0060は、分生子に出痕が無
く、大きさは幅か17〜22μm、長さが40〜90μ
Iで、しばしば分枝している。分生子の形は、円筒状で
曲かっているものもあり、隔壁は、1〜5個である。以
上の特徴から、これら2種の微生物はドレックスレラ 
ラヘネリ(Drechslera ravenelii
)と判定された。
M)1−0122は、28℃、7日間てコロニーの大き
さが直径20〜25InI[lに達する。コロニーの色
は、明灰色で、中央部は灰緑色、裏面は灰黒色である。
分生子は、出痕が無く、大きさは幅が20〜25μI、
長さか55〜95μmである。分生子の隔壁は、5〜6
個である。分生子柄の形状は、真直である。以十の特徴
から、本微生物は、ドレックスレラ ポア(Drech
slera poa)と判定された。
これらの判定には、M、B、E11is (1971)
De+nariaceus  Hyphomycete
s  p、508.  CommonwealthMy
cological In5titute、 Kew、
 England とM、B。
Ell is (+976)  とMore Dema
riaceus Hyphomycatesp、507
.commonwealth Mycological
 In5titute。
kew、Englandを参照して行なった。
本発明に係わるドレックスレラ属菌 (Drechslera spp、)は、国立予防衛生
研究所の病原体等安全管理規程において病原体としての
記載かなく、人畜に対して安全である。
実施例2 ドレックスシラ属菌の生菌体を含有する雑草
防除剤の製法及びそれによる雑草防除方法分離したドレ
ックスシラ属菌6閑株をオートミル寒天培地上に接種し
25℃で7日間静置培養を行なった。この後、気中菌糸
を蒸留水で除去することにより胞子を得、これを0.0
5%のTriton X−100水溶液中に106胞子
/rnllの割合で懸濁しドレックスレラ菌の生菌体を
有効成分とする雑草防除剤を調製した。
一方、ノビエとイネの種子を直径10cmのビニル製の
ポット内の土壌に播種し、1.5葉期の苗まで育成した
。この湛水状態のポット内に10’個のドレックスレラ
菌の胞子を接種するように上記雑草防除剤を滴下し、昼
間30℃、夜間25℃に保った人工気象室内て栽培を2
0日間行なった。その結果を第3表に示した。
第3表 ドレックスレラ属菌の生菌体を含有する雑草防
除剤の選択的除草作用 微生物    ノビエ  イ ネ MH−001 MH−004 MH−006 MH−012 MH−265 MH−267 5+++ 2    + + + 0  +++ 2    + ++ 3  +++ 9  +++ (注) +++ ;枯死 ++;顕著な生育阻害 +:やや生育阻害 一;影響なし 試験の結果、本発明に係わる病原微生物ドレックスレラ
属菌M+、−0015,MH−0042,MH−006
0,MH0+22. MH−2653,MH−2679
はノビエに対する優れた病原性を示し、イネに対する影
響は全く認められなかった。
実施例3 ドレックスレラ モノセラス(Drechs
lcra monoceras)MH−2653を有効
成分とする雑草防除剤の製法及びそれによる雑草防除法
本発明に係わる病原微生物ドレックスレラ モノセラス
(Drechslera monoceras) MH
−2F+53をポテト・テキストロース液体培地100
m lに種菌を接種し、25℃で7日間培養した。培養
後、濾過して得られたマツトートの菌糸体をホモジナイ
ズした後濾紙七に広げそのまま3日間放置して胞子を形
成させた。この胞子を用いて実施例2と同様の方法て雑
草防除剤を調製した。
一方、3個の115000aのワグネルボットにノビエ
50個体をそれぞれ播種し1.5葉期まで育成させた。
湛水状態の各々のポット内に105.106.107.
108個のドレックスレラ モ ノ セ ラ ス(Dr
echslera monoceras) MH−26
53の胞子を接種出来るように上記雑草防除剤を滴下し
、15から35℃の温室内で育成し、30日後に枯死株
の割合で除草活性を調べた。その結果を第4表に示した
試験の結果、本発明に係わるドレックスレラモノセラス
(Drechslera monoceras) MH
−2653は、ノビエに対して優れた除草作用を示した
第4表 ドレックスレラ属菌MH−2653の除草活性 接種量(胞子/ポット) 防除率(%)0  、   
       0 1  x  1 05        541 × 1
06        86 1xlO’        100 1 X 108       100 実施例4 ドレックスシラ属菌の代謝産物を含有する雑
草防除剤の製法及びそれによる雑草防除法分離したドレ
ックスシラ属菌6菌株をポテト・テキストロース液体培
地100mff1で10日間、25℃で静置培養を行な
った。この後、マット状の菌糸体を培養液中でホモジナ
イズし、更に、メンブランフィルタ−を用いて濾過した
濾液を11A縮して雑草防除剤として試験に用いた。
方、ノビエの種子を実施例1の殺草活性検定と同様の方
法で表面殺菌し、予め滅菌した無栄養液体培地511]
I1.の入った試験管内に播種し植物育成チャンバー内
で1.5葉期まで育成した。このノビエ植物体の入った
試験管内に上記の雑草防除液の0.5muを添加しIO
日間育成した後殺草活性を検定した。その結果を第5表
に示した。
第5表 ドレックスレラ属菌の代謝産物を含有する雑草
防除剤のノビエに対する殺草活性殺草活性 微生物 MH−0001 MH−0007 MH−0015+++ MH−0042+++ MH−0060++ MH−0122++ MH−2653     +++ MH−2679+++ (注)+++;++ ++;顕著な生育阻害 +、やや生育阻害 、影響なし 試験の結果、本発明に係わる微生物トレツクスレラ属菌
MH−0015,MH−0042,MH−0080,M
H−0122゜MH−2653MH−2679の代謝産
物は、ノビエに対して顕著な殺草活性をポした。
実施例5 ドレックスレラ属菌の主要作物に対する病原
性の検定 本発明に係わる病原微生物ドレックスレラ属菌が他の有
用植物に対して病原性を持たないことを確認した。実施
例4と同様の方法で、イネ、コムギ、オオムギ、トウモ
ロコシを対象として行なった。その結果を第6表に示し
た。
第6表 ドレックスレラ属菌の主要作物に対する病原性 微生物 イネ コムギ オオムギ トウモロコシMl+
−0015 MN−0042 MH−0060 MH−0122 MH−2653 MH−2679 (注) +++ ;枯死 ++;顕著な生育阻害 +:やや生育阻害 ;影響なし 試験の結果、本発明に係わるドレックスレラ属閑は、イ
ネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシに対する病原性を
全く持っていないことか判明し、微生物除草剤として使
用可能であることが確認された。
(発明の効果) 本発明に係わる病原微生物ドレックスレラ属菌は、ノビ
エに対して・選択的な病原性を示し、本微生物を接種源
として用いることにより、他の有用植物に影響を与える
ことなしに、重要雑草であるノビエを除草することがで
きる。
更に、本発明に係わる病原微生物は、自然界に生息する
微生物から選抜されたものてあり、打機合成農薬で懸念
される環境汚染の心配かなく、安全に使用できる。

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有用植物に病原性を示さずエキノクロア(Ech
    inochloa)属に病原性を示すドレックスレラ属
    菌(Drechsleraspp.)を含有することを
    特徴とする雑草防除剤。
  2. (2)ドレックスレラ属菌の生菌体を溶液1ml中10
    ^4〜10^9の割合で懸濁したものからなることを特
    徴とする請求項(1)に記載の雑草防除剤。
  3. (3)ドレックスレラ属菌の生菌体として胞子を用いる
    ことを特徴とする請求項(2)に記載の雑草防除剤。
  4. (4)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレラ
    モノセラス(Drechsleramonoceras
    )の新菌株であることを特徴とする請求項(1)に記載
    の雑草防除剤。
  5. (5)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Drec
    hsleramonoceras)の新菌株がMH−0
    015(微工研菌寄第10785号)であることを特徴
    とする請求項(4)に記載の雑草防除剤。
  6. (6)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Drec
    hsleramonoceras)の新菌株がMH−2
    653(微工研菌寄第10786号)であることを特徴
    とする請求項(4)に記載の雑草防除剤。
  7. (7)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Drec
    hsleramonoceras)の新菌株がMH−2
    679(微工研菌寄第10982号)であることを特徴
    とする請求項(4)に記載の雑草防除剤。
  8. (8)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレラ
    ラベネリ(Drechsleraravenelii)
    の新菌株であることを特徴とする請求項(1)に記載の
    雑草防除剤。
  9. (9)病原微生物ドレックスレララベネリ (Drechsleraravenelii)の新菌株
    がMH−0042(微工研菌寄第10367号)である
    ことを特徴とする請求項(8)に記載の雑草防除剤。
  10. (10)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    060(微工研菌寄第11033号)であることを特徴
    とする請求項(8)に記載の雑草防除剤。
  11. (11)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラポア(Drechslerapoa)の新菌株である
    ことを特徴とする請求項(1)に記載の雑草防除剤。
  12. (12)病原微生物ドレックスレラポア (Drechslerapoa)の新菌株がMH−01
    22(微工研菌寄第10981号)であることを特徴と
    する請求項(11)に記載の雑草防除剤。
  13. (13)有用植物に病原性を示さずエキノクロア(Ec
    hinochloa)属に病原性を示すドレックスレラ
    属菌(Drechsleraspp.)の代謝産物を含
    有することを特徴とする雑草防除剤。
  14. (14)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラモノセラス(Drechsleramonocera
    s)の新菌株であることを特徴とする請求項(13)に
    記載の雑草防除剤。
  15. (15)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    0015(微工研菌寄第10785号)であることを特
    徴とする請求項(14)に記載の雑草防除剤。
  16. (16)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2653(微工研菌寄第10786号)であることを特
    徴とする請求項(14)に記載の雑草防除剤。
  17. (17)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2679(微工研菌寄第10982号)であることを特
    徴とする請求項(14)に記載の雑草防除剤。
  18. (18)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ララベネリ(Drechsleraravenelii
    )の新菌株であることを特徴とする請求項(13)に記
    載の雑草防除剤。
  19. (19)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    042(微工研菌寄第10367号)であることを特徴
    とする請求項(18)に記載の雑草防除剤。
  20. (20)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    060(微工研菌寄第11033号)であることを特徴
    とする請求項(18)に記載の雑草防除剤。
  21. (21)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラポア(Drechslerapoa)の新菌株である
    ことを特徴とする請求項(13)に記載の雑草防除剤。
  22. (22)病原微生物ドレックスレラポア (Drechslerapoa)の新菌株がMH−01
    22(微工研菌寄第10981号)であることを特徴と
    する請求項(21)に記載の雑草防除剤。
  23. (23)有用植物に病原性を示さずエキノクロア(Ec
    hinochloa)属に病原性を示すドレックスレラ
    属菌(Drechsleraspp.)を用いることを
    特徴とする雑草防除法。
  24. (24)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラモノセラス(Drechsleramonocera
    s)の新菌株であることを特徴とする請求項(23)に
    記載の雑草防除方法。
  25. (25)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    0015(微工研菌寄第10785号)であることを特
    徴とする請求項(24)に記載の雑草防除方法。
  26. (26)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2653(微工研菌寄第10786号)であることを特
    徴とする請求項(24)に記載の雑草防除方法。
  27. (27)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2679(微工研菌寄第10982号)であることを特
    徴とする請求項(24)に記載の雑草防除方法。
  28. (28)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ララベネリ(Drechsleraravenelii
    )の新菌株であることを特徴とする請求項(23)に記
    載の雑草防除方法。
  29. (29)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    042(微工研菌寄第10367号)であることを特徴
    とする請求項(28)に記載の雑草防除方法。
  30. (30)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    060(微工研菌寄第11033号)であることを特徴
    とする請求項(28)に記載の雑草防除方法。
  31. (31)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラポア(Drechslerapoa)の新菌株である
    ことを特徴とする請求項(23)に記載の雑草防除方法
  32. (32)病原微生物ドレックスレラポア (Drcchslerapoa)の新菌株がMH−01
    22(微工研菌寄第10981号)であることを特徴と
    する請求項(31)に記載の雑草防除方法。
  33. (33)有用植物に病原性を示さずエキノクロア(Ec
    hinochloa)属に病原性を示すドレックスレラ
    属菌(Drechsleraspp.)の代謝産物を用
    いることを特徴とする雑草防除法。
  34. (34)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラモノセラス(Drechsleramonocera
    s)の新菌株であることを特徴とする請求項(33)に
    記載の雑草防除方法。
  35. (35)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    0015(微工研菌寄第10785号)であることを特
    徴とする請求項(34)に記載の雑草防除方法。
  36. (36)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2653(微工研菌寄第10786号)であることを特
    徴とする請求項(34)に記載の雑草防除方法。
  37. (37)病原微生物ドレックスレラモノセラス(Dre
    chsleramonoceras)の新菌株がMH−
    2679(微工研菌寄第10982号)であることを特
    徴とする請求項(34)に記載の雑草防除方法。
  38. (38)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ララベネリ(Drechsleraravenelii
    )の新菌株であることを特徴とする請求項(33)に記
    載の雑草防除方法。
  39. (39)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    042(微工研菌寄第10367号)であることを特徴
    とする請求項(38)に記載の雑草防除方法。
  40. (40)病原微生物ドレックスレララベネリ(Drec
    hsleraravenelii)の新菌株がMH−0
    060(微工研菌寄第11033号)であることを特徴
    とする請求項(38)に記載の雑草防除方法。
  41. (41)ドレックスレラ属菌が病原微生物ドレックスレ
    ラポア(Drechslerapoa)の新菌株である
    ことを特徴とする請求項(33)に記載の雑草防除方法
  42. (42)病原微生物ドレックスレラポア (Drechslerapoa)の新菌株がMH−01
    22(微工研菌寄第10981号)であることを特徴と
    する請求項(41)に記載の雑草防除方法。
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WO1994028723A1 (en) * 1993-06-03 1994-12-22 Japan Tobacco Inc. Colletotrichum and use thereof
WO1997019166A1 (en) * 1995-11-20 1997-05-29 Japan Tobacco Inc. Novel strain belonging to exserohilum monoceras and use of the same
US5843428A (en) * 1993-12-28 1998-12-01 Japan Tobacco Inc. Disease-controlling agent and disease control method for useful gramineous plants
US6172003B1 (en) 1996-10-31 2001-01-09 Mitsui Chemicals, Incorporated Strains of drechslera monoceras and weed control compositions containing the same

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