JPH032214B2 - - Google Patents

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JPH032214B2
JPH032214B2 JP57091204A JP9120482A JPH032214B2 JP H032214 B2 JPH032214 B2 JP H032214B2 JP 57091204 A JP57091204 A JP 57091204A JP 9120482 A JP9120482 A JP 9120482A JP H032214 B2 JPH032214 B2 JP H032214B2
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furnace
zone
steel
temperature
curve
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Toshihiko Kawasumi
Kenji Doi
Tetsusaburo Niimura
Shinya Tanifuji
Yasuo Morooka
Haruyoshi Kumayama
Shinji Hori
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Hitachi Ltd
Kobe Steel Ltd
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Hitachi Ltd
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPH032214B2 publication Critical patent/JPH032214B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/0081Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for slabs; for billets

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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分割型移動炉床を備えた多帯式加熱炉
の燃焼制御方法に関する。
近年、鋼片の鋳造、加熱、圧延の工程における
省エネルギを実現するために連続鋳造設備が積極
的に導入されているが、これに伴つて連続鋳造の
操業の適した加熱炉として分割可動移動炉床を備
えた加熱炉が注目されている。
加熱炉では炉内の鋼片を抽出口まで移動するた
めウオーキングビーム式の炉床を用いることが多
いが、従来の加熱炉ではこのウオーキングビーム
が装入口から抽出口まで一体となつた構造をとつ
ていたため、加熱炉に装する時間間隔があいたと
き、ウオーキングビーム上の鋼片が無い部分が大
きくなる。これは加熱炉の燃焼効率の面から好ま
しくない。
第1図に分割型移動炉床を備えた加熱の概要を
示す。図中の1は炉体、2は煙道、3〜1〜3〜4
分割型移動炉床、4は鋼片を示す。第1図の例は
3帯、4帯に鋼片があり、2帯は空き状態で、1
帯に新たな鋼片が装入されつつある状況を表わし
ている。このタイプの炉ではある一つの炉床上に
ある鋼片だけを他の炉床上の鋼片の位置を変える
ことなく移動できるので、例えば第1帯に装入さ
れた鋼片が一定本数になつたとき、これを第2帯
に送り込むことができる。このため前後工程の能
力差のバツフアとなる特徴がある。
従来、加熱炉では鋼片を目標の温度に焼き上げ
るため鋼片の昇温パターンをいくつかの炉操業状
態に関して用意し、この中で現実の操業に近いも
のを選択し、このパターンに沿つて各々のパター
ンの炉温や燃料流量になるように加熱する方法が
用いられている。
しかしながら、上記の分割型移動炉床型の加熱
炉の場合には、炉内の鋼片の移動パターン1つを
とつてみても複雑かつ多様な形態をとるため、そ
れらに対しあらかじめ加熱パターンを決めておく
ことは不可能に近い。
すなわちできるだけ鋼片の抽出側の炉帯に詰め
て装入するようなことがおこなわれるから、炉帯
によつては単に移送のための通過帯になる。また
他の炉帯に関係なくある炉帯での滞留時間を延長
することも可能であり、これら全ての場合を考慮
した加熱昇温パターンをあらかじめ演算し記憶し
ておくことはいたずらに記憶容量を大きくするだ
けで好ましくない。
本発明は分割型移動炉床を備えた加熱炉の燃焼
制御方法に関する。
本発明は炉内鋼片を可動炉床単位のグループに
わけ抽出側のグループから順にグループに属する
鋼片の昇温予定曲線を他グループの加熱予定も考
慮して燃料流量が最小となるようにオンライン計
算し、この昇温予定曲線に沿つて加熱制御をおこ
なうことを特徴とする燃焼制御方法である。
(ここで抽出側のグループから順に計算するの
は燃焼済みの廃ガスが装入側に向つて流れる炉の
場合で、もし廃ガスの流れが逆であれば装入側か
ら順に計算するようにすればよい。) さらに具体的に述べるなら、いま第M帯にある
鋼片のグループが、抽出温度、鋼片の平均温度、
および鋼片の表面温度と内部の温度との温度差な
ど所定の制約条件のもとに燃料流量が最小となる
昇温予定曲線をオンラインで演算して加熱制御を
おこなうことにある。
以下図面を用いて本発明の具体的実施例につい
て説明する。
はじめに本発明の基礎となる事柄について述べ
る。
本発明では炉内鋼片の内部温度分布は、従来の
自動燃焼制御の場合と同様に計算によつて求め
る。たとえば、鋼片の表面から流入する熱量を輻
射モデルで計算し、鋼片内部の熱移動を熱拡散方
程式によつて計算する方式が多く用いられてい
る。
(例えば日本鉄鋼協会、特別報告No.11.「連続鋼
片加熱炉における伝熱実験と計算方法」、昭46.5
発行) 一定時間前の鋼片の内部温度分布と、現在まで
の鋼片周囲の炉温履歴Tの値がわかれば、上記の
方式により現在の鋼片温度を知ることができる。
さらに、現在の鋼片温度がわかつているとき、現
在以降の鋼片周囲の炉温履歴を仮定すれば将来の
鋼片温度の値を予測することもできる。この予測
計算は昇温予定曲線の計算において用いられる。
以下では鋼片温度の平均値を、表面と内部の
温度の差をΔθ、鋼片の内部温度分布をθで表わ
すことにする。
さらに、ある時間内に鋼片に吸収される熱量を
qと表わすことにする。qの値は例えば上述のよ
うに輻射モデルで計算する流入熱量をその時間内
に積算することにより容易に求めることができ
る。
また第1図に示したように加熱炉の抽出側から
第4帯にある鋼片をaグループ、第3帯にある鋼
片をbグループ……第1帯にある鋼片をdグルー
プ、のように呼ぶことにする。(第1図では第2
帯には鋼片がない場合を示している)。
また以下に説明する制御方法では、鋼片(もし
くは鋼片のグループ)が抽出までに炉内にどれだ
け存在するかを表わす在炉時間τzや各帯にどれだ
け滞留するかを表わす炉帯滞留時間が重要なパラ
メータになるが、それらの値はあらかじめ予測す
ることができる。
本発明では、抽出側のグループから装入側のグ
ループの順に、各グループに所属する鋼片の昇温
曲線を計算する。以下ではMケの帯からなる加熱
炉の一般式として第(M−1)帯に滞留している
チヤージbを例にとつて昇温曲線の計算方法につ
いて述べる。第M帯にはチヤージaが滞留してお
り、その昇温曲線の計算は完了しているものとす
る(その計算方法はチヤージbの場合と本質的な
違いはないが、いくつか注意すべき点はある。そ
れについては後で述べる)。
したがつて、チヤージbの計算開始時には、第
M帯におけるチヤージaの加熱に必要な最適炉温
及び燃料流量の値は計算済みである。
グループbの加熱において注意しなければなら
ないのは、このグループbが第(M−1)帯に存
在している間、第M帯にあるグループaの加熱に
伴つて発生する高温の排ガスが流入するというこ
とである。このため、グループbの加熱のために
(M−1)帯で投入する燃料流量がグループaで
どのような加熱をおこなうかによつて異つた値に
なる。グループaの昇温予定曲線の計算が先に完
了していれば各時刻に炉帯Mから流出される排ガ
スの顕熱はわかつているので、以下に述べるよう
にチヤージbの加熱に必要な燃料流量を計算する
ことができる。
まずグループbが(M−1)帯、M帯に滞留す
る時間をτb,M-1とτb,Mと表わし、それぞれをKM-1
KM個の時間領域に分割する。このときグループ
bの抽出までの今後の炉温履歴を {T(1) M-1,T(2) M-1,……,T(kM-1) M-1,T(1) M, ……,T(KM) M} とし、これをまとめてTbと表わす。ここで T(1) M-1,……,T(kM-1) M-1はグループbの第(M−
1)帯における温度履歴T(1) M,……,T(kM-1) M-1は第
M帯に進入した後の温度履歴でそれぞれTb,M-1
Tb,Mとする。
以下ではその炉温履歴を次のように簡単に表わ
す。
Tb={T(k)|K=1,……K′M} K′M=KM-1+KM チヤージbが炉帯I(I=M−1,M)にいる
任意の時刻の燃料流量V(k) bを次式により計算す
る。
v(k) b=Q(k)b/Δτ+Q(k)L/Δτ/H′L−T(k)M
-1
・Cgw +Cgw(T〓(k)M-1−T〓(k)M)・v(k)a/H′L
T(k)M-1Cgw……(1) (K=1,2,……,KM,……,K′M) 〔Q(K) b:第K時間領域におけるグループbの鋼
片の受熱量 Q(k) L:第K時間領域における所属炉帯の
損失熱量 T〓(k) M-1,T〓(k) M:第K時間領域における第
(M−1)帯と第M帯から流出する廃ガス
の温度 Δτ:第K時間領域の時間表〕 H′L,Cg,w:定数 ここで右辺の第2項がグループaの加熱の影響
を表わす項で、グループbが第M帯に進入する時
刻以降、KKM-1+1ではv(k) a=0とする。
また、KKM-1+1では第1項のT〓(k) M-1のかわ
りにT〓(k) Mとする。
さらに1≦K≦KM-1のときT〓(k) Mは第M帯に滞留
しているグループaの加熱によつて決まる値であ
り、これは前述のとおりグループaの昇温曲線計
算時に決つているものとする。K≧KM-1+1で
はT〓(k) Mはグループbの加熱の仕方によつて変化す
る値である。グループbの受熱量Q(k) bは、第K時
間領域の鋼片温度計算において求めることのでき
る各鋼片の受熱量qの総和として容易に求まる。
損失熱量Q(k) Lと排ガス温度T〓(k)は次のような回帰
式によつて炉温T(k)と結びつけられる。
Q(k) L=ξT(k)+η ……(2) T〓(k)=αT(k)+β ……(3) ここで、ξ,η,α,βは実験的に決まる回帰
係数。
以上より炉温{T(k)1K=1〜K′M}が与えられ
れば、K=1〜K′Mの順に燃料流量v(1) b,v(2) b,…,
v(kM) bが(1)式を用いて計算できることがわかる。
このときグループbを予定の炉温履歴Tbで加
熱した場合の所要の燃料使用量Vbは次式から計
算できる。
Vb(1) bΔτM-1,b+……+VbΔτM-1.b +……+v(kM) bΔτM,b ……(4) ここで ΔτM-1,b=τb,M-1/KM-1 ……(4′) ΔτM,b=τb,M/KM ……(4″) このとき問題はVbを最小にするような加熱方
法とそれに対応する昇温曲線を見出すことになる
が、実際の加熱炉では操業上の様々な制約があ
る。ここでは、そのうちの主なものを次のような
制約式として表わし、昇温曲線の計算に反映させ
る。
≦≦U(抽出条件1) ……(5) ΔθL≦Δθ≦ΔθU(抽出条件2) ……(6) TL K≦T(k)≦TU K(炉温条件) ……(7) vL K≦v(k) b≦vU K(燃料流量条件) ……(8) (K=1〜K′M) ここで添字Lは下限値を表わしUは上限値を表
わす。(5)式は抽出時の鋼片内部温度の平均値に関
する条件、(6)式は抽出時の鋼片の表面と内部の温
度差に関する条件である。
次に、炉温T(1),T(2),…,T(kM)を独立変数
として、燃料流量を制約条件のもとで最小にする
加熱方法を見出す計算アルゴリズムについて具体
的に述べる。ここで述べる手法は先ず非線形の関
数v(k) bと,Δθの線形式を求めることからスター
トする。時分割領域の炉温の基準値をT0 b
(T(1),T(2),…,TkM)と表わし、それから少
しへだたつた炉温をTb=(T(1),T(2),…,
T(kM))とし、両者の差を(ΔT(1),ΔT(2),…,
ΔT(kM))で表わす。このとき、Tbの関数v(k) b
θ,ΔθをT0 bのまわりで線形近似すると、次式が
得られる(T0 bの決め方は後述)。
pkMJ=1 αJ・ΔT(J) ……(9) Δθ=ΔθpkMJ=1 βJ・ΔT(J) ……(10) v(k) b=v(k) bpkMJ=1 γ(k) JΔT(J) ……(11) (K=1〜K′M) ここで、p,Δθp,v(k) bpは炉温T0 bで加熱した場
合の鋼片の平均温度、内外温度差、各時間領域に
おける燃料流量を意味し、αJ,βJ,γ(k) Jは炉温変
化の影響の大きさを表わす係数(影響係数)を表
わしている。
T0 b={T(1) p,T(2) p,…,T(kM) p}の各要素の値

次のように選ぶのが良い。
{1≦K≦KM-1 T(k) p=T(o) M-1(第M−1帯の現
在炉温) KM-1+1≦K≦K′M T(k) p=T(o) M(グループbが
第M帯に進入したときの初期炉温で、グループa
の昇温計算で決まる)。} もしαJ,βJ,γ(k) J(K,J=1〜KM)の値がわか
つていれば各時間分割ゾーンの炉温がある値だけ
変化したとき、抽出時の鋼片温度,Δθや燃料
流量v(k) bがどのような値をとるか(9)〜(11)式から知
ることができる。影響係数αK,βK,γ(k) Jは次の手
続きにより計算することができる。
(i) 炉温T0 bで加熱した場合の,Δθ,v(k) bの値を
計算する。計算結果をp,Δθp,v(J) bp(K=1〜
KM)とする。
(ii) 第K時間分割ゾーンの炉温だけがあらかじめ
定めた温度<ΔT>だけ高くなつた場合の,
Δθ,v(k) bの値を求め、それを<>,<Δθ>,<
v(k) b>(K=1〜K′M)とする。
(iii) このときαJ,βJ,γ(k) Jは次式で求められる
αJ=(<>−p)/<ΔT> ……(12) βJ=(<Δθ>−Δθp)/<ΔT> ……(13) γ(k) J=(<v(k) b>−v(k) bp)/ΔT> ……(14) 以上の計算をK=1〜KMに関しておこなえば
全ての影響係数は求まる。
(9)〜(11)式を(4)〜(8)式に代入して整理すると次の
各式が得られる。
Vb=C0+C1t1+…+CKMtKM ……(15) bL≦α1t1+…+αKMtKM≦bU〓〓 ……(16) bL≦β1t1+…+βKMtKM≦bU〓〓 ……(17) 0≦tK≦bU t,k(K=1〜KM) ……(18) bL v,K≦γ(k) 1t1+…+γ(k) KMtKM≦bU v,K……(
19) (K=1〜K′M) ここで、 tK=T(k)−TL K(K=1〜K′M0 ……(20) またC1,…,CKM,bL,bU,bUL〓〓,bU〓〓,bU K,
J

bL v,K,bU v,Kは影響係数やT0 bp,Δθp,v(k) bpを(
4)〜
(11)に適用することにより一意的に決まる。
(15)〜(19)式は変数{t1,t2,…,tKM}に
関し線形な関係式であるから、結局問題は(16)
〜(19)式を満し(15)式のVbを最小にする{t1
〜tKM}を見出す線形計画の問題に帰着する。
これを解く方法は良く知られており、本発明の
本質と関係ないので説明は省略する。線形計画法
の手法で求めた解を{t* 1,t* 2,…,tU*KM}とする

これを(20)式に適用すると最適な炉温の組
{T(1)*,T(2)*,…,T(kM)*}が得られる。さらに
この炉温の組で代表鋼片を加熱した場合の鋼片温
度の時間変化を計算し、これをグループbの昇温
予定曲線θ*とする。
第2図に計算結果の例を示す。第2図はKM
4の場合であり、aは炉温の時間変化、すなわち
{T(1)*,…,T(4)*}を示している。bは昇温予定
曲線θ*を示している。またCは燃料流量の時間経
過を示している。この各時刻の燃料v(k)* bはT(k)*
を(1)式に適用して求めた。
以上の説明では、先にグループaの昇温予定曲
線の計算がすんでおり、グループbの加熱に及ぼ
す影響がその計算結果から知りうることを仮定し
ていた。一方、第M帯に滞留しているグループa
の場合には他のグループの加熱の影響を考えるこ
となしに昇温予定曲線の計算ができる。すなわち
第M帯では廃ガスは流出するだけで流入してこな
い。また、第M帯は最終帯だから、これ以上次の
帯に移動してそこで先行グループの加熱の影響を
受けることもない。
したがつてグループaの抽出までの時間を適当
に分割し、各時間分割域の第M帯炉温を独立変数
として最適な昇温予定曲線を計算する場合、グル
ープbの計算にくらべ計算が簡単になる。例えば
(1)の燃料式はグループbの場合第1項に相当する
式だけを考えれば充分であり、線形化のための基
準炉温としては、第M帯の現在の炉温を用いれば
良い。計算の手続きはグループbの場合と同じな
ので省略する。
以下では本発明の具体的実施例を第3図を用い
て説明する。
第3図において1は加熱炉本体、2は加熱炉煙
道、3,3〜1〜3〜3は分割型移動炉床、4は炉内
鋼片、5はバーナ、6,6〜1〜6〜3はマイナー調
節計、7,7〜1〜7〜3は炉温検出計、100は燃
料制御装置を表わす。
加熱炉1に装入された鋼片4は分割型移動炉床
3ビームによつて炉内を抽出口まで搬送される間
に加熱される。鋼片1の温度が所望の値になるよ
うに燃焼制御装置100は各帯の炉温設定値もし
くは燃料流量設定値をマイナー調節計6に出力す
る。マイナー調節計6は、炉温もしくは燃料流量
が与えられた設定値に一致するようにバーナ5の
開度を調整する。このバーナから投入された空気
を燃料の混合体が炉内で燃焼して鋼片を加熱す
る。燃焼制御装置100は炉内鋼片を最小の燃料
投入量で鋼片の抽出温度に加熱する機能を有して
いる。
第4図に燃焼制御装置100の機能構成を示
す。第4図において101は情報管理部、102
は鋼片温度、計算部、103は昇温予定曲線計算
部、104は制御演算部を示している。
情報管理部101は炉内鋼片を分割炉床単位の
グループに分ける。すなわち第1帯にある複数本
の鋼片群が第2帯へ移動開始するときこの鋼片群
を以後の加熱における1つのグループとみなす。
第2帯へ移動開始した後も続けて鋼片が装入され
る場合には、グループの先頭から一定距離以上離
れた鋼片は別の新しいグループに属するものとみ
なす。
情報管理部101の第2の機能は各グループの
昇温予定曲線を計算するタイミングを決定するこ
とである。加熱炉は、加熱炉出側にある圧延機の
操業状態に応じ炉の操業計画を変更する。このよ
うな炉操業の変更が発生すると、それまで最適と
考えていた昇温予定曲線は必らずしも実情にそぐ
わないものになるので、情報管理部101は昇温
予定曲線計算部103に昇温予定曲線の計算を指
令する。また、鋼片を昇温予定曲線に従つて加熱
しようとしても外乱が大きい場合には鋼片温度と
昇温予定曲線の差が大きくなる。このような場
合、現在の加熱状態を出発点にして目標温度を達
成する最適な昇温カープは現在の昇温予定曲線と
は異なるであろう。そこで現在用いている昇温予
定曲線を計算してから一定時間経過したら昇温予
定曲線を再計算するように昇温予定曲線計算部1
03に指令を出す。さらにあるグループがある帯
から別の帯に移動したときにも昇温予定曲線を計
算しなおす。
以上述べたようにあらかじめ定めたイベントの
発生を検知したら情報管理部101は昇温予定曲
線103に対し昇温予定曲線の計算を指令する。
そのイベントは上に述べたものに限らないことは
言うまでもない。
鋼片温度計算部102は炉内の全鋼片の現在温
度を計算する。この計算は炉温検出計7で検出し
た各帯の炉温(T^1,T^2,…,T^N)から鋼片周囲
の炉温を決定する。たとえば鋼片の位置が炉温検
出計d番とd+i番目の間にあるとき、この鋼片
の周囲の炉温Tを次式で計算する。
T=(T^d+1−T^d)・l/L1+T^d ……(29) Ld:炉温検出計dと(d+1)の間の距離 l: 〃 dから鋼片までの距離 前回この鋼片の温度計算してからこのTで加熱
されていたものとし、現在までの鋼片温度の変化
を計算する、この値が、次回の鋼片温度計算の出
発点となり、さらに昇温予定曲線の初期値として
用いられる。具体的計算手法は、前述のとおり輻
射モデルと熱拡散モデルを用いる。この結果鋼片
の内部温度分布θが得られる。
昇温予定曲線演算部103は情報管理部101
より昇温予定曲線計算の指令を受けとるとただち
に計算を開始する。その具体的方法については前
の方で詳しく述べた。
グループbの場合の計算フローを第5図に示
す。図中のステツプ40,70,130では鋼片
の温度の計算を実行するが前述のようにその詳細
は省略した。
またステツプ40,70で燃料流量を計算する
とき、抽出側の帯でグループaのために投入する
燃料流量の値が必要になるが、この計算をおこな
うためにはグループbの計算に先立つてグループ
aの昇温曲線の計算をおこなう必要がある。これ
については後述する。なお第M帯にあるグループ
aの場合には廃ガスの流入がないので、燃料流量
の計算が簡単になることを除けば、第5図と同じ
フローにより計算することができる。またグルー
プdの計算フローも第5図と全く同じになること
はいうまでもない。
次に情報管理部101で検知したイベントとこ
の昇温予定曲線計算部103の計算との関係だけ
を述べる。
例として先ず圧延トラブルのため加熱炉からの
鋼片抽出が停止された場合を考える。このときオ
ペレータが停止の予定時間Δτzをインプツトする
と、情報管理部101は、この情報を受けとつて
昇温予定曲線計算部103に対し昇温予定曲線の
計算を指令する。昇温予定曲線計算部103は、
それまでの在炉時間τzのかわりにτz+Δτzを新し
い在炉時間とみなし昇温予定曲線を計算する。第
6図にその計算結果を示す。は変更前、は変
更後である。燃料流量のレベルが下つており、省
エネルギに適した昇温予定曲線となることがわか
る。
別の例として、前回、昇温予定曲線を計算して
から一定時間経過したことを情報管理部101が
検知し昇温予定曲線計算部に指令を出した場合に
ついて述べる。このとき、予知せざる外乱のため
鋼片温度が昇温予定曲線に比べかなり低い場合を
とりあげる。このとき昇温予定曲線計算部103
は、現在の鋼片温度を出発点にして目標の温度に
なるように計算をおこなう。この計算結果を第7
図に示す。θ*()は旧、θ*()は新昇温
予定曲線を示す。
昇温予定曲線計算部103で計算した各グルー
プの昇温予定曲線θ*は制御演算部104に出力
される。制御演算部104はこのθ*と鋼片温度
計算部102で計算した各鋼片の温度θを入力
し、各鋼片がθ*に沿つて加熱されるように、炉
温もしくは燃料の設定値を計算する。その計算方
法は本発明に関係ないので省略するが、例えばそ
の1例は特公昭49−29403号に詳しい。
次に炉内鋼片をグループ化し、下流側から順に
昇温予定曲線を決定することによる効果を説明す
る。このため第1のケースとしてグループaが厚
さ250mmの鋼片の集りで、グループbが200mmの鋼
片の集りである場合を考える。一方、第2のケー
スとしてグループa,bとも厚さ200mmの鋼片の
集りであるとする。すなわちグループbの抽出側
にあるグループの厚さが250mmと200mmと異なる2
ケースについて考える。このとき、グループbの
昇温予定曲線について計算した結果を第8図に示
す。第1のケースの方が第2のケースに比べ時間
的に早い時期に高い温度に達するのに、燃料のレ
ベルはむしろ低い。これは第1のケースではグル
ープaの厚みが厚いのでこれを加熱するため炉温
を高くしている。この結果グループbの位置に流
れ込んでくる排ガスの温度が高くなり、熱量も多
く流れ込んでくるためと考えることができる。
第9図は分割炉床型のトラツキングパターンの
一例を示す。装入側と抽出側は第1図とは逆であ
るが、5帯炉で、第1のチヤージ(1CH)から
第4チヤージ(4CH)まで装入されたときの在
炉パターンを示している。1CHでは第2帯〜第
4帯は鋼片の通過帯である。縦軸方向はそれぞれ
の帯の在炉時間を示す。
以上の実施例では、廃ガスが抽出側から装入側
に向つて流れるため、抽出側のチヤージから順に
計算する場合について説明したが、まれには抽出
側に煙道が設けられたり、中間帯に煙道を設ける
こともある。このような場合には廃ガスが流れる
上流側のグループから順に計算すればよい。
このように本発明によると、他の鋼片グループ
の影響も考慮して最適な昇温予定曲線を決定する
ことができる。
また、グループ化することにより1本1本の昇
温予定曲線を計算する必要がないので、短時間に
昇温予定曲線を計算できる。このため何かイベン
トが発生したとき、それに見合つた新しい昇温予
定曲線をすぐに決定できる。
なお、先の実施例ではθ,Δθ,v(k) Mを線形化し
て最適な炉温変化とそれに対応する昇温予定曲線
θ*を決定したが、θ,Δθ,v(k) Mは炉温変化の非
線形な関数だから非線形計画法の手法を使つてθ
*を決定することもできる。
また本発明で計算するθ*は単に制御に用いる
だけでなく、オペレータに対する運転ガイダンス
情報としても有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は分割型移動炉床の説明図を、第2図a
は炉温の時間変化を、bは昇温予定曲線を、cは
燃料流量の時間経過を、第3図は本発明による制
御の全体システムの説明図を、第4図は燃焼制御
装置のブロツク構成図を、第5図はグループbの
演算フローを、第6図は燃料流量予測値と鋼片温
度を、第7図は現時点における鋼片温度を基準に
演算された昇温予定曲線を、第8図はグループb
の鋼片グループbの鋼片温度と燃料流量の2つの
ケースの場合の例を、第9図はトラツキングパタ
ーンの例をそれぞれ示している。 1……炉体、2……煙道、3〜1〜3〜4……分割
型移動炉床、4……鋼片、5……バーナ、100
……燃焼制御装置、101……情報管理部、10
2……鋼片温度計算部、103……昇温予定曲線
計算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分割型移動炉床を有する多帯式加熱炉の燃焼
    制御をおこなう方法において、該炉内の複数の被
    加熱鋼片を該炉の分割移動炉床ごとにグループ分
    けし、該グループ分けされた鋼片が移送されあら
    かじめ定められた抽出目標温度に加熱される場合
    の燃料流量を予測し、該予測された燃料流量がで
    きるだけ小さくなる経時的鋼片昇温予定曲線を演
    算し、該演算された昇温予定曲線に沿つて鋼片グ
    ループの加熱をおこなうことを特徴とする多帯式
    加熱炉の燃焼制御方法。 2 前記特許請求の範囲第1項記載において該グ
    ループ分けされた鋼片が該炉のいずれかの帯に滞
    留するとき、該グループ分けされた鋼片が該滞留
    帯から抽出目標温度まで加熱される場合の燃料流
    量を予測し、該予測燃料流量ができるだけ小さく
    なる経時的鋼片昇温予定曲線を演算し、該曲線に
    沿つて鋼片を加熱することを特徴とする多帯式加
    熱炉の燃焼制御方法。 3 前記特許請求の範囲第1項記載において、予
    測された燃料流量が最小値となる経時的鋼片昇温
    予定曲線を演算し、該曲線に沿つて鋼片グループ
    を加熱することを特徴とする多帯式加熱炉の燃焼
    制御方法。 4 前記特許請求の範囲第1項記載において、該
    炉の抽出口に近いグループ鋼片から該炉の装入口
    に近いグループ鋼片の順に該経時的鋼片昇温予定
    曲線を演算し、該曲線に沿つて鋼片グループを加
    熱することを特徴とする多帯式加熱炉の燃焼制御
    方法。 5 前記特許請求の範囲第1項記載の該燃料流量
    の予測において当該炉帯に続く抽出側の炉帯から
    当該炉帯に流入する排ガスによる熱量を含めて燃
    料流量を予測することを特徴とする多帯式加熱炉
    の燃焼制御方法。 6 前記特許請求の範囲第5項において、当該炉
    帯に続く抽出側の炉帯から流入する排ガスによる
    熱量を該抽出側の炉帯における経時的な昇温予定
    曲線に基づいて定めることを特徴とする多帯式加
    熱炉の燃料制御方法。 7 前記特許請求の範囲第1項記載において該グ
    ループ分けされた鋼片が次の抽出側の炉帯へ移動
    するとき該燃料流量が最小になるような次の抽出
    側の炉帯での当該グループ鋼片の昇温予定曲線を
    演算することを特徴とする多帯式加熱炉の燃料制
    御方法。 8 前記特許請求の範囲第1項記載において、当
    該グループ鋼片について該昇温予定曲線を演算後
    あらかじめ定めた時間が経過したとき当該グルー
    プ鋼片について再度昇温予定曲線を演算すること
    を特徴とする多帯式加熱炉の燃焼制御方法。 9 前記特許請求の範囲第1項記載において該グ
    ループ分けされたいずれかのグループ鋼片の加熱
    スケジユールが変更されたとき、該昇温予定曲線
    を演算することを特徴とする多帯式加熱炉の燃料
    制御方法。
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