JPH03222314A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPH03222314A
JPH03222314A JP1649290A JP1649290A JPH03222314A JP H03222314 A JPH03222314 A JP H03222314A JP 1649290 A JP1649290 A JP 1649290A JP 1649290 A JP1649290 A JP 1649290A JP H03222314 A JPH03222314 A JP H03222314A
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順一 丑本
Hiroaki Wada
和田 浩昭
Masahiro Takeya
竹谷 政弘
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NIPPON KOUDOSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り粟上立剋貝公見 本発明は陽極箔と陰極箔との間に電解紙を介在させて構
成した電解コンデンサに係り、時には低密度であると共
に紙として緻密な外観を有し、しかも引張強度が良好な
新規な電解紙を用いることによって、ショート不良率及
びインピーダンス特性の双方を改善することに関する。
亘来史挟亙 一般に電解コンデンサ、特にアルミ電解コンデンサは、
陽極アルミ箔と陰極アルミ箔との間に電解紙を介在させ
て巻付は形成してコンデンサ素子を作成し、このコンデ
ンサ素子を液状の電解液中に浸漬して電解質を含浸させ
、封口して製作している。電解液としては通常エチレン
グリコール(E G)、ジメチルホルムアミド(DMF
)又はγ−プチロラクトン(GBL)等を溶媒とし、こ
れらの溶媒に硼酸やアジピン酸アンモニウム、マレイン
酸水素アンモニウム等の有機酸塩を溶解したちのを用い
てコンデンサ素子の両端から浸透させて製作している。
これら従来のアルミ電解コンデンサは電解紙中に電解液
を含浸させているため、コンデンサとしてのインピーダ
ンス特性、特に等価直列抵抗(以下ESRと略称する)
が高くなり易く、そのためインピーダンス特性を良くす
るために電解液の抵抗値を下げたり、電解紙を薄くする
か密度を低くする手段の外、電解紙の原料を通常の木材
クラフトパルプから針葉樹木材パルプ、マニラ麻パルプ
。
エスパルトパルプ等に変更する手段が用いられている。
しかしながら、電解液の抵抗値を下げると、アルミ箔に
対して腐蝕性を与える原因となり、方、電解紙を薄くし
たり密度を低くすると、コンデンサ素子に巻き取る際に
ショート不良率が増大し、仮にショートしなかった場合
でも製品化されて市場に出された後のショート不良率が
高くなる難点がある。
そこでショート不良率を下げるためには電解紙の厚さを
厚くしたり、密度を高くしたり、同密度の場合にはその
原料であるパルプの叩解の程度を示すJIS  P  
8121によるC S F (CanadianSta
ndard  Freeness)の数値を小さくすれ
ばパルプの繊維がフィブリル化して細かくなり、得られ
る電解紙が緻密となってショート不良率が改善されるこ
とが知られている。また、これらの項目のESRに与え
る影響は電解紙を厚くすると一次式的にESRが悪化し
、密度を高めると二次式的にESRが悪化することが判
明している。即ちESRを改善するには、ショート不良
率の改善とは逆に電解紙を薄くし、その密度を低くする
必要がある。
そのため、ショート不良率の改善とESRの改善という
双方の目的を遠戚するために、前記したように電解紙の
原料を通常の木材クラフトパルプから針葉樹木材パルプ
、マニラ麻パルプ、エスパルトパルプ等の繊維径のより
小さなパルプに変更することによって、薄く、かつ、低
密度で緻密な電解紙を製造する試みがなされている。現
在電解紙として最も多く採用されている混抄品は、マニ
ラ麻゛パルプとエスパルトパルプの混抄品であって。
繊維径が細く剛性の高いエスパルトパルプをマニラ麻パ
ルプに混合することによってマニラ麻の外観の粗さを解
消し密度が低くても緻密性を有する電解紙を得ることが
できる(41v公昭61−45372号)。
更に、電解紙の原料として原料を叩解してC5Fの数値
を小さくしても抄造された紙の密度が高く々り難いサイ
ザルパルプを使用することにより、C3Fの小さい原料
で密度の低い電解紙を得ることが提供されている(特開
昭62−126622号)。
が  しよ°と る しかしながら、前記マニラ麻パルプとエスパルトパルプ
を混抄した特公昭61−45372号においては、エス
パルトパルプが非常に剛性であるため、マニラ麻パルプ
との相性が悪く、エスパルトパルプを混合することによ
って極度に引張強度が減少してしまう。そのためにマニ
ラ麻パルプのC3Fの数値を小さくし、フィブリルを無
数に発生させて繊維間に働く水素結合を増大させて電解
紙の強度を高めて引張強度を維持する必要がある。
ところが、近時この引張強度を高めるためのマニラ麻パ
ルプのフィブリルによって、繊維間隙が埋められてしま
うため、剛直なエスパルトパルプの存在下では低密度の
電解紙は作成できても、返ってESRに悪影響のあるこ
とが判明してきた。
一方、サイザルパルプを特徴とする特開昭62−126
622号によれば、サイザルパルプは繊維径がマニラ麻
パルプと略同径で、かつ、マニラ麻パルプよりち剛性が
高いため、薄い紙が抄き難いという問題点があり、しか
も外観上の粗さがあるため、ショート不良率が増加する
ことが判明してきた。また、マニラ麻パルプ、サイザル
パルプ。
エスパルトパルプは原料が高価である上、供給が不安定
であるという原材料の面からの難点をち有している。
そこで本発明は上記に鑑みてなされたちのであって、低
密度であると共に紙として緻密な外観を有し、しかも引
張強度が良好な新規な電解紙を用いることによって、シ
ョート不良率及びインピーダンス特性の双方を改善する
電解コンデンサを提供することを目的とするものである
。
−を ゛ るための 本発明は上記目的を達成するために、電解紙の原料とし
てユーカリパルプに着目したものであり、陽極箔と陰極
箔との間に電解紙を介在して成る電解コンデンサにおい
て、前記電解紙は原料として少なくとも20重量%以上
のユーカリパルプを使用して抄造されていることを特徴
とする電解コンデンサを得ることを主眼としている。
前記電解紙は、20重量%以上のユーカリパルプと、8
0重量%以下のマニラ麻パルプとを配合した構成にして
あり、更に前記電解紙は、20重量%以上のユーカリパ
ルプと、80重量%以下のサイザルパルプとを配合した
構成及び20重景%以上のユーカリパルプと、80重量
%以下の針葉樹クラフトパルプとを配合した構成にしで
ある。
また、上記電解紙は厚さが30〜60μm、密度が0.
 30〜0. 70g/cmJであることが特徴となっ
ている。
道り辻 上記手段によれば、広葉樹繊維であるユーカリパルプは
マニラ麻繊維よりも小さく、しかもエスパルト繊維径の
剛性を有しておらず、電解紙としての適度な柔軟性と、
断面形状において電気の流九を阻害しない良好なる円形
の繊維形態を有しているという特徴があり5他の天然繊
維との相性が良好であって過度なフィブリル化を行なう
ことなく、低密度であって、しかも引張強度が高く緻密
な電解紙を得ることができる。従って原料中にユーカリ
パルプを配合することによって、C3Fの数値は大きく
ても低密度で充分な引張強度を有し、しかも均質な地合
と緻密性を有する電解紙を抄造することが可能となり、
このユーカリパルプを配合した電解紙を用いて作成した
電解コンデンサは、ショート不良率及びESRの両特性
を改善することができる。
尖」1医 以下に本発明を各実施例に基づいて説明する。
先ず電解紙の原料として、広葉樹の一種であるユーカリ
パルプを20重量%以上含む混合原料を所定の叩解機に
よって適度なC8Fの数値になるまで叩解し、この混合
原料を用いて所定の厚さの電解紙を抄造する。このよう
にして得られた電解紙を陽極アルミ箔と陰極アルミ箔と
の間に介在させて巻付は形成した後、液状の電解質を含
浸させ、封目して電解コンデンサを製作する。本発明は
電解紙の原料としてユーカリパルプを使用したことに特
徴を有するものであり、原料としてのユーカリパルプは
従来のマニラ麻パルプやエスパルトパルプと同様に、洗
浄、脱水、叩解等の公知の原料調整工程を経て、円網抄
紙機や長網抄紙機、長網円網コンビネーションマシン、
円網円網コンビネーションマシン等の抄紙機にて抄造さ
れる。ただ、電解コンデンサの電気的特性、ショート不
良率に悪影響が及ぼされないように、ちりやごみ、鉄微
粒子が除去されていることが必要であり、原料の精選と
とちに除塵機により処理を施しておく必要がある。
ユーカリパルプに配合する他のパルプは特に限定はなく
マニラ麻パルプ、サイザルパルプ、針葉樹クラフトパル
プの何れであっても良いが、配合時にはユーカリパルプ
は原料の少なくとも20重量%以上使用する必要がある
。従って他のパルプは当然80重量%以下となり、混合
比はユーカリパルプの分量によって決定される。
得られた電解紙の厚さは30〜60μm、密度0、 3
0〜0. 70g/cm”として良好な結果を得た。
ユーカリパルプを他のパルプと混合して叩解すルト、ユ
ーカリパルプはエスパルトパルプ程剛性が高くないので
、C3Fが大きな数値であってち得られた電解紙の引張
強度が良好であり、しかち緻密な外観が得られる6更に
得られた電解紙はC8Fが大きいため脱水性が良好であ
り、抄紙速度を高めて生産性を向上させることができる
。
更にマニラ麻パルプとの混合叩解時には、マニラ麻パル
プの過度なフィブリル化がないため、長繊維を叩解した
際の特徴である繊維の捩れに起因する紙工の発生が少な
いという特徴がある。また、サイザルパルプとの混抄紙
にあっては紙工が全く発生しないので、地合が均質でし
かも緻密性を有する電解紙が得られ、地合むらによる電
解コンデンサのショート不良等の難点が解消され、ES
Rを改善した電解コンデンサが得られる。
以下表1から表3に略同−厚さ、同一密度に抄造した本
発明に係るユーカリパルプを原料とした電解紙と、従来
の針葉樹木材パルプ、広葉樹木材パルプ、マニラ麻パル
プ、エスパルトパルプ、サイザルパルプ及びこれらの混
合したものを原料とした電解紙を使用して電解コンデン
サを製作し、C3F、厚さ、密度、引張強度、ショート
不良率。
ESRを測定した結果を示す。なお、上記実施例におけ
る電解コンデンサの作成方法及び測定方法は以下の通り
である。
(1)電解コンデンサの作成方法 タブ付けした陽極箔と陰極箔の間に両極が接触しないよ
うに電解紙を介在させ1巻取りして電解コンデンサ素子
を作成した後、所定の電解液を含浸させたケースに封入
し、エージングを行って、50WV、220μFのアル
ミ乾式コンデンサを得た。
(2)電解紙の測定方法 電解紙の厚さ、密度、引張強度はJIS  C2301
(電解コンデンサ紙)に規定された方法で測定した。
(3)電解コンデンサの測定方法 ■ショート不良率 電解紙を陽極箔及び陰極箔とともに巻取りして電解コン
デンサ素子を作成した後、電解液を含浸しないままで両
極間のショートによる導通をテスターで確認した。ショ
ート不良率は略1000個の素子について検査し、ショ
ートした素子の全素子数に対する割合をショート不良率
とした。
■ESR(等個直列抵抗) 電解コンデンサのESRは一40℃、1000H2の周
波数でLCRメータによって測定した。
表1 表2 表中のNUKPは針葉樹クラフトパルプを示す。
表3 表中のLUKPは広葉樹木材クラフトバルブ表示す表1
9表21表3の測定結果に示した通り、ユーカリパルプ
を配合もしくは単独で使用した電解紙は従来の電解紙に
比してESR,ショート不良率がともに改善されており
、しかも充分な引張強度を有していることが明らかであ
る。
例えば表1の実施例1ではユーカリパルプ20重量%、
マニラ麻パルプ80重量%の原料を用いて厚さ50゜0
μm、密度0. 360g/cm3に抄造したものであ
り、比較例2は現在量も多く使用されているエスパルト
パルプ60重量%、マニラ麻パルプ40重量%の混合原
料を用いて実施例1と路間−厚さ、同一密度に抄造した
ものである。
路間−厚さ、同一密度であるにもかかわらず、実施例1
のC3Fは670ccであり、比較例2のC3Fは60
0ccであって、本発明によればC3Fの数値は大きく
ても低密度で、しかも均質な地合と緻密性を有する電解
紙を抄造することができる。しかも引張強度も比較例2
が1.5kgに対して、実施例1は2.2kgと大きく
改善されている。その結果、電解紙のショート不良率は
3.5%から2.4%に、ESRは1.199Ωから1
゜1670に双方ともに改善されている。
同様に表2の実施例3ではユーカリパルプ60重量%、
マニラ麻パルプ40重量%の原料を用いてC3Fを60
0ccとし、厚さ50.3μm。
密度0.501g/cm”に抄造した電解紙のショート
不良率は1.0%、ESRは1.746Ω、9張強度は
4.0kgである。これに対して比較例4に示したよう
にエスパルトパルプ60重量%、マニラ麻パルプ40重
量%の混合原料を用いてcsFを550ccとし、実施
例1と路間−の厚さ及び同一の密度に抄造した電解紙の
ショート不良率は1.3%、ESRは1.800Ω、引
張強度は3.7kgであった。データから明らかなよう
に、実施例3によれば、C3Fの数値が比較例より大き
くても路間−密度の電解紙を抄造することができ、引張
強度ち改善されている。更に、ショート不良率及びES
Ru共に改善されていることから、ユーカリパルプを配
合することにより、電解紙の地合いが均一となって緻密
性を有することが示されている。
更に表3に示す実施例8はユーカリパルプ100重量%
を使用した電解紙であるが、比較例8に示すNUKP1
00重量%を用いた電解紙及び比較例9に示すLUKP
 100%を用いた電解紙に比して、ショート不良率の
改善のみならず、ESRが大幅に改善されていることが
観察された。
よって、本発明によれば原料中にユーカリパルプを配合
することによってC3Fの数値は大きくても低密度で充
分な引張強度を有し、しかも均質な地合と緻密性を有す
る電解紙を抄造することが可能となり、ショート不良率
、ESRの両特性を改善することが可能である。
又里立漿果 以上詳細に説明した如く、本発明に係る電解コンデンサ
は、電解紙の原料としてユーカリパルプに着目したもの
であり、陽極箔と陰極箔との間に電解紙を介在して成る
電解コンデンサにおいて。
前記電解紙は原料として少なくと420重量%以上のユ
ーカリパルプを使用して抄造されたことを特徴としてお
り、以下に記す作用効果が得られる。
即ち、広葉樹繊維であるユーカリパルプはマニラ麻繊維
よりも小さく、しかもエスパルト繊維径の剛性を有して
おらず、電解紙としての適度な柔軟性と、断面形状にお
いて電気の流れを阻害しない良好なる円形の繊維形態を
有しているという特徴があり、他の天然繊維との相性が
良好であって過度なフィブリル化を行なうことなく、低
密度であって、しかち引張強度が高く緻密な電解紙を得
ることができる。従って原料中にユーカリパルプを配合
することによって、C3Fの数値は大きくてち低密度で
充分な引張強度を有し、しかも均質々地合と緻密性を有
する電解紙を抄造することが可能となり、このユーカリ
パルプを配合した電解紙を用いて作成した電解コンデン
サは、従来困難とされていたショート不良率とインピー
ダンス特性の双方の改善を同時に実現することができる
。
また、ユーカリ樹は著しく成長が早いためパルプ材とし
て世界各国で大規模に造林されており、マニラ麻、エス
パルト基、サイザル麻のように限られた地域でのみ栽培
され、かつ、成育が天候に左右される原材料に比べれば
はるかに安定的に原料供給が可能の上、極めて安価に入
手できる。しかも何らの二次加工等の特殊処理を施すこ
ともなく、抄造のみによって得られ、更に抄造において
は過度に叩解を要することもなく、脱水性が良好で秒速
を早くすることができるため、極めて経済的である。し
たがって電解コンデンサのショート不良率、ESRの改
善のみならず電解コンデンサ自体のコストを下げること
もできる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陽極箔と陰極箔との間に電解紙を介在して成る電
    解コンデンサにおいて、前記電解紙は原料として少なく
    とも20重量%以上のユーカリパルプを使用して抄造さ
    れていることを特徴とする電解コンデンサ。
  2. (2)前記電解紙は20重量%以上のユーカリパルプと
    、80重量%以下のマニラ麻パルプとを配合して成る請
    求項1記載の電解コンデンサ。
  3. (3)前記電解紙は20重量%以上のユーカリパルプと
    、80重量%以下のサイザルパルプとを配合して成る請
    求項1記載の電解コンデンサ。
  4. (4)前記電解紙は20重量%以上のユーカリパルプと
    、80重量%以下の針葉樹クラフトパルプとを配合して
    成る請求項1記載の電解コンデンサ。
  5. (5)前記電解紙は厚さが30〜60μm,密度が0.
    30〜0.70g/cm^3である請求項1,2,3,
    4記載の電解コンデンサ。
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