JPH0322357B2 - - Google Patents
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- JPH0322357B2 JPH0322357B2 JP57501143A JP50114382A JPH0322357B2 JP H0322357 B2 JPH0322357 B2 JP H0322357B2 JP 57501143 A JP57501143 A JP 57501143A JP 50114382 A JP50114382 A JP 50114382A JP H0322357 B2 JPH0322357 B2 JP H0322357B2
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- transport
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
第1図は本発明による輸送船の側面図である。
第2図は第3図の矢指線−に沿つた断面を
示す輸送船の部分的水平断面図である。 第3図は第2図の矢指線−に沿つた断面を
示す横断面図である。 第4図は第3図に相当する横断面図であるが、
その詳細のいくらかを省略して格納位置に配列し
た1列のはしけを示すものである。 第5図は格納位置に定置した複数のはしけと共
にはしけ格納線を示す詳細な斜視図である。 第6図は輸送船内のはしけ取扱い設備を示す詳
細な斜視図である。 第7図は本発明による別の輸送船を示す横断面
図である。 第8図は本発明による第3輸送船の一部を絵画
的に示す略図である。 第9図と第10図は代表的なはしけを示す夫々
側面図と平面図である。 第11図ははしけ直立機構の略図である。 1〜6……船倉、7〜11……隔壁、12,1
3……バラストタンク、16,17……ハツチ、
22……台車、25……運搬車、29,30……
ワイヤケーブル、32〜39……運搬車軌道、4
2,43……案内軌条。
示す輸送船の部分的水平断面図である。 第3図は第2図の矢指線−に沿つた断面を
示す横断面図である。 第4図は第3図に相当する横断面図であるが、
その詳細のいくらかを省略して格納位置に配列し
た1列のはしけを示すものである。 第5図は格納位置に定置した複数のはしけと共
にはしけ格納線を示す詳細な斜視図である。 第6図は輸送船内のはしけ取扱い設備を示す詳
細な斜視図である。 第7図は本発明による別の輸送船を示す横断面
図である。 第8図は本発明による第3輸送船の一部を絵画
的に示す略図である。 第9図と第10図は代表的なはしけを示す夫々
側面図と平面図である。 第11図ははしけ直立機構の略図である。 1〜6……船倉、7〜11……隔壁、12,1
3……バラストタンク、16,17……ハツチ、
22……台車、25……運搬車、29,30……
ワイヤケーブル、32〜39……運搬車軌道、4
2,43……案内軌条。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多数の小型貨物運搬船を貨物輸送船によつて
輸送するに先立つて上記各貨物運搬船を上記貨物
輸送船へ積込む方法であつて、上記輸送船内の格
納場所へ水を張る段階と、上記各貨物運搬船を上
記格納場所の中に浮揚する段階を含むと共に、上
記貨物運搬船からの貨物の漏れ、あるいは該貨物
運搬船内への水の侵入がなく水中に直立すること
のできるように閉鎖した多数の貨物運搬船を利用
することと、上記各貨物運搬船が直立されると共
にその何れもが輸送のために直立状態に保持され
る上記格納場所の各格納位置へ夫々直立状態のま
ま搬入されることとを特徴とする積込み方法。 2 請求の範囲第1項記載の積込み方法におい
て、上記貨物運搬船の長さはその直立状態におい
て上記格納場所の高さの2/3以上にわたつて延び
る長さである積込み方法。 3 請求の範囲第1項記載の積込み方法におい
て、多数の直立した上記貨物運搬船が上記格納場
所における多数の格納線の各各において保持され
る積込み方法。 4 請求の範囲第1〜3項の一に記載の積込み方
法において、上記各貨物運搬船はその一端部分に
1つまたは複数の積込み及び積卸し用ハツチを有
し、該ハツチは上記貨物運搬船が直立される時常
に水線の上側に位置する積込み方法。 5 請求の範囲第1〜4項の一に記載の積込み方
法において、上記各貨物運搬船の直立作業はその
貨物運搬船が上記輸送船の船内にある時または船
内へ導入される間に実施される積込み方法。 6 請求の範囲第5項記載の積込み方法におい
て、上記貨物運搬船は上記輸送船へ取付けた直立
用機構による上記各貨物運搬船へ印加される力に
よつてまたはその力の助けを借りて直立される積
込み方法。 7 請求の範囲第1〜6項の一に記載の積込み方
法において、上記貨物運搬船は満水した浮力タン
クを有し、上記各貨物運搬船の直立を引き起こす
かまたは助ける浮力は上記各タンクから水を放出
することによつて作り出される積込み方法。 8 少なくとも1つの貨物格納場所を有する貨物
輸送船であつて、小型貨物運搬船が上記格納場所
へ浮いたまま入ることができる通路として上記格
納場所に配設した貨物入口と、上記貨物運搬船が
上記格納場所へ浮いたまま入ることができるよう
にするため上記輸送船の載荷水線と一致するレベ
ルまで上記輸送船へバラスト水を積込むと共に上
記格納場所へ水を張るための手段とを備え、上記
輸送船は上記格納場所の各格納位置に直立状態で
定置される上記の長い貨物運搬船を保持するため
の手段を有することを特徴とする貨物輸送船。 9 請求の範囲第8項記載の貨物輸送船におい
て、上記格納場所には多数の互に平行な格納線が
あつて、上記各格納線に多数の格納位置がある貨
物輸送船。 10 請求の範囲第8項または第9項記載の貨物
輸送船であつて、直立した貨物運搬船を上記格納
位置へ搬送するための搬送手段を備えている貨物
輸送船。 11 請求の範囲第8〜10項の一に記載の貨物
輸送船において、該輸送船は浮揚した長い貨物運
搬船を上記格納場所の水中に直立状態に転倒する
運動を引き起こすかまたは助けるための手段を取
付けている貨物輸送船。 12 請求の範囲第11項記載の貨物輸送船にお
いて、上記転倒手段は上記各貨物運搬船へ外部的
転倒力を供給するように作動する機構から成るか
または該機構を含んでいる貨物輸送船。 13 請求の範囲第11項または第12項記載の
貨物輸送船において、上記転倒手段は各貨物運搬
船の浮力タンクから水を放出するため圧力ガスを
供給する手段から成るかまたは該手段を含んでい
る貨物輸送船。 14 請求の範囲第8〜13項の一に記載の貨物
輸送船であつて、該輸送船は閉鎖形式であると共
に、特定の貨物積載場所または各貨物積載場所が
該輸送船の片側に少なくとも一つの貨物入口ドア
またはハツチを有する船倉である貨物輸送船。 15 請求の範囲第14項記載の貨物輸送船にお
いて、横方向隔壁によつて分離される多数の上記
船倉を備えると共に、その各船倉には貨物運搬船
直立手段と貨物運搬船搬送兼定置手段とが配設さ
れている貨物輸送船。 16 請求の範囲第14項または第15項記載の
貨物輸送船において、特定の船倉または各船倉が
上記各貨物運搬船を一隻ずつ順次該船倉の一端区
域に上記輸送船の横方向に浮いたまま搬入するに
適する位置に配設した貨物入口ハツチを有すると
共に、上記の長い各浮揚貨物運搬船を上記船倉の
上記一端区域において直立状態に転倒する運動を
引き起こすかまたは助けるための手段と、直立し
た上記各運搬船を上記船倉の上記一端区域から上
記船倉に沿つて延びる各格納線へ夫々搬入するよ
うに作動する搬送手段とを有する貨物輸送船。 17 請求の範囲第8〜16項の一に記載の貨物
輸送船において、該輸送船と組合わせた多数の長
い上記貨物積載用運搬船を有し、該各運搬船は上
記輸送船の格納場所へ浮いたまま導入されると共
に、該各運搬船からの貨物の漏れ、または該各運
搬船内への水の侵入がなく上記格納場所に直立さ
れ、上記保持手段によつて直立状態のまま定置保
持されることができるように設計されている貨物
輸送船。 18 請求の範囲第17項記載の貨物輸送船にお
いて、該各運搬船は上記輸送船の運搬船格納場所
の高さの2/3以上の長さを有する貨物輸送船。 19 請求の範囲第17項または第18項記載の
貨物輸送船において、上記各運搬船はその一端部
分に1つまたは複数の積込み及び積卸し用ハツチ
を有し、該ハツチは上記運搬船が直立される時、
常に水線の上側に位置する貨物輸送船。 〔産業上の利用分野〕 この発明は水上運送可能な貨物運搬船を貨物輸
送船によつて輸送する準備として貨物運搬船を貨
物輸送船へ積込む方法に関するが、この方法には
貨物輸送船内の格納場所に水を張る段階と、その
場所に貨物運搬船を浮揚する段階とが含まれる。
この発明はまたそのような方法によつて積込むた
めの設備を有する貨物輸送船に関する。 〔従来の技術及び解決すべき課題〕 近年において貨物輸送をより経済的にすること
を探求した結果、海上輸送船舶の設計に多数の貨
物積載はしけを積込む設備が導入されるに至つ
た。そのような輸送システムには多くの利点があ
つて、内陸からの貨物を大洋輸送船へ内陸の水路
を経て積換える作業や、貨物を海岸または内陸の
荷卸し地点まで最終的に輸送する作業を簡単化で
きる利点が特に注目に値する。はしけから輸送船
に貨物を積みかえる作業及びその反対の作業を削
除することによつて重要な労力とエネルギーに対
する費用が節約されるのみならず、水上輸送事業
の速度と一般的便宜もまた増進される。 既知形式のはしけ積込システムにおいて、貨物
積載はしけは貨物輸送船の船尾に設けた引上機械
によつて水面から引入れられた後、コンベヤによ
り貨物デツキに沿つて搬送される(例えば、1972
年9月号「Shipping World and Shipbuilder」
1045頁所載の題名「Doctor Lykes」の章を参照
のこと)。該形式のはしけ積込システムにおいて
は、高価な引上機械やコンベヤ設備と必要とす
る。 更に近年にはいわゆる浮揚貨物積込原理を利用
する貨物輸送船が建造されている。これらの船は
浮揚中の貨物を直接引上げることのできるように
するため船尾を介して貨物積載場所へ水を張るこ
とができる自己沈下能力を備えている(1980年11
月号「Mak Toplaterne Diesel Engine
Journal」37頁所載のコンテナ専用貨物船
「Condok」の章参照のこと)。貨物を船内へ浮揚
したまま引入れることができるので高価な引上機
械の必要性がなくなる。はしけを輸送船へ引入れ
た後、輸送船が浮上できるようにそのバラストが
排出されるから貨物積載場所が完全に排水され
る。その時はしけは輸送船の中で乾ドツクのよう
な状態に定置される。 輸送船の中でこのように入渠できる所定寸法の
はしけの隻数は貨物積載場所の長さと幅とに依存
する。輸送船の設計においてこの寸法を増大でき
る程度は色々な要素によつて制約されるけれど
も、その要素にはもちろん輸送船自体の許容可能
な最大長さ及び最大幅が含まれる。 積込むことのできるはしけの隻数をより多くす
るため輸送船を二盾甲板にすると共にその下部甲
板は勿論のこと上部甲板にもはしけを入渠させる
ために要求される吃水線まで船を沈下できるよう
にする提案がなされている。更に船内の所定水位
に浮いているはしけを船内において持上げて上の
デツキから吊下げることができるような油圧式船
内水中リフトを輸送船に準備することによつては
しけを順次上に重ね数段に格納する方式も提案さ
れている。また更にそれから下の段へはしけを格
納することができる。この提案によると第2甲板
の必要性と、はしけを上段へ積込むために輸送船
の入渠吃水を増加する必要性とが回避される。上
記の各提案は何れも1974年6月号の「Shipping
Wolrd and Shipbuilder」において599〜602頁に
概説されている。 上記のずれの浮揚貨物積込方式においても、そ
の積込隻数を大幅に増やすことが困難である。 本発明は、上記従来技術の有する問題点を解消
する新規なはしけ積込方法とはしけ輸送船を提供
することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は浮揚積込み原理を利用する輸送船に
よる小型貨物運搬船の輸送方法を提供するが、こ
の方法によると輸送船の貨物積載能力とその主要
寸法との間に更に好都合な関係を樹立することが
できる。 本発明による方法は請求の範囲第1項において
規定される。この方法は貨物運搬船からの貨物の
漏れ、あるいは該貨物運搬船内への水の侵入がな
く水中に直立することのできる閉鎖した多数の貨
物運搬船を利用する点と、そのように直立させた
貨物運搬船を直立状態のままで保持する輸送船の
貨物積載場所の各格納位置へ直立状態のまま引入
れる点とを特徴とする。 この方法の重要な利点は比較可能な主要寸法特
性の輸送船へ従来既知の方法によつて積載可能な
隻数よりも遥かに多数の貨物運搬船を積載できる
ことである。積込んだ貨物運搬船を互い平行に隣
接する数列に配列した密接形態に格納することが
できる。 貨物運搬船は貨物積載状態であるが故にそれを
普通の水平浮揚位置からその直立状態へ転倒する
ために要するエネルギーはあまり過大ではない。
そのために必要な力は作動出力のあまり大きくな
い動力ユニツトから求めることができる。 輸送船へ積卸しする貨物を積載するために利用
する貨物運搬船の上記した主要機能の故に、その
貨物運搬船を表わす便宜的用語としてこれからし
ばしば「はしけ」の名称が使用される。しかしこ
の貨物運搬船は如何なる従来のはしけの幾何学的
形態をも持つ必要がないものと理解されたい。貨
物運搬船は必ず長い形ではあるけれども所要の如
何なる長手方向及び横方向の輪郭をも持つことが
できる。例えば、その運搬船は実質的にその全長
にわたつて実質的円筒状または矩形断面のもので
あることもできる。その運搬船は耐久性構造のも
のであることを要しない。その運搬船は一回だけ
使用するが、または数回のみ使用した後使い捨て
するつもりの比較的安価なコンテナであることも
できる。 輸送船の格納場所の不必要な浪費を避けるため
に、各はしごの長さは成るべくその直立状態にお
いて輸送船の格納場所の高さの大部分を占有する
長さとすることが望ましい。はしけの長さは格納
場所の高さの成るべくなら2/3以上であることが
望ましいが、更にできればその3/4以上とするこ
とが最も望ましい。 本発明の潜在的利益が実現される程度ははしけ
の格納密度如何によることは勿論である。優れた
手順は格納場所における多数の格納列の各々に定
置される直立はしけの隻数をできるだけ多く維持
することである。輸送船の全貨物格納場所はもち
ろん更に小さな多数の格納場所に区分することが
できるが、この場合にも区分された各格納場所へ
多数のはしけを夫夫同様に格納することができ
る。 各はしけは成るべくその端部分に限定された一
つまたは複数の積込み及び積卸し用ハツチを持つ
ことが望ましいが、そのハツチははしけが直立さ
れる時も水線の上側に出たままとなる位置でなく
てはならない。一端に限定されたハツチを有する
はしけははしけへの貨物積込み埠頭において例え
ばその傾斜路の上に傾斜状態で支持されている間
に流動性貨物をはしけへ導入することによつてそ
の貨物を好都合に積込むことができる。 若し貨物積込ハツチが上記の如くはしけの一端
に限定されるとすれば、そのハツチを有効な水密
性に密封することはあまり重要な問題とはならな
い。しかし水密的に密封することははしけに対し
てあらゆる場合に望ましい点である。輸送船が多
量の密封されたはしけを積載していると輸送船の
運転に重要な安全要素を導入する。密封されたは
しけは輸送船の船体がそのはしけ積載場所に浸水
するような損傷を受けた場合に輸送船が浮上状態
を継続することを助ける浮力を提供する。また輸
送船のそのような損傷は若し貨物または貨物の或
る部分が油または他の汚染物質であつたとしても
回収不可能な貨物の損失、或は油または他の汚染
物質による海水の汚染につながることは殆ど全く
ないものと見ても差支えない。 この方法は特に液体材料または石炭のようなば
ら荷の固体材料であるかも知れない流動性の貨物
の輸送に特に有利である。 はしけ内での流動性の貨物が流動するのを抑制
するため、はしけ内の貨物積載空間が流動性貨物
によつて実質的に完全に充填されるように積載す
べきである。 内部に一つまたは複数の空所を有するはしけを
使用することが望ましい場合もしばしばあるが、
そのような空所ははしけの利用し得る貨物積載空
間を減少するけれども、その空所には水または同
様に高いかまたはもつと高い比重の他の材料を実
質的に完全に充填することができる。そのような
空所ははしけの中へ取外し可能に固定した、また
は寸法を変更できる、あるいはその何れでもある
タンクまたはカプセルによつて限定することがで
きる。はしけ内における空所の位置ははしけを直
立するに要するエネルギーを著しく増大しない
か、または直立浮揚状態におけるはしけを不安定
にしないように決定しなくてはならない。 本発明を実行するに当つて、はしけの直立作業
は輸送船内において、またははしけが輸送船へ入
渠する間に実施される。輸送船への貨物導入路に
要する水深は貨物積載はしけの普通の吃水に対し
てその時十分でさえあればよいのであつて、この
ことは輸送船の設計に対して選択の自由度をより
多くするものである。その上はしけの直立作業は
輸送船に装備した機構によつて好都合に実施する
ことができる。しかし輸送船の付近においてしか
もその外郭で実施されるはしけの直立作業は本発
明の範囲に含まれる。 本発明による方法の二三の実施例において、は
しけの直立作業は輸送船に装備した直立機構から
はしけへ印加される力の助けを借りてまたはその
力によつて実施される。 はしけに対して外部的直立力を及ぼす機構を使
用する代りとしてまたはその使用を補足として、
直立運動を起すまたは助ける浮力を後ほど説明す
るように満水した浮揚性タンクから排水すること
によつて作り出すことができる。 はしけが輸送船内の夫々の格納位置に定置され
た後、はしけ格納場所においてはしけを支持して
いる水は輸送船から完全にまたは部分的に排出さ
れる。このことは本質的なものではない。輸送船
の寸法とその貨物積載能力に応じて、はしけを支
持している水の重量は輸送船の全貨物積載能力に
対して極めて少ないかも知れない。 この発明にはさきに説明したような方法によつ
て貨物運搬船を積載するために建造され且つ装備
された貨物輸送船が含まれる。 本発明による貨物輸送船は後記した請求の範囲
第8項に規定される。この輸送船は上記の積載場
所の各格納位置において直立状態で定置される長
い形の貨物運搬船を保持するための手段を備えて
いることが特徴である。 そのような貨物運搬船は浮揚中の貨物運搬船を
既知の要領によつて水平位置で入渠させるために
設計された匹敵する寸法及び釣合いを有する輸送
船が輸送できる隻数よりも実質的に多い隻数の貨
物運搬船を輸送することができる。 上記の積載場所には互に平行な多数の格納線が
配置されると共に、その各格納線は成るべく多数
の上記格納位置に区分されることが望ましい。 直立された貨物運搬船を各格納位置へ搬入する
ため輸送船の装備品の一部として搬送手段が設置
されることが望ましい。 好ましい実施例において、輸送船自体は各貨物
運搬船をその積載場所の水中において直立状態に
直立させる作動を起こすかまたは助けるための手
段を備えている。そのような直立手段はさきに説
明した各方法の何れかによつて作動することがで
きる。成るべくならその直立手段は貨物運搬船に
外部的直立力を印加するように作動する機構であ
るか、またはそのような機構を含むものである方
がよい。この機構は例えば貨物運搬船の直立運動
を引き起こす偶力を該運搬船に及ぼすように上向
きまたは下向きの力を各貨物運搬船の一端へ印加
するものである。そのような直立手段の代りまた
はその補足手段として、さきに説明したようには
しけの浮揚性タンクから排水するため圧力ガスを
供給する手段を装備することもできる。 都合のよいことに輸送船は閉鎖形式であつて、
その貨物積載場所は船の片側に設けた少なくとも
一つの貨物入口ドアまたはハツチを有する船倉で
ある。 輸送船は成るべく横方向の防水隔壁によつて区
分された多数の船倉を備えている方がよいが、そ
の各船倉にはしけ直立手段とはしけ搬送兼定置手
段とが夫々装備される。他の事は皆等しいとする
と、輸送船の全船倉区域を互に分離した多数の船
倉に区分することは安全上の見地から価値があ
る。 特に推奨する輸送船の設計は、その一例を後ほ
ど詳細に説明する通り、後記した請求の範囲第1
6項において規定した各特長を有するものであ
る。その設計によると、一つまたは複数の貨物船
倉の中に非常に好都合なはしけ取扱い手段と高い
密度によるはしけ格納手段とが提供される。 この発明にはさきに規定したように多数の小型
貨物運搬船と組合わせた貨物輸送船が含まれる
が、その各貨物運搬船は輸送船の各格納場所にお
いて浮揚できることと、貨物運搬船からの貨物の
漏れ、あるいは該運搬船内への水の侵入がなく各
格納場所において直立されることと、直立状態の
ままで上記した保持手段によつて所定位置に保持
されることの何れもができるように設計される。
その各貨物運搬船はそのような船に関してさきに
説明したような他の何れの特長をもその長所とし
て備えている。 〔実施例〕 さて、本発明の色々な実施例を何れもその一例
として添付図面の各図面を参照しながら説明す
る。 第1〜6図に示す輸送船は下記の各特長を有す
る; この輸送船(第1図参照)は横方向の隔壁7〜
11によつて分離された6区画の貨物積載船倉1
〜6を有する。これらの各船倉は左右舷の各舷側
バラストタンクの間にある船の内部幅全部を横切
つて延びると共に、船の底構造と甲板構造との間
の垂直距離全部にわたつて延びている。 船倉3の断面図である第2図〜第4図を参照す
ると、この船倉は各隔壁8,9、左右側の各バラ
ストタンク12,13、底構造14、及び甲板構
造15によつて限定されることを見ることができ
る。この船倉は左舷と右舷の各積込ハツチ16,
17を有するが、この各ハツチの位置は何れも船
倉の前端の近くで第1図に「航洋水線」と表示し
てある航海中水線よりも上側に位置する。これら
の各ハツチは船体に取付けた水密ドア18,19
を夫々備えている。他の船倉1,2及び4〜6は
何れも船倉3と同様である。 この輸送船は各バラストタンクへ注排水するた
めに複数のバラスト水ポンプを装備しているが、
更に各船倉へ注排水するための複数のポンプをも
有する。この各ポンプ装置は何れもオイルタンカ
ーにおいて普通に使用されるものと同様に使用さ
れるから詳細な説明を必要としない。 はしけを積込む準備として、第3図において
「載荷水線」と表示した左右舷の各積込ハツチの
上下各境界の間にある適当な載荷水線まで輸送船
の吃水を深くするため各バラストタンクと積載す
べき一または複数の船倉とに注水されるが、それ
と同時に前記各船倉は相当するレベルに達するま
で満水される。次いで積込むべき各船倉の一方ま
たは双方の積込ハツチのドアが密閉された複数の
はしけを浮上のまま引入れることができるように
開放される。 各船倉1〜6の内部にはその船倉へ浮上のまま
引入れられた各はしけを直立させた後直立した各
はしけを格納位置まで移動させるためのはしけ取
扱装置と、直立した各はしけが輸送船に積載され
ている期間中それらをその格納位置において支持
するための手段とが装備されている。若し多数の
船倉にはしけを積載すべきだとすると、その各船
倉は何れも同時に積載することができるので、比
較的短時間に完全な積込作業をすべて完了するこ
とができる。 輸送すべき全部のはしけが船内の各格納位置へ
夫々定置された時、輸送船の吃水を航行中水線ま
で浅くするため船内のバラスト水が排水されると
共に各ハツチのドアがすべて閉鎖されて航海準備
が完了する。 はしけが何れかの船倉へ積載された後、要すれ
ばその船倉内の水を貨物船倉ポンプによつて排水
することができる。若しこの水またはその水のう
ちはしけが着座するのに十分な部分がポンプによ
つて排水されると、その船倉内の直立した各はし
けは夫々の格納位置において輸送船の底構造14
の上に配置した各下側支持パツド20(第3図と
第4図)に着座するまで下降する。 異なる各船倉におけるはしけ取扱及び格納設備
はすべて同一である。以下記載する説明は船倉3
における各はしけの取扱いと格納を示す第2〜6
図に関する。 船倉へ入つた時各はしけは各積込ハツチの間の
区域において船倉の横方向に長く横たわる。その
区域をこれ以降「船内浮揚区域」と呼称する。第
2図と第3図において鎖線によつて示すはしけ
B1は横方向の位置にある。このはしけはハツチ
カバーH(第2図と第5図)によつて液密的に密
封された端部積込み及び積卸しハツチを有する。
このはしけは船内浮揚区域において直立されると
共に、浮揚している直立したはしけは輸送船の長
手方向に延びる互に平行な8本の格納線の一線ま
たは他線へ移動される。第3図において実線によ
つて示すはしけB1は各格納線の一線内の1格納
位置に定置されている。第4図は格納位置に定置
されたはしけB1を含む8隻のはしけから成る横
方向の1列を示す。 船倉の船内浮揚区域の頂部を横切る横方向軌道
を形成するため複数の軌条21(特に第2図と第
6図参照)が甲板構造15の底部下側に固定され
る。車輪付台車22(第6図)はこの軌条の両端
付近のハウジング内に収容されている電動式ウイ
ンチに巻付けたケーブルからなる牽引手段(図示
せず)によりこの軌条に沿つて変位することがで
きる。各軌条21と台車22の各車輪は要すれば
ラツクとピニオンの形式にすることもできる。台
車22は短い平行軌条24を支持する複数の懸架
棒23を取付けている。これらの軌条は互に整合
する2個のケーブル滑車26,27を電動式滑車
駆動モータ28と共に回転自在に支持する運搬車
25に対する軌道の一区間を形成する。各滑車は
各はしけが船倉の船内浮揚区域へ浮動する間また
は浮動以後に各はしけの前端へ取着される自由端
を夫々有するワイヤーケーブル29,30を担持
している。各ケーブルを巻込むことによつてはし
けの前端が内水線から持上げられると共に、その
傾動中のある一点においてはしけの後端が水中に
没入してゆつくり下の方へ回動し始めるが、終局
的にははしけが垂直に直立する位置に達する。そ
れからその持上げる力は解除され、はしけは浮揚
されたままである。浮力(たとえその大きさが減
少したとしても)の作用は直立作業の間にもまだ
残つているから、クレーンを構成する各構成要素
26〜28は如何なる時にもはしけの載荷重量のすべ
てを負担せざるを得ないことはない。クレーンに
かかる最大荷重力ははしけの直立開始に要する力
と、重力がはしけをその垂直な水中浮揚位置にも
たらせるまで一時的に減少する浮力に対して補償
するために要する力とである。それ以後クレーン
は浮揚中のはしけをその直立状態に支持し、且つ
はしけがその格納位置へ変位される時水中を経由
する直立したはしけの移動に抗する牽引抗力に打
勝つためだけである。従つて、クレーンを比較的
小さい荷重負担能力のものとすることができる。 各はしけがその垂直位置への回動を完了する船
内浮揚区域の一端に緩衝手段31(第2図)を配
置すると好都合である。そのような緩衝手段は第
2図において記号31により示した如く船倉の片
側に定置するか、または隣接する横方向隔壁から
船内浮揚区域の中へ突出されるかの何れでも差支
えない。 載荷はしけがさきに説明した如く一旦直立され
ると、クレーンと浮揚中の直立したはしけとを該
はしけが格納されるべき特定格納線と整合する位
置へ移動するため、運搬車25が横方向の各軌条
21に沿つて変位される。 8本の長手方向格納線の各頂上に沿つて夫々配
設した対応する8本の長手方向運搬車軌道32,
33,34,…,39(第3図)は何れも記号4
0(第6図参照)で示したような複数の懸吊棒に
よつて甲板構造15から懸吊された軌条によつて
形成される。クレーン担持用台車22はクレーン
運搬用各軌条24を選択された長手方向格納線の
軌道を形成する長手方向軌条と整合するように移
動するため横方向の軌道用各軌条21に沿つて変
位される(第6図参照)。 クレーン担持用台車22が選択された長手方向
格納線に対向して停止された時、直立したはしけ
の揺動を防止するためその長手方向格納線に対向
する船内浮揚区域に複数の制止係合手段を備えて
いるが、そのような手段は隣接する横方向隔壁内
またはそれに密接する引込位置から作動位置へ選
択的に変位することができる。船内浮揚区域に沿
つて変位される直立したはしけは該はしけが選択
された長手方向格納線に沿つた正しい輸送位置ま
で変位された時そのような手段と係合して制止さ
れる。そのような制止係合手段の典型的位置は第
2図において記号41により示した位置である。
そのような制止係合手段は例えば多段型貨物船に
おいて垂直方向に間隔をもつた各積重ね段に対す
る夫々の持体を順次作動するために使用されてい
るような公知の油圧または機械機構によつて作動
されることができる。 2本の引上げ用ケーブル29,30を各はしけ
へ取付ける代りに、1本のクレーンケーブルをは
しけの前端または後端の4隅においてはしけの4
つの連結点へ張出し棒によつて連結することがで
きる。この取付方法ははしけを先ず直立させる時
とそれに続く格納操作中において直立されたはし
けの安定化を助けると共にはしけが揺動しようす
る傾向を軽減する。 各格納線の軌道に組合わせた頭上長手方向牽引
手段(図示せず)は船倉の両端に設置されている
電動式ウインチによつて駆動される牽引ケーブル
を有する。クレーン運搬車25がさきに説明した
如く選択された格納線の軌道と整合する位置へ移
動された後、この運搬車はそれに組み合せた長手
方向牽引手段へ連結されると共に、懸吊されたは
しけをその格納線に沿つてその格納位置まで移動
するようにその格納線の軌道に沿つて推進され
る。 各格納線は記号42,43(第3〜5図)によ
つて示す如き上下各1対の平行案内軌条によつて
規定される。上部の各案内軌条42の位置は載荷
水線の上側にあるが、下部の各案内軌条43の位
置は載荷水線の下側にあつてその水線よりも船倉
の底の力に接近した位置である。隣同志の各はし
け格納線の間に単一上部案内軌条構造と単一下部
軌条構造とを配置することができるが、これらの
各構造は2本の格納線に共通する。上部案内軌条
構造は、また要すれば下部軌条構造も記号44で
示すような案内レールを取付けることができる
が、このレールは隣接する1線または複数の格納
線に沿つて作業員が個々のはしけの位置へ近付く
ことができる狭い通路として使用される。各格納
線の横側に配置された上下各1連のはしけスペー
サ45,46は夫々上記案内軌条によつて支持さ
れる。その格納線に沿つた互に異なる位置の各ス
ペーサははしけがそのような各スペーサを自由に
過ぎて移動できるようにするため有効位置から無
効位置へ夫々独立的に変位することができる。第
1直立はしけがその格納線の遠方端の各係合面に
対してまたはその近くにはしけの片側が横たわる
格納位置へその格納線に沿つて変位した以後にお
いて、上下各1連の各第1スペーサ45,46が
そのはしけの格納線の中に割り込むスペーサ有効
位置に各第1スペーサが変位される。変位し終つ
た各スペーサと上記した各遠方端係合面とによつ
てそのはしけが実質的に直立に保持されるので、
その時各クレーンケーブル29,30をそのはし
けから取外すことができる。その格納線に沿つて
格納すべき次のはしけは最後に変位した各スペー
サに達する位置まで移動されるが、次いでその格
納線に沿つた次の各スペーサが第2のはしけを支
持するためそのスペーサ有効位置へ変位される如
き作業が引続いて順次実施される。 図示の実例において各上部スペーサ45は第5
図において点線で示す無効位置と実線で示す有効
位置の間を手で回動することのできる枢支部材で
ある。船倉内水線より下側にある各下部スペーサ
は遠隔的に作動されなくてはならない。この作動
は各上部スペーサとその対応する各下部スペーサ
の間を隣接する機械的リンク機構によつて実現す
ることができる。この各スペーサのその代案とし
てすべて例えば電気的に作動できる遠隔的作動可
能なものとすることができる。 輸送船の積卸し作業は下記の如き逆順序の作業
から成る:輸送船は再び載荷水線にするため各バ
ラストタンクに満水される。若し荷卸すべきはし
けを格納中の船倉がはしけ積載以後排水して完全
にまたは部分的に水がなくなつていたならば載荷
水線のレベルに達するまでその船倉へポンプで注
水する。そのような船倉の各ハツチのドアは次い
で開放される。走行クレーンを構成する各構成要
素26〜28を使つて、各直立浮揚はしけを夫々の格
納線から一隻ずつ取出して船倉の船内浮揚区域へ
移動するが、この場合各はしけが各ハツチの一つ
を経て船倉から船外へ浮動される準備として各は
しけが普通の水平浮揚位置に復帰できるようにす
るためクレーンケーブルにかかる張力が完全に弛
緩される。 若し貨物を積載していないはしけを輸送するこ
とを望むならば、そのはしけが輸送船に到達する
以前にはしけは水で満水される。これ故にそのは
しけを同一要領で容易に積込んだり積卸したりす
ることができる。 頭上吊上げ装置の代りにまたはその補足とし
て、はしけの一端を下の方へ引張ることにより直
立作業を実施または援助するため、各船倉の船内
浮揚区域の中に電気または油圧モータによつて作
動する水中牽引装置を設備することができる。下
の方へ引張る力によつてはしけを直立させるに要
するエネルギーははしけの一端を水中から引出さ
なくてはならない時よりも小さい。更にこの代案
による方法は水線の上側に必要とする自由空間が
少なくてもよい点において優れている。 この発明によつて可能となつたはしけ積載能力
の著しい増加の目安として、第1〜3図に示す如
き一般形式の輸送船を一例を挙げると、載貨重量
屯数220000屯、全長325.74m、全幅46.49m、吃
水26.02mであつて、下記寸法の長さと幅を夫々
有する5つの船倉1〜5を備えている輸送船は、 (1) 長さ40m、幅25m (2) 〃 46.4m、〃25m (3) 〃 40m、〃25m (4) 〃 50m、〃25m (5) 長さ44.4m、幅18.5m その各船倉内に垂直に直立する少なくとも64隻
のはしけ(8隻のはしけの8格納線)を夫々格納
することができるが、その各はしけの寸法(全
長)は長さ16m、幅4.35m、高さ2.9mであつて、
150屯までの貨物を積載することができる。従つ
てこの輸送船は少なくとも320隻のはしけをその
各はしけに積載した全重量48000屯にも及ぶ貨物
と共に輸送することのできる。比較してみると、
同じ長さと幅の輸送船はそのようなはしけを水平
状態に配列した単一段だけの格納法にすると、53
隻以上を輸送することができない。この輸送船を
320隻またはそれ以上の垂直はしけを単一段で保
持する本発明による輸送船のはしけ積載能力に匹
敵するように設計するためには水平はしけを6段
またはそれ以上の段数に格納できるようにしなく
てはならない。 第7図に示す本発明による輸送船は2段にした
直立したはしけを輸送することができる。この輸
送船はもつて高い乾舷の船であつて各横方向隔壁
の間にある船倉空間が何れも中甲板によつて上下
に重なる2つの区画に仕切れている点と、その各
区画に対する積込みハツチを有する点と、その船
が何れの区画へもはしけを入渠できるだけの吃水
までバラスト水を注水できる点とを除けば、第1
〜5図に関連して説明したものと基本的に同一構
造を有する。第7図は中甲板48によつて上下の
各区画49と50とに仕切られている隔壁間の大
きな船倉空間の一つを示す。上部区画49は積込
みハツチ51と52を有するが、この船がW.L.1
と表示した水線まで水没している間に積込みが行
われる。下部区画50は積込みハツチ53と54
を有するが、この区画に対する積込みは水線W.
L.2に相当する吃水の間に行われる。各区画49
と50は何れも第1〜6図において示した輸送船
の各船倉のようにはしけ取扱い装置と複数の格納
線とを有する。上下の各区画における夫々の格納
位置にある2隻のはしけ55と56とが図示され
ている。 第8図は本発明による他の線の一部を示す。こ
の船は水密船尾ドアを有する開放型であつて、船
尾ドアが開放されている時開放された貨物積載場
所を船尾から侵入する水によつて注水できるよう
な自己沈下能力を備えているので、はしけを浮揚
したまま船内へ直接導入することができる。これ
らの点についてこの船は造船家達が衆知の基本設
計のものであるのでその詳細な説明を必要としな
い。その基本設計の船はこの明細書の初めの部分
において「Condock」(コンテナドツク)と呼称
されている。しかし第8図による船は各はしけを
船内の水中において直立させた上、その直立状態
に格納される各はしけを保持するため本発明によ
つて装備される。その取扱い設備には貨物積載区
域を跨がるクレーンガントリ57が含まれるが、
このガントリは船体の両側に沿つて敷設したクレ
ーン軌道58と59に沿つて複数の電気モータ
(図示せず)により移動することができる。この
ガントリは2本のケーブル63,64を巻上げる
ためにケーブル滑車61,62を駆動する電気モ
ータ60を含むクレーンを担持しており、その2
本のケーブル63,64ははしけの直立に要する
持上げ力を及ぼすに先立つて船内に引入れられる
各はしけに結合される。この貨物積載区域の内部
には第1〜6図に示した輸送船の各船倉における
各格納線線と同様に複数の互に平行な格納線が配
置される。クレーンを構成する各構成要素60〜62
はその格納線に沿つてはしけを移動するためガン
トリが輸送船に沿つて走行する以前に、直立した
はしけを何れかに選定した格納線の整合されるた
めガントリに沿つて、即ち輸送船の横方向に変位
することができる。 はしけとして第10図に示すような船を使用す
る場合、はしけを輸送船内へ浮揚のまま引入れる
時または引入れた後に直立させることができる。 本発明による輸送船と共に使用するためのはし
けは例えば第9図と第10図に示した一般的形状
を備えることができる。このはしけ外郭は例えば
骨組66と、骨組へ張設した1枚または数枚の繊
維補強合成重合材料の皮膜65とによつて構成す
ることができる。このはしけの最小強度関係仕様
書はこのはしけが水面から引上げられる間その積
荷を支持する必要がないという事実から疑問の余
地のないものである。 図示したはしけの設計は平坦な後端67を備え
るが、この後端ははしけが直立された時格納位置
におけるパツド20(第3、第4図)のように下
に横たわる支持体の上へ安定的に着座することが
できる。はしけの内部にはガスを充填したカプセ
ル69を取外し可能に固定できる支持構造68が
配設されている。そのようなカプセルが装着され
ている時、はしけの利用可能な積荷容積は減少す
るけれども、そのカプセルに水または他の同様に
大きなまたは更に大なる比重をもつた材料を充填
することができる。このカプセルははしけの自由
積荷空間が所定比重の積荷によつて完全に充填さ
れた時、はしけが所要の乾舷をもつて浮揚するよ
うにしたはしけの自由積荷空間の容積を1個の同
一カプセルを使つて調節できるようにするため、
例えば膨脹可能なものまたは伸縮可能な入れ子式
部分から成るものの如き拡大できるものとするこ
とができる。このカプセルはその囲まれた空所が
はしけの直立作業またはしけの保守作業を妨害す
るとかまたは著しく妨げるとかしないような位置
に定置される。 このはしけは記号70と71によつて示す如き
タンクをその内部の底に設けることができるが、
これらのタンクははしけの通常の航行のために満
水することができると共に何れもバルブ付きのガ
ス導入孔と排水孔を有する。はしけを水平状態か
ら垂直状態にまたはその反対にする運動を起すか
または助けるため、上記タンクへそのガス導入孔
から高圧CO2または他の適当なガスを送給するこ
とによつてそのタンク内の水が排出されると共に
導入されたガスと交換することができる。1個ま
たは数個の適当な圧縮ガス容器をはしけ自体が装
備するか、または圧力ガス源を他の適当な所、例
えば輸送船の貨物船倉の船内浮揚区域に設置する
かの何れでも差支えない。 すでに説明した如く、本発明は本質的にはしけ
としての機能を有するけれども従来の如何なるは
しけの幾何学的形態でもないような長い貨物積載
用浮揚コンテナを使つて実施することができる。
第11図は長い直立体の形をした1対の浮揚性積
荷コンテナと、該コンテナを第1〜10図に関し
て説明した各船において使用した方法とは全く異
なる方法で直立させるコンテナ直立方法とを示
す。第11図に示す1対のコンテナ72と73は
横方向の蝶番継ぎ手74によつて端と端が連結さ
れる。本発明による母船、例えば第1〜6図に示
したような輸送船または第8図に関して説明した
如き開放型船舶、の内部には走行車75内に収容
され、且つその下の方へ延出する関節結合された
1対の複式アーム76と77から成る傾動装置が
ある。この走行車は母船の船内に適当に配列され
た軌道78に沿つて走行する。各アーム76と7
7は何れも記号79と80によつて示す如き磁石
を取付けた互に平行な2つの部材から構成される
が、その各磁石はコンテナの一方の両側へ夫々吸
着する。傾動装置が作動すると各アーム76と7
7が伸長するため各磁石によつて保持されている
各浮揚コンテナに下向きの力を印加する。その結
果各コンテナの蝶番連結された各一端が水中へ圧
下される。各コンテナは終局的に点線で示した直
立状態に到達する。各コンテナはその蝶番連結さ
れた各一端から遠隔する各コンテナの他端に夫々
の注入及び排出開口を穿設しても差支えない。直
立した各コンテナが各アームにによつて保持され
る間に走行車75が軌道78に沿つて移動するこ
とができるので、各コンテナは船内の格納線と整
合する位置へ搬入される。若しこの走行車が適当
な格納線軌道の上で移動できるように構成されて
いると、各直立コンテナは同一走行車によつてそ
の格納線に沿つても搬送されることができる。代
案として各コンテナの支持を上記線軌道に沿つて
移動する第2の走行車へ引継ぐことができる。 1個だけのコンテナを直立するためには76の
ような複式アームの1つだけから成る傾動装置を
使用することができる。 この発明を実施する場合に使用するに適した船
は現存する船を改造することによつて造成するこ
とができる。例えばその貨物船倉への横方向出入
口のないタンカーはその船体に横方向積込みハツ
チを切開して防水ドアを取付けることと、その船
に所要の自己沈下能力を与え、浮動積荷後船倉か
ら排水できるようにバラスト及びビルジ装置を改
変し、且つ必要なはしけ取扱装置及び格納設備を
備えた船倉を設置することにより改造することが
できる。若し元の船の各船倉が長手方向の隔壁に
よつて区分されていたならば、その隔壁の側部積
込みハツチと対向する位置に夫々開口部を切開す
ることによつて、長手方向の隔壁の両側にある各
格納線への通路を有する船体の内部幅全体に延び
る船内浮揚区域を造り出すことができる。はしけ
が浮揚のまま船内へ直接入ることのできる自己沈
下能力を備えた現存する開放型船舶は適当なはし
け傾動兼移動装置とはしけ格納位置とを設置する
ことによつて簡単に改造することができる。 〔発明の効果〕 本発明は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 貨物輸送船に貨物運搬船を積込む方法として、
前記した積込方法を採用することによつて、積込
まれる貨物運搬船の隻数を大幅に増やすことがで
き、その結果コスト、エネルギー、労力等が大幅
に節約できると共に、水上輸送事業の速度と便宜
にもまた大いに貢献することができる。 また、本貨物輸送船は、その格納場所へ貨物運
搬船を浮揚した状態で導入でき、かつその状態か
ら直立状態に浮力と重力のバランスを利用して転
倒させることができるため転倒手段も消費エネル
ギーの小さな小型の転倒手段が実現できる。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB81.10678 | 1981-04-06 | ||
| PCT/US1982/000100 WO1982002964A1 (en) | 1981-02-20 | 1982-01-25 | Variable temperature coefficient level shifter |
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|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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