JPH0322251Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0322251Y2 JPH0322251Y2 JP19084185U JP19084185U JPH0322251Y2 JP H0322251 Y2 JPH0322251 Y2 JP H0322251Y2 JP 19084185 U JP19084185 U JP 19084185U JP 19084185 U JP19084185 U JP 19084185U JP H0322251 Y2 JPH0322251 Y2 JP H0322251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- base fabric
- sheet
- fiber
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は筋肉の鎮痛、疲労回復等に使用される
パツプ剤用の基布に関するものである。
パツプ剤用の基布に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の基布としては綿布、不織布が多
用されていたが、綿布の場合、通気性、強度、風
合等にすぐれているが、比較的高価で、しかも価
格が安定しないという難があり、近年では不織布
が多く用いられるようになつて来た。
用されていたが、綿布の場合、通気性、強度、風
合等にすぐれているが、比較的高価で、しかも価
格が安定しないという難があり、近年では不織布
が多く用いられるようになつて来た。
その1つの例は特公昭58−54108号公報に記載
された例であり、他の例は特公昭59−10989号公
報に記載された例である。
された例であり、他の例は特公昭59−10989号公
報に記載された例である。
前者は短繊維集合繊維ウエブに合成樹脂フイル
ムの割繊維条を交叉接合した層を重合しニードリ
ングにより一体化した構成からなり、後者は通気
性、通水性の少ないスパンボンド布に繊維層を重
合しニードリングによつて交絡一体化した構成を
有するものである。
ムの割繊維条を交叉接合した層を重合しニードリ
ングにより一体化した構成からなり、後者は通気
性、通水性の少ないスパンボンド布に繊維層を重
合しニードリングによつて交絡一体化した構成を
有するものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、これらのものは何れもパツプ剤
塗膏時の機械的テンシヨンによる縦方向への伸び
を少なくするため織布、スパンボンド布、割繊維
交叉層、あるいはサーマルボンド布等が用いられ
ているが、一方において、余りに塗膏時のことを
考慮したため、人体貼付時、特に関節部貼付時に
なじみが悪く、関節部の屈曲時にパツプ剤が剥離
するという欠点を有していた。
塗膏時の機械的テンシヨンによる縦方向への伸び
を少なくするため織布、スパンボンド布、割繊維
交叉層、あるいはサーマルボンド布等が用いられ
ているが、一方において、余りに塗膏時のことを
考慮したため、人体貼付時、特に関節部貼付時に
なじみが悪く、関節部の屈曲時にパツプ剤が剥離
するという欠点を有していた。
そこで、このような剥離防止のため、最近では
粘着剤をコーテイングしたシートをカバー材とし
て用いることが一部考えられているが、これは高
価になるという問題が残されている。
粘着剤をコーテイングしたシートをカバー材とし
て用いることが一部考えられているが、これは高
価になるという問題が残されている。
本考案はかかる実状に対処し、塗膏時のテンシ
ヨンに耐え得る程度に充分な強度を保持すると共
に、特に関節部貼付時、該関節部の屈曲に対し、
なじみが良好で剥離防止に有効なパツプ剤塗膏用
基布を得ることを目的とするものである。
ヨンに耐え得る程度に充分な強度を保持すると共
に、特に関節部貼付時、該関節部の屈曲に対し、
なじみが良好で剥離防止に有効なパツプ剤塗膏用
基布を得ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本考案の特徴とするところは、水性軟質
外用薬を塗膏する面に天然繊維、再生繊維素繊
維、合成繊維等の短繊維からなり、ジエツトボン
ド法によつて互いに繊維が絡合され縦方向に繊維
が配合された重量15g/m2以上、好ましくは15〜
30g/m2のシートを配置し、一方、背面側に異な
る成分の複合体でバイメタル構造をもつ合成繊維
の短繊維からなり、重量が30g/m2以上の繊維集
合体を配置して重合し、ニードリング等により一
体化し、その後、熱処理によりシート化して好ま
しい縦方向の5%モジユラスが4Kg/5cm以上
で、横方向の弾性回復率が70%以上となした構成
にある。
外用薬を塗膏する面に天然繊維、再生繊維素繊
維、合成繊維等の短繊維からなり、ジエツトボン
ド法によつて互いに繊維が絡合され縦方向に繊維
が配合された重量15g/m2以上、好ましくは15〜
30g/m2のシートを配置し、一方、背面側に異な
る成分の複合体でバイメタル構造をもつ合成繊維
の短繊維からなり、重量が30g/m2以上の繊維集
合体を配置して重合し、ニードリング等により一
体化し、その後、熱処理によりシート化して好ま
しい縦方向の5%モジユラスが4Kg/5cm以上
で、横方向の弾性回復率が70%以上となした構成
にある。
ここで、ジエツトボンド法とは、短繊維ウエブ
に対し水、空気等を吹きつけてウエブ構成繊維を
互いに絡ませてシート化するものであり、通常、
ニードリングよりその絡交は緻密であり、繊維が
縦方向に配向されるときは縦方向強力が大きくな
る。
に対し水、空気等を吹きつけてウエブ構成繊維を
互いに絡ませてシート化するものであり、通常、
ニードリングよりその絡交は緻密であり、繊維が
縦方向に配向されるときは縦方向強力が大きくな
る。
しかも、横方向には伸び易い傾向を有しており
人体になじみ易い特性を有する。
人体になじみ易い特性を有する。
しかし、一方、余り重量の多いものでは、塗膏
に際し、経済的に適合しないこともあり、好まし
くは15〜50g/m2、更に好ましくは15〜30g/m2
位である。
に際し、経済的に適合しないこともあり、好まし
くは15〜50g/m2、更に好ましくは15〜30g/m2
位である。
又、このシートは縦方向の配向を具備していな
ければならない。これは縦方向の強度、人体貼付
時のなじみの点で重要な要素であつて、ランダム
に配向しているものでは縦方向の強度に劣り、か
つ、人体へのなじみでも不安定となり、好ましく
ない。
ければならない。これは縦方向の強度、人体貼付
時のなじみの点で重要な要素であつて、ランダム
に配向しているものでは縦方向の強度に劣り、か
つ、人体へのなじみでも不安定となり、好ましく
ない。
なお、ジエツトボンド法によつて得られたシー
トを構成する繊維としては、天然綿繊維、ビスコ
ースレーヨン、キユプラレーヨン、アセテート等
のセルロース系繊維、ナイロン繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエチレン繊維などの合成繊維の単独
又は混合使用が可能であるが、合成繊維、特にポ
リエステル繊維が最も実用的である。
トを構成する繊維としては、天然綿繊維、ビスコ
ースレーヨン、キユプラレーヨン、アセテート等
のセルロース系繊維、ナイロン繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエチレン繊維などの合成繊維の単独
又は混合使用が可能であるが、合成繊維、特にポ
リエステル繊維が最も実用的である。
そして、このジエツトボンド法によるシートは
重量として15g/m2以上でなければならず、それ
以下では縦方向の強度は不満足なものしか得られ
ず不適である。
重量として15g/m2以上でなければならず、それ
以下では縦方向の強度は不満足なものしか得られ
ず不適である。
又、前記シートに対し重合配置される繊維集合
体を形成する繊維は、異なる成分の複合体で、バ
イメタル構造をもつ複合合成繊維の短繊維であ
り、通常、一般に物性、粘度などを異にする少な
くとも2成分からなるサイドバイサイド型であ
る。
体を形成する繊維は、異なる成分の複合体で、バ
イメタル構造をもつ複合合成繊維の短繊維であ
り、通常、一般に物性、粘度などを異にする少な
くとも2成分からなるサイドバイサイド型であ
る。
そして、かかる繊維はポリエステル繊維が最も
実用的で、適宜粘度を変化せしめて用いられる。
実用的で、適宜粘度を変化せしめて用いられる。
しかし、勿論、ポリアミド系成分とポリエステ
ル系成分による複合繊維も使用可能である。
ル系成分による複合繊維も使用可能である。
かかる複合繊維は熱処理の両成分に与える影響
に差を有し、従つて、熱処理によつて捩れを発生
し、コイル状捲縮を発現する。
に差を有し、従つて、熱処理によつて捩れを発生
し、コイル状捲縮を発現する。
なお、この繊維集合体の重量は30g/m2以上の
ものが適切であり、これ以下では薬材の浸み出し
を阻止する能力に劣り好ましくない。
ものが適切であり、これ以下では薬材の浸み出し
を阻止する能力に劣り好ましくない。
しかして、上述の如きジエツトボンド法によつ
て得られたシートと、複合短繊維の繊維集合体は
重合され、ニードリングによつて一体化される
が、ニードリングによれば当然の如く繊維集合体
の構成繊維はシートを貫通してシート面にその一
部が顕れ、両者を互いに一体化するが、本考案に
おける得られた基布の縦方向の5%モジユラスと
しては4Kg/5cm以上であることが望ましい。
て得られたシートと、複合短繊維の繊維集合体は
重合され、ニードリングによつて一体化される
が、ニードリングによれば当然の如く繊維集合体
の構成繊維はシートを貫通してシート面にその一
部が顕れ、両者を互いに一体化するが、本考案に
おける得られた基布の縦方向の5%モジユラスと
しては4Kg/5cm以上であることが望ましい。
又、本考案においては、両者の一体になる構造
体に対し熱処理を施すことが肝要で、これによつ
て前記バイメタル構造の複合短繊維に捩れが発現
し、コイル状を呈して横方向の弾性回復率を増大
し、関節部の屈曲に対し極めて良好ななじみを発
揮する。
体に対し熱処理を施すことが肝要で、これによつ
て前記バイメタル構造の複合短繊維に捩れが発現
し、コイル状を呈して横方向の弾性回復率を増大
し、関節部の屈曲に対し極めて良好ななじみを発
揮する。
なお、得られた基布の好ましい弾性回復率とし
ては70%以上である。
ては70%以上である。
勿論、この70%の数値は臨界的なものではな
く、実用に対し有効と思われる範囲を示すもので
ある。
く、実用に対し有効と思われる範囲を示すもので
ある。
(作用)
以上のようにして得られた基布は、その後、常
法によりパツプ剤塗膏工程に付されるが、その際
におけるテンシヨンに対しては伸びは殆どなく、
良好な作業性を有する。
法によりパツプ剤塗膏工程に付されるが、その際
におけるテンシヨンに対しては伸びは殆どなく、
良好な作業性を有する。
しかも、塗膏された製品は、横方向へも適度の
伸縮があり、人体貼付時におけるなじみにおいて
極めて良好であり、就中、横方向の弾性回復率が
よく、関節部の屈曲によくなじみ、貼用中、剥離
の懸念が殆どない。
伸縮があり、人体貼付時におけるなじみにおいて
極めて良好であり、就中、横方向の弾性回復率が
よく、関節部の屈曲によくなじみ、貼用中、剥離
の懸念が殆どない。
(実施例)
以下、更に添付図面により本考案の実施例を説
明する。
明する。
図は本考案基布による構成の1例を示し、図中
1はジエツトボンド法による繊維シート、2は繊
維集合体であり、夫々、前述の構成繊維より選ば
れる。
1はジエツトボンド法による繊維シート、2は繊
維集合体であり、夫々、前述の構成繊維より選ば
れる。
そして、これらは繊維集合体側よりニードリン
グを施すことによつてその構成繊維を繊維シート
1に絡ませ3、両者を一体化している。
グを施すことによつてその構成繊維を繊維シート
1に絡ませ3、両者を一体化している。
これを更に具体例にもとづいて説明する。
先ず、ジエツトボンド法によるシート1として
ポリエステル繊維100%で重量が25g/m2のもの
を使用し、一方、繊維集合体2として粘度の異な
るポリエステル同志からなり、複合化されてバイ
メタル構造を有するポリエステル繊維100%で重
量が75g/m2のものを使用して、両者を重合し、
200本/cm2の針密度をもつてニードリングを施し、
両者一体化した上、180℃の熱風で加熱処理を施
した。
ポリエステル繊維100%で重量が25g/m2のもの
を使用し、一方、繊維集合体2として粘度の異な
るポリエステル同志からなり、複合化されてバイ
メタル構造を有するポリエステル繊維100%で重
量が75g/m2のものを使用して、両者を重合し、
200本/cm2の針密度をもつてニードリングを施し、
両者一体化した上、180℃の熱風で加熱処理を施
した。
得られた基布について縦方向の5%モジユラス
を調べたところ、5Kg/5cmのモジユラスで、横
方向の弾性回復率は80%であつた。
を調べたところ、5Kg/5cmのモジユラスで、横
方向の弾性回復率は80%であつた。
これに対し、スパンボンド法によつて得た布の
一面に上記繊維集合体を重合し、ニードリングを
施した基布は5%モジユラスが4Kg/5cmに足り
なかつた。
一面に上記繊維集合体を重合し、ニードリングを
施した基布は5%モジユラスが4Kg/5cmに足り
なかつた。
これは、スパンボンド布利用のものは、繊維が
斜交状態にあるためと思われる。
斜交状態にあるためと思われる。
そして、人体に貼付すべく塗膏したところ、本
考案に係る基布利用のものは、スパンボンド布利
用に比し、パツプ膏剤塗膏時のテンシヨンによる
縦方向の伸びが少なく、しかも関節によく密着す
るため貼用時、剥離することが少なかつた。
考案に係る基布利用のものは、スパンボンド布利
用に比し、パツプ膏剤塗膏時のテンシヨンによる
縦方向の伸びが少なく、しかも関節によく密着す
るため貼用時、剥離することが少なかつた。
(考案の効果)
以上のように本考案はジエツトボンド法によつ
て短繊維を絡交し、所要の重量と配向をもつシー
トとバイメタル構造の複合合成繊維による繊維集
合体とをニードリングにより一体化し、加熱処理
して構成したものであり、その縦方向モジユラス
による塗膏時のテンシヨンによる伸びが少なく、
塗膏作業を容易ならしめると共に、塗膏されるパ
ツプ剤の付着を良好ならしめ、かつ、貼用時の剥
離の恐れを減少せしめ、特に関節部貼付時のなじ
みに優れた効用を奏し、しかも、ジエツトボンド
法によるためスパンボンド法による布シートに比
し、縦方向の配向が良好である外、バイメタル構
造により横方向の弾性回復率が大きく、人体への
なじみにすぐれる特長を有する。
て短繊維を絡交し、所要の重量と配向をもつシー
トとバイメタル構造の複合合成繊維による繊維集
合体とをニードリングにより一体化し、加熱処理
して構成したものであり、その縦方向モジユラス
による塗膏時のテンシヨンによる伸びが少なく、
塗膏作業を容易ならしめると共に、塗膏されるパ
ツプ剤の付着を良好ならしめ、かつ、貼用時の剥
離の恐れを減少せしめ、特に関節部貼付時のなじ
みに優れた効用を奏し、しかも、ジエツトボンド
法によるためスパンボンド法による布シートに比
し、縦方向の配向が良好である外、バイメタル構
造により横方向の弾性回復率が大きく、人体への
なじみにすぐれる特長を有する。
又、前述の如く、シートの重量と繊維集合体の
重量を夫々制限したことによつて縦方向の強度を
保持しながら薬剤の浸み出しを阻止することがで
きる効果もある。
重量を夫々制限したことによつて縦方向の強度を
保持しながら薬剤の浸み出しを阻止することがで
きる効果もある。
図は本考案に係る基布の構成の1例を示す断面
概要図である。 1……繊維シート、2……繊維集合体、3……
繊維交絡部分。
概要図である。 1……繊維シート、2……繊維集合体、3……
繊維交絡部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 天然繊維、再生繊維素繊維、合成繊維等の短
繊維からなり、ジエツトボンド法により絡合さ
れ縦方向に繊維が配向された重量15g/m2以上
の繊維シートと、異なる成分の複合体でバイメ
タル構造をもつ合成繊維の短繊維からなり、重
量が30g/m2以上の繊維集合体とを重合し、こ
れら両者をニードリング等により交絡一体化す
ると共に、熱処理により前記バイメタル構造の
合成繊維に捩れを発現してなるシート構造体で
あつて、その横方向弾性回復率が70%以上であ
ることを特徴とするパツプ剤塗膏用基布。 2 得られた基布の縦方向の5%モジユラスが少
なくとも4Kg/5cmである実用新案登録請求の
範囲第1項記載のパツプ剤塗膏用基布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19084185U JPH0322251Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19084185U JPH0322251Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297134U JPS6297134U (ja) | 1987-06-20 |
| JPH0322251Y2 true JPH0322251Y2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=31144434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19084185U Expired JPH0322251Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0322251Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP19084185U patent/JPH0322251Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297134U (ja) | 1987-06-20 |
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