JPH03220343A - 三次元多軸織物構造体と、それを製織する織機 - Google Patents

三次元多軸織物構造体と、それを製織する織機

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JPH03220343A
JPH03220343A JP1404890A JP1404890A JPH03220343A JP H03220343 A JPH03220343 A JP H03220343A JP 1404890 A JP1404890 A JP 1404890A JP 1404890 A JP1404890 A JP 1404890A JP H03220343 A JPH03220343 A JP H03220343A
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JP
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weft
vertical
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warps
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JP1404890A
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Tatsuji Okada
岡田 辰治
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ISHIKAWA PREF GOV BENCHIYAA BIJINESU KYODO KUMIAI
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ISHIKAWA PREF GOV BENCHIYAA BIJINESU KYODO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、樹脂や無機物等をマトリクスとする繊維強
化複合材料の構成素材等として有用な三次元多軸織物構
造体と、それを製織する織機に関する。
従来技術 三次元織物は、経糸・緯糸の他に垂直系を有し、立体的
に製織された織物構造体であって、それ自体か、高性能
の衝撃吸収材やフィルタとして利用できる他、樹脂・セ
ラミックス・金属・炭素材料等をマトリクスとして固化
することにより、軽量で高強度の繊維強化複合材料を作
ることができる。
なお、後者の用途に供するときは、繊維材料として、炭
素繊維・アラミド繊維・炭化けい素繊維・強力ポリエチ
レン・ガラス繊維等の産業資材用強力繊維が用いられる
三次元織物の組織としては、各種のものが提案されてい
る(たとえば、特公昭53−4145号公報、特開昭5
4−159489号公報)。この前者のものは、直交行
列状に配列した多数の経糸の各行間と各列間とに交互に
緯糸と垂直系とを挿入してなる、いわゆる三次元直交組
織織物である。
また、後者のものは、直交行列状に配列した多数の経糸
の各行間に、互いに逆方向に斜交する緯糸を配列し、さ
らに、経糸の各行を斜めに貫いて垂直系を配列するもの
で、この垂直系は、斜交角度を変えた複数種のものであ
ってもよい。
一方、このような三次元織物において経糸の方向を行ご
とに変更した織物組織は、いわゆる三次元多軸織物であ
り、多方向からの応力に対し、優れた強度を発揮するこ
とができ、等方性に優れた複合材料を作ることができる
。このような組織の織物構造体としては、たとえば、西
独カールマイヤ社のR32DS型ラツシ工ル機による多
軸緯人径編布(Multi−axial  magaz
ine−weft  warp  knittedfa
brics)が知られている。このものは、4方向に走
る経糸と、これに交差する緯糸とを交互に4層に積層し
、垂直系によって、これらの層を貫通する絡み組織を形
成したものである。
発明か解決しようとする課題 而して、かかる従来技術のうち、単純な三次元織物に属
する前二者のものは、経糸の方向が特定しているために
、等方性に乏しいという欠点がある。また、カールマイ
ヤ社のものは、垂直系の組織が本質的に編み構造である
ために、垂直系として、炭素繊維のような剛直な糸を使
用することが難しく、また、垂直方向の積層数に限界が
あり、厚みの大きな立体構造物を形成することが困難で
ある。そこで、任意の厚みの複合材料を得ようとすると
きは、多数枚の織物構造体を、経糸の方向を違えながら
積層して貼り合わさざるを得ないが、このときは、層間
の剥離やずれ等が起り易いという問題が避けられなかっ
た。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、各層を形成する要素布の経糸は、要素布ごとに任意
の角度で交差する2群からなるものとし、この経糸によ
り緯糸と垂直系とを保持するようにすることによって、
等方性に優れ、しかも、任意の厚みを実現することがで
きる三次元多軸織物構造体と、それを製織する織機を提
供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成す、るためのこの出願に係る第1発明
の構成は、積層された複数の要素布と、すべての要素布
の経糸と緯糸とに交差し、緯糸の前後に挿入する垂直系
とを備え、経糸は、要素布ごとに任意の交差角度で交差
する2群からなり、緯糸と垂直系とを保持することをそ
の要旨とする。
なお、緯糸は、その緯糸が属する要素布の経糸に対して
交互に交錯するようにしてもよい。
第2発明の構成は、2群に分割した経糸を織前に沿って
逆方向に平行移動する複数の経糸移動機構と、経糸移動
機構によって複数層に分割された経糸間に緯糸を緯入れ
する緯入れ機構と、緯入れ機構によって緯入れされた緯
糸を織前に打ち込むとともに、緯糸の前後に垂直系を挿
入する垂直糸入れ機構とを備えることをその要旨とする
作用 かかる第1発明の構成によるときは、各要素布の経糸は
、要素布ごとに任意の交差角度で交差する2群に分割さ
れ、そのように交差することにより、緯糸と垂直系を順
次保持するようになっているから、経糸の交差角度を適
当に設定することにより、良好な等方性を実現すること
ができる。
経糸に対し、緯糸が、単に交差するのみならず、交互に
交錯するようにすれば、そのときの経糸と緯糸とは、一
種の温式織り組織を形成するから、全体としての形状保
持性は一層向上することができる。
第2発明の構成によるときは、複数の経糸移動機構は、
それぞれ各要素布に対応し、各要素布の経糸を2群に分
割するとともに、これを織前に沿って逆方向に平行移動
するから、その平行移動量(以下、移動ピッチという)
を個別に設定することにより、要素布ごとに任意の交差
角度を実現することが可能である。一方、緯入れ機構は
、経糸の層間に緯糸を緯入れし、垂直糸入れ機構は、緯
糸の前後に垂直系を挿入するから、このときの緯糸は、
交差した経糸により、前後の垂直系を介して拘束され、
安定に保持されることになる。したがって、このものは
、第1発明に係る三次元多軸織物構造体を連続的に製織
することができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
三次元多軸織物織機は、複数の経糸移動機構10.10
・・・と、緯入れ機構20と、垂直糸入れ機構30とを
備えてなる(第1図、第2図)。
経糸移動機構10.10・・・は、織前Fの後方に、上
下方向にn段に積み重ねて配設されており、その各々は
、上下に偏平な周回軌道を間欠的に移動する無端のチェ
ーン11と、チェーン11に等ピッチで付設した多数の
ガイドパイプ12.12・・・とを主要部材としてなる
(第3図、第4図)。ガイドパイプ12.12・・・は
、チェーン11のリンクプレートlla、lla、ll
b、llbを連結する連結ピンを兼用し、チェーン11
の両側に長く突出して付設されており、その内部には、
各1本の経糸Xが挿通されている。チェーン11は、板
状のガイド部材13の周囲に滑動自在に巻き掛けられて
おり、ゼネバ機構のような間欠駆動機構を内蔵する駆動
源14により、駆動チェーン14a、スプロケット14
bを介して、所定の移動ピッチずつ、間欠的に一方向に
駆動することができる(第3図の矢印KIO方向)。チ
ェーン11の外周には、適当なガイドスブロケッ)ll
c、11C・・・が配設されている。
緯入れ機構20は、水平方向に長い複数本のレピアニー
ドル2L 21・・・と、レピアニードル21.21・
・・を保持するレピアホルダ22とを備えてなる(第1
図)。レピアホルダ22は、たとえば、揺動レバー23
と、中間レバー24とからなるスコットラッセル機構に
よって、水平方向に往復駆動することができる(第5図
の矢印に22方向)。ただし、中間レバー24は、その
中点が揺動レバー23の先端に連結されており、一端は
上下方向にのみ移動可能に拘束され、他端は、連結ロッ
ド24aを介してレピアホルダ22に連結されている。
また、揺動レバー23は、中間レバー24の1/′2の
長さとなっている。
揺動レバー23の揺動中心となる回動軸23aは、中間
レバー24の一端が移動可能な鉛直面と共通の鉛直面V
内に配設されており、図示しない駆動源により、同図の
矢印に23方向に、所定の角度範囲に回動駆動されるも
のとする。
レピアニードル21.21・・・は、織前Fと経糸移動
機構10.10・・・との間において、経糸移動機構1
0.10によって複数層に分割された経糸XSX・・・
間に、緯糸y、y・・・を緯入れすることができる(第
1図、第2図)。また、レピアニードル21.21・・
・の延長線上の反緯入れ側には、シャツトル機構25が
配設されている。シャツトル機構25は、織前Fとレピ
アニードル21.21・・・の先端部との間に連続する
緯糸y、y・・・のループ内に耳糸kを挿通することが
できる。
垂直糸入れ機構30は、織前Fと経糸移動機構10.1
0・・・との間に配設されており、経糸X、X・・・の
間に、垂直系z、z・・・を下方から上方に挿通するた
めの垂直ニードル31.31・・・を備えている(第2
図、第6図)。
垂直ニードル31.31・・・は、昇降板32上に台車
31a、31aを搭載し、台車31a、31aを連結す
る連結ロッド31bに係合されている。
昇降板32には、垂直ニードル31.31・・・の下端
部が係合するガイド用の長孔32a、32a・・・が形
成されており、垂直ニードル31.31・・・は、台車
31a、31aが昇降板32上を前後に移動することに
より、長孔32a、32a・・・に沿って前後動するこ
とかてきる(第6図の矢印に31゜K31・・・方向)
。ただし、長孔32a、32a・・・は、経糸移動機構
10.10・・・から織前Fに至る経糸X、X・・・の
水平面内における絞り角度にほぼ一致して、扇形に配列
されている。また、連結ロッド31bには、垂直ニード
ル3L 31・・・の相対間隔を可変にするために、圧
縮ばね31c、31c・・・が装着されている。
昇降板32の上方には、昇降板32と平行に案内板33
が設けである。案内板33は、昇降板32と一体に組み
立てられるとともに、昇降板32の長孔32a、32a
・・・に対応する長孔33a、33a・・・が形成され
ているものとする(第1図)。垂直ニードル31.31
・・・は、長孔33a133a・・・を介して案内板3
3を上下に貫通している。
台車31a、31aは、クランクロッド34a134a
を介して大径の回転輪34に連結され(第2図、第6図
)、回転輪34を回転することにより、昇降板32上を
前後方向に駆動することができる(第2図の矢印に31
方向)。回転輪34は、チェーン34bを介し、回転軸
36に連結されている。ただし、回転輪34とチェーン
34bとの間は、図示しない電磁クラッチを介して連結
されているものとし、したがって、回転輪34は、この
電磁クラッチを断続することにより、任意の時期に任意
の回転量だけ駆動することができる。
昇降板32は、連結ロッド32b1揺動レバー35aを
介し、板カム35によって上下方向に駆動される(第2
図の矢印に32方向)。板カム35は、チェーン35b
を介して回転軸36に連結されているか、板カム35と
チェーン’35bとの間にも、図示しない電磁クラッチ
か介装されているものとする。
そこで、回転輪34を駆動して台車31a、31aを前
後動すれば、垂直ニードル31.31・・・は、緯入れ
機構20のレピアニードル21.21・・・と経糸移動
機構10.10・・・との中間に相当する後退位置(第
2図の実線)から、織前Fに相当する前進位置(同図の
二点鎖線)にまで前後動することができる。さらに、板
カム35を回転駆動して昇降板32、案内板33を昇降
させることにより、垂直ニードル31.31・・・は、
すべての経糸x、x・・・を上下に貫通する上昇位置(
同図の実線)と、経糸xSX・・・の下方に退避する下
降位置(同図の二点鎖線)とをとり得る。また、その前
進・後退・上昇・下降の各運動時期は、電磁クラッチに
より、回転輪34、板カム35の駆動時期を適当に選択
することによって、任意に定めることができる。
経糸X、X・・・は、ボビンXSx・・・から供給され
る(第1図、第2図)。ボビンX、X・・・は、経糸移
動機構10.10・・・と同数の周回クリール15.1
5・・・上に、それぞれ、経糸移動機構10のガイドパ
イプ12.12・・・と同数に分割して搭載されている
。周回クリール15.15・・・は、織前Fに向けて傾
斜して配設されており、経糸移動機構10.10・・・
の間欠移動と同期して、それと同方向にボビンXSX・
・・を搬送することができる。そこで、経糸x、 x・
・・は、経糸移動機構10.10・・・と周回クリール
15.15・・・とにより、上下方向に複数層に分割さ
れて織前Fに供給されており、しかも、経糸移動機構1
0.10・・・が周回しても、互いに捻じれてしまうお
それがない。
一方、経糸移動機構10.10・・・は、無端のチェー
ン11の上側部分と下側部分とに位置するガイドパイプ
12.12・・・に経糸X、X・・・を挿通することに
より、各経糸移動機構10に対応する層の経糸X、X・
・・を上下2群に分割することができる(第3図、第4
図)。また、このように分割された2群の経糸x、x・
・・は、経糸移動機構10の間欠移動ピッチを変えるこ
とにより、それが属する層に固有の任意の交差角度で交
差させることができる。
緯糸y、y・・・は、給糸体Y、Y・・・から供給され
(第1図)、レピアニードル21.21・・・により、
最上層の経糸x、x・・・の上方と、各層の経糸X、X
・・・間とに同時に緯入れすることができる(第1図、
第2図)。緯糸yは、各レピアニードル21により、そ
の先端部のメール21aに挿通して搬送される。
垂直系z、 z・・・は、同様に、それぞれ給糸体Zか
ら供給され、垂直糸入れ機構30の垂直ニードル31.
31・・・によって同時に挿入される。垂直系2は、垂
直ニードル31の先端部と中間部とに形成するメール3
1d、31dに挿通して搬送され、水平方向に隣接する
すべての経糸x、x間に挿入されるものとする。
織前Fの前方には、ニップローラPR,FRが配設され
、製織された三次元多軸織物構造体Wを前方に引き出す
ことができる(第1図、第2図の矢印に方向)。
かかる三次元多軸織物織機の作動は、次のとおりである
(第7図)。
まず、垂直糸入れ機構30の垂直ニードル31.31・
・・を上昇させて後退させ(同図(A))、その前方に
、緯入れ機構20によって緯糸y、 y・・・を緯入れ
する一方、経糸移動機構10.10・・・を所定ピッチ
だけ作動させて、各層に属する2群の経糸X、X・・・
を交差させて待機する。ただし、同図では、経糸XSX
・・・は、各層ごとに、各群に属する2本のみを図示し
、垂直系2、垂直ニードル31は、その各1本のみを図
示し、緯糸y、y・・・は、その断面で図示しである。
また、各層に属する経糸x、xの交差部分は、Xで表示
しである。
なお、緯糸yは、その1本ごとに反緯入れ側でループ状
に折り返して往復し、反緯入れ側では、そのループ内に
耳糸kを挿通することにより係止されているものとする
(第1図)。垂直系2は、織前Fの下方から、上昇位置
にある垂直ニードル31の先端にまで斜めに連続してい
る。
この状態で、垂直ニードル31を前進させると(第7図
(B))、緯糸y、 y・・・は、織前Fに打ち込まれ
、各層に属する経糸x、x・・・と緯糸y1y・・・と
は互いに交差して、経糸xSx・・・の各層ごとに1枚
の要素布Wi(i−=1.2・・・n1nは、経糸移動
機構10.10・・・の数)を形成することができる。
また、垂直系2は、図示しない張力調節機構により、同
図の矢印Kz力方向後退させ、垂直ニードル31が前進
することによって生じる緩みを吸収するものとする。
次いで、垂直ニードル31を下降させ、経糸X、X・・
・の下方に引き抜く(同図(C))。垂直系2は、最上
面の要素布W1の上方の緯糸y、yにループ状に係合し
て固定される。
つづいて、経糸移動機構10.10・・・を作動させる
(同図(D))。経糸移動機構10.10・・・は、そ
れぞれのチェーン11を所定の移動ピッチだけ駆動する
ことにより、各要素布Wiごとに、2群の経糸x、xを
織前Fに沿って逆方向に平行移動させ、経糸x、xを交
差させて、垂直系2を固定することができる。ここで、
経糸移動機構1G、10・・・は、要素布Wiごとに、
チェーン11の移動ピッチを設定しであるものとし、し
たがって、各要素布 Wiの経糸xSxは、要素布Wi
ごとに固有の交差角度で交差することになる。
次いで、垂直ニードル31を後退させて(同図(E))
、上昇させる(同図(F))。ここて、垂直ニードル3
1は、各要素布Wiの経糸X、 Xの間に挿入されるも
のとし、したがって、垂直ニードル31によって挿入さ
れる垂直系2も、各要素布Wiの経糸X、Xの間に挿入
され、しかも、すべての経糸XSX・・・を上下に貫通
する。また、垂直系2は、最下面の要素布Wnの織前F
に相当する部分から、垂直ニードル31の先端にまで斜
めに連続した状態となっている。ただし、織前Fは、ニ
ップローラFR,PRを駆動することにより、たとえば
、第7図(A)ないしくF)の間に、適当な送り量だけ
前進するものとする。
つづいて、緯入れ機構20により、緯糸y、y・・・を
緯入れする(同図(A))。緯糸y、y・・・は、後退
位置にある垂直ニードル31の前方に緯入れされ、レピ
アニードル21.21・・・が反緯入れ側に突出したと
き、シャツトル機構25を作動させることにより、耳糸
kによって係止される。その後、レピアニードル21.
21・・・を後退させて引き抜くことにより、各要素布
Wiごとに、折り返された2本の緯糸ySyが垂直ニー
ドル31の前方に緯入れされることになる。
以下、同様のステップを繰り返すことにより、織前Fの
前方には、積層された複数の要素布Wl、W2・・・W
nに対し、すべての要素布Wl 、W2・・・Wnの経
糸xSx・・・と緯糸ySy・・・とに交差するように
、緯糸y、y・・・の前後に垂直系z、z・・・を挿入
してなる三次元多軸織物構造体Wを連続的に製織するこ
とができる(第8図、第9図)。ただし、ここでは、n
=5の場合を示し、その製織方向を矢印にで示す。また
、最上面と最下面の要素布W1、W5については、経糸
X、X・・・の交差角度θは、θ″、90(度)とし、
上下から各2段目の要素布W2 、W4については、θ
″1120(度)とし−1中段の要素布W3については
、θ=0(度)としである。なお、θ−0(度)とする
には、その層に対応する経糸移動機構10の作動を停止
したままとすればよい。
ここで、要素布Wiにおける経糸XSX・・・の交差角
度θは、その要素布Wiに対応する経糸移動機構10の
移動ピッチによって決まる。たとえば、経糸y、y・・
・の打込み密度dy、垂直系Z、Z・・・の間隔ciz
を基準としく第9図(A))、dy=dzとした上、緯
糸y1y・・・の緯入れごとにdzに等しい移動ピッチ
をとれば、交差角度θζ90(度)を実現することがで
き、これより大きな移動ピッチをとれば、θ〉90(度
)とすることができる(同図(B))。また、a回の緯
入れごとにdzの移動ピッチをとるか、緯入れごとにd
z/aの移動ピッチをとれば(a〉1の整数)、θく9
0(度)を実現することができる。dyくdzのときは
、同一の経糸移動機構10の移動ピッチでも、交差角度
θはこれよりも大きくなり、dy >dzのときは、交
差角度θは小さくすることがてきる。
このようにして決まる要素布Wiの交差角度θは、1枚
の三次元多軸織物構造体Wの内部において、これをどの
ように組み合わせるかについても全く任意である。また
、交差角度θは、各要素布Wiについて、製織の途中に
おいて、連続的または断続的に変更してもよい。交差角
度θにより、三次元多軸織物構造体Wの経糸x、x・・
・、緯糸y、y・・・が作る面内の強度分布が任意に変
わるから、この発明によれば、等方性に優れた均一特性
のもの以外に、適当な方向性を有するもの、この方向性
が、製織方向に変化して行くものも連続的に製造するこ
とができる。
他の実施例 緯入れ機構20によって緯糸y、 y・・・を緯入れす
るに際し、各経糸移動機構10は、そのガイドパイプ1
2.12・・・を上下に傾けることにより(第10図)
、2群の経糸x、xを垂直方向に交差させて開口Hを形
成した上、この開口Hに緯糸y、yを挿入するようにし
てもよい。緯糸y、yは、経糸XSXに対し、単に交差
するのみならず、交互に交錯するようになり、−層堅固
な要素布Wiを形成することができるから(第11図)
、全体としての形状保持性を格段に向上させることがで
きる。
以上の説明において、経糸移動機構10.10・・・、
周回クリール15.15・・・の数nと、1組の経糸移
動機構10のガイドパイプ12.12・・・の数とを適
当に増減することにより、経糸x、x・・・の総数は任
意に増減することができ、したがって、三次元多軸織物
構造体Wは、任意の幅a、任意の厚みbのものを製織す
ることができる(第1図)。
また、各要素布Wiにおける経糸xSx・・・の交差角
度θも、前述したように、要素布Wiごとに任意に設定
することが可能である。
緯入れ機構20は、各層に分割された経糸X、X・・・
間に緯糸y、y・・・を緯入れできれば足り、レピアニ
ードル21.21・・・に代え、−射的なシャツトル機
構、流体ジェット機構を使用してもよいことはいうまで
もない。また、このときは、適当を耳組み機構により、
反緯入れ側で緯糸yの先端を保持することにより、緯糸
yは、各要素布Wiごとに、1回の緯入れごとに1本の
みを緯入れして行くようにすることもてきる。
さらに、耳糸kを挿入するシャツトル機構25も、適当
なレピア機構、流体ジェット機構等に代えることが可能
である。
発明の詳細 な説明したように、この出願に係る第1発明によれば、
複数の要素布に対し、各要素布の経糸と緯糸とに交差し
て緯糸の前後に挿入する垂直系を設け、経糸は、要素布
ごとに任意の交差角度で交差して緯糸と垂直系とを保持
するようにすることによって、経糸の方向は、何らの制
約もなく、全くランダムに定めることができ、したがっ
て、極めて良好な等方性を簡単に実現することができる
上、要素布の積層数を増すことにより、厚み方向にも何
ら格別な制約がないから、層間剥離等のおそれが全くな
い堅固な複合材料を作ることができるという極めて優れ
た効果がある。
第2発明によれば、複数の経糸移動機構と、緯入れ機構
と、垂直糸入れ機構とを配設し、これらを順次作動させ
ることにより、第1発明に係る任意寸法の三次元多軸織
物構造体を連続的に製織することができるとい、う効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は実施例を示し、第1図は全体構成
斜視説明図、第2図は全体側面説明図、第3図は経糸移
動機構の全体構成図、第4図は第2図の要部拡大図、第
5図は緯入れ機構の駆動系統図、第6図は第2図のA−
A線矢視拡大断面図、第7図(A)ないしくF)は動作
説明図、第8図は三次元多軸織物構造体の模式構造図、
第9図(A)、(B)は、それぞれ第8図のB−B線、
C−C線矢視相当図である。 第10図と第11図は他の実施例を示し、第10図は第
4図相当の要部説明図、第11図は第9図(B)相当図
である。 F・・・織前 10・・・経糸移動機構 20・・・緯入れ機構 30・・・垂直糸入れ機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)積層された複数の要素布と、すべての該要素布の経
    糸と緯糸とに交差し、該緯糸の前後に挿入する垂直糸と
    を備え、前記経糸は、前記要素布ごとに任意の交差角度
    で交差する2群からなり、前記緯糸と垂直系とを保持す
    ることを特徴とする三次元多軸織物構造体。2)前記緯
    糸は、該緯糸が属する要素布の経糸に対して交互に交錯
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の三次
    元多軸織物構造体。 3)2群に分割した経糸を織前に沿って逆方向に平行移
    動する複数の経糸移動機構と、該経糸移動機構によって
    複数層に分割された経糸間に緯糸を緯入れする緯入れ機
    構と、該緯入れ機構によって緯入れされた緯糸を織前に
    打ち込むとともに、緯糸の前後に垂直糸を挿入する垂直
    糸入れ機構とを備えてなる三次元多軸織物織機。
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