JPH03223231A - 蓚酸モノエステル誘導体の製造法 - Google Patents

蓚酸モノエステル誘導体の製造法

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JPH03223231A
JPH03223231A JP1980290A JP1980290A JPH03223231A JP H03223231 A JPH03223231 A JP H03223231A JP 1980290 A JP1980290 A JP 1980290A JP 1980290 A JP1980290 A JP 1980290A JP H03223231 A JPH03223231 A JP H03223231A
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JP
Japan
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oxalic acid
reaction
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expressed
acid monoester
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JP1980290A
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English (en)
Inventor
Keishirou Nagao
惠四郎 長尾
Nobuaki Saraumi
皿海 伸明
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Osaka Soda Co Ltd
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Daiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はペネム系抗生物質等製造の有用な中間体である
蓚酸モノエステル誘導体の新規な製造法に関する。
(従来の技術) 近年種々の有望なペネム系抗生物質及び抗アレルギー性
化合物が下記−数式(IV)で表わされる蓚酸モノエス
テルクロライドを重要中間体として開発され、抗生物質
については例えば特開昭57146777号、英国公開
特許2111496号、2118181号、米国特許4
,374,844号、4,423,055号、4,44
3.463号等で、また抗アレルギー性化合物について
は例えば特公昭59−29066号で公知である。
Go! R 前記−数式(IV)で表わされる蓚酸モノエステルクロ
ライドの合成法としては、(1)オキサリルクロライド
と対応するアルコールを反応させる方法と、(2)下記
−数式(1)で表わされる蓚酸モノエステル誘導体(以
下蓚酸モノエステル誘導体(1)という。)と塩化チオ
ニル等の塩素化剤を反応させる方法の2つが知られてい
る。
CO□R これらの中、(1)の方法においては、オキサリルクロ
ライドが高価であること1反応により生成するのが下記
一般式(II)で表わされる蓚酸ジエステル類(以下h
aジエステル類(I[)という。
)と蓚酸モノエステルクロライド(rV)及びオキサリ
ルクロライドの混合物であり蒸留で分離しなければなら
ないこと等の欠点があるため、(2)の方法が工業的に
は有利である。
o2R しかしながら蓚酸モノエステル誘導体(1)の既知合成
法はいずれも満足できるものではない。
即ち古典的な方法として蓚酸ジエステル! (II)と
水酸化カリウム等の水酸化物やナトリウムエチラート等
のアルコラードaとを反応させる方法が知られている〔
例えばN1elsen、J、Am、Chem、Soc。
祁、 206 (1936)  が、これらの方法は、
Rがメチル及びエチル基の場合に限定され、選択性がよ
くない上に、上記以外のアルコール中で反応させるとエ
ステル交換が起ることも知られている〔例えば、Los
sen and Kohler、Justus Lie
bigs Annalen derChemie、 2
62.202(1897))、従って、これらの方法を
工業的に有用な、Rがアリル基又はヘンシル基である蓚
酸モノエステル誘導体(1)の合成に用いるのは難かし
い。
近年になって、蓚酸ジエステル類(n)を酢酸塩の濃厚
水溶液と加熱する方法が一般的に用いられている〔例え
ば、5outhioick and 5ievard、
 J。
Am、Chem、Soc、、 71.2532(194
9) ]。しかし、この反応では酢酸が遊離するので蓚
酸モノエステル誘導体(1)の華離、洗浄、乾燥がしに
くく、また残存酢酸量が問題となるなど、製造操作上及
び品質管理上欠点が多い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは上記の点に鑑み、安価で人手容易な化合物
を用いて蓚酸モノエステル誘導体(1)を、酢酸のよう
な問題の多い副生成物を生じることなく高収率に製造す
る方法を得る目的で鋭意検討した。その結果、炭酸水素
塩を用いることにより短時間、高収率で、かつ副生成物
による問題もなく高純度の蓚酸モノエステル誘導体(I
)を製造しうろことを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明は、下記−数式(1)で表わされる蓚酸モノエス
テル誘導体を製造するに際し、下記一般式(III)で
表わされる蓚酸ジエステル類を下記−数式(I[[)で
表わされる炭酸水素塩(以下炭酸水素塩(I[[)とい
う。)を用いて加水分解することを特徴とする蓚酸モノ
エステル誘導体の製造法を提供するものである。
Co、RCo□RMHCO。
(但し、−数式(r)、 (I[)、 (III)にお
いて、Rは夫々炭素数1〜6の直鎖状又は分岐鎖状のア
ルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロア
ルケニル基、ベンジル基、メトキシヘンシル基又はニト
ロヘンシル基のいずれかを、またMはアルカリ金属を表
わす。) 本発明の主反応は次の式(A)で表わされ、更に次の式
(B)で表わされる副反応が生ずる。即ち、蓚酸モノエ
ステル誘導休日)が更に加水分解されて一般式(V)で
表わされる蓚酸塩(以下蓚酸塩(V)という。)が生成
するものである。
この反応で蓚酸モノエステル誘導体(1)を高収率で得
るには蓚酸塩(V)の生成を極力抑えなければならない
が、反応(^)の後半で蓚酸モノエステル誘導体(1)
の濃度が高くなるので反応(B)が避けられなくなる。
従って、蓚酸塩(V)の生成を抑えるためには反応(A
) 、 (B)の反応速度定数の比(k+/kz)がな
るべく大きな系を選ばなければならない。
一般に活性の低い試薬を用いれば反応速度定数は減少す
るものの定数間の比が大きくなって選択性が向上する反
応例がある。しかしながら、活性の低い試薬間で選択性
にどれだけの差が期待できるかは全く予測できない。そ
の上、活性が低すぎると反応速度定数が殆んど零になり
反応が進まなくなるから、充分大きい反応速度を保持し
且つ選択性も上げるのは容易でなく、結果を予測するの
は掻めて困難である。
本発明の反応(A)、(B)についても同様のことがい
える。酢酸塩を用いた蓚酸ジエステル類(n)の加水分
解反応の知見を基礎にして、炭酸水素塩(■、)を用い
た場合の選択性が向上するか否か、工業的に実用的な反
応速度が期待できるのか、これらのことを事前に予測す
ることは到底できない。
反応速度に関する点で一般のエステル基の加水分解では
、炭酸水素塩(II)は活性が低すぎて反応が殆んど進
行しないので、より活性の高い水酸化物等の試薬を用い
るのが通例である。
但し、水酸化アルカリ又は炭酸塩は本出顆の蓚酸ジエス
テル1 (II)の加水分解に用いると、目的とする蓚
酸モノエステル誘導体(1)は得られるものの、更に加
水分解の進んだ蓚酸塩(V)(例えば蓚酸ジカリウム)
がかなり副生ずるため収率が極めて悪くなるので用いら
れない。そのためか、今まで蓚酸ジエステル(It)を
炭酸水素塩(In)で加水分解する試みは全く行われて
いなかった。
しかしながら、本発明者らが蓚酸ジエステル類(n)と
炭酸水素塩(I[[)の反応を行うと、全く予想外なこ
とに、■本反応は特に加熱しなくても比較的短時間で反
応が終了し、工業的に有利な反応速度で進むこと、■副
生するのが炭酸ガスと水だけであって、酢酸等の除去し
にくいものは何もないこと、従って、後処理及び目的と
する蓚酸モノエステル誘導体(1)の単離が極めて容易
であること、の外に更に、■得られる蓚酸モノエステル
誘導体(1)中に混入する蓚酸塩(■)(例えば蓚酸ジ
カリウム)の含量が酢酸塩を用いる場合よりもはるかに
少ないこと、従って高純度の蓚酸モノエステル誘導体(
1)が得られること、を見出したのである。
本発明に用いる蓚酸ジエステル類(ff)は既知の合成
法で容易に得ることができる。具体例としては、蓚酸ジ
メチル、蓚酸ジエチル、蓚酸ジイソブチル、蓚酸ジシク
ロヘキシル、蓚酸ジ(2−シクロペンテニル)、蓚酸ジ
アリル、蓚酸ジベンジル。
蓚酸ジ(p−ニトロベンジル)、蓚酸ジ(p−メトキシ
ヘンシル)等が挙げられる。
本発明に用いる炭酸水素塩(I[[)はいずれも工業的
に安価に入手できるものである。具体例としては、炭酸
水素カリウム、炭酸水素ナトリウム。
炭酸水素リチウム等を挙げることができる。
蓚酸ジエステル類(II)と炭酸水素塩(III)の反
応は水を溶媒として用いるのが好ましく、水と有機溶媒
の混合溶媒も使用可能であるが、有機溶媒だけで反応さ
せるのは反応速度2選択率の低下を伴い易いので好まし
くない。すなわち、本発明の反応は炭酸水素塩(I[[
)の水溶液又は水性懸濁液と蓚酸ジエステル類(n)を
そのまま又は有機溶媒に溶かして混合し、必要に応じて
加熱するのが好ましい。
本発明で水と共に用いることのできる有機溶媒としては
水に不溶性又は難溶性のものが好んで用いられる。水と
相溶性の有機溶媒は炭酸水素塩(I[I)を水から析出
させて反応を妨げたり、溶媒の回収に多大のエネルギー
を要する等の理由から好ましくない。
水に不溶性又は難溶性の有機溶媒の例としてはへキサン
、トルエン等の炭化水素類、クロルベンゼン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素類などが挙げられその使用
量については何ら制限はない。しかし、本発明の反応は
これら有機溶媒を全く用いなくても進行するものであり
、有機溶媒を用いることにより逆に反応速度が低下した
り、回収操作が煩雑になる場合もあり、水に不溶性又は
難溶性の有機溶媒といえども特別の効果が見出せない限
り使用を控えた方が好ましい。
有機溶媒を全く用いずに本反応を行うと、最初は水に不
溶性の蓚酸ジエステル類(■)と炭酸水素塩(III)
の水溶液が二層を形成しているが、蓚酸ジエステル類(
[)は蓚酸モノエステル誘導体(1)となって水に溶け
ていく。同時に生成するアルコール(ROH1但しRは
前記−数式(1)(It)中のRと同じである。)が水
に溶ける場合は最終的に均一溶液になり、アルコールが
水に溶はニ< L”j% 合はアルコールと蓚酸モノエ
ステル誘導体(1)の水溶液の二層になる。
用いる水の量は全く制限はないが、量が少なすぎると炭
酸水素塩(II)又は蓚酸モノエステル誘導体(1)が
溶けずスラリー濃度が高くなって撹拌が困難になる。逆
に水の量が多すぎると蓚酸モノエステル誘導体(+)を
水溶液から華離するのに必要以上にエネルギーを要する
ことになり、いずれも好ましくない。この適切な範囲は
、実験的に容易に決めることができる。
炭酸水素塩(III)の使用量は特に制限はないが、少
なすぎると使用した蓚酸ジエステルI (II)のごく
一部しか転換できないため反応効率が悪い。
逆に多すぎると反応式(B)で生成する蓚酸塩(V)が
多くなって蓚酸モノエステル(1)の純度が低下する。
従って自ずと適正な使用量が存在し、概ね蓚酸ジエステ
ルM(n)1モルに対し0.5〜1.1モルの範囲であ
るが、蓚酸ジエステル類(n)と炭酸水素塩(I[r)
の組合せによって異なる。
本発明の反応温度についても特に制限はないが、これも
蓚酸ジエステル類(U)と炭酸水素塩(I[I)の組合
せによって異なり、特に炭酸水素塩(III)の金属イ
オン(M)によってかなり異なってくる。概ね25〜1
00℃の範囲が好ましい。
また敢えて加圧又は減圧下に反応を行う必要はない。
本発明の反応は適正条件下では通常2〜8時間で終了す
る。
本発明で得られる蓚酸モノエステル誘導体(1)は、反
応終了後水溶液を必要に応じて反応に用いた有機溶媒又
は/及び反応で生じるアルコール類(ROH)から分離
し、濃縮することによって容易に得られ、−数式(rV
)で表わされる蓚酸モノエステルクロライドの合成中間
体として供することができる。
(発明の効果) 本発明は蓚酸モノエステル誘導体(1)を合成する際容
易に入手可能な蓚酸ジエステルIT (II)と炭酸水
素塩(I[[)を反応させる方法であって、既知の合成
法と比べて次のような特徴があり、工業的に有用である
a)安価で入手容易な原料が使用できる、b)酢酸のよ
うな操作上及び品質管理上問題となるような副生成物が
ない、 C)反応が比較的短時間に終了し、高収率である、d)
蓚酸塩(V)の副生が極めて少なく、高純度である。
(実施例) 以下若干の実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 炭酸水素カリウム30.0 gを水90mlに溶解し、
蓚酸ジアリルエステル51.0 gを加え、温度75〜
85℃で激しく撹拌した。4時間後に反応を終え、アス
ピレータ−減圧下に水層を50°Cで濃縮乾固し、アセ
トンで洗浄しながらろ過し乾燥した。
得られた蓚酸モノアリルエステルカリウム塩は49.2
g(収率97.6%)であった。
少量のサンプルを酢酸エチル中トリメチルクロルシラン
とイミダゾールでトリメチルシリルエステルとし、ガス
クロマトグラフ(カラムは「5E52化学結合型キャピ
ラリーカラム」を使用。)で分析した結果は蓚酸モノア
リルエステルカリウム塩97.2%、蓚酸ジカリウム塩
2.8%(選択率97.2%)であった。
比較例1 酢酸カリウム24.54 gを水20mlに加えて濃厚
溶液を作り、これに蓚酸ジアリルエステル42、5 g
を加え、3時間加熱還流した。冷蔵庫中−夜装置し生じ
た結晶(1次結晶)をろ過し、ろ液を更に3 Qmlま
で濃縮してアセトン5 Qmlを加えた。生じた結晶(
2次結晶)をろ過し、ろ液を5mlまで濃縮してアセト
ン5 Qmlを加え、得られた結晶(3次結晶)をろ過
した。ろ液を乾固し4次結晶を得た。これら1〜4次結
晶は酢酸臭が強く、デシケータ−中域圧下に5時間乾燥
しても酢酸臭は残っていた。
実施例1と同様に各結晶中の蓚酸ジカリウムを分析した
結果を表1に示した。
表  1 表1により収量は、蓚酸モノアリルエステルカリウム塩
は30.44g(収率72.5%)、蓚酸ジカリウム塩
は9.46g(収率22.8%)となり、次式で計算し
た選択率は76.1%であった。
蓚酸モノエステル誘導体(1)十蓚酸塩(V)実施例2
〜7 実施例1と同様にして表2に示す蓚酸ジエステル類を炭
酸水素塩と反応させ表2に示す結果を得た。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表わされる蓚酸モノエステル誘導
    体を製造するに際し、下記一般式(II)で表わされる蓚
    酸ジエステル類を下記一般式(III)で表わされる炭酸
    水素塩を用いて加水分解することを特徴とする蓚酸モノ
    エステル誘導体の製造法 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) MHCO_3(III) (但し、一般式( I )、(II)、(III)において、R
    は夫々炭素数1〜6の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基
    、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル
    基、ベンジル基、メトキシベンジル基又はニトロベンジ
    ル基のいずれかを、またMはアルカリ金属を表わす。)
JP1980290A 1990-01-29 1990-01-29 蓚酸モノエステル誘導体の製造法 Pending JPH03223231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008526781A (ja) * 2005-02-22 2008-07-24 テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド ロスバスタチンの製造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008526781A (ja) * 2005-02-22 2008-07-24 テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド ロスバスタチンの製造

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