JPH0322136B2 - - Google Patents

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JPH0322136B2
JPH0322136B2 JP59218943A JP21894384A JPH0322136B2 JP H0322136 B2 JPH0322136 B2 JP H0322136B2 JP 59218943 A JP59218943 A JP 59218943A JP 21894384 A JP21894384 A JP 21894384A JP H0322136 B2 JPH0322136 B2 JP H0322136B2
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JP
Japan
Prior art keywords
yugao
freezing
components
present
food material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59218943A
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English (en)
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JPS6196966A (ja
Inventor
Hideo Watanabe
Junko Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tochigi Prefecture
Original Assignee
Tochigi Prefecture
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Publication date
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Publication of JPS6196966A publication Critical patent/JPS6196966A/ja
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、所謂「かんぴよう」の原料として知
られる夕顔を利用して、この新用途として、菓子
の成形素材又はダイエタリーフアイバー素材等に
応用可能な賦形性食品素材を得る製造法を提供す
るものである。 (従来の技術) 夕顔は、その未熟果の果肉を薄い帯状に削りと
つて天日乾燥した所謂「かんぴよう」の原料とし
て知られ、全国作付け面積の90%を占める栃木県
地方の特産品となつているが、それが夕顔が経済
的に利用される唯一の用途である。 しかし、近年食生活の変化から「かんぴよう」
の消費者離れが起こり、毎年需要が衰退するばか
りで、夕顔作付け農家及び業界の不況が深刻化し
ている。 (本発明の解決しようとする問題点) そこで本発明は、夕顔の「かんぴよう」以外の
食品素材としての用途を開発することを目的とし
てなされたもので、まず従来研究の不十分であつ
た夕顔を成分特性及び構造特性を研究し、その知
見から、夕顔が繊維分・ベクチン・セルロース等
の賦形能力に優れた成分を多量に含有することに
着眼し、その賦形能力を利用した菓子の成形素材
又はダイエタリーフアイバー素材等に応用可能な
賦形性食品素材を得る製造法を提供せんとするも
のである。 [発明の構成] (実施例) (採取) 開花後約2−3週間を経過した成熟時の夕顔の
構造は、第1図の如くで、内側上部に果肉部が偏
在して底部が薄く、その肉質は外皮部付近が硬く
しつかりした組織であり、中央線部に近ずくに連
れて柔らかい組織となる。 この部位別の成分変化を生育時期別に検討する
と下表の通りである。
【表】 従つて、実施上花合わせ後2週間−3週間程度
で果実重量が5Kgを超えるものであれば良いが、
粗蛋白、糖類及び繊維分の多さから、夕顔採取時
期として、生育初期−中期が望ましい。 この収穫直後の夕顔のうち、後述の苦味成分の
多い皮部(直下の果肉を含めて)及び種子を含む
綿部を切除して、残存果肉部を10×5×0.5cm程
度の細片にスライスする。 (ブランチング) 夕顔生果実は、特有の苦味を有する為、そのま
までは味覚を損ねる原因となる。その苦味成分の
特定の為、タンニン、アルカロイド、ポリフエノ
ールに就て官能試験を行なつたところ、主たる苦
味成分はポリフエノールであり又位置的には皮及
び皮直下の部位に多量に存在することが判明した
(表−2参照)。
【表】
【表】 そこで、ポリフエノール成分の除去法を検討す
るに、皮及びその直下の果肉等を切除することに
加えて、後述の冷凍処理とボイル処理との組み合
わせで、(イ)凍結処理後にボイル処理を施す方法(ロ)
始めにボイル処理を行ない後に凍結処理をする方
法、を夫々検討したところ(ロ)の方法により約90%
程度の除去が可能となつた(表−3参照)。
【表】 従つて、本法では皮及びその直下の果肉等を切
除することに加えて、凍結前に約10分程度のボイ
リングを施すブランチング処理を行なうものとす
る。 (凍結変性) 夕顔の組織を形成する成分組成を分析したとこ
ろ、表−4の通りで、粗繊維、リグニン、ペクチ
ン、ホロセルロース等賦形能力に優れた成分が多
量に含まれている。而して、その賦形能力を引き
出すには、水分等の不要成分の分離と適切な網目
構造が呈示されねばならない。
【表】
【表】 そこで、本発明では、低温凍結による細胞水の
膨出とその際起こる細胞膜の一部破壊を利用し
て、不要成分分離と開放網目構造とを得た。 本法では、上記のブランチングした夕顔を、約
0℃−−20℃の低温下に望ましくは24時間以上放
置し、内部の細胞水の凍結を促す。この凍結は最
低1回行なうが解凍後再凍結して数回繰り返すと
より効果が挙がる。 すると、凍結結晶の体積膨張が細胞膜の一部を
破壊して、後述の脱水の際の細胞水の散逸路が形
成される。又、細胞膜の一部破壊は、閉鎖系の組
織を開放して賦形性の発揮に最適な開放網目構造
に導く。又、低温変性により細胞膜自体が採取直
後には0.1%の弱酸、弱アルカリに破壊したもの
が弱酸、弱アルカリにも耐える組織となる。 (脱水) 次に、凍結後の夕顔を室温に放置して解凍し、
これを圧搾機に掛け脱水処理する。 (乾燥) さらに必要に応じて、乾燥器又は天日下で乾燥
してこれを粉砕処理することにより本発明賦形性
食品素材を得る。 [発明の効果] 成分特性及び構造特性研究の結果、夕顔には上
記粗繊維、リグニン等の賦形性成分が多量に含ま
れていることが判明した(表−4参照)。これに
本発明加工法を加えると、まず構造特性は、第2
図Aの如く頭初完全に閉鎖された細胞膜の一部が
破壊して、第2B図の如く開放系の網目構造とな
り、内部に容易に溶液をとり込んで膨潤状態と成
りなり易い。これに成分特性としてのリグニン、
ペクチン、セルロース等の賦形性成分が加わる
と、これらは分子鎖上に多数の水酸基をもつの
で、分子内ならびに分子間に水素結合に起因する
二次的構造が発達する可能性が強く水溶液内で三
次元的網目構造が形成されやすい。従つて、上記
開放系の物理的網目構造(主に粗繊維)にリグニ
ン等の化学的賦形性成分が絡合されると、水溶液
中で多量の水を保持して半ゲル状を呈するものと
なる。 よつて、これを餡、ジヤム等を含む菓子に混合
すれば成形素材として優れた賦形性を発揮するこ
とができ、又、ヨーグルト、カレー、ハンバーグ
及び焼き肉のたれ、ソース等に混入して賦形性を
付与させることもできる。 次にこの加工法の検討に当たつて、ブランチン
グと凍結処理の順番及び組み合せが、賦形性の指
標となる圧搾率、復元率に表−5、表−6の通り
大きな影響を与えることが明らかとなつた。
【表】
【表】 従つて、ブランチング後に凍結処理を施す加工
法は、賦形能力の向上に大きな効果を有する。 さらに、当該賦形性向上は同時に活発な膨潤性
を促すこととなり、繊維分、リグニン等が難消化
性成分であることと加えて、本発明による食品素
材に繊維摂取量の少ない現代人の健康食品として
注目されているダイエタリーフアイバーとしての
用途を可能とする。膨潤性が小量の摂取で大きな
満腹感を与えるとともに、ダイエタリーフアイバ
ーに必要な安全性、経済性、無味無臭、保存性、
良加工性、均質性、乾湿両用性供給安定性の8条
件を本発明食品素材はすべて具備している。そこ
で、本発明食品素材を幼ラツトに就いて動物試験
をしたところ、コレステロール上昇抑制効果、貯
蔵脂肪量減少効果、肝臓脂肪含有率の上昇抑制効
果、糞便排出量増加効果などが顕著に認められ、
健康食品としても有望である(グラフ−1参照)。 本発明は以上のようで、新用途を模索する夕顔
に、菓子の成形素材又はダイエタリーフアイバー
素材等に応用可能な賦形性食品素材としての新た
な途を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の効果を説明するもので、第1図
は採取夕顔の縦断側面図、第2図は凍結処理によ
る夕顔細胞膜の形態の変化を示すもので、Aが凍
結前の形態を示す正面図、Bが凍結後の形態を示
す正面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成熟夕顔を採取した後、この外皮部(直下の
    果肉を含めた)及び綿部を切除した果肉部を細片
    状に裁断し、次にこれに約10分程度ボイリングを
    加えるブランチング処理を施し、そして約0℃−
    −20℃の低温に凍結保存して細胞膜の一部破壊と
    変性を導き、さらに脱水処理後、細片状又は粉末
    状化して得ることを特徴とする夕顔を利用した賦
    形性食品素材の製造法。
JP59218943A 1984-10-18 1984-10-18 夕顔を利用した賦形性食品素材の製造法 Granted JPS6196966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59218943A JPS6196966A (ja) 1984-10-18 1984-10-18 夕顔を利用した賦形性食品素材の製造法

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JP59218943A JPS6196966A (ja) 1984-10-18 1984-10-18 夕顔を利用した賦形性食品素材の製造法

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JPS6196966A JPS6196966A (ja) 1986-05-15
JPH0322136B2 true JPH0322136B2 (ja) 1991-03-26

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JP59218943A Granted JPS6196966A (ja) 1984-10-18 1984-10-18 夕顔を利用した賦形性食品素材の製造法

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614862B2 (ja) * 1987-05-22 1994-03-02 東京田辺製薬株式会社 ビフィドバクテリウム菌の増殖促進剤
FR2651965B1 (fr) * 1989-09-21 1991-12-06 Atochem Procede de fabrication de pulpes vegetales blanchies.
WO1997006700A1 (en) * 1995-08-15 1997-02-27 Ismael Gomberoff Methods for processing a fig leaf gourd
JP3754931B2 (ja) * 2002-04-10 2006-03-15 クノール食品株式会社 湯戻り性に優れたスイートコーン種実の凍結乾燥品の製造方法
JP4200141B2 (ja) * 2004-03-16 2008-12-24 株式会社かんしょ利用技術研究所 低水分加工食品に適した原料粉末の製造方法

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Publication number Publication date
JPS6196966A (ja) 1986-05-15

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